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2021.02.04
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东宫 Goodbye my princess
第47話「兄の遺志」

今日も良娣(リョウテイ)・趙瑟瑟(チョウシツシツ)はひとり寂しい夜を過ごしていた。
そこへ錦児(キンジ)が慌てて駆けつけ、これから皇太子が青鸞(セイラン)殿に来てくれると知らせる。
喜んだ瑟瑟は錦児に李承鄞(リショウギン)の好きな胡桃菓子を準備するよう頼み、待ち切れずに外の様子を見た。

その頃、李承鄞は青鸞門の手前で立ち止まっていた。
すると急にきびすを返し、寿仁宮の太皇太后を訪ねることにする。
太皇太后は久しぶりに皇太子の顔を見て喜び、ちょうど桜喬(オウキョウ)が剥いたという胡桃を勧めた。
「太奶奶、私が胡桃を嫌いなことをお忘れですか?」
そこで桜喬はすぐ別の蒸し菓子を持って来た。

一方、山奥に潜伏していた小楓(ショウフウ)と顧剣(コケン)は、月を肴に葡萄酒を飲んでいた。
小楓はしみじみ真心で接すれば心が通じると思っていた自分を浅はかだったと笑う。
「でもいい人もいたわ…そうねえ~永寧(エイネイ)、ミロ、珞熙(ラクキ)…明月(メイゲツ)!
 それに裴照(ハイショウ)や永娘(エイジョウ)も…そう考えると私は幸せ者よね」

太皇太后はふと皇太子妃が蒸し菓子を作って届けてくれたことを思い出した。
「味は?」
「苦かったわ」
李承鄞は味見もせず届けるとは、いかにも考えが足りない小楓らしいと呆れる。
しかし太皇太后は小楓の手作りが嬉しかったと笑った。
「確かに口に入れた時は苦かったけれど、噛むほどに甘味を感じたわ」
「まったく~小楓に甘いんですから~」
李承鄞はがさつ者に後宮の主は務まらないと小楓を卑下したが、ふと本音が漏れた。
「できれば無邪気なままでいて欲しい、政争に巻き込みたくないのです」
「あんな賢い子が己の責任や使命を自覚していないとでも?
 太奶奶には1つだけ心強く思うことがあるの…それは小楓があなたを愛しているってこと
 あなたの王位をではなく、心の底から愛している、″李承鄞″をね…」
すると眠れない日々を過ごしていた李承鄞は、やがて太皇太后の膝枕で寝息を立て始めた。

顧剣は西州に帰ろうと言ったが、小楓はどこか迷っていた。
「未練があるのか?」
「そうじゃない、気づいたの、都に来てからの事しか覚えていないんだってことに…
 時々、分からなくなる、私は西州の公主だったのか、最初から太子妃なのか
 あなたもよ?いつもそばにいて親しみを感じるけど、見知らぬ人にも思える
 …ここに私の居場所はないのかもね、目を覚まして身を引く時なんだわ」
「これからは私がそばにいる」



翌日、李承鄞は次の一手に出るため、ある人物を訪ねた。
それは亡き長兄・李承稷(リショウショク)に懇願されて都から脱出させた当時の太傅で、今は小さな農村で私塾を開いている。
すると太傅は恩人である李承鄞との再会に感激し、自ら作った菊花の茶でもてなした。

一方、柴牧(サイボク)は娘を心配し、太医になりすまして拾翠(シュウスイ)殿に潜り込んだ。
明月は父だと気づいて人払いすると、柴牧は回復したら宮中を離れるよう説得する。
後宮の闇は明月が思っているよりも深く、皇帝もいつ心変わりするか分からないからだ。
柴牧はこの20年、忠誠を誓った君主を忘れたことはなく、奸臣を取り除くことが配下としての最後の務めだという。
「危険を冒すのは私1人で十分だ、お前はまだ若い」
「私をまた捨てるの?今度こそ父上について行きます」
柴牧は娘の決意に胸が熱くなり、ともかく後宮に深入りしないよう釘を刺して退散する。
しかし運悪くそこへ皇帝が現れた。
驚いた柴牧はその場に平伏し、顔を隠すしかない。
すると太医に気づいた皇帝から明月の容体を聞かれてしまう。
明月は咄嗟に薬が良く効いており、太医から心配ないと言われたと答えた。
「誠か?」
「はい、皇上…皇上は聖徳なり、明月姑娘と同様に必ずや豊朝の民をお守りくださるでしょう」
柴牧は無事に下がったが、皇帝はなぜ太医がそんな言葉を残したのか分からなかった。

李承鄞の話はかつて科挙で不合格となった挙子7名が自害した事件のことだった。
確かに科挙では大勢の不合格者が出るが、この7名は申し合わせたように同時に縊死(イシ)している。
太傅はすでに結審した案件だと言ったが、李承鄞はある者が大金を使って挙子の遺族を丸め込んだと教えた。
しかし血書の存在までは気づいていないという。
実は挙子たちはなぜ理由なく落第し、死に追いやられたか、血書で詳細に記していた。
この血書には不正を働いた者の名簿もあったが、驚いたことに名を連ねていた高官は当時の試験官だった高于明(コウウメイ)の一派だったという。

李承鄞は長兄から全て聞いていた。
あの時、廃太子の知らせを聞いた太傅が長兄を守るため、血書を隠して高家への攻勢を思い留まらせてくれたことも知っている。
太傅は皇太子の後ろ盾が高家のはずだと困惑したが、李承鄞は生母が顧氏であり、高家を倒すのは顧家と正義のためだと訴えた。
「大哥(ダーグァ)は最愛の哥哥、遺志を告げるのは私だけです!」
太傅は李承鄞の熱意にほだされ、ついにこれまでひた隠しにして来た血書を差し出した。

その夜、李承鄞は血書を持って柴牧を訪ねた。
柴牧は確かに当時の皇太子暗殺と挙子の事件がつながれば、皇帝の高于明への信頼も地に落ちると納得する。
しかし李承鄞は高于明のこと、保身のために新たな陰謀を巡らすはずだと指摘した。
「油断は禁物です」
これまで諌める役目だった柴牧、それがいつの間にか皇太子に諭されようとは…。
柴牧は気を取り直し、あとは諫官(カンカン)が必要だと言った。
「それなら太常寺卿(ジケイ)の奚清卓(ケイセイタク)に…」

その夜、奚寺卿府に怪しい人影が現れた。
するといつの間にか書斎に血書が入った箱が置かれている。
一方、瑟瑟は李承鄞の動向を探ろうと承恩殿にやって来た。
しかし主が不在のせいか宮女たちの姿はなく、諦めて帰ることにする。
その時、突然、アドゥが現れた。
瑟瑟はアドゥを菓子で懐柔、矢継ぎ早に質問したが、アドゥに追い返されてしまう。

翌朝、小楓はアドゥを迎えに行きたいと言い出した。
顧剣は警固が厳しい東宮に戻れば2度と出られないと反対したが、小楓からいつも忍び込んでいたはずだと揚げ足を取られてしまう。
まさかこれまで裴照(ハイショウ)が見逃してくれたとも言えず、顧剣は小楓を連れて暗くなってから承恩殿に忍び込んだ。

小楓と顧剣が湯殿から回って寝所に近づくと、永娘の声が聞こえた。
「アドゥ、太子妃が恋しいの?太子殿下も食事が喉を通らないそうよ?きっと心配なのね…」
永娘は念のため元宵節で小楓が着る予定の婚礼衣装を出して来たところだった。
そこへ今夜も李承鄞が現れる。
「下がってくれ…1人でいたい」
すると永娘は衣装を置いてアドゥと出て行った。

李承鄞は小楓が使っていた寝所でしばし2人の思い出に浸った。
初めてこの寝台で共寝した時、布団を奪われて烈火のごとく怒った小楓…。
李承鄞はふと我に返ると、小楓の婚礼衣装に気がついた。
一番上の帯を手にした李承鄞は小楓の御厠(オカワ)事件で鴛鴦の腰帯(ヨウタイ)を贈ったことを思い出す。
2人でアドゥの短剣をめぐり揉み合い、思わず小楓を押し倒して口づけしてしまった李承鄞…。



その時、小楓は窓紗の向こうにかすかに映る李承鄞の影に釘付けになっていた。
顧剣はかつての苦い経験を思い出し、複雑な心境になる。
あれは李承鄞との婚礼前夜、西州へ帰ろうと差し出したこの手を小楓は取らなかった。
思えばあの時、すでに小楓の結論は出ていたのかもしれない。
すると李承鄞はまさか戸を隔てたすぐそこに愛しい小楓がいるとも知らず、寂しそうに出て行った。



回廊にいたアドゥは小楓の姿を見つけ、抱きついて喜んだ。
「一緒に来て、西州へ帰るのよ、もう1ついい知らせがあるの、顧小五を見つけたわ」
顧小五の正体が李承鄞だと知っているアドゥは困惑した。
するとそこへ顧剣が現れる。
アドゥは顧剣が顧小五になりすましたと知って愕然としたが、ともかく今は宮中を出ることが先決だった。

東宮に簫の音が響き渡った。
瑟瑟は李承鄞が吹いていると気づき、回廊に出てしばし耳を傾ける。
「何て悲しげな音色なの…」
その簫の音は小楓の耳にも届いていた。
小楓は胸が締め付けられ、まるで何かに引き止められるように立ち止まる。
しかし顧剣に促され、後ろ髪を引かれる思いで宮中をあとにした。

小楓が眠りにつくと、アドゥは顧小五を利用した顧剣を非難した。
「卑怯な男だと言いたいのだろう? ←(゚ェ゚(。_。(゚ェ゚(。_。*)コクコク
 私もそう思う、小楓に″顧小五″と呼ばせるなんて… ←自覚あるんか~い( ̄。 ̄ノ)ノ
 時には本当に自分が顧小五になった気がする ←(ヾノ・∀・`)イヤイヤイヤ~
 小楓は心を偽っているが、私は本心だと思いたい…」←弱みにつけ込むかっ( ̄▽ ̄;)
「あなたは自分にも嘘をついているのよ?」←( ๑≧ꇴ≦)そうだそうだ!言ったれ!
「あと半年…私の余命だ、五臓を痛めた」←(O_O)あ、そうだった…
顧剣は顧家と共に死ぬはずが今まで生き長らえ、小楓のそばにいられたと言った。
たとえ一瞬でも小楓が愛してくれたら死んでも後悔はないという。
「一度だけ許してくれ…」←(´-ω-。` )うむ、しゃぁないな…
アドゥは顧剣の思いを知り、それ以上、何も言えなかった。

奚寺卿は朝議で無念の死を遂げた挙子たちの血書と万人の嘆願署名を公表した。
不正の疑惑をかけられた高于明は潔白を訴え、科挙では毎年のように落第者の自死があるという。
まさかそれを防ぐために全員を合格させろというのか。
しかもこの案件は前皇太子の時代に結審し、調書には遺族の署名もあった。
「奚寺卿は何の魂胆があって事件を蒸し返すのです?」
「結審したのは証拠がなかったゆえ、遺族が買収されたのではないと言い切れますか?!」
奚寺卿は捜査をやり直すべきだと上奏したが、高于明は血書の出所はどこかと迫った。
仕方なく奚寺卿は書写をしている時、突然、ともし火が消えて暗闇になり、再び火をつけてみると血書があったと正直に説明する。
これに朝堂はざわめいた。
血書の出所があやふやでは、確かに偽造と疑われても仕方がない。
すると朝臣たちが一斉にひざまずき、不忠の徒に惑わされて忠臣を排除しないよう嘆願した。

李承鄞の狙いは的中した。
朝臣たちが高于明をかばったことで皇帝は高家の権勢を目の当たりにする。
「高右相が臣下の手本だと申すなら、この件は徹底的に調べて高右相の疑いを晴らさねばな」
皇帝は皇太子に一任することにしたが、李承鄞は刺客と皇太子妃の捜索があるため辞退、代わりに刑部尚書・宗奐(ソウカン)を推挙した。

朝議が散会した。
宗奐を尚書に抜擢したのが高于明であることは周知の事実、朝臣たちは皇太子の推薦が明らかにその場しのぎだと気づく。
どうやら元宵節の挨拶は高家に行った方が良さそうだ。

つづく


|ω・`)師父…ごめんw





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最終更新日  2021.02.04 13:56:00
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