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趣味がない、と気づいた絵を描いているので「趣味と実益を兼ねてていいね」なんて言われそうだが全然違う、趣味でやってるんじゃなーい!本気だ、職業でやってるんだスポーツをやるのも見るのも興味がない旅が好きでもそんなに金も時間もない、料理は誰もしないからするんであって家具つくりなんかも必要に応じてやるだけ、どれもこれも趣味じゃない子育てが趣味なんてのもちろんありえない「絵を描く仕事」と「絵を売る仕事」は私にとってまとめて一つの仕事世の中には幸運にも、趣味で絵を描いて、画商がその絵を売ってくれる、なんて人もいるでも逆に、この「絵を売る仕事」これが趣味だったら可笑しいなと、最近思った趣味は「自分の絵を売ることです」いい気なもんだ確かに今のところ別に無理して売らなくともオクサンのおかげで食ってはいけてるここ数年、無理に売ってないから絵がたまるたまった絵はどうする? やっぱり売れるもんなら売ったほうがよい古い絵を大事にとっておいて、それをあちこちの展示会で使いまわすのはみっともない全てためこんで場所ばかりとられるのもバカバカしいどうせ自分のギャラリーもあるんだし、どうにかして売ってしまおうってなわけで、魚屋にて絵のたたき売り、とれすぎたサンマの大安売りみたいすでに私の絵を買ってくれてる常連さんたちに、古い絵を冗談みたいな値段で提供大きい絵を買うと小さい絵がついてきます、とか3枚買うと1枚タダになります、とか新作を定価で買うと古い絵さしあげます、とか、もうむちゃくちゃみんな楽しんでくれてる、「アキラ狂ってる」とか言いながらあれもこれも買ってくれて、古い絵がどんどん減ってる趣味でやってるはずなのにかなりの収入になってしまった新しいお客さんにはそこまで値引きは出来ないけどちゃんとサービスしておいた趣味は「自分の絵を売ることです」こりゃ楽しいすべて「趣味でやってまーす」くらいの無責任さで出来たら人生楽しいんだろうな自分で言うのもなんだが、全くいい気なもんだ写真【趣味の店】
2012/10/26
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前回のどっさり魚展といい、今回も壁びっしり、どうもびっしりにしたくて仕方がないらしい脅威の3段重ね、くどい、べたべたしっかし自分で描いた絵を自分の好きなように展示するって、楽しい売れるかどうかとか別として、たぶん一番の贅沢その壁びっしりの絵に囲まれてぼーっと座っていると、とっても幸せそんな幸せをぶっ壊すのが、ゲンジツ、「現実」オクサンがコドモツーをベビーカーで持ってきて「あんた、何時だと思ってんの、とっとと帰ってきなさいよ!」ってな感じロマンもへったくれもない現実って、いやだぁーロマンあふれる壁いっぱいのファンタスティック絵画展、始まりますさあ商売、商売! やっぱり現実も大事です写真【空間恐怖症】
2012/10/04
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