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2017.07.27
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テーマ: 読書日記(1996)
カテゴリ: 読書感想

お世辞を言う機械はお好き? コンピューターから学ぶ対人関係の心理学 [ クリフォード・ナス ]

「お世辞を言う機械はお好き?」
このタイトルに魅力を感じて読んでみました。
250頁ありますので読みごたえがあります。
最初は、少し退屈に感じたのですが
後半はかなり実験が面白く興味深く読みました。

大学時代には心理学を少し勉強しましたが
堅苦しい本が多かったような気がします。
しかし、この本は心理学の分野の特に対人関係の問題を
コンピュータを使って実験したくさんの仮説を
検証しているところが興味深い。

対人関係の問題について以下の5つのテーマを挙げ
この本の中で検証しています。
この5つのテーマは、私たちが仕事をする際に
直面する問題です。
第1章 賞賛と批判
第2章 性格
第3章 チームとチームビルディング
第4章 情動
第5章 説得
私は、後半の4章「情動」や5章「説得」を読んでいて興味深かった。
コンピュータを使った実験がかなりおもしろい。
また実験を通して結論を導くプロセスを
詳細に記載しているところがこの本のおもしろいところだと思う。

本の構成としては、章ごとにコンピュータを使ったいくつかの実験を行い
「結果と解釈」が述べられている。
章ごとの最後には「まとめ」があり、これが簡潔に書かれている。

第4章「情動」では、
興奮しすぎの人を静め、落ち着きすぎの人をあおるには?
という実験をしている。
第5章「説得」では、
コンピュータは「ひとつ貸しにしておく」と言えるか?
という実験を行っている。
この実験と結論は是非読んでほしい。

監訳者のまえがきで書いている通り
この本は、心理学に通じていない人にとっては
自身で問題を考えるためのよい思考トレーニングになる。
(私はこちらに該当する)
これから心理学や社会科学を学ぼうとする人は
実験の組み立て方を考えるヒントを見出すことができる。

私自身は、対人関係というものの複雑さを日々
感じているが、この本を読んで複雑に物事は考えず
シンプルに考えることが大切だと学んだ。

最後に、この本の中には日本の企業や日本人の研究者の名前が
登場している。
日本人もこのような研究に協力していることがわかる。


私のお勧めの本



会社でやる気を出してはいけない [ スーザン・ファウラー ]

今注目のマインドフルネスの必要性が
この本に書かれています。


マインドフルな毎日へと導く108つの小話 [ アジャン・ブラム ]


人間関係がシンプルになる本




わずらわしい人間関係に悩むあなたが「もう、やめていい」32のこと [ 石原 加受子 ]





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Last updated  2017.07.27 14:34:25
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