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2022.08.07
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斛珠夫人 Novoland:Pearl Eclipse
第12話「半歩の距離」

方海市(ホウハイシー)は師匠への想いを断ち切ろうとするあまり訓練に没頭、殿選での古傷を悪化させた。
心配した陳哨子(チンショウシ)は清海(セイカイ)公に小公子の様子を伝えたが、方鑑明(ホウカンメイ)は新兵には過酷な訓練が必要だと厳しい。
そこで方卓英(ホウタクエイ)が軍営に駆けつけ、無茶をする海市を連れて帰ろうとした。
「都で努めに励み、師父に孝行すればいいだろう?」
「孝行?ふっ…清海公・方鑑明は私の父親なんかじゃない!」
卓英は海市の激しい感情に戸惑い、無理強いせず帰ることにした。

その夜、海市は開いた傷口のせいで熱を出し、うなされていた。
心の奥底に封じ込めた方鑑明への恋心、しかし夢の中ではごまかすことができない。
海市はふと目を覚ますと、枕元に立つ師匠の姿があった。
「師父…あなたがとても好きなの…思いが強くて離ればなれになるのは辛い…
 この気持ちをあなたは知っているかしら?…師父…」
しかし海市は再び深い眠りに落ちてしまう。

翌朝、目を覚ました海市は慌てて外へ飛び出した。
すると心配した任勇(ジンユウ)たち4人が幕舎の前に集まっている。
「粥が置いてあったが誰か来たのか?!」
「我らが作りました」
「朝からここにいましたが、粥を運んだ呉恙(ゴヨウ)以外、誰も入っていません」
海市は夢を見たのかと思ったが、あれは確かに師匠の姿だった。

黄泉関への出発を明日に控え、兵士たちは一度、家に戻ることになった。
そこで海市も師匠に別れの挨拶をするため、昭明宮を訪ねる。
するとちょうど棋譜を解いていた方鑑明が一局、対戦しようと誘った。

一方、緹蘭(テイラン)のウサギ・小乖(ショウカイ)は鞠柘榴(キクシャリュウ)の進言のおかげですっかり元気を取り戻していた。
今では金城宮(キンジョウキュウ)の人気者になっていたが、急に李(リ)侍医が謁見を願い出る。
聞けば淑容(シュクヨウ)妃が頑なに彫り物を続けているため怪我が悪化の一途を辿り、薬を使っても根治しなくなっていた。

方鑑明と海市は対局しながら互いに牽制し合った。
鑑明は海市の一手を焦り過ぎだと指摘、強引に進めるなと諭せば、海市は師匠が一思いに自分を下す自信もなく、かと言って手放すこともできないとやり返す。
その時、回廊から錦服が届いたので受け取るようにと報告が聞こえた。
そこで海市は最後の石を置き、別れの挨拶代わりに思いの丈をぶちまける。
「私にとって師父は特別です、だからこそ半歩の距離を保って欲しい
 たとえ養父としての情であれ、師弟愛であれ、踏みとどまってください
 あと半歩近づけば、海市は言うべきではない言葉を吐き、すべきでない事をする…
 もしそうなれば、海市は一生、辺境にとどまり師父を避けなければならなくなります」
すると鑑明も石を置いたが、やはり局面はこう着したまま動かなかった。
「…どうしても白黒つけるとしたら、私に勝算がある」
海市は自ら決着をつけて出ていった。

旭(キョク)帝・褚仲旭(チョチュウキョク)は南宮に淑容妃の様子を見に行った。
すると緹蘭はすでに半数の龍尾神を完成させ、あと10日もあれば彫り終わると報告する。
「…惜しいな、血がにじみ汚れている」
褚仲旭は遠回しに休ませようとしたが、緹蘭は頑なだった。
「すぐ手を洗って彫り直します」
驚いた褚仲旭は自分への当てつけかと憤慨、思わず緹蘭を引き止めようとしたが、その時、緹蘭が握りしめていた小刀でうっかり手を切ってしまう。
しかし褚仲旭の身体は傷を負うことがないため、咄嗟に手を隠してごまかした。

褚仲旭は腹いせに侍女を死罪にすると命じた。
すると緹蘭は皇帝に逆らう気など毛頭ないと謝罪、褚仲旭のために彫った龍尾神のお守りを贈る。
「大徴(ダイチョウ)に来た頃は孤独で苦しみばかりの自分の人生を恨めしく思いました
 でも今はそんな恨みも消えました、陛下の苦渋を察したからです
 陛下も私も運命に幸福を奪い取られてしまった…陛下と私は相容れない運命なのでしょう
 でも緹蘭、せめて紫簪(シサン)阿姐を想うよすがになればと龍尾神を彫りました
 少しでも陛下の苦しみが和らぐようお祈りしております」
褚仲旭は緹蘭に自分の心を見透かされたようで居ても立っても居られなくなった。
そこで龍尾神を捨て、彫刻はもう必要ないと免じる。
「淑容妃と侍女を愈安(ユアン)宮に戻せ」



海市は方卓英と一緒に錦服を受け取った。
確かに海市の錦服も洗練され美しかったが、卓英の錦服は鋭い目をした鷹が刺繍され、最上の技巧が凝られているという。
実は少府監に来た皇弟・褚季昶(チョリチョウ)が鞠柘榴の鷹の刺繍を気に入り、衣を寄こせと駄駄を捏ねていた。
しかし注輦(チュウレン)から献上された銅線で刺繍したため非常に重く、武人でなければ着こなせないと説得して諦めてもらったという。
「哥?ふっ、″花の盛りに手折らねば欲する頃には枝ばかり″…」
「…知った口を」
そこへ師匠の使いがやって来た。
清海公が公務で帰れないため、海市に自分の部屋へ泊まって行けという。

↓鋭い目…鋭い目…👀


師匠の寝殿にはすでに海市の鎧が準備されていた。
海市は師匠の寝台に腰掛けると、思わず枕を腕に抱いて香りを確かめる。
↓フレーメン反応w

一方、宮中では方鑑明が月を眺めながら海市の言葉を思い出していた。
…海市、近づこうにも我が身の自由が利かぬ私に何ができようか…
鑑明の手のひらには小刀で切られた傷があった。

あの年、儀(ギ)王は逆賊討伐を掲げて宗室を殺し、庶民を苦しめ、忠臣を害した。
皇太子・伯曜(ハクヨウ)は亡国を愁い自死、褚仲旭と方鑑明は自分たちの力だけを頼りに起死回生を図ろうと踏ん張る。
しかし手探りで進んでいた道の半ばで方家が滅ぼされ、我を失った鑑明は命令を無視した。
その結果、紫簪が亡くなり、褚仲旭をも危機に陥れることになってしまう。
鑑明は軍の士気を高め、戦局を掌握すると、大事な友を生かすため、褚仲旭の″柏奚(ハクケイ)″になった。
この時から2人の運命はひとつ、鑑明は褚仲旭の病や傷を代わりに引き受ける身体になる。
…海市、お前と会わなければこの一生を淡々と全うしただろう
…お前という存在によって後悔ではなく、無念な思いがもたげてきた
…海市、許してくれ

翌朝、海市が錦服に着替えた頃、師匠が現れた。
海市の気持ちに応えることはできない鑑明、そこでせめて軍装の支度を手伝い、送り出してやることにする。
すると海市は師匠からもらった玉板指を返した。
「戦場で壊してしまいそうなので…
 師父、以前に″行行重行行(行き行きて重ねて行き行く)″という詩を教わりました」
海市は師匠の言葉を待ったが、鑑明は思わず目線を外してしまう。
それが答えだと分かった海市はあきらめがついた。
「…では師父、お体に気をつけて」
その時、鑑明が思わず海市の背中に声をかけた。
「海市…」
海市はかすかな期待を抱いて足を止めたが、鑑明は″行行重行行″の最後の一節を引用する。
「海市、″棄捐勿復道 努力餐飯(思いを捨てよ、しっかり食事をせよ)″」
「…師父、保重」
海市は振り返らず、涙をこらえて出て行った。

一方、褚仲旭は鑑明に出征の儀を任せ、身支度もしないまま紫簪の部屋にこもっていた。
これまで弱みを見せまいと虚勢を張って来たが、思いがけず緹蘭に孤独を見抜かれ動揺が隠せない。
「そなたと共に年を重ねたかった…そなたを失ってから苦しさだけが募る…
 もう力尽きそうだ!紫簪…強い姿を見たいのだろう?だが誰と生きていけというのだ…」

方鑑明は夕暮れ時、皇帝と一緒に楼上に立った。
いつになく感傷的な褚仲旭はふと紫簪が天啓の秋の落日を愛していたと思い出す。
「黄金色に染まって繁栄を祝うかのようだと…」
「美しい夕日です」
鑑明は誰しも平穏な日常を望むものだと話し、互いに定められた運命がある以上、多くは望めないと諭した。
「執着せず、折り合いをつけることも必要かと…」
「お前は変わったな…お前の心には執着するものがないと?」
「あります、胸に秘める想念が…」
実は大徴建国以来、歴代の君主は方家と柏奚の契りを結んできた。
鑑明は多くのことを共有し近づきすぎては傷つけ合うだけだと吐露する。
驚いた褚仲旭は鑑明を柏奚にしたいと望んだことはないと訴えたが、鑑明は自分が望んだと言った。

つづく


( ˙꒳​˙ )なぜか全然、入ってこない
ちゃんと見てないのか?いやヤンミーの声かw





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最終更新日  2022.08.07 23:32:58
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