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2019.09.06
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三生三世十里桃花 Eternal Love
第18話「決戦前夜」

気弱な長海水君は鮫人(コウジン)族に正面切って宣戦布告する勇気はなかった。
そこで疊風(チョウホウ)はその突破口として将兵たちに兵変を演出させようと思い付く。
夜華(ヤカ)は素素(ソソ)を連れて軍営まで来たが、営内には傷兵たちがいるため、外で待つよう告げた。

疊風は崑崙(コンロン)山を下山して以来、長年、長海水君の代わりに長海軍を率いて来た。
そのため将兵たちは自ずと疊風を信服している。
確かに息子がいないことも長海水君の弱みの1つだった。
すると疊風が営内の中央に立ち、将兵たちに自分に手を貸してくれないかと呼びかける。
しかし傷兵たちはどこか覇気がなく、大局を変えることなど無理だと嘆いた。
何より戦になって負けた時、家族に対する鮫人族の報復が怖いという。
そこで疊風は隣にいる夜華が実は天族の皇太子だと公表、鮫人族を一掃する覚悟だと教えた。
将兵たちはようやく天宮から助けが来たと喜び、ひざまずいて鮫人族を追い出して欲しいと懇願する。
夜華は将兵たちの前で必ずや長海から鮫人族を追い出し、永久の太平をもたらすと誓った。
ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ<おおお~!

夜華が軍営から出て来ると、素素はひどい吐き気に襲われていた。
心配した夜華は疊風に清潔な天幕で軍医に診てもらいたいと頼む。
すると驚いたことに素素は懐妊していた。
夜華は軍医と疊風にこの件を内密にするよう頼んで外してもらうと、黙って素素を抱きしめる。
ともかく大戦が始まる前に一刻も早く身重の素素を人間界に送り届けなければならなかった。
「なぜ私だけなの?」
「これが最後だ」
「本当に?」
「約束だ」
「…はぉ、もう一度だけあなたを信じる」
しかし夜華の顔は心なしか嬉しそうに見えなかった。
「子供ができたと聞いたのに浮かない顔ね…」
「そうか?」
「さっきからあなたの笑顔を見てないけど…」
「ぁ…どうやって笑ったらいいか分らないほど嬉しいんだよ(ふっ」
「ふふふ~公子おめでとうございます、父親になるんですね」
素素はふざけて拝礼すると、夜華も真似をした。
「君にもお祝いを、母親になるんだね」


夜華はつわりがある素素のために自ら夕食を用意した。
それにしても経験がないという割に夜華の料理の腕は良い。
すると素素は夜華がどんな子供だったのか聞いた。
きっとお腹の子は夜華のような子供になるかもしれない。
実は夜華の母は難産で、自分を産むまで7日も苦しんだという。
「じゃあ、お母さんはきっとあなたを特別に可愛がったでしょう?」
「…甘やかされたとは言えないな、私は生まれてすぐ母と引き離され、成長してから母に会えたんだ」
夜華の恩師はとても高名だった。
夜華は毎日、辰の刻には机の前に座り、一度、腰を下ろしたら最後、家のすべての灯りがともる戌の刻末まで勉強していたという。
「いくら恩師がちょっと名高いからって、そんな辛い目に遭わされるなんて…
 天界の太子じゃあるまいし、毎日、苦行させる必要ないのにね」
「そうだな(ふっ」

一方、離怨(リエン)と臙脂(エンジ)は金猊獣(キンゲイジュウ)を連れて長海へ脱出していた。
そこで母の従弟にあたる鮫人族の首領に兵を貸して欲しいと頼んだが、首領は夢でも見ているのかと一蹴する。
「お前の母妃が死んで10万年、お前の父君が東皇鐘(トウオウショウ)に封印されて7万年、
 今ではお前のあの体たらくな弟が翼族を治めている
 何を今さら?よくもまあそんな大口を叩けたもんだ」
鮫人族は権力も権勢も失った離怨を見限り、さっさと追い返した。
↓おじさん、顔色悪いから…w


水晶宮の宴に鮫人族の首領の代理で小公子・紅児(コウジ)と従者がやって来た。
すると長海水君は2公主・緑袖(リョクシュウ)に酌をするよう強要する。
紅児は緑袖を気に入り、父に嫁いで何番目かの夫人になるより、自分に身を委ねてはどうかと迫った。
憤慨した緑袖は鮫人族の顔色ばかり見ている父を非難したが、長海水君が娘を庇う様子はない。
そこへ将軍が慌てて駆け込んで来た。
報告を聞いた長海水君は顔色が一変、しかし紅児には軍の内部で起こった些細な事だと取り繕う。
そこへ疊風が夜華を連れて現れた。

疊風は宴の席で将兵が反乱を起こしたと報告した。
将兵たちを説得することができなければ鮫人族と戦うまでもなく、長海は破滅するだろう。
兵変が起きたと知った紅児たちは驚いて立ち上がったが、長海水君は必死にただの誤解だとなだめた。
すると黙って聞いていた夜華がついに口を開く。
「長海水君は優柔不断だと聞いていたが、この噂が事実だとよく分った
 本君ははなはだ遺憾である…」
紅児は生意気な小仙を見て不気味に微笑むと、夜華に歩み寄っていきなり手を振り上げた。
しかし夜華は片手を伸ばしただけで鮫人族2人を一瞬で突き飛ばしてしまう。
あまりの威力に呆気にとられる紅児や長海水君たち、そこで疊風はこの人物こそ天族の皇太子だと教えた。

長海水君は皇太子が身分を隠して長海に来ていることなど知る由もなく、慌てて拝跪した。
「殿下、他人の讒言(ザンゲン)など信じないで下さい
 私は長海で17万年、大功はなくとも一貫して本分を守って参りました
 神族の体面を損なうようなことなど何も…(汗」
「…しぃま?
 ではなぜ鮫人族の横暴を天宮に報告しなかった?
 長海水君があろうことか取るに足らない鮫人族の首領の息子にへりくだり、兵変を隠すとは…
 それでも水君か?」
夜華は水君が民を守れず、将兵たちの反乱も制圧せず、家族まで犠牲にしようとしたと糾弾した。
「これでどうして本君が信用できると?!」
叱責された長海水君は驚いて思わずその場にへたり込んでしまう。
「じゃんちぃらいっ!」
「ひぃぃぃ〜」

皇太子の逆鱗に触れた長海水君は必死に命乞いした。
そこで疊風は哀れな伯父を立たせ、助け船を出す。
実は太子が長海にお出ましになったのは鮫人族を殲滅させるためであり、保身のためには祭旗(血祭り)しかないという。
長海水君は鮫人族の報復を恐れていたが疊風に説得され、ついに紅児と従者2人の斬首を命じた。

息子の首を見た首領は怒りが爆発、夜華への報復を決意した。
こうして夜華の計画通り、長海水君は天宮を頼らざるを得なくなり、出兵を要請する。
そして翌朝、夜華はまた素素に目を閉じるよう頼み、法術で俊疾山(シュンシツザン)へ送り届けた。
夜華は子供が生まれるまでに必ず帰ると約束し、戻ったら2度と離れなくていいと安心させる。
「もし何かあったら銅鏡で私を呼ぶんだ、必ず半月以内に戻って来る」
「もし半月を越えたらどうすればいいの?(ボソッ」
「(ふっ)私が戻らなかったどうするつもりだい?」
「もし戻らなかったら、あなたにもう半月あげるわ、それ以上は許さないから」
「分った、でも素素、これだけは覚えておいてくれ
 私が留守の間は絶対にこの林から一歩も離れてはいけないよ?
 君は私の子供を身ごもっているから簡単に私の家族に勘付かれてしまう
 もし見つかったら大変なんだ」
「…なぜ大変なの?」
「戻ったら全部、話してあげよう」
「私にはもうあなたの子供までいるのに、あなたの家族に会えないの?」
夜華はその質問には答えられず、ただ小さくため息をついて素素の頬を優しく包み込んだ。
「私の帰りを待っていてくれ、どこか良い場所を探して君の十里桃林を作ろう」
「うん♪」
夜華は仙障を敷いて草屋を守り、天界に素素の存在がバレないことを祈って天宮へ戻った。

長海での報告を聞いた天君は出兵を認め、夜華に1ヶ月で平定するよう命じた。
しかし夜華は7日で鮫人族の首領を討つと宣言する。
天君は頼もしい孫の姿を喜び、鮫人族を降伏させて四海にその威厳を示すことを期待した。
すると最後に青丘との縁談について、閉関中の白浅が出て来たらすぐ婚礼を行うと伝える。
どちらにしても戻るつもりがない夜華は拝命し、寝宮に戻った。

夜華は3叔父の連宋(レンソウ)に協力を求めた。
連宗は改めて女人1人のために未来の天君の座を捨てるのかと尋ねたが、夜華の決意は固い。
自分がいなくなっても天君はすぐ良き継承者を見つけるだろう。
夜華はこの戦で天君に育ててもらった恩を返すと話し、連宋に頭を下げた。
「これも因果だな…」
夜華に青丘との縁談を押し付けた連宋、その後ろめたさを早くも清算する時が来たらしい。
そこで自ら証人となり、天君に皇太子が跡形もなく消えたと証明してみせると言った。
ただしこの件は慎重に慎重を重ね、決して焦ってはならないと釘を刺す。
万が一にも天君が疑心を持てば、例え三界五行の外に隠れても天君自ら夜華を連れ戻して刑を受けさせるはずだ。

夜華と連宋が洗梧宮(センゴキュウ)を出ると宮道に素錦がいた。
天君の命で婚儀の準備のため、仙娥たちに寝宮周りの掃除をさせているという。
素錦は夜華との再会を心待ちにしていたが、結局、夜華は1度も素錦と目も合わせずに通り過ぎた。

夜華は連宋と一緒に母を訪ねた。
息子の来訪を喜ぶ楽胥(ラクショ)、しかし夜華は出産してすぐ母のもとから離れて育ったせいか、息子とは言え決して礼節を怠ることはない。
それが楽胥に母子の情が薄いことを痛感させ、すぐそばで世話をすることができなかった罪悪感に苛まれた。
実は青丘白浅との縁談を知ったのも自分が最後だったという。
この結婚はもちろん、太子という名分を与えられた夜華は幼い頃からあまりに多くの事をあきらめて来た。
楽胥は夜華が普通の子供なら何にも縛られずに済んだと嘆き、思わず涙ぐむ。
連宋は思わず今日の義姉はやけに感傷的だと笑った。
すると楽胥はなぜか夜華が出兵すると聞いて胸騒ぎがするという。
連宗は3日もすれば吉報が届くはずだと安心させると、夜華は珍しく母の手を握りしめた。
「私が出立したら、母妃にはくれぐれもご自愛くださいますように…」
心なしか目は潤んでいるように見える夜華…。
連宋はこれが母子の最後の別れになるのかと思うと、何とも複雑な心境になった。

一方、俊疾山では素素が草屋で夜華の帰りを待っていた。
しかし今はもうひとりではない。
「あなたの父さんは留守なの、我慢してね
 天地に拝礼して夫婦になったのに家族に会わせてもらえなくて、まるでお妾さんみたい
 出かけることもできないし、窮屈よね…」
素素は1人で食事をしながら、ふと窓から空を見た。
今頃、夜華はどこで何をしているのだろうか。

夜華はすでに長海の軍営にいた。
天兵の他に長海軍が1万、疊風も西海から3万の精兵を率いている。
すると思いがけず幕舎に軍装姿の素錦が現れた。
素錦は素錦族の唯一の生き残りとして、天君から各分支部族の首領と共に戦に参加する許可をもらったという。
憤慨した連宗はすぐ素錦を幕舎から連れ出し、皮肉たっぷりに批判した。
「君は武器さえ持つことができない、戦装束だけ立派に整えても何の意味もないぞ」
「…私は太子と存亡を共にするつもりです」
連宋は素錦が天妃になってもまだ夜華をあきらめていないと気づき、呆れた。
しかし素錦は青丘白浅が先の婚約を破談にして夜華に嫁ぐことから、天宮では予想外のことが起きるとほのめかす。
「馬鹿なことを!」
連宗は珍しく声を荒げ、開戦を前に夜華の足を引っ張ることはするなと釘を刺した。

夜華は敵の意表を突くため今夜、出陣すると決めた。
鮫人族も到着したばかりの夜華がよもや攻撃して来るとは夢にも思うまい。
「戌の刻に出陣する!」
皆が慌ただしく準備にかかった。

連宋は素錦という思いがけない不確定要素に苛立ちを隠せなかった。
今夜の擬死計画は完璧にやり遂げなければならず、素錦に尻尾をつかまれてはならない。
すると夜華は鮫人族の斬魄刀(ザンパクトウ)なら一太刀(ヒトタチ)で必ず″死ねる″と言った。
もちろん本当に命を落とすことはなく、刀との間合いを計り、見た目だけ深刻そうな傷をつけるだけだという。

しかし連宋は諸刃の剣だと反対した。
「3叔父、これだけはお願いします、事が終わったら私を隠し場所へ運ぶことをお忘れなく
 そして天君に復命を、私が跡形もなく消え去ったと…」
「…3叔父から最後にひとつだけ聞かせてくれ
 この戦の後、天宮の太子夜華は消える、それでいいんだな?」
「本望です、ここから抜け出し、この身が2度と束縛されることはない…」
そう言うと夜華は笑顔を見せた。

つづく


( ๑≧ꇴ≦)<じゃんちーらい!
いやあ〜カッコいい~!…声が←結局そこw
そして皇太子からまさかの遺憾砲が(笑
それなのに急にア○ムになっちゃって…もう飼えないからw





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最終更新日  2021.10.12 11:56:57
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