そして「思い」に関して言えば、スピーカーの感情表現を上手く通訳して伝えるには、日頃から様々な感情表現に触れておく必要が出てくる。例えば「うれしい」という表現一つとっても、どのようなレベルの嬉しさか、ただ単に儀礼的にうれしいのか(Nice to meet you.)、涙が出るほどうれしいのか(I nearly wept for joy.)、さらに飛び上がるほど嬉しいのか(Nothing could make me happier!)、その時々のスピーカーの感情レベルを推し量って適切に訳出できなければ、本当の意味でコミュニケーションの目的が達成されたとはいえないだろう。