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2024.11.26
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岁岁青莲 Blooming Days
第29話「仁愛から偏愛へ」

駱青蓮(ラクセイレン)の息子・賀南昭(ガナンショウ)は清康(セイコウ)殿にいた。
安堵する青蓮だったが、総管・于徳常(ウトクジョウ)は安(アン)王が愛孫に会えるのも最後かもしれないと涙ぐむ。
その時、南昭はうとうとしている祖父に上奏文を読み聞かせていた。
すると薬の時間になり、宦官が安王の薬湯を置いて下がる。
南昭は祖父に薬を飲ませようとしたが、安王はもはや飲んでも治らないと拒否した。
「南昭、私が治らなかったどうする?」
「必ず治ります!これからまだまだ学問や狩りを習いたいのです!」
その様子を青蓮が見ていた。
「爺爺(イエイエ)、薬を飲めば必ず治ります!」
安王は南昭の必死の訴えに心を動かされ薬を飲んだが、その時、青蓮の姿に気づいた。

安王は幼いうちに両親を次々に亡くし、16歳で大将軍となって戦功を挙げた。
そして安王に封じられ曲涼に赴き、40数年が過ぎてもその栄光は衰えていない。
しかし両親の愛を知らぬ人生は寂しいものだった。
「南昭を羨ましく思う…」
すると安王は青蓮と話があると言って南昭を下げた。
「爺爺のために祈りに行ってくれ」

安王は自分の病が重いゆえ、駱青蓮に何か望みはないか聞いた。
しかし青蓮はないという。
「老三を安王にとは願わぬのか?」
「願います…それ以上に安王の長寿を願っています」
「私には子孫が多い、だが私を心配してくれる者は少ない」
安王は青蓮が自分を避けていたのは、王位を奪いたくないからだと気づいていた。
「この身も長くない、王位も代替わりせねば…
 曲涼のため明主を見つけるのも親孝行であるぞ?」
青蓮はあふれる涙を拭いながら、安王のためにも民を幸せにしなくてはならないと心に誓った。

一方、南昭は祖父の回復を祈るため、わずかな側近だけで寺にいた。
しかし太監が現れ、徳(トク)夫人が呼んでいると口実をつけて控えていた染雲(ゼンウン)を連れ出してしまう。
すると御堂に血まみれの侍女が倒れ込んだ。
「刺客がいます!」
小公子を警護していた衛兵は剣を抜いて中庭へ飛び出したが、その時、侍女がふいに立ち上がり、隠し持っていた匕首で拝んでいる小公子の背中を刺してしまう。

阮之湄(ゲンシビ)の計画が成功し、屋敷に麻袋に入れた南昭の亡骸が届いた。
あとは八弟・賀連化(ガレンカ)の到着を待つだけとなったが、そこに突然、右長史・顧斯年(コシネン)が勅旨を持って現れる。
実は袋の中に入っていたのは南昭ではなく、防護服を着ていた替え玉だった。



安王はこの企てを察し、南昭をわざと参拝に行かせて先手を打った。
替え玉の少年と背中に刺さった凶器が動かぬ証拠となり、阮之湄は直ちに清康殿へ連行されてしまう。
一方、母に無事を知らせた南昭は王府の偏殿にしばらく留まるよう命じられた。
しかし窓から侵入した何者かに連れ去られてしまう。

安王は自ら老四夫妻を審問。
自分の優柔不断が虎を育ててしまったと嘆き、賀連修を懲理(チョウリ)院に収監するよう命じた。
「証拠が揃ったら日を選び…」
「王爺!」
その時、駱青蓮が現れた。
青蓮は敬愛する祖父が叔父を殺したとなれば南昭が悲しむと反対し、かつて子を失う痛みを味わったが、なおさら我が子を殺める苦しみは計り知れないという。
「王爺にも後悔させたくないのです」
しかし阮之湄は安王を買いかぶり過ぎだと呆れた。
「安王は後悔などしない!
 安王は仁愛を掲げながら、その愛で他者をさらに苦しめるの!」
阮之湄は誰も口に出せなかった安王の偏愛を指摘、それがかえって賀連儲(ガレンチョ)や南昭を不幸にしていると訴えた。
「世子を決められないのは子息が才子ぞろいゆえですって?違うわ!
 ″己を越える者がいない″と思っているからよ!」

阮之湄はこれまでの鬱憤を晴らすと叩頭、全て自分1人の罪だと賀連修をかばった。
しかし安王は阮之湄の諫言を責めず、むしろ老四に少しでもこの胆力があれば賀連化のために手を汚すこともなかったという。
賀連修は父王が全てお見通しだったと知り、号泣した。
そこへ助けたはずの南昭が失踪したと急報が届き、安王はあまりの衝撃で倒れてしまう。
一方、賀連信は先祖供養の祭祀で無事に大役を果たしていた。
すると蘇南春(ソナンシュン)が慌てて飛び込んでくる。
「公子!お戻りください!小公子が大変です!」

阮之湄はひとまず収監されることになり、処分は後日に決まることになった。
すると連行される愛妻を追って賀連修がやって来る。
顧斯年は夫婦の最後の別れを見逃したが、阮之湄は人目もはばからず夫に抱きつき、気づかれないよう伝えた。
「私が必ず罪から守ってみせます、まだ王位を継ぐ望みはあるわ」
しかしその言葉を聞いた賀連修は落胆してしまう。
「罪を負ったのは王位のためか…南昭の件は?君ではないのなら誰だ?」
「権力争いとは関係ないのかも、1人います」
阮之湄が予想した通り南昭を連れ去ったのは呂北逸(リョホクイツ)だった。

賀元雪(ガゲンセツ)は食事を作りながら、納屋から漏れ聞こえる話し声に気づいた。
どうやら呂北逸が誰かを拉致したらしい。
その時、呂北逸は自分が南昭の両親の旧友だと明かしていた。
しかし自分は善人ではないと脅す。
南昭は男が王府で自分を殺さず連れ去ったことから、寺で襲ってきた刺客たちとは違うと分かった。
実は聡明な南昭は刺客を放った黒幕が四叔父だと気づいている。
「なぜか分からない、尊敬する四叔父がなぜ私を憎むのか」
「功利のために人は必死になるものだ」

呂北逸は南昭を立ち上がらせた。
その時、南昭が肌身離さず持っている櫛を落としてしまう。
「はっ…それは娘(ニャン)から?何か意味でも?」
「旧友の持ち物だそうです、ある字を戒めにしろと…″義″です」
呂北逸は武器庫の一件で駱青蓮が拉致された時、客桟で聞いた青蓮の言葉を思い出した。
…この世は義理より利益を求める人が多い…
「11年が経った、君にとって私は今もなお裏切り者なのか?(ボソッ」
その時、庭から賀元雪の声が聞こえた。
「北逸?薪をお願い!」
呂北逸は仕方なく南昭を縛り上げて口を覆い、何食わぬ顔で賀元雪と昼食を共にした。
すると賀元雪から遠回しに自分のために他の命を犠牲にするのは身勝手だと責められてしまう。
「知っていたのか」

安王は意識が戻ると駱青蓮を呼んだ。
「確かに私は独りよがりで南昭を危険にさらした…私が間違っていた」
安王は阮之湄に指摘された通りだと自責の念に駆られながら、今回は老四と阮之湄の仕業ではないという。
「私もまだ甘い…他に誰がいる?」
すると駱青蓮は賀家の血を引く南昭なら必ず無事に生還すると安心させた。

賀元雪は納屋にいるのが三兄と駱青蓮の子だと気づいていた。
「考えてみて、四哥が見返りに駱青蓮をくれたとしても、息子を殺したら許されないわ」
「君は私があの子を殺すと?」
一方、賀連信は急ぎ側近を連れて曲涼を目指し馬を駆けていた。
しかし道中、四兄に従う賀連佐(ガレンサ)に足止めされてしまう。

南昭は納屋に落ちていた陶器のかけらを見つけ、自分で縄を切った。
しかしうっかり物音を立て、外へ出ようとしたところで呂北逸に捕まってしまう。
「北逸っ!…南昭、逃げて!」
賀元雪のおかげで南昭は自分をさらった男が″呂北逸″だと知り、逃げる必要がないと分かった。
「物心ついた頃に娘が言った、私には味方が6人いると…
 父親(フーチン)、母親(ムーチン)、爺爺、奇柔(キジュウ)娘、静容(セイヨウ)娘
 そして面識がない呂北逸だ、父親以外では最も娘に優しい人だと聞いた」
実は南昭が持っていたあの思い出の櫛の意味は、その情義を学ぶことだという。
すると呂北逸がいきなり短剣を出して南昭に切り掛かった。



安王の前では気丈に振る舞う駱青蓮だったが、独りになると涙があふれた。
清康殿に官吏たちが駆けつける中、賀連修は静かにその時を待つ。
果たして南昭の生死は…。

つづく


( ˙꒳​˙ )お?阮之湄がここで退場?
するとやはりラスボスはあの人ですか?





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最終更新日  2024.11.26 19:40:21
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