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2022.08.20
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斛珠夫人 Novoland:Pearl Eclipse
第15話「美しき捕虜」

清海(セイカイ)公・方鑑明(ホウカンメイ)は流觴(リュウショウ)軍を率いて西平港に到着、早速、戦術を練った。
そこで自分をおとりにして月亮(ゲツリョウ)湾に敵の船を誘い込み、火攻にするという。
海戦に長けるなら陸戦に弱いはず、敵兵を上陸させてすばやく決着をつけねばならなかった。
「流言を広めよ、私が月亮湾へ視察に向かうと…」

その頃、方海市(ホウハイシー)は蘭茲(ランシ)へ向かった迦満(カマン)人に危険を知らせるため紅薬原(コウヤクゲン)に向かっていた。
紅薬原とは紅薬帝姫から取った名、紅薬は若くして鵠庫(コクコ)に嫁いだ大徴(タイチョウ)の皇女だという。
紅薬は次々と3人の藩王の妃となって権力を得たが、儀(ギ)王の乱で自ら兵を率いて異母弟である儀王・褚奉儀(チョホウギ)を援護し、戦乱で命を落としていた。
末子は行方不明となっていたが、恐らく生存はしていないだろう。
旭(キョク)帝と清海公が攻め込んで数日間の激戦を繰り広げた雪原は、20里にわたり戦死者の血肉で埋め尽くされたという。

海市たちは鵠庫兵に襲われている迦満人を助け、敵兵を撃破した。
しかし迦満人を連れて先に逃がした郭大成(カクダイセイ)たちが敵将・魯爾丹(ロジタン)に捕まってしまう。
(  ̄꒳ ̄)🏹 ウム…  大哥!逃げろ!>乂(>◇< )乂(>◇< )<俺たちに構うな!
海市は兄弟を見捨てられず投降、部隊は捕虜となって蘭茲に連行された。

海市は右菩敦(ウホトン)王・額爾済(ガクジセイ)の前に突き出された。
魯爾丹の話ではこの華奢で小さな男が配下を8人も殺し、左王を仕留めたという。
にわかに信じられない額爾済、そこでいきなり海市に短刀を投げつけた。
すると海市は瞬時に短刀を受け止め、これを利用して手枷の鎖を断ち切ると、草原の掟を持ち出し決闘を申し込む。
「私が負けたら右王に帰順する、ただし私が勝ったら仲間を解放してもらう」
「いいだろう、体格が劣るお前は短刀を、私は徒手で十分だ」
しかしそれが裏目に出た。
額爾済は素早い海市に手こずりながらも力でねじ伏せようとしたが、隙を突かれて首に短刀を突きつけられてしまう。
「解放しよう、だが今日とは言っていない」
海市は卑劣な右王に憤慨したが、人質を守るため我慢するしかなかった。

一方、西平港では敵兵が方鑑明の罠にはまり、船を捨てて上陸を始めていた。
報告を聞いた鑑明はすぐ出陣することにしたが、その時、小公子が鵠庫の捕虜になったと密報が届く。
「何だと?!」
鑑明が驚いて足を止めると、後ろにいた副将・修風(シュウフウ)が突然、腕に隠していた暗器を放った。
「清海公、恩人に報いるため、不本意ながら英雄に手をかけた、すまない」
鑑明は左胸を負傷、すると修風は護衛が突きつけた剣で自ら命を絶った。

方鑑明は静養を余儀なくされたが、作戦が功を奏して敵兵はほぼ壊滅した。
西平港刺使(シシ)・陳赫然(チンカクゼン)の報告では残る敵船は2隻、そこで鑑明は3隻を配置させ、日の出の前にすべて沈めるよう命じる。
…海市、耐えるのだぞ…
その頃、瀚(カン)州一帯の諜報網を束ねる鞠七七(キクシツシツ)の元にも一報が届いた。
驚いたことにあの方海市が右王の捕虜になったという。
「はお…好都合だわ」
鞠七七は自分を捨てた方鑑明とその方鑑明が寵愛する方海市への恨みを募らせ、小さな切れ端に刺繍を始めた。

↓ナナナのオカルトが過ぎるw


翌朝、戦に勝利した方鑑明は後処理を刺史に任せ、士気を下げないよう負傷したことは口止めした。
刺史は清海公の怪我を心配していたが、鑑明は痛みを隠して黄泉関へ向かう。
一方、蘭茲では魯爾丹が右王に勝利した方海市を独断で殺すことにした。
そこで罠を仕掛け、方海市が独房から出て来たところを狙う。
すると独房が火事なった。
魯爾丹の配下たちは矢をつがえたが、なかなか方海市が現れない。
その時、運悪く騒ぎに気づいた右王が駆けつけた。
「なぜ火事になった?!」
「それが…方海市が牢を破り、見張りが殴り倒されて、その時、松明が倒れたのです」
見張りの兵が説明していると、濡れた毛皮の毛布をかぶった方海市が飛び出して来た。

海市は右王の声が聞こえたので安心して外へ出たと言った。
その意味を悟った額爾済は魯爾丹に射手を連れて何をしていたのかと尋ねる。
魯爾丹は咄嗟に脱走が心配で見に来たとごまかしたが、海市は失笑した。
「ふっ、誰が私に毒を持った?脱走するようわざと牢の鍵を外したのは誰だ?
 大方、矢の雨を降らせて私を針鼠にしようと大勢の射手を連れて来たのだろう?」
海市は確かに火事なら証拠も一緒に焼けて消えると指摘し、懐に隠していた焼餅(シャオピン)を出した。
「お前が持って来たな?ほら、食べてみろ」
すると焦った見張り番は毒入りの焼餅を遠くへ払い避けてしまう。

魯爾丹は仕方なく過ちを認めて謝罪した。
しかしこれも右王への忠誠心からに他ならないという。
額爾済は火を消すよう命じて罰を与えなかったが、そこへ思わぬ報告が舞い込んだ。
実は左部の奪洛(ダツラク)が南門に現れ、方海市の身柄の引き渡しを求めて来たという。

新しい左菩敦王は前王の異母弟にあたる奪洛だった。
奪洛は先王を殺した方海市が紅薬原で右部に捕らわれ、叔父である左王との決闘で勝ったと耳にしたという。
額爾済は知らないとごまかしたが、配下は捕虜1人のために左部と争うのは危険だと諫言した。
しかし額爾済に思いがけない情報が届く。
密書には方海市が女子だと書いてあった。
そこで額爾済は方海市のことは知らないが、自分と対決した相手となら会わせても良いという。

監禁されていた海市は妃の衣装を着るよう強要された。
もし拒めば1刻ごとに捕虜を殺すという。
仕方なく海市は草原の妃の衣装に身を包み、面紗で顔を隠して城門へ登った。
「…美しい、昨日とは別人だ」
額爾済は賢く勇敢でありながら美貌に恵まれた方海市にすっかり魅了され、甥の元へ連れて行く。
すると海市は新しい左王こそ黄泉関で戦ったあの方卓英(ホウタクエイ)と瓜二つの戦士だと知った。

↓( ๑≧ꇴ≦)ちょっとお兄の頭wwwなぜそうなった?!


額爾済は海市を提蒂(テイテイ)と呼び、自分と戦った相手だと教えた。
奪洛は妃の顔を見ようとしたが額爾済が阻止、その隙に海市は城内へ引き返してしまう。
その時、魯爾丹が機転を聞かせ、先の火事で焼死した阿爾泰(アジタイ)の亡骸を運んで来た。
「実は紅薬原で方海市を捕らえて…
 しかし狡猾な奴で牢で火を放ち逃げようとしましたが、私の矢に倒れ焼死しました
 報告が遅れたため、お二人が行き違うことに…」
奪洛は遺体を見たが、真っ黒な骸では方海市本人なのか確認しようもなかった。
「叔父、その骸が方海市なら話は終わる
 だが違う奴の骸だと分かったら…蘭茲も黒焦げにしてやる、退くぞ!」

海市は城主府への道すがら自分の情報の出どころがどこか聞いた。
しかし額爾済は妃になれば何でも教えてやるという。
「誰がお前の妃になるか、対決に敗れたうえに約束を破る卑怯者だ…」
その時、偶然、新しい迦満人の人質たちが連行されるのを見た。
海市はその中に迦満人に成り済ました張承謙(チョウショウケン)がいることに気づき、咄嗟に咳払いして合図する。
「…それでいつ捕虜を解放するつもり?」
「お前が私に嫁げば全員を解放しよう」
海市は牢に戻れば張承謙と接触できそうだと考えたが、額爾済は城主府で自分と過ごすよう命じた。

額爾済は海市を城主府の部屋に監禁、贈り物を届けて機嫌を取った。
しかし海市はいきなりグラスを割って破片を自分の首に突きつける。
「王妃にはならない、逃亡するつもりもないが、無理強いするなら命を絶つ!」
驚いた額爾済は捕虜を何人か解放すると約束、海市の望み通り城内を自由に歩かせることにした。

地下牢に右王が妃を連れてやって来た。
額爾済は提蒂妃が食料を与えると言って各牢屋に配給、その間に海市は張承謙の居場所を確認する。
どうやら張承謙は提蒂妃が海市だと見抜いたが、大成たちは気づいていないようだった。
すると張承謙の咳払いを聞いた大成たちは具合が悪そうに咳込み始める。
そこで海市は咳の止まらぬ捕虜が奇病ではないかと疑い、早く出すよう勧めた。

海市のお陰で大成たちは解放、城外へ放り出された。
すると女がわざとぶつかって来る。
大成たちは女の首飾りに気づき、張承謙から聞いた守衛近くにいる味方だと分かった。
そこで女に密かに暗号を渡し、何食わぬ顔で別れる。
一方、方鑑明は休まず黄泉関を目指し、山道でついに馬を一頭、潰した。
護衛は20里先にある暗衛営の拠点に馬を準備させておいたが、このままでは清海公の傷が悪化すると心配する。
その時、伝書鳩が戻って来た。
…方海市の正体が露見、右王に捕らわれ妃になるよう迫られている…
方鑑明は傷口が開き喀血したが、海市のために我が身を顧みる余裕はなかった。

額爾済は海市に腰牌を与え、約束どおり城内を自由に歩かせた。
そこで海市は再び差し入れを持って地下牢を訪ね、食べ物を配りながら張承謙と接触する。
「いつも粗末な食べ物だからありがたいっす」
「これは良い焼餅よ、東の市場は胡麻が多すぎる、西門の店は材料が少なくて崩れやすいの」
張承謙は東に兵が多いが、西は手薄で守りが弱いと分かった。

額爾済の元に急報が舞い込んだ。
紅薬原を踏みにじり、鵠庫が分裂するきっかけとなった方鑑明が黄泉関に向かっているという。
しかし方海市の正体を知らせた者とは別の筋からの情報のため、すぐに真偽を確かめることにした。
「相手は鵠庫共通の敵だ、直ちに各部族に知らせておけ!」
額爾済はこの機会に必ず雪辱を果たしてみせると奮起した。

つづく





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最終更新日  2022.08.20 00:22:57
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