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2017.12.09
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テーマ: 読書日記(1996)
カテゴリ: 読書感想

アメリカで35年暮らした僕が妻の田舎に移住して見つけた人生でいちばん大切なこと [ マックス 桐島 ]

高校時代にアメリカに渡った著者。
それから35年アメリカで暮らす。
仕事も順調な著者。

しかし、最愛の妻が余命わずかという宣告を受ける。
そして妻の故郷である日本の宮崎県都城に移住する
ことを決意する。
妻の余命が少しでも伸びてくれれば・・
できれば病気が完治してくれればそんな
願いを込めて移住することを決意。

しかし、アメリカンナイズされた著者には
日本の田舎に最初はなじめない。
最愛の妻を看病しながら、一生懸命
田舎に馴染もうとする著者の姿。
これが愛情なのだと感じる。

私が著者の立場だったら、決断できるか?
たぶん無理だろう。
都落ちするような感覚なのではないか?
愛する人のために自分の人生を私は
犠牲にできないと思う。
著者の決断が、本当にすごい。

本の中では、日本とアメリカの国民性の違いなども
書いてあって面白い。
海外を多数旅しているわたしですが、
やはり旅だけではわからない国民性。
アメリカと日本に住んだからわかる著者の
日米の観察力はおもしろい。

そしてラストは涙。
奥様からの手紙・・・夫である著者からの手紙。

子どものいない夫婦、私たち夫婦と一緒だが
こんなにも私たちには愛情はないような気がする。

著者の言葉で印象的な個所を引用したい。

「いつまでも相方が生きていると思うから
愛情表現や感謝の言葉、労いや褒めるという
行動も怠りがちになってしまうものです。
もし一緒にいる期間が限られているとしたら・・・」


そうなんですね。
私たちは相手がいつも一緒にいると思うから
やさしさや思いやりにかけるのです。

先日私は夫に聞いた。
「私は明日死ぬかもしれない」
そういったら、夫は
「死なない」といった。

私が死なないと思っているから、やさしさも
ないんですね。

僕は思いました。
厄介な回り道が、実は幸運の入り口なのではないかと。
人生いつ何が起こるかわからない。
今この瞬間から、今日が人生最後の日であるかのように
妻との1日を過ごそう。今日が最後と思って妻を愛そう。


この言葉を夫にも読ませたい。

著者の妻を愛する気持ち。
そして奥さんが著者を愛する心。
本当に素敵な夫婦なのだとこの本を読んで
感じました。



アメリカで35年暮らした僕が妻の田舎に移住して見つけた人生でいちばん大切なこと
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Last updated  2017.12.09 09:08:28
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