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2021.09.29
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寂寞空庭春欲晚 Chronicle Of Love
第34話「芸初との別れ」

その夜、芸初(ウンショ)は約束の場所で長慶(チョウケイ)が来るのを待っていた。
ちょうどその時、宦官になりすまして潜入していた呉子墨(ゴシボク)が脱出を試みようとしたが、巡回中の衛兵に見咎められてしまう。
「誰か!刺客だ!捕らえろ!」
一方、芸初と一緒に逃げることを拒否した長慶はまだ寝所にいた。
しかしやはり居ても立ってもいられず、部屋を飛び出したが…。

芸初は衛兵に追われている宦官の姿を見た。
てっきり長慶だと思い込んだ芸初は慌てて付いて行こうとしたが、衛兵が放った弓矢が背中に命中してしまう。
長慶はちょうど芸初が倒れる様子を目撃、慌てて駆け寄り抱きしめたが、芸初はすでに虫の息だった。

康熙(コウキ)帝は衛(エイ)答応・琳琅(リンロウ)を手放すと決めた。
琳琅は皇帝に別れを告げ、回廊で待っていた納蘭容若(ナランヨウジャク)と一緒に去って行く。
しかしその途中、衛兵が容若に急報を伝えた。
「大人(ダーレン)!刺客を捕らえました!1人は女官で…」
琳琅はその女官が芸初だと気づいた。

琳琅たちが庭園に駆けつけると、ちょうど衛兵たちが長慶を芸初から引き離したところだった。
意識のない芸初を腕に抱く琳琅、その時、芸初がうっすら目を開ける。
「芸初!眠ってはダメ!姐姐が一緒に連れて帰るから…ゥッ…」
「姐姐…私はもうダメ…来世でも妹妹にしてね…」
「約束する…ゥッ…私たちは来世でも姐妹よ…」
すると芸初は安心したのか、そこで息絶えてしまう。

長慶は刺客として捕らわれ、拷問を受けていた。
一方、琳琅は芸初に死化粧を施し、長慶が贈ったかんざしを髪に挿してやる。
すると芸初が暗器を隠し持っていることに気づいた。
それは衛兵・阿武(アブ)から盗んだ長慶の三角鏢(ビョウ)だったが、記憶が戻った琳琅は確かに兄が作った暗器だと確信する。
「まさか哥哥が?!」
そこへ寧(ネイ)貴人・画珠(ガジュ)が血相変えて入って来た。
「芸初!なぜ突然こんなことに!この敵は必ず討ってやる!」
取り乱した画珠は長慶の仕業だと決めつけ、飛び出して行った。

琳琅は芸初のかんざしを改めて良く見てみた。
芸初の話ではこのかんざしは長慶が亡くなった妹のために作ったという。
思えば芸初は長慶が本当は家族想いの優しい人だと力説していた。
…まさかあの長慶が私の哥哥?…

康熙帝は汝寧(ジョネイ)府を発ち、駅舎に到着した。
琳琅を失い意気消沈する康熙帝、すると容若と去ったはずの琳琅がお茶を献上する。
「琳琅?!…留まるのか?私のそばに?!」
「はい」
康熙帝は愛しい琳琅を抱きしめ、思わず涙した。
「昔のことをそなたが忘れられなくても待つつもりだった…ありがとう」
「皇上、実は琳琅、お願いがあります、芸初と長慶は刺客ではありません
 2人は想い合う仲でした、あの晩、私の勧めで駆け落ちを図ったのです」
琳琅は情の深さゆえの過ちだったと訴え、長慶の解放を嘆願した。
すると康熙帝は琳琅が留まってくれるならどんな望みも叶えると約束したはずだと快諾する。
こうして長慶は思いがけず釈放された。

長慶は解放されたが、まるで魂が抜けたようだった。
その様子を琳琅は遠くからながめていたが、そこへ容若がやってくる。
「なぜ留まった?心配事か?私の目はごまかせないぞ」
しかし琳琅は黙って行ってしまう。

厨房に来た長慶は食いしん坊だった芸初の姿を思い出し、悲しみに打ちのめされた。
改めて失ったものの大きさを実感する長慶、そこへ琳琅が現れる。
「あなたの好きなお菓子よ、芸初に聞いたの、あなたの母親の味に似ているって
 他にも芸初から聞いた、ご家族は亡くなったそうね、以前は妹さんがいたとか
 妹さんが10歳の誕生日に一家全員が亡くなり、あなたは死体の山から這い出して生き延びた
 これはあなたが好きだった三角鏢ね…小さい頃から聡明で、何でも自分で作ってしまう…」
すると長慶は琳琅に素性がばれたと知り、思わず首をつかんで殺そうとした。
「ゥッ…良児の誕生日、額娘が作ったお菓子を哥哥が横取りしたわ」
驚いた長慶は机を見ると、その菓子は確かに母が作ったあの菓子だった。
「阿思海(アシカイ)哥哥…私は良児よ、妹の良児なの…」
長慶は琳琅の首から手を離し、呆然となる。
あの時、阿思海は兵士に斬られた母と一緒に良児が倒れるのを見たが、そこで意識を失くしていた。
実はあの時、母は良児に目を閉じるよう命じ、死んだふりをさせて助けてくれたという。
長慶は思いがけず家族と再会を果たし、良児を抱きしめ泣いた。



琳琅と長慶は芸初のことで敵対して来たが、実の兄妹だった。
長慶はまさか親王府のお嬢様で両親から愛され育った妹が記憶を失い、こんな苦労をしていたのかと嘆く。
すると琳琅は全て過ぎたことだと伝え、長慶にも復讐など考えないよう訴えた。
しかし長慶は家族と芸初が死んだことで皇帝への恨みがさらに深くなっている。
「哥哥、私のためにも皇上を殺さないで…」
「好きなのか?…阿瑪と額娘を殺した敵だぞ?!敵を愛するなど許さぬ!」
「…忘れるよう努めますから」
長慶はとにかく妹を先に皇宮から逃そうと決めたが、琳琅は2度と家族を失いたくないと拒んだ。

芸初を犠牲にして脱出した呉子墨は長慶を呼び出した。
すると呉子墨は予定通り琳琅を人質にして皇帝を殺そうという。
しかし長慶は琳琅に手を出すなと脅して帰って行った。

琳琅は皇宮へ戻るのが怖かった。
何も知らない康熙帝は琳琅と2人、このまま幸せな日々が続くと信じている。
しかしこの数日の夢のような時間はろうそくが燃え尽きる直前の最も明るい時のようで、琳琅は不安を募らせた。

その夜、琳琅は康熙帝が眠ったの見計らい、そっと寝台から出た。
皇帝が起きないよう安眠香を焚いて回廊に出たが、そこに宦官が現れる。
実は長慶が待っているので案内するというのだ。
しかし途中で琳琅は怪しいと気づいて足を止める。
「待って、あなたは誰?」

香が消える頃、康熙帝はふと隣に琳琅がいないことに気づいた。
琳琅の姿が見えず、容若たちに捜索を命じたが、裏門付近で琳琅の靴の片方が発見される。
一方、寝所で休んでいた長慶も外の騒ぎに気がついた。
衛答応がさらわれたらしい>(*´・д・)(・д・`*)<えーw

↓正しい″なんてこった!″


長慶は呉子墨の仕業だと気づき、いつも落ち合う山で待ち伏せした。
すると思った通り呉子墨が琳琅を袋に入れて運んでくる。
「女を離せ」
「…ふん、力づくて奪い返すんだな」
長慶は初めて本気を出し、呉子墨は呆気なく吹き飛ばされた。
「よく聞け、琳琅はチャハル親王・博爾済吉特阿布鼐(ボルジギトアフダイ)の娘
 そしてこの阿思海の妹・博爾済吉特良児だ…私のたった1人の家族
 傷つけたら…殺す!」
長慶は呉子墨を追い詰めて蹴り飛ばし、崖から落とした。

長慶は琳琅を無事、救出した。
しかしそこへ琳琅を探す康熙帝と容若たちの声が聞こえて来る。
2人は咄嗟に物陰に身を潜めると、容若が崖っぷちについた血を発見、人が争ったあとがあると驚いて去って行った。

長慶はこのまま琳琅を死んだことにして逃がそうと考えた。
しかし琳琅はどうしても兄と一緒にいると譲らない。
「哥哥が戻らなかったら私はどうなるの?!一緒に行く!」

つづく


(  ̄꒳ ̄)うむ、悪役は崖から落ちると…?





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最終更新日  2021.09.29 20:58:19
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