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2020.03.08
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※残酷なシーンが含まれています


如懿传 Ruyi's Royal Love in the Palace
第79話「残された指輪」

炩妃(レイヒ)・衛嬿婉(エイエンエン)の謀略は成功した。
御花園から逃げて来た第12皇子・永璂(エイキ)は乾隆帝(ケンリュウテイ)・弘暦(コウレキ)と鉢合わせし、泣きながら烏拉那拉(ウラナラ)如懿(ニョイ)と凌雲徹(リョウウンテツ)が抱き合っていたと報告する。
驚愕のあまり立ちすくむ弘暦、すると嬿婉は進忠(シンチュウ)の目配せに気づき、動揺している永璂を永寿(エイジュ)宮で休ませると言った。
証拠を消すために永璂にすぐ薬を飲ませなければならない。
皇帝の許可が降りると、進忠はただちに永璂をおぶって走り出し、嬿婉もすぐ後を追った。

永寿宮にはすでに薬湯が準備されていた。
衛嬿婉は気が気でなかったが、鎮静薬を飲めば目覚めた時に毒はきれいに消えるという。
すると進忠は、永璂に毒茸を食べさせた側仕えの宦官・小栗子(ショウリツシ)も始末したと報告した。

永璂を養育している愉(ユ)妃・珂里葉特(ケリエテ)海蘭(ハイラン)は慌てて翊坤(ヨクコン)宮へ駆けつけた。
事情を聞いた如懿は激しく動揺し、永璂はどこなのか確認する。
すると海蘭は進忠に連れられて延禧(エンキ)宮に戻り、今は休んでいると安心させた。
しかし侍医・江与彬(コウヨヒン)の脈診では異常がなく、食事も調べてみたが問題はなかったという。
如懿は直感的に罠にはめられたと分かった。
まさか永璂の口から母を貶めるような言葉を言わせるとは何と狡猾なのか。
すると海蘭は皇帝がすでに凌雲徹を慎刑司(シンケイシ)へ収監し、拷問を命じたと伝えた。
「姐姐、皇上が処刑を命じる前に手を打つのよ、そうすれば潔白を証明できる」
「何を言っているの?私たちは潔白よ」
「分かっているけど皇上は疑っている、凌雲徹だけでなく姐姐にも危険が及ぶわ」
「その件はあと、今は永璂のことが先よ」
そこで如懿は太監・三宝(サンポウ)に永璂の側仕えたちはどうなったか聞いた。
実は皇帝の命で皆すでに職を解かれたという。
「何としてでも連れ戻すのよっ!」

衛嬿婉は養心殿へ戻った皇帝を訪ねた。
第12皇子なら夕方まで眠り、その後、延禧宮へ送ったという。
ただ動揺が大きかったせいか永璂は何も覚えていないと報告し、お茶を献じた。
「皇后失格だ…」
弘暦は嬿婉から受け取った茶碗を思い切り床に投げて割ってしまう。
ガシャーン!

永璂が目を覚ました。
海蘭と第5皇子・永琪(エイキ)は本当に皇后と凌雲徹の姿を見たのか確認したが、本人は証言したことすら覚えていない。

「私が額娘の名誉を傷つけたのですか?何てことを…」
永璂は自分が母を貶めたと知って泣き出してしまう。
ともかく海蘭は永璂に責任はないとなだめて休ませると、永琪に皇帝の様子を聞いた。
永琪は皇帝が凌雲徹をつらい拷問に付すはずだと話し、死に至ることは想像に難くないという。
何より心配なのは、皇帝が廃后を言い出しかねない事態だということだった。

そんな中、太妃たちが育てている衛嬿婉の皇子が風邪を引いた。
第14皇子・永璐(エイロ)と第16皇子・永㻇(エイセン) は病弱なため、片方が風邪を引けばすぐ移ってしまう。
皇帝は見舞いを許してくれたが、永寿宮に連れ帰ることはできなかった。
皇后の意向で皇子たちが寿康(ジュコウ)宮に預けられたと逆恨みしていた嬿婉は、なぜ未だ皇帝がこの決定を撤回してくれないのか分からない。
ともかく太監・王蟾(オウセン)に皇子の看病を任せて戻ることにしたが、凌雲徹のことも気がかりだった。
「春嬋(シュンセン)?進忠は何か言ってた?」
「″皇上は凌雲徹を死罪にするだろう″と…」
その頃、進忠は皇帝に讒言していた。
皇后が凌雲徹の潔白を証明しようと躍起になり、第12皇子のことなどお構い無しだと…。

三宝と李玉(リギョク)は第12皇子の側仕えを探していたが、給仕をした小栗子は首を吊って死んでいた。
如懿は口封じに殺されたのだと確信し、やはり食事が原因だと気づく。
そこで当日の品書きを改めてみると、ふと″椎茸と肉の炒め物″に目が留まった。
茸と言えば昔、南方にいた頃、毒茸を食べて死んだ人がいたという。
「中には幻覚を起こす茸もある…これが原因かも?!」
如懿は侍女・容珮(ヨウハイ)に御膳房を調べるよう命じ、また江侍医に椎茸と似ている毒茸がないか探してもらうよう指示した。

容珮たちが早速、出かけて行くと、海蘭は如懿に諫言した。
皇帝が疑っている以上、凌雲徹を救おうと必死になれば皇帝の怒りは増すだろう。
その結果、凌雲徹だけでなく如懿までも危うい立場になる。
「皇上の誤解を解くため、姐姐から凌雲徹に死を…」
「…凌雲徹を亡き者にすれば解決なの?潔白を示せても罪悪感に耐えられない
 永璂も自責の念にかられて深い心の傷を残すことになる」
如懿は海蘭がまた勝手に動くことを懸念し、軽はずみなことはするなと釘を刺した。
仕方なく海蘭は分かったと返事をしたが…。

その夜、衛嬿婉は外套で顔を隠し、慎刑司の令牌を使って密かに凌雲徹の牢を訪ねた。
嬿婉は拷問を受ける凌雲徹のため薬を持参し、さらに凌雲徹の好物を持って来たという。
しかし凌雲徹はかつての好物が今も好きとは限らないと言った。
「女官の身なりで、こんな夜中にご馳走を携えて…最期の見送りに?」
「はっきり言うのね…でもあなたは大きな過ちを犯した、死は当然よ
 あなたは私を守るため宮中に入った、今では死を待つ身…お別れね」
「炩妃娘娘…昔のことは忘れてください」
「?!まだ私を恨んでいるの?」
「娘娘を恨んでなどいません…なら私をこんな目に遭わせたのはあなたなのか?」
「雲徹哥哥、私をそんな女だと思っているの?!」
「かつての嬿婉の姿は胸に焼き付いています、今もずっと…ただ、あの頃の嬿婉はもういない」
嬿婉はいたたまれなくなり、ここで引き上げることにした。
すると凌雲徹は、あの頃の嬿婉がいなくなった今、贈り物を返して欲しいと頼む。
「時は流れても物は変わらぬ…変わらぬことの尊きことよ…
 あの指輪を返してください、冥土の土産にします」
それは第21話で凌雲徹が贈った紅玉の指輪、裏には雲徹の雲と嬿婉のつばめが彫ってあった。
今までどうしても手放せなかった思い出の指輪…。
しかし嬿婉はついに自ら外し、過去の自分と一緒に置いて出て行った。


衛嬿婉は春嬋に支えられ、涙に暗れながら寝宮へ戻った。
その姿をちょうど海蘭と三宝が見かける。
どうやら炩妃も慎刑司へ行ったのだろう。
「愉妃娘娘、いいでんすか?皇后娘娘は反対なさっています」
「…三宝、これは姐姐のためなの」
こうして2人も慎刑司へやって来た。
門衛の話ではやはり先ほど永寿宮の侍女が来たという。
「よく聞きなさい、本宮は皇后娘娘の命令で来たのよ」
「はい、どうぞ中へ」

海蘭の姿を見た凌雲徹はなぜか安堵した様子だった。
「愉妃娘娘、やっとお越しに…」
凌雲徹は傷だらけの身体で拝礼しようとしたが、海蘭はそのままでいいと告げる。
「炩妃がここに来たようね?このような場所にわざわざ来るとは、情がある証拠だわ」
「はい…私と炩妃の旧情が皇后娘娘の名誉を傷つけたのです」
「その件で来たの…」
皇后は永璂が心を痛めないよう、凌雲徹の無実を証明すべく必死に調べているという。
その意味するところは凌雲徹にもすぐ理解できた。
皇帝なら皇后が自分の命を救うために奔走していると誤解し、結果、皇后への怒りを募らせるだけだろう。
全てを終わらせるには自分が死なねばならない。
ただし自害すれば罪を認めたとみなされるだけ…。
つまり皇后の疑いを晴らす唯一の方法は、皇后から死を賜るしかなかった。
「愉妃娘娘…おかげで私の願いが叶います」
「本宮こそ、あなたのおかげで願いが叶うわ…」

その頃、如懿は翊坤宮で李玉の報告を聞いていた。
「小栗子は貧家の出で特別な交友関係はありません、不審な点は見つかりませんでした
 江侍医も茸を調べていますが、なにぶん種類が多く、特定は難しいかと…」
「引き続き調べて」
容珮はさすがにこれ以上の調査は皇帝の怒りを買うと心配したが、如懿は頑なに調べさせろと命じた。

海蘭はこれを機にずっと気になっていたことを聞いた。
「本当のところ、あなたは姐姐をどう思っているの?」
「(ァハッ)愉妃娘娘、信じてくださらぬと思いますが、私は男女の情を越えてお慕いしていました
 きっと誰も信じぬでしょう、でも皇后娘娘がお分かりなら、それでいいのです
 たとえ遠くからでも、お姿を拝見できればいい…笑顔を見られたら十分でした
 私の命で守れるなら、喜んで捧げましょう」
「…以前の私なら信じなかったけど、今はその言葉を信じられるわ」
「感謝します、娘娘」
「思い残すことがあれば、代わりに私がやり遂げるわ」
すると凌雲徹は衛嬿婉から返してもらった指輪を差し出した。
それはかつて嬿婉に贈った愛の証しだという。
指輪を受け取った海蘭は、確かに炩妃がはめているのを見たことがあった。
その時はなぜこんな安物を付けているのか不思議だったが、ようやくその理由を知る。
「多くの件に嬿婉は関わっています、その指輪がいつか役に立つでしょう」
「なぜ姐姐が不貞を疑われた時、証言しなかったの?」
「ァァ…炩妃との関係を証言しても、皇后娘娘の噂を打ち消すことはできません
 それに…炩妃とて心根は悪くない、これも母親や弟、出自のせいでしょう」
凌雲徹は哀れな境遇の嬿婉をかばったが、海蘭はそんな理由は認めないと一蹴した。
家が貧しいからと言って何をしても許されるわけではない、これは品性の問題なのだ。

最後に海蘭は凌雲徹に如懿への伝言を聞くと言った。
「ありのまま伝えるわ」
「皇后娘娘には″息災で″とだけ…」
海蘭は皇后への忠誠を最期まで貫く凌雲徹の姿に敬服しながら、心を鬼にした。
「凌雲徹よ、そなたは″窒息の刑″を賜る…心して受けよ」
「…この日を待ちわびていました、凌雲徹が皇后娘娘と愉妃娘娘に御礼申し上げます」
そこで海蘭は三宝を呼び、涙をこらえて凌雲徹を連行するよう命じた。
三宝は平伏していた凌雲徹を立たせたが、やはり決心がつがず、考え直すよう進言する。
「凌…いえ、小凌子(ショウリョウシ)は潔白です」
すると凌雲徹は三宝の手を握りしめて感謝した。
「三宝…事態を覆すことは、もはやできぬのだ…行こう…」

三宝は号泣しながら凌雲徹の身体を拘束した。
「凌大人(ダーレン)…すみません…うっ…命日には線香を捧げてお祈りします…うっ…」
「…いい匂いだ、梅の花が咲いたのか?」
「…そうです、門の近くで…うっ…蝋梅が咲いていました」
「残念だ…雪の積もる頃、皇后にゃんにゃんに…梅の花を贈ることができぬのか
 来年、供養に来てくれるなら、梅の花を供えてくれ」
「はい…うっ…」
そして慎刑司に凌雲徹の断末魔が響き渡った。

三宝は牢に残っていた愉妃の元へ戻り、凌雲徹が天に召されたと報告した。
「では永琪から皇上に報告させて…もう疲れたわ、皇后娘娘への報告は明日にする」

翌朝、永琪は養心殿の父を訪ね、義母が凌雲徹を処刑したと報告した。
弘暦はいささか意外だったが、窒息の刑と聞くとなかなか厳しい刑だと漏らす。
「それでも生ぬるいが…屍は?」
「規則に従い、太監は火葬します」
永琪は確かに皇后の名誉が凌雲徹に傷つけられたが、御花園の件は永璂も覚えておらず、真偽不明だと訴える。
すると弘暦は体の弱い永璂を自責の念で苦しませたくないと話し、皇后の面目のためにも翊坤宮に行かせないよう命じた。
永琪は拝命し、最後に皇帝と皇后に一心同体であることを望み、仲違いしないよう懇願する。
しかし弘暦は皇后が歩み寄らないと吐露した。
「まあよい、自分で片をつけたことは評価する、火葬せずに無縁墓地に葬れ」

全てが終わると、海蘭は翊坤宮を訪ねた。
如懿はまだ化粧台の前に座っていたが、海蘭はそこでひざまずき報告する。
「私の独断です、凌雲徹の遺体は無縁墓地に葬られた
 一件落着したわ、これで皇上の怒りも静まる
 勝手な真似をしたけど、全ては姐姐のため、間違ったことはしていないわ
 怒っているなら叩いてもいい、罵ってもいい、でも私は正しいはずよ?
 凌雲徹もよく分かっていた、素直に死を受け入れたわ…
 自分のせいで姐姐の名誉を汚したくない、姐姐が幸せになるのなら自分の命を喜んで捧げると…」
海蘭の手の中には凌雲徹から預かった炩妃の指輪があった。
これは凌雲徹が愛の証しとして衛嬿婉に贈ったもので、雲の間を舞うツバメが彫ってあるという。
「凌雲徹が″いつか役に立つかもしれぬ″と…」
すると如懿がようやく重い口を開いた。
「永璂の食べた椎茸が原因だと突き止めたの、もう少しで凌雲徹の潔白を示せたのに…」
「凌雲徹に尋ねたわ、姐姐をどう思っているのかと…彼はこう答えた
 男女の情を越え、お慕いしている…姐姐もお分かりだと…」
如懿は心の友の言葉を聞いてうっすら笑みを浮かべた。
ふと目線を上げると、窓から凌雲徹が笑うように木漏れ日が差し込んでいる。
「私は何度も辛い目に遭った…あなたと凌雲徹が心の支えだったわ…
 あなたは長年の友、そして凌雲徹とはお互い助け合ってきた、私の心を深く知る知己と言えるわね
 ハイラン…いくら私のためであっても、許せないの…下がって」

海蘭の頬を涙が伝った。
しかし決して許しを請うことはない。
すると海蘭は口頭し、黙って出て行った。

窓から差し込む日差しはまだ揺れていた。
「凌雲徹?」
如懿は思わずそう呼びかけたが、返事はない…。

つづく


(꒦ິ⌑꒦ີ)凌雲徹の愛にただ涙…
そう言えば凌雲徹が宦官となって初めて如懿と対面した場面ですが、実は如懿にもセリフがあったそうです
でも話し合って如懿は目線だけの演技にしようと決まったとか





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最終更新日  2020.03.10 12:13:40
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