アキハバラ的散財生活

2003年02月10日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
アテルイ...といっても、知らない人が多いと思いますが、アテルイ(阿弖流為)は今から1200年前の蝦夷(えみし)の長で、大和朝廷の侵略と闘った歴史上の人物です。今年が没後1200年ということで、岩手県で記念の映画が制作されました。そこれがこの 映画「アテルイ」 なのです。 (2002年作:出崎哲監督) (参考: シネマとうほくのホームページ

仙台の電力ホールでの鑑賞となりましたが、来月にかけて 宮城県内で上映会が予定 されています。1000人入るホールで、300人程度でしたが、なかなか入っていた方ではないかと思われます。

声の出演はハウンドドックの大友康平 の他、プロレスラーのザ・グレート・サスケなど、岩手県出身の方々を中心に担当しています。最初は違和感がありましたが、聞き慣れるとそんなもの?って感じです。作品の出来具合は少し懐かしい感じのする素朴な仕上げ、と言った方がいいでしょう。

コンセプト としては、当時のアテルイが本当にどのように思っていたのかどうかは不明ですが、生活の場を戦乱に巻き込まないように、危険を顧みず大和朝廷に直談判に行く下りに集約されています。(歴史上はここで捕らえられ、河内で処刑されます)
どのような政体になろうとも、平和な生活がいいに決まっている、という考え方は普遍的である、という評価なのですが...

ちなみに原哲夫の作品で 阿弖流為(アテルイ)Ⅱ世 というのがあります。人気が出なかったのか、途中で投げやりな?終わり方をしてしまっていますが、コンセプト的には自らの進退よりも全体の利益を重んじる姿勢というのが潔い、という点は映画「アテルイ」と変わりありません。

それにしても坂上田村麻呂って、悪の手先になってしまっているのも変わりありませんね。初代の征夷大将軍でもある彼の役職は鎌倉、室町、江戸幕府の長としての役職になりましたし、末裔の田村家は伊達政宗と婚姻して、伊達62万石に吸収されました。また蝦夷の末裔はアイヌ民族とも関わり合いが深く、北海道が蝦夷地(えぞち)と呼ばれたのも、こうした歴史的な背景があるわけです。

そういえば、世界の大和朝廷は砂漠の国のアテルイをどう裁こうとしているのでしょうか?この物語はまさに現代の問題を孕んでる訳ですね。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2003年02月11日 10時17分35秒
コメント(4) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

キーワードサーチ

▼キーワード検索

お気に入りブログ

AIが描いた紫式部と… New! ハナタチバナさん

幸せとは はざや(葉明)さん

春眠的桃源郷 syunmingさん
のほほんくらぶ ぴっちちーさん
ちょいこの小屋 ちょいこさん

コメント新着

いとじん@ Re:ウィルコムのスマホ(03/17) 最近はママ友に限らないで、会社でも使わ…
いとじん@ Re:Windows8への道(1)(03/12) まだWindows8にさわったこともないです。…
いとじん@ Re:記念品(03/15) いいですね。 勤めていた会社も景気がいい…
いとじん@ Re:Windows7への道(10)(03/08) 放送大学でXPを7にレベルアップ作業で40…

© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: