適当に、趣味日記。

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May 11, 2009
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カテゴリ: TM NETWORK
やってくれました・・・。杉田宗久裁判長。
その一言です。


結局、猶予を選択した大きな理由としては、
・場当たり的犯行
・主導したのは共犯者
・被害額+慰謝料1億5000万円を弁償              ←ここは大きいよね
・被害者は、結果として、総額2億5000万円もの慰謝料を得ている。←ここは大きいよね
・avexによる監督の期待が大


ってことですね。
お金の動きに着目すると見えてくる事案の全体像から、出された判決なんだと納得しています。

あと、今回の判決ですごく気になったのは、被害者という佐上氏について触れた箇所。

杉田裁判長は今回の犯行について、かつては一世を風靡(ふうび)した小室被告だからこそなしえた犯行だと指摘し、「手練れの事業者だった被害男性を容易に錯誤に陥らせた」と述べた


「手練れの事業者」・・・。
なかなか意味深な気がするというか、裁判所の見立ては私の彼に対する印象と同じかなという気がするような。
※被害者の誹謗中傷については考慮しないと明確にいっていて(当たり前すぎるんだが)、さすがにちょっとやりすぎた感のある佐上氏の鼻を明かしてくれた(と個人的には思っている。)。


このほか、有利な事情として
(1)真摯に反省している
(2)被害男性に法廷で直接謝罪した
(3)多大な社会的制裁を受けている
(4)独立したプロデューサーとして草分け的存在で、音楽界に多大な貢献をした
⇒この点は、猶予か実刑かを分ける決定的な要素ではない。もちろん、(1)は重要だけど。

(2)は裁判長が、お膳立てしたことで、やっぱり前回あたりからちゃんと猶予の伏線を張ってたんだなとあらためて思う。


***************

ということで、今回の判決には、頭のてっぺんから足先まで納得納得です。
杉田裁判長、さすがの判決です。

あ、ちなみに主文の言い渡しを後回しにしたことが複数メディアで「異例」とされてますが・・・。
ま、大阪地裁の司法記者クラブの方ならいつものパターンということになるのでしょうが、こういう事件だと、東京の人が出てきて編集とかしちゃうんだよね。大阪の記者の方、負けるな!!


ということなんですが、問題は当の哲哉本人でして。

哲哉自身のためにも、一回実刑を食らった方がいい!と思った時期もあったし、最後までこの思いは残った。
これまでの彼の行動を見てると、いっぱいいっぱい好き勝手してきた。
TMの事務所(オフィスタイムマシン)を飛び出したときも、残った事務所に迷惑かけたし、ソニーに所属しながらもavexから勝手にリリースして大問題を起こした。
前者のときは、残ったスタッフやウツキネに借金と共に大迷惑をかけたし、後者にいたっては、丸さん(丸山茂雄元SME社長)が乗り出して事態の収集を図ったりした。
その後だって、ソニーの中にTRUE KISS DISCを立ち上げたものの、結局すぐにしりつぼみ。

好き勝手といわれても仕方ないことを繰り返して、いっぱいいっぱい迷惑をかけた。
でも、いつも誰かが走り回って事態を収束させてくれるもんだから、また好き勝手を繰り返した。
今回だって、たいして罪の意識を感じずに起こしたのだと思う。いや、「こんな大きな罪にあたる」という発想すらなかったろう。


その感覚は、改善されたのだろうか。

判決後の会見の映像を見ると、驚くほど、やつれて、ふけて・・・。見えた。

一睡もできなかったという。

今度こそ、わかって欲しい。

単純なこと。


「どういう行為が、人に迷惑をかけるのか」


自分の行為は大丈夫か、常に自戒しながら行動してくれ。

とにかくそれしか言えない。

だから、回りも甘やかさないで!!


今後の哲哉の振る舞いを、見ておきます。


今日の気持ちを一生忘れないで、音楽に真摯に取り組んでください。





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Last updated  May 12, 2009 12:05:59 AM
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