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2023/09/30 蓼科(たてしな)という地名も次第に浸透してきたのかもしれない。 それでもなお一般的には難読漢字の地名として認識されているらしい。 それはそれとして蓼科の秋は一瞬にして秋へと変化する。 ひと言で言うならばそれは極彩色の季節と言っても過言では無い。 緑・青・黄・赤の織りなすタペストリー。 心身を鎮めてくれる秋という季節がまたやって来た。 230930_DSC0701-2Nikon D810, Nikon AF-S NIKKOR 24-120mm F4G ED VR 蓼科高原ペンションサンセットお料理自慢の宿:https://www.p-sunset.com/
2023.09.30
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静かな夜が明けて穏やかな朝がやってくる。 凛(りん)とした大気は上質のゼリーのようにやわらかな感触だ。 降りそそぐ朝日は優しさに満ちて、盛夏のあの凶暴さはみじんも感じられない。 森からは自然のたてる様々な音が聞こえてくる。 目を閉じれば様々ないのちの息吹が感じられる。 それは秋という季節の歌う歌だ。 さわさわからからと木の葉が鳴る。 それは森を吹く風の歌だ。 大地を踏みしめて空を見上げれば、そこにあるのは突き抜けるような天空。 この季節、大地と空とはくっきりとした境界を描く。 大気と同様に意識も澄み渡る。 いままで見えなかったものがしだいに見えてくる。 自分が追い求めていたものがじつは虚像だったことが見て取れる。 追い求めるものは、追うことをやめた時に初めて手にはいるのだと秋の空は語る。 真夏の逃げ水のように、追い続ける限りそれは逃げ続けるのだと。 両の手からこぼれ落ちすり抜けてゆく。 たとえばそれは僕の夢。 ささやかな幸福感。 いま思い知る、 なすべき事をなせばよいのだ、 いま行なうべきことをきちんと行なえばよいのだ。 僕の夢などどうでも良い、 なすべき事をなせばよいのだ。 秋はもの思う季節。 その気候がそうさせるのか、 この静けさがそういざなうのか。 澄み切った大気を胸いっぱい吸い込んで、 見えない未来に思いをはせることをやめ、 「いま」を見つめる。
2023.09.24
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2023/09/15 蓼科高原標高1700メートルの北八ヶ岳中腹では白樺が黄葉し始めています。ナナカマドや山葡萄の葉が紅葉しています。すっかり秋ですね。 気温はお盆の頃と変わらないのにずいぶん寒く感じます。それでも気温は平年より高めで最低気温が14℃程度、最高気温が20程度の日が続いています。 とても静かなのはいつもどおり。しっとりと癒やされる空気が森全体に漂っています。しーんとしています。大気は清冽そのものです。 空はすっかり秋の色、秋の雲。じつに美しい。早朝にペンション村内の花と散歩広場に行けば広大な雲海を眼下に見ることができます。 蓼科の秋は癒やしの秋です。 皆様のお越しをお待ちしております。 平日は条件が合えば1組2名様から(1組・最大6名様)全館貸し切りにさせていただいております。安全に静かにお過ごしいただけるサービスとして始めました。詳細はご相談下さい。 230906_DSC9788-3 Nikon D810, Nikon AF-S NIKKOR 24-120mm F4G ED VR ペンションサンセット公式HP:https://www.p-sunset.com/
2023.09.15
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