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2022.01.11
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カテゴリ: 長歌行 全49話


长歌行 The Long Ballad
第6話「物言わぬ旧臣」

幽州に到着した李長歌(リチャングァ)は早速ひとり都督(トトク)府の偵察に出かけた。
すると近くの露店で昼食を取っている兵士を見つける。
長歌は羊肉を差し入れ、実は軍にいる従兄を訪ねて来たと話しかけた。
しかし兵士は従兄を頼っても無駄だと教える。
実は都督の盧江(ロコウ)王・李瑗(リエン)が都に祝辞も送らず、7日も屋敷に閉じこもったきりだった。
兵士たちは都督が罰を受けるのも時間の問題、自分たちも道連れだと嘆く。
「王将軍も盧江王とは姻戚だから同じ穴の狢だ」
長歌は李瑗の男気に感心し、これなら上手く進みそうだとほくそ笑んだ。

一方、魏淑玉(ギシュクギョク)は皇太子からの命を受け、急遽、皓都(コウト)と幽州へ向かうことになった。
皓都の恐ろしい企みを知った李楽嫣(リラクエン)は淑玉に伝えようと機会をうかがっていたが、淑玉は皓都と一緒に荷物をまとめて出発してしまう。
すると慌てた楽嫣は咄嗟に最後尾の荷車に飛び乗り、荷物の中に隠れた。

商人に成り済ました阿詩勒(アシラ)部の亜羅(ヤールォ)は鉄鉱石を持ち込もうとして王将軍に捕まった。
王君廓(オウクンカク)は鉄鉱石の密売が重罪だと脅し、見逃す代わり鉄鉱石をあるだけ持って来いという。
「必要なのは2000石(コク)だ、集まったら私を訪ねて来い」
阿詩勒隼(アシラシュン)が都督府を見張っていると、程なくして亜羅たちが解放された。
隼は亜羅と目配せし宿舎に戻ることにしたが、通りに出たところでばったり十四郎と再会する。

驚いた長歌は初めての街なので見物に来たとごまかし、仕方なく宿舎に戻ることにした。
「奇遇だな、俺も宿に戻るところだ」
すると図らずも2人は同じ清祥邸舎(セイショウテイシャ)に泊まっていると分かる。
「まさか部屋まで同じじゃないよな?ふっ」
隼は先に2階へ上がると、長歌は逃げるように裏の物置へ走って行った。

隼が部屋に戻ると亜羅が待っていた。
「特勤(テギン)、何だか嬉しそうですね?…笑うなんて珍しい」
( ̄∀ ̄)<そうか?
すると亜羅は王将軍が鉄鉱石2000石も要求して来たと報告した。
「どうしますか?」
「何もしない、ふっ、今夜、その王将軍に会おう」

その頃、幽州に向かっていた淑玉と皓都は林で休憩していた。
すると荷車の中から思いがけず楽嫣が現れる。
皓都はすぐ洛陽へ護送すると言ったが、楽嫣は皓都が怖くて淑玉の後ろに隠れた。
( ・ノェ・)コショッ<淑玉哥哥、あの人は信じられない
楽嫣は淑玉が公務のため自分を送ることができないと知り、同行したいと懇願した。
驚いた皓都は公主の身に何かあれば責任を取れないと反対したが、淑玉が楽嫣の安全なら自分が引き受けると豪語して黙らせる。
仕方なく皓都は配下にそろそろ出発すると号令をかけた。
その隙に楽嫣はようやく淑玉に危険を知らせる。
淑玉は心配いらないと安心させたが皓都への不信感は募るばかりだった。

その夜、隼たちは約束通り王将軍が指定した城外の草庵へ赴いた。
実は王将軍は始めから取り引きする気などなく、荷物を受け取ったら商隊を始末するため射撃たちを忍ばせている。
しかし荷車は全てからだった。
「数年ぶりだが俺の顔を忘れたのか?」
「お前は…はっ!阿詩勒部の鷹(ヨウ)師特勤、阿詩勒隼か?!」
王将軍は騙されたと焦ったが、むしろ鉄鉱石より特勤の首を長安に届けた方が価値があると笑う。
「ふん、今、長安へ行って戻って来られるかな?命を保つ策ならあるぞ?お前はそれを拒むと?」
隼は王将軍が決起に必要な武器を作るため、大量の鉄鉱石を求めたと見抜いていた。
そこで阿詩勒部と組めば何でも惜しまず提供すると懐柔する。
さすがに敵軍に降るなどできず王将軍は断ったが、隼は意外にもあっさり引き下がった。

王将軍は配下に阿詩勒隼たちを尾行させた。
しかしすぐ努爾(ヌアル)に勘付かれてしまう。
「このまま続ければ首が飛ぶぞ?気が変わったら草庵に白い布を…こちらから連絡する」
その頃、蘇伊舎(スーイーシャー)は可汗の軍営に到着していた。
門衛に令牌を見せて可汗の天幕へ急ぐ蘇伊舎、しかし途中で小可汗・阿詩勒捗爾(アシラシャアル)に足止めされ、特勤の密書を奪われてしまう。

( ˙꒳​˙ )小可汗も結構、好きです ←誰も聞いてないw


長歌は皇太子璽を使って聖旨を作り、これで引き返すことができなくなったと腹を括った。
そこで独り物置小屋の屋根に登り、月を眺めながら母を懐かしむ。
…阿娘、天上で元気にしている?すごく会いたい
…明日は大勝負に出ます、成否は分からないけれど他に道はないの
…魏徴(ギチョウ)も李世民(リセイミン)に帰順したし、頼る人もいない
…皇太子璽の力で旧配下と手を組み、敵を討ちます
その時、ちょうど宿舎に戻った隼が十四郎の姿に気づいた。

隼は屋根に上がって十四郎の隣に座り、何か悩み事かと聞いた。
「…別に、月を見ていた」
「そうか、都督府に入れず落ち込んでいたのかと…」
「こんな名も無い若造が都督府に入れるものか」
「無名の若造?…最初に会った時は威厳を放っていたぞ?本当に無名の若造なのか?」
「…お前の素性は聞かないから私の過去も聞くな」
「嫌だ」
長歌は話す気が失せて帰ろうとしたが、隼が腕をつかんで引き止めた。
「言いたくないなら聞かない…で、傷はどうだ?」
「大の男だぞ?大丈夫だ」
「大の男か?ふっ、大の男が2人で月を見るか?」
「月は団らんの象徴だ、異郷で月を見て故郷を思い出すのは自然なことさ」
「中原の月の何が良い?美しいのは草原の夜だ…( ̄▽ ̄;)あ」
隼はうっかり口を滑らせ、咄嗟に商売で草原にいたことがあるとごまかした。
すると旅をしたことがない長歌は草原に行ってみたいという。
「草原に行きたいか?」
「たぶん機会はないだろうが…そうだ、阿準、幽州の商売はどうなった?」
「成否は天命次第だな」
「天は信じない、事は人為にあり…阿準のような者も天命を信じるんだな」
「事は人為にありか…面白い、お前が正しい、失言だった」

長歌は阿準が商人にしては短剣に興味があり身体も丈夫そうだと感心し、誰かに師事していたのか聞いた。
すると隼は早くに親を亡くし、生きるために我流で腕を磨いたという。
「天賦の才があるんだな、私なんて師は…」
その時、長歌は隼の腰にあるあの短剣に気づいた。
幼い頃から武術を学び、父より敬愛し、師と仰いでいた李世民、あの時もせめてもの恩返しだと短剣を贈ったが、まさかその短剣で母が殺されることになろうとは…。
隼は長歌が短剣を見ていると気づき、貸してやった。
「見たら返してくれ」
「ケチだな」
「…ふっ、その言いぐさは女みたいだ」
気恥ずかしい長歌は思わず立ち上がり帰ろうとしたが、うっかり足を滑らせ倒れた。
隼は咄嗟に長歌の腕をつかみ、2人は抱き合うように転がり落ちてしまう。
しかし先に落ちた隼が上から落ちて来た長歌を見事に抱き止めた。
思わず見つめ合う2人、その時、物音を聞いた阿竇が物置小屋の戸を開けてしまう。
「あ!何も見てないよ…続けて!」

長歌は何とも恥ずかしくなり、逃げるように小屋に入って行った。
胸が高鳴り動揺する長歌、その頃、隼は名残惜しそうに小屋の前に立っていた。
…十四郎、草原の夜はさほど美しくはない…

翌朝、長歌は阿竇に無事に戻れるか分からないと告げた。
そこで皇太子璽を預け、夕方までに戻らねば阿準を頼るよう命じて出発する。
「もう遭遇しないわよね」
長歌は阿準に見つからないよう宿舎を出たが、隼が後をつけていることに気づかなかった。

長歌は都督府を訪ね、李瑗の故人だと名乗って化粧箱を託した。
門衛から報告を聞いた李瑗は箱を受け取ったが、中を見て驚愕する。
「東宮の者だ…」
化粧箱には東宮の令牌があった。

ちょうどその頃、楽嫣たち一行も幽州に到着していた。
淑玉は別行動をしたいと申し出たが、皓都は淑玉が長歌を探すつもりだと見抜いて反対する。
すると楽嫣が馬車から顔を出し、公主として皓都が自分のそばを離れず警護するよう命じた。
皓都は仕方なくその代わり淑玉に護衛を全員、連れて行かせる。
見知らぬ土地で苦手な皓都と2人になってしまった楽嫣、それでも淑玉と長歌を守るため皓都を足止めしようと馬に乗らずに歩き始めた。
しかし業を煮やした皓都はいきなり公主を馬に乗せ、駆け出してしまう。

長歌は正堂に案内された。
しかし殿内に入るや否や兵士が包囲、飛び込んで来た王将軍に閉じ込められてしまう。
王将軍は長歌を朝廷が遣わした曲者かもしれないと疑った。
すると物陰から様子を見ていた李瑗が現れ、長歌は永寧(エイネイ)郡主だと正体を明かす。
李瑗は永寧の無事を知って喜び、王将軍は無礼を詫びた。
「永寧、心配するな、殿下亡き後、私が守ってやる」
「いいえ、私がここへ来たのは力を貸すためです」

つづく







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最終更新日  2022.01.11 11:30:39
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