雅の日記~お気楽生活をめざして

雅の日記~お気楽生活をめざして

2016年01月01日
XML
家に戻ると、年賀状が届いていた。
2015年は昔からの友人が結構出産ラッシュで、年賀状は子供たちの写真であふれていた。
こういうのを見て「結婚しないと子供も産めなくなるけど、これでいいのかな?」などという気持ちはなくもないが、子供を授かるために無理に男の人を捕まえて、何となくで結婚すると、私の性格上、早期に破綻するので、そういうことはしないほうがいいなと、自分を諫めたりもする(笑)

近年、自分の親と24時間一緒にいるだけで苦痛を感じてしまうので、「家族を作る」ことに後ろ向きなのも、そのあたりに原因があるのかもしれない。

人が家族を作るのは「誰かと一緒でないと寂しい」と思う気持ちが少なからずあるように思う。
それに加え、配偶者や血族(特に自分の子供)は、価値観を同じくしやすいきらいがあるからなのではないか。

だけれど、私は母の話を聞いていると、どんどん息苦しくなる。
「仕事を辞めて結婚して子供を作ったほうがいい」「子供は何よりもかすがいだから仕事優先だときっと後悔する」「何よりも理解してくれるのは家族なんだよ」「家庭を持てばいまある人間関係もやがてなくなる」「たくさん年収があるよりも、貧乏でも人と協調性があって、どんな人にも優しく接する人こそ何より尊い」…。

いや、そういっているあなたこそ、いつも誰かと自分の身を比べて張り合ってばかりいる。子である私のことも理解してくれなかったじゃないか。幼い頃、私にうそをついて児童相談所に送り込んだのに、何を言ってるんだろう、と心の中で思う。

「母はうそつきだよね」「いや、この女性は、自分自身を保つのにいっぱいいっぱいで矛盾に気づかないのだよ。黙ってスルーしてあげなよ」。心の中でいろんな自分が、いろんなことを言いあう。

家族から、家から離れてから、私は居場所というものを見つけた。
仕事でのご縁、居酒屋での出会い、株を通じての仲間などなど、いろんなコミュニティに所属する人との交流で、自分自身の考え方が世の中的にどうなのか、立ち位置としてどうなのか、客観的に自分を見ることもできた。
そういうつながりが、小さい頃母親に抱かれて眠るよりも気持ちがよかった。

確かに家族はよい絆を結ぶことのできる確率が高いコミュニティかもしれない。
でも私は、そういう意味では不適格な存在だった。
母は「私の育て方が悪かったから、雅はこんな風に育ってしまった」と卑屈な物言いをすることで、間接的に私をなじった。
賽の河原で石を積む子供のように、そういわれるたび私の心に石がいくつもいくつも重ねられて、うず高くなった。

正月に帰省するのは苦行に近い。
毎年、年末に気の置けない人たちと酒を酌み交わし、たくさんの笑顔に囲まれて感謝の気持ちでいっぱいになる。だのに家族に会うとそれが木っ端みじんになる。

安寧を得られる居場所というのは何なのだろう?

普通の人とは違う答えだろうけれど、家族じゃないところに私は居場所を持っている。
それは、自分が素直になれる瞬間。「自分が」という思いが小さくなって、ただただ今生きていることに感謝できる空間なのだと思う。

居場所があるだけ、私は幸いだと思う。











お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2016年01月01日 21時29分11秒
コメント(0) | コメントを書く
[健康~こころとからだ] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

プロフィール

slowlysheep

slowlysheep

コメント新着

偏差値…@ Re:終わった人(04/06) me too. 私も、終わった… 廃人です End …
sai@ Re:AI就職氷河期(04/07) こんにちは いつもコソコソと楽しく拝読さ…
coltmile@ Re:私のサナ活(02/26) 素晴らしい!!!
slowlysheep @ Re[1]:たられば2人前(03/01) 隠れファンさん、こんにちは。 アレンザHD…
slowlysheep @ Re[1]:脅威が去る(02/22) すっちゃん!さんへ 不条理のない人生なん…

カテゴリ

キーワードサーチ

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: