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2009年06月22日
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東京外為:円が上昇、米欧の信用不安でリスク回避の円買い進む

6月22日(ブルームバーグ):午前の東京外国為替市場では、円が主要通貨に対して上値を切り上げる展開となった。米国でカリフォルニア州の信用格付け引き下げの可能性が指摘されたほか、ユーロ圏ではイタリアの金融機関の格下げが警戒されることから、海外の信用不安を背景にリスク回避に伴う円買いが進んだ。

  みずほ証券の林秀毅グローバルエコノミストは、市場が金融危機について楽観論に振れすぎていた部分があり、「信用不安をめぐる材料をきっかけに調整の動きが出ている」と指摘。材料を消化しきれていない米欧市場の反応が警戒されるとしたうえで、円高に圧力がかかりやすい状況が続くとみている。

  ユーロ・円相場は週明けの東京市場では一時1ユーロ=133円 17銭と、2営業日ぶりの円高値を付けている。

  また、円は対ドルでも一時1ドル=95円82銭と、2営業日ぶりの水準まで円買いが進んでいる。

          海外信用不安が強まる

  米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは18日、ウニクレディトやモンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナ銀行(モンテパスキ銀行)などイタリアの金融機関の格付けを引き下げ方向で見直すと発表した。

  さらに同社は19日にも、カリフォルニア州の信用格付けを数段階引き下げる可能性があることを明らかにしている。240億ドル(約2兆3300億円)に上る財政赤字が背景という。

  ロイヤル・バンク・オブ・スコットランドのヘッド・オブFXストラテジー・ジャパンの山本雅文氏は、「信用市場に悪影響が出てくる可能性がある」と指摘。この日の東京市場では、オーストラリア・ドルなどの資源国・高金利通貨から円やドルに資金を戻す動きが進みやすくなっている。

  ユーロ・ドル相場は一時1ユーロ=1.3886ドルと、前週末のニューヨーク時間午後遅くに付けた1.3937ドルからユーロ安・ドル高が進んでいる。

          米国債の入札動向を警戒

  一方、米国では23日から3日連続で国債の入札が実施される予定で、国債の需給悪化を懸念した「悪い金利上昇」が意識される局面では、ドルの上値が抑えられる可能性もありそうだ。

  23日には2年債で400億ドル、24日には5年債で370億ドル、 25日は7年債で270億ドル規模の入札が予定されている。

  また、今週は24日に連邦公開市場委員会(FOMC)が開かれる。政策金利のフェデラルファンド(FF)金利誘導目標は0- 0.25%に据え置かれる見通しだが、国債購入の増額や金融緩和策の出口戦略をめぐる言及に注目が集まりそうだ。









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最終更新日  2009年06月22日 16時56分32秒
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