全65件 (65件中 1-50件目)
今日の「原口一博チャンネル」で紹介された映画。2月3日公開 太田隆文監督映画『沖縄狂想曲』メディアが伝えれない真実に迫った映画。沖縄県試算した辺野古新基地建設費用は、2兆5千億!中国はアメリカに届くミサイルを持っている。本当に打たれたら、沖縄はこっぱみじんになる…辺野古基地建設は、一体誰のため?危険なポンコツオスプレイを高額で購入し、自衛隊員の命を危険にさらして、それが防衛?東京は見物席席ではない。米軍は日本中どこにでも飛んでいける。東京のすぐ近く、皇居の近くに米軍基地がある日本の異常な状態。それを見ないようにしてるだけでは?
2024.01.31
6月11日「ヘヴニーズ・スタイル」の続き。3年間の総括で一番よかったのは、多くの人に出会えたこと。だってこれがなかったら、東京y’sBeもなかった。コロナがなかったら、存在してなかった。彼らと共に作ったミュージックビデオ「イノセントマン」あれもできなかっただろうしな~あのミュージックビデを制作に協力していただいたのは、なるせゆうせい監督。監督にも出会わなかっただろうしな~その監督の新作映画が、封切られます。なるせ監督からメッセージが届いてます。皆さんこんにちは~監督というか脚本演出をやってる、なるせゆうせいと申します。今お風呂上がりでスキンケア中なんですけども、スタッフさんから『急いで動画上げてください』そうおっしゃるので慌てて出ると、こんなような状態でございます~」社会派映画監督とヘヴィニーズとの出会いについてなるせ監督の作品「君たちは長いトンネルの中」を見て、マレさん「これだ!」と奇跡の出会い。すぐに監督に電話をしたマレさん。「イノセントマンのミュージックビデオ制作、 一緒に関わってくれませんか?」「それはもう、ぜひやりましょう。」運命的な出会いで、ミュージックビデオ制作に関わった。そのイノセントマンをひっさげ、伊勢公演に向かう…すごいですよね、台風の中。「台風来るから大丈夫か?」とドキドキしました。大成功と伺い、本当にお疲れさまでした。それもまた奇跡というか、「マレさん、ヘヴニーズさん、持ってるな~」という感じはしますですよね。社会風刺というか、「負けてられない」そういう気持ちになりました。どうもどうも。私の次回作は6月30日から、「縁の下のイミグレ」外国人労働者をテーマにした作品をやるんですけど、検索していただけると、その予告編もあります。ハイが、日本に夢を持ってやってくる。日本で働くのとか問題があり、行政書士さんの無料相談に行き、そこから政治家が入ってきたり、外国人労働者の管理団体がやってきたりして、話が二転三転して転がっていくという、ブラックコメディ。この作品を作ったのは、「賃金を上げよう!」と政府が言っておりますが、外国人労働者は安い賃金で働かされてる。「賃上げしよう!」と言い、安い賃金の外国人労働者がいる。この矛盾「どうなってるんだ!」ということで、私もヘヴニーズさんに見習って社会風刺映画を作りました。6月30日から、全国で順次公開されます。顔もそろそろ取りましょうか?取ってお見苦しいものを…お見苦しいものを取ったら、やっぱりお見苦しいもので、嫌かもしれない池袋の映画館で6月14日先行上映するとのことで、一緒に観覧していただければと思ってますので、みなさんぜひ来てください。お待ちしていますよ、ホントに。お待ちしておりますからね。このお目目でいますから、よろしく願いします。こんなんで、失礼しま~す。Marreさん みなさんこの映画、どんどん広めましょう~
2023.06.16
『最近、見たい映画が少なくなってきたな…』映画界も中国が出資・支配下、内容が偏向してるからでしょう。なので、サンケイワールドビュー#13を見てワクワクしました。番組内では、柿崎ゆうじ監督の作品がいくつか紹介されました。柿崎ゆうじ監督の実力派は、国際的にも認められています。マドリード国際映画最優秀作品賞を、3年連続受賞!「自分は、日本人として生まれたことを誇りに思っています。 この日本の素晴らしい伝統文化を後世に継承したい。 そして世界の人に、日本の素晴らしい文化を知っていただきたい。 それが、自分の作品作りの『根幹』でもあります。 どんな作品を作るときも、 この『根幹』だけは忘れずにやっていきたいと思っています。」紹介された映画の中で、私が今一番見たいと思ったのは…この映画は、数千年のワインつくりの歴史に挑んだ革命児たちの物語。麻井宇介氏に指示した人たちが、『ウスケボーイズ』映画の中には、日本人の魂を感じるセリフがたくさんありました。「フランス・イタリアの真似をして、 コピーを作ったところで尊敬はされない」「失敗はみんなで共有して進んでいく」「ワインは生きている、ぶどうも土も俺も…」「大事なのは人の問題なんです」「ワインも自然そのものだけど、それを言うなら人間こそだと…」私がこのセリフから感じたのは、・日本人は自然を大切にして共存、自然から恵みをいただいてきた。・苦労して得たものには価値があり、人々に大切にされていく。・人にも物にも快適な社会こそが、『平和な社会』今合理化を声高に掲げ、それがいいことだとする風潮があります。非合理的で歴史を経て残ってきたのは、それ相応の価値があります。そのことにも、気がついてもらいたいですね。この映画は、フランス・ニース国際映画祭で最優秀作品賞を受賞!「フランス。ヨーロッパのワインの作り手達に、 日本のワインの作り手達を素晴らしいと共感してくれたからだ。 してやったり!」と、柿崎監督はうれしかったそうです。ちなみに柿崎監督は、おいしいワインを飲める飲食店を経営。さりげなく日本ワインを試飲していただき、「おいしいですね」そう言われるのが、うれしいとか…心から日本を愛しているんですね~他にも4本の映画が紹介されました。 次に見たいと思ったのは、監督の実体験を映画化した「第二警備隊」警備会社をしていた平成11年に、犯人の銃弾で部下が死亡…ご両親の前で、土下座してお詫びをする監督…その時のお母さんの言葉を思い出すと、今も涙が出てくるそうです。また部下が死亡したので、誰かが現場に行かなければいけません。当時68名ほどの社員に、「誰か志願してくれ」とお願いしたところ、「この時の経験が、今の自分を形成していると思う。 『いつかこれを映画にして、亡くなくなった隊員を想いを伝えていきたい』 そう思って映画にしたものです」『特攻隊のDNAは、今も日本人の受け継がれている』お話を聞いて、私は思いました。もともと、演劇を先にされていた柿崎監督…「演劇は、自分の想いを100%そのまま出せる」武漢肺炎の影響で、公演が延期になっている話題作品が…鹿児島知覧の、富屋食堂の女将・鳥濱トメさんと特攻隊の物語。当時多くの特攻隊員たちが、富屋食堂に立ち寄り、翌日出撃…それが繰り返されていました。特攻隊員たちを、実の母親のようにお世話されていた鳥濱トメさん。「自分達は今、平和に暮らしています。 明日の夢を語ることができます。 これだけ多くの人が住んでいて、楽しみがたくさんある世の中。 しかしこういう世の中を作ってくれたのは、 間違いなく先の大戦で散華された方達だと思う。 今の素晴らしい世の中を作ってくれた方達のためにも、 伝えていきたいと思う。」この作品に出演されてる女優さんたちが、後日配信のサンケイワールドビューに出演。女優さんたちが、どんな気持ちで演技されているかを知り、感動しました。戦後の日本では、「戦争は悪、軍隊は悪」とされてきました。しかし平和な現代の価値観で、そう決めつけていいのでしょうか?他国が攻撃してきても、無抵抗でいろと言うのでしょうか?当時の人々の気持ちが理解できなければ、真実は見えてきません。「帰って来た蛍」で、当時の方々の気持ちを理解することが、戦争で亡くなった方々への何よりの供養だと思います。戦争を知らない人たちすべてに、見てもらいたい作品です。※柿崎ゆうじ監督ドラマ『空と山と緑』が、YouTubeで配信中!
2020.10.08
今日、実話をもとに製作された映画「風をつかまえた少年」を見ました。 学費を払えず学校を退学になった少年が、図書室で勉強。風力発電により、村の人々の生活を救った物語。学ぶことの大切さと、それを人のために役立てるすばらしさ・・・ワクワクする気持ちを、見る人の心に呼び起させる、素晴らしい映画。特に子供たちに、見てもらいたい映画です。最近、韓国側が「北朝鮮と力を合わせる」という趣旨の発言・・・気になってます。「言ってはいけない!?国家論」の中に、こんな文章を見つけました。「韓国が北朝鮮にやられたときに、反転攻勢の拠点を福岡もしくは山口に置くことを考えている」と言った、韓国人がいました。それは韓国の対外情報機関の人。聞くと、国際法上のロジックまで準備している。たしかに北朝鮮と韓国が交戦状態になったとき、日本にいる在日韓国人を保護するために治安部隊を送るというのは国際法上グレーゾーンなのです。言ってはいけない!?国家論 いまこそ、トランプの暴走、習近平の野望に学べ! [ 渡部 悦和 ]博多港のすぐ近くに住んでいるので、もうドキドキ・・・上空を飛行する自衛隊ヘリの姿も、最近よく見かけます。昨日は、うちの近くに消防車・パトカーが出動。ネットで調べたら、道路に油のようなものが流れていたため。白い粉を噴霧して、回収してました。ところが夕方、外で救急車や消防車のサイレン音がずっと鳴り響いてました。何やらものものしい雰囲気で、心もザワザワ。調べたら、福岡市民会館で異臭騒ぎがあり、県警テロ対応部隊が出動したそうです。会館内で清掃作業中の女性が、ゴミ箱の液体を嗅いだら、気分が悪くなったとのこと。消防車18台、救急車2台が出動し、防護服の人が行きかい、一時周辺を封鎖。有害物資は検出されませんでしたが、詳しく調査するそうです。福岡市民会館も、博多港から近く徒歩圏内。朝鮮半島は対馬・福岡市とも近いだけに、有事が起こらないことを祈るばかりです。「北朝鮮と仲良くやるだけ」だけでは、すまない可能性もあります。韓国軍内部や元軍人が、クーデターを起こす可能性も・・・今回、消防や警察対応がとても迅速で、ほっとしました。「早く自衛隊の軍事力強化を・・・」と、願うばかりです。
2019.08.07
朝から今日も暑い!ベランダで水やりをするだけで、熱くてグッタリ・・・でも花たちは元気・・・つるバラも、次々に花を開花中。 鉢替えしたバラの花は、いくつか開き過ぎたのでカットしました。それにしても、こんなに大きく育つとは・・・つぼみもいっぱい!ベランダから遠くを見ると、空気がかすんでるし、空気が臭い・・・それもそのはず、「光化学オキシダント注意報」が、2年ぶりに福岡県内で発令!福岡市は、早良区以外すべてが対象で、13:10発令→16:15解除。まだ夏日も続くので、しばらくベランダでの作業は控えたほうがよさそうです。ところで今日、無料動画GyaOで、映画「アメリカン・ウォー」を見ました。劇場公開がされていない映画ですが、素晴らしい映画でしたので紹介します。 イラク戦争に、兵士として参加したカイル。ある日羊の死骸を見かけ、用心しながら近寄っていくと突然爆破!爆弾のかけらが太ももに突き刺さり、搬送されます。退院前日の夜、軍の女医に祖父とのある思い出話を語り始めます。それは、1993年戦没者追悼記念日の出来事・・・13歳のカイルは他の兄弟たちと、祖父母の家で過ごしてました。かくれんぼ中、物置で偶然ほこりまみれのボックスを見つけます。そのボックスには、「パド軍曹」と書かれてました。カイルはボックスを持って、祖父パドのもとへ。「戦争中のものなんでしょう?追悼記念日だから話してよ。」「中に入っているものについて、話を聞かせてよ」しつこく頼むカイル・・・パドは「三つだけ選びなさい」そう言って、カイルの選んだ品物にまつわる戦時中の思い出を語り始めます・・・題名からは、戦闘シーン中心の戦争映画だと思ってました。ところが全く違うものでした。もちろん戦闘シーンは皆無ではありません。この映画は、主に戦争に参加した兵士たちの心情を表現した映画でした。戦争に参加した兵士が、いかに深い心の傷を負っているのか・・・「敵を殺すことが正義」と信じたら、子供でさえ銃を手に平気で人を殺す不条理・・・映画の中で、祖父パドが、孫のカイルに言ったこの言葉が印象に残りました。「人間は他の動物とは違う。人間にしかできない。銃で殺すなど・・・」丸山穂高議員の問いに対し、相手の方が「戦争なんて言葉使いたくない」と答えてました。録音された音声を、耳にした人も多いと思います。「戦争」を体験した者にとって、「戦争」は重い言葉です。この映画を見ることで、戦争を体験してない人にも、その重みを感じれると思います。映画は、6月20日まで「無料動画GyaO」で視聴できます。とてもいい映画だったので、よかったら見てくださいね。
2019.05.23
今日、「ビューティフル・ボーイ」を見てきました。この映画は、父デヴィッドと息子ニックが、それぞれの視点で書いた 2冊のベストセラーノンフィクションを基に映画化したもの。予告編を見た時から、絶対見ようと決めていました。映画「ビューティフル・ボーイ」予告編成績優秀・スポーツ万能で、将来を期待されていたニック・・・父デヴィッドの再婚相手カレンにも愛され、幼い弟・妹と仲良く暮らしてました。高校時代、大麻を吸ったニック。他のドラッグに手を出すことを心配する父デヴィッドに、「大丈夫だよ」と告げます。ところが他のドラッグにも手をだし、深みにはまっていくニック・・・「薬で気持ち良くて、あの感覚が忘れられないんだ・・・」父のすすめで更生施設に入り、なんとか薬を絶ちます。「無駄に時間を過ごしたくない」と、大学生に入学。恋人もでき、薬とは無縁の、楽しい生活をおくってました。ところがあることがきっかけで、薬におぼれ、深みにはまっていきます・・・「薬物依存」というダークな題材と裏腹に、映画全体は美しい映像で彩られています。それはニックを支えた家族の深い愛情の美しさを、表現しているようでした。特に父と息子の、言葉は少ないけど、深く結ばれた愛情を感じることができました。「薬物中毒になると、脳がどう反応して、どう変化するか?」映画では、デビッドが脳の画像で、薬物中毒者の脳の説明を受けるシーンがあります。こんなふうに、視覚で示されたほうが、薬物の恐ろしさがより理解できると思いました。「薬物依存は、高揚感と引き換えに、精神的・肉体的死への近道」そう教えてくれ、とても印象に残りました。最後に、こんな言葉が流れます。「アメリカ50歳以下の死因第一位は、薬物過剰摂取です」ニックのモデルになった人物は、人気ドラマの脚本家として活躍中。13回の再発を繰り返し、8年間かけてドラッグ依存を克服したそうです。日本でもつい最近、芸能人が薬物で逮捕されました。将来、アメリカのようになる可能性が、ないとは言えません。特に若い人たちに、見てもらいたい映画だと思いました。
2019.04.17
今週、アメリカが行った「イラク侵攻」をめぐる映画を見ました。一つは、 「記者たち~衝撃と畏怖の真実」 9.11の衝撃的な出来事で、悲しみにくれ、結束力が高まるアメリカ・・・ジョージ・W・ブッシュ大統領は、イラク侵攻に踏み切ろうとしてました。その理由は、「大量破壊兵器の保持」新聞社ナイト・リーダーのワシントン支局ジョン・ウォルコットは、疑問を抱きます。「しっかりとした確証もないまま、イラク侵攻を開始すれば、 たくさんの尊い命が犠牲になってしまう・・・」部下であるジョナサン・ランデー、ウォーレン・ストロベルに取材を指示。元従軍記者ジョー・ギャロウェイにも、協力を依頼。一方大手メディアは、政府の姿勢を支持・・・世間の流れが「イラク侵攻」にかたより、孤立していきます・・・それと、 「バイス」 酒と暴力で、大学を退学したディック・チェイニー・・・聡明で美しい恋人リンの言葉に一念発起、政界へと足を踏み入れます。政界から引退し平和に暮らす彼のもとへ、ジョージ・W・ブッシュ大統領から電話。会いに行き、副大統領になる決意をする。目立たない存在を逆手にとり、大統領を操り、強大な権力を手中に・・・「影の大統領」として、意のままに政治を動かしていきます。そして、「イラク侵攻」を大統領に決断させます。この映画を見て感じたのは、「人々の心がマスメディアによって、いかにコントロールされやすいか」そして、この映画のようなことが、今も起こる可能性があること。「9.11を繰り返さないため」、純粋な気持ちで戦いに参加した人たち・・・戦争がなければ、今も幸せに人生を全うしたであろう人たち・・・「何のための戦いだったのか?」・・・チェイニー元副大統領は、一度も謝罪してません。今も「アメリカのために正しいことをした」と信じているようです。間違ったことを信じ込む恐ろしさも、伝わってきました。ゲラーさんの著書に、アメリカの問題点が掲載されています。ゲラーさん、ニッポンに物申す [ ロバート・ゲラー ]それを知ったうえで見たので、映画のメッセージが読み取れました。アメリカでは長年共和党政権が、権力を握っています。その間、マスメディアの状況が、大きく変わりました。1987年に放送の公平を維持する、「フェアネス・ドクトリン」廃止。両者それぞれの意見を、公平に放送する必要がなくなったのです。そのため、「右翼・トークラジオ」が誕生・・・1996年、ケーブルテレビ局「フォックステレビ」が誕生。実質は、「共和党宣伝テレビ局」「右翼チャンネル」共和党政権維持に、マスメディアが一役かっているのです。トランプ大統領が当選した理由が、ここにあるような気がしました。これは、一党独裁が続いている日本でも起こり得ること・・・現にNHKは、自民党政権に不利なニュースは放送しません。これからも、しっかり政治を見つめていく必要性を感じました。「記者たち・・・」を見ながら、あるニュースサイトを思い出しました。それは、ニュースサイト「ハンター」過去、高島市長は「ハンターをつぶせ」と命令したとか・・・高島福岡市長・県警OB副市長に「ハンター」つぶし依頼証拠を集めて検証し、真実を伝える、ニュースサイト「ハンター」・・・今後も権力に負けず、真実を追求してもらいたいものです。ニュースサイト「ハンター」社会記事一覧
2019.04.06
今日はレディースデイ・・・中洲大洋に行ってきました。那珂川近くの花壇は、色鮮やかな花たちが、元気に咲いていました。見たのは、「ブラック・クラインズマン」・・・実話をもとに書かれた小説を、映画化。主人公ロン役は、デンゼル・ワシントンの息子、ジョン・デヴィット・ワシントン。ロンの相棒フリップ役は、「スター・ウォーズ」新シリーズの、アダム・ドライバー。監督は「マルコムX」ドゥ・ザ・ライト・シング」を手掛けた、スパイク・リー。たくさんの人が、上映前から並んで待ってました。 1979年、黒人差別が色濃く残るアメリカ南部。コロラドスプリングスの警察署で、初の黒人刑事として採用されたロン・ストールワース。資料室勤務が退屈で、潜入捜査を上司に申し出ます。いったん却下されましたが、運よく望み通り潜入捜査員に。ある日、読んでいた新聞で、「KKKメンバー募集」の広告を発見!さっそく電話して、面接することに・・・しかし、ロンは黒人。そこで身代わりとして潜入したのは、同僚フリップ(ユダヤ人)その日から、電話はロン、直接会うのはフリップという潜入捜査が始まります。KKK(クー・クラック・クラン) アメリカの白人至上主義秘密結社。 南北戦争後、アメリカ南部で黒人排斥を目的に結成。 第一次世界大戦後、ユダヤ人・カトリック教徒・社会主義者にも迫害・暴行。 白覆面・白い服で、十字架を燃やす儀式を行う。ロンが、映画の中でこんなことを言います。「(KKKのような)大統領が選ばれるわけがない」それを聞いて思い出したのは、トランプ大統領・・・『選ばれたかも?』映画後半では、2017年バージニア州シャーロックブルで起きた事件映像が流れます。白人至上主義者のデモと、それを抗議する集団の衝突。白人至上主義者が運転する車が、抗議デモに突入・・・32歳の女性が死亡、5人が重軽傷、19人が負傷しました。時が流れても、人々の心はそう簡単には変わりません。この映画の時代と同じようなことが、今も起こってるのですから。自分の主義主張を通すために、人は悪魔になるのだとも感じました。極端な主義に走ることの恐ろしさを、しっかり教えてくれる映画でした。数年前から、ナチス関連の映画などの上映が増えてきました。それは、同じ過ちを繰り返す危険性を示唆しているのかもしれません。映画で描かれたことは、日本でも起こらないとは限りません。今たくさんの外国人が、日本で働いています。少子高齢化の日本は、外国人の労働力に頼らざるを得ない時代を迎えてます。国が違えば、考え方や習慣など、たくさんの違いがあり、それによって衝突が起きます。たとえば、ブータン・・・あまり自分から挨拶をしないと、誤解されます。ブータンでは、目上の人に自分から挨拶をするのは失礼なことなのだそうです。日本に住む外国人は、増えています。摩擦が起こらないためにも、その国の文化・風習を知り、理解することが必要です。いろいろなことを考えながら、帰ってきました。
2019.03.27
昨日紹介したゲラーさんの講義姿が、ニュースで少し紹介されてました。ご覧になりたい方は、下のサイトをクリックして下さいね。今こそ日頃の備えを 東日本大震災から8年私が津波の恐ろしさを感じたのは、映画「ヒアアフター」監督はクリント・イーストウッド、スティーブンスピルバーグ総指揮作品。日本では、2011年2月19日公開・・・人の生と死を考えさせられる、素晴らしい映画でした。「ヒアアフター」予告編映画の中で、旅行先のインドネシアで、津波に遭遇するシーンがあります。水中でのシーンがとてもリアル・・・体が自由にならず、車や流木がぶつかってくる・・・あまりにリアルで、本当に自分が体験しているかのような錯覚を覚えた映画でした。そして、3月11日に東日本大震災・・・映画は上映中止に。まるで震災を予感していのようなタイミングに、不思議な感じがした記憶があります。主人公マッド・デイモンが、霊能力者という設定だったからかも?とてもいい映画なので、よかったらレンタルビデオで見てくださいね。この映画を見て思ったのは、「津波が来たら、とにかく高い場所へ」シンポジウムで、こんな質問がありました。「私はこの近くに住んでいて、毎年避難訓練に参加してます。 マンションの上層階に住んでいるのですが、避難場所は海に近い小学校です。 避難場所のほうが、マンションより危険に思い、疑問を感じてます。 今のままの避難訓練でいいのでしょうか?」ゲラーさんは、即答。「津波の非難は、高い場所です。マンションのほうが安全です。」災害が起きたとき、命を守る行動は、状況によって異なります。「自分がどう行動すればいいのか」は、その時々で変わっていきます。日ごろからシュミレーションして、いざという時あわてないようにしましょうね。
2019.03.12
アカデミー賞5部門にノミネートされ、3部門受賞した「グリーンブック」予告編を見たときから気になっていたので、見に行ってきました。1962年、イタリア系アメリカ人トニー・リップは、高級クラブの用心棒をしてました。ある日改装により店が閉鎖し、トニーは無職に・・・家族を養うため、職探しを始め、黒人天才ピアニストのドクター・シャーリーのもとへ。その仕事は、南部コンサートツアーへ運転手として同行すること。当時南部は、黒人への差別が色濃く残る地域。黒人と一緒に行動するなんて、何が起こるかわかりません。いったん断ったトニーだが、結局引き受けることにします。そして手渡されたのが、「グリーンブック」それは、黒人を受け入れてくれる施設などが記載された旅行ガイドブック。その本を参考に宿泊先を決めながら、南部えお旅します。もともとは、黒人に対する差別意識があるトニー。しかし初めてドクターの演奏を聴き、深く感動・・・トニーの心をとらえます。貧しい生活をする黒人ばかりの南部では、金持ちのドクターは目立つ存在。黒人たちから、奇妙な存在として見られます。金持ちの屋敷で演奏し、歓迎され、楽しく会食するドクター。しかし、屋敷のトイレは「黒人使用禁止」街の酒場に行けば、「黒人だから」と袋叩きに・・・「黒人でもなく、白人でもなく、どう生きるのが正解だ?」いつも冷静なドクターが、つらい孤独に耐え、生きていたのかをトニーは知るのです・・・全く理解し合うはずのない二人が、少しずつ打ち解け、信頼関係を築く様子が素敵でした。二人が出会ったことで、互いに成長していくのです。心の表現方法が違うけど、二人に共通するのは「優しさ」だからこそ、深い友情で結ばれたのだと思いました。ピアノ演奏も素晴らしく、コンサート会場にいるようでした。「音楽って、世界の共通語なんだ」と、感じさせてくれます。本当にひきたかったクラッシックを人前で演奏できたときの、幸せそうなドクター。その姿を、自分のことのように喜ぶトニー・・・長年の親友同士のようでした。映画館を後にするとき、とてもすがすがしい気分でした。この映画の製作・脚本を手掛けたのは、ニック・バレロンガ氏・・・トニーの実の息子です。二人の心情が、見事に表現されています。つい先日初来日した監督ピーター・ファレリー氏は、会見でこう述べてます。『この作品の強みは、希望が感じられることだと自負してます。 お互いに会話をして、お互いを知ることで、共通点を見出すことができた。 そしてそれが、トニーとドクターの実話で、二人が生涯の友になったという 希望が響いたのだと思います。』将来に不安を感じやすい時代だからこそ、見てもらいたい映画です。
2019.03.07
今日、無料動画GYAOで、樹木希林さん最後の主演映画「あん」を見ました。とても素晴らしい作品だったので、紹介します。(無料動画GYAO 3月27日まで視聴可) 雇われ店長として、毎日どら焼きを作る千太郎。ある日、老女徳江が店に貼った求人募集を見て、千太郎に声をかけます。「こんなお店で働くのが夢だったの。雇ってくれないかしら?」「腰が悪くなるよ」「重いもの持たないといけないし・・・」徳江の申し出を、遠回しに断わります。すると徳江は、「このあん、私が作ったの。よかったら、食べてみて。」手作りのあんを千太郎に手渡し、すぐに帰っていきます。あんを口にふくんだ千太郎は、あまりのおいしさに感動。徳江を、雇うことにします。あずきと会話しながら、心を込めて粒あんを作る徳江。その美味しさが評判になり、開店前から行列ができるほど大繁盛。「よかったですね、店長さん」・・・やさしく笑顔で語りかける徳江。そんな徳江に、千太郎の心は少しずつほぐされていきます。ところが、あるうわさにより、千太郎はある決断を迫られます・・・ごくありふれた日常が再現されたような、自然体の映画でした。そして、私たちが美しいものに囲まれて生きていることを、教えてくれます。実孫内田伽羅(うちだきゃら)さんとの、ほどよい距離感も素敵でした。千太郎役・永瀬正敏さんの演技も、とても自然体で素晴らしいものでした。市原悦子さんが、徳江の友人桂子役で出演・・・映画の魅力を高めてます。映画の中で、徳江が静かに語る言葉が、深く心に残ります。『私たちはこの世を見るために聞くために生まれてきた。 この世は、ただそれだけを望んでいた。 だとすれば、何かになれなくても、 私たちには生きる意味があるのよ。』情報があふれ、人と比べて自分の価値を決めがちな現代。ついつい自分を低く評価し、自信を無くしがちです。だからこそ、この映画を見て、生きている素晴らしさを感じてほしい・・・そう思える映画でした。無料動画GYAO 映画「あん」この映画の原作本、ドリアン助川著「あん」・・・読んでみたくなりました。あん (ポプラ文庫) [ ドリアン助川 ]
2019.03.04
今日は2月1日・・・映画の日です。中洲大洋は、1000円!「メリー・ポピンズ リターンズ」を、見てきました。この映画を見たいと思ったのは、理由があります。幼い頃の私は、メリー・ポピンズを知り、思いました。「傘を開けば、きっとメリー・ポピンズのように空が飛べる!」傘を開き、小さな川の土手にジャンプ!予想と反し、傘はやぶれ、私は土手に落下・・・なぜ飛べなかったのかわからず、しかも自力で土手を上がることができません。悲しくて、一人大声で泣いてました。たまたま通りかかった人に、運よく助けてもらいました。そこまで私の心をとらえた「メリー・ポピンズ」・・・ファンタジーの世界を、久しぶりにのぞいてみたくなりました。 大人になったマイケルは、家庭を持ち、3人の子供の父親に・・・しかし妻は死別。当時ロンドンは、大恐慌・・・仕事は銀行の臨時職でお金に余裕がありません。そこで、銀行から借金して生活するしかありませんでした。そんなある日、銀行から借金の返済を迫られます。「期日までに全額返済しなければ、この家を差し押さえる。」借金の額は、マイケルの年収以上・・・返済できるわけがありません。ピンチに追い込まれるマイケル・・・そこへ「メリー・ポピンズ」が、傘を手に空から舞い降りてきます・・・1964年公開され、アカデミー賞5部門を獲得したディズニー映画「メリー・ポピンズ」この映画は、その20年後を描いたミュージカル映画です。ディズニーらしい演出で、素晴らしい歌と踊りのショーを堪能。アクロバティックな動きもあり、ショーとしても超一流!単に楽しませるだけでなく、「人生の教え」も。世代を超えて、楽しむことができる映画。子供の頃の「何にでも感動する心」を、思い出させてくれる映画です。
2019.02.01
今日はレディースデイ・・・女性の映画料金は、1100円。以前から気になっていた、 「アリー/スター誕生」を見てきました。自分で曲を作り、歌手を夢見る女性アリー・・・オーディションを何度も受けますが、いつも言われるのは、「声はいいんだけど、鼻が大きすぎるんだよね・・・」そのため自分に自信がなく、唯一才能を認めてくれるショーパブで、歌ってました。そんなある日、世界的ロックスタージャクソンが偶然パブを訪れます。アリーの歌声に、魅了されたジャクソン・・・アリー自作の曲にも感動!「片耳しか聞こえない自分でも、成功したんだ」と、自信のないアリーを励まします。すぐにジャクソンは、自分のコンサートにアリーを招待。なんとステージで、アリー自作の曲を、二人で歌うことに。それ以来、ジャクソンは、自分のコンサートでアリーの出番を確保。少しずつ自信を持ち、人前で歌うアリーの姿を、やさしい目で見守ります。そしてついに、アリーはソロデビュー!夢が現実になったことに、喜ぶアリー。しかし「歌」だけで勝負したいと思っていたアリーにとって、少し違う世界でした・・・これまで、奇抜なファッションと踊りで注目されていたレディ・ーガガ。そのため、歌だけでなく、ファッションや踊りなどに目が行きがちでした。それだけに、彼女が歌手としての実力があるかが、よくわかる映画でした。また、さまざまなことを考えさせられました。歌手としての実力があっても、容姿に難ありとふるい落とされる「差別」「アル中だから、だめなんだ」と、人間性まで否定するかのような「言葉の刃」奇異の目で見られがちなショーパブの人たちの、心の温かさ。ラストで彼女が、心を込めて唄う姿は、深く心に焼き付いています。エンディングに流れる、素晴らしい彼女の歌声・・・会場の誰もが、あかりが灯るまで、席を立つことはありませんでした。この映画、もともとはクリントイーストウッドが監督する予定だったとか。ジャクソン役のブラッドリー・クーパーは、この映画が長編映画監督デビュー作。撮影中、半年間・週5回、ギター・ピアノ・ボイストレーニングに励んだそうです。音楽が好きな人も、そうでない人も、感動する映画です。
2019.01.09
今日久しぶり映画を見てきました。「オーケストラ・クラス」フランスには、すてきな音楽プログラムがあります。普段音楽に触れる機会があまりない子供たちに、無料で楽器を贈呈。そして子供たちに教えるのは、プロの演奏家。「オーケストラクラス」は、このプログラムをヒントに作られたそうです。パリの小学校のオーケストラ・クラスで教えることになった、バイオリニストのシモン。集まった6年生の子供たちは、やんちゃで落ち着きがありません。与えられたバイオリンの弓で、チャンバラごっこをする子も・・・それでも子供たちに、バイオリンを基礎から教えるシモン。その様子を、窓からじっと見つめるアーノルドに気がつきます。アーノルドがバイオリンを好きで、弾けるようになりたいことを知り、シモンは教えることに。うれしくてたまらないアーノルドは、家で動画を見て、練習開始。隣人に迷惑がられたため、屋上に上り、毎日練習を始めます。ある日、他の小学校と合同練習をすることに。ところが、結果は散々・・・シモンは頭を抱えてしまいます。子供たちは上達しようと、アーノルドと一緒に屋上で練習を開始。少しずつ、子供たちの間に「団結力」が生まれてきます。みんなの心が一つになり、バイオリンの楽しさを感じ始めた子供たち。シモンも、子供たちを教える喜びに、やりがいを感じ始めます。発表会を成功させようと、演奏する子供たちの瞳は真剣。そんなある日、電気系統の故障で、教室がまっ黒焦げに・・・この映画が教えてくれるのは、「子供たちの持つ可能性」目標を見つけることで、眠っていた才能が大きく開花。一生懸命何かに取り組めば、結果は必ずついてくる・・・そう押して得てくれます、そして子供たちだけでなく、大人たちも一緒に成長していきます。改めて感じたのは、「音楽の素晴らしさ」美しいメロディーが、人々の心をやわらげ、一つにつなげていきまます。かたくなな心を、シモンの奏でるメロディーがゆっくりと溶かしていくシーン・・・今思い出すだけでも、感動がよみがえってきます。映画が終わっても、誰も席を立たず、みんなじっと座ったままでした。それだけ、たくさんの人を感動させる映画でした。特に、親子で見てもらいたい映画です。※見どころ満載ですが、言うとネタバレになるので言えないのが残念!
2018.10.19
今日は、映画「ブレス、しあわせの呼吸」を見に行ってきました。名プロデューサー、ジョナサン・カヴェンディッシュの両親の実話を、映画化。予告編を見て、気になっていた映画です。 ダイアナに一目ぼれした、明るいスポーツマンのロビン。ダイアナも「ロビンは運命の人」と恋におち、周囲の人の祝福を受け、結婚。お互いを深く愛し、しあわせに過ごしてました。ナイロビへの出張にも、ダイアナ同伴で出かけたロビン。そこでダイアナは妊娠・・・二人は明るい未来を信じ、幸せの絶頂にいました。ところがロビンが、突然倒れ入院・・・ポリオに感染したことが判明。首から下は麻痺して全く動かず、人工呼吸器なしでは生きていけない状態。しかも、医師から「余命数ヶ月」と告げられます。無事に生まれたジョナサンを連れ、ロビンのもとを見舞うダイアナ。いとしいわが子を見て、喜ぶロビン。しかし、自分で抱きしめることはできず、涙を流します。そんなロビンの姿に、ダイアナはイギリスへの帰国を決意。ロビンは、イギリスでの病院生活を始めます。病室には、自分と同じように人工呼吸器でベッドの上で過ごす患者ばかり・・・「死にたい・・・」と、ロビンはうつ状態になり、ジョナサンの顔を見ようともしません。「あなたのために私にできることはない?」と問いかけるダイアナ。「ここを出て、帰りたい」と伝えるロビン。病院責任者は、「退院したら2週間しか持たない」と断固として反対。しかしロビンの医師を尊重する担当医やスタッフの協力で、逃げるように退院します。久しぶりに見る空、木々の緑に心が満たされるロビン。息子ジョナサンの遊ぶ姿を近くで見守り、穏やかな日々を過ごします。ジョナサンは成長し、外で遊ぶことが多くなってきました。ベッドからは、その姿を見ることができません。ジョナサンが乳母車を押す姿を見て、ロビンはあることを思いつきます・・・首から下が全く動かず、呼吸も自分でできないロビンが主人公。しかし、この映画には悲壮感や絶望感が感じられません。当時は人工呼吸器では、外出ができませんでした。「病室」という狭い空間で、死ぬまで過ごすしかありませんでした。それが、一番安全で正しいことだと信じられてました。ところがロビンやダイアナは、違います。普通の生活を送ることが、幸せに生きることだと信じたからです。そして友人の作った人工呼吸器を格納した車いすで、活動範囲を広げていきます。「こうやって解決できるのでは?」知恵と工夫で、不可能と思えたことを可能にしていくのです。そして同じ境遇の人たちにも、生きる幸せを実感させていきます。ロビンとダイアナが、未来をしっかり見つめ、行動を起こす姿に勇気をもらえました。心にいつまでも残る、明るくさわやかな感動の映画でした。ご両親の実話を映画化した、ジョナサン・カヴェンディッシュ氏に心から感謝します。
2018.09.19
今日は、いつもより早く起きました。その理由は、KBCシネマの「朝活割引」で映画を見るため。「朝活割引」は、8時台に上映される映画が、誰でも1100円!・・・とてもお得です。料金を支払うと、「サンプル渡してますので、どうぞ~」とプレゼント。朝活でプレゼントをもらったのは初めてです。 そして見たのは、 「判決、ふたつの希望」レバノン映画として、史上初のアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた作品。レバノン出身、ジアド・ドゥエイリ監督の実体験をもとに作られた映画です。主演の一人、カメル・エル=パシャは、 第70回ベネチア国際映画祭で、パレスチナ人初となる最優秀男優賞受賞!国際的評価も高い中東の映画で、公開前から見たいと思ってました。 舞台は、レバノンの首都、ベイルート。パレスチナ難民ヤーセルは、現場監督として真面目働いてました。仕事をする彼の顔に、水が落ちてきました。見上げると、ベランダの排水が中途半端に伸びた管から落ちています。不法建築のため、修理しようとベランダのある家へと向かいます。応対したのは、キリスト教徒のトニー。かたくなに修理を拒絶、聞く耳を持ちません。真面目なヤーセルは、修理を外から強行、建物備え付けの排水管に流れるようにします。それを見たトニーは、無言で修理された排水管を破壊。そんなトニーに、ヤーセルは「クズヤロー」と言葉を投げつけます。二人を和解させようと、ヤーセルにトニーへの謝罪を勧める上司。謝罪のために、トニーの職場へ出向きます。謝ろうとしているヤーセルに、次々と屈辱的な言葉を投げつけるトニー。ヤーセルはその言葉に我慢できず、トニーを殴り、けがを負わせます。頭にきたトニーは、ヤーセルを訴え、裁判が行われ、無罪に。腹の虫がおさまらないトニーは、納得がいきません。それを耳にした弁護士が、「無料で弁護する」と、トニーの前に。ヤーセルも弁護士を雇い、二人の法廷での争いが再開・・・裁判で次々に明らかになる、民族・宗教間の悲しい紛争の歴史。二人の口論が、国中を巻き込んだ法廷争いへ。レバノン人とパレスチナ難民の紛争が起こりかねない事態にまで、発展していきます。そんな時、トニーの弁護士は、トニーに関するある事実を知ることに・・・そしてそのことが、裁判の行方を大きく変えていきます。きっかけは、些細な口論・・・それが、ここまで大きな出来事になるとは・・・トニーもヤーセルも望んでなかったでしょう。口数の多いトニーと、寡黙なヤーセル・・・相反する二人の心の動きにも注目です。戦争や紛争では、勝者が「被害者」、敗者が「加害者」と呼ばれます。しかし、立場が逆転することもあります。本当に「被害者」「加害者」と、線引きできるのでしょうか?この映画のように、根底に民族としての誇りがあるなら?線引きをすることは、片方の民族を否定することになりかねません。それは、人としての尊厳を奪うことになるのでは・・・?様々なことを、深く考えさせられ、教えられました。自分たちの未来のために、何をすべきかを選択した人々の賢さに感動しました。そして、いかに自分が幸せな国で暮らしているかも、改めて教えられました。中東の人々の悲しい歴史は、他国が関わったことで続いたようにも思いました。なぜなら、中東の人々には正しい解決策を決定できることが、この映画からわかったからです。伝えたいことがたくさんありますが、「ネタバレ」になるので言えない・・・残念!おすすめの「名画」です。
2018.09.14
昨日、久しぶりに映画を見に行きました。見たのは、予告編で元気をもらえそうだと思った映画。「輝ける人生」・・・主人公は、若者ではなく中高年。 35年連れ添った夫が「ナイト」の称号を授与し、「レディ」となった妻サンドラ。パーティーで、偶然夫の浮気現場を目撃・・・しかも相手は、サンドラの親友で「5年前から・・・」と告白。怒りと悲しみで、サンドラは家出をします。家出先は、ロンドンで一人住まいの姉ビフ。セレブ生活から一変、一般庶民の生活に少々戸惑いを感じます。傷いた心で、家に引きこもりがちになるサンドラ・・・その様子を見て、ビフはダンス教室へサンドラを誘います。しぶしぶ参加したサンドラでしたが、徐々にダンスの才能を発揮していきます。彼女には、若い頃ダンサーを目指していた過去があったのです。若い頃の情熱を思い出し、笑顔を取り戻すサンドラ。ダンス教室の仲間たちとも仲良くなり、本当の自分を取り戻していきます。クリスマスを前に、ダンス教室の仲間とあることを計画。それは、人前でダンスをし、寄付金を集めるということ。中高年の「フラッシュモブ」は、SNSで大きな話題になり、新聞にも掲載。SNSを偶然見た監督から、ローマへと招待され、ダンスイベントで踊ることが決定!予想外の展開に、喜びに沸くダンス教室の仲間たち。そんな時、サンドラはビフから悲しい事実を打ち明けられます・・・この映画が教えてくれるのは、「自分らしく生きることの大切さ」そして、本当の幸せは、自分らしく生きれる場所にあること。それは、サンドラの様子と変化から、強く伝わってきます。サンドラは「レディ」となった自分に、誇りを持っていました。ところがそれは、「ナイト」である夫がいるからこそ。そう、自分が認められたことで手にしたことではなかったのです。ダンス教室でダンスの才能を発揮し、フラッシュモブで中心になって踊るサンドラ。そこには、自分の力で勝ち取った、達成感と喜びがありました。「私は35年間、自分をだまして生きてきた・・・」そのことに気がつき、自分らしく生きることを選択したサンドラ。ハイヒールを脱ぎ捨て、全速力で走る姿は、少女のようでした。「やりなおすことは、いくつになってもできる!」「自分らしく生きることに、年齢は関係ない!」そんな元気と勇気を、たくさん与えてくれる映画でした。帰り道、ずっと笑顔だった私・・・他人からは、変な人に見えたかも?(笑)誰が見ても、感動し元気になれる映画・・・おすすめです。
2018.09.13
最近のニュースで、思い出した映画があります。それは、「スタンフォード監獄実験」を題材にした映画。「es『エス』」「エクスペリメント」「プリズン・エクスペリメント」実験は、1971年アメリカスタンフォード大学で、心理学者フィリップ・ジルバートが行いました。「人間の行動は、生まれ持った気質や性格で決定されるのではなく、 おかれた環境・状況によって決定される。」これを証明するために行われました。大学地下実験室を、疑似刑務所に改修し、被験者を広告で応募。集まった約100名に心理テストを行い、気質・性格が標準的な若者を選びました。そして無作為のグループに分け、看守役11人・受刑者役10人で、2週間の予定でスタート。受刑者役には、屈辱感・無力感を与える必要があります。警察の協力で、本物のパトカーで警官が実際に逮捕し、疑似刑務所に連行。指紋をとり、看守役の前で服を脱ぎ全裸になり、シラミ駆除剤を散布。下着はつけさせず、薄いワンピース型囚人服を着るよう指示。ナイロンストッキングで作った帽子をかぶせ、片足に南京錠のついた金属製鎖を装着。看守役には、権力を持った支配者だと、自覚させる必要があります。軍服に警棒を持たせ、表情をよいとられないようサングラスをつけさせました。一日目 看守役は、自分の役割にとまどいます。 看守役から受刑者役への屈辱的言葉は、1日0.3回。二日目 看守役は、受刑者役に威圧的に行動。 不満を持った受刑者役は、ベッドでバリケードをつくり、監獄への侵入を阻止。 すると「連帯責任だ」と、別のグループの監獄に行き、受刑者役のベッドを没収。三日目 看守役の威圧的態度は、さらに強くなります。 1日3回の点呼を、夜中にも実施。 夜間のトイレを禁止し、バケツにするよう命令。汚物は朝まで放置。 反抗的な受刑者役は狭い独房へ。 この行動すべては、各看守役独断によるもの。 暴力禁止だったので、自尊心を傷つける精神的虐待がスタート。 しかも、そうすることに看守役たちは快感を覚えます。 このころになると、受刑者たちを「家畜」と考えるようになります。四日目 トイレットペーパーの切れ端でトイレ掃除をさせるなど、ひどいものに。 受刑者役は、抵抗しても何も変わらないと、無抵抗になり、看守役に服従。五日目 看守役は、受刑者役へさらに屈辱的な扱いを平気で行う。 看守役から受刑者役への屈辱的言葉は、1日5.7回と激増!六日目 実験中止。 受刑者役の中には、すでにストレス障害を発症したものも存在。 看守役たちは、「話が違う!」と実験継続を主張。実験中、ジルバート博士は、冷静な判断ができない精神状態になっていきます。二人がストレス障害を発症したにもかかわらず、実験を続行・・・心理学者の恋人が強く非難したことで、冷静になり実験を中止したそうです。この実験でわかったことは、とても恐ろしいことでした。「普通の人が、誰でも数日で、簡単に悪魔になる」権力をもったものが、平気で弱者に非人道的なことができるようになっていくのです。しかも、そのことに快感を覚え、虐待がエスカレート・・・ニュースでは、起こった事実ことだけに注目します。そして、その人間を排除して、終わらせようとします。でもそれが、根本的な解決になっているのでしょうか?根本的な問題は、「強大な権力を一つの人や部署に集中させること」そして、「その権力が継続できる環境を、整えていること」 ならば、権力が一局集中せず、継続しない仕組みが必要なのでは?最近のニュースには、「大きな権力」が見え隠れします。そして、「権力者側の常識(言い分)」が存在します。そのことに慣れ、服従する構図がまだたくさんあるようで、時々不安になります。救いは、それを正そうと勇気をもって、声をあげた人がいること。今年はいろんな意味で、「改革の年」なのかもしれませんね。
2018.08.17
今日も風がここちよく、気温の割に過ごしやすい日でした。室内にいても汗ばむこともなく、エアコンなしで過ごせました。食べた後の種から発芽し、実がなったピーマン。小さな1個は、強風の日に落下・・・翌日食べました。残る1個は、黄色くなってきたので今日収穫して食べました。あまり大きくならなかったけど、育てる過程は楽しめました~ そして、ピーマンの葉も3分の2ほど収穫。一品、レンジで作ってみました。味付けは、酒・みりん・砂糖・醤油と、干しシイタケの出し汁で。ピーマンをレンジでチンした後、流水であくをとり、水気をしぼるのがポイント。あくをとってから、調味料と一緒にレンチンしました。 カルシウムと、抗酸化作用の強いアスタキサチンを含むアミエビをトッピングしました。紫外線の強い時期なので、抗酸化物はたくさんとりたいですね~ ピーマンの葉は初めて食べましたが、なかなか美味しかったです。それと、昨日見た映画の紹介。「ミッションイン:ポッシブル フォールアウト」トムクルーズの超人的なアクションが、公開前から話題になってましたよね。昨日はレディースデイということもあり、女性客がたくさん見に来てました。 IMFエージェントのイーサン・ハントのもとに、ある指令が送られてくる。それは、「盗まれた3つのプルトニウムの回収」金と引き換えに回収する目前、金を持って待機していた仲間が襲われます。そして仲間を救出している間に、プルトニウムが何者かに奪われてしまいます。この事件には、秘密組織「シンジケート」の残党が結成した組織「アポストル」が関与。手がかりは「ジョーン・ラーク」という名前の男。そして彼が接触する「ホワイト・ウィドウ」という女。IMFは、この女に近づく作戦を立て、実行することに。一方、プルトニウムを回収直前に奪われたことで、イーサン・ハントに不信を抱くCIA・・・監視役として、CIAエージェントのウォーカーを作戦に同行させます。そして二人は、空からパリの町に侵入します・・・超人的なアクションが、次から次へと繰り広げられます。撮影中、骨折したままで行ったシーンには、本当にビックリ!バイクや車での運転シーンの間一髪でかわすテクニックに、何度も「危ない!」とても50代とは思えない反射神経で、見てるほうがハラハラします。アクションだけでなく、ストーリー展開がまたおもしろい!とにかく飽きさせない映画で、いい刺激をもらえました。アクションだけでなく、驚きはトムクルーズが「失読症」だということ。これは、文字から情報を得ることが困難な病気です。そのため、台本を読んで理解することは困難なんです。他人に音読してもらい、ストーリーを理解したり、セリフを覚えているのです。アクションのための体つくりだけでも、年齢的に人一倍努力してるはずです。それだけでも大変ですが、さらにかげで努力しながら映画の世界で生きている・・・それを知って映画を見ると、トムクルーズの生き様を見ているようにも感じます。この映画、絶対映画館で見たほうが、楽しめます。これからもトムクルーズ、応援したいですね~
2018.08.09
今日、無料動画Gyaoで、好きな映画を見つけました。「マダム・イン・ニューヨーク」(2012 インド)4年前映画館で見て、元気をもらった映画です。とてもいい映画だったので、久しぶりに観賞しました。 専業主婦として、家族の世話に追われるシャシ。料理上手で、菓子「ラドゥ」を、贈答用として販売していました。彼女の悩みは、英語ができないこと・・・そのことで、夫や娘からからかわれ、心は傷ついてました。NYに住む姉から、「娘の結婚式を手伝ってほしい」と頼まれます。そして、一足先に一人でNYに行くことになります。シャシにとって、何もかもが初めてのことばかり。飛行機で隣に座った男性が気にかけ、機内での過ごし方をアドバイス。入国審査が何とか終わったシャシは、大きなため息をつきます。そんなシャシに、その男性はこう言います。「初のアメリカ旅行。 何事も『初めて』は、一度だけ。 その一度は、だれにとっても特別な体験。 だから、楽しむんだよ。 ためらわずに、自信を持って過ごすんだよ。」姉の家で過ごすことになったシャシ。姪の婚約者と一緒に、夕飯をとることに。ところが、英語がわからないシャシは、話の内容がわからない・・・「眠い」とうそをつき、一人その場を離れます。ある日、大学生の姪に誘われ外出するシャシ。授業が終わるまでの2時間を、一人で過ごすことになります。おなかがすいたシャシは、カフェへ。英語ができないシャシは、注文も清算も一苦労。イラつく店員、せかす客・・・いたたまれなくなり、店を飛び出してしまいます。英語ができない自分に、ますます自信を無くしてしまうシャシ・・・姪を待っているシャシの前に、一台のバスが停まります。バスの車体の大きな広告が目につき、姪に何の広告かたずねるシャシ。「4週間で英語が話せるようになる教室」の広告でした。さっそく教室に電話をするシャシ。みんなに内緒で、一人地下鉄に乗り、教室に通うことになります・・・この映画が好きなのは、まず「明るさ」シャシが教室で褒められ、うれしくて道で踊りだすシーンがあります。純粋で、無邪気な子供のような姿に、自然と笑顔がこぼれてきます。英語が上手にできないという、「同等の立場」の生徒たち。生徒たちを楽しく教える、やさしい先生。先生と生徒たちは、まるで家族のように絆を深めていきます。そして、さりげなく「教え」が込められています。インドが、仏教の国だからかもしれません。9月4日まで、配信中です。
2018.08.06
今日、名古屋は観測史上初の40.3℃を記録!いったい、地球はどうなっているのでしょう?25℃を「暑い」と思っていたことがあったのが、ウソのようです。さて今日は、水曜日に見た映画のお話。見終わった後も、心に残る作品でしたので紹介します。映画「ウインド・リバー」 アメリカ中西部ワイオミング州にある「ウインド・リバー・保留地」・・・アメリカ先住民たちが虐殺され、土地を追われ、強制移住された場所です。そこは、人が住むには過酷で、植民者たちが不必要な場所でもありました。野生生物局白人ハンターのコリーは、家畜をねらうオオカミを駆除してました。スノーモービルで移動中、少女の遺体を発見します。素足で、体は凍り、血を吐いて倒れてる少女・・・部族警察長便は、FBIに連絡。ところがやってきたのは、新人捜査官ジェーンたった一人・・・少女の死因は、何だったかの?いったい何があって、死ぬことになったのか?ジェーンはコリーに、捜査協力を求め、真相に近づいて行きます・・・映画を見る前は、「少女の死」がテーマの映画だと思ってました。ところが、そんな単純な話ではありませんでした。不毛の地で生きる人々が、心の中に抱えた悲しみ・苦しみ・・・アメリカ国民であるのに、同等に扱ってもらえず暮らしている人々・・・この映画にはアメリカが抱える問題が、隠されていました。そしてその問題は、大きく取り上げられることなく、「ないもの」として扱われているのです。雪で覆われた、大地のように・・・映画の最後に、ある事実が文字で知らされます。それはアメリカ先住民の女性失踪者数が、正確にカウントされていないこと。一人の人間として扱われていない事実を、うかがうことができました。映画では、怒りや悲しみを強く表に訴えることはありません。それは、アメリカ先住民の姿を現しているようにも感じました。第70回カンヌ映画祭「ある視点部門」監督賞受賞2017年 サンダンス映画祭 出品第89回 ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞インディペンデント映画トップ10※現在KBCシネマで上映中 毎月1日・11日、毎週水曜日、60歳以上、障害者(同伴1名まで)・・・1100円
2018.08.03
「絶対見に行こう」と思いながら、先延ばしになっていた映画「ワンダー 君は太陽」今月末までの上映だったので、今日見に行ってきました。遺伝子疾患で、人とは異なる顔で生まれた10歳のオギー。27回手術を受け、母と自宅学習を続けてきました。「スターウォーズ」が大好きで、夢は「宇宙飛行士」将来のことを考え、両親はオギーを外の世界へ送り出すことを決意。初めて、学校に入学することになります。初登校の日、子供たちは、オギーをじろじろ見たり、避けたりします。誰も話しかけず、ランチの時間はたった一人・・・それでも、オギーは勇気と知恵で、立ち向かっていきます。その姿は、子供たちの心を少しずつ動かし、子供たちは変わっていきます・・・映画を見る前は、人と違う顔で生まれたオギーが、悩みを克服していく話しだと思ってました。ところが、途中オギーの姉が主人公になったり、オギーの友人が主人公になったり・・・それぞれの想い・悩みがわかり、より深く楽しむことができました。素晴らしいのは、オギーが通う学校の校長先生や先生たち。オギーがいじめにあっていることを、「子供同士の問題」として片付けません。解決しようと、しっかり気使い、向かい合ってくれるのです。オギーをいじめていた子に、校長先生は言います。「オギーの見た目はかえられない。でも見る目は変えられる」学年最後の日に、校長先生はこうも言ってます。 「正しいことをするか、親切なことをするか、 どちらかを選ぶときは親切を選びなさい。」心に残る言葉も耳にすることができます。幸せな気分になれる、素敵な映画でした。感動したので、上映が終わるまで映画の余韻に浸ってました。※全世界で800万部以上の売り上げたベストセラー小説「ワンダー」を、映画化。 製作は、「美女と野獣」の製作スタッフ。
2018.07.27
今日は午後から、映画館へ。横断歩道の白いレーン、照り返しでまぶしかった!見た映画は、「インサイド」夫婦でおなかの子供のことを話しているとき、車と正面衝突。夫は死亡・・・妻・サラは、補聴器なしでは、耳が聞こえなくなってしまう。出産を控え、一人クリスマスイブを過ごすサラ。玄関でチャイムが鳴り、ドア越しに顔を確認しようにも、電燈がつかない・・・夫が死亡していることまで知っている、怪しい女・・・怖くなったサラは、警察に不審者がいると通報します。警官が着たときには、女の姿は消えてました。「念のため、後でパトロールにきます」警官が帰った後、不安を感じながらも、寝室で横になります。しばらくすると、家の中に女が侵入。サラの口元にエーテルを含んだ布を当て、注射の用意を始めます・・・ジャンルがサスペンススリラーとなってましたが、どちらかというとサスペンスホラー。まるで自分がその場にいて体験してるかのような、ハラハラドキドキ・・・気持ちが映画の中に入り込み、少し疲れました。 それから、福岡市役所1階へ。折り鶴を折って、ボックスに入れてきました。「折り鶴プロジェクト」は、8月20日まで開催。集まった折り鶴は、8月25日17~18時「飲酒運転撲滅大会」で披露されます。 ※市役所西側ふれあい広場で開催天神まで行くときは、よかったら市役所にも足を運んでくださいね。「この大きなボックスが、早くいっぱいになりますように・・・」 市役所西側ふれあい広場へ。よく通っていたのですが、初めてこのモニュメントに気がつきました。 「なんだろう?」・・・近くに行くとそれと、広場の説明・・・これも初めて気がつきました。 今日の福岡市の最高気温は、33℃!暑くて、いつもよりゆっくり歩いたおかげで、「発見」がありました。
2018.07.18
1973年に実際に起きた誘拐事件を映画化した、「ゲティ家の身代金」私の好きなサスペンスだったので見てきました。世界一裕福な個人としてギネス認定された、アメリカ大富豪ジャン・ポール・ゲティ。1973年、孫のポールがローマで誘拐されました。犯人の要求は、1700万ドル。しかしゲティは、身代金の支払いを拒否。元CIA交渉人チェイスを雇い、孫の救出を支持します。わが子の身が心配でたまらない母アビゲイル・・・犯人からの電話を待ち、状況の変わらないことにいらだちを覚えます。時間だけがたち、身代金が手に入らないことにいら立つ犯人たち・・・警察が犯人の居場所をつきとめた時に、ポールはマフィア手に渡ってしまいます。そして、新聞社のもとに、切り取られたポールの耳が送られてきます。「身代金を払わなければ、息子は殺されてしまう。」何とか息子を助けようと、母アビゲイルはある行動に出ます・・・・この映画で驚くのは、ゲティの守銭奴ぶり。ルームサービスにお金を払うのがもったいないと、ホテルでは自分で洗濯。自宅には、客用公衆電話があり、執事は両替用小銭を準備。税金対策もかね、高価な美術品を収集。自分の特にならないことには、お金を出さない徹底ぶり。身代金は支払わないのに、美術品には惜しみなくお金を支払ってました。一方離婚し、慰謝料をもらわず、子供たちを育てるアビゲイルは、家賃も滞納。お金がないので、知恵を使うしかありません。大胆な駆け引きは、なかなかの見ものでした。映画は、最後までポールが助かるかどうかで、ハラハラドキドキ・・・お金とモノに執着する生き方は、心を満たすことはない・・・そんなことも、教えてくれた映画でした。~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~そして、先ほど「ロビ」は手元を離れました。着払いなので、集配の人に渡すだけで終了。「楽しい時間を、ありがとう」やさしい人が、手にしてくれますように・・・
2018.06.06
ドイツで起こったネオナチによる事件をもとに作られた映画「女は二度決断する」明日までの上演だったので、見に行ってきました。ドイツ人カチィヤは、トルコ移民ヌーリーと結婚。一人息子ロッコと3人、ハンブルクで幸せに暮らしていました。ある日、トルコ人街にあるムーリーの事務所に息子を預け、友人と外出。息子を迎えに事務所に戻ると、辺りにはたくさんの警官たち。二人の安否が気になり、警官の制止を振りほどいて事務所の前へと走ります。カティヤの目に映ったのは、破壊された事務所の姿・・・負傷者が運び込まれた病院へ向かい、二人の姿を探すカティヤ。そこで、二人が爆破により亡くなったことを知らされます。愛する二人を突然失い、悲嘆にくれ、帰宅するカティヤ警察から、事務所の前に止められていた爆弾が爆破したことを聞かされます。その時、新品の自転車を鍵をかけずに事務所に止めた女性を思い出します。供述をもとに似顔絵が作られ、ネオナチの夫婦が逮捕。しかし、無情にも判決は「無罪」理由は、「犯人だという証拠が不十分だから」無罪になった夫婦は、拘留期間に応じた保証金を手に釈放。カティヤは、3人の想いでのあるトルコの海岸へ。そこで、カティヤはある決断をします・・・この映画のもとになっているのは、ネオナチによる連続テロ。警察の初動捜査の見誤りで、10年以上犯人が殺人・テロを繰り返した事件です。アキン監督の両親は、トルコ移民。そう、他人事とは思えない事件だったのです。映画は、家族を奪われた女性に焦点を当てて描かれています。そのためか、自分がカティヤであるかのように感じました。「差別」も、感じます。前科者であるため、亡くなった後も犯罪者のように扱われるヌーリー。「外国人は排除しよう」という、極端な人種差別主義をもつ「ネオナチ」極端な差別主義の恐ろしさを、強く感じました。「疑わしきは罰せず」という、無情な判決・・・保証金を手に、楽しく過ごすネオナチ夫婦・・・納得のいかないことばかりで、強い怒りと悲しみを感じました。予想外のラストには、衝撃が走りました。強く心に残る、とても印象的な映画でした。
2018.05.24
今日は、中洲大洋は「ファン感謝デー」!映画を1000円で見ることができます。予告編で気になっていた、「アンロック 陰謀のコード」を見てきました。収容人数60名の一番小さな劇場だったので、ほぼ満員でした。 CIAで尋問のスペシャリストとして活躍していた、アリス。容疑者をおとすのが遅れ、テロを阻止できず、犠牲者を出してしまう。自分を責め、心に傷を負ったアリス・・・一線から退き、ケースワーカーとしてロンドンで暮らしていました。ある日ロンドンで、バイオテロの情報を持つ容疑者がCIAにより逮捕。同じころ、担当尋問官が殺されてしまいます。早急の対応が必要だったため、その尋問官として、アリスが指名されます。久しぶりの尋問にもかかわらず、容疑者から情報を得るアリス。その情報を伝える最中、アリスにCIAから電話がかかってくる。その電話で、自分が一緒にいるのは、偽のCIA捜査官であることを知るアリス。CIAに、内通者がいることに気がつきます。容疑者と共に、逃亡をはかり、容疑者は死亡。アリスも負傷し、元上司エリックに助けを求めます。しかし追っ手はそこにも現れ、銃撃によりエリックは死亡。アリスはテロを阻止しようと、行動を開始します・・・「誰が味方で、誰が敵なのか?」・・・映画を見ながら、ハラハラドキドキ。アリスの洞察力の高さには、何度も驚かされました。CIA内通者の正体を知った時、あまりに予想外の人物で驚かされます。彼の口から聞かされる、バイオテロを起こす不可解な理由・・・「イスラム教=過激派」という、間違った認識・・・そしてバイオテロの恐ろしさも、感じました。最初から最後まで、目の離せない映画でした。サスペンス好きには、おすすめです。
2018.05.01
気温が上がり、植物たちも生き生きしてきましたね~花のつぼみが膨らみ、「今日は咲いてるかな~?」ワクワクしながら、ベランダに出る毎日です。葉っぱだけに見えるつるバラも、近くで見ると小さなつぼみがたくさんついてます。「いつ咲くのかな~?」花が開くと、明るい雰囲気になり、うれしくなります。リベンジ小松菜も元気に育ってます。室内で、種から発芽したピーマン。根が伸びてきたので、土に植えることにしました。 プランターに植えると、小さいので大丈夫かちょっと心配に。「無事に育ってくれますように・・・」~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~午後、無料動画GayOで、映画「裏切りの戦場 葬られた誓い」を見ました。1988年、フランス領ニューカレドニアで実際にあった、武力衝突事件をもとにした映画。独立派が憲兵隊宿舎を急襲し、人質をとった事件です。交渉役に任命されたフィリップ・ルゴルジュの手記をもとに10年かけて完成されたもの。支配する側の「正義」と、支配される側の「正義」・・・支配される側は、支配する側の「正義」に、従わざるをえません。事件だけを切り取ると、襲った独立派が「悪人」のように見えます。が、それまでに「支配される側」は何を行ってきたのか?そして「支配する側」が、「支配する側」に行ったことは「正義」なのか?いろいろと考えさせられる、とてもいい映画でした。ニューカレドニアは、今年11月にフランスからの独立を問う住民投票が行われるそうです。観光資源だけでなく、ニッケルの世界的産地として有名なニューカレドニア。独立して、その資源が住民をの生活を潤していってもらいたいものです。それと、「パワーを持った側の意識」についても、考えさせられます。パワーを持つと、誰もが「自分は特別」と思いがちです。今世間を騒がせている問題の原因も、そこにあるような気がします。何気なく見た映画でしたが、いろんな意味で今見るべき映画のように思います。無料で、5月21日まで見ることができます。興味がある方は、「無料動画GayO」で見てくださいね。
2018.04.22
昨日中洲大洋に、映画を見に行ってきました。見たのは、「ペンタゴン・ペーパーズ」実話に基づいた映画で、とても見たかった映画です。 1971年、ベトナム戦争は泥沼化・・・国防総省は、ベトナム戦争を客観的に調査・分析する文書を作成。どの文書も、戦争を続ける不利益を物語っていました。戦争をやめようとしない政府の姿勢に、疑問を感じ、文書を持ち出しコピーした人物がいました。その文書の一部を、ニューヨークタイムズがスクープ。ワシントンポスト紙も、残りの文書を入手しようと奔走。そして、出版まで8時間というときに、文書を入手!ワシントンポスト社のトップ・キャサリンは、ニクソンからの強い妨害を受けることを知りながら、出版することを決意します。その決定を聞き、社員たちはバラバラになった文書を整理し、記事を書き、印刷の準備。正義を国民に伝えるという使命感に燃え、作業を手際よく進めていきました。印刷へのGOサインを待つばかりの時、ある問題に気がつきます。それは、ニューヨークタイムズと、ワシントンポストへの情報提供者が同一人物だということ。ニューヨークタイムズに出版差し止め命令がでているなかで、ワシントンポスト出版すれば、禁固刑となり全員が逮捕され、会社の存在が脅かされる事態になるかもしれなかったのです。「出版は、もっと後にすべきだ。」悩むキャサリンにつめよる役員たち。印刷所で、GOサインを待つ社員たち。父と夫が大切に守ってきた、ワシントンポスト社・・・ベトナム戦争で命を落とした若者たちと、その家族の気持ち・・・夫が生存中から親交のある、政府機関に勤める友人の立場・・・様々な想いを胸に、ついにキャサリンは決断します。この映画を見て、強大な権力を持つ人間の恐ろしさを感じました。ベトナム戦争は、ある意味「メンツ」を保つための戦いでした。そうとは知らず、「正義の戦い」と信じて、ベトナムで戦った兵士たち・・・アメリカと北朝鮮の間に、緊張感があります。だからこそ、この映画は「今必要な映画」だと感じました。社会的メッセージ性を感じる、とてもいい映画でした。会場を出てきた人が、「もう一度見たいね」そう言ってましたが、私も同じように思いました。昨日映画を中洲大洋に見に行ったのは、料金が1000円だったから。そして、映画の上映が、スクリーン1だったからです。スクリーン1は、趣のある会場で、フランス製のシートも座り心地抜群!スクリーンを見下ろす、一番後ろの席に座りました。 中洲大洋は、歴史を感じる映画館です。過去にはロイ・ディズニー氏(ウォルトディズニー氏長兄)が、訪問。ノーベル賞受賞者ワックスマン博士夫妻が、この劇場で映画を観賞したこともあるそうです。こういった映画館が、ずっと受け継がれていってほしいと思いました。
2018.04.02
今日は、アカデミー賞発表後、初めてのレディースデイ。受賞作品を見に行った人も多いのでは?私は、「15時17分、パリ行き」を見てきました。クリント・イーストウッド監督の、実話に基づいた映画です。今までも数々の映画を監督してきた、クリント・イーストウッド。これまでも作品を通して、様々な「人間としての生き方」を伝えてきました。予告編で、銃を向ける犯人に向かって走る姿・・・「いったい、どうなったんだろう?」気になりながら、映画館へ向かいました。 キリスト教学校で出会った、幼なじみの3人。スペンサー・ストーンはアメリカ空軍救護兵、アレク・スカラトスはオレゴン州兵、アンソニー・サドラーは大学生と、それぞれの道を歩んでいました。「3人で、旅行しよう!」スペンサーの提案で、ヨーロッパを旅行することに。アムステルダムのクラブで羽目を外し、二日酔いで目覚めたのは昼。パリ行をどうしようかとも思う2人に、スペンサーは「パリに行こう」3人で、15時57分発パリ行高速鉄道タリスに乗車。順調に、パリへ向けて出発する列車。しかし乗客たちの前に、銃弾を大量に持った男が現れる・・・この映画の主人公3人は、本人たちが演じてます。しかも、乗客・現場に駆け付けた救急隊員・犯人を逮捕した警察官までもが当事者。それだけに、臨場感があり、自分がそこにいるような錯覚さえ覚えるほどでした。映画の中で、スペンサー・ストーンが何度かこう語ってます。「自分でもわからないけど、運命に押されてる気がする。」この言葉は、大きなキーワードになってます。また、映画の特別映像での3人の言葉も、印象的です。アレク・スカラトス 「テロに遭遇する確率は低い。 しかも命を落とさず、テロに立ち向かい、 あの時あの場にいたことは、単なる偶然とは思えない。」スペンサー・ストーン 「キリスト教の家庭で育ち、神が身近な存在だった。 神は乗り越えられる試練しか与えないと考えている。 あの瞬間、それを思い出したよ。」 「あの時の僕らは、まさに神の使いだったんだよ。 善き行いができて、光栄だね。」アンソニー・サドラー 「運命が僕らを導いた。僕らは使命を与えられたんだ。 今はあの時の冷静さが、理解できる。神が守ってくれたんだよ。 あの時の僕らは、まさに神の使いだったんだ。」そして、クリント・イースト・ウッド監督は、こう語ってます。 「時として普通の人々が、偉業を成し遂げることがある。」いくつもの偶然が重なり、大虐殺を防ぐことができた奇跡の物語。とても大切なことを、教えてもらえる映画でした。
2018.03.07
昨日から、風が強いですよね~ベランダは何事もなく、「ホッ!」ところが・・・玄関のドアを開けたら、ビックリ!ラティスプランターボックスが倒れ、土が散乱・・・風向きが、いつもと違っていたようです。「ごめんね・・・」と、謝りながら植物を回収。ラティスプランターボックスの向きを、風で倒れない向き置きました。さて今日は、映画の日・・・中洲大洋劇場は、1000円です。気になっていた映画、「シェイプ・オブ・ウォーター」を見てきました。2017年に第74回ベネチア国際映画祭で、金獅子賞を受賞。第90回アカデミー賞13部門にノミネートされているので、たくさんの人が来場してました。 1962年、アメリカの極秘研究所で清掃員として働くイライザ。彼女は幼い頃、首を傷つけられ、トラウマで声を出すことができません。手話を使って、同僚とコミュニケーションをとってました。ある日研究所に、アマゾンから生き物が運び込まれてきます。現地の人々に、「神」として大切にされていた、水中で生活する生き物でした。研究所でその生き物を、実験動物として痛めつける軍人ストリックランド・・・その姿を目にしたイライザは、やさしく接し、心を通い合わせるようになります。手話を教えたり、音楽を聴いて楽しんだり・・・イライザにとって、その生き物と会う時間は、かけがえのないものに。そして、いつしか「彼」に恋するようになります。一方、ストリックランドは、「解剖して、調べるべき」と上官に強く進言。そして、「明日解剖するように」と、ホフステトラー博士に命令する。そのやり取りを、イライザは偶然耳にします・・・純粋でまっすぐな心を持ったイライザ。一方、目的のためには残虐に相手を痛めつけるストリックランド。「人の心には、悪魔と天使が住んでいる」そのことを、映画を通して伝えているように感じました。また映画の中で、いくつかの「差別」を目にします。「黒人差別」「同性愛差別」「女性蔑視」「セクハラ」「パワハラ」それらをソフトに訴えているように、感じました。そして、イライザの愛の強さ・深さと、その美しさ。言葉を交わせないからこそ、心で感じあう愛・・・それがどんなに素晴らしいものかを、教えてくれる映画でした。
2018.03.01
毎年年に2回、映画館「中洲大洋」から、「ハガキ」が来ます。そのハガキを持参すれば、1100円で映画を見ることができます。そこで、予告編で気になっていた「グレイテスト・ショーマン」を見ることにしました。この映画は、19世紀・アメリカに実在した興行師、P.T.バーナムの物語。映画「ラ・ラ・ランド」の作曲家たちが、楽曲を手掛けたミュージカル映画です。 受付でハガキとメンバーズカードを出し、支払い。すると、「マスク」がプレゼント。この時期必要なので、うれしかった~ 仕立て屋の父と二人で暮らす、P.T.バーナム。貧乏でしたが、父の顧客である名家の令嬢チャリティに会うのが楽しみでした。価値のないものに、知恵と工夫で夢を与えるP.T.バーナム。身分の差を乗り越え、結婚することになりました。二人の娘と一緒に、幸せに暮らしていたある日、勤め先の鉄道会社が倒産。それは、船が沈没したため。退職時、沈没船の権利書を持ち出し、それを担保に「蝋人形館」を始めます。ところが閑古鳥が鳴く毎日・・・窮地に立たされます。融資を頼みに銀行に行くと、とても背の低い成人男性を見かけました。街を歩いているとき聞こえてきた歌声に誘われ、ひげを生やした女性と出会いました。そして、娘たちが何気なく、こうぶやいたのです。「生きているものがいいな~」「何か特別なものがいいな~」その言葉にP.T.バーナムはひらめきます。風変わりな人々を募り、これまでにないサーカス小屋を始めました。P.T.バーナムの演出で、毎回大盛況!演じるサーカスの団員たちも、観客たちも笑顔であふれる毎日。しかし、新聞には酷評しか書かれません。「上流階級の人たちにも、認められるようにならねば。」そして、フィリップを説得し、ビジネスパートナーに。ある日、フィリップの口添えで、イギリスのヴィクトリア女王から招待を受けます。「全員一緒でなければ、招待を受けることはできません」と返答。そして、団員全員と、バッキンガム宮殿へ出むきます。そこで、美しい女性を見かけます。彼女は「奇跡の歌声」をもつオペラ歌手、ジョニー・リンド。その歌声に、感銘を受けたP.T.パーナム。アメリカ各地で、彼女のリサイタルを開催し、大成功!上流階級の人々に、認められるチャンスを得るのですが・・・主人公P.T.パーナム役は、映画「X-MEN」シリーズで有名な、ヒュージャックマン!演技はもちろん、歌の素晴らしさに、心が躍りました。P.T.パーナムが、バーでフィリップを説得するシーンは、見もの。まさに「エンターテインメントショー」!ジョニー・リンド役、レベッカ・ファーガソンの素晴らしい歌声。実際に目の前で聞かされているよう、感じました。貧富・人種・見た目など、「違うこと」による差別・・・差別なく、人々が楽しめる、「夢の世界」を作ったP.T.バーナム。そして彼を支えてくれる家族の存在。夢と希望を与えてくれる、素晴らしい映画でした。
2018.02.20
昨日、久しぶりに中洲大洋で、映画を見てきました。1100円準備していたら、「1日なので、1000円です。」1日に行くことがなかったので、初めて知ってビックリ!100円しか違いませんが、映画好きはうれしいですね~上映まで、時間があったので10分ほど待ってました。映画「ローマの休日」で有名になった、「真実の扉」を描いた非常口を発見!遊び心がありますよね~ この日見たのは、「デトロイト」アカデミー賞最有力候補との前評判に反し、ノミネートされなかった映画です。デトロイトの過密地域に押し込められた、黒人たち。貧困のため、略奪など犯罪が多発してました。それを取り締まる警官たちの、黒人たちに対する傍若無人な態度・・・不満をためた黒人たちの怒りが爆発し、1967年アメリカ史上最大の暴動が起きます。その鎮圧のために、警察と州兵が出動し、一夜にして街は戦場化。暴動三日目の夜、アルジェ・モーテルには若い黒人たちが宿泊してました。「ちょっとからかってやろうぜ。」モーテルの窓から、音しか出ない競技用のピストルを鳴らします。「襲撃された!」と、モーテルに浴びせられる銃弾の嵐・・・モーテルには、たくさんの州兵と警官が殺到。警官たちは、犯人探しのための暴力的尋問を開始します・・・この映画を見て、まず感じたのは、「銃社会の恐ろしさ」銃を突きつけながらの尋問される恐怖を、リアルに感じました。そして、信じられないくらいの「人種差別」虫けらのように扱われる黒人たちの、悲しみ・悔しさ・怒りが伝わってきました。何よりも怖かったのは、警官たちが若者を尋問するシーン。「自分たちは、仕事として正しいことをしている」間違った行き過ぎた想いが、狂気の沙汰へと導く恐ろしさ・・・この映画は、実際に尋問された若者たちの証言をもとに作られたそうです。それだけに、自分がそこにいるかのような錯覚を覚えるほどでした。こんな素晴らしい映画が、アカデミー賞にノミネートさえされなかったとは・・・トランプ大統領が「白人至上主義」であることと、関係があるのでは?・・・様々な問題を投げかけ、考えさせてくれます。この映画がユニークなのは、冒頭がイラストレーションから始まること。この暴動が起こるに至った、歴史的背景をわかりやすく伝えてること。そして歴史を知ることで、問題の核心に迫っています。また、狂気の警官クラウスを演じたウィル・ポールターの演技が見もの。黙っているときでも、その精神状態を見事に演じきってました。死者43名、負傷者1100名以上を出した、暴動事件。たくさんの人が、この映画を見て、歴史の悲劇を知ってもらいたいと思いました。
2018.02.02
第89回アメリカアカデミー賞外国語映画賞ノルウェー代表作品「ヒトラーに屈しなかった国王」(2016年ノルウェー)実話を映画化したもので、とても興味がありました。今日までの上映だったので、見に行ってきました。 1905年にデンマークから独立したノルウェー。国民投票で王政を選択し、デンマーク王家からホーコン王子を迎えました。第一次世界大戦中は、デンマークなどとともに中立国を維持。「ホーコン国王」として、国民に愛され、孫たちと平和に暮らしてました。しかし第二次世界大戦で、ドイツ軍が侵攻。「イギリスの侵略から、ノルウェーを守ってやる」そう言って、協定書への署名をせまります。しかし実際は、ドイツの支配下に置くというものでした。「他国の侵略に屈する国家は、存在する価値がない」というヒトラーの言葉をだし、一度は拒否。それに対し、圧倒的な武力で都市を占領するナチスドイツ軍。ドイツ軍の追跡から逃げる国王一家が乗った列車も、爆撃されます。身の危険が迫った皇太子一家を守るために、孫と皇太子妃は国外へ脱出。皇太子と国王は、ノルウェーのとどまります。逃亡先で国王は、少年までもが兵士となっている姿を目にします。国民が、危険にさらされている現状を目の当たりにする国王。「自分も国のために戦う、」と、兵役に就く皇太子。一方ドイツ公使・ブロイアーは、軍の強硬なやり方に不満を持ってました。何とか平和に解決しようと、ドイツ外相へ電話します。ところが、途中からヒトラーが電話口に。国王と一対一で会い、協定書に承諾させるように命じます。国王の行方を知るために、宮殿を訪れるブロイアー。そこで出会ったノルウェー人に、国王に連絡を取ってもらう。「国王として、国民のために自分はどうずべきか?」決断しなければいけない日が、ついにやってきます・・・映画で、国王が空爆の中、国民と逃げるシーンがあります。雪の中、枯れた木々の間を逃げる人々の姿は、上空からは丸見えです。撮影アングルが絶妙で、実際に自分が空爆を受けながら逃げているように感じました。「どこに爆弾が落とされるのか?」「いつまで爆撃が続くのか?」とても怖かったです。北欧諸国は、他国と隣接しています。戦争が起これば、侵略され、大切な人と別れ、財産を奪われます。だからこそ、「自分の国を自分たちで守る」気持ちが、強いのだと思います。「自分たちの国は、自分たちで作っていく」という意識の高さからなのでしょう。その意識が、福祉国家を作り上げた原因なのかもしれません。一方日本は、海に囲まれています。「日本」という城が、「海」というお堀で、侵入を防いでいるのです。そのため、戦争を「自国のこと」ととらえにくいように感じます。この映画は、「戦争を体験してない世代」にこそ、見てもらいたいと思いました。
2018.01.26
昨日、映画を見てきました。2000年のロンドン法廷裁判を映画化した、映画「否定と肯定」 「ユダヤ人の大量虐殺はなかった」と主張する、イギリス人歴史家デビッド・アービング。それを容認できない、ユダヤ人歴史学者、デボラ・E・ルップシュタット。リップシュタットは、自著「ホロコーストの真実」で、アービングの主張を否定する。ある日、アメリカの大学で講演を行うリップシュタットの前に、アービングが現れる。学生たちの前で、持論を展開するアービング。帰国したアービングは、リップシュタットを「名誉棄損」で告訴します。アービングがイギリスで告訴したのは、ある理由がありました。イギリスでは、訴えられた側が、相手の間違いを立証しなければならないからです。イギリスで大弁護団を結成し、勝つための作戦を立てます。陪審員制度をとらず、判決を一人の裁判官にゆだねること。ユダヤ人の生き証人を、法廷の立たせないこと。リップシュタットは裁判中、一言も主張しないこと。アウシュビッツの現地調査を、地道に行う弁護団たちとリップシュタット。裁判中は、法廷弁護人とアービングのやり取りを見守るしかありませんでした。アメリカ人である彼女にとって、意見が言えない法廷は、ある「修行」の時間でした。「なぜ、黙っていなければいけないのか?」「なぜ、強制収容所にいたユダヤ人が、法廷で意見を述べることができないのか?」裁判が進むにつれ、弁護団のやり方に疑問を持ちます。感情的になり、弁護団と激しく意見を対立させるリップシュタット・・・それでも、徐々にアービングの矛盾点が明らかになっていきます。裁判の流れが有利になり、笑顔になるリップシュタット。しかし、判決まじかに裁判官の述べた意見に、リップシュタットと弁護団は愕然とします・・・アウシュビッツ収容所でのユダヤ人大領虐殺は、歴史上ゆるぎない真実です。その真実を否定する人が存在することを知り、驚きました。この映画の見どころは、法廷でのやり取り。相手の間違いを立証するイギリス裁判のやり方も、興味深いものでした。過去のビデオなどで、矛盾を突かれても、屈しないアービングの強い意志。信じることを間違えることの、危険さも感じました。アメリカ人とイギリス人の気質の違いも、感じました。相手を理解するためは、自分をリセットし、受け入れることが大切です。いろんなことを考えさせられる、素晴らしい映画でした。最近、第二次世界大戦にかかわる映画の上映が、多いように感じます。「戦争を二度と起こしてほしくない」という、メッセージなのかもしれませんね。
2018.01.22
今日は、昨日見た映画の紹介をします。実話をもとに作られた、映画「ユダヤ人を救った動物園」 ポーランドのワルシャワで、動物園を営むヤンとアントニーナ。動物たちと家族のように、平和に暮らしていました。ところが、1939年秋、ドイツがポーランドに侵略。街は爆撃を受け、街や動物園のあちこちが破壊されます。なんとか動物園は、守っていきたい・・・二人は、「ドイツ軍のための養豚場」にすることを申し出ます。アントニーナに好意を持つヒトラー直属動物学者・ヘックは、「この動物園で、あなたと一緒に希少動物の繁殖をしたい。」そう言って、毎日のように動物園を訪れるようになります。ドイツ軍は、ユダヤ人を狭い「強制居住区」に集めます。ヤンの親友も、「強制居住区」へ連行されます。「ユダヤ人のごみを豚のエサにしたい。」と、「強制居住区」への出入りするヤン。ごみの中にユダヤ人をかくし、動物園にかくまい、脱出を手助けする日々が始まります。昼間は、動物園にドイツ軍がやってきます。そのため、地下室で見つからないよう静かに過ごすユダヤ人たち。ドイツ軍の帰った夜だけが、みんなで楽しく過ごせる幸せな時間でした。髪を染め、偽の身分証をもらい、逃亡するユダヤ人たち。ある日、逃亡中のユダヤ人の宿泊先へ、ドイツ軍が突然やってきます。そして、その場ですぐに射殺・・・それでもユダヤ人のために、偽の身分証を手に入れるヤン。ヤンの留守中ユダヤ人たちを守るアントニーナの不安は、膨れ上がっていきます・・・「見つかれば、すぐに射殺されるかもしれない・・・」命の危険を冒しても、ユダヤ人たちを救う二人の姿に、強い感銘を受けました。二人は、「人としてどうすることが正しいのか。」それを、私たちに教えてくれているように感じました。「動物園」は、人を癒し笑顔にする場所です。そこが、戦争で一転することに、深い悲しみを感じました。この映画は、あまり戦うシーンがない映画です。そのことで逆に、自分のこととして想像することができました。二人が救ったユダヤ人は、300人!宿で射殺された二人以外、すべての人が助かったのだそうです。そして、この動物園は、今もワルシャワに存在しているそうです。今、争を知らない世代が増えてます。私も、戦争を知りません。しかし、世界のどこかで争いが起き、戦争が起こる危険性があふれてます。戦争を知らない世代にこそ、見てもらいたい映画だと思いました。「いつか、この動物園を訪ねてみたい。」・・・強く思いました。ユダヤ人を救った動物園【普及版】 アントニーナが愛した命 [ ダイアン・アッカーマン ]
2018.01.13
今日は、どんよりとした一日・・・気持ちも、沈みますよね。こんな日に見てもらいたい映画が、無料動画GYAOで配信中。(17日まで)「きっと、うまくいく」日本で2013年に公開された、インド映画です。当時、私は映画館で見ました。「この映画、ハリウッド以上の映画!」と、感動したことを思い出しました。ストーリーがわかっているのに、どんどん映画に引き込まれていきました。エンジニアを目指し、難関大学へ入学したランチョー、ファルハーン、ラジュー。三人は固い友情で結ばれ、困難を一緒に乗り越えていきます。自由人のランチョーは、学長の教育方針に異を唱えます。怒る学長は、大学から追い出そうと、機会をねらいます。そしてある日、三人に「退学」を言い渡します。三人を大学から追い出すことにした夜、学長の娘が産気ずきます。大雨で、救急車も来ず、車も出せない状態・・・三人の助けで、無事に孫を手にする学長は、三人の退学を取り消すことに。10年後、大学で再開したファルハーン、ラジュー。行方不明のランチョーに会うため、ランチョーの実家へ。そしてそこで、ランチョーの秘密を知ることに・・・笑いあり、涙あり・・・見た後、気持ちがすっきりする、素晴らしい映画です。最後のシーンで出る景色の美しさは、三人の心を表しているように感じました。インド映画なので、音楽と踊りが、心をワクワクさせてくれます。しばらく寒い日が続くので、この映画で心を温かくしてみては?ランチョーの澄んだまっすぐな瞳が、印象的です。
2018.01.10
久しぶりに、映画を見に行きました。実話ということで、この映画にしました。「彼女が目覚めるその日まで」 ニューヨーク・ポスト社で働くスザンナ・キャハラン。いつか紙面一面の記事を書こうと、一生懸命働いていました。上司にも、実力を認められ、大きな仕事を任されます。プライベートでは、優しい恋人、スティーヴンとの交際も順調。幸せいっぱいで、充実した毎日でした。誕生日に、両親とスティーヴンも招き、楽しい時間を過ごすことに。その時スザンナは、自分の体の「違和感」を感じます。その違和感は、すぐに元に戻ります。その「違和感」は、だんだん回数が増え、幻聴や幻覚に襲われます。眠れない日が続き、物忘れもひどくなり、仕事で大失敗・・・そして、情緒不安定になり、おかしな言動・行動をするように・・・病院での検査では、「異常なし」「うつ病だは?」「てんかんでは?」「双極性障害では?」処方される薬を飲んでも、効果がなく、日に日にひどくなるばかり。ついに両親は、彼女を病院に入院させることにします。「原因はわからないが、精神科に転院したほうがいい。」と両親に告げる医師たち。「娘は絶対に、精神病ではない」両親と恋人は、彼女を信じて、「原因を突き止めてほしい」と医師に懇願する。日に日に、廃人のようになっていくスザンナ。「彼女は、閉じ込められていて、そこから出たがっている。」彼女のために自作の音楽を聞かせ、毎日つきそうスティーヴン。その様子を見て、ひとりの医師が、教壇に立つ恩師のもとへ。「私の勘では、彼女は精神病ではないと思うんです。」そして、彼女の病気の原因解明へ、新たな日々が始まります・・・2007年にやっと病名がついた、「抗NMDA受容体脳炎」体内の抗体が、脳を攻撃する病気。脳は司令塔なので、自分でもわけのわからない言動・行動を行ってしまいます。体の機能も正常に動かすことができなくなったり、昏睡状態へ・・・この映画を見ている間、彼女の苦しみを感じることができました。それは、スザンナを演じたクロエ・グレース・モレッツの演技力によるものです。スザンナを支えたのは、家族や周囲の人の「愛」です。彼女が会社で異常な行動・言動を行っても、冷静に適切に対応する上司。彼女の様子が心配で、みんなの寄せ書きを持ってお見舞いに来る同僚。どんな状態になっても、彼女の回復を信じる両親・恋人の存在。そして、一人の医師との出会い。たくさんの人のおかげで、職場に復帰することができました。この病気は、「脳生検」(脳の組織をとって検査)をしなければわからない病気です。映画「エクソシスト」のモデルになった男の子も、この病気だったのではと言われてます。『もしかしたら、適切な治療を受けることなく、精神科に入院している人もいるのでは?』そう思うと、病気について知っておくことも、大切だと感じました。たくさんの人に見てもらいたい、すばらしい映画です。日本では、夫婦が連名で「8年越しの花嫁 キミの目が覚めたなら」を出版。岡山県で行われた結婚式の動画「8年越しの結婚式」は、ユーチューブで100万回以上再生。「8年越しの花嫁 奇跡の実話」として、今月映画が公開されてます。それにしても、同じ病気に関する映画が、同時期に公開されている偶然。興味深いですね。
2017.12.23
今日、映画を見てきました。「不都合な真実2 放置された地球」前作「不都合な真実」(2006)は、第79回米アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞受賞。2007年、この映画に出演した元アメリカ副大統領ゴア氏は、ノーベル平和賞を受賞されました。 グリーンランド上空から、氷河を眺めるゴア氏の姿。目の前で、次々に崩れるたくさんの氷河。当初、氷河の上に作られた観測基地・・・今では氷河が溶けたため、「高床式住宅」のようでした。ゴア氏は。各国で地球温暖化の現状と危険性を伝えてきました。干ばつ・豪雨・水害・森林火災・・・自然の恐ろしさを強く感じました。フィリピンの講演では、現地で起きた台風の被害のビデをが流れました。押し寄せる水に、天井を壊して上に避難する人たち。台風が去り、壊れた建物やたくさんの遺体。ビデオを見て、その時の恐怖を思い出し涙する人たち。被害の様子は、ニュースにはなります。しかし、それを「地球温暖化」と関連してるとは報道されない空しさ・・・それでも、「地球の未来のために」とくじけず活動を続けるゴア氏。「伝えること」で、人々にわかってもらう努力を継続する姿に感動しました。2015年のCOP21では、すべての国が対策に参加した形で、長期目標として、世界の温室効果ガス排出量をゼロにすることに合意しました。そこにいたるまでには、ゴア氏の的確な行動がありました。国の発展のために、安価な石炭燃料を使用するインドは協定に反対。「あなたたちも、150年同じことを行っていたでしょう。」と言われるゴア氏。 解決策がないかと考えるゴア氏は、ある企業に提案をします。太陽光パネルの技術を、無償でインドに提供してくれないかと・・・同じころ、インド・チェンナイで大洪水が起こります。ゴア氏の提案を受け入れ、インドも笑顔で協定に賛成。パリのCOP21は、「笑顔」で幕をひきました。誰もが、「未来は大丈夫」・・・そう感じた瞬間でした。しかし、現在トランプ大統領が、パリ協定離脱を表明。ゴア氏の活動は、今まで何度も「挫折」を感じながら続けられてきました。そして人々の心には、開拓魂は生きています。ゴア氏とその周辺の人々は、決してこの活動をやめることはありません。「政府が変わらなければ、市民が変えていけばいい!」その言葉が、強く心に残りました。映画館内には、大きなパネルが飾ってありました。 そこには「私たちにできる10のこと」も、載ってました。1) 省エネ型の電化製品や電球に交換しましょう。2) 停車中はエンジンを切り、エコ・ドライブしましょう。3) リサイクル製品を積極的に利用しましょう。4) タイヤの空気圧をチェック。車の燃費基準をあげ、無駄なエネルギー消費を防ぎましょう。5) こまめに蛇口をしめ、送水使用エネルギーを削減しましょう。6) 過剰包装・レジ袋を断り、エコバッグを使用しましょう。7) エアコンの設定温度を変更し、冷暖房エネルギーを削減しましょう。8) 木をたくさん植えましょう。1本の木は生育中、1t以上のCO2を吸収します。9) 環境危機についてもっと学び、行動に移しましょう。 子供たちは、「地球をこわさないで」と両親に言いましょう。10)映画「不都合な真実」を見て、地球の危機について知り、友人に勧めましょう。久しぶりに、アクロス山を見に行きたくなりました。「アクロス山は、CO2削減に役立っているんだな~」しみじみと思いました。
2017.11.21
映画でためたスタンプが、いっぱいに!そのカードを持って、無料で映画を見てきました。「女神の見えざる手」ロビイストとは、特定の団体・企業・国家の活動に有利に動くよう根回しをする職業。エリザベス・スローンは、敏腕ロビイストとして、大企業で活躍してました。ある日、彼女に銃規制法案が通らないための仕事を依頼されます。彼女は、銃所持には反対の立場。仕事を断り、銃規制法案に賛成の小さな企業に移籍。銃規制法案が通過するため、議員の支持票集めに奔走する。そのために、仲間の心を深く傷つけることも・・・「勝利のために、私は仕事を行っているだけ。」そう言いのける彼女は、「ゆがんだ冷酷な人間」と思われることに。一方、彼女がやめた企業側は、彼女を叩き潰すために、情報集めを開始。彼女の不正をした証拠を見つけ、追い詰めていく・・・ところが・・・最初は、議員票を獲得するための駆け引きが多く、少々退屈。「勝利に向かう彼女」には、狂気さえも感じます。しかし、だんだんと彼女の心の苦悩や本質が少しずつ見えてきます。そして最後には、自分を犠牲にした勝利へのシナリオが実行されていく・・・「冷たい人間」と思っていた彼女の、無表情に隠れていた優しさと潔さ!「人として、かっこいい!」今まで見たサスペンス映画の中で、最高の作品だと思いました。
2017.11.09
トランプ大統領が来日!北朝鮮問題などについても、会談されていますね。一方、北朝鮮が今後どのような動きをするのか・・・気になるところです。特に怖いのは、「電磁パルス攻撃」電子機器は破壊により、コンピューター機能停止・・・同時に広範囲の停電がおこり、都市機能は停止・・・最悪の場合、原子力発電所が制御不能になる可能性も・・・たまたま、無料動画「GyaO!」で、気になる映画を見ました。「レッド・ゾーン」・・・2012年製作のアメリカ映画。トム・クルーズ氏の息子、コナ・クルーズさんも出演しています。 アメリカの田舎町に、北朝鮮のパラシュート部隊が来襲・・・あっという間に、町を制圧。その時、偶然休暇で帰郷していたのが、海兵隊員ジュード。弟とその友人たちとともに森の別荘に隠れます。そこで、アメリカ全土が北朝鮮に占領されたことを知ります。アメリカを取り戻すために、ジュードのもとで訓練する弟たち・・・レジスタントとして、アメリカを取り戻す戦いを始めます。この映画、今見ると、現実に起こるような気がしてきます。だからこそ、見てほしいですね。
2017.11.06
まずは、昨晩21時過ぎのことから。外から、サックスの音色が聞こえてきました。気になって外を見ると・・・ メロディーの進行とともに、出航。こんなロマンチックな出航は、初めて見ました。ベランダから見送りましたが、素敵だったな~ そして今日は、レディースデイ!以前から見たかった映画を、見に行きました。話題の映画だけに、長蛇の列。席が足りず、折りたたみ椅子が、通路に出されるほどでした。 親にも見放され、一人路上生活をするジェームス。住むところもなく、麻薬から抜け出すための更生プログラムを受けてました。そして、ドクターのおかげで、住むところを確保します。ある日、ジェームスの家に、一匹の茶色の猫が現れます。不思議とジェームスになつき、「ボブ」と名つけて、飼うことにしました。「ボブ」のおかげで、演奏を聴く人が増え、人々も気軽に声をかけてきます。まさに「幸運の猫」ボブ。ところが演奏中、犬を連れた人のせいで、ボブはどこかへ逃げていきます・・・猫の目線でも撮影されていて、ボブの気持ちを体感できます。ボブの表情が、映画を見ている人の心を癒してくれます。愛くるしいしぐさに、目の前に「ボブ」がいるような錯覚さえおこしました。一匹の猫が、人の心を癒し、強くして、人生を変えていく・・・奇跡のような、感動の実話でした。たくさんの人に見てもらいたい、すてきな映画でした。映画館を出ると、あいにくの雨。少し買い物をしてから、BRTで帰りました。
2017.09.06
毎月11日は、KBCシネマ「いい映画の日」 誰でも1100円で、映画を見ることができます。昨日の夜、「ボンボヤージュ~家族旅行は大暴走~」を見てきました。 夏休みで、家族旅行に出かけるコックス一家。突然一緒に参加することになったおじいちゃんと一緒に、ドライブがスタート!車は、未来システム搭載の新車。タッチパネルで、スムーズにスタートし快適な旅が始まりました。ところが、ガソリンを満タンにした後で、システムが故障。時速160キロで、ハイウェイを暴走するアクシデント・・・ハイウェイパトロール隊が気が付き、事情を説明。道路を封鎖し、ガソリンがなくるまで走らせてもらうことに。ところが、走る先には大渋滞の車・・・家族は、この危機的状況から脱出することができるのか?映画の中で、重要な人物はおじいちゃん。奇想天外な行動で、事件を巻き起こします。家族の救出作戦が、「あっ」と驚く方法で、ハラハラドキドキ! フランスで大ヒットしたのも、納得です。また、社会風刺も含まれてると感じました。ボトックス注射で、拒絶反応を起こした患者さんからの電話。その原因は、おじいちゃんが無断で中国製を購入したこと。「安いものではなく、信用できる品質を選ぶべきだ」と、教えてくれます。人工知能AI搭載により便利になることばかりが、クローズアップされる現代。「こんな危険性があるかもしれない」と、警鐘を鳴らしてます。「最新技術が、必ずしもいいものとは限らない。」と、教えてくれます。アカデミー賞製作スタッフによるものだけあって、ハイクオリティ!年齢関係なく、だれでも楽しめる痛快コメディです。
2017.08.12
実話をもとに製作された映画、「夜明けの祈り」。今日、見てきました。 第二次世界大戦後のポーランド。赤十字の施設に、シスターがやってきます。フランス人医師マチルドに、助けを求めるシスター。「死んでしまう。」の言葉に、一緒に教会へと向かいます。そこで苦しんでいたのは、大きなおなかのシスター。前日から陣痛に苦しみ、とても危険な状態でした。妊娠中のシスターは、ほかにもいました。彼女たちは、教会に押し入ってきたソ連兵によりレイプされたのです。そのことが外部にばれると、教会は閉鎖され、シスターたちは噂の的になるだけ・・・事情を知ったマチルダは、赤十字に内緒で、教会に往診に出かけることにしました。最初シスターたちは、マチルダが触れることさえ嫌がりました。それでも、命を救うために通うマチルダ・・・そんなある日、「敵をかくまっているだろう!」と、兵士がやってきます。偶然居合わせたマチルダの機転で、その場を去る兵士たち・・・「あなたは、私たちの恩人です。」シスターたちは、マチルダに心を開いていきます。マチルダのおかげで、赤ちゃんが無事に生まれてきます。生まれたばかりのわが子を、いとおしそうに抱くシスター。しかし、教会に置くことができず、引き離される母と子・・・「彼女たちを、救うことはできないのだろうか?」マチルダは、「いい考えがある」と、教会にある提案をします・・・讃美歌の美しい歌声とともに、一心に神を信仰するシスターたち・・・その姿は崇高で、気高いものを感じ、感動します。一方で、教会を守るために、間違いを犯してしまう人の弱さ・・・「信仰」の名の下で、罪深いことが行われる理不尽さを感じます。そして、「命を救う」ことに、危険を冒してまで貫くマチルダの強さ・・・あきらめるのではなく、解決方法を模索する賢さ。何を信じるかで、人間は「善」にも「悪」にもなることを教えられました。人間の素晴らしさも感じることができる、素晴らしい映画でした。
2017.08.10
第69回カンヌ映画祭で、国際批評家連盟賞を受賞した映画、 「ありがとう、トニ・エルドマン」第89回アカデミー賞 外国語映画賞にもノミネートされた作品です。ジャック・ニコルソンが惚れ込み、ハリウッドリメイクも決定してるそうです。昨晩最終日だったので、レイトショーで見てきました。 ジョーク好きな音楽教師の父ヴィンフリーは、愛犬と暮らしてました。ある日、愛犬が亡くなり、さびしい毎日・・・思い立って、コンサルタント会社で働く娘イネスに会いに行きます。突然会社に訪ねてきた父に驚くが、仕事をおろそかにはできません。仕方なく、父と一緒に仕事をしながら行動する。突拍子のないことを言って、コミュニケーションをとるヴィンフリーその様子にいらつくイネス・・・寝過ごして、顧客との約束をすっぽかしたイネス。自分を起こさなかったことに、腹を立るイネス・・・その様子を見て、ヴィンフリーは帰ってします。ところが、変装して再びイネスの前に現れたヴィンフリー。「トニ・エルドマン」と名乗り、イネスのを見守ります。イースターのお祝いに招かれ、お祝いにヴィンフリーの伴奏で歌うイネス。歌は、ホイットニー・ヒューストンの『GREATEST LOVE OF ALL』歌い終わった後、一人飛び出すイネス。取り残されたヴィンフリーは、気持ちが通わない寂しさで落胆するが・・・不器用ながらも、娘を幸せにしたいと願う父の一生懸命な姿に感動しました。「本当の幸せは何か?」にも、気が付かせてくれる映画でした。「イネスは、やっぱりヴィンフリーの子供だな~」そう思わせるシーンもありました。映画が終わり、歩いて帰ることに。夜空には、大きな月が空を照らしてました。 途中、ミニチュアダックスフンド3匹を散歩中のおじさんに会いました。信号待ちで私の顔を一斉に見る3匹・・・その愛くるしい姿に、思わず「ニコリ」ずっと見てたら、おじさんが「こんばんは~」信号が変わると、3匹はおじさんと一緒に横断していきました。それにしても3匹も飼っているなんて、すごいですね~
2017.08.05
KBCシネマは、毎日朝活割引中!朝8時~9時台の上映回は、1100円!「ターシャ・テューダー 静かな水の物語」を、見に行きました。 アメリカの絵本作家として活躍した、ターシャ・テューダー・・・彼女の生誕100年を記念して、ドキュメンタリー映画が作られました。56歳から、長男が自ら建てた山奥の家に一人で暮らすテューダー。自然と共に、ゆったりとした毎日。庭のたくさんの植物が、四季の訪れを告げてくれます。「静かな水」のように、ストレスのない平和な生活。鶏の卵を、カーディガンの胸元に入れて、母親のように育てるターシャ。手作りのプレゼントを作ることを楽しむターシャ。さまざまなことを自分で行い、その過程を楽しむ毎日。お金では買えない、「心のゆたかさ」で幸せを感じる日々。「本当の幸せとはなんだろう?」そのことに気がつかせてくれる、素敵な映画でした。映画館を出て、久しぶりに歩道橋からの風景を見たくなりました。天気がよく、いつも以上に美しく見えました。 家に帰り、ベランダタイルを掃除。収納ボックスなどを移動して、水洗い。 ある程度乾いたので、収納ボックスなどをもとに戻しました。気分スッキリです。 ゆっくりのんびり、小さな幸せを感じながら過ごしていこう・・・あらためて、そう思いました。
2017.05.05
第74回ゴールデングローブ賞を受賞した、「ライオン」実話をもとにした映画で、すご~く気になってました・今日午後、KBCシネマへ見に行ってきました。 インドの貧しい村に住む、5歳のサルー。夜の仕事に出かける大好きな兄グデゥに、無理を言ってついていく。しかし、眠くなりベンチで横になったまま起きようとしないサルー・・・「ここで待っているんだぞ」兄の言葉にうなずき、そのまま眠りにつく。目が覚めると、あたりは真っ暗で誰もいません。不安になり、兄を探すサルー・・・捜しつかれたサルーは、回送列車の中で眠ってしまう。目が覚めたサルーは、列車から出ることができません。やっと止まった駅は、見知らぬ土地・・・一人さまよい、親切な人に出会ったことで、施設に行くことになる。そこで、オーストラリア人夫婦に引き取られ、タスマニアへ。我が子のように大切に育てられ、幸せに暮らすサルー。そして、勉学のためにメルボルンへ。仲間たちとのホームパーティーで、幼い頃見たインドのお菓子を見たサルー。それは幼い頃、兄にねだったお菓子でした。その日から、「グーグル・アース」によるインドの実家探しが始まります。幼いころの記憶をたどりながらの作業は、なかなかうまくいきません。しかし、ついに自分の家を探し出すのです。母や兄に会える喜びで、その場所へと旅立つサルー。しかし、その家は家畜小屋になってました・・・ インドでは、年間5万人の子供たちが行方不明になっているのだそうです。中には、人身売買の犠牲になっている子供も・・・映画でも、サルーは危ない目に合いそうになってました。賢いサルーはその空気を読み、難を逃れます。安い労働力として買われたり、児童ポルノの対象になったり・・・インドで未来を閉ざされた子供たちが多いことには、驚きました。サルーは、本当にいい夫婦に引き取られました。引き取った夫婦は、子供ができないから引き取ったのではありませんでした。子どもを引き取ることで、不幸せな子どもを救いたい・・・その想いで、子供を作らなかったのです。そのことをサルーに話す養母スー役、ニコール・キッドマンの演技に、感動しました。それを聞いたサルー役、デヴ・パテルの表情に、すべての感情を知ることができました。「もう一度見てみたい」そう思えた映画は、久しぶりでした。この映画は、できれば映画館で見てほしいと思いました。
2017.04.23
久しぶりの晴天!そして、レディースデイなので、映画1100円!映画館まで、ぶらぶら歩いて行きました~桜が、とってもきれいでした。 今日見たのは、「フレンチ・ラン」スリで生計を立てていたマイケルが、ある女性のバッグを盗む。金目の物がないからと、バッグを捨てて歩きだすと・・・爆発!防犯カメラに写っていたため、「テロ爆破犯人」の容疑者に。CIA捜査官ブライアーとともに、真犯人探しを始めるが・・・ 痛快でアップテンポの、スカッとする映画でした。ネット画像で、行動を操作する犯人たちのあくどさには、驚きでした。花屋さんの前を通ると、たくさんの花が並んでました。ベランダ用に、花をいくつか買いました。 どんなふうに植えようかな~ただいま、考え中です。
2017.04.12
今日無料動画、Gyao!で、映画を見ました。「100歳の少年と12通の手紙」 フランスの劇作家:エリック=エマニュエル・シュミットのベストセラー小説を、彼自身が映画化した感動作で、2008年の映画。10歳のオスカーは、白血病で治療中。ある日、病院にピザの配達に来たローズと出会う。口の悪い彼女を、なぜかオスカーは気に入る。その日病院に来た両親に早く会いたくて、院長室へ。ドアの前で、自分が助からないことを知る。たまらなくなり、一人近くの部屋にかくれるオスカー・・・発見されても、なぜそこにいたかを話そうとしません。「彼女となら、話をする。」心を閉ざしたオスカーのために、院長はローズにオスカーの相手をお願いする。自分が助からないと知り、元気のないオスカー・・・ローズは、「一日を10年と考えて、神様に毎日手紙を書いてみたら」と提案。その日から、ローズとオスカーの交流が始まります・・・オスカーが神様に書いた手紙で、印象に残ったものがありました。その文面を紹介します。 明け方 あなたが来たと感じました あなたは 夜明けを作ろうとしていました 神様と僕らは そこが違います あなたは 飽きることがありません 朝を作り 夜を作り その次は春 今度は冬 それが幸せの秘訣なんですね 毎日 はじめて見るように 世界を見ることが すばらしかった あなたは 僕の手を取り 導いてくれたのです 世界の謎へ ありがとう追伸 お願い 両親にも 「初めて」を 教えてあげてください ローズは もう知っています 時間があったら ペギーにもこの映画を見て、私はこう感じました。幸せは、一日に何をしたかで決まるものではありません。その日を、どんな気持ちで過ごしたかで決まるのだと・・・道端の花を見て、その美しさを感じる心・・・鳥のさえずりに、幸せを感じる心・・・小説も、読んでみたくなりました。
2017.04.08
「しあわせなひとりぼっち」を見てきました。原作本も読み、見に行きたかったのですが、お昼のみの上映。しかも、3月2日まで・・・「今日見に行かなければ、映画館で見れない!」幸い、映画館までは徒歩10分。上映20分前に、家を出ました。 愛する妻に先立たれ、一人暮らしをするオーヴェ。毎日近所を見回り、駐車違反などがないかをチェックする毎日。周りからは、頑固な「変わり者」と言われていました。ある日、43年勤務した鉄道局を首になってしまいます。生きる目標をなくし、途方に暮れる日々・・・自殺を考えるようになります。首をつろうとしたその時、1台の車が目につきます。隣に越してきた、バルヴェネー一家でした。「ここは車の通行禁止だ!」自殺を止め、外に出るオーヴェ。うまく駐車できない様子を見て、運転を代わり車を止めてあげます。バルヴェネは、お礼にベルシャ料理を持ってきます。オーヴェに、偏見なく接するベルヴェネと子供たち。かたくなだったオーヴェの心は、少しずつ開いていきます・・・この映画を見て思ったのは、「出会いが、その人の人生を変える」ということ。美しく聡明な妻ソーニャとの出会いが、オーヴェの人生を豊かにしました。おせっかいで陽気な隣人ベルヴェネとの出会いが、生きる目標を与えてくれました。心がホッとする、素晴らしい映画でした。
2017.02.26
全世界興行収入100億円突破の、話題のインド映画「PK」今日、見に行ってきました。留学先のベルギーで、ジャグーはサルファラーズと恋に落ちます。宗教の違う二人の交際に、両親は大反対。結婚式当日、サルファラーズは来ず、ジャグーは傷心インドへ帰国。テレビ局のアナウンサーとして、働くことに。ある日、黄色のヘルメットをかぶり、神様を探す男を見かけます。その男は、みんなからPK(酔っぱらい)とよばれてました。ジャグーは、彼に興味を持ち話を聞きます。「黄色のヘルメットは、神様にすぐ見つけてもらえるように。」「服は、揺れてる車から。」「雨の日は、留置場で。」常識はずれのPK。そんなPKから、信じがたい話を聞くことに・・・PKの的外れな言動や行動に、笑う人々。純粋な心は、次第に核心をついた問いかけをしていきます。「神様は一人なのに、宗教によってなぜ違うことを言っているの?」「神様のために」だと信じさせ、献金させる偽宗教。「神様は助け入らない。神様は自分のことは自分で助けることができる。」PKのこの言葉は、現代人への警告だとも思いました。また、愛の素晴らしさも教えてくれます。笑いあり、恋愛あり、感動の涙あり・・・たくさんの人に見てもらいたい、素晴らしい映画でした。
2016.11.23
全65件 (65件中 1-50件目)