Bitter Sweet Fifties

ドラマが終わるのが寂しすぎて、すぐに原作＆シリーズ2作を日本から取り寄せて読み始めました。

面白くって、毎晩3時まで読んじゃって、夜更かししすぎて、仕事中眠くなります～（家で働いているので、昼休みに15分とか昼寝してしのいでます）。

今回、「本」としての読書感想文ではなくて、あくまでも、ドラマの原作としての感想です。

ネタバレ、ちょっとしてるかもしれません～。

本として見た場合、3冊とも面白かったと思います。

でも、ドラマファンとしては…。

1冊目は、「ルパンの娘」は、ドラマ見て嵌った方たちに、「ぜひお読みください」とお勧めします～。

けど、本当に正直言うと、2冊目の「ルパンの帰還」と「ホームズの娘」は、今すぐには、読まない方がいい。または、ドラマのイメージのほとぼりが冷めてから読んだ方が良いと思います。

特に華ファン。

う～ん。まぁ、和馬ファンは大丈夫かもしれないですけど…。

そして、この2作目、3作目に、忠実になるのなら、ドラマの続編は、作らないで欲しい。かなぁ。わたしは。

でも、正直、もっと華と和馬が見たい！（深きょんと瀬戸くんが見たい！）

続編とか、映画を作るのであれば、オリジナル作品で、1作目と2作目の間にある、描かれてない時間での出来事でのをお願いしたいです。

で、ドラマオリジナルのメンバーは、残して、活かして欲しいです～。

1作目の「ルパンの娘」は、文句なしです（原作ありきのドラマだけど、ドラマから先に入ったものとして）。

読みながら、登場人物は、ど～～しても、ＴＶの出演者のイメージが付きまとってきますけど、それが、また楽しい。

あ～。華って、実はこういう人か。とか、和馬は、こういう人だったんだぁ～。って読むのがめっちゃ楽しいのです。

ドラマと違うのか？それとも、ドラマの中でも隠れていたけど、わたしが気づかなかった、主人公、二人や、その他の登場人物の、性格だの、の気持ちが、よくわかりますよ～。

ドラマと筋が違ったり、登場人物が違ったりするのは、「映像ならでは」と「本ならでは」の違うなので、必然だったかなと思えました。

ただ、和馬の妹の香が、ドラマの方で、ぜんぜん違った感じになってたのが残念。ぜったい面白いキャラクターになったと思うのに～。

そして、1作目読み終えて、大満足して2作目の「ルパンの帰還」に移りました。

そしたら、なんか…、華と和馬の関係が、ドラマファンには、がっかりなのです。

一緒に暮らすようになって5年とか経ってて、娘も4歳になっているので、「夫婦の現実はこんなもんでしょう」と言われたら、その通りなのですけど…。

でも、この小説、そもそもファンタジー要素なしじゃ成り立たないので、夢のあるお話が良かったな。

華は、あいかららずの華で大好きです。でも、和馬にがっかりしました。

あんなに苦難を乗り越えた二人が、あんましらぶらぶじゃないのです。

子育ては華に任せっきりで、ほぼ手伝わないし、帰ってこない（仕事柄しょうがないんだろうけど）。

和馬のお給料だけじゃ食べていけないから、華も働いてるのに…。

なんというか、和馬。わたしの思ってる和馬と違った～～！

逆に、ドラマ見てなかったら「まぁ、こんなものよね」って思えたと思います。

2作目からは、華が主役ではないのかなと思うけど（「ホームズの娘」が登場して、来ますしね）、ドラマファン（深きょんふぁん？）にすると、華、可哀そうすぎて、和馬、嫌いになりそうだった。

2作目を読んで、1作目で、和馬がエミリと結婚しようとしてたことも「あ～、この人ならそうだろうな」と妙に納得してしまった。

でもって、さらに、3作目に行くと、和馬、もっとふらふらします。さすがに浮気はしてないけど、高校の時に好きだった人と再会して…。

その時の心理とか、自然なことなんかもしれないけど、わたしは許せないわ～。

で、気まずい状況になったら、ちゃんと華に、説明しないで逃げの姿勢（家に帰りたくないとかって！）だったり。

ちゃんと説明もしない！むしろ、ホームズの娘さんが鼻に一番優しいわ。

あ～～～。この感じで、ドラマの続編は見たくないです。

ドラマ陽に和馬の性格を瀬戸君の演じた和馬に寄せてもらえるならいいけど…。

または、続編はお兄ちゃんとホームズの娘の話なら、良いかもしれません。

とにかく、2作目と3作目の和馬の「夫」ぶりは、私から見たら、最悪でしたよ～～！

というわけで、小説として読めば、おもしろいけど、2作目、3作目は、「原作」としてドラマの続編はやだよ。て言うのが、わたしの勝手な感想でした～。

華に思い入れが強すぎたのかな～？

あ、でも、くどいけど、1作目「ルパンの娘」はいますぐ読んで欲しいです～。ドラマファンも楽しめます～。

さぁ、また、ドラマ見返しますよ～。