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2021.01.07
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东宫 Goodbye my princess
第37話「賭場での殺人事件」

皇太子妃の寝殿・承恩(ショウオン)殿、曲小楓(キョクショウフウ)と良娣(リョウテイ)・趙瑟瑟(チョウシツシツ)は札遊びで交流を深めていた。
「殿下が昨夜は承恩殿で過ごされたとか…」
「あぁ?ああ~そのことが気になって訪ねて来たのね?」
「いえいえ…お二人が仲睦まじいのは良いことです」
小楓は他意はないと断り、東宮で皇太子に仕える者同士、今後は仲良くしようと言った。
すると寛大さを見せたい瑟瑟はさらに緒娘(ショジョウ)をいつ東宮に迎えるのかと尋ねる。
困惑した小楓は皇太子に直接、聞いたらどうかと答えたが、咄嗟に女官・永娘(エイジョウ)が補足した。
「緒娘は今、皇后娘娘のもとにいます、太子妃が勝手に迎えることはできません」
「ぁ…そうなの…」

潜龍使(センリュウシ)の若頭となった顧剣(コケン)は郊外の竹林で胡嘯(コショウ)と接触した。
実は配下を高家の三男・高震(コウシン)の賭場に潜り込ませるよう命じてある。
すると胡嘯はすでに陶倹(トウケン)が潜入したと報告した。

永娘は皇太子妃に良娣に用心するよう警告した。
実は小楓も瑟瑟の様子がおかしいと気づいたという。
緒娘の懐妊であれほど絶望したように慟哭していた瑟瑟が、なぜ急に寛大になったのか。
「前に東宮は複雑だと李承鄞(リショウギン)が言っていたわ、陰謀だらけだって」
一方、李承鄞も瑟瑟が承恩殿を訪ねたと聞いて驚いていた。
時恩(ジオン)が永娘から聞いた話では、半日ほど皇太子妃と過ごし、札遊びをして帰ったという。
何でも良娣は緒娘の東宮入りについても尋ねていたとか。
李承鄞はひとまず時恩を下げると、今度は裴照(ハイショウ)があの晩の曲者は瑩児(エイジ)という侍女だったと報告した。
どうやら清寧宮から金銭を受け取って探っているらしい。
「皇太子妃を陰で守っていると勘づかれたのでは?」
「だとしても我々はそしらぬふりを通す…そうだ、明月(メイゲツ)の方は?」
「陛下は足繁く会いに通われています」
以前は深夜には帰っていた皇帝だったが、近頃は夜が明けるまで過ごしていた。

その夜、顧剣は鳴玉坊(メイギョクボウ)に明月を訪ねた。
しかし顧剣の言いたいことを察したのか、明月は話を聞こうとしない。
「何も言わないで…″あの人″は安全なところに?」
「都を出たんだ、しばらく危険はないだろう
 明月、何より大切なのは命だ、生きていてこそ、やり直す機会もある」
顧剣は義父が長年、名誉回復を目指してきたのは、正義のみならず失った家族のためだと訴えた。
もしも再び同じ選択を迫られたら、義父は迷わず母娘を助けるだろう。
顧剣は当時、家族の安否も知れぬ状況だったと義父をかばったが、その時、小楓の声が聞こえた。
「明月姐姐(ジェジェ)!」
すると顧剣は小楓が現れる前に姿を消してしまう。
「明月姐姐!遊びに来たわ!ずっと顔を見せないから心配になって…」
「…実は、良くしてくださるお客様ができたの」
「恋してるのね~ふふふっ!どんな人なの?」
「仙人みたいな人よ、機会があれば紹介するわ」
「はお、私がこの目で確かめるわ!明月姐姐にふさわしい人かをね~」

賭場に潜入した陶倹は、この数ヶ月で店に来た客の名簿を若頭に届けた。
その場で確認した顧剣は、奇しくも張参(チョウサン)に目を留める。
陶倹は張参なら羽林軍の者で、調べたところ皇后の再従弟(ハトコ)だと報告した。
「では皇后が高家を見張るために送り込んだのか?」
「まさか!賭けに溺れ、借金を重ねる愚か者ですよ?品行も悪い
 あんな男を使うはずがありません」
顧剣は高震が張参の素性に気づいていないと知り、これが利用できると思いついた。

小楓が男装でちょうど出かけようとしていた時、瑟瑟が寝殿にやって来た。
「姐姐…宮外へお出かけですか?」
「ぁ…いいえ、試しに着てみただけよ?」
「殿方にも引けを取らぬ凛々しいお姿ですね~羨ましいです」
「なら李承鄞に頼むといいわ」
「もしや殿下からの贈り物ですか?」
「あぁ」
すると瑟瑟は腰から香袋を外し、小楓に贈った。
「新しい衣は工房の匂いがしますから…私が昔から使っている香です、太子殿下もお好きですよ?」
しかし怒ったアドゥが公主から香袋を取り上げ、瑟瑟に投げ返してしまう。
驚いた永娘は代わりに謝罪したが、実は瑟瑟の行動を怪しんでいた。
そこへ急に李承鄞が現れる。
「瑟瑟、青鸞(セイラン)殿を訪ねたら君はここにいると聞いてな…何もされていないか?」
「ちょっと!どういう意味よ?!」
小楓が憤慨すると、李承鄞は瑟瑟が持っている香袋に気がついた。
「香袋なら私にくれないか、太子妃に香りなど分からぬ、瑟瑟、行くぞ」
李承鄞は野蛮な者など放っておけと捨て台詞を吐いて瑟瑟を連れて行ってしまう。

李承鄞は瑟瑟を迎えに来たと見せかけて承恩殿から引き離し、結局、青鸞殿へ行かずに東宮へ戻った。
すると時恩に香袋を渡し、中身を調べるよう命じる。
一方、冷遇された小楓は李承鄞が実は自分を守っているとも知らず、孤独に苛まれた。
「美人で優しい良娣を李承鄞は愛している…
 相思相愛なのに、太子になったことで仕方なく私を娶った
 私はあの2人の間に割り込んだただの邪魔者ね…李承鄞が私を疎むのも当然よ
 良娣が羨ましい…あんなに想ってくれる人がいて羨ましいわ」
小楓は西州での幸せだった日々に想いを馳せ、冷え冷えとした東宮での生活に嫌気が差すと嘆いた。

夜が更けた頃、顧剣が東宮へ報告にやって来た。
李承鄞はようやく緒娘のお腹にいる子の父親が張参だと知る。
実は張参は皇后の再従弟で、羽林軍に配属後、その地位を利用して悪行の限りを尽くしていた。
賭博に殺人、緒娘も力ずくで乱暴されたという。
そこで顧剣は趙参を利用し、高家と皇后の離間を図ることにした。

賭場に潜入させた陶倹はすでに高震の信用を得ており、内情を熟知していた。
実は張参は数日前、賭場で多額の借金をしたという。
そこで張参が返済に窮した頃を狙い、胡嘯を使って借金の解決策を持ちかけることにした。
胡嘯は高家の賭場が非合法だと教え、密告すれば調査が入って借金も帳消しになると吹き込む。
すると早速、役人が乗り込んだが、表向き茶楼を営んでいるため、何事もなく引き上げた。

実は高震には官府に内通者がいた。
あらかじめ調査が入ると聞いた高震は先手を打って難を逃れたものの、誰が密告したのかと恨みを募らせる。
陶倹はすかさず必ず密告者を捕えると約束し、高震の前に張参を突き出した。
激昂した高震は一心不乱に張参を棒打ちしたが、やがて張参の意識がなくなってしまう。
ふと我に帰った高震は恐ろしくなって陶倹に助けを求め、張参が生きているか確かめるよう頼んだ。
張参はまだ息があったが、陶倹は脈を確認するふりをして息の根を止めてしまう。

高震もさすがに殺人を犯したとあって激しく動揺した。
陶倹は怯える高震に代わって張参の後始末を引き受け、張参の亡骸を川に捨てるが、官府に手を回して欲しいと頼む。
「酔って足を滑らせたことにすれば追求されません
 公子、今すぐお発ちに、公子は狩りに出ており都にはいなかった、いいですね?
 たとえ捜査されても客同士の揉め事で公子とは無関係です」

その朝、李承鄞は皇帝を待ち伏せし、偶然を装い清寧宮へ誘った。
皇后は皇帝と皇太子の急な来訪を知ると、中庭まで2人を迎えに出る。
「陛下、突然、どうしてこちらに?」
「皇祖母を訪問後に太子と出くわしてな、太子が言うには清寧宮の茶が美味いとか
 それで味見に来たと言うわけだ」
喜んだ皇后は早速、用意させると言ったが、その時、慌てた様子で太監が駆けつけた。
「沛国(ハイコク)夫人が訪ねて参りました」

皇后の母・沛国夫人は亡き夫の親類筋に当たる張夫人を連れていた。
思いがけず皇帝に謁見した張夫人は泣き崩れ、実は息子の張参が不審な死を遂げたと訴える。
川から上がった遺体は傷だらけで明らかに他殺にも関わらず、官府は″酔って溺死″だと断定していた。
張夫人は頼る当てもなく、沛国夫人のつてで皇后に嘆願に来たという。
「皇上!息子は殺されたのです!賭場の男が遺体を捨てるのを見た者もいます!」
困惑した皇后は法で解決すべき問題だと退けたが、張夫人は皇后のために働いて来た張参を見捨てるのかと号泣する。
すると李承鄞が自分が真相を突き止めると皇帝に申し出た。



張参を羽林軍に入れたのは皇后だった。
皇太子の監視役として叔父の高于明(コウウメイ)にも内緒だったことから、皇后も無下にはできない。
しかし漠然とこの件には何か裏があると感じていた。

皇帝は張参の件を李承鄞に任せて戻ったが、どこか釈然としなかった。
すると太監・曹芨(ソウキュウ)もずい分と間が良かったと首をかしげる。
「あ、陛下がお茶を飲みに皇后をお訪ねにならなければ、何も知らぬままでした」
「…一体、誰がこの芝居を用意したのか、見てみることにしよう」

高于明は高震が姿を消したせいで詳しい事情が分からなかった。
高坤(コウコン)の話では3日前に霊州へ狩りに出たという。
「死んだ張参の身元を調べたところ、皇后娘娘の親戚で下女が生んだ庶子でした
 張家では公にできぬ存在だったようです
 素行の悪いろくでなしで、皇后娘娘は親戚だと名乗ることを禁じていました
 伯母上が突然、押しかけたのも、やむなく調査を請うためかと…」
「ならば高家は動かぬ方が良いな…落ち着くまで戻るなと震に伝えろ」
「それからもう1つ、例の緒娘は張参と関係があったようです」

その夜、青鸞殿で夕餉を取っていた李承鄞は食が進まなかった。
実は張参の事件で協力者が見つからず、行き詰まっているという。
瑟瑟はならば兄の趙士玄(チョウシゲン)はどうかと推薦、李承鄞は確かに瑟瑟の兄なら安心して任せられると喜んだ。

李承鄞の目論見通り、趙士玄は宿敵である高震を追い詰めるには最適の人物だった。
早速、調査を始めた趙士玄は高震が事件の夜、密かに都を離れたと知る。
そこで配下に調査を命じたが、大理寺に全ての証拠を提出するまで皇太子にも伏せるよう指示した。
高家は皇太子の後ろ盾、もし李承鄞に知られれば高震の罪はもみ消されてしまうだろう。
「高家が皆の前でどうやって高震をかばうのか、見ものだな」



瑟瑟は刺繍に没頭していた。
もうすぐ七夕、李承鄞に贈る香袋だという。
錦児は皇太子もきっと喜ぶと話し、何より皇太子は張家を頼りにしていると言った。
その証拠に最近は趙士玄に会うため、皇太子は毎日、侯府を訪れているという。
しかし七夕当日、李承鄞は瑟瑟の目を盗んで承恩殿に向かった。

李承鄞は小楓が七夕で賑わう市中に必ず出かけると踏んで待ち伏せした。
すると思った通り、小楓とアドゥが中庭に現れる。
李承鄞は自分と一緒に出かけなければ皇后に告げ口すると脅し、小楓は仕方なくアドゥを残して付いて行くしかなかった。

李承鄞は小楓が以前、舟に乗りたいと言っていたことを覚えていた。
そこで船頭に銀子を渡して舟を借り、2人で川に出る。
「おい、織姫に七夕の願い事はしたのか?」
「はっ!( ̄人 ̄)どうかこの人を遠ざけてください…鬱陶しくて仕方ないのです」
「こっちの台詞だよ、愚かでまぬけな君にはうんざりだ」
「なら美人で優しい良娣と来ればいいでしょう?!」
「君は私の正妻なんだ、好きなようにするさ」

小楓は思いがけない李承鄞の言葉に頰を赤らめた。
急に恥ずかしくなった小楓は手持ち無沙汰で川の水をもてあそび始める。
するとふと思い立って李承鄞に水を浴びせかけた。
驚いた李承鄞だったが咄嗟に水をすくってやり返し、2人は自然と笑い合う。
「何か歌を聴かせてくれよ」
「なぜ私が歌わなきゃならないの?」
「舟を漕いでやってるだろう?」
小楓はまさかこれが2回目だとも知らず、狐狸の歌を聴かせた。
「♪一匹の狐狸が砂丘にポツリと座ってる~中天にかかる月を眺めている~
 ♪でも本当は月を眺めているわけじゃない~放牧に出た姑娘の帰りを待っているだけ~」
「あ~他の歌にしてくれないか?早く」
「だってこれしか知らないもん」
李承鄞は記憶を失くしてもやはり″他の歌にしろ″と言った。

小楓は櫓(ロ)を見ているうち、自分が漕ぎたいと言い出した。
2人は場所を交代、小楓は初めて舟を動かして喜ぶ。
こうして2人は今までのわだかまりが全て嘘だったように楽しい夜を過ごした。

つづく


|ω-`)<一体、誰がこの芝居を用意したのか…って
LCYしかいないんですけどw





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最終更新日  2021.01.07 00:20:06
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