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2020.02.01
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テーマ: 読書日記(1996)
カテゴリ: 読書感想

私は本屋が好きでした あふれるヘイト本、つくって売るまでの舞台裏 [ 永江 朗 ]


この本を読む前に知っておいてほしいのは、
著者は本屋が大好きであるということ。

その著者が、「本屋にとってヘイト本とはなにか」を
テーマに書いたのがこの本です。

著者がこの本を書こうと思ったきっかけは、
ヘイト本が並ぶ本屋の光景にうんざりしたからだそうです。

この本では、すこし長いまえがきとすこし長いあとがきで
著者の本音が書いてある。

まえがきに続いて、
第1章 ヘイト本が読書に届くまで
第2章 ヘイト本の現場を読み解く
2つの章で構成されている。

第1章では、町の本屋の現実として
中小の独立系書店経営者がどのようにヘイト本を
扱っているのか座談会方式でインタビューした記事が紹介されている。
次に大手チェーン書店、出版取次、出版社、編集者、ライターと
現場取材を通してヘイト本が作られ店頭に並ぶまでの
プロセスをたどり、カラクリを解き明かしている。

ヘイト本が書店に並ばないためにわたしたち読者に
なにができるのか?
著者は自分が書店経営者・書店員だったらどうすべきか?
編集者だったら、どうすべきか?
自分がつくった本、売った本の責任は
負わなければならないという。


同時に重い責任をともなうものなのだと


面白い本屋にするには、売る人が売る本を選ぶこと。
昔ながらのシステムを変えることや慣行をやめることを恐れないことが
大切だと著者は言う。
自動発注をやめ、出版社任せにしない。
本屋の店頭が面白くなれば、
ヘイト本は自然に減っていくでしょうと
最後に著者は締めくくっている。

本の中には、【常備契約】【指定配本】など業界用語が出てくるが
それに関しては本の編集部が注釈をつけてくれているので
分かりやすいと思う。

ちなみに「ネトウヨ」という言葉が頻繁に出てくるが
これはネット右翼の略。








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Last updated  2020.10.06 20:08:47
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