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2024.02.15
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覆流年 Lost Track of Time
第25話

陸安然(ルーアンラン)は冬青(ドンチン)から沈長青(シンチョウセイ)が無事だと聞いてほっと胸を撫で下ろした。
冬青は安然が苦渋の決断だったことを理解していたが、斉(セイ)王のまさかの仕打ちに憤る。
「責めないであげて」
一方、穆川(ムーチュアン)は冬青の辛辣な言葉を思い出していた。
…相手を見誤ったのは殿下ではなく、小姐(シャオジエ)なのかも…
「分からなくなった、君は私を他人扱いする、私のことを忘れたかのようだ」
その夜、安然はひさしぶりに銀の腕輪を取り出した。
「私に失望すれば昔を思って悲しまずに済む、あなたが私を買い被っていただけ、それでいいの
 だけどやっぱりあなたのことが気になる、誤解されると悲しい」

…全てを捨てて慶王に嫁いだ日から陸安然は心の中であらゆる危機の可能性を覚悟していたが、斉王の一刺しは予想外だった
静寂な夜の闇の中、その痛みが彼女の心を深く貫いていた…

翌朝、安然は窓から衫越(サンエツ)が秋菊に水やりする様子を眺めていた。
すると冬青が今日も包帯を取り替えた方が良いと声をかける。
「穆川は衝動的に刺しただけで傷は浅いから平気よ
 この件であの兄弟の間に深い溝ができてしまった
 でも穆澤(ムーヅー)の本性に気づいたのなら、穆川にとって良い機会だった」
しかし穆川も蕭映(ショウエイ)もここで引き下がるとは思えない。
安然は穆澤と蕭映が一枚岩ではないと見抜き、再び周到な計画を練ろうと決めた。
「一石二鳥が狙えるかも…」

↓( ̄▽ ̄;)もうやめとけってw


安然は冬青が兄を刺した自分と決別しなければ疑われると考えた。
そこで穆澤が屋敷へ来た時を見計らい、わざと冬青を追い出すところを見せる。
穆澤は主に口答えした冬青を罰すると言ったが、安然は妹を解放してあの一刺しを帳消しにしたいと訴えた。

穆澤は冬青を見逃してくれた。
そこで安然は自分のことより斉王を気遣った方がいいと進言する。
「蕭軍の軍営に行かれては?斉王殿下が襲撃犯の捕縛に向かったとか…」
穆川は農民たちと軍営に押しかけていた。
蕭映はそれとなく黒幕が慶王だとにおわせて脅したが、穆川は誰であろうと人命を奪う者は罰を受けねばならないと退かない。
すると蕭映は穆川たちを包囲、農民たちを暴徒とみなして矢を放った。

穆川は無垢の民に襲いかかった蕭映に激怒、まず自分を殺せと叫んだ。
「ただし皇子を殺せばお前たちは一族もろとも極刑は免れぬ!」
すると驚いた兵士たちは将軍の命令を無視して弓を下ろしてしまう。
そこで蕭映は側夫人の弟・陸昀(ルーイン)を引っ張り出して押さえつけ、無理やり弦を引かせた。
「殿下!危ない!」
陸昀が思わず叫ぶと、その時、穆澤が現れ、咄嗟に矢を止めた。

穆澤は九弟の手前、蕭映を叱責し、穆川を追い返そうとした。
しかし穆川は二兄の手を振り払い、大業をなすために民の命を軽視する二兄を厳しく非難する。
「理想のために犠牲にして良い命などない」
すると穆川は衣の裾を切り落として二兄に投げ渡し、兄弟の縁を切った。
「二哥、私への優しさは永遠に忘れない、だが私は己に正直に生きる
 …蕭将軍!犯人を渡さなければここで生死をかけて戦う!」
蕭映はついに剣を抜いた。
一触即発となった穆川と蕭映、穆澤はこの場を収めるため仕方なく襲撃犯を引き渡すよう命じる。
蕭映は渋々配下を差し出したが、穆川はこの機に乗じて陸昀も解放させた。

↓むーちゃんの足あげ、スローにする必要あった?w



穆澤は蕭映が陸昀を利用して九弟を殺そうとしたのを知っていた。
「私を無視した行動を取るなら、こちらにも考えがある」
「殿下、私はただ斉王が大業を阻むゆえやむを得ず…」
「九弟に危害を加えてみろ、私がお前を地獄へ送ってやる」
一方、穆川はかつての陸家の倉庫で陸昀を衫越(サンエツ)に引き渡した。
…陸安然、これで貸し借りなしだ…

その夜、安然は弟と再会を果たした。
実は陸昀は父からの手紙で二姉の残忍な手口を知り、自分が間違っていたと涙ながらに謝罪する。
「姐、蘇城へ帰ろう、ここは危険だ」
「昀児、私は帰れない、爹(ディエ)を守るためなの
 でも安心して、私が残るのはやるべき事があるからよ、先に帰りなさい」
「分かった、姐を信じる」
こうして陸昀はすぐ蘇城へ発った。
「穆川…ありがとう」
安然が安堵していると、ふいに穆澤が現れ、安然を抱きしめた。
「動くな、しばらくこのままで…」

その夜、穆川は幼い頃に穆澤が作ってくれた思い出の木彫りの玩具を取り出した。
当時、母を失った衝撃から声が出なくなった穆川、しかし穆澤が不器用ながら玩具を作って遊んでくれた。
中でも木彫りの鳥は二兄としては傑作で、片方の翼が折れてしまっても捨てられなかった。
「…もし彼が正道を行くなら、そこにどんな魑魅魍魎がいようと共に突き進む覚悟だった
 だが今となっては彼と魔物にどんな違いがあるというのか」@管理人訳w

一方、穆澤は安然の前で久しぶりに木彫りの鳥を作っていた。
「九弟の声が戻ってからは彫っていなかった」
思えば穆川の声が戻ったのはあの時だ。
まだ幼い穆川は兄弟たちに木彫りの鳥を奪われ、穆澤が取り返そうとして袋叩きになったことがある。
『二哥を殴るな!』
穆澤は取りつかれたように木を削った。
すると勢い余って手のひらを差してしまう。
しかし手当するどころか、まるで自分を罰するかのようにさらに手の平を切った。
安然は唖然としたが、心配する素振りも見せない。
「その目は何だ?孤独なのは自業自得だと?私を手段を選ばない人間だと思っているのだろう」
「いいえと言えば嘘になります…馬鹿げた世の中です
 心が澄んだ君子は正義に殉じるしかない、二殿下こそが歴史を作るお方です」
「実に奇妙な世の中だな」
すると穆澤は穆川が切り裂いた衣の裾で傷口を覆った。

穆澤は安然にいかに九弟が特別な存在かを明かした。
かつて自分に最後の餅(ビン)を譲って餓死寸前となったという穆川。
あの時、穆澤は九弟にだけは何も求めず、誰にも傷つけさせないと誓ったという。
「だが分かっていた、九弟が心の清らかな君子になるほど、私は卑怯者の小人になっていくと…」
しかし穆澤はもはや引き返せないと覚悟していた。




その頃、穆川は最後にもう一度、鳥の翼を糊でつけていた。
しかし折れた翼はあっけなく落下する。
「やはり元には戻らない…」

つづく


(´・ω・)やだ~何これオカルト?w





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最終更新日  2024.02.15 21:08:49
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