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November 18, 2009
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 Monster Hunter というのは、CAPCOM が出しているソフトで、PSP で操作する「狩猟生活ゲーム」である。

 私は、ゲームというと、何かスピード感があるものを想定していたので、「猫のキッチンで食事をする」とか「狩場で肉焼きセットで肉を焼く」という話を聞いて、「まったりしたゲームねぇ。原始生活みたい」と思っていた。

 しかし、CAPCOM の3D画像による画面はリアリティたっぷりで、ハンターたちが暮らす村「ポッケ村」の構造も凝っている。

 自分の家と、集会所と、村長のオババと、加工屋(武器と防具の生産所)と、その隣のお店(といっても、お野菜やお肉を売っているんじゃなくて、弾丸や爆弾や薬草やモンスター書なんかを売っている)、行商ばあさん(虫や秘薬や珍しいものを安く売っている)、猫バア(ハンターのために働く猫を売りに来る)、それに「ポッケ農場」まである。

 それらすべてがリアルで、自然風景も美しい。雲も流れ、太陽も光る。農場では釣りができるし、透明な水面に、きらきらと泳ぐ魚の背が光る。

 前にも書いたように、これらのリアリティに加えて、面白いのは、村人たちのキャラがはっきりしていることである。

 村人たちのそばによって、マルボタンを押すと、村長は「ヨーイヨーイ」、加工屋のおじさんは「イヨっす!」、お店のおばさんは「あぁら~」と声を出したあと、吹き出しでいろんなセリフを言う。

 ハンターたちは、村長のオババに近寄りマルボタンを押すと、「ふむ。お前さんなら、いろいろ頼めそうだね。どのクエストを受けるかね?」と言って、バラエティ溢れる「クエスト=狩猟」の注文一覧をハンターに見せる。

 どのモンスターを狩猟するかで、報酬が違う。難しいモンスターは、当然報酬が高い。クエスト受注には、500Z(ゼニー)を支払うが、成功すると、報酬と共に、受注量が2倍になって返ってくる仕組み。

 あと、集会所に、その村(=ギルド)のマネージャーがいて、初心者にはいろいろ説明をするが、ランクが下位、上位、G級と分かれていて、まず初心者は下位からスタートする。その詳しい説明は、受付嬢がそれぞれに応じて行い、クエスト受注も、その受付嬢から行う。

 彼女たちは、滅多にハンターが来ない時は、(というか来ても来なくても)いつも暇そうにあくびしている。マルボタンを押すと、「ハァーイ♪」とお返事して、「現在受注して頂けるクエストは、次のようになっております」と一覧を紹介する。

 ハンターは、クエストに出かける前に、「このクエストに行こう」と思ったら、そのクエストに出現するモンスターを倒すための防具、武器を選ぶ必要があり、そのモンスターが出現する地域(雪山、密林、砂漠、火山、森丘)に見合った携帯食(こんがり肉、ホットドリンク、クーラードリンク、回復薬など)を用意しなければならない。

 そして、受注の前に家に戻り、「アイルーキッチン」に入る必要がある。

 「アイルーキッチン」とは何か。これも、最初は私は分からなかった。要するに、「アイルー」とは、このMonster Hunter Portable 2nd G に登場する猫たちなのだが、「キッチンアイルー」という料理猫と、「おともアイルー」という、狩猟に連れて行く戦闘猫の2種類がここに一同に集まっているんである。

 アイルーたちは、「猫バア」が、「今日はいい子たちば、連れてきたはんで、(どこの方言?)雇ってけろ」と言って、「ピーター」「アシュリー」「セバスチャン」「シュンギク」など、可愛い名前がついた猫たちを紹介することで、キッチンアイルーとして雇用されたり、お供アイルーとして雇用されたりする。

 また、アイルーたちも「ハンターのご主人のもとで働きたい」などと思っている。

 実際、雇うと、猫なのに、近寄ってマルボタンを押すと、いろんなことを話す。最初は「あの...まだ慣れないけれど、何かの縁でお知り合いになったんだニャ。よろしく頼むニャ」と可愛く挨拶をする。

 そのうち、慣れてくると、料理猫もハンター猫もよく喋るようになるが、文句が多いのは、お供アイルーの方である。

 「旦那さん、同じクエストばかり行って、そんなじゃ実力ツカナイニャ。もっと頑張らないと、ハンターの名が泣くニャ。ボクも、恥ずかしいニャ」などと言う。

 キッチンアイルーは、「モンスターを倒す時は、ぴかっと光るもの...ええと、確か閃光玉を使うと、一時動きをとめられるのニャ」とアドバイスをしてくれる。

 『モンハン小話』では、この素直なはずのキッチンアイルーがストライキする話が出てくる。

 たいてい、ハンターは、ベッドで熟睡して、「ゲームセーブ」をした後、再びクエストに出かけるのだが、その前に必ず(たいてい必ず)「猫飯」を食べていく。

 ネコメシによって、攻撃力とか体力などがアップしたり、キッチンアイルーの持つ特殊なスキルが得られたりするからなのだ。

 キッチンアイルーは、それぞれ得意素材というのがあって、アイルーごとに、「酒・果実」とか「肉・穀物」とか「野菜」などと分かれている。それに、用意する食材も、(本当にあるわけないのだが)「幻獣チーズ」「激辛ニンジン」など、ハンターランクが上がるにつれて、豊富になっていく。

 そういう、キッチンアイルーの得意食材をうまく2種類組み合わせると、料理の最中に、アイルーの頭からびっくりマークが出て、特殊なスキルがハンターに備わる。

 でも、ハンターランクが上がると、猫たちの作るお料理は、テーブルに溢れんばかりの豪華さで、たいていハンターは残してしまう。

 上手い料理なら、食後ハンターはシャキッと立ち上がり、「攻撃力が上がった!」と表示され、アイルーたちは拍手する。

 まずい食材を選んだ場合、食後ハンターはお腹を押さえ、「食材が傷んでいたようだ...」と表示され、バタッと倒れる。すると、キッチンアイルーたちは、ミャアミャア言いながら、台所から逃げ出してしまう。

 ゲーム自体、家の中だけでもこれだけいろんな要素がてんこもりなので、パロディーになるのも当然。

 『キッチンアイルーストライキ編』では、まず主人公のハンターが、「あ~あ、よく寝た。さて、と。クエストにいくとするか」とあくびをする。食事を頼もうとすると、目の前には、2匹のキッチンアイルー、アシュリーとセバスチャンしかいない。

 2匹とも申し訳なさそうにしょげている。

 ハンター「あれ?あれれ?お前たちだけか?他の2人は?」
 アシュリー「猫バアの所に帰ったニャ」

 ハンター「何だって?俺に黙ってなんで勝手なことをするんだ?主人は俺だぞ?」

 セバスチャン「お言葉ですが、こうなったのは旦那のせいですニャ」

 ハンター「ええ?俺が何をしたっていうんだよ?」

 ここら辺から、アイルーたちがキレる。

 アシュリー「何をしたってぇ、てめぇの胸に聞いてみやがれ、このボケナス!ここからは、『ニャ』なしで話をさせてもらうからな!てめぇのふがいなさに、他の二人はやってられねぇって、逃げ出したんだよ、オイ、聞いてんのかぁ、このシャクレ!?」

 ハンターはビビッて震えている。

 アシュリー「いつも同じクエストばっか行きやがって!おまけに、酒とチーズばっか頼みやがって!俺たちがキッチンアイルーになるのに、どんだけ修業を積んだと思ってんだよ、オイ、このシャクレ!」

 ハンター「(汗水)......」
 アシュリー「わしゃ飲み屋か?バーテンか?何とか言えや、ボケぇ!てめ、イヤンクックか?」

 (イヤンクックというのは、下位クエストで最初にハンターが戦う耳と顎の大きな初めての飛竜であるが、慣れれば弱い。威嚇のつもりが、なぜか「アハハハ」という鳴き声に聞こえる。この時が攻撃のチャンス。この「アハハハ」という鳴き声が間抜けに聞こえて可笑しいので、よくネタにされる)

ハンター「......いえ......」
アシュリー「ほんじゃウカムルバスか?」
ハンター「...あ、ハイ、じゃそれで...いいです...」

(ウカムルバスは、上位に出てくる白いモンスターで、顎の辺りが掃除機みたいに広がっていて、雪をざざーっと雪崩のように引き起こす。妙なスタイルのモンスター)

 セバスチャン「あと、てめぇ、食事残し過ぎなんだよ?せっかく俺たちが心こめて作った食事、どっさり残しやがって!」
 ハンター「...あの、でも、自分...小食で...」
 セバスチャン「いちいち狩場で小腹空かしてんじゃねーよ!ここでがっちり食ってけよ!男だろ、ええ?」

 アシュリー「どうします、板長?」
 セバスチャン「まだ言いたいことあっぞ!この吹き出し、見えるか?ほら俺の頭から吹き出してるの、これは、な・ん・の・意味ですか!ってんだよ、てめぇ!」

 ハンター「...あ、ハイ...あの、話をしたい...時です」
 セバスチャン「この吹き出し、てめぇがG級に上がった時から出てっぞ!要りませんか?私の『アイルー食券・上』は、そーんなに要りませんかぁ?」

 (「アイルー食券」というのは、なぜか加工屋が欲しがる。防具生産の時、渡すと、食いしん坊の加工屋は喜んで防具生産に励む、という仕組みである)

 ハンター「...いろいろ...すみません」

 ここで、アイルーたちは、ころりと口調を変える。

 「分かってくれたんなら、いいニャ。ハイ、これ、仲直りの印ニャ」と言って、ご馳走を用意する。

 ハンター「うわぁ!作ってくれたの?ありがとう!いただきまーす!」(ゲームで流れる食事中の「ムシャムシャバリバリ」という高速で食べる音)

 その後、ハンターは、真っ青になる。「うっ...こ、これは...なんて...気の遠くなる味...」彼は、ばたっと倒れる。

 セバスチャン「ヘッ!そう簡単に許すか!へへっ!ザマァみやがれ!おい、アシュリー、お前も言ってやれ!」
 アシュリー「ヘヘ、ザ、ザマァ!ザマッザマァ!」

 こうして、「ミャ~!」と鳴きながら、2匹ともキッチンから逃げ出すという話。

 これには笑った。涙が出るほど笑った。この動画を作った人たちはスゴイ。絵もほどほど可愛いし、タッチは素人っぽいのがいいし、話の筋(セリフ)が気合いが入っているし、声優さんたちがプロ級!

 Monster Hunter 知らない人でも笑えるかもしれないが、やったことが数回ある人なら、誰でも「お腹痛くなる」ほど笑える。実際、コメントに「笑いすぎて腹筋崩壊した」とある。

 息子も大笑いして、「これホントに、吹き出し出てるのに、どうせ食券だろうって、話しかけなかったり、酒とチーズ頼んだり、大盛りの食事、残したりするもんね」と言っていた。

 ほかにも「よく動画作ったなあ」というほどあるが、これがまず、一番てっとり早く笑える。

 「笑い」で健康になりたいとか、ストレス解消したい人にはぜひお勧めかも!





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Last updated  November 18, 2009 11:51:54 AM
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