全81件 (81件中 1-50件目)
クランクシャフトのオイルシールが抜けていたのを確認したので、新品のオイルシールを探してみた。パーツリストによると、パーツ番号91205-166-004で外径32㎜軸径20㎜厚さ7㎜と記載があるので、同じ物がないかネットで探してみたらamazonでuxcellなるメーカーが同サイズの物を772円で売っていた。バイクのクランクシャフト等の用途で材質はニトリルブタジエンゴム、耐熱温度は-30度~100度。もう一つはMISUMI-VONAのサイトで厚みが1㎜大きく8㎜だが後のスペックは全て同じ標準オイルシールTC型が615円。しかもこのサイトで売られている商品は全て1ヶから送料無料だそうだ。これは有り難い。ベアリングなどを入手するのに良いかも知れない。小さなオイルシール1ヶが結構なお値段なので、案外HONDA純正が安いかもと近所の自転車屋で検索して貰ったら、まだ在庫があったが1ヶ891円。ネット通販よりも高いが、完全適合の安心を考えて即発注を行って貰った。届いたオイルシールを組み付けに掛かる。2ストオイルを薄く塗って、破損防止のために古いオイルシールと共にクランクシャフトにダブルで通し、奥のベアリングまでプラグレンチをあてがって、ハンマーで慎重に叩き込む。傾きが無い事を確認して、ステーターコイル、フライホイールを取り付ける。キャブのニードルジェットの段数を中央に戻して、エンジンを掛けてみる。4~5回キックしたら、初爆があり、続いて見事に復活。やはりクランクシャフトのオイルシール抜けがエンジンが掛からない原因に間違いなかったようである。やれやれである。今回は故障箇所を掴むのに苦労して、諦め掛けたが、皆さんのアドバイスのお蔭で何とか復活する事が出来たのは有り難い事である。今日は二男が帰って来るので、アツアツの鶏の唐揚げをアテにキリンの一番絞りと竹林で祝杯を挙げる事にしよう。HONDA純正のクランクシャフトオイルシール新旧のオイルシールの裏側(ベアリング側)クランクシャフトにダブル掛けしたオイルシールクランクケースに収まったオイルシールエンジンが掛かりサイレンサーから排出される排ガス復活を遂げたTLM50
2021.06.25
コメント(6)
「プラグの濡れ具合はどうだ」とのアドバイスをいただいたので、よく観察してみると、電極の辺りは乾いている。しかも、何十回となくアクセルを開けながらキックを行ってもだ。普通なら燃料でビチョビチョになってもおかしくない。何故この事に早く気が付かなかったのか、基本中の基本だ。正に初歩的な事だ。キャブまで燃料が来ているのなら、何故燃焼室に混合気が吸い込まれない?それは負圧が足りないからだ。何故負圧が足りない?それは圧縮が抜けているからだ。何故圧縮が抜ける?それはプラグホール、ガスケット抜け、シリンダーとピストンの隙間、リードバルブの破損、クランクシャフトのオイルシール抜けによる空気の侵入。又はエンジンが壊れているかだ。エンジンの破損以外で調べていなかったのはクランクシャフトのオイルシールだけだ。それなら調べるしかないとの結論に達し、プラのエンジンカバーを外しフライホイールの取り外しに掛かる。フライホイールを外すには回転止めに使用するユニバーサルプーリーホルダーと引き出しに使用するフライホイールプーラーが必要だが、以前フライホイールを交換した時に買ってある。そしていよいよフライホイールを外してみると、ステーターコイルが現れるが、もうこの時点で原因が分かった。腑抜けなオイルシールが抜けてステーターコイルの所まで飛び出して来ているではないか。コイルを外してオイルシールをシャフトから抜いてみると、カチカチに硬化している。もうこれは使えない。エンジンが掛からない原因はクランクシャフトのオイルシール抜けであった事がここに来てやっと分かった。長い道のりであった。プラ製の左側エンジンカバーフライホイールユニバーサルプーリーホルダーを掛けてセンターナットを緩めるフライホイールプーラーを掛けてフライホイールを引き出すこの時点で顔を出しているクランクシャフトオイルシール完璧に抜けているオイルシール
2021.06.23
コメント(7)
TLM50を幾らキックしてもプラグが濡れないので、キャブのニードルジェットのクリップを下げて混合気を多く噴出させてみる事にした。アクセルワイヤに繋がっているピストンのクリップを外してニードルジェットを取り出してみると、調整用の切れ込みが3段あり、クリップは真ん中に付けられていたので、一番下に付け直してキックしてみるもエンジンは掛からない。掛かる気配もない。アクセルを開け何度となくキックを繰り返した後にプラグを外してみても電極辺りは乾いたままだ。どうやら燃焼室に燃料が来ていないようだ。そうなると、いよいよエンジンに問題がありそうだ。エンジン内の負圧が弱いためにキャブから適正量の混合気を燃焼室に吸い込めていないのかも知れない。ヘッドを外して確認した時はシリンダー壁やガスケットに異常は見られなかったので2次圧縮(燃焼室内の圧縮)は問題無いと思われるので、1次圧縮を疑わざるを得ない。と、言う事はクランクケース?クランクケースからエアーを吸い込むとしたら、まさか、クランクシャフトのオイルシール?ここは確認する価値があるかも知れない。キャブのピストンから外したニードルジェット/クリップが真ん中の切り込みに付けられているクリップを一番下に付け直したニードルジェット
2021.06.22
コメント(0)
キャブのフロートの向きが逆ではないかとのご指摘を頂いた。何個というキャブを弄ってきた経験豊富な有り難いアドバイスである。この件に関しては組み立て中に反対では無いかと感じた。通常のフロートはご指摘の通り丸い部分が下側で平らな部分が上側になっているのであるが、そのように取り付けるとフロートバルブが浮いてしまい、フロートピンの取り付けもシックリ来ない。念のためにYouTubeの組み立て画像と、パーツリストを確認してみても、矢張り通常のフロートとは逆に付けるのが正解のようだったので、そのように取り付けている。TLM50のパーツリスト
2021.06.18
コメント(5)
TLM50のエンジンが掛からなくなったので、素人の浅知恵で色々と試してみたが、どうにもこうにもならず限界が見えたので、ブログ読者に指南をお願いすべく助けを頼んだら、色々と教えて下さった。有り難いものである。先ず、タンクキャップの空気孔の詰まりを指摘頂いたので、確認してみたが詰まりは無かった。この手のバイクはキャップにパイプを繋ぐ突起が出ていてそこにゴムパイプを挿して、アッパーブラケットの穴に挿すようなっている。転倒する事を前提にガソリンがキャップから出ないようにするためだと思われる。それ故、キャップに開けられた穴は他のバイクより大きく、詰まりにくい。問題点ではなかったが、確認はしていなかったので、どうか詰まっていてくれと念じながら息を吹いてみたらスカスカだった。残念!次はリードバルブの破損を指摘頂いた。なるほどそこまでは頭が回らなかった。TLMはキャブを外すと直ぐにリードバルブにアクセスできるので、早速外してみる事にした。リードバルブはガスケットが2枚使用されているので、慎重に剥がしてシリンダーから取り出した。少し汚れはあるものの、バルブの薄い弁の隙間にゴミを咬んでいる様子も無い。更にバラしてみたが、破損箇所は見当たらなかった。シリンダーの中を覗きながらピストンを上下させてみるも、ピストンに傷などは見当たらない。綺麗なものだ。もし、バルブが破損していたら、ピストンに当たってエンジンから異音が聞こえた筈であろう。どうやらリードバルブでも無さそうである。次は現車と同じような症状でエンジンが止まったという情報。リードバルブまで点検したが、異常がないので、現車と同じように圧縮が弱いと判断してコンプレッションゲージを購入して圧縮を計測するそうである。その結果が分かれば、一筋の光明が見えるような気がする。次はキルスイッチの配線不良を指摘頂いたが、現車は修理する前からキルスイッチは付いておらず、現在も付いていないので、確認の必要はない。色々と考えるに、キックが少し軽過ぎるように思えるので、圧縮不足のような気もする。そうなればエンジンを降ろして分解?2サイクルと言え、サービスマニュアルも持っていないし、面倒なので、もう少しジタバタしてみよう。TLM50のタンクキャップキャブを外すとシリンダーに取り付けられているリードバルブがよく見えるカバーを取り外したリードバルブシリンダーから取り外したリードバルブ1シリンダーから取り外したリードバルブ2分解中のリードバルブリードバルブを外すとピストンが見える
2021.06.16
コメント(4)
それは去年の春の事だった。完全レストアを終えて長い間眠っていたTLM50で師匠のガレージに改造カブを見に行ってやろうと思い、エンジンを掛けてみたら、3回程のキックで目覚めた。元々調子が良かった車体なのだが、よく掛かったものだと感心しながら、1kmほど先のガレージまで走って師匠と1時間程コロナ禍における正しいバイク弄りについて激論を交わしての帰りだった。200メートルほど走ったその時、エンジンが不調となり、段々とパワーが無くなり、ついには止まってしまった。燃料切れかもとタンクの中を見るも混合油はまだ残っている。その場でキックを100回程するが掛かる気配も無いのでトボトボと押して帰った。早速、プラグのスパークを確認して、キャブをバラして掃除したが全く掛からないのでもう捨ててしまおうと放置していたのだ。折角苦労して直したのに、捨ててしまうのは勿体ないと思い1年振りに原因を究明すべく修理に取り掛かったもののなかなか手強いので、考えられる事を1つ1つ潰して行く事にした。1.燃料何年前か分からない古い燃料を全て捨てて、新しい混合油を作ってタンクに入れた。2.スパークの確認プラグを抜きキックしてプラグからの火花を確認。3.キャブレター開けてみると中は綺麗で、汚れは皆無であり、ジェット類もピカピカに光っていたが、全バラにして全ての穴とパーツを洗浄し、貫通を確かめた。見落としがあるかもと思い、合計3回バラして念入りに掃除した。フロートがプラなので、油面調整は出来ない。フロートバルブの段付きも無い。当然メインジェット、パイロットジェットの小さな穴、本体側の穴も全て貫通を確認。エアークリーナーを外しているので、エアーの入り過ぎを考慮し、エアースクリューやアイドリングスクリューを全閉から小まめに調整するも変化なし。チョークを引いたり、半戻し、戻しと色々試すが変化無し。アクセルを全開、全閉、アオリなど試すが変化無し。ドレンボルトを緩めると燃料は出て来るし、キャブをバラした時にも燃料はフロートチャンバーに一杯溜まっている。4.予備のキャブレター清掃済みの予備のキャブレターに換装するも掛からない。初爆すらない。5.強制始動エアークリーナー側のダクトからパーツクリーナーやキャブクリーナーを吹いてキックするも初爆すら確認できない。6.サイレンサーサイレンサーに詰まりがないか、排気口から棒を突っ込んでみるも、詰まりなし。7.CDITLM50はCDI点火となっているので、CDIの故障により点火時期が狂っているのかもと思い、予備機から外して付け替えるも変化なし。8.プラグプラグからの火花が少し弱いように感じたので、予備機から外して付け替えると、少し太い火花になったが掛からない。本機のプラグは7E、予備機は5E。9.圧縮キックをしているとかなり軽い感触である。手でキックを押し下げても軽く下がるので、圧縮漏れの可能性を疑い、ヘッドを外してピストンを下げてシリンダーの壁面を点検するも、傷などは見当たらない。以上の事をやってみたが、全く掛からないし、掛かる気配もない。泥沼に入り込んでしまった。何故掛からないのか分からない。キャブのクリーニング不足があったとしても、掛かる気配くらいはあるが、それも無い。エンジン始動のポイントは良い燃料、良いスパーク、良い圧縮の3良いなので、全て確認したつもりであるが掛からない。何か初歩的なミスか?それともシリンダーまで外しての確認が必要なのか?昨年、エンジンが止まった時の感じは、エンジンのパワーが無くなったので、アクセルを煽るも、反応せずそのまま回転が落ちて行き、エンジンストップとなったので、キャブが一番怪しいと思うのだが、これ以上掃除のしようがない。電気系なら直ぐにエンジンが止まる筈である。このブログをご覧の方々にお願いします。どんな些細な事でも結構ですので、ヒント、アドバイス、ご指南をお願い致します。全くエンジンが掛からなくなったTLM503回もバラしたキャブ清掃を終えたジェット類ピストンを下げて目視で行ったシリンダーの状態
2021.06.14
コメント(8)
TLM50のクラッチレバーのスプリングが交換できたので、組み立てに掛かる。バイクを立てたままだと、キックギアの組み込みが上手く行かない。仕方がないので車体が傷が付かないようにゆっくりと寝かして組み立てる事にする。、ワッシャーやキックギアを組み込みクラッチカバーを取り付けようとすると、取り外しには難がなかったリアブレーキアームとキックストッパーが邪魔になるので取り外す。再度クラッチカバーを取り付けようとすると今度はエンジンの中に何か金属部品が落ちた音がする。流石に慌てた。クラッチ回りなら良いが、ギアの中に落ちていたら一巻の終わりである。エンジンを割らないと取り出せない。大仕事である。何が落ちたのだろうかと、カバー側を調べてみたら、クラッチレバーの小さなプッシュピンが外れていた。これだ。物は分かったがさて有るだろうか。祈るような気持ちで探してみると何とクラッチセンターの下側に落ちていた。拾い上げて再びセット。今度は慎重にカバーを嵌めて行く。フランジボルトを締めて組み上がりである。後はリアブレーキアームとキックストッパー、クラッチケーブルを元に戻して、ギアオイルを入れれば完成である。今回はワイズギアのヤマルーブギアオイルを使用する。規定の800ccを流し込んで、エンジンを掛けて、試走してみる。以前より断然良くなっている。滑りも感じられないので良しとする。キックギア組み込みの為に寝かした車体ヤマルーブギアオイル1ℓ
2014.05.06
コメント(0)
TLM50のクラッチカバーを開けた。フリクションディスクを交換するにはクラッチのボルト4本を緩めるのだが、緩めようとするとクラッチが回ってしまうので、ギアにウエスを嚙ませて回り止めとした。ボルト4本とスプリングを取り外すと、センターボルトにサークリップ(エキスターナルサークリップ)が仕込んでいるのが見えた。このクリップを精密ドラーバーで外すとクラッチセンターが外れる。その次ぎからはフリクションディスクとクラッチプレートが交互に3枚づつ入っているので全て取り出す。フリクションディスクをよく調べて見たが、大きな摩耗は起きていないように見える。どういう事だろう。よく分からない。新しいプレートにギアオイルを塗って奥からクラッチプレッシャープレート、フリクションディスクの順で交互にセットして組み立てる。次は、クラッチカバーに付いているクラッチレバーのスプリングの取り替えに掛かる。クラッチレバーがワイヤーと繋がる部分に赤サビが発生しており、首の部分が弱くなっていたので交換しようとHONDAに発注したが敢えなく廃番の受けた。錆を落として黒サビ転換剤で処理したが、スプリングはどうにもならなかった。交換するにはクラッチカバーを開ける必要があったのだ。スプリングは錆で真っ赤、今にも折れそうで心許ない。HONDAに発注したら在庫があったのでフリクションディスクと一緒に購入しておいたのだ。早速、レバーを外そうと構造を調べる。レバーはボルトやナットで留めてある箇所は見あたらず、カバーに挿し込んであるだけのようであるが、ひっぱても抜けない。センターにクラッチを押す小さなピンが嵌っているので引っ張ってみたら抜けた。どうやらここだったらしい。レバーを引っ張ってみるも抜けない。レバーがネジになっているようでもない。レバーのフックにタガネをあてて金槌で叩いてみたが抜けない。手で回すとクルクルと回るし、カバーの中側のレバーロッドはオイルに浸かっているので当然錆はなくピカピカである。いろいろといじくり回していたらスプリングがとうとう折れてしまった。もう後戻りはできない。このレバーをどうにかして外さないと今までの苦労が水の泡だ。頭に来てドライバーを使ってテコの応用の如くこじってみたらスポッと抜けた。何と呆気ない。水の浸入を防ぐゴムのOリングが入っているので、手で引っ張った位では抜けなかっただけなのだ。これでやっとスプリングを新品にできた。クラッチセンターを留めているエキスターナルサークリップクラッチレバーとスプリング/下側はフックの部分が折れてしまったスプリング
2014.05.05
コメント(0)
TLM50のクラッチケーブルをフリーにしてギアを1速にいれてバイクを押すと後輪が動いてしまう。乗ってみても明らかにクラッチが滑っているのでフリクションプレートのみの交換を行う事にした。まず、アンダーガードを外して、17ミリのドレンボルトを外してギアオイルを抜く。出てきたオイルは飴色で交換したばかりのように非常に綺麗である。新しいオイルを買わないでも良かったような気が....。次ぎにクラッチ、TLM50のフリクションプレートは3枚である。クラッチカバーを開けて3枚交換するだけなのでガスケットを剥がす以外は簡単だと思ってSMも無しにバラシに掛かった。カバーのボルトを全て外す。この年代はボルトの頭が六角になっているので、ソケット8ミリで簡単に緩める事ができる。プラスネジだったらインパクトドライバーがないと緩まないところである。ボルトを全て抜いたところで、ゴムハンマーでクラッチカバーをどついて外すのだが、これが固くていくらどついてもビクともしない。あまり叩くとカバーが割れそうなので、次の手に移る。カバーの合わせ目に直角にタガネを入れると合わせ目に傷が入りオイル漏れになるのでこれはできないので、エンジンの左からマイナスドライバー形タガネを差し込みガスケットの位置を斜めから叩く、あまり強く叩くとカバーに傷が入るので程ほどに。2箇所程叩くとやっと外れた。カバーを取り外すとなにやら変な音が....。部品が転がる音である。中を見てみるとキックのギアとワッシャーが転がっていた。次ぎに、合わせ目を見てみると何とラッキー。ガスケットが1箇所も破損する事無くエンジン側に付いたまま残っているではないか。本当はガスケットを交換した方が良いのだろうが、こんなラッキーな事は初めてなので、再使用してみる事にする。これで時間は大幅に短縮できる。排出したギアオイルクラッチカバーを開けた所/左下に軸から外れたキックギアとワッシャが見える
2014.05.03
コメント(0)
TLM50のバッテリーは当然死んでいるので、ウインカーの点滅も出来ない状態である。ヘッドライトは問題無いくらい明るく点るのだが....。新品のバッテリーを買ってもあまり乗らない事が予想されるので、勿体ないと思い、TLR200と同じようにバッテリーレス仕様にすることにした。ネットで探してみるとバッテリーレス用コンデンサ5600μF 800円なるものを見つけた。送料を入れても1,000円を切る価格が嬉しい。昨日京都から届いたので、早速取り付けてみた。バッテリーケースの蓋を開けて、古いバッテリーを取り出す。ヒューズも一緒に外す事になるのだが、バッテリーレス用コンデンサには必要無いようだ。コンデンサーの配線はギボシになっているので、プラスとマイナスを繋ぐだけである。コンデンサーが小さいのでケースの中で暴れないようにタイラップで留めて出来上がり。エンジンを掛けてテストしてみると。いままで暗かったニュートラルランプが明るく点灯している。ウインカーを点けてみると、少し遅いような気もするが問題無い明るさで点滅する。ヘッドライト、ホーン、ストップランプもOKである。これで、バッテリーの寿命に悩まされる事もなく、軽量化もでき一石二鳥である。バッテリーレス用コンデンサ5600μFバッテリーケースにタイラップで固定したコンデンサ普通に点滅するようになったウインカー
2014.05.02
コメント(3)
TLM50がアイドリングしない問題が宿題となっている。2次エアーが怪しいと思い、エアクリナーを開けて点検するも問題は無いようである。インシュレータも破損など見あたらない。やはりキャブだろうか。倉庫からTLM50の2号機を引っ張り出した。このバイクは取り敢えず動くようにキャブの掃除とブレーキ、リアサス辺りに手を加えてあるのだが、保安部品などは付いていない。タンクには10年以上前の混合油が入っていた。試しにキックしてみたら掛かってしまった。恐ろしやTLM。ガソリンは完全に腐っていると思えるのだが....。混合油にしているからだろうか。早速、キャブを取り外し、分解してみる。底のドレン辺りに一部タール状の腐ったガソリンが残っていた以外はまずまずである。各ジェット類も1号機と比べて色も悪いが、致命的な感じはない。全て外して念入りに清掃してエアーを吹く。綺麗になったところで、組み立てだ。最後にチョークレバーをねじ込んでいたら嫌な予感。ネジがバカになった。途中で折れてしまったのだ。このネジはプラスチック製である。経年劣化でモロくなっていたのだろうか。部品取りの壊れたキャブを探したら埃まみれで出てきた。チョークレバーも付いている。外してみると意外と綺麗である。それでは壊れたチョークレバーの残ったネジ部分を取り除こうと、バイスに挟んで精密ドライバーでつついて回そうとするが回らない。仕方がないのでキャブを分解して、ジェット類やゴムを全て外して、ヒートガンで炙る。ネジが溶けて来た頃を見はらかって、精密ドライバーでつついてみるが外れない。ひつこくつついている内に突然折れたネジが動いてやっと取り出す事が出来た。部品取りのチョークレバーを取り付け、1号機に組み付ける。キックすると1発でエンジンが掛かった。アイドリング調整も何とかできるようになった。あまり低速にするとエンジンが止まりそうになるので、少し高めの設定にした。今度は止まらずアイドリングを続けている。吹き上がりも上々である。チョークも機能している。やはりキャブに問題があったようである。1号機、2号機、壊れた部品取りのキャブ3兄弟部品取りキャブから外したチョークレバー/黒いネジ部分が中でキャブの中で折れているヒートガンで炙って折れたネジを取り出した
2014.04.28
コメント(0)
いよいよTLM50のエンジン始動である。修理する前にエンジン始動を確認しているので気は楽だ。タンクに25:1の混合油を入れて軽くキック。一発でブーンと....。あれ? キック。キック。キック。.......掛からない。予兆すら無い。掛かる気配は全くない。どうやら致命的な感じがする。先ず電気系統から確認だ。プラグを外してプラグコードに繋いでエンジンに当ててキックしてみると火花が飛んでいない。これじゃあいくらキックしても掛からんわな。タンクを外して配線の確認をする。緑の線を間違って繋いでいた。正しく直してキック。数度でエンジンがやっと目覚める。アクセルを開くと回転もついてくるが、アクセルを閉じるとエンストする。アイドリング調整ネジとエアースクリューを調整してみるが、全く調整できない。掛かりはまずまずで、回転もアクセルワークに反応するし、チョークも正常に動いている。アイドリングだけができないのだ。キャブをバラして各ジェット類をパーツクリーナーとエアーコンプレッサーで再度洗浄してみる。ジェット類は新品パーツと思われるような非常に綺麗なものであり、燃料が通る細い穴も全て貫通している。エアークリーナーのスポンジが詰まって抵抗になっているかもと思いスポンジだけ外してみた。組み立てて始動するも症状は変わらない。さて困った。原因は何だろう。アイドリングが効かないという事はスロージェットが一番怪しいと思うのだが、その他に考えられる事は何だろう。それが分からない。
2014.04.12
コメント(2)
TLM50の組み立ては楽しみながら、じっくりとやろうと思っていたが、やり始めたらついつい没頭してしまって組み上がってしまった。錆の酷いボルトや代替えボルトまたナットは、新品のステンレスキャップボルト等に変更しながら組み立てたので外観は意外と綺麗に仕上がった。イメージしたシルバーのフレームにホワイトの外装は、以前のトリコロールカラーから一変して良くマッチして、落ち着いた感じである。何よりもリアタイヤをフルサイズに変更したお蔭で、リア回りがドッシリとして、一見TLM220と間違う程である。グリフイスさんのご要望にお応えしてその全貌を明らかにしよう。
2014.04.10
コメント(5)
TLM50のウインカーとテールランプ球と一緒にトライアルミラーも買って来た。所有するトライアルバイクには全てこのミラーを付けている。可倒式でも良いようなものだが、トランポに乗せる時の事を考えなくて済むし、972円と安いのでこれで十分である。トライアルミラーはアンダーミラーとなっており、ハンドルの下にぶら下がる形なので、障害物に当たる心配もない。ミラー部分は一応ガラスであるが、少し扁平になっているようである。エンジンの振動でミラーが震えて見づらかったり、普通の位置よりかなり下なので慣れなかったりするが、このバイクで街乗りやツーリングをする事はないので、保安基準を満たすという意味でこれで十分である。取り付けはハンドルにビス一本で簡単に取り付けられるし、非常に軽いので軽量化にも貢献できる。非常に軽いトライアルミラーハンドルを切った時にタンクに当たらないように取り付ける
2014.04.08
コメント(2)
TLM50のウインカーとテールランプの球が無かったので、岡山へ出るついでにバイクセブンで買って来た。もう6Vは極少数派となってしまって、12Vの一番下の方にひっそりと並べられていた。ウインカーは端子が1つで6V10Wである。1ヶ270円、4つ買ったら無くなった。ストップ/テールは端子が2つで6V10/3W。1ヶ399円。何れも高くなったものである。ネットで箱買いをすれば安いかもと思ったが、バルブが切れるまで乗らないかも....と思ってやめた。バイクセブンで買ったバルブ5ヶ
2014.04.05
コメント(2)
TLM50のテールライトとウインカーは社外品を装着していたが、ナンバープレートが付けにくいので、純正のテールライトベースに戻す事にして、予備部品の箱の中から2台分のベースを探し出した。テールライトベース1フェンダーを短くカットしたのに合わせ配線カバーも短く切ってある。右側のウインカー球のマウントに錆が出ている。軽量化の為かナンバープレートの受けの部分とリフレクターの部分が切り取られている。テールライトベース2右側のウインカー球のマウントの錆が酷くて使い物にならない。テールライトレンズはあるものの、何故か反射板が無い。と、いうことで2個1にする事に決定。ウインカーはTLR200の予備部品から流用する事にする。TLR200とTLM50は共有部品が多いので助かる。各部の部品をアーマーオールで磨いて、テールライトとウインカーを移植してリアフェンダーに取り付けて完了である。まともな物がない予備部品2個1で組み立てたテールライトベース
2014.04.02
コメント(2)
スイングアームにリアホイールを装着してチェーンも張った。一番心配したのは、スイングアームの股の部分にフルサイズの大きなタイヤが接触するのではないかということであったが、ホイールを後ろに寄せたお蔭でクリアランスは取れている。短いチェーンに無理矢理装着したセローのタイヤとスイングアームのクリアランスよりは広いので大丈夫である。しかし、問題は股の部分よりタイヤの側面とスイングアームとのクリアランスだ。左側は少し広いが右側はギリギリだ。だが、幸いな事にタイヤを回転さても接触はない。次にバッテリーケースを取り付けてみようとビス留めを行うが接触する予感がする。タイヤを回転さてみると....。当たらない。セーフである。狭いがクリアランスは取れている。次は左側のチェーンカバーである。こちらは大丈夫と思いきや、タイヤを回転さてみるとタイヤのサイドがチェーンカバーの裏側に接触している。アウトである。TLM50のチェーンカバーは簡易的なものなので無くても支障はないと思うので、取り敢えず外しておく事にする。でけた。でけました。1.85×18の純正メッキホイールにフルサイズ(4.00-18)のタイヤを入れるとスゴイです。スゴイ迫力。カッコ良い。とても50ccのバイクには見えません。チェーンカバーが付かなくてもこのスタイルが得られるのならば、問題ないと言い切れる満足感である。スイングアームの股の部分のクリアランス左サイドのクリアランス右サイドのクリアランス堂々としたリアタイヤ
2014.04.01
コメント(0)
TLM50のスイングアームにアスクルシャフトを通しリアホールを装着する。今回は1.85×18の純正メッキホイールにフルサイズ(4.00-18)のタイヤを入れるためにチェーンも余裕を持った420の130リンクを購入した。50ccクラスなのでカシメタイプでなくクリップタイプとなる。クリップなのでチェーンをカシメる特殊な工具も必要無く、切断はリンクのカシメをグラインダーで削るだけで簡単に切断できる。スイングアームの股の部分が窮屈となるのでホイールをなるべく後方にセットしたい。チェーンをスプロケットに掛けて切断位置の駒を特定する。次ぎにそのコマに目印の針金を通してチェーンを外す。結局切断して余ったのは外リンク4、内リンク4の計8リンクであった。120リンクの純正チェーンでは足らないところであった。リアにフルサイズタイヤを入れると122リンク必要という事である。結局、チェーンのコマの長さの関係でスイングアームの一番後ろにホイールを設置する訳には行かず、アジャスターでは28段で収まった。チェーンが伸びても少しは調整できるだろう。切断して余ったコマチェーンをセットしたリア回り
2014.03.31
コメント(0)
再生中のTLM50のフロントブレーキワイヤーは購入時錆で固着し、動かないのに加え、アジャスターも錆でネジ溝が無くなっており使用不能であった。応急処置として他車のブレーキワイヤーを流用し、長さを合わせってハンドルレバー側でカット。真鍮のタイコの径の丸棒をカットして穴を開けワイヤーをハンダ付けにして使用していた。従って、ワイヤーの保護チューブも途中でカットされているため、ハンドルホルダーに嵌るカシメ金具もない状態である。使用はできるのだが、ホルダーへの収まりが悪いので、HONDAに新品を注文したら廃番となっていた。それなら他車流用はできないものかとTLR200のブレーキワイヤーと比べてみたら形状と長さも同じようである。早速ヤフオクで探してみたら、あった。競合することなく1,100円で落札できた。TLM50に取り付けるべく比べてみたら長さがやや長い以外は全く同じであった。使用可能である。TLR200用ワイヤー(左)と作製したワイヤー(右)
2014.03.30
コメント(0)
TLM50のスイングアームを固定させるためにリアサスを組んだ。サスのスプリングはよく錆びていたので、サンドブラスト処理後、プラサフを吹いて、フレームと同じウレタンシルバーを吹いて更にウレタンクリヤーを吹いている。ロッドは錆取りを行い、グリススプレーを吹いている。後のパーツは汚れを落としブラック塗装だ。 分解時と同様ターンバックルとスプリングにPPロープを結んでスプリングを縮めて行く。50cc用のスプリングなのでPPロープでも十分である。PPロープだと折角塗った塗料を傷つけないのでよろしい。減衰力の調整は良く分からないので左右共に中間にしておいた。全て組み上がって、ロッドガードのプラ製の筒を入れるのを忘れているのに気が付いた。TY50の時にも忘れてそのままにしている。ロッドの状態が良く見えて、注油もできるので、このバイクもそのままにしよう。塗装を終えたリアサスのパーツターンバックルとPPロープを使ってスプリングを縮める
2014.03.28
コメント(0)
TLM50の車体を安定させるためにフロントフォークを取り付ける。ステムと、トップブリッジはアルミ製なので錆こそ無いが塗装が剥がれていたので、ブラックとクリヤーを吹いておいた。フレームの上下のレースは干からびていたがグリスに埋まっていたので、幸い錆は無かった。段付きも無さそうなので、再使用する事にしてスチールボールを磨く。このバイクは上下ともそれぞれ21個のボールを使用する。レースにタップリとグリスを塗って、ボールを置いて行く。全部置き終わったところで、上から更にグリスを塗る。ステムとトップブリッジをフレームにセットできたら、フロントフォークを取り付ける事ができる。こうなると、フロントの支えができて車体が安定する。上下のレースにグリスを塗ってスチールボールを置いた状態フロントフォークを取り付けてやっと車体が安定した
2014.03.27
コメント(0)
TLM50にエンジンを載せたら次はリアブレーキアームを取り付ける。TLM220を組み立てた経験からスイングアームを取り付ける前にやった方が楽だと覚えていた。リアブレーキアームやロッドはブラック塗装の上から余ったクリヤーを吹いているので、艶々のピカピカだ。取り付けボルト類の油汚れを落とし、グリスをタップリと塗って組み付ける。ロッドを留めるピンの割ピンは外す時に錆が酷く折れてしまっていたので、新品の割ピンを使用する。次はスイングアームである。チェーンテンショナーを組み込んだ後に、センターカラーと左右のダストシールキャップにグリスをタップリと塗ってピボットボルトを通す。上下に動かせてみて動作状態を確認するも異常はない。後で分かったが、リアブレーキアームを取り付けるボルトが反対だった。フレームに取り付けられたリアブレーキアームフレームに取り付けられたスイングアーム
2014.03.26
コメント(0)
TLM50のチェーンテンショナーとチェーンスライダーは廃番となっており、HONDAからは入手不可能になっている。TLM50とTLR200のテンショナーは同じ物のようなので、流用は効くのだがTLR用も廃番だ。そこで、オーナーの皆さんはいろいろと考える。一番多く採用されているのが、キャスターのローラーを使用する方法である。ホームセンターに百数十円〜五百円位でいろんな種類を販売している。今回はサイズが良く分からないので、ローラーにやや弾力のある38∅×18を買って来て、ピンのカシメをグラインダーで削って分解。テンショナーのカラーが7.5ミリ径なので、ローラーの軸穴をドリルで8ミリに拡げた。テンショナーに取り付けてみると、ローラーの幅が狭いために左右に動いてしまう。仕方がないので、ローラーの左右にワッシャーを2枚づつ嚙まして隙間を調節。もう少し幅の広いローラーの方が良いようである。スライダーはTLR200のものを加工して付けているようだが、それほど重要性はないので、エプソンプリンタの紙送りのゴム部品を嵌め込んだ。そう長くはもたないだろうが、気にするところではない。38×18のキャスタードリルで軸穴を拡げカラーを通すスイングアームに装着したところ
2014.03.25
コメント(2)
TLM50をやっと組み立てる時期が来た。組み立ての順番は今までいろいろとやって来たが、先ず重いエンジンを乗せるのがフレームを傷つけなくて済むようである。TLMは4箇所のフランジボルトでフレームに固定されているが、最上部はシリンダーヘッドに取り付け穴が付いているので、シリンダーヘッドを外して取り付けるとフレームを傷つける事無く行けそうである。そうそうその前にフランジボルトを磨いておかなければ....2本程酷く錆びていて抜けにくかったのだ。封筒から出して見るとやはりよく錆びている。予備のボルトを探してみたがこちらの方はもっと酷いので、ナイロンディスクで磨いて再使用する事にした。エンジンを横にゴロンと寝かせフレームのサイドから被せてフランジボルトの穴を合わせる。1箇所一番長いボルトには右側にアルミのカラーを通すようになっている。フランジボルトにタップリとグリスを塗って通して行く。シリンダーヘッドを外しているので、エンジンが乗せやすく、フレームにも殆ど傷を付けることなく装着する事ができた。最後に、シリンダーヘッドの取り付けステーを組み立てフランジボルトを通してエンジン搭載完了である。フレームとエンジン錆だらけのフランジボルトエンジンが載ったフレーム
2014.03.24
コメント(0)
TLM50のリアタイヤをどうするか迷った挙げ句、フルサイズを入れてみる事にした。TLM50のリア純正メッキホイールサイズは1.85×18であるのに対し、TLM220及びTLR200は2.15×18となっている。径こそ同じものの幅がTLM50の方が細いのである。お目当てのタイヤはIRCのTR-011ツーリストである。これまではセローにダンロップのD803を入れてきたが、このタイヤは競技用となっておりお値段も高い。IRCにはTR-011というタイヤが2種類あり1つはTR-011で競技用、もう一つはTR-011ツーリストでお値段もリーズナブルな上、市販のトライアルタイヤでは唯一公道走行可能タイヤとなっているである。因みに現在のフルサイズタイヤは全てチューブレスになっており、チューブ用はない。調べてみると、ホイール幅1.85は適用外となっている。しかし、純正ホイールにこのタイヤを入れている強者もいるようなので、やってみる事にして注文しておいたら昨日届いた。タイヤ IRC TR-011ツーリスト 4.00-18 チューブレス リア用 7,760円チューブ ダンロップ4.00、110/100、120/100、120/90-18用 バルブ形状TR4 1,860円リムバンド ダンロップ25-18 200円チェーン 江沼チェーン 420-130L クリップタイプ ノンシール 1,816円TLM50のリアホイールはビードストッパーが2箇所に付いているし、ホイールが適用外で細いのと、チューブレスタイプにチューブを入れるので、組み付けに苦労する事は覚悟していた。場合によってはバイク屋にお願いする事も視野にいれて作業にかかる。せめてもの救いは、タイヤが新品なので、弾力があるという事である。ホイールにビードストッパーを2箇所セットしてリムバンドを掛ける。ビードワックスは持っていなので、代わりにビードにシリコンスプレーをタップリと吹いてタイヤの中にチューブを押し込む。口金をホイールに仮留めしてホイールを嵌め込んで行く。意外とすんなり入って行く。次はタイヤレバーでチューブを破らないようにチューブにエアーを少し入れておく。片方のビードはタイヤレバー1本でホイールに装着できた。反対側はチューブに細心の注意を払いながら2本を使って嵌め込む。最後が少し固かったが意外にもあっさりと装着できた。やはりタイヤが新しいとゴムが柔らかいので簡単に装着できたのだろう。リムの幅が狭いのでかなり引っ張りぎみになるのではと思っていたが、違和感が無い程度に収まっている。無理に装着したという感じは全くない。後はスイングアームに上手くセットできるかが問題である。送料サービスは良いのだがタイヤにその他をグルグル巻きにして来たのにはビックリその他の中にはチューブ、リムバンド2本、チェーンがちゃんとあったTLM50の純正メッキホイールにフルサイズのTR-011ツーリストが嵌った
2014.03.23
コメント(0)
TLM50のヘッドライトカウルにウレタンクリヤーを吹いたので、組立に掛かるのだが、このメーターもTLR200同様プラスチックのステーが折れている。メーターはボルト1箇所とステー1箇所で留められているので、転倒などでカウルに力が掛かった時に、ステー1箇所に力が集中するので折れてしまうのだろう。ステーを両側2箇所にすれば折損は軽減できると思うのだが.....。こちらは予備のメーターがあるので、TLRのように修理はせず、部品交換を行う事にした。両方の部品を取り外してみると、予備パーツはライトが黄ばみヒビが入って、ホーンは真っ赤に錆びており、ハーネスも汚い。従ってメーターのみ使用する事にした。ヘッドライト調整スプリングは予備パーツ共に錆びて折れてしまっていたので、新品をHONDAに注文しておいた。全て組み立ててヘッドライトカウルは完成である。ステーが折れたメーター(手前)と予備のメーター(奥)ヘッドライトと新品の調整スプリングライトカウルへのメーター取り付け箇所
2014.03.22
コメント(0)
TLM50のシリンダーとシリンダーヘッドを取り付けたので、インサートラバーの取り付けに掛かる。このインサートラバーであるが、2サイクルエンジンにはよく付けられている。始めはエンジンのフィンを保護するものかと思っていたが、どうやらエンジンの振動によるビビリ音を消すための物のようだ。汚れがあるので1つ1つアーマオールを付けてウエスで磨いて行く。シリンダーには四隅に連なったラバーが4箇所だが、形状が違うし取り付ける場所にはフィンに切り欠きがあるので間違える事はない。シリンダーヘッド側は単体ラバーが多く形状もまちまちなので、予備のエンジンを見ながら取り付けて行く。最後に形状が全く異なるラバーが1つ余った。何処に取り付けるのだろうか。バラした時の記憶がない。シンダーを何度見回しても付けるような所はない。どこだろう。諦めてPLで確認してみると、EXの上辺りのようだ。シリンダーヘッドを外してみると、ラバーの丸い部分が入る凹があった。シリンダーとヘッドでサンドイッチするのね。後はインサートラバーをゴムハンマーで叩いてシッカリとフィンの間に埋め込めば完成である。シリンダーフィンから外したインサートラバーシリンダーの四隅は切り欠きがあり位置が分かり易い何処に付けるのか分からなかったラバー
2014.03.20
コメント(2)
TLM50のキャブレターを開けてみた。分解する前にエンジンが掛かっていたので、中はそれ程酷い状態ではない事が予想されたが、分解清掃は欠かせないところだろう。外観の汚れとは裏腹に中はゴミ1つ無く、ジェット類も新品のように輝いている。外してみたがメインもスローも綺麗なものだ。最初のオーバーホール時に中の部品を全て新品にしたのだろうか。もう記憶にない。しかし、この状態は助かった。キャブクリーナーとエアーでざっと掃除するだけで済みそうである。その代わり外側の油汚れはパーツクリーナーとブラシでシコシコと時間が掛かってしまった。これでキャブも大丈夫だ。分解前のキャブレターキャブレターの内部/ジェット類が輝いている
2014.03.19
コメント(0)
低温や雨や強風が続きTLM50のクリヤー塗装が延び延びになっていたが、やっと好天に恵まれたので、一気に行った。今回のクリヤーはミッチャクロンとシルバーとホワイトと一緒に買ったマルチクリヤー1Kgセット2,500円を使用した。タンクに使用するので耐ガソリンのウレタンクリヤーである。シンナーの希釈は5:1で硬化剤は20%混入である。クリヤー塗装はフレーム、スイングアーム、タンク、フェンダー、ライトカウル、サイドカバー、リアスプリング、フロントフォークアウターチューブ、アンダーガード、スタンド、エンジンハンガーなどである。すこし少ないと思いながらもクリヤー250ccで作ったが丁度良い量であった。クリヤーを吹くとテカリが出て塗膜が一層綺麗に見える。しかし、いくら綺麗に塗装しても山を走ったら直ぐに汚れてしまうのが悲しい。難関の塗装が終わったので、やっと組立に掛かれるのだが、もう随分忘れてしまっている。いざとなったら2号機があるので気は楽ではあるが....。クリヤーを吹き終わったパーツ
2014.03.18
コメント(0)
TLM50のハンドルスイッチホルダーのプラスチックケースが色褪せていたので塗装してやろうと分解したら、キャップナットが錆でキャップの部分に穴が開いていた。これはステンレスのキャップナットにでも交換しよう。中のハンドルに接する部分の座金がこれでもかと言うくらいに表裏とも錆びている。この部分がこれほど錆びているバイクは初めてだ。しかし、サンドブラストで除去可能程度であったので助かった。念入りに錆を落としてアクリルスプレーで塗装した。分解したハンドルスイッチホルダーブラストが終わった座金塗装を終えた座金
2014.03.12
コメント(0)
TLM50のプラパーツを集めてみた。フライホイールカバー、エアークリーナーケース、バッテリーケースである。どれも泥と油で汚れていたので、塊になっている部分を精密ドライバーで削ぎ落とし、ブラシで擦りながら水洗い。エアーを吹いて乾かせたらパーツクリナーで油分を落としながらウエスで拭いて行く。綺麗になったところで、アーマオールを振り掛けウエスで磨くと、ボケた黒色がシャンとした黒色になる。時間を置いて見てみたら、バッテリーケースカバーだけ白けた色に戻っていた。太陽光線に長い間晒されていたのであろう。これはバーナーで軽く炙ってみよう。
2014.03.10
コメント(0)
TLM50のチェーンを灯油に漬けてワイヤブラシで洗ってみた。リンクの固着は無いものの表裏ともビッシリ錆びている。使ってつかえない事はないが50cc用は安いので新品を買っても良いかと思い調べてみた。TLM50の純正チェーンは420サイズで120リンクとなっているようである。丁度リアタイヤ、チューブ、リムバンドを新品にしようと思っていたので一緒に送って貰えば送料も助かると思い、タイヤを調べてみた。TLM50のリアタイヤは3.50-18、兄貴分のTLR200は4.00-18だ。幅こそ違え径は同じである。このリムに適合する純正タイヤは既に廃番となっているようで、ダンロップのK950に3.50-18のサイズがあった。でも、このタイヤ、オフロードの中のトレールのカテゴリーに掲載されており、トライアルのカテゴリーではなかった。よく調べてみると、このタイヤはトライアルタイヤと同じキャラメルパターンだが、トライアルタイヤとは異なり道路を走る目的のタイヤのようである。TY50に付いているタイヤのような物であろう。こうなると、K950の購入熱が冷めてしまった。更に調べると、3.50-18の純正鉄リムに4.00-18のタイヤを履かせてヤフオクに出品していた。少し引っ張りぎみになるが装着できるようである。4.00-18のフルサイズであればトライアルタイヤは豊富にあるし、リアが太くなって見た目がきっと格好良くなるだろう事は想像できる。問題はスイングアームの又の部分とバッテリーケースの裏側がギリギリになると言う事である。チェーンも124リンクほど必要なようなので、チェーンを新品にするなら140リンクを買えば済む話しだ。本当に装着できるのか今一つ確信はないが、人柱になってやってみるのも一興である。もしダメならタイヤはTLR200とTLM220とセローの予備で置いておけば良い。
2014.03.09
コメント(0)
TLM50のクラッチレバー。ハンドルの左に付いているレバーでは無くて、クラッチに付いているレバーの事である。このレバーは酷く錆びているので、新品と交換しようと思いガスケット共にHONDAに注文していたら廃番となっており、ガスケットだけ届いた。レバーが無いならガスケットはいらなかったのに....。まあ、クラッチを開ける時に必要になるのであってもよいか。でも、開ける時は来るのだろうか....。この部品は他の車種という訳には行かないので、再利用する事にする。ワイヤーブラシとサンドペーパーで赤サビを落として行く。鉄の地肌が見える程度になったら、赤サビ転換防錆剤を塗って黒い防錆塗膜を作る。後は、塗装をするかどうか様子見である。大まかにサビを落としたレバー赤サビ転換防錆剤を塗ったレバー
2014.03.08
コメント(0)
TLM50のピストンとシリンダー内部の点検を兼ねてシリンダーヘッドとシリンダーを外したので、油汚れを落としてブラストを行う。シリンダーもヘッドもアルミ製なので、耐熱塗料の下から腐食して所々白い粉が吹いているし、塗料が腐食により盛り上がっている所もある。アルミは鉄と比べて塗料を剥離してサビを除去するのも早い。プラグホールを傷めないために、プラグはねじ込んだままでブラストを行った。ほぼ綺麗になった所で耐熱塗料を吹くのだが、純正のような艶がある耐熱塗料が見つからない。販売はしているようであるが、近所の店には置いていない。仕方がないので、車用のつや消し耐熱スプレーを吹く。耐熱塗料は吹いた後にオーブンなどで焼くと、塗料の密着性が良いようであるが、家のオーブンは流石に使えないので、気休めにヒートガンで炙っておいたがあまり効果はなさそうである。塗装が終わったので組立にかかる。シリンダーを4本のスタッドボルトに挿し込み、2本のピストンリングを押さえながらピストンを挿入するのだがこれが何度やっても入らない。挿入角度が悪いのか、ピストンリングの位置が悪いのか、全く入る気配がない。業を煮やしてコンロッドからピストンを外す事にした。精密ドライバーで左右のピンリングを外してピストンピンを抜くのだが途中で止まって抜けない。かなりキツキツである。コンロッドを痛めないように細心の注意を払いながら鉄棒で叩くと何とか抜けた。外したピストンをよく見てみると、2本のピストンピンの溝にそれぞれ1箇所広がっている箇所があった。この場所にピストンリングの開いている所を合わせて入れてみると上手く入った。このマークを合わさないとダメなのね。ピストンピンを苦労して嵌め込み、何とか組み立てた。腐食して白い粉を吹いたシリンダーとヘッドブラストを終えたシリンダーとヘッドエンジンに取り付けたシリンダーとヘッド
2014.03.07
コメント(0)
タンクの塗装が完全硬化したので、磨いてイラストレーターで作製したデカールを貼ってみた。デカールの角度はタンクと平行ではなく、後方上がりになっている。写真ではよく分からないので、予備の内部がサビサビタンクを持ってきてお手本にして貼った。このデカールは透明シートにカラー印刷しているので、塗装の白が上手く浮き出るかが心配であったが問題無いようである。次回に貼るときには、白地のシートの方が良いかも知れない。デカールの表面にもシートを貼っているので印刷面が直に触れることはない。その上からウレタンクリヤーを吹く予定なので完璧であろう。
2014.03.06
コメント(0)
TLM50のリアブレーキスイッチはTLR200同様バッテリーケースに付けられている。完成後はバッテリーレスにする予定なので、バッテリーケースを廃止して、フレーム辺りにリアブレーキスイッチを移設しようかとも思ったが、バッテリーレスキットのコンデンサを格納する場所もいるので、取り敢えずはケースを使用する事にした。ケースの下側にブレーキスイッチを留める金具が付いているのだが、これがまた真っ赤に錆びて今にも折れそうである。ここまで来ると錆取りをしたら、強度が無くなってしまうのはおろか、形そのものが無くなってしまいそうである。予備のパーツに交換しようと、探してみたら。こちらも同じ状態であった。ここはよく錆びるのね....。ガックリである。この金具はケースにアルミのリベットで留められているので、ドリルで揉んで取り外してみた。L字型の金具にブレーキスイッチを通す14ミリ程の穴が開けられている。適当な厚さの鉄板があれば、ハンドベンダーで90°に折り曲げて穴を開ければ作れそうなので、探してみたが適当なものがない。あれこれ考えていると、年末に壊れたEPSONのプリンタMJ8000Cを思い出した。捨てるつもりで廊下の端に置いてある。早速引っ張り出して分解にかかる。1時間ほど掛けてやっと分解でき、お目当ての鉄板や太細の丸鉄棒などを大量に取り出す事ができた。その中から直径12ミリ程の穴が開いた鉄板を見つけた。厚さも丁度良い。穴を14ミリに拡大しようとドリルを探してみたが、こんな大径の鉄工ドリルは手持ちに無かったのでホームセンターに行ってみて驚いた。14ミリの鉄工ドリルは1本3千円を超えている。ステンレス用だと4千円を超える。鉄板の穴を2ミリ程拡げるだけなのに費用対効果が大きすぎである。ヤスリでシコシコ削ろうかと思いながら棚の下に目をやると何やらモグラの先のようなドリルを見つけた。ステップドリルなる物である。ティーパー状のドリルの歯が段になっていて、これ1本で4ミリから22ミリまで2ミリずつ段階的(10段)に穴を拡げる事が出来る優れものである。しかもステンレス対応である。このステップドリルが2千円とちょっと。思わず買ってしまった。早速プリンタの鉄板をグラインダーで切り取り、ステップドリルで14ミリに穴を拡げて亜鉛塗料を塗っておいた。真っ赤に錆びたリアブレーキスイッチ取り付け金具プリンタの部品とステップドリル
2014.03.05
コメント(2)
TLM50のシリンダーヘッドに続いてシリンダーを取り外す。シリンダーヘッドのガスケットは欠品となっているが鉄製なので再利用できるが、シリンダーのガスケットは紙製なので再利用できない。こちらはHONDAにパーツがあったので、予備を含めて2枚注文していおいた。ゴムハンマーでヘッドに衝撃を加えた時、既にシリンダーもガスケットから外れていた。ヘッドの状態から期待は持てるが、「どうか綺麗でありますように。」と祈る気持ちで、ゆっくりとピストンを抜く。ピストン、ピストンリング、シリンダーに傷は見あたらない。綺麗なものだ。このエンジンはなかなか状態は良さそうである。ピストンとピストンリングシリンダー内部
2014.03.03
コメント(0)
TLM50のシリンダーヘッドとシリンダーのフィンの塗装が剥げてアルミの腐食が出ているので、ブラストして耐熱塗装を行う予定である。今回はシリンダーまで外す予定なので、シリンダーガスケットを注文しておいた。ピストンとシリンダーの状態を見ることができるので、一石二鳥である。先ず、シリンダーヘッド上部にあるナット4本を外し、ゴムハンマーでヘッドを優しく叩く。フィンは意外とモロいのでなるべくフィンを避け慎重に行う。それ程大きな衝撃を掛けなくてもヘッドは外れた。さあ、内部はどうなっているだろうか。楽しみと不安が交錯する。見てみると、ヘッド部が異様に綺麗で、光っている。今までのバイクでは、カーボンが堆積して真っ黒になっているのが通例であったが、このエンジンはカーボンの付着が殆ど見あたらない。ピストンの上部に目を移すと、こちらはカーボンで黒くなってはいるものの、その量は少ない。いずれにせよ、今まで見たエンジンの中では一番綺麗である。オーバーホールしてからあまり走っていないのかも知れない。シリンダーヘッドの内部
2014.03.01
コメント(2)
TLM50のフライホイールを外すフライホイールプーラーとユニバーサルプーリーホルダーが届いたので、取り外しにかかる。フライホイールプーラーは十字のネジがM 10 x 1.25R、 M 14 x 1.5 R、M 16 x 1.5 R、 M 18 x 1.5 Rとなっており、フライホイールにねじ込むソケットがM 24 x 1.0 R、 M 27 x 1.0 L(R=右ネジ、L=左ネジ)となっている。このソケットはM 10 x 1.25Rのネジ専用なので、他のサイズのネジを使用する為には専用のソケットが必要になる。TLM50のフライホイールのセンターナットを外すとフライホイールに内溝が切ってあるのが確認できる。この雌ネジは 27ミリで、しかも逆ネジとなっているので、ソケットのM 27 x 1.0 Lを使用する。指で締まる所まで締めて、M 10 x 1.25Rのネジをソケットに嵌め込んで行くとクランクシャフトの頭に当たって止まる。更に力を入れてネジを回すとパコンと音を立ててフライホイールがクランクシャフトから外れるが、強力なマグネットのお蔭で片手では取り去る事はできない。フライホイールを外してみるとステーターコイルが見える。ここは大丈夫のようである。予備のエンジンから同様にフライホイールを外してよく見ると、合わせマークがキッチリと刻まれている。また、クランクシャフトの先に突起(ウッドラフキー)が付いていて、フライホイールのセンターにも切り欠きがあり、合わせマークとこれを合わせれば点火タイミングが合うという事だろう。フライホイールにセットしたフライホイールプーラーとユニバーサルプーリーホルダークランクシャフトの先に付いているウッドラフキーフライホイールの切り欠き
2014.02.28
コメント(2)
TLM50のエンジンを降ろすのに、クランクケースカバーを開けたとき見てしまった。フライホイールに真っ赤な錆があるのを。どうやらカバーの中に雨水が大量に浸入して長い間フライホイールの下側が水に浸かっていたようである。その時にはサンドペパーで磨けば何とかなると思っていたが、いざやってみようと観察すると、錆は思いの外深く広範囲に亘っており、あまりガリガリやって錆を完全に落としてしまったらフライホイールの真円が狂ってしまいそうである。それと、フライホイールの合わせマークが見あたらないのだ、いくら目を皿のようにして探しても無い。どうやら運悪く酷い錆の位置にあるのだろう。錆を取るとこのマークも消えてしまう確率大である。こうなったら、こんなクズに構っている暇はない。予備のエンジンのクランクケースカバーを開けて見ると、こちらは大丈夫。錆も殆ど無く綺麗なものだ。フライホイールは交換で何とかなるのだが、交換するためにはフライホイールを外さなければならない。外すためには特殊工具が必要になる。フライホイールはティパー状になったクランクシャフトに圧入されているので、外すにはフライホイールプーラーとフライホイールの共回りを防ぐためのプーリーホルダーが必要となる。ネットで調べてみると、TLM50のフライホイールに嵌るプーラーはHONDAのモンキーやカブなどの50cc横型エンジンと同じである事が分かった。更にネットで探すとプーラーとホルダーのセットで送料込み2,950円の期間限定の格安価格を発見。早速、注文を入れたら翌日届いた。それにしても何故クランクシャフトの先をわざわざティパー状にしてフライホイールを圧入する必要があるのだろうか。緩み防止なら逆ネジでも良さそうなものだが....??錆で腐食したフライホイールフライホイールプーラーとユニバーサルプーリーホルダー
2014.02.27
コメント(0)
この所風もなく気温が高い日が続いているので、TLM50の塗装を行った。大物のフレーム、スイングアーム、後は小物でリアサススプリング、エンジンハンガー、スタンド、チェーンテンショナーなどである。ミッチャクロンなどと一緒に買っておいた、細めシルバーウレタン塗料/500g/2,500円だ。500gと少なめで不安もあったが、希釈シンナーの割合が100%となっていたので、逆にかなり余ってしまった。TY50で経験しているシルバー色は極めて塗料が乗りやすい。垂れも目立たず綺麗に塗れる。何回も乾燥させてはひっくり返して塗り重ねる。スプリングは吊して塗って、乾燥したら上下を反転させて再び塗る。このまま倉庫に入れてじっくり乾燥させる。やっとここまで来た。あとはクリヤーだけである。フレームスイングアームスタンド、チェーンテンショナー他
2014.02.26
コメント(2)
タンクの両サイドに貼るウイングHONDAのデカールを作成してみる事にした。幸いシャリィのフレームを塗った時にHONDAのロゴは作成しているので、翼の部分だけ作れば合体出来そうである。HPなどに掲載されているデカールは画像解像度が低いので拡大すると荒れて使い物にならないので、タンクに貼ってあるデカールを写真に撮って使用する事とし、予め剥がす前に撮影しておいた。歪みが出ないようにカメラのレンズをなるべく水平にして撮影した。撮った画像をAdobe Illustratorに読み込む。写真の上からトレースして行き、最後に色を乗せると出来上がりである。 Illustratorはベジェ曲線を扱うので、幾ら拡大しても縮小してもイラストの品質が変わらない。画像だとこうは行かないので、デカールなどは Illustratorで作った方が良いだろう。出力は顔料インク用透明フィルムが1枚残っていたので、年末に買い換えたEPSON/PX-5002を使用した。品質も良く申し分ない。一晩おいてインクが完全に乾いてから、表面に保護用透明シールを貼り、カッターで切り出すと出来上がりである。サイドカバーのデカールは無かったので、HPにアップされている画像を参考にして、 Illustratorで作製してついでにライトカウルのHONDAも作製。こちらはコピー機で出力した。インクジェットプリンタで出力したウイングHONDAのデカール 右用2、左用3コピー機で出力したHONDAとサイドカバーデカール
2014.02.23
コメント(5)
TLM50の外装を塗装した。今回塗装したのはフレーム類と一緒にプラサフを吹いておいたタンク、フロントフェンダー、リアフェンダー、アンダーガード、左右サイドカバー、ライトカウル2ヶである。塗料はミッチャクロンマルチ500ml/1,200円と共に買ったホワイトウレタン塗料1Lセット/1,700円である。タンクキャップとフロントフェンダーブラケットは取り付けたまま塗装を行った。タンクキャップは錆びていたので、後で外して錆落としをして黒で塗装の予定。フェンダーブラケットはフェンダーにカシメてあるので、後で黒色塗料で刷毛塗りの予定。ミッチャクロンの力はどれ程の物か塗料を吹いた感じでは良く分からないが、取り敢えず塗料は綺麗に乗った。塗料は1リットルもあるので部品の内側までタップリと吹く事ができた。派手な赤色からホワイトにするだけで、予想通り雰囲気がグッと変わってきた。アンダーガードだけは傷が付いたら元の赤色が出るのは仕方ないだろう。赤から白に変わって行くPPの外装タンクライトカウルとサイドカバーフロントフェンダーとリアフェンダーライトカウルとアンダーガード
2014.02.22
コメント(0)
TLM50のライトカウルを補修したので、塗装の後にデカールを貼るべきか、塗装で塗り分けるか迷ったが、サインシートなるものを切り抜いてデカールの代わりに貼っている強者のブログを見た事を思い出した。サインシートなる物はどうやらホームセンターに置いてあるらしいので、物色してみたらあった。屋外用と屋内用で価格は倍以上違う。当然屋外用が高いのだが10センチ単位で売ってくれるのが有り難い。50センチ幅を30センチで394円なのだが、実際には10センチオマケで50×40となった。このシートは数色から選べ、少し光沢があり、裏面はシールになっている。カッティングシートによく似ているが、収縮性はないように見える。ライトカウルにコピー用紙を当てて、型取りを行う。鉛筆で型のラインを入れたら、スキャナーで読み取る。読み取った画像をイラストレーターに読み込み、トレースを行う。そのデータを厚紙に出力する。厚紙をハサミとカッターで切り出し、ライトデカールの型を作製する。この型さえあれば、何枚でもデカールが作れるのだ。サインシートの裏面の紙面に型を当てて鉛筆でトレースする。全て書き写したらハサミとカッターナイフでサインシートからデカールを切り出す。塗装が終わったらこのシートを貼るだけである。切り出したサインシートと型紙
2014.02.21
コメント(0)
TLM50のフロントフォークを分解してオイルシールを交換する段階に入った。ダストシールを外すとオイルシールがオイルシールストッパーリングで留められているのが見える。リングを外してみてビックリ。錆びているどころか、腐ってしまってリングの役目を果たしていない。ボロボロである。ホンダに予備を含めて4本注文してみたら、在庫がまだあるようで直ぐに届いた。706円なり。古いオイルシールを外すのはタイヤレバーが丁度良い。テコの応用で外すのだが、アウターチューブの縁に傷が付かないようゴムチューブを当ててレバーに力を掛けると外れた。ストッパーリングが原形を留めない程錆びている左側のオイルシールはなかなか外れないので、タガネで少しずつ砕いてやっと外す事ができた。アウターチューブの中を綺麗に洗浄して、新しいオイルシールを打ち込むのだが、通常はインナーチューブの上側からシールを嵌めて行くしかないので、インナーチューブに錆があると折角の新品シールが台無しになってしまう事があるのだが、TLMはインナーチューブの下側から嵌める事ができるので、先にシールを打ち込む事ができるし、インナーチューブの上方に錆があっても大丈夫である。この点はありがたい。オイルシールの上下の向きの表示はないが、文字の刻印がある方を上側にして取り付ける。反対にしてしまうとオイルが漏れてしまう。打ち込む時は古いシールを重ねてストッパーリングの溝が見えるまで水平に打ち込む。後はリングを掛けるだけである。フォークの中の部品も洗浄して、組み立てる。スプリングは蜜になっている方が上になるが、どちらでも良いという意見もあるようだ。最後に余っていたYAMAHAのフォークオイルを164ccづつ入れてフロントフォークは完成である。フロントフォークの内部の部品腐って千切れてしまったストッパーリングと新品のストッパーリングTLMはオイルシールを先にアウターチューブに打ち込んで後でインナーチューブを通す事ができる
2014.02.20
コメント(2)
TLM50のフロントフォークをバラしたついでにアウターチューブのアルミの腐食を磨いてみる事にする。この部分はアルミの上に上等なクリアを吹いているので、なるべくならクリアを剥がさない方が良いのだが、ここまで腐食が進むとクリアは殆ど残っていないので気にする必要はない。グラインダーに不織布ディスクを取り付けて磨くとアルミの地金が出て来る。これでも結構綺麗になるので良いようなものだが、小さな傷も残るのでディスクをバフに付け替えてバフ掛けを行ってみる。バフ掛けには100均で買っておいた青棒を使う。ディスクを回転させながらバフに青棒を押しつける。青棒が付着したバフで磨くと新品のようにピカピカに光る。何十年も前のパーツなのに実に美しい。この上からクリアを吹いて完了となるのだが、どの程度もつのだろうか。アルミの腐食が激しいアウターチューブを不織布ディスクで磨く磨く前(上)と磨いた後(下)バフ掛け前(上)とバフ掛け後(下)
2014.02.19
コメント(0)
TLM50の外装部品はPP(ポリプロピレン)で作られている。オフロードバイク特にトライアルは過酷な状況で使用される事が多いので転倒や落下、衝突などが付きものである。従って衝撃に強く柔軟性のあるPPを使用するのは当然の選択と言える。しかし、このPPというものは補修したり、塗装したりするには厄介な面も合わせ持っている。塗装においては、プライマーを吹いて塗料を塗っても直ぐに剥がれてしまう。ppへの密着性が非常に悪いのである。そこで今回はミッチャクロンという密着剤を使用してみる事にした。ミッチャクロンはPPへの密着性が非常に良いと書かれている。(ホンマかいな)名前が如何にもという感じがよろしい。以前塗料店でPPでも使用できるというプラサフを買って試してみたが、普通のプラサフと同じで極めて強い密着性ではなかった経験から、藁をもすがる思いで買ったミッチャクロン。他の塗料と共に500cc購入した。さて、塗装準備である。PPの外装部品の傷をバンパーパテで修繕して乾燥させておいた。ついでにTLR200のライトカウルだけ何故か赤だったので、これも一緒に塗装する事にした。塗装部品はライトカウル2ヶ、フロントフェンダー、リアフェンダー、左右のサイドカバーだ。ミッチャクロンは説明によるとあまり厚く吹いてはいけない。薄く2度吹くようである。吹き終わると全体にテカリが出てくる。気温が低いので乾燥時間を十分にとるため、塗装は後日にする。リアフェンダーとアンダーガードフロントフェンダーとTLR200用ライトカウルライトカウルとサイドカバー
2014.02.18
コメント(0)
ここの所気温が異常に上がり、春のような気温となっているので、TLM50のフロントフォークの分解は一旦中止して、塗装の準備に掛かる。予定では、気温が10度を超える3月頃に塗装を行おうと思っていたが、異常な高温なのでこのチャンスを逃す手はない。脚立2脚に角材を渡し、フレームとスイングアームを吊って、プラサフを吹く。細かいところまで念入りに何回にも分けて吹く。乾燥後、ゴミ篭の上に置いて死角になっていた部分に足し塗りを施す。タンクはゴミ篭に置いたまま、裏側から吹いて行く。真っ赤だった車体やタンクがグレーになって、落ち着いた色合いになった。このまま暖かい内に塗装まで終えたい所である。プラサフを吹き終えたフレームスイングアーム凹みを補修したタンク
2014.02.03
コメント(2)
いよいよTLM50のフロントフォークの分解にかかる。アウターブーツの底に6ミリのキャップボルトがあるので、これを緩めるだけなのだが、共回りをしてしまうので、ここは一気にトルクが掛けられるインパクトレンチを使用する。インパクトレンチのスイッチを入れると一発で外れた。次は予め緩めておいたインナーチューブの頭に付いているフォークボルトを緩めれば全て分解できる。右側のフォークの中のオイルは灰色に変化して僅かに残っているだけであった。新車時から一度もオイル交換していないような感じである。左側のフォークを分解してビックリである。中からは真っ黒なオイルが混ざった水が、しかも大量に出てきた。このフォークはスプリングと水で動いていた。アウターもインナーも中が酷い事になっているし、バネ類の部品もオイルが変質した塊のような物が付着している。これは予備のフォークを使った方が良さそうである。水が入っていたフォークは初めて見た。どうやらダストシールに問題があるようだ。TLMはアウターチューブの口にフロントフェンダーブラケットを取り付けるためのネジ穴の受けが2箇所作ってあるので、通常の上から被せるタイプのダストブーツは使えない。従ってアウターチューブの口に嵌め込むタイプを使用している。だからダストブーツではなくダストシールとなっているのだ。このシールはオイルシールほどは精度がないので、アウターチューブとダストシールの隙間から長い間に水が浸入したのだ。しかし、ひっくり返すとバシャ、バシャと出る程水が溜まるにはどれ程野外に放置していたのだろうか。アウターチューブ底を6ミリの六角で緩める水の浸入に弱そうなダストシール
2014.02.02
コメント(2)
TLM50のフロントフォークの状態を調べる。アウターチューブはアルミ製だが全体に腐食が進み経年劣化の感は否めない。少し磨いた位では変わり映えがしないだろう。しかし、内側を良く見てみると色褪せて殆ど読めなくなっているが、SHOWA(ショーワ)のステッカーが貼ってある。純正でショーワ製を使っているのだ。ダストブーツ(PLではダストシール)はひび割れも無く再使用ができそうである。インナーチューブは全体に大きくは無いが点サビが広がっている。不織布ディスクで磨けば少しは小さくなるだろうが、全て除去する事はできないだろう。本当は再メッキを施すのがベストだろうが、インナーチューブの再メッキは高価である。磨きで何とか持ちこたえられそうなので、今回は見送る事にする。車体から取り外す時にトップのフォークボルトを緩めて置くのを忘れていたので、再び三つ叉に通してフォークボルトを半分程度緩める。さあ、これからいよいよ分解である。全体に腐食が進んだアウターチューブ点サビが出たインナーチューブ
2014.01.31
コメント(0)
全81件 (81件中 1-50件目)