空間・計画研究所/An Architect
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カタールにいると、日本のマスコミの喧噪はあまり聞こえてこないので、BBCとかCNNなどからのテレビ情報が主体となるが、世界金融危機というものが、アメリカ資本主義を中心に叫ばれているこの1ヶ月程のようである。この経済の危機は、遠くから眺めていると、不動産経済と化石燃料資源経済のシステムに生じた病理現象の様にも見えてくる。原油価格も少々下がり、建設プロジェクトの下方修正をしている昨今のようであるが、産油国にいると、報道の自由がないせいか、あるいは、もともと不労所得のような資源であるためか、アメリカを中心とする世界経済大国を称する国ほどには騒ぎになっている様には見えてこない。今回の世界金融危機の根本的治癒には、現在の経済価値観の修正否定から始まる新しい価値観の浮上こそが必要なのかもしれない。この際、化石燃料資源経済とか不動産経済というものから脱皮し、環境経済とか低炭素経済というものに移行するチャンスであるとも考えられる。日本の様に、資源がないとされる国においては、旧資源の価値観から離れた新しい価値観に基づく新技術の開発を進める好機であるとも考えられる。そして、この環境経済の発展と、社会保障制度の関係を強化し、日本の経済社会の新陳代謝を改善する好材料であると考えるべき時が来ているのかもしれない。
Oct 3, 2008
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