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ちょっと早いかもしれませんが、お盆をテーマにした原稿からの抜 粋です。 ■幸せを誓うこと 幸せを諦めてはいけません。諦めたら先祖たちが悲しみます。 なぜなら私たちのこの命には「幸せになって欲しい」という、先 祖たちの切なる願いが込められているからです。 生き物の本能として、親は子のために生きようとします。 サケのように産卵と引き換えに、自らの命を終える生き物たちが 数多くいます。 卵をふ化させるために何ヶ月も飲まず食わずで、卵を温めるペン ギンのような生き物たちもいます。 しかし、私たち人間は我が子は言うに及ばず、さらに子孫や後世 の人々のために生きようとする存在です。 たとえば環境問題への取り組みは、自分たち世代ではなく、五十 年、百年、数百年先の人々のためを思って、考え、行動しているこ とです。 それは私たち人間には他の生き物と違って、我が子だけではなく 、子孫や後人たちとの目に見えない「絆」を感じることのできる、 精神性があるからです。 私たちがおぼろげながらでも、子孫や後人たちのことを思って生 きているように、先祖や先人たちも私たち子孫のことを思って、時 に我が身を犠牲にするような生き方をしてくれたのです。 すなわち、先祖や先人たちの命や生活、時に幸せと引き換えに、 私たちは今ここに存在しているのです。 恩も義理もなく、この命が自分だけのものであれば、どう生きよ うがそれは自業自得という言葉で済まされるでしょう。 しかし、この命、この人生は、私たちのものであって、私たちだ けのものではありません。 私たちは先祖たちに願いを込められ、幸せになることを託されて 、今ここに存在しているのです。だから、私たちには幸せになる責 任があるのです。 ここでいう幸せとは、不完全燃焼で中途半端なものを指している のではありません。心からの幸せです。 人並みの生活を表面的に送る代わりに、自分の気持ちを偽るよう な生き方をして、それで「私は幸せだ」と自分に言い聞かせ、うそ ぶいている人たちが大勢います。 しかし、そんな表面的な幸せを先祖たちが、私たちに望んでいる のではありません。 現状に妥協して、自分の「心からの幸せ」を諦めるような生き方 をして、そんな上辺の幸せを装ったところで、いつかそのストレス で心身は蝕まれていき、それが偽りであることがいずれ分かるから です。 お盆は我が身を振り返る大切な四日間です。 自分が安易に妥協した生き方をしてしまってはいないか、それを 反省する機会です。 そして、先祖からいただいた命の有り難みをしっかりと心に刻ん で、改めて自分の「心からの幸せ」を誓う時なのです。 人は誰もが弱い心を持っています。そして、流されやすいもので す。 一度は幸せを誓っても、時間が過ぎるとその思いも薄れてしまい 、楽な方へと流されてしまいます。 また、つい現状に甘んじて、現状の自分を肯定する言い訳を探し てしまいます。 しかし、どうせ探すならそんな言い訳ではなく、現状を打ち破り 、心からの幸せを心機一転、誓い直すきっかけを探しましょう。 人生はたった一度きりです。 人生に妥協して、心からの幸せを諦めてしまう生き方と、自分の 幸せを信じて、一所懸命に行動する生き方とのせめぎ合いです。 弱い心の誘惑に負けてはなりません。 この人生を心から幸せに生きること、それが大切な先祖供養の一 つだからです。
2013年05月24日
現在、執筆中の原稿からです。 最後に両親に対しての思いで締めくくっているのは、前文が両親をテーマに記した内容から続くものだからです。 「生きる」ことは、本当に大変なことです。仏教の開祖、釈迦も「人生とは苦である」と言い切ったくらいです。それが辛くて自らの命を絶つ人もいるのです。だから、たとえ平凡であったり、いい加減な生き方であったりするように映っても、そこには本人なりの、大小さまざまの無数の「苦」があったということです。それを気持ちの持ち方で「苦」を「快」に、「苦」を「喜」に、「苦」を「楽」に変えるのが、私たち人間の知恵の力です。ところがそれがうまくできる人もいますが、なかなか出来ずに不器用に生きている人も大勢いるのです。 「オリンピックは参加することに意義がある」とは有名な言葉です。なぜでしょうか。それはオリンピックに参加するということは、勝敗以前に選手として選ばれるまでの、大変な努力の物語があるからです。人生もそれと全く同じです。生きること自体に大変な価値があるのです。人生の明暗や、栄光と挫折以前に、人生のさまざまな「苦」を背負いながら、人は生きているからです。それ自体に本人なりの精一杯があり、尊ぶべき物語があるのです。好きでそういう環境を選び、そういう人柄で生まれてきたのではない、ということまで含めれば、そのような思い通りにならない人生は、何もかもが「苦」といえるかもしれません。 だから、選手の健闘を勝敗に関わりなく讃えることが、観客の質を表しているように、私たちもまた両親の人生を讃えられる思いやりを持てるように、自らを成長させることがこの人生の大きなテーマともいえるでしょう。
2013年05月22日
現在、執筆中の原稿からです。 黒澤明監督の名作に『生きる』という現代劇があります。胃がんを患い、余命いくばくもない市役所勤めの主人公が、残された人生をどのように生きたかを描 いた作品です。彼は自分の命がそう長くないことを知り、人生に絶望します。そして、悔いが残らぬよう、欲望を満たそうと遊興に耽りますが、そこには虚しさ しか残りません。 そんなある日、彼は若い部下の生きる姿に強く心を打たれ、残された人生に光明が差します。そして、事なかれ主義の蔓延る市役所で、彼は一人立ち上がるのです。 住民たちがいくら切望しても、なかなか実現しなかった子供たちのための公園を、彼はさまざまな妨害を乗り越えて着工させたのです。そして、完成した公園のブランコに揺られながら、彼は満足して息を引き取るという物語です。 人間と動物の違いは何かと考えたときに、それは「受け継ぐべき精神」があるかないかだといえましょう。人間以外の生き物は繁殖しさえすれば、種の保存としての役割を果たせたことになりますが、人間はそうではありません。 受け継ぐべき精神を持ち、それを後人に伝えることが出来た時に、初めて人間としての種の保存を全うできたことになるのです。そして、誰かのため、後世のために何かをしようとして生きた姿勢や生き様こそが、何よりも子孫や後世に「受け継ぐべき精神」なのです。 私たちがこの世に生きた証を残せたと感じるのも、子孫や後世のためを思って何かを行い、何かを残すことが出来たときです。反対に後世のために何もせずに人生を終えたとき、人は人生を後悔することになります。なぜならそれが人間として生きた証だからです。 それは具体的な形あるモノを残すこととは限りません。大切なことは気持ちです。生きる姿勢です。実際、私たちが幕末の志士たちに感動するのも、彼らが何かを成したからではなく、彼らのひたむきな生き方や精神によるのではないでしょうか。 http://amzn.to/10ZYtwH
2013年05月19日
ある塾経営者と話をしました。 30歳の彼女が言うには、今の子たちは欲が全然ないとのこと。 でも50歳間近の私から見れば彼女も、 既に私たち世代よりも欲が薄いように感じられた世代です。 だから、そんな彼女でさえ欲がないと思うのですから、 一体どれだけ今の子たちは欲がないのだろうと思えてしまいます。 というか、我が家にはそのいい見本があるのですが(^_^;)。 でも、ひょっとしたら、欲は最初からあるわけではなく、 欲自体も育っていくものなのかもしれないと思いました。 彼女も、そして私も、子供の頃から今のように欲があったわけではなく、 だんだん育っていった結果、 子供たちを見て、欲がないと思えるようになったのかもしれません。 早熟という言葉があります。 今の子たちは飛び交う情報量が多い分だけ、 昔の子たちよりも一見大人に見えます。 でも、世の中が便利になり、社会が成熟した分だけ、 欲はその反対に昔の子たちと比べて、 育ちにくく、育つのが遅いだけなのかもしれません。 だとしたら心配しなくても、 そのうちに子供たちの欲も育ってくるのかなと、 子育てに悩む父親として、少し気持ちを楽にすることにしました(笑) チャンチャン♪という今日の投稿でした。
2013年05月19日
1976年から6年間、ちょうど私が中学生になった頃から放映されたドラマです。 当時は鶴田浩二と水谷豊のやりとりを水谷豊の立場で見ていたように思いますが、30年以上が経ち、久々にYouTubeでこの動画を見ていたら、今度は鶴田浩二の立場で見ている自分に気づきました。 http://youtu.be/M_eaoXQH5C0?t=3m9s
2013年05月19日
●瞑想ー自分を愛すれば幸せになれる! あなたは自分を愛しているでしょうか。 自己否定してはいませんか。 自分を嫌ってばかりいては、心から幸せにはなれません。 瞑想を習得し、自分を愛する力を養うことで、 毎日を幸せに生きるプラス思考へと導いていきましょう。 ・日時 6月8日(土)13時〜15時 ・場所 朝日カルチャーセンター 栄教室 ・料金 2,310円 カルチャーセンターの会員でなくてもどなたでも参加できます。 皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。 詳しくはこちらからお問い合わせ下さい。→ http://bit.ly/ZIVfXS
2013年05月15日
5月12日は椿大神社の春季奥宮大祭でした。 Tatsuメンバーからは8名。 私がこれまでに参加した中では、過去最高総勢74名での奥宮登拝となりました。 前日は夕方まで本格的な雨が降り、滝行の水量もさぞかし多いのではないかと思いましたが、存外それほどではなく、代わりにめちゃ水温が冷たかったです。 翌日の登拝は雨で空気が洗われて、それはそれは本当に良い天気でした。 今回は山で鹿にも出会いました。
2013年05月12日
教室のメンバー、近田さんの息子さんがファーストアルバムを発売致しました! 皆さん、応援よろしくお願い致します!
2013年05月09日
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