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バックドアは厚塗りパテがなかなか乾かないので、もう少し放置して修理用品が届いたバンパーの補修に掛かる。ヒートガンで炙って叩いて元の形に戻したが、微調整を行う箇所があるので、ナイロンディスクで削ろうとしたが、PPが溶けてしまって削れない。ディスクを色々と変えて試してみたが、どのディスクもPPを溶かしてしまうので高回転の道具は使えない事が分かったので、サンドペーパーに切り替えて均して行く。修正が大まかに終わった所で凹んだ箇所にバンパーパテを盛るのだが、相手がPPなので必ずバンパープライマーをスプレーしてからパテ塗りを行わなければ密着性が高まらないようである。パテを盛って数日放置。パテが乾いた所でサンドペーパーを掛けて、最後は400番と1500番の耐水ペーパーで水研ぎをして終了である。純正色の缶スプレーを仮吹きして凹みが目立つ所を更にパテ埋め。これを2回程繰り返した。その間にバックドアの、厚塗りパテをサンドペーパーで削って薄付けパテを盛る。乾燥後、最後は耐水ペーパーで仕上げる。パテ埋め作業は乾燥に時間が掛かるので焦らずゆっくりとやらなければならないのだが、短気なものでなかなか待てない。その間にクルマを使う仕事が2回あったが、仕方が無いのでバンパーを外したままの間抜けな恰好で世間を走ってしまった。耐水ペーパー仕上が終わると、やっと塗装が出来る。今回はバンパーに元々あった擦り傷や塗装剥げも一緒に修理したので時間が少し多めに掛かった。塗装後は色ムラが少しあるが、20年間の色焼けがあるのでこれは仕方がない。修正し切れないラインの深さなど細かな不具合はあるが、ほぼ元の形に復元できた。バックドアはRの部分のエッジが違うので、凹んで見えてしまう。目の錯覚もあるようなので、ステッカーを貼って誤魔化す事にした。結局修理に1週間掛かって、費用は4,000円程度。細かく見ると粗も目立つが素人なのでこんなもんであろう。20年、20万キロ越のクルマなので、ほどほどで十分。兎に角金は掛けない。柔らかなバンパーパテを盛ったバンパー塗装を終えたバンパー凹んで見える塗装を終えたバックドア修理が完了した破損箇所湾曲部分にステッカーを貼って錯覚を誤魔化す
2022.08.31
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その日は久し振りに早朝から仕事があったので工作車の出動となった。暑いので早く帰ろうと駐車スペースからバックで道路に出ようとしてハンドルを切ったその時、ガツンという鈍い音とかなりの衝撃が車体を揺らした。一瞬で何かにぶつけた事は分かったが、クルマのような物ではない。何かもの凄く硬い物だ。直ぐに降りて確認してみると、コンクリートの電柱にリアバンパーの右側がぶつかっている。丁度死角に入って見えなかったのだ。やっちまった。走行には問題ないようなので、兎に角家まで帰って被害状況を確認する事にした。バックでの事故は四国のUFOラインでガードパイプに横腹をぶつけて以来の事だが、あの時よりは心なしか軽傷な気がする。工具の持ち出しに便利なドンキーベースの近くに駐車して、詳細に状況を確認すると、破損箇所はリアバンパーの右側とバックドアの右下のみで、フェンダーやランプ類は助かったので一安心した。しかし電柱に押し潰されたバンパーは見事に凹んでおり、下側は亀裂も入っている。バックドアは変形したバンパーに押された拍子に曲がりと凹みが出来ている。大きな凹みなのでバンパーは中古品と交換しかないだろうと思いヤフオクで探したら、6,500円で出ていた。送料が5,000円なので1万円を越えるし、型式が違うので適合するかどうか不明である。たぶん大丈夫と思われるが、縦傷が入っていた事もあり、凹んだバンパーを外してみて修理不能だったら購入する事にした。リアバンパーを外すには、裏側4箇所の14ミリナットを外し、両フェンダーに回り込んだ部分の8ミリスクリューネジ2本とグロメット2本を抜くと簡単に外せる事が分かったのだが、14ミリナットはどれも錆び付いていたのでCRCを吹いてメガネレンチで緩めた。しかし1箇所どうしても緩まない。仕方がないので、ガスバーナーでナットを炙って何とか外す事が出来た。車体から外したバンパーを確認してみると、大きな凹みはあるが、亀裂は補修出来そうである。材質はPP(ポリプロピレン)なので、ヒートガンで炙ってハンマーで叩いたら直るかもと思い、やってみた。ヒートガンの強力な熱で直ぐに溶けそうなくらい熱くなる。そこで、間髪を入れずハンマーで叩いてみると、凹みが見る見る内に直って行く。多少の凸凹はあるが、ほぼ元の形に復元する事ができた。後はグラインダーで削ってバンパーパテを盛れば大丈夫であろう。亀裂は内側からFRPで補修しておいた。次はバンパー取り付けステーだが、4箇所の内一番右端だけが90°近く折れ曲がっているので、太い鉄棒と玄翁で元の形になるまで、どつき倒したら汗が噴き出た。微妙な調整はバンパーの取付時に行う事にする。次はバックドアだ。曲がりはあまり力を加えると取り付けヒンジに支障が出るかも知れないのでハンマーで少しずつ叩き左側と同じカーブになるように修正した。凹み部分はナイロンディスクで塗装を剥がし、スタッド溶接機でウェーブワッシャやスタッドピンを溶接してスライドハンマーで引き出した後、厚塗りパテを盛っておいた。これで初日の作業は終了。中古バンパーを購入せずとも何とか修理の目処がたったので、バンパーパテ、バンパープライマー、純正色缶スプレーの発注を行った。クルマをぶつけるのは一瞬の出来事だが、修理するには何日も掛かるので、今後はクルマを駐車する時は面倒でも必ずバックで駐車する事にしようと肝に命じた騒動であった。電柱激突で見事に潰れたリアバンパー大きく曲がった右側バンパー取り付けステー鉄棒と玄翁で修復したステー亀裂を内側からFRPで修復したバンパー曲がりと凹みが出来たバックドア右下ウェーブワッシャとスタッドピンを溶接した凹み部分凹みの引き出しがほぼ完了したバックドア厚塗りパテを塗った補修部分
2022.08.24
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ゼファーのヘッドガスケットが届いたので、ヘッドカバーを取り付けようとしたのだが、ヘッドカバーの塗装が剥がれ余りにも汚いので、塗装を剥離する事にした。ナイロンディスクで出来る所までやったのだが、入り組んだ箇所はサンドブラストを掛けるしかない。何せヘッドカバーは大きなパーツなので、落下式ブラストガンだと砂が直ぐに切れてしまいその都度砂を補充するのが面倒になったので、amazonでサンドブラストガンキット(1,980円)を買ってみた。このキットは本格的なサンドブラストキャビネットで使用するガン部分のみなので、ガンに繋がるホースを丸ペールに突っ込み、その上から珪砂を10kgほど入れると、連続してブラスト出来るので楽ちんである。砂が跳ね返り外に飛び出るので、簡易的にビニールで覆ってブラストを行った。塗装の剥離やアルミの腐食が綺麗になったので、塗装を行えばやっとヘッドカバーの取付が行える。サンドブラストガンキット丸ペールの中で塗装剥離中のヘッドカバー剥離前のヘッドカバー剥離が粗方終わったヘッドカバー
2022.08.22
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チェーンテンショナーの取付が終わったので、4連キャブの取り付けに掛かる。エンジン側は直ぐに付いたのだが、エアークリーナーボックス側がなかなか上手く嵌まってくれない。ヒートガンで温めたり、シリコンスプレーを吹いたりしたが、なかなか嵌まらない。こんな筈はないとゴムのインシュレーターを調べてみたら、1番と4番のインシュレーターが内側に回転していた。エンジン側は動かないが、エアクリ側は4つのインシュレーターが全て回転するようになっているので、キャブの口に角度を合わさないと絶対に嵌まらないのだ。キャブも無事付いたので、エンジンを掛ける準備をしようとして、1番のプラグホール辺りのオイル漏れが気になったので、ライトを照らして良く見たら、どうやらヘッドカバーから漏れているようだ。タンクを外している間にここも修理してしまえと、ガスケットを探すとモノタロウに部品番号11060-1811があったが、純正は11060-1329となっており枝番が違う。更に情報を収集してみると、どうやら枝番は違うが同じ物である事がわかったので購入した。SMによるとヘッドカバーを外すには2箇所のイグニッションコイルを外すとある。次にヘッドボルトを抜いてヘッドカバーを外すと、ツインカムが現れる。DOHCだ。一番に目にしたのは中央のカムギアに掛かるダランと垂れたカムチェーンだ。これはダメでしょ。いくら遊びが必要だからと言ってこれは明らかにおかしい。SMによると、「カムテンショナーを取り付けたら、クランクを回してテンショナーを作動させる」とあるので、クランクを回してみると、チェーンはピーンと張ったのだが、カムの回転により緩む場所もあるようだ。エンジンを掛ければ自動でシックリ来るようになるのだろうか?ヘッドガスケットからのオイル漏れモノタロウで買ったガスケット(11060-1811)ヘッドカバーの裏側ダランと弛んだカムチェーンクランクを回すとピーンと張るのだが…
2022.08.13
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点検整備が終わったので、いよいよ車検だ。最近はネットで予約が取れるので簡単で良い。8月5日の午後の予定が空いていたので、予約を入れて当日を迎えた。午後からの車検なので昼過ぎに出発すれば十分間に合うと思い、呑気にYouTubeの「ヤフオクで買った水没TZR250」の修理動画を見ていたら、空が俄に掻き曇り黒雲が押し寄せ突然の豪雨となった。豪雨は長くは続かなかったが、2時近くまで降ったり止んだりとなったため、この日の車検は仕方なく中止とし、ネットで予約解除を行い仕切り直しとなった。リベンジ車検は土、日を挟んで8日の月曜日の午後、気温は36°雨の心配はないが暑い。兎に角暑い。今回の車検は、前回ライトカウルを外していたために、車高の数値が異なる事を指摘されたので、車検証の変更も行う事とする。車検証の変更は軽微な記載変更と大幅な変更があった場合の構造変更の2種類があるようなので、車検と構造変更をどちらを先に受けなければならないかの疑問と共に窓口で聞いてみる事にする。ユーザー車検の窓口は12時45分から開いており、スマホに転送した予約番号を見せるだけで、既に必要事項が印字された書類が交付される。6cmの車高変更は構造変更。記載変更は2cmまでとの事。また、車検と構造変更はどちらが先でも良いとの事であった。と、なればフロントタイヤとライトの光軸に不安がある車検から行う事にして、二輪コースに並ぶ。既に3台のレッドバロンのバイクが検査を受けていた。間も無くV7ドンキーの順番となり、指示器、灯火類、ホーンの検査、打音検査、排ガス検査、車体の計測検査等が行われたが、フロントタイヤの溝の事は不問であった。どうやらまだ十分残っていたようだ。次のブレーキ、メーター検査を終え最後の関門、ライトの光軸検査である。前回の車検前にCIBIEのレンズカットが施されているライトに交換しているので、光軸題が散る事はないのだが、上下の軸が合っているのかが不安だ。満を持して検査器機の前に止めて、いよいよ計測である。光量不足が無いように念のためにアクセルを吹かして計測に入る。神頼みをしながら電光掲示板を凝視していると、×のマークが現れた。アウトである。もう一度再検査をするも結果は同じ。検査員に聞いてみると、光軸が僅かに上過ぎるので、ほんの少し下に下げて調整して下さい。僅かですよ。とアドバイスを戴いた。有り難い事である。早速、駐車場でライトを感覚で下に僅かに下げて再挑戦。今度は1回目で○が表示され合格であったが、下側ギリギリだったようである。やれやれである。しかし、今回は構造変更も行わなければならないので、続いて測定レーンに並ぶ。月曜日とあってか、工事車両やバス、ジェットスキー搭載用トレーラーを牽引したトラックが炎天下の下、何台も並んでいる中にバイクを止めたが、暑くて死にそうなので、バイクを置いて検査場の日陰に避難。長い順番待ちの後、やっと順番が来て、構造変更検査に入ったのだが、何故か車体重量測定と後輪加重測定を行い、検査完了。車高の計測は?と尋ねると、車検で測定済みですとの事。そんなものなのね。申請窓口で書類を提出して、これまた長い時間待ってようやく車検証の交付となった。帰って娘に車検の時間が今までで一番長かったと愚痴を言ったら、月曜に行くからそうなるのは当たり前!と軽く鼻で笑われた。最近はOCR(検査申請書)はネットで無料ダウンロードできるようになっているので、事前に専用3号様式に印字して持参したのだが、構造変更は1号様式となるため、書き替える嵌めになったが、用紙代は無料となっていた。当日のユーザー車検の支払いは重量税3,800円、検査登録料2,000円(継続車検1,700円、構造変更300円)合計5,800円であった。車検に並ぶV7ドンキー構造変更に並ぶV7
2022.08.11
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早いもので、前回ヘッドライトをCIBIEに交換して挑んだ車検からもう2年が経過して3回目の車検の時期が来たので、点検整備を行う。先ずはフロントブレーキから、パッドは外さなくても目視でまだ十分な厚みがある事を確認、ブレーキマスターを開けて液量と色を確認するも、問題ない。リアブレーキのパッドもOK、量と色は半透明カップなので、サイドカウルに開けられた覗き穴から確認でき、こちらも問題無い。次はタイヤであるが、リアは4年前に交換しているので問題ないが、フロントは新車時から一度も交換しておらず、かなりすり減っているのが確認できる。溝の許容範囲は0.8ミリなのだが、ぎりぎりといった所だろう。次回の車検までには要交換である。空気圧をフロント2.2気圧、リア2.4気圧に調整。次はエアークリーナーを見てみる。実はエアクリを確認するのは初めてである。シートを外すと、エアークリーナーボックスの空気取り入れ口が見える。4本のビスで留められている蓋を外せばエアクリに簡単にアクセスできるのは有り難い。取り出してみると、アコーディオンのようにジャバラになったエアクリは初めてみる形状だったが、クルマと同じ乾式だ。上側は少し変色して、埃も少しあったが、ジャバラ部分は綺麗なものだ。エアーコンプレッサーで掃除をして再使用する。次に灯火類やホーンの点検と、シフトレバーとリアブレーキペダルのナットの緩みを点検。何れも異常なし。次に前回コンクリートの土間に貼ったビニールテープにライト前面を合わせ光軸の確認を行う。ライトスイッチを上向きにして、正面の壁に貼られたビニールテープに一番明るい部分が来れば良いのだが、ヘッドライトは前回から触っていないので、光軸は合っているようだ。次はマフラーをアゴスチーニから純正に戻す。リアステップ取付を兼ねたマフラーステーの外側にマフラー側のステーを取り付けたが、後から見るとマフラーがハンドルよりも張り出して見える。これはおかしいと気づき、購入時の画像を確認してみると、マフラーステーの内側に付いていた。折角取り付けたマフラーを外して付け替え。これだけで汗が噴き出た。最後に車体を磨きながら、目視で細部の点検を行うが問題はなかったので、ネットでユーザー車検の予約を行う。点検を終えたV7ドンキーエアクリボックスの上蓋を外せばエアクリを取り出す事ができる取り外したエアクリジャバラのような乾式エアクリ
2022.08.10
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