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2022.07.30
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斛珠夫人 Novoland:Pearl Eclipse
第9話「外れた仮面」

武挙も最後の試験となる殿選、今回は旭(キョク)帝・褚仲旭(チョチュウキョク)の提案で舞台を霜平湖(ソウヘイコ)に移した。
方海市(ホウハイシー)は湖上に配置された太鼓に乗って待機していたが、幼い頃の海での惨劇が蘇り、立ちくらみに襲われてしまう。
しかしあの時、自分を助けてくれた鮫人族・琅嬛(ロウケン)の姿を思い出し、不思議と心が落ち着いた。

旭帝が淑容(シュクヨウ)妃・緹蘭(テイラン)を連れて会場に到着した。
すると方諸(ホウショ)が命に背いて護衛についている。
「来るなと言ったはずだが?」
「″臣下は主君から離れるな″と言います」
「…おもしろい、どういつもこいつも朕に従おうとせぬ」
褚仲旭の言葉は隣に着席した緹蘭への当てこすりだった。

湖にはやぐらが建てられ、その周りを取り囲むように太鼓が浮かんでいた。
参加者はそれぞれ策を練り、競争相手を蹴落としながらやぐらにぶら下がった箱の中にある玉棒を奪い合う。
緹蘭は試合が始まっても伏し目がちだったが、褚仲旭は心ここに在らずかと嫌味を言った。
しかし緹蘭は注輦(チュウレン)の掟で妃嬪は臣下の前で顔を覆い、ましてや武芸など直視してはならないという。
「注輦は細かいことにこだわらぬはずだが…大徴の掟より厳しく聞こえる」
「おっしゃる通りですね」
緹蘭は面紗を外し、皇帝の意に従って堂々と試合を見ることにした。
その時、ちょうど海市が足を蹴られ、やぐらから落ちてしまう。
驚いた緹蘭は思わず肘掛けをつかむ手に力が入ったが、海市は太鼓につかまり無事だった。

蘇鳴(ソメイ)の間者・何冲(カチュウ)は方海市に協力を持ちかけた。
まず2人で敵を蹴落とし、最後に一対一で決着をつけようという。
何冲の作戦が功を奏し、ついに海市は玉棒を奪い取ってやぐらに上がった。
その時、何冲が下から氷の暗器を放ち、海市は突然、ばったり倒れて湖に落ちてしまう。
方諸は慌てて湖に飛び込み、海市を抱き上げて無事に助け出した。
しかしその際、仮面が外れ、素顔を衆目に晒してしまう。
あれは清海(セイカイ)公だ!>ʕ•̫͡•ʕ*̫͡*ʕ•͓͡•ʔ-̫͡-ʕ•̫͡•ʔ*̫͡*ʔ-̫͡-ʔ<ザワザワ…

会場で黒い血痕が見つかり、方海市を襲ったのが毒の暗器だと分かった。
褚仲旭はすぐ霜平湖と科挙会館を封鎖し、暗衛営の中郎・陳哨子(チンショウシ)に調査を一任、黒幕を暴くよう命じる。
その頃、宮中では鞠七七(キクシツシツ)が鞠柘榴(キクシャリュウ)に頼んでおいた腰帯を取りにやって来た。
「玉蘭花?…慣例では猛獣のはずよ?精緻(セイチ)で美しいけれど殿方にはふさわしくない」
「小公子はとても美しいお顔立ちで、普通の殿方より動きもしなやかです
 あの俗世に染まらぬ雰囲気には玉蘭花がぴったりだと思ったのですが…やり直します」
「…確かにそうね、いいわ、柘榴の見立てなら間違いない」
鞠七七は早速、霽風(セイフウ)館にお祝いの品として腰帯を届けることにした。
2連続で第一甲だった方海市のこと、今日は恐らく首席に選ばれるだろう。

方諸は海市を抱いて急いで霽風館に戻った。
解毒薬を届けるよう指示したが待っている時間はなく、方諸は海市の抱き起こして背中の傷をあらわにする。
「耐えろ、痛いぞ…」
方諸は傷口を短刀で切り裂き、自ら毒を吸い出した。
その艶めかしい様子を偶然にも腰帯を届けに来た鞠七七が見てしまう。



陳哨子は調査を終えて指揮使に報告した。
参加者全員と科挙会館を調べても手がかりはなかったが、何冲が厠で自害したという。
遺書には方海市がいなければ首席になれると思い、陥れたとあった。
2人は裏があると気づいていたが、証拠がなければ追及はできない。
一方、褚仲旭はこれを機に方諸を朝廷に戻すと決め、暗衛営を連れて皇宮に越して来るよう命じた。
戦乱で壊される前は皇宮の護衛たちが寝起きする麒麟(キリン)台があり、鑑明の父も住んでいたことがある。
そこで褚仲旭は許嫁の鞠七七との婚礼も早々に済ませるよう勧めた。

鞠柘榴は夜になっても中庭にいる叔母を心配し、外套を届けに行った。
すると鞠七七は姪の手を握りしめ、しみじみ広大な皇宮で温かいのは柘榴の手だけだという。
「姑姑(グォグォ)?どうかしましたか?」
「いいえ…昔のことを思い出していただけよ
 あれは″儀王の乱″よりも昔のこと、ある名家の若君が両親の命に従い家臣の娘と婚約したの」
あの時、鑑明は自ら婚姻を辞退すると申し出た。
確かに七七とは幼なじみだったが男女の情はなく、色恋にかまけず国のために身を捧げたいという。
結局、双方の親は約束だけで婚姻を先延ばしにしたが、そのまま未だに2人は独り身だった。
「歳月だけが過ぎ娘は老いていく、あの人はいつになったら自分を見てくれるのか…
 その日が来ることをずっと願い続けているの」

殿選での事件は何冲による単独の犯行だったと断定、結審した。
これにより第一甲1位だった何冲の成績が取り消され、合格者は2位の卓一凡(タクイツハン)、3位の方海市、2名に決まる。
主管・蘇鳴は過失責任を問われ、職務怠慢により2階級下の北府軍の都尉に降格、3年間の減給となった。
すると死んだと思われていた清海(セイカイ)公・方鑑明(ホウカンメイ)がついに朝廷に復帰、使持節大都尉および左衛将軍として文武軍を管轄し暗衛営を率いるよう命じられる。
しかも霽風館は三皇子の寝宮だった昭明宮に移されることになり、大臣たちは異例の厚遇に驚きを隠せなかった。

方鑑明が再起を果たし、蘇鳴は今以上に手を出しずらくなった。
…殺すのがさらに難しくなった…
屋敷に戻った蘇鳴は打ち込み台を斬り付け憂さ晴らししていたが、そこへ突然、方鑑明が飛び込んでくる。
すると鑑明は見事な剣さばきで蘇鳴を追い詰め、警告した。
「今度、私の弟子に手を出したら命をもらう」

海市がふと目を覚ますと、師匠の顔があった。
ちょうど海市に薬を飲ませていた鑑明は動揺を隠せず、慌てて薬を置いて出て行ってしまう。
実はあの時、湖の底へ沈みながら海市はこのまま死ぬと思っていた。
…死の直前には最も大切な人の姿が目に浮かぶと聞いたことがある
…私の愛する人は師父だったのね
海市は師匠の幻覚だと思い、思わず師匠に口づけしてしまう。
驚いた鑑明は咄嗟に海市を突き放し、その時、仮面が外れていた。



緹蘭の侍女・碧紫(ヘキシ)が急いで愈安(ユアン)宮に戻って来た。
方海市は峠を越えたようで、清海公も外出しているという。
緹蘭は安堵したが、そこへ突然、皇帝が現れた。
「また臣下に興味を?」
実は碧紫と衛兵が何やら話している姿を偶然、皇帝に見られていた。
緹蘭は恩人である方海市を友だと説明、心にいるのは皇帝だけだと取り繕う。
すると褚仲旭は緹蘭を試すように夜伽を命じた。

その夜、緹蘭は水心苑(スイシンエン)で身を清めてから皇帝の元へ向かった。
緹蘭は皇帝の着替えを手伝うことにしたが、褚仲旭は自分に触れるなと怒鳴りつける。
「私のどこが間違っているのか教えて下さい」
「何を教えろと?!厚かましい!」
「…紫簪(シサン)姐を忘れられぬなら私が演じて見せましょう」
「っ!恥知らずめ!」
紫簪の名前を出された褚仲旭は烈火の如く怒り出し、穆徳慶(ボクトクケイ)を呼んだ。
「淑容妃珂洛爾提(カラクジテイ)氏は嫉妬から無礼を働いた…ワナワナ…
 南宮に軟禁せよ!2度と顔を見せるな!連れて行け!…ゼエゼエ…」

つづく


(# ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾ キィッ!2度と見たくないのは皇帝の顔だっつー!





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最終更新日  2022.07.30 22:52:07
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