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渋温泉の空想旅の途中ですが、ちょっと現実に戻ると、世の中は緊急事態宣言中で、ゴールデンウイークなのに、外出もままなりません。外呑みなどは厳禁で、飲んべにはつらい・・・。そこで、さかえやの料理を再現して、家呑みを楽しむことにしました。とはいえ、予算も限られているので、ありふれた素材で再現してみました。 さかえやのオリジナル料理は、昨日投稿しました。まずは、前菜は、こんな風に再現してみました。 さかえやはお盆の上に盛られていたのですが、皿の上に盛り付けてみました。さかえやは、おくらのごまあえだったのですが、おくらがなかったので、野沢菜の胡麻和えにしてみました。 枝豆のゆり根絞りは、ゆり根がないので、ジャガイモの茶巾に枝豆を混ぜてみました。 冷ややっこ。さかえやは、茗荷を使っていますが、うちでは、茗荷が食卓に上らないので、同じように癖があるパクチーを使ってみました。しかし、乾燥パクチーだったので、あまり味の癖がでず、単なる冷ややっこになってしまいました。それはそれでおいしいのですが・・・。 傘は、つまようじと折り紙で手作り・・・。 ありふれた素材で作ったのですが、それなりにうまい・・・。 これを肴に酒を飲み始めました。酒は、宿では天領、水尾、縁喜の3種の利き酒セットを頼んだのですが、一つに絞るとなると、渋温泉の至るところで看板をみかける縁喜が縁起がいいかな・・・。縁喜(えんぎ) 木島平村産 金紋錦純米大吟醸 720ml瓶 玉村本店次は、里芋六方蕎麦米餡と初夏野菜のジュレ掛け。里芋六方蕎麦米餡は、こんな感じにしてみました。蕎麦米がないので、胚芽麦にしてみました。初夏野菜のジュレ掛けはこんな感じ。鍋物 信州産ブランド豚 深雪ポーク鍋 地場野菜は、こんな感じにしてみました。 深雪ポークが手に入らないので、普通の生姜焼き用豚肉を使いました。 これも、なかなかうまい。酒が進みます。 さかえや名物丸茄子の炒り煮は、こんな感じで再現してみました。 茄子の煮浸しに、鰹節を一面にかけて、さかえやの雰囲気を出してみました。これもいける。 鮎の塩焼きや天ぷらは、省略しました。刺身は、川魚の代わりにマグロやタイを買ってきて食べました。 旅館気分を味わいながら、酒が進みます・・・。 ごはんを食べた後で、 デザートは、妻に作ってもらいました。 信州味噌プリン。 デザートまでおいしくいただきました。
2021.05.01
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外湯をめぐったりしているうちに、あっという間に夕食の時間になりました。夕食は、別室でいただきました。 前菜 オクラ胡麻和え アスパラ信州味噌マヨ 茗荷貝割れ冷ややっこ 枝豆ゆり根絞り 笹巻ちまき 酒は、縁喜、水尾、天領誉を飲み比べてみました。 小鉢 里芋六方そば米餡 向付 初夏野菜ジュレかけ 造里 信州渓流三宝造里 妻物一式 焼き物 鮎塩焼き はじかみ 鍋物 信州産ブランド豚 深雪ポーク鍋 地場野菜 油もの 湯葉彩り揚げ タラの芽天ぷら 蓋物 さかえや名物 丸茄子の炒りだし 食事 北信州こしひかり 小柳農園の皇室献上米だそうです。なるほどうまい。【送料無料】【令和2年産】【小柳農園】【特別栽培米】長野県中野市産 風さやか 5kg【北海道・沖縄県・離島は別途送料】 満天★青空レストラン 献上米 小柳農園 風さやか 締めは信州味噌プリン ごちそうさまでした。
2021.04.30
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外湯に入るためには、当然のことながら、宿泊する必要があります。初日は、春蘭の宿さかいやに宿泊しました。笹の湯の近くにある老舗旅館です。 4階の畳座という部屋に宿泊しました。外湯巡りに行かなければとあせり、部屋の写真を撮り忘れましたが、和室8畳と高床式3畳の畳間のまさに和モダンな空間です。館内は、あちらこちらに意匠がこらされています。館内をぶらぶらするだけでも十分楽しめます。渋温泉 春蘭の宿 さかえや 温泉は、4階にあります。特に、男女で入れ替わりはありませんでした。男性内湯。 比良の湯と滝栄会第一ボーリングの混合泉で、ナトリウム・カルシウムー塩化物・硫酸塩泉で、泉温が61.0度だということです。もちろんかけ流しです。 渋温泉の外湯めぐりでは味わえないのが、露天風呂です。この宿には、男女別の露天風呂があります。熱めの外湯を巡った後に、景色を見ながら外気を浴びるのは、実に爽快です。 当然ですが、露天風呂もかけ流しです。 この宿に宿泊するなら、館内をめぐったり、部屋でゆったりしたいものです。外湯めぐりをするのがもったいないといいながら、外湯めぐりに行ってしまう自分が情けない・・・。
2021.04.29
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4番湯竹の湯と5番湯松の湯は、渋温泉のメイン通りの南側にある狭い路地にあります。地獄谷からの引湯に成功にし、松の湯、竹の湯という外湯が作られたそうです。 気を取り直して4番湯竹の湯に行ってみました。 早速湯船につかろうと少し足を入れたところ、「熱!!」。慌てて足を浴槽から抜いて、その場で体が固まってしまいました。お湯をおけに汲んで、体にかけて慣れようとしましたが、ちょっと手を突っ込んだだけで熱くて、体にかけようなどととてもそんな勇気もでません。 そもそも湯気がひどく、よく見えなかったのですが、湯口のほうをよく見ると、「熱いのでやけどに注意してください。熱いので湯口に栓をして、湯を止めるように」と書いてあります。 そこで、湯を止めようと湯口に近づいたのですが、熱い湯が浴槽からあふれ出て、足の裏を直撃して・・・。水道の蛇口も湯口近くにあるため、とても近づけません。せめて足だけつかろうと再チェレンジしましたが、とても常人がどうこうできるレベルでなく、すぐ断念・・・。 五番湯に行くことにしました。五番湯は、竹の湯と前後して完成したそうです。昔の人は「あなたを待つ湯」などとしゃれて言っていたらしく、ここが集会所の役目を果たしていたそうです。 確かに、地元の人が建物の前で何かしています。 看板の下に蛇口があって、湯を出して洗い物をしているようです。温泉自体は、神経痛や病気の快復時によいということです。こちらは、なぜか温度が適温で、ゆっくり入ることができました。さすが「あなたを待つ湯」。いつも長湯の妻が出るのを待つのも苦になりません。 成分表を見ると 四番湯、五番湯は、横湯第一ボーリング、横湯第二ボーリング、熱の湯の混合泉で、源泉86.5度で、使用位置50度で、同じ成分のようです。2つの湯の、この違いは何でしょう。 翌早朝、四番湯に再チャレンジしました。今度は、湯口から水道が出ています。しかし、やはり熱い。湯かきぼうでかきまぜたのですが、やはり熱くて断念・・・。女湯の方は、一番風呂の方が相当埋めてくれたそうで、妻は湯船につかることができたようですが、私は、早々に断念しました。 とにかく熱くて湯気がひどかったので、昔撮った写真を添付しました。 竹の湯は、慢性痛風によいとか。確かに、少し足を入れた足先は、湯の熱さでひりひりして、別の痛みで痛風も吹っ飛ぶ痛さでした・・・。
2021.04.28
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満員電車に揺られながら車窓から毎日見える同じ景色が、突然田園風景に見えることがあります。そこには、共同浴場があり、私は宿に寝転んで好きな本を読んで過ごし、浴衣に下駄といういでたちで外湯を巡りながらぶらぶらしています・・・。 もちろんあくせくした日常から離れて、温泉につかりながらのんびりしたいという幻想です。しかし、コロナ禍で、旅行にでることもままなりません。仕方ないので、以前の旅行を思い出しながら、空想の旅に出ることにしました。 まずは、湯田中渋温泉郷を数日かけて巡ることにしました。湯田中渋温泉郷といえば、まずは渋温泉。ここは奈良時代の僧行基が開いたといわれ、1300年の歴史があるということです。 渋温泉には、地元の人が利用する9つの共同浴場があって、日帰り客は立ち寄ることができませんが、宿泊客は、入浴することができます。 早速、宿泊した旅館から共同浴場のカギを借りて、ぶらぶら外湯めぐりに行くことにしました。 鍵と共に欠かせないのが、手ぬぐい。手ぬぐいと言っても、九湯のスタンプラリーを完成したら、苦が流せるという巡浴祈願の手ぬぐいです。 まずは、一番湯の初湯に足を運びました。ここは、行基が、初めて発見した温泉で、托鉢の鉢を洗ったことから、鉢湯と呼ばれていたのが、初湯に転じて現在に至るそうです。 少し熱めです。40から42度に設定しているので、出るときは必ず水を止めて下さいとあります。熱い湯がかけ流されています。胃腸に効能があるということですが、飲泉できるのでしょうか。 一番湯から、安代温泉のほうに向けて少し歩くと、二番湯笹の湯があります。 二番湯笹の湯は、昔笹藪の中から温泉が湧きだしていたことから笹湯と呼ばれ、笹の成分が温泉に溶け出して湿疹によくきくそうです。また、病気の快復時に効果があり、「仕上げの湯」とも呼ばれています。こちらも熱い湯がかけ流しされ、結構熱い。3番湯である綿の湯は、更に安代温泉のほうにあります。 浴場ができたころは、白い湯花が混じっていて、綿に似ていることから、綿湯となったそうです。子宝に恵まれる人が多く、「子持ちの湯」と呼ばれ、切り傷や皮膚病等効果にもがあるということです。一番湯、二番湯に比べるとそれほど熱くなく、入りやすかったです。さて一番湯から3番湯までの成分分析票を見ると、それぞれ地獄谷荒井河原に湧出している比良の湯、薬師の湯及びトンビの湯と混合泉となっています。ナトリウム・カルシウムー硫酸塩・塩化物温泉です。源泉の温度は同じ65度なのですが、混合率が違うのでしょう。使用位置の温度は、初の湯は56度、笹の湯は、55度。綿の湯は、45度になっていました。 3番湯から、更に安代温泉方向に向けて歩くと、羽田甘精堂という店があります。ここのはやそばもちは、そば粉を使った餅の中に、信州味噌と練りごまのたれが包みこまれている渋温泉の名物だそうです。 早速買おう思ったのですが、12個入り720円で、冷凍してあるため、すぐ食べられるというのでもなさそうです。解凍して一挙に12個一挙に食べるのもハードルが高く、今回は断念。そもそも、このあたりから安代温泉のようなので、渋温泉に戻ることにしました。 初湯の近くに若葉屋という店があり、ジェラートの看板が立っています。妻がジェラートを食べたいといいだしました。ふと店先にあるポスターを見ると、なんとはやそばもちが、一個60円で食べることができるではないですか。妻はジェラート、私は、はやそばもちをいただくことにしました。 中に入ってジェラートを食べたいというと、店の人自ら、「外の看板は種類が多いようになっていますが、実際は、この4種類だけの詐欺のような・・・」と告白を受けました。「じゃあやめます」ともいえる雰囲気ではなく、店の人の一押しのミルクとブルーベリーヨーグルトの2種類のジェラートを注文しました。 はやそばもちも食べたいというと、エノキと抹茶と胡麻味噌の3種類あると実物をもって来てくれたので、3種類全部いただくことにしました。 しかし、餅は、実に小さい。妻と分け合おうと思い、スプーンをもう一つもらいました。まずエノキを半分にしようと思ったのですが、うまく切れず、悪戦苦闘していると、スプーンを落としてしまい・・・。何とか苦労して切ったのがこれ。続いて抹茶餅も半分に切ろうとチャレンジしたのですが、これも切れ味がいまいち。 妻は、私が悪戦苦闘している様子を見て、「私は残ったやつをもらうから、2つともあんたが食いな。私は、残りの餅をもらう」と言って、残った一つのごまみその餅は、丸ごと妻に食べられてしまいました。あとから、この時私が食べた2種類は、羽田甘精堂の湯めぐり餅で、妻が食べた餅こそ、私が食べたかった「はやそばもち」だったと知り・・・・。
2021.04.27
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