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宮城谷昌光氏他10名の11の短編からなる。「中国短編」と称するように、題材がすべて中国に関係している。宮城谷さん以外の著者は次の方々:安西 篤子 【曹操と曹丕】井上 祐美子 【潔癖】新宮 正春 【方士徐福】田中 芳樹 【茶王一代記】東郷 隆 【九原の涙】伴野 朗 【汗血馬を見た男】中村 隆資 【西施と東施】藤 水名子 【范増と樊かい樊かい】真樹 操 【屈原鎮魂】森福 都 【蛙吹泉】それぞれ傑作です。どれも面白かった。これだけ多くの人が中国の古い歴史に詳しいことに驚きます。この本は何十年前に一度読んだことがあるはずです。自分の書棚に在ったのだから。でも、ほとんど覚えていませんでした。ただ、読み進めていくと、何となく、以前に読んだなというほのかな記憶がよみがえってくるものもありました。
2019.06.16
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数学者の藤原氏が文部省の長期在外研究員としてケンブリッジ大学にご家族と1年間滞在した時の大学や日々の生活のことを書いた随想である。藤原氏がケンブリッジに滞在したとき、彼は44歳か45歳だった。この本で私はある意味打ちのめされた。それは氏の専門である数学における活躍意外に、彼が社会、歴史、文学などなどに、私など及びもつかないような深い知識と理解ができていることを知ったことである。同じ人間で、ここまで違う奴がいるのか・・・逆立ちしても、足元にも及ばない!ある意味、恐れ、ひがみ、羨み、尊敬の気持ちが湧きだすことが時々あった。世の中にはすごい人がいるんだなあ。藤原氏の名前を知ったのは文藝春秋7月号の対談であり、巻頭随想であり、それをきっかけに「若き数学者のアメリカ」を読んだことである。彼の発言には今後も注目していきたい。
2019.06.09
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