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August 1, 2014
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何となくアフィリエイトが気になって、登録してみた。 最初はこんな感じですね。報酬として、現金でなく楽天ポイントが貯まるということ。 こういうのも、アフィリエイトというのだろうな。 最近は、出版社との交渉で、原稿を推敲するのに疲れています。
December 8, 2011
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11月30日に「楽天プロフィールを作ってポイント貯めよう!」というのを見つけたので、ポイント貯まるんなら、と作ってみた。 ブログとは違って簡単な設定で、昔この楽天ブログが「楽天ホームページ」だった時に、あれこれとHTML を勉強して、デザインをカスタマイズするなどの苦労が嘘のよう。 もうHP なんて古いのかも。もう7年くらい前に、この楽天のサービスで、初めてHP 作成に挑んだのが遠い昔みたいだ。 楽天プロフィールはデザインも綺麗だし、twitter みたいに気軽で楽に更新できる。 新鮮なので、時々使う。 ただ、このブログの「自己紹介」部分が消えてしまったのが謎なのだが...
December 1, 2011
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今日、K石材と名乗る業者から電話があった。S御苑という墓地の墓石のデザイン、価格のご案内だそうだ。 そうしたことは、今は考えていないと答えると、「以前奥様のお名前で、資料のご請求がありましたので」と言う。 その業者は、電話帳を見てかけたのではなく、市外局番の後は、数字の順番にダイヤルし、それでうちの住所、電話番号、「奥様」の名前を知ったのだと言う。 「奥様」とは、私のことである。 業者は、一応成人女性には「奥様」なんて言葉を使うわけなのだ。 「ええと、奥様でいらっしゃいますか?」 「えっ?あ、はい」 「○○○○様というお名前はご存じでおられますか?」 「それは、私の名前ですけど......」 「あー、そうですか。その、奥様のお名前で、本社に資料請求のご依頼がありましたので、先日、資料をお届けに参りましたのですが、お留守でしたので......それで、ご検討はして頂けましたか?」 「あの、それ以前に、私自身も、母も、お宅に墓石のデザインや御苑の資料のご相談など、何もしていないんですけれど......?」 「あれっ?そうですか?」 「あの~、私の名前や住所、電話番号はどうしてご存じなんですか?」 「それは奥様ご自身にお聞きして、お答えいただいたものですから。じゃ、ご相談のお心当たりがないのでしたら、何かの間違いでしょうか」 「ええ、申し訳ありませんが、うちはお墓のことどころか、息子がずっと入院してましたし、それが大変で、母も私もそうしたご相談はしておりませんので。何か、お間違いだと思います」 こういうやりとりのあと、業者の方には、私の名前、住所、電話番号は消去してもらい、承諾済みとなった。 私は勧誘の営業コールには、本気になることはまずない。 もし少しでも「資料が欲しいかも」と思っても、個人情報の漏洩が怖いので、下の名前を変えて相手に伝えるようにしている。 だから、墓石業者が私の本名を知っている、というのは不思議である。 そうした営業コール風の電話に、母が出ても、まず母は「お待ち下さい」と言って、私に変わることが多い。 母が応対しても、私の本名は明かさないだろう。 要するに、女性の声で、一体誰が、私の本名を墓石業者に語ったのか、それを考えると、怖い気分になる。 しかし、こうした業者と応対できるだけでも、私は幸せなのかもしれない。 東北各地の被災地で、最近、とんでもないことが起きているとニュースで知った。 それは、「遺体安置に1日10万、ドライアイス1個に1万」というものである。 家も土地も、そして大事な家族まで失い、自身の心身の健康さえ脅かされ、辛く悲しく、苦しんでいる人々が何万といる。 その人々が、せめて葬儀は大事にとりおこないたいと願う。 そして葬儀業者に相談すると、上記のようなとんでもない金額をふっかけられ、一層苦しめられている、というのだ。 金銭的にも苦境に立たされている人々を、なぜ絶望の淵へと追い込む行為をする人間がいるのか、理解に苦しんでしまう。 ボランティアをしたり、義援金を送ったり、チャリティコンサートをする善意の人々もいれば、自分の利益のためなら、鬼にでもなる者たちがいる。 なぜお互い励ましあわねばならない、こんな時に、こうまで悪意に染まる物がこの世に存在するのか、と思う。 人の世は、善人ばかりではない、人の心は善と悪が共存する、世間はこんなものだ、といった「言い訳」はいくらでもある。 それでも、「言い訳」が通用しない悲惨な現状が現実にある。 その現実の場に足を踏み入れて、「遺体安置に1日10万」とまで言い切るのなら、もうそんな者には「良心」も「人格」もないのではないか。 そうなったら、人間をやめてしまえと言いたくなってしまう。 こうしたニュースを聞くと「神も仏もないね」と言いがちだが、実際、神や仏は存在しない。 神や仏、とも呼びたくなるような善意、高潔な心が人にはあるはずなのだ。要するに、神や仏、逆に悪魔さえも、人間の心に宿っている。 天災に遭い苦しむ人々に差し向けるのは、あくまでも善意でなければならない。今、人間のそうした高潔な意思が試されているのだと思う。
August 11, 2011
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Monster Hunter というのは、CAPCOM が出しているソフトで、PSP で操作する「狩猟生活ゲーム」である。 私は、ゲームというと、何かスピード感があるものを想定していたので、「猫のキッチンで食事をする」とか「狩場で肉焼きセットで肉を焼く」という話を聞いて、「まったりしたゲームねぇ。原始生活みたい」と思っていた。 しかし、CAPCOM の3D画像による画面はリアリティたっぷりで、ハンターたちが暮らす村「ポッケ村」の構造も凝っている。 自分の家と、集会所と、村長のオババと、加工屋(武器と防具の生産所)と、その隣のお店(といっても、お野菜やお肉を売っているんじゃなくて、弾丸や爆弾や薬草やモンスター書なんかを売っている)、行商ばあさん(虫や秘薬や珍しいものを安く売っている)、猫バア(ハンターのために働く猫を売りに来る)、それに「ポッケ農場」まである。 それらすべてがリアルで、自然風景も美しい。雲も流れ、太陽も光る。農場では釣りができるし、透明な水面に、きらきらと泳ぐ魚の背が光る。 前にも書いたように、これらのリアリティに加えて、面白いのは、村人たちのキャラがはっきりしていることである。 村人たちのそばによって、マルボタンを押すと、村長は「ヨーイヨーイ」、加工屋のおじさんは「イヨっす!」、お店のおばさんは「あぁら~」と声を出したあと、吹き出しでいろんなセリフを言う。 ハンターたちは、村長のオババに近寄りマルボタンを押すと、「ふむ。お前さんなら、いろいろ頼めそうだね。どのクエストを受けるかね?」と言って、バラエティ溢れる「クエスト=狩猟」の注文一覧をハンターに見せる。 どのモンスターを狩猟するかで、報酬が違う。難しいモンスターは、当然報酬が高い。クエスト受注には、500Z(ゼニー)を支払うが、成功すると、報酬と共に、受注量が2倍になって返ってくる仕組み。 あと、集会所に、その村(=ギルド)のマネージャーがいて、初心者にはいろいろ説明をするが、ランクが下位、上位、G級と分かれていて、まず初心者は下位からスタートする。その詳しい説明は、受付嬢がそれぞれに応じて行い、クエスト受注も、その受付嬢から行う。 彼女たちは、滅多にハンターが来ない時は、(というか来ても来なくても)いつも暇そうにあくびしている。マルボタンを押すと、「ハァーイ♪」とお返事して、「現在受注して頂けるクエストは、次のようになっております」と一覧を紹介する。 ハンターは、クエストに出かける前に、「このクエストに行こう」と思ったら、そのクエストに出現するモンスターを倒すための防具、武器を選ぶ必要があり、そのモンスターが出現する地域(雪山、密林、砂漠、火山、森丘)に見合った携帯食(こんがり肉、ホットドリンク、クーラードリンク、回復薬など)を用意しなければならない。 そして、受注の前に家に戻り、「アイルーキッチン」に入る必要がある。 「アイルーキッチン」とは何か。これも、最初は私は分からなかった。要するに、「アイルー」とは、このMonster Hunter Portable 2nd G に登場する猫たちなのだが、「キッチンアイルー」という料理猫と、「おともアイルー」という、狩猟に連れて行く戦闘猫の2種類がここに一同に集まっているんである。 アイルーたちは、「猫バア」が、「今日はいい子たちば、連れてきたはんで、(どこの方言?)雇ってけろ」と言って、「ピーター」「アシュリー」「セバスチャン」「シュンギク」など、可愛い名前がついた猫たちを紹介することで、キッチンアイルーとして雇用されたり、お供アイルーとして雇用されたりする。 また、アイルーたちも「ハンターのご主人のもとで働きたい」などと思っている。 実際、雇うと、猫なのに、近寄ってマルボタンを押すと、いろんなことを話す。最初は「あの...まだ慣れないけれど、何かの縁でお知り合いになったんだニャ。よろしく頼むニャ」と可愛く挨拶をする。 そのうち、慣れてくると、料理猫もハンター猫もよく喋るようになるが、文句が多いのは、お供アイルーの方である。 「旦那さん、同じクエストばかり行って、そんなじゃ実力ツカナイニャ。もっと頑張らないと、ハンターの名が泣くニャ。ボクも、恥ずかしいニャ」などと言う。 キッチンアイルーは、「モンスターを倒す時は、ぴかっと光るもの...ええと、確か閃光玉を使うと、一時動きをとめられるのニャ」とアドバイスをしてくれる。 『モンハン小話』では、この素直なはずのキッチンアイルーがストライキする話が出てくる。 たいてい、ハンターは、ベッドで熟睡して、「ゲームセーブ」をした後、再びクエストに出かけるのだが、その前に必ず(たいてい必ず)「猫飯」を食べていく。 ネコメシによって、攻撃力とか体力などがアップしたり、キッチンアイルーの持つ特殊なスキルが得られたりするからなのだ。 キッチンアイルーは、それぞれ得意素材というのがあって、アイルーごとに、「酒・果実」とか「肉・穀物」とか「野菜」などと分かれている。それに、用意する食材も、(本当にあるわけないのだが)「幻獣チーズ」「激辛ニンジン」など、ハンターランクが上がるにつれて、豊富になっていく。 そういう、キッチンアイルーの得意食材をうまく2種類組み合わせると、料理の最中に、アイルーの頭からびっくりマークが出て、特殊なスキルがハンターに備わる。 でも、ハンターランクが上がると、猫たちの作るお料理は、テーブルに溢れんばかりの豪華さで、たいていハンターは残してしまう。 上手い料理なら、食後ハンターはシャキッと立ち上がり、「攻撃力が上がった!」と表示され、アイルーたちは拍手する。 まずい食材を選んだ場合、食後ハンターはお腹を押さえ、「食材が傷んでいたようだ...」と表示され、バタッと倒れる。すると、キッチンアイルーたちは、ミャアミャア言いながら、台所から逃げ出してしまう。 ゲーム自体、家の中だけでもこれだけいろんな要素がてんこもりなので、パロディーになるのも当然。 『キッチンアイルーストライキ編』では、まず主人公のハンターが、「あ~あ、よく寝た。さて、と。クエストにいくとするか」とあくびをする。食事を頼もうとすると、目の前には、2匹のキッチンアイルー、アシュリーとセバスチャンしかいない。 2匹とも申し訳なさそうにしょげている。 ハンター「あれ?あれれ?お前たちだけか?他の2人は?」 アシュリー「猫バアの所に帰ったニャ」 ハンター「何だって?俺に黙ってなんで勝手なことをするんだ?主人は俺だぞ?」 セバスチャン「お言葉ですが、こうなったのは旦那のせいですニャ」 ハンター「ええ?俺が何をしたっていうんだよ?」 ここら辺から、アイルーたちがキレる。 アシュリー「何をしたってぇ、てめぇの胸に聞いてみやがれ、このボケナス!ここからは、『ニャ』なしで話をさせてもらうからな!てめぇのふがいなさに、他の二人はやってられねぇって、逃げ出したんだよ、オイ、聞いてんのかぁ、このシャクレ!?」 ハンターはビビッて震えている。 アシュリー「いつも同じクエストばっか行きやがって!おまけに、酒とチーズばっか頼みやがって!俺たちがキッチンアイルーになるのに、どんだけ修業を積んだと思ってんだよ、オイ、このシャクレ!」 ハンター「(汗水)......」 アシュリー「わしゃ飲み屋か?バーテンか?何とか言えや、ボケぇ!てめ、イヤンクックか?」 (イヤンクックというのは、下位クエストで最初にハンターが戦う耳と顎の大きな初めての飛竜であるが、慣れれば弱い。威嚇のつもりが、なぜか「アハハハ」という鳴き声に聞こえる。この時が攻撃のチャンス。この「アハハハ」という鳴き声が間抜けに聞こえて可笑しいので、よくネタにされる)ハンター「......いえ......」アシュリー「ほんじゃウカムルバスか?」ハンター「...あ、ハイ、じゃそれで...いいです...」(ウカムルバスは、上位に出てくる白いモンスターで、顎の辺りが掃除機みたいに広がっていて、雪をざざーっと雪崩のように引き起こす。妙なスタイルのモンスター) セバスチャン「あと、てめぇ、食事残し過ぎなんだよ?せっかく俺たちが心こめて作った食事、どっさり残しやがって!」 ハンター「...あの、でも、自分...小食で...」 セバスチャン「いちいち狩場で小腹空かしてんじゃねーよ!ここでがっちり食ってけよ!男だろ、ええ?」 アシュリー「どうします、板長?」 セバスチャン「まだ言いたいことあっぞ!この吹き出し、見えるか?ほら俺の頭から吹き出してるの、これは、な・ん・の・意味ですか!ってんだよ、てめぇ!」 ハンター「...あ、ハイ...あの、話をしたい...時です」 セバスチャン「この吹き出し、てめぇがG級に上がった時から出てっぞ!要りませんか?私の『アイルー食券・上』は、そーんなに要りませんかぁ?」 (「アイルー食券」というのは、なぜか加工屋が欲しがる。防具生産の時、渡すと、食いしん坊の加工屋は喜んで防具生産に励む、という仕組みである) ハンター「...いろいろ...すみません」 ここで、アイルーたちは、ころりと口調を変える。 「分かってくれたんなら、いいニャ。ハイ、これ、仲直りの印ニャ」と言って、ご馳走を用意する。 ハンター「うわぁ!作ってくれたの?ありがとう!いただきまーす!」(ゲームで流れる食事中の「ムシャムシャバリバリ」という高速で食べる音) その後、ハンターは、真っ青になる。「うっ...こ、これは...なんて...気の遠くなる味...」彼は、ばたっと倒れる。 セバスチャン「ヘッ!そう簡単に許すか!へへっ!ザマァみやがれ!おい、アシュリー、お前も言ってやれ!」 アシュリー「ヘヘ、ザ、ザマァ!ザマッザマァ!」 こうして、「ミャ~!」と鳴きながら、2匹ともキッチンから逃げ出すという話。 これには笑った。涙が出るほど笑った。この動画を作った人たちはスゴイ。絵もほどほど可愛いし、タッチは素人っぽいのがいいし、話の筋(セリフ)が気合いが入っているし、声優さんたちがプロ級! Monster Hunter 知らない人でも笑えるかもしれないが、やったことが数回ある人なら、誰でも「お腹痛くなる」ほど笑える。実際、コメントに「笑いすぎて腹筋崩壊した」とある。 息子も大笑いして、「これホントに、吹き出し出てるのに、どうせ食券だろうって、話しかけなかったり、酒とチーズ頼んだり、大盛りの食事、残したりするもんね」と言っていた。 ほかにも「よく動画作ったなあ」というほどあるが、これがまず、一番てっとり早く笑える。 「笑い」で健康になりたいとか、ストレス解消したい人にはぜひお勧めかも!
November 18, 2009
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去年、色々な超常現象の謎について、ネットで調べていると、「新科学と健康と雑学」というサイトがあった。 私は、「信じられないような事実」だけを集めたサイトかと思ったが、サイトのタイトル通り、健康に良い食品とかサプリメント、雑学などを集めたものだった。 しかし、過去から最近までに起きた「タイムスリップ」など、科学では解明されない事件などの記事はかなり充実している。 その中に、『飛行機がタイムスリップし40年前の複葉機と接触!!』 という不思議な事件の記事があった。 タイムスリップというと、現在から過去の世界に瞬時に移動してしまうーという印象が強いのだが、その逆もある。だから英語では、"slip back (forward) in time" (過去または未来にタイムスリップする)という表現がある。 映画でも、昔、"Back to the Future" (「未来に戻る」ということか?)というタイムスリップを題材にした興味深い作品もあった。 あれは、確か、将来の自分と出会ったり、過去で若い頃の母親と出会って、恋人にされてしまう、といったコメディタッチの作品......だったような気がする。(間違ってたらすみません^^;) この問題の記事は、二つの飛行機が、同時に「過去と未来で接触し合った」という、全くもって不思議な事件について記述している。 この事件の概要は以下の通りだった。 1950年代の話だろう。操縦免許証取り立ての少年操縦士が、「パイパー・チェロキー」という飛行機に乗り、米中西部の空を飛んでいた。 その少年の飛行機は、赤と白に塗り分けられたものだった。そびえ立つ雲をぐるりと回り、再び広大な空間に出た途端、正面から複葉機が飛んで来た。 互いのパイロットは慌てて右に旋回し、危うく衝突を免れた。すれ違う瞬間、両機は各々の翼端が接触したという。 少年の機体は(初めての接触事故のためか?)きりもみ状態になったものの、何とか着地に成功。そして、さっきの複葉機がこの付近に墜落していないかと辺りを見回した。だが、何の痕跡も無かったらしい。 その複葉機は、「第一次世界大戦で活躍したニューポート28型機」にそっくりだったという。飛行場に戻ると、確かに、少年の「パイパー・チェロキー」の翼端は、一部の塗装が剥げ落ち、衝突の事実を物語っていた。 彼は、飛行クラブの仲間に、「第一次大戦中の複葉機と衝突した」と話したが、皆笑って、「電柱にでもぶつかったんだろう」と信じなかった。 しばらくして、その飛行クラブでは、「過去に活躍した古い飛行機を復元して、飛ばしてみようという催しが開催されることになった。 たまたま、ある農家の納屋に、第一次大戦中に使用されていたニューポート28型機が1機、放置されているのが発見された。その複葉機は、数十年間放って置かれたらしく、タイヤもつぶれ、機体はぼろぼろの状態だった。 だが、その複葉機の主翼左側を見た時、飛行クラブの人々は全身が凍りついた、という。 そこには、つい最近、何かと激しく接触したらしい生々しい擦り傷があり、ごく新しい赤と白のペイントの一部がはっきりとこびりついていたというのである。 少年の「パイパー・チェロキー」と複葉機が衝突しそうになった時、両機のパイロットは右に旋回して難を逃れたが、主翼の一部が擦れ合った。すると、両機の主翼の左側に、衝突しかかった痕跡が残るわけである。 さらに、農家で発見された複葉機のコックピットの中から、飛行クラブメンバーの一人が、黄色く変色した古い「飛行日誌」を発見した。 彼らは、複葉機の主翼のペイントがついた部分と、少年のチェロキーの主翼を削り取り、飛行関係の鑑定専門機関に調査を依頼した。そして、両者はぴったりと合致したという。 また、飛行クラブのメンバーたちが、複葉機の「飛行日誌」を別の研究所に依頼して鑑定してもらったところ、その日誌は明らかに40年ほど昔の紙とペンとインクで書かれていることが判明した。 さらに、驚くべきことにー その複葉機の「飛行日誌」には、少年のチェロキー機と接触した事故のことが記されてあった、というのである。 「今までに見たこともない、赤と白に塗装された機体と、空中で危うく接触事故を起こすところだった」 その記述は、日誌の末尾に残されてあった。 こんなタイムスリップがあるのだろうか?信じ難いが、少年のチェロキーの主翼の傷痕と、複葉機の衝突痕部分とが合致した、ということは、紛れもなく、両者が事故にあった物的証拠である。 1950年代に飛行していた機体が、1910年代の複葉機と衝突寸前で擦れ違うー しかも、その複葉機は、事故の後、数カ月して、数十年も放置されていたことが明らかな状態で発見されたというのに、少年のチェロキーの、つい最近塗装された、赤と白のペイント痕がくっきり残っていた。 だから、少年が衝突しそうになった複葉機は、「復元された機体」ではなく、「1914~1918年頃、実際に戦闘中だった機体」であることが立証できる。 これだけでも驚きなのに、1950年代に発見されたそのボロボロの複葉機には、「赤と白にペイントされた見たこともない機体と衝突しそうになった」との「飛行日誌」が残されていたー 要するに、これは過去から未来へ、また現在から過去への二重のタイムスリップである。 第一次大戦中の兵士が、複葉機で飛行中、40年後の未来にスリップしてしまった。同時に、1950年代中頃の少年が、チェロキーで飛行中、40年前の過去にスリップしてしまった。 そして、両者は空上で衝突しそうになった、というわけである。 この記事は、『空の上の超常現象ーパイロットたちを襲った真実の体験 PHP business library』 という書物を参考にした、ということである。(著者: マーティン・ケイディン /野田昌宏 出版社:PHP研究所) よくマンガ、アニメではドラえもんが22世紀と21世紀を行き来する。最近では、ポケモンの映画は、よく「時空の歪み」をテーマにしている。 両者とも、「時間」というものが持つ「不思議」をエンターティメントに描いている。確かに、「時間」というのは、何らかの作品や物語を創る時、興味をそそるテーマとなり得る。 よく考えると、現在のこの「今」という瞬間は、すぐに過去になってしまい、二度と戻らない。 「1時間後」や「明日の朝8時」という「未来」も、通り過ぎれば、たちまち「過去」となる。人間は、時間の流れと共に生きている。 しかし、その「未来へと向かう時間の流れ」が、どこかで調節が狂い、瞬時に過去に滑り込んだり、何十年も先の未来に入り込んだりするー これがタイムスリップなのだ。 記憶喪失などは、現在または過去の記憶の中にのみ生きる、という状態であるが、これは、脳の情報伝達神経の一種の障害である。 だがタイムスリップは、記憶の障害ではなく、「現実に起きた、時の流れの障害」に、何らかの事柄をきっかけに飲み込まれる、一種の現象と言えるだろう。 それがなぜ起こるのだろうか? 人は未来に向けて、様々な技術を開発していくが、それを一時、「ちょっと待て。時を急ぐな」との人知の及ばぬ自然の神秘が、人間にそうした不思議な体験をさせようとしているのだろうか。
October 23, 2009
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