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2023.07.30
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苍兰诀 Love Between Fairy and Devil
第33話

小蘭花(シャオランファ)の一縷の元神が自分の元神の中に残っていると知った東方青蒼(ドンファンチンツァン)。
…あの子を甦らせるにはその元神を取り出し、息蘭(ショクラン)聖境でしっかり面倒を見て…
司命(シメイ)星君から教えを受けた東方青蒼は早速、長珩(チャンハン)と息山へ向かい、小蘭花の元神を取り出すことにした。
しかし元神を取り出す時には耐え難い苦痛を伴うため、長珩は中断すれば弱った小蘭花の元神が消えてしまうと警告する。
「小蘭花の受けた苦しみを思えば何でもない、始めてくれ」
東方青蒼は時折、倒れそうになるも何とかこらえ、長珩は無事に小蘭花の元神を取り出して水雲天に帰って行った。
「世話を頼んだぞ、また来る」

東方青蒼は息蘭聖草の種を植木鉢に埋め、大切に育てた。
毎朝、息蘭聖草が好む夜明けの東から差し込む陽光に当て、必ず朝露を集めて与える。
雨の日も晴れの日も、夜も昼も、東方青蒼は鉢植えから片時も離れなかった。
やがて息蘭聖草は芽を出し、葉が伸び始める。
「小蘭花、お前の師父に会ったぞ、居場所も知っている、師父に会いたいだろう?早く育て」
時には小蘭花を心配するあまり、東方青蒼はうなされて目を覚ますこともあった。
「まだ私を怒っているのか?…私が悪かった、早く戻って来い」

そんなある朝、ついに息蘭聖草の魂が目を覚ました。
すると小蘭花の心海に神霊・元亀(ゲンキ)が現れる。
『…お久しぶりです、元亀神仙』
『どうやら己の運命が分かったようだな…
 息山神女(シンニョ)・息芸(ショクウン)として目覚めれば小蘭花だった時のこととは関わりがなくなる
 あの時の喜びや悲しみを捨て去ることができるか?」
『今や私には見るべきものが見えます、失うのはそれが定めだからでしょう』
小蘭花は息山神女として三界を守り、使命を担う覚悟だと伝えた。
すると元亀は息芸が歴代の息山神女よりも非凡だという。
歴代の神女たちは世を知っても民のことまでは知る由もなかったが、三界を巡った息芸は真の愛を理解できていた。
『初代の息山神女のように魅力的な新しい世界を築けることだろう…行きなさい』

神女の復活で息山の草花がにわかに活気づいた。
ちょうど朝露を集めていた東方青蒼は小蘭花が復活したと気づき、急いで聖地に戻る。
するとそこには確かに人像(ヒトガタ)に戻った小蘭花が立っていた。
「小蘭花!」
東方青蒼は愛しい小蘭花の元へ駆け寄ったが、抱きしめることも叶わず、いきなり一撃を浴びせられてしまう。
「あなたは誰?」
「やはり怒っているんだな、確かにお前を傷つけた、怒るのも無理はない
 …私を殴っても剣で刺しても構わない、だが避けないでくれ」
「私は息蘭族の神女・息芸、小蘭花ではない」
憤慨した息芸は涼亭に戻って結界を張り、東方青蒼を締め出してしまう。
一方、水雲天では崇気(スイキ)に冒された赤地女子(セキチジョシ)の身に異変が現れ始めていた。



東方青蒼は小蘭花に記憶がないと知り、深く失望した。
觴闕(ショウケツ)は元神が回復すれば思い出すと励ましたが、東方青蒼は悩み抜いた末、ふとあることに気づく。
「そうだ、私はかつて小蘭花を欺き、傷つけ、苦しめた…
 小蘭花が記憶を失ったのなら、その忌まわしい思い出も共に忘れているはず
 これは天意だ!全てを元に戻し、初めからやり直せる!」
東方青蒼は再び小蘭花の愛を得るため、かつて司命殿にいた時のように息山神女に尽くそうと決めた。

東方青蒼は小蘭花のために作った司命殿を息山へ持って来た。
「人違いで困らせたお詫びにこれを運んできました」
息芸は花壇を見ても表情ひとつ変えなかったが、中庭に上がると気に入ったと言ってくれる。
「ではここに住まわれてはどうです?…これも何かの縁です、私にお世話をさせてください」
そこで東方青蒼は大強(ダーチァン)と名乗り、仙族だと嘘をついた。
息芸は仙気がないことに気づいたが、息蘭族は三界の者を区別しないため留まることを許すという。
しかし息芸は小蘭花と全く好みが違った。



東方青蒼は小蘭花がかつて自分の集めた朝露を温め、花の蜜や草の香りを加えて飲んだことを思い出した。
そこで同じように作って息芸に差し入れたが、甘いものが苦手な息芸は下げてくれと冷たい。
觴闕から蘭花仙子が寂しがり屋だったと聞けば、中庭で修行する息芸に付き添い、邪魔にならないよう瞑想を始めた。
しかし息芸は孤独が好きだと言って姿を消してしまう。
何とか距離を縮めようと必死な東方青蒼、喜びそうな話もしてみたが、息芸はけんもほろろで取りつく島もない。
「かしずかれるのは嫌なの、煩わせないで」

觴闕は小蘭花を何とか振り向かせようと奔走する月尊に胸が痛んだ。
「尊上…私が思うにあの方は蘭花仙子とはもはや違う方です
 この数日、私もそばで見ていましたが、表情や好み、行動もまったく違います」
しかし東方青蒼は諦められなかった。

東方青蒼は水天雲で小蘭花と朝日を見に行ったことを思い出し、早速、翌朝、迎えに行った。
やはり朝寝坊の小蘭花、まだ眠っているのか返事がない。
「部屋の外で何をしているの?!」
東方青蒼が驚いて振り返ると小蘭花が立っていた。
「あ、お誘いに来たのです、息山で一番高い揺光(ヨウコウ)峰で日の出を見ませんか?」
「日の出?…朝一番の日の光ならとっくに息山に差したわ」
実は息芸はすでに揺光峰で瞑想し、朝日を浴びて戻ったところだった。

東方青蒼は途方に暮れた。
どうやら本当に小蘭花ではないのかもしれない。
「小蘭花は食いしん坊で朝寝するのが好きだ
 気が小さくて暗闇を怖がり、孤独を恐れる、そのくせ強がって見せるのだ
 私のために深く傷つき、何度も苦しんでいたが、それでも私に笑顔を見せてくれた
 だが息山神女は違う、百花の羹(アツモノ)も朝露も好まぬ
 私がそばにいることも、朝寝坊も嫌っている
 笑顔も見せてもらえず、そばにいても無駄だ、煩わせているだけ…」
かつて小蘭花は笑えば辛くないと教えてくれたが、東方青蒼はそれが間違いだと分かったという。
その時、長珩が現れた。
「東方青蒼、小蘭花が蘇ったならここを去るべきでは?お前が傷つけたから小蘭花は拒むのだ」
「…あれは小蘭花ではない」

あの天真爛漫だった小蘭花はどこか近寄り難い雰囲気だった。
「東君(トウクン)の末子、長珩仙君ですね?…初めまして」
息芸はこの3万年、封印されていたが、再び目覚めた今、正式に婚姻を進めたいという。
「…なぜ急にそんな話を?」
「息蘭族は東君一族と共に三界の平和を守る、それが太古からの約束です」
息芸は早く長珩と婚姻して三界を鎮め、民を守る責務を果たしたいと訴えた。



東方青蒼は慌てて帰ろうとしていた長珩を呼び止めた。
「よい気分だろう?
 小蘭花は私のことはすっかり忘れたのに、お前の許嫁だということは覚えていた
 望み通り婚姻できるな?」
「あの様子を見て私が喜ぶとでも?私が愛したのも小蘭花だ」
「だが少なくともお前は一緒にいられる」
すると長珩は蒼鹽海(ソウエンカイ)で小蘭花を手放し、東方青蒼に託したはずだと言い返した。
「守れなかったのはお前だ…私も小蘭花が戻るのを望んでいる」

一方、丹音(タンイン)は憧れの赤地女子が復活したと知り、ぜひお仕えしたいと申し出た。
しかし崇気に犯された赤地女子は上の空、やがて剣を抜いて丹音を斬りつけてしまう。

つづく


(Ŏ艸Ŏ)ヒィィィィ〜!丹音?!
それにしても小蘭花、衣装までレベルアップするのかーいw





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最終更新日  2023.08.05 22:14:41
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