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2023.05.27
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苍兰诀 Love Between Fairy and Devil
第16話

蒼鹽海(ソウエンカイ)の猟師の集落で一夜を明かした小蘭花(シャオランファ)と東方青蒼(ドンファンチンツァン)。
小蘭花は集落に男がいないことに気づいていたが、その朝、その理由を知った。
実は月尊がいなくなってから幽王たちの戦が続き、召集された男たちは戦死してしまったという。
女たちは髪に花を挿していたが、それは霜鹽花(ソウエンカ)と言って男に死なれた女がつける花だった。

東方青蒼は宮殿に戻ることにした。
すると集落を出ようとした時、月尊に気づいた老婆が呼び止める。
「尊上?」
女たちは月尊だと知って慌てて平伏したが、老婆は拝礼するどころか、月尊に聞きたいことがあると迫った。
驚いた嫁は月尊の怒りを買えば皆殺しになると怯えて止めたが、東方青蒼は続けろという。
「尊上、この3万年の間どこにおられたのですか?」
月尊さえ戻れば苦しみが終わると信じて待ち続けた老婆たち、しかし月尊が戻ったのは夫や息子が戦死したあとだった。
実は東方青蒼は幼い頃、父と狩りでこの村に泊まったことがあるという。
老婆の孫は当時、東方青蒼と年も近く、一緒に狩りを楽しんだと話した。
「後に軍隊に入ってあなた様と戦に行ったきり、玄虚(ゲンキョ)の境に3万年、封印されたままです
 あなた様は戻られても、孫は戻って来ません!」
老婆は自分が死ぬ代わりに孫を連れ帰って欲しいと訴えた。
女たちは一斉に老婆の命乞いを始めたが、東方青蒼は黙って集落を出て行ってしまう。

東方青蒼は崖でしばし物思いにふけった。
すると遅れて小蘭花がやって来る。
「皆を見捨てたわけじゃないって、なぜ言わなかったの?」
「…理由などない」
「私にも言えないの?」
「秘密が必要だと言ったのはお前だ」
小蘭花は東方青蒼の変化に気づいていた。
蒼鹽海に来た頃、月尊の怒りを買えば誰であろうと命がないと聞いたが、老婆に責められたのに見逃している。
「老婆ゆえ殺すのが忍びなかっただけだ…」
「忍びない?それは同情や哀れみと同じだわ、七情を失ったはずなのにどうして?
 はっ!もしかして…」

東方青蒼と小蘭花は東方青蒼の心海に入った。
すると驚いたことに根を絶たれたはずの木から新芽が出ている。
小蘭花は喜んだが、東方青蒼はなぜか顔をこわばらせた。



その夜、東方青蒼は父の夢を見た。
幼い頃は父も蹴鞠(ケマリ)で一緒に遊んでくれたが、ある日、突然、2度と鞠には触れるなと叱られてしまう。
それから父の厳しい修練が始まった。
東方青蒼はふと目を覚まし、海市(カイシ)から戻って以来、毎日、夢でうなされていると気づく。
…私の七情は本当に急速に回復しているのか?…

翌朝、小蘭花は東方青蒼が眠れないと知り、安眠できる香りの蘭の花を届けに来た。
しかし東方青蒼は情が復活することへの不安が強くなり、小蘭花にも冷たく当たってしまう。
「いらぬ!情がないからこそ月族を率いて敵を殺せる
 お前が現れるまで苦しみなどなかった、全てはお前が現れたせいだ
 もう余計なことはやめよ、2度と顔を見せるな」
一方、欲深い結黎(ジエリー)は駄目もとで伝説の霊宝(レイホウ)閣に忍び込もうとした。
すると予想外にあっさり入ることに成功、お宝を盗み出してしまう。

その頃、東方青蒼は食事が気に入らず、2度と同じ料理を出すなと激怒していた。
觴闕(ショウケツ)は謝罪し、料理長が交代したせいだと釈明する。
「交代した?」
「お忘れですか?尊上が先日、使用人たちに休暇を出しました、久しぶりに家族に会って来いと…」
すると東方青蒼は何も言えなくなってしまう。
「尊上、近頃、何かお悩みが?」
「…七情が回復し始めた」
頭を抱える東方青蒼、そこへ衛兵が結黎を連行した。
「盗人を見つけました、これが盗品です!」
觴闕は盗品を受け取り、月尊の横で中を確認する。
怯えていた結黎だったが、東方青蒼は小蘭花が喜ぶ物なのか聞いた。
「もちろん!女子なら誰でも絹や翡翠が好きです!」

東方青蒼は小蘭花が欲しい物なら持ち出して構わないと許した。
しかし觴闕が結黎に荷物を返そうとした時、急に東方青蒼が止める。
東方青蒼は袋の中から木彫りの人形を発見すると、なぜか表情が一変、結黎を斬れと命じた。
驚いた觴闕は自分の管理不行き届きだったとかばったが、東方青蒼に投げ飛ばされてしまう。



その時、小蘭花が駆けつけ、結黎をかばった。
「結黎を殺さないで!…たった1人の友を絶対に死なせない!
 私の顔など見たくないんでしょう?殺すなら私を殺せば良いわ!」
そこへ衛兵が飛び込んで来た。
何でも収監されている巽風(ソンホウ)が先の月尊にお参りさせろと騒いでいるという。
「…木彫りを燃やせ!」
東方青蒼は小蘭花を傷つけることなどできず、結局、結黎を見逃した。



3日後は先の月尊の命日だった。
東方青蒼は父に合わせる顔などないはずだと呆れたが、巽風は父に対して恥ずべきことはないという。
「私を殺すことは大したことではない
 だがお前は海市主と手を組み、月族の仲間を売って同胞の苦しみや恨みを用いて祟気(スイキ)を作った
 許されぬことだ、馬鹿なことを…」
「海市主は祟気の出どころを言わなかった、お前を恨んでいるが私も父の子だ
 仲間を傷つけることなどできるはずない!
 元はと言えばお前のせいだ!敵討ちを焦る気持ちにつけ込まれたのだ!
 東方青蒼…父上はお前に目をかけ、全てをお前に注ぎ込んだ
 だがお前は月尊の座のため、その手で父上を殺した…なぜ実の父に手をかけたんだ?!」
「あれはお前の父だ、私は父とは思わぬ」
すると東方青蒼は3日後の父の命日に巽風を処刑すると決めた。

結黎は命懸けで自分を助けてくれた小蘭花に心を開いた。
そこで自分をかばって怪我をした小蘭花に薬を塗ってやる。
「ありがとう、ジエリー、でもどうして月尊大人は怒ったのかしら?
 貴重な宝を盗んでも気にしないのに…」
「觴闕によると運悪く月尊大人の怒りに触れちゃったみたい」
実はあの彫像は月尊が子供の頃に乳母と彫った物だった。

…あれは東方青蒼が父から急に鉄剣を使うよう命じられた時だった
まだ幼かった東方青蒼はうまく扱えず、手が傷だらけになってしまう
その時、乳母は東方青蒼を元気づけようと一緒に月族の始祖で初代月尊・鹽女(エンニョ)の彫像を作った
『始祖を見習って月族の栄光を取り戻してください』
『うん!』
しかし乳母は父に殺されてしまう…

結黎が聞いた話では月尊は海市から戻ってから不機嫌だった。
巽風にも寛容だったが、急に雷刑にすると命じたという。
驚いた小蘭花は東方青蒼の寝宮を訪ねた。
「月尊大人…怒らないで聞いて欲しいの、巽風殿下は海市主と手を組んだって本当?」
「奴にだまされたようだ」
「それなら死罪は許してあげたら?血を分けた兄弟でしょう?」
しかし東方青蒼は父も弟も肉親とは思っていないという。
「あの者は巽風を溺愛したが、私が何をしても笑みを見せなかった
 私に業火(ギョウカ)を操る天賦の才があると分かっても、喜ぶどころかこう言った
 ″なぜお前が…″とな、忌まわしい息子が己の地位を奪うと思ったのだろう」
「違う、そうとは思えない」
「私の七情を絶ったのはあの者だ
 そのために私が死ぬことも厭わず、あの者は私を何度も痛めつけた
 だが私に己を殺させ、命の代償を払い、枯らそうとした七情の木が回復しつつある…滑稽だろう?」
すると東方青蒼は部屋を出て行ってしまう。

小蘭花は先の月尊の言葉の意味を考えていた。
「なぜお前が…ってどういう意味なの?」
觴闕と結黎は怖いもの知らずにも程があると呆れたが、小蘭花は水雲天で聞いていた話と実際の蒼鹽海や月尊は全然、違うと訝しむ。
「先代を殺したという話も何か裏があるのでは?」
しかし觴闕は月尊が大勢の前で先代を殺したと話し、裏などないと否定した。
「いいえ、何かある!…觴闕、その時のことを詳しく教えて!」

つづく


( ゚ェ゚)あれ?月尊の化粧が微妙に濃くなってない?w





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最終更新日  2023.08.05 22:38:37
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