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2019.07.10

ロバート・マッコーネル「レディラブド」

(3)

テーマ：パイプたばこを吸おう(1869)

カテゴリ：パイプ煙草インプレ

　ロバート・マッコーネルのダンヒル・レプリカ・シリーズの「レディラブド」を今回はレポートします。当然ダンヒルの「レディラブド」のレプリカという事になります。因みに、ダンヒル「レディラブド」の私のレポートは、ココにあります。

　さて、ロバート・マッコーネルの方の「レディラブド」ですが、開封時の香りは、浅めに熟成された干草系です。本家の方で感じた洋酒系の風味は、こちらの方では余り感じません。カットは勿論レディラブドなのですが、例えばマックバレンの「バージニアNo.1」のレディラブドよりも随分と解されている印象です。湿気は、やや強めに感じます。

　これを火皿内径20mmのパイプの詰めて着火しますと、バージニア・ブレンドらしい紅茶系の味が来ました。しかも糖度が高い感じで、しょっぱなから強めの甘味を感じます。ムム、コレちょっと美味しいかも・・・。
　本家を吸った時のレポートを読み返しながら吸っているのですが、ロバート・マッコーネルと本家では、多分味の方向性は同じだと思うのですが、感じているイメージが随分と違います。今回の方が甘味が強いのです。ともすると微妙に着香してあるんじゃないかと思える程、明確に甘さがあります。本家を吸った時のレポートでは、ここまで明確な甘さは感じていません。

　火付きと火持ちは、特に問題ないと思いますが、燃え進みは多少遅い方だと思います。

　喫煙中盤でも喫味の変化はありません。甘味のある紅茶系で、酸味もあるにはあるのですが、余り目立ちません。酸味の弱さも本家とは少し違う所です。う～ん、私としては明確に甘味がある今回の「レディラブド」の方が好きかなぁ・・・。

　喫煙終盤も喫味は変化しません。でも、その割りには飽きる事なく吸い続けられます。多めの甘味のお陰だと思います。

　という事で喫煙終了。後味は甘味のある紅茶系で、残り香は焚火系でした。
　全体的に見て、明確に甘味のある紅茶系の喫味が非常に美味しい煙草でした。レプリカとしての再現度はそれ程高い感じはしませんが、煙草としては非常に良く出来た銘柄だと思います。私は本家よりも今回の「レディラブド」の方が好きです。

　こういう煙草なら、レプリカとしてではなく、ちゃんとしたオリジナルの銘柄として販売した方が良い結果が出るような気がします。本家に似過ぎない方が良い場合もあるという事だと思います。

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