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2021.09.23
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寂寞空庭春欲晚 Chronicle Of Love
第24話「おてんば公主」

羊の乳を温めていた琳琅(リンロウ)はその独特の匂いに耐えられず、思わず回廊へ飛び出した。
すると偶然、散策から戻った康熙(コウキ)帝たちとかち合ってしまう。
康熙帝が女官の様子を心配していることに気づいた端敏(タンビン)公主は、お気に入りと噂の女官が琳琅だと気づいた。

端敏公主は庭園にある鞦韆(シュウセン)を見つけ、どうしても乗りたいとせがんだ。
本当は琳琅のために作らせたが、康煕帝は仕方なく端敏公主の背中を押してやる。
すると端敏公主は通りかかった琳琅が自分たちの様子を見ていることに気づいた。
そこで鞦韆から降りようとしてわざと転び、助けてくれた康熙帝に抱きついて見せつける。
親密そうな2人の様子を見た琳琅は動揺し、居たたまれなくなって足早に去って行った。

琳琅は御前女官たちが端敏公主を新しい妃候補だと噂しているのを聞いた。
「幼なじみで気が合うし、皇上は何でも聞いて差し上げているわ」
「確かに公主の前だと皇上は人が変わられたようね」
部屋に戻った琳琅はなぜか胸が苦しくなった。
しかし皇帝を愛せるのはその価値がある人だけ、琳琅は自分では駄目なのだと言い聞かせる。
そんなある日、琳琅は康熙帝が所望したいつもの朝露の茶を献上した。
端敏公主は毎日、乳茶を入れるよう命じたはずだと憤慨したが、康熙帝は乳茶が苦手になったという。
「皇帝哥哥、羊乳の匂いが苦手なあの娘を気遣っているのね?ふふ」

その夜、康熙帝と端敏公主は涼亭でお月見をすることになった。
そこで琳琅は端敏公主から頼まれた菓子と乳茶を献上したが、仲睦まじい2人の姿を見て深く傷ついてしまう。
…愛してはいけない人よ…
琳琅は涙をこらえながら下がった。
すると琳琅の様子をうかがっていた康熙帝と端敏公主は、物陰で悲しみに暮れる琳琅に声をかけた。
「どうかしたのか?」
「何でもありません」
「皇帝を欺くと罪になるぞ?」
「…皇上を欺きました、罰して下さい」
「ふふふ♪皇帝哥哥、私が分不相応な恋はするなと命じたの」
「なんて奴だ、嫁入り道具を与えぬぞ?」
「皇帝哥哥、でもこの子に本心を言わせたのは私のお手柄よ?」
実は昨夜、端敏公主は皇帝が琳琅の部屋の前でたたずむ姿を目撃、やはりあの娘が好きなのだと確信した。
しかし恋は人を臆病にするもの、距離ができるのが怖くて好きになるほど言い出せなくなる。
端敏公主は相手の気持ちが分からないことが障害だと気づき、琳琅を嫉妬させて本当の気持ちを探ろうと提案した。

康熙帝は端敏公主を追い返し、思わぬ茶番になったが琳琅の本心が分かったと喜んだ。
気恥ずかしい琳琅は慌てて逃げようとしたが、康熙帝が道をふさぐ。
「朕の手から2度と飛び出すな」



康熙帝と琳琅の仲を取り持ったおてんばな公主は帰って行った。
恵(ケイ)妃は納蘭逸(ナランイツ)から皇帝と琳琅が端敏公主を笑顔で見送っていたと聞く。
もはや皇帝の琳琅への寵愛を知らぬ者はいなくなった。
「皇上には自重して頂かねば…楊貴妃を死に追いやり、玄宗皇帝は悔いたのよ?」
( ತ _ತ).oO(にゃんにゃん…

花の盛りとなり、康熙帝は琳琅を花見に誘った。
「御花園で待っていろ、朝議が済んだらすぐに行く」
しかし運悪く皇太后が端(タン)嬪と花見に来ていた。
お供していた長慶(チョウケイ)は独りたたずむ琳琅の姿に気づき、わざと牡丹が美しいと誘導する。
すると皇太后は琳琅に気づいた。
「皇上にお仕えもせず何をしている?まさかお妃気取りで花を楽しみに来たのか」
「滅相もございません、私は皇上のご命令で…」
「ふん、並み居る妃嬪を差し置いてお前をお供にすると?」
皇太后は端敬皇后に似ている琳琅を忌み嫌い、皇帝を誘惑したと難癖をつけ棒叩きを命じた。

一方、朝議を終えた康熙帝は着替えを済ませ、喜び勇んで御花園へ向かった。
しかし途中で太皇太后の輿と出くわしてしまう。
「皇上、そんなに慌ててどこへ行くのです?」
( ̄▽ ̄;)<ぁぁ…御花園が花の盛りと聞いて観に行くところです!
すると太皇太后は例え泰山(タイザン)が崩れそうになっても顔色を変えないのが皇帝だと諭してから行かせた。
「オーバイを討つ時も冷静だった皇上が、なぜあれほど慌てていたのか…」
そこで太皇太后は侍女・スマラに皇帝の後をつけるよう命じた。

康熙帝が御花園に到着すると琳琅が倒れていた。
驚いた康熙帝はすぐ琳琅を連れ帰り侍医を呼んだが、あと数回、打たれていたら死んでいたところだったという。
その時、琳琅は夢の中で一族が殺される凄惨な記憶が断片的に甦り、うなされていた。

康熙帝は皇太后の御前勤めたちを御陵へ追いやった。
皇太后は太皇太后を訪ね、たかが女官1人のことでやり過ぎだと訴える。
「悪いのはあの女狐です、端敬皇后に似た子で皇上を誘惑し、母子の仲を裂くなんて…」
「勘違いするでない、端敬皇后はもう死んだ、あの女官は皇上が最も愛する女子だ
 このままでは皇上はそなたを恨む、そうなればもう皇上の心は戻らぬ」

これを機に英(エイ)嬷嬷(モーモー)は長慶と距離を取ることにした。
私怨を晴らすために主の母子の情にヒビを入れるなどあってはならない。
そこで英嬷嬷は長慶にはっきり良からぬ考えを持つ者とは関われないと言って突き放した。

昭仁(ショウジン)殿に太皇太后がやって来た。
太皇太后は皇帝の琳琅への愛が本物だというなら守ってやるべきだと助言する。
「太陽は万物にあまねく恵をもたらす、だが近すぎれば灼熱で人を焼いてしまう
 その者を思うなら立場を知り、距離を考えるのです
 度が過ぎれば後は衰えるのが世の習い、細い流れこそが長く続くと心得なさい」
「よく分かりました…感謝します」

↓さすが太皇太后、上手いこと言うw


康熙帝は琳琅につき切りで看病していたが、太皇太后の戒めを機に我慢することにした。
そこで琳琅が寂しくないよう辛者庫の芸初(ウンショ)と画珠(ガジュ)を呼び寄せることにする。
琳琅は久しぶりに親友と楽しい時間を過ごしたが、そこへ小徳子が現れた。
実は皇帝がどちらか1人が残って琳琅の世話をするよう命じたという。
画珠は迷わず自分が残ると手を挙げ、臨時とは言え夢の御前女官となった。

太皇太后が散策していると、皇帝が梨の花を見ながら物思いにふけっていた。
「そなたの母上は梨の花が何より嫌いだ」
「皇祖母…」
先帝は生前、端敬皇后1人を寵愛した。
歓心を得ようと後宮を梨の木で埋め尽くし、初春になると庭中に梨の花が舞ったという。
確かに美しかったが、御花園では他の花の色が見れなくなった。
「母上は耐えて来た、その苦しみをそなたも感じ取れるはず…正しい道が分かるよう念じます」

長慶は芸初がまた女官頭にいじめられている様子を見かけた。
そこで密かに宦官たちに頼んで芸初の代わりに水がめの水を一杯にしてやる。
芸初は長慶が助けてくれたと気づき、その夜、誰もいない部屋にこっそり入った。
「みんないなくなった…私は独りぼっち」
長慶を避けていた芸初だったが、やはり寂しい。
その時、ふいに長慶が入って来た。
驚いた芸初は帰ろうとしたが、長慶が引き止める。
「これは元々、君への贈り物だ」
長慶は直しておいたかんざしを芸初の髪に挿すと、思わず抱きしめた。

つづく


(  ̄꒳ ̄)うむ…なぜ琳琅の気持ちがこれで分かったのか…w





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最終更新日  2021.09.23 21:59:49
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