お散歩 。。。 0
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にほんブログ村 最終回は、近くて遠い国、< 韓国 >。 歴史的な問題からくる、反日感情は韓国民の間に、今でも根強く残って います。対日政策も、徴用・慰安婦問題をめぐって、過去最悪の関係までに なりましたが、ユン・ソンニュル大統領の就任によって、改善の 方向へ向かい始めているように見えます。 一方、日本では2003年4月~9月までNHKBS2で放映された、韓国のテレビ ドラマ< 冬のソナタ >が、2004年に再放送され大ブームを引き起こし ました。主人公演じるペ・ヨンジュンに、中高年の女性が熱をあげて、 < ヨンサマブーム >となったこと、記憶に新しいですね。 その傾向は、現在も引き継がれており、ヨンサマ似のサンサマ悠愛皇子も、 日本ブログ界の熟女達から、熱い視線を送られているのだす。 2005年には、歴史ドラマ< 宮廷女官 チャングムの誓い >が人気を 呼び、50代の男性を巻きこんで< 韓流ブーム >が続きました。 愛憎織りなす韓国ドラマは、確かにおもろい。わても、CSで再放送される韓国 テレビドラマを収録し、毎夜楽しんで見ています。反自民なので、特に ハン・ジミンが大好きだす。 皇子が韓国に出入りしていたのは、1979年代の頃。 お土産に買ってきたのが、示範窯< 東国窯 >の、象嵌青磁の壺。 12世紀に、高麗の陶工が初めて完成した磁器が、< 象嵌青磁 >。 青磁そのものは中国で生まれたものですが、象嵌青磁は韓国で開発された 磁器です。 日本での磁器の製作は、17世紀に九州地方で韓国の陶工によって始まり、 それから日本独自の焼き物が発達しました。 そういえば、皇子が韓国に出張し出国しようとした1979年10月2日、当時の 朴正煕大統領が暗殺されました。外国人の出国は一切認めれらず、いったん ソウル市内に戻って、翌日にやっと出国が許可となった、想い出があります。 まだまだ面白い雑貨はありますが、一応ここでこのシリーズは終了とさせて 戴きます。長い間お付き合い戴きまして、ありがとうございました。 == おちまいなのだ、ワン == ブログ村ランキング参加しています。 下の画像を応援クリックしてね。 ↓ にほんブログ村
2024.01.30
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にほんブログ村 皇子が海外出張で、訪問した国は70ケ国弱。多くの人々と商売をしてきましたが、 どうしても好きになれなかったのが、中国でした。 当時は今のように近代化されておらず、商売の交渉相手は公司という役所。 中国は日本以上の官僚主義で、個人の意見などありえず、合議の上後日回答 というもの。また信義などなく、朝令暮改が日常茶飯事で、国際的な 商慣習など無視されました。 この根底にあるのが、中国が宇宙の中心であり、その文化・思想が神聖と 自負する考え方で、漢民族が古来から持ち続けた、自民族中心の < 中華思想 >。 まさに傲慢なその態度は、現在になっても一つも変わらず、チベット、ウイグル、 東シナ海ガス油田、尖閣諸島問題など、どれをとっても読みとれます。 中国人を嫌いとする日本人は私だけでなく、内閣府の世論調査でも 80.6%が 嫌いとしています。 中国や中国人が嫌いとしても、日本が中国の文化から多くのものを、学んだ ということは忘れてはいけません。その中の一つが、<七宝焼>。中国では、 < 琺瑯 ( ほうろう ) >とも言われます。 七宝焼とは、金属工芸の一種で、金・銀・銅・鉄などの金属の下地に、 < 釉薬 ( ゆうやく ) >を乗せたものを、摂氏800度前後の高温で 焼成します。 溶けた釉薬によって、ガラス様あるいはエナメル様の、美しい彩色が施されます。 そして、中国天津で手に入れたのが、段通の玄関マット。 段通(だんつう)は、もっとも歴史の古い手織りカーペットです。その製法は、 地経糸にパイルを結び、これを1本1本カットしながら織っていくものです。 屋内敷物用織物のうち、手織りの高級品の称。地糸に麻糸や綿糸を使い、羊毛 などの毛を結びつけて立毛にし、さらに各種の色糸を織り込んで模様を表して います。 パイルの結び方には2つあり、1つはペルシャ緞通に代表される「センナ結び」、 1つはトルコのヘルケシルク緞通に代表される「ギョルデス結び」があります。 基本的にはこの2つのいずれかで織られています。 段通は通常、単位面積あたりのパイル数が多いほど手間がかかり、また繊細な 柄を作る事が出来るのです。パイルの一方を引っ張っても、結びが堅くなるだけで 抜けない組織になっています。 また、製造技術に熟練を要すること、量産できないこと、耐久性が大変優れて いること、色、柄が繊細であること等、現在では美術工芸品的な意味合いを もったカーペットです。 == つづく == ブログ村ランキング参加しています。 下の画像を応援クリックしてね。 ↓ にほんブログ村
2024.01.29
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にほんブログ村 旅に何を求めるのか人さまざまですが、一般的に歴史であればヨーロッパ、 広大な自然であればアメリカではないでしょうか? アメリカには、広大な自然がおりなす国立公園が、いたるところにあります。 人気順にいくと、1位 イエローストーン、2位 ヨセミテ、3位 グランド・ キャニオン、4位 グレーシャー、5位 グランド・テイートン、6位 ザイオン 、7位 プライス・キャニオン。 ある夏家族と、ラスベカスでレンタカーして、ヨセミテ、グランド・キャニオン、 ザイオン、プライスキャニオンをめぐる、旅に出たことがありました。 グランド・キャニオンは、コロラド高原がコロラド川の浸食によって、 削り出された渓谷で、現在のような形になったのは、約200万年前だそうです。 その断崖は、平均深さ1200メートル、長さ446キロ、幅は6キロ~2929キロ にも及ぶもの。 グランドキャニオンの観光の中心はサウスリムで、標高2000メートルの処に あります。宿泊施設も6ケ所あり、ここにも1泊しました。渓谷観光ヘリコプターに 乗ったり、周辺を散策したのですが、なにせ高所恐怖症の皇子にとっては、 目もくらむ絶景ばかりで・・・・・ ここで買い求めたのが、< CHIME TREE >。ハンドメイド陶器製の いわゆる風鈴。 これをつるしておくと、下の5枚の陶器が風に揺れてお互いにぶつかり、快い 音を響かせます。 違うカラーバージョン。 日本でも各地で、金属・ガラス・陶器などの様々な材質・形状の、風鈴が あります。特に有名なのは、岩手県の南部鉄器による、< 南部風鈴 >や チリチリチリンと鳴る、ガラス製の< 江戸風鈴 >。 冷房のなかった時代には、軒下に吊った風鈴の音を聴くことで、涼しの風情を 感じたのでしょうね。 風鈴、団扇・ブタの置物の中の蚊取り線香・蚊帳など、日本の夏の風物詩が 最近見られなくなったことは、ちょっと寂しい気がします。 風鈴の 響きもどりた エコの夏 < 俳聖悠愛皇子 > 弊マンション3階の住人から、風鈴の音が煩いと苦情がきましたがな・・・ == つづく == ブログ村ランキング参加しています。 下の画像を応援クリックしてね。 ↓ にほんブログ村
2024.01.28
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にほんブログ村 海外旅行や出張で、短期間に長距離移動をすると、誰もが<時差ぼけ>に悩まされ ます。その意味で、<時差>のないニュージーランドは、体調の調整が 難しくない国でした。 当時、皇子は三国取引の担当で、ニュージランドの製材をサウジアラビアに 販売していたのです。工業製品とは違い、木材の場合は検寸( 製品が契約 通りのサイズで、出荷されているかのチェック )やら、船済みの立ち合いを 現地で、必ずやりました。 出張期間が、10日から2週間という長期に亘るので、必ず土日が入ります。 そこで土日を利用して現地のツアーに参加し、観光旅行を楽しんだものでした。 ニュージランドにイギリス人が入植するまでは、マオリ族というポリネシア系 の原住民がいました。 今でも、全人口の2割程度がマオリ族の子孫です。昔のマオリ族が描いた絵の 壁掛けを、その時手に入れましたが、日本でこれを保有している人は、まず いないであろうという、お宝ものです。 部分拡大 部分拡大 ある出張の時、船積みを予定した船の入港が大幅に遅れ、現地はイースター休暇に 入ってしまいました。仕事も出来ずに身動きのとれない状態。そこでこれ幸いと、 ニュージランドの南の島ツアーに参加し、マウント・クックやクライストチャーチ を観光したのです。 マウント・クックは3,754メートル、ニュージーランドの最高峰。セスナでの 周遊フライトが、楽しかったでしたね。 宿泊先は、マウントクック国立公園内の、最高級ホテル The Hermitage Hotel。 ロビーや各部屋から、雄大な山の景色を望むことが、出来ます。 この旅行中に買ったのが、中央に革細工が貼ってある、木製の盆。 部分拡大 出張の時、勿論家族の為に、必ずお土産を買ってかえりました。 ところが、このシリーズで掲載している雑貨は、自分の為に買ったものだけに 鮮明に覚えているのですが、家族へのものは全く記憶にないのですよ。 ( 笑い ) == つづく == ブログ村ランキング参加しています。 下の画像を応援クリックしてね。 ↓ にほんブログ村
2024.01.27
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にほんブログ村 吾々が北半球の小さな島国に住んでいるだけに、南半球特に南米やアフリカは 距離的に、行くには遠すぎます。南米で出張で訪れた国は、ヴェネズラ・ ブラジル・アルゼンチン・ボリビア・チリの 5ケ国。 チリは日本のように南北に細長い国ですが、北から南までの総延長は 4,630キロと、比較にならないほど広大。1818年スペインから独立し、公用語は いまでもスペイン語となっています。 小学校の社会科教科書で習ったように、輸出品目の第一位は銅で、後有名なものは ワイン・サーモン・木材・パルプでしょうか。 その時に買い求めたのが、この壁掛けの木工装飾品。 植民地時代の住居を模して、手作りで製作されたものですが、瓦一枚をとっても、 精巧に出来ています。40X 60cmとかなり大きいもので、これを機内 持ち込みで地球の裏側から大事に持って帰ってきた、皇子の執念には妻も舌を 巻いておりやした。 これは、アルゼンチンのステーキハウス < LA CABANA >のナイフ。 ステーキを切って食べた自分のナイフを、お土産としてくれたのです。 銃刀法の持ち込みが厳しく制限され、髭剃り用カミソリでも不可の現在では、 このようなものを持ち帰ることは難しいのでしょうね。 牛肉を丸焼きにしたブロックを、このように小分けして、テーブルの同席者と 食べます。お味のほどは覚えておりませんが、霜降り和牛のステーキには遥かに 及ばぬものであることは、間違いないでしょう。 == つづく == ブログ村ランキング参加しています。 下の画像を応援クリックしてね。 ↓ にほんブログ村
2024.01.26
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にほんブログ村 海外出張で、わてがモスクワに足を運んでいた頃は、まだソビエト連邦 の時代。 そこでお土産に買ったのが、サモワールのミニチュア陶器と、 マトリョーシカ人形でした。 サモワールは、ロシアやその他スラブ諸国、イラン、トルコなどで湯を沸かす 為に、伝統的に使用された金属製の容器。 沸かした湯は、紅茶( ジャムのはいった甘い )を入れるのに利用される為、 上部にはテイーポットを固定して保温する為の機能が、備わっています。 マトリョーシカはみなさんご存知のごとく、ロシアの木製人形。人形の 中に少し小さな人形が入っていて、人形が次々と出てくる< 入れ子 >構造に なっています。 それでは今日は、ロシア料理でも食べに、行きましょうか?! グルジアの赤ワインと、はと麦と緑のサラダ フロシキではなくて、 ピロシキ ボルシェビキでなくて、ボルシチスープ スモークサーモンときのこのキッシュ 小エビと豆乳のつぼ焼き 炒った大豆を挽いた<きなこ>と香ばしい黒ゴマを、パン生地に練り 込んだものが、壺に被っています。 デザート ロシア料理店では、< バラライカ >が有名ですが、このお店には初めて 行ってみました。 お値段もリーゾナブルで、ランチには丁度いい店ではないでしょうか?! == つづく == ブログ村ランキング参加しています。 下の画像を応援クリックしてね。 ↓ にほんブログ村
2024.01.20
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にほんブログ村 みなさんがお好きな、オチャケに係る小物として、イギリスで手に入れた、 ワインのコルク栓。 そして、アメリカで手に入れたオリーブちゃんのプラスチック栓、兼 ワインサーバーだす。 お酒は、お料理をおいしく食べる友。日本料理には日本酒、そして お肉料理には赤ワイン。 ところが、ところが・・・ わては、下戸なんだす。 といっても、ワインの赤だけは、すこしたしなめます。 最近ウイスキーも、ハイボールの形で復活したとの話を、聞いています。 これは、アメリカで手に入れた、観光地お土産用のワンショット・ グラス。 == つづく == ブログ村ランキング参加しています。 下の画像を応援クリックしてね。 ↓ にほんブログ村
2024.01.19
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にほんブログ村 誰もが一度は行ってみたい国、それはスイス。 ところが、観光立国の為弊社事務所などないことから、出張で訪れる機会も なかなかありませんでした。 しかし欧州出張の折に、せめてレマン湖だけでも見て見たいと、我儘な お取引先の部長の意向を汲んで、1泊でジュネーブを訪問したことが ありました。 しかしスイスの魅力は、なんといっても雪を抱く山々と裾野一面に広がる、 アルプスの風景。 レマン湖の畔で散策しても、なんの意味もなかった、スイス訪問でした。 スイスで記念に購入した、小さな想い出の雑貨は・・・ ドイツ、オーストリア、スイスなどドイツ語が使われる国では、よく マルクト広場という言葉を耳にします。市場を意味するMARKTが、市街地 の広場の固有名詞となっているのです。教会・市庁舎・ギルドハウスなどが、 広場を取り囲んでいます。 この広場には、露天商のお店が開いていたり、特定の日には市がたって、とても 賑わいます。オーストリアの何処の都市か忘れましたが、広場の露天商から 買った可愛い、魔女の宅急便。 == つづく == ブログ村ランキング参加しています。 下の画像を応援クリックしてね。 ↓ にほんブログ村
2024.01.18
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にほんブログ村 イタリアの最北端、オーストリアとの国境に近いチロル地方に、木彫り製品 メーカーの< DOLFI >社があります。この地方の文化や気質は、イタリア よりドイツに近く、伝統的に木工製品が盛んな地域。 クリスマスに因む人形や、シナの木製3Dパズルそしてクリスタル・ベルが有名。 ドイツローテンブルクで、ドルフィのクリスタルベルを見つけ、購入しました。 ( 人形の底に、ドルフィ社のマーク ) クリスタルベルとは、このような小さな木彫りの人形が、クリスタルの ベルの中に吊り下げてあります。ベルを振ると、中の人形が踊り、とても可愛い 音を鳴らすんですよ。 装飾品としての他、レストランやショップのカウンターの呼び鈴としても、 活用されています。 そして、ピエロの陶器人形が乗っている、オルゴール。 派手な衣装と化粧をし、サーカスなどに登場するコメデイアンのことを、 < クラウン >と呼びますが、日本では< ピエロ >と称します。 中世のヨーロッパでは、特権階級が城内に道化としての従者を雇っていて、 < 宮廷道化師 >と呼ばれていました。一般的に、小人症や身体的な障害者を 持っていた者が多く、人々の笑い物としての対象でした。 ( 陶器製 ピエロ達の音楽隊人形 ) 正確にいうと、ピエロはクラウンの一種であり、メイクに涙マークがつくと、 ピエロと言われるそうです。涙のマークは、馬鹿にされながら観客を笑わせて いますが、そこの悲しみがあるのだという意味だとのこと。 < 道化師 >といえば、ヴェルデイ円熟期の傑作オペラ<リゴレット>。 マントヴァ公爵の道化師である、みにくいリゴレットは最愛の娘、ジルダを 公爵に慰み物にされてしまいます。 リゴレットは公爵に復讐の為、殺し屋スパラフチーフに、公爵暗殺を依頼。 しかし、公爵を愛していたジルダは公爵の身代わりとなって、スパラチーフに 殺されるという悲劇。 この場面は、居酒屋の中でスパラフチーレの妹、マッタダレーナを口説く マントヴァ公爵。家の外で公爵の不実な姿に嘆くジルダと、復讐の思いを つのらせるリゴレット。オペラ最大の見せ場、4人それぞれの異なる思いを、 綴った四重唱へと繋がっていきます。 醜悪な外見に隠されてほこり高い人間性、父娘の情愛、運命に突きうごかされる ように、悲劇に向かっていくそのストーリーは、ベルデイの作品の中でも傑作の ひとつに数えられています。 == つづく == ブログ村ランキング参加しています。 下の画像を応援クリックしてね。 ↓ にほんブログ村
2024.01.17
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にほんブログ村 さて、今回はギリシア。 ギリシアといえば、誰もが頭に浮かぶのは、このパルテノン神殿。アテネの アクロポリスの丘に建つ、古代ギリシアの女神アテナ・パルテノスを祀る神殿。 ところが、いまやギリシアといえば、賄賂や汚職、脱税が横行しており、汚職指数が ヨーロッパの国家の中でも、イタリアと並んで高いレベルにある国。また、国民の 2割が公務員ですから失業はなし、しかも58歳定年で定年後も、給与の80%以上 の高額年金が生涯保障されるという、お役人天国。観光以外主たる税収が ないわけですから、恒に財政危機と隣り合わせ。 皇子にとってギリシアといえば、中東駐在員の緊急避難場所。 以前ブログで書いたように、中東はイスラムの戒律上禁酒で、夜の歓楽街も ないことから禁女。従って、欲求不満に陥る中東の駐在員には、<生理休暇 制度>というのがあり、特別休暇取得の上ギリシアで、たまったものを すっきりさせるのです。( 笑い ) 取引先部長に同行の上ギリシアに行った時、彼のたっての希望でエーゲ海の、 ミコノス島に観光に行きました。 コバルトブルーの海に白亜の建築物、そしてかような風車など、絵になる風景が そこにはいっぱいありました。ミコノス島は、アテネから南東へ約155キロほど 離れた処にある島で、観光地・リゾート地・そしてホモちゃん達の集合地として 有名です。 さ~~て、ギリシアで手に入れた雑貨は? 壁飾り用銅版画。なんとも皇子に相応しい、メルヘンチックな絵柄でしょう?! == つづく == ブログ村ランキング参加しています。 下の画像を応援クリックしてね。 ↓ にほんブログ村
2024.01.16
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にほんブログ村 皇子の家族海外旅行は、パックではなく恒に自由旅行でした。 朝早く出発し、ベルトコンベヤーに乗せられたごとく、スケヂュールに追い まくられる、パック旅行が好きくなかったのです。 ただし現地では、ツアーパックに参加して、効率のよい観光をする時も ありました。ロンドンでは市内観光ツアーを、ホテルで申し込みました。 バッキンガムでの衛兵交代は、どのツアーコースにも組み込まれています。 お土産としてロンドンで買った、兵隊さん達のフィギュアリン。 現地のツアーに参加すると、観光案内は英語ですが、驚いたことに総て < 自己責任・自己解決 >という、ルールがあるのです。すなわち、 観光目的地に到着し、何時に集合ですよとガイドさんから案内があります。 その時間までに集合しないのは、ツアー客の方が悪いとして、バスは客を ほったらかしにして、次の目的地へと出発してしまうのです。 日本でのツアーバスは、出発前にガイドさんがツアー客の人数を必ず確認し、 一人でもいなければ大騒ぎとなりますよね。 バッキンガム宮殿で、衛兵の交代式を見ることになりました。 ロンドンのツアーガイドさんは、日本のような旗ではなくて、折り畳み傘 をそのツアー一行の目安として、先導していきます。 写真が好きな皇子は衛兵を追い掛けながら、撮りまくっているうちに、その一行 からはぐれてしまったのです。多くのツアー団体客がいて、ガイドさんの折り 畳み傘のお花畑。旗ならわかり安いのですが、同じような傘では皆目見当が つきません。 なんとか集合場所に辿りつくと、バスは既に出発していたのでした。 次の観光目的地は知っていましたので、タクシーを拾ってその場に行き、再び おくさまと息子に合流した次第。総てが< 自己責任・自己解決 >という 欧米の思想は、こんなところにもあるのですよ。 == つづく == ブログ村ランキング参加しています。 下の画像を応援クリックしてね。 ↓ にほんブログ村
2024.01.12
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にほんブログ村 今月の飾り付けで、時々みなさんにご披露する、ハンドメイドのミニチュア ハウス。 製作は、LILLIPUT LANE ( リリパットレーン )という、イギリスの 工房。イギリスの藝術的な建物を、世界中に知ってもらいたいとの願いを込め、 デイビット・テートによって1982年創業されました。その精巧なつくりから これを収集するファンが世界各国に広がり、4000種類の作品が50ケ国以上で 販売されました。 ドイツの木組みの建物も趣がありますが、イギリスの伝統的な石造りの 家も、またなかなかなもの。現存する建物の中で、有名な建造物や趣のあるものを 忠実に再現したもので、彩色は専門のペインターによる手彩色となっています。 リリパットとの出会いは、アメリカとイギリスを訪問した時。珍しさと・可愛 らしさに魅入られ、その時下の作品を各1体購入。 ROSE COTTAGE ROYAL OAK INN 昔は現地に行かない限り、手に入らないものでしたが、ネットで調べると セカイモンというサイトから、イギリスのオークションに参加し、 本商品を落札出来ることがわかりました。 2017~2018年にかけ、出品作品の中で自分の気に入ったものを見つけると、 オークションに参加・入札し、収集に努めたわけです。海外が相手ですから 時差の関係で、クロージングが日本時間の真夜中となるわけで、朝起きてみたら わての入札価格より高値で、誰かにもっていかれたことが、何度もありました。 100作品ぐらい収集したのですが、資金的に続かずまた保管場所もなくなって しまい、やむなく断念。下駄箱の上に、その月のテーマを決めて、相応しい作品を 陳列し楽しんでいる次第。 同工房は2016年に閉鎖され、翌年2017年1月創業者のデビィット・テイトが 逝去。それ以降新作品が発売される事がなくなったことから、今となっては貴重な コレクターズアイテム。 == つづく == ブログ村ランキング参加しています。 下の画像を応援クリックしてね。 ↓ にほんブログ村
2024.01.11
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にほんブログ村 ( このナプキン立て、だれのだ? ) ( おらんだ・・・ ) そうです。今日はオランダの雑貨。まずはオランダの街並みを模した、陶器製 ナプキン立て。 オランダは、江戸時代鎖国下でも、欧州諸国の中で外交関係が維持された 唯一の国。当時オランダからの学問・技術は< 蘭学 >と呼ばれ、幕末から 明治維新に向けて、日本の下地を形成したものでした。 オランダのデフォルト及びその近辺で、16世紀から生産されている陶器が < デフォルト焼き >。白色の釉薬を下地にして、スズ釉薬を用いて彩色 絵付けされています。 デフォルト焼きの人形で有名なのが、この< キス人形 >。 大震災時、ころげ落ちて別れ離れになりましたが、ボンドで接着して仲直り。 オランダといえば木靴がありますね。現在は農家が< 安全靴 >として、 利用しているだけだと。 この木靴の、土産用ミニチュア品。 オランダまで行かなくても、長崎佐世保市にあるハウステンボスで、 これらの雑貨は購入出来ます。 ハウステンボスとは、オランダ語で<森の家> との意味。 オランダの街並みを、152ha ( 46万坪 )という東京デズニーリゾートと 同規模の広大な土地に再現した、テーマパーク。1992年に開園しましたが、 二度の倒産を経て2010年H.I.Sの子会社となって、やっと経営が安定しました。 しかしH.I.S 自体が経営不振となり、2023年9月30日にハウステンボス全株式を 香港の投資会社PAG に売却し、現在に至っています。 H.I.S が買収前に、ハウステンボスを一度訪れたことがありますが、ここで 泊るなら< ホテルヨーロッパ >がお薦め。 アムステルダムにある 100年以上の伝統を誇る同名ホテルを再現し、328の部屋数を保有し内海を 持っていることから、カナルクルーザーでホテルにチェックイン出来ます。 場所柄韓国に近いこともあり、韓国の修学旅行生の団体が、多かったですね。 私に近づいてきた、女子高生が ( ARE YOU A JAPANESE MOVIE STAR ? ) と尋ねながら、サインを求められたのでありまする。 == つづく == ブログ村ランキング参加しています。 下の画像を応援クリックしてね。 ↓ にほんブログ村
2024.01.10
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にほんブログ村 ドイツの< ロマンチック街道 >という名前を聞いた方も多いかと 思います。 ヴェルツブルクからフュッセンまでの366キロ、街道沿いには、ローテンブルク・ デインケースビュール・アウスブルク、ノイシュヴァンシュタイン城、ホーエン シュヴァンガウ城などがあり、ドイツでは最大の観光ルート。 かってレンタカーで家族と共に、この街道を走ったことがありました。 その中でもローテンブルクは、お伽の国のような街並みで、是非みなさん にも一度行って戴きたい処です。なぜなら、石畳の歩道そして木組みの建造物 など、中世さながらの光景が、旧市街地にあるからです。 その旧市街地の中央部にあるお店が、< Kathe Wohlfahrt ケーテ・ ヴォルファールト) >。1年中 クリスマスグッズが買えるという、楽しい ショップです。 ここで、木製のオルゴールを、その時に買い求めました。 横から 上から 裏に販売店名、ケーテ・ヴォルファールトと製造番号シリアル・ナンバーが 記されています。 ゲーテ・ヴォルファールトは日本法人を設立し、2023年11月~12月の クリスマス・シーズンにかけて、東京・大阪・名古屋に出店したそうです。 同社の製品を期間限定ですが、日本でも購入出来るようになったとは、嬉しい ニュースです。 == つづく == ブログ村ランキング参加しています。 下の画像を応援クリックしてね。 ↓ にほんブログ村
2024.01.09
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にほんブログ村 今日ご紹介する雑貨は、クリスマス・ピラミッド。 キャンドル風車とも呼ばれ、煙だし人形同様に高輪のプリンツヒヘンガルテンで、 購入したもの。 4ケ所にロウソクを立て火を灯すと、熱された空気の上昇気流で、上部に 取りつけてある羽根( プロペラ )が回転します。これによって、中心部の 人形たちがメリーゴーランドのように、ゆっくりと廻り始めます。 ドイツで各家庭の標準的な大きさの、クリスマス・ピラミッドは・・ 前回に紹介しました、ドイツエルツ山脈地方では、古くからクリスマス・ツリー の代わりに、ピラミッドが飾られました。既に18世紀には大きな階段式のものが 作られ、教会には欠かせない存在となっていたそうです。 20世紀に入ると、庶民向けの販売を目的として、多くの工房で生産が始まり、 聖書物語の登場人物やクリスマス前の村の様子が、ミニチュアの人形で表現 されました。 これは、ドイツマインツの、クリスマス・ピラミッド。 クリスマス・グッズを買うには、プリンツヒヘン・ガルテンのような専門店や、 クリスマス・マーケットに開設されるお店を、覗くことです。 ドイツやオーストリアの各都市では、アドベントの期間に< ヴアイナハツマルクト WEIHNAHACHTS MARKT > が開催されます。日本の縁日のような雰囲気 ですが、屋台は木造の店舗であって、食べ物や土産ものが買えます。 ウイーンの12月、夜の冷え込みは厳しい。マーケットのイルミネーションは、 クリスマスツリーのオーナメントのように、キラキラと光輝いていました。 ホットワインやホットチョコレートで暖をとり、各店舗を見て廻るとまるで、 お伽の世界にいるような気持ちになりましたね。 日本の商業主義に毒されたクリスマスでなく、キリスト教に基づいたクリスマスを 迎える頃、現地の方々は心踊りながら、その日を楽しみに待っているのです。 今年1年間みなさんには、大変お世話になりました。 来る2024年がよい年になりますよう心から祈念して、今年最後のブログと させて戴きます。 == 来年につづく == ブログ村ランキング参加しています。 下の画像を応援クリックしてね。 ↓ にほんブログ村
2023.12.31
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にほんブログ村 ドイツ東部の小さな村、ザイフェンエルツの木工製品は、クリスマス・ オーナメントや素朴でぬくもりのある木製人形の製作で、昔からよく知られて いました。 この伝統工芸技術を継承し、いまや世界的に有名なのが、<CHRISTIAN ULUBRICHT 社>。くるみ割り人形、煙だし人形、オルゴール、クリスマス オーナメント、などを製作しています。 品川の高輪プリンツヒヘンガルテンで、同社の人形に出逢い、 皇子はその可愛さにたちまち魅入られてしまいました。 そして、お小遣いを貯めて収集した、煙だし人形の数々です。 サンタのおじいさん 可愛いお顔でしょう?! まるで、皇子みたいだにゃん。 ULBRICHT の登録商標 籠売りのおじいさん 背中にもいっぱい、籠を背負っているでしょう?! 農夫のおじさん さて、このお人形さん三体の共通なところ、なんだかわかりますか? そうです、みんなパイプをくわえて、いるのですね。これが、 < 煙だし人形 >の特徴なのです。 というのは、胴体部と脚部が分離し、このように三角形のお香を置きます。 下に見えるように、お香はいろいろな種類があります。 お香を焚いて、胴体部をかぶせます。 すると、口から煙がゆらゆらと。 まるで、パイプ煙草をすっているような。 皇子は、ストレスがたまると、これらのおじいちゃんの力をかりながら、 お香を焚いて瞑想にふけり、心身ともリラックスするのでごじゃりまする。 究極のアロマテラピー、 アラマ~~~~< 雅 >なこと。。。 ==つづく== ブログ村ランキング参加しています。 下の画像を応援クリックしてね。 ↓ にほんブログ村
2023.12.30
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にほんブログ村 ヨーロッパのガラス工芸品を紹介してきましたが、あと<ベネチアン・グラス > を忘れてはいけませんね。。 東西貿易の中心として栄えていたベネチア共和国は、東洋からの技術も取り 入れて、13世紀にガラス製造に乗り出しました。1291年、木造家屋による火災、 またガラス製造技術の他国への流出を避ける為、ベネチア共和国はガラス製造に かかわる総ての物と人を、ベネチアから約1キロ離れたムラーノ島に移住させた のでした。 ベネチア・グラスを< ムラーノ・グラス >と呼ぶ謂れが、ここに あります。 ベネチアン・グラスの特徴は、鉛を含まないソーダ石灰を使用しており、また コバルトやマンガンなどの鉱物を混ぜることによって、様々な色合いを表現する ことが出来ます。シャンデリア・花瓶・食器のようなものや、下のごとく ペンダント・トップやビーズ類の、アクセサリーもあります。 皇子が所有している、唯一のベネチアン・グラスが、この花瓶。 結婚式のお祝いに、おくさまの友人から贈られたものです。 残念ながら、経年劣化で今年の金婚式を待たずに、お亡くなりになって しまいました。 この花瓶のように、すぐひびが入り粉々に割れてしまうのではないか?と、多くの 人達が吾々の結婚生活行く末を、当時心配したものでした。 結婚生活は<よく、< 我慢の集大成 >と称されます。 めでたく今年金婚式を迎えられたのは、これもひとえにわての< ならぬ堪忍 するが堪忍 >の賜物。 あっ、おくさまが何か叫んでおります。 ( なに、馬鹿なこと言っているのよ!!私が我慢したから、ここまで続いた のでしょうが~!! ) はい・・・仰せの通りで、ごじゃりまする。 長い間ご苦労さま、そして有難うとの感謝気持ちを表し、徳島眉山天神社 さまに下記の色紙を書いて戴き、おくさまに進呈したのでありんす。 ==つづく== ブログ村ランキング参加しています。 下の画像を応援クリックしてね。 ↓ にほんブログ村
2023.12.29
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にほんブログ村 ウイーン駐在時チエコプラハ事務所長が、クラシックの大好きな方で皇子と 意気投合し、チェコフィルの定期演奏会があると声をかけてくれ、出張に かこつけてプラハをよく訪れました。 彼が、日本からのお客様に会社からのプレゼント用として用意していたのが、 チエコフイル クーベリック指揮スメタナの< わが祖国 >のCDと、 ボヘミアングラス。 私は客ではありませんから、ボヘミアングラスの仕入れ先から、花瓶とお皿を 彼に買ってもらい、有料でわけてもらいました。 よくボヘミアンガラスには、< PK >という文字が刻まれてます。 例えばPK500の<PK>とは、グラスカットのデザイン開発番号で、500 番目のカットパターンという意味。100年前のデザインであり、いまやその数は PK600を越えても、バランスそして輝きの美しさから、PK500に勝るものは ないと言われています。 プラハといえば、モーツアルトのかかわり合いを、忘れてはいけません。 モーツアルトはオーストリアザルツブルグで産まれ、35歳10ケ月という若さで 他界。しかしこの短い生涯で、プラハを3度訪れています。 特に彼の代表的なオペラ作品< フィガロの結婚 >は、当時イタリア オペラが流行っていたウイーンでなく、プラハでまず好評を博したのです。 また、< ドンジョバンニ >もモーツアルト自身の指揮で、プラハで 初演されました。 彼の生涯を描いた映画< アマデウス >のロケ地は、ベルトラムカを 初めとして、チエコ内で多く撮影されました。それでは、交響曲第38番 < プラハ >を聴きながら、美しいプラハの街を散策しておくんなまし。 プラハは、街の中心部をモルダウ川が流れ、古い街並みや建物が多く現存されて います。また、尖塔が沢山あることから、< 百塔のプラハ >とも呼ばれて います。 ==つづく== ブログ村ランキング参加しています。 下の画像を応援クリックしてね。 ↓ にほんブログ村
2023.12.28
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にほんブログ村 今回は、スワロフスキー( SWAROVSKI )の、クリスタルガラス 製品。 スワロフスキーは、オーストリアチロル州に、1985年に創立されました。 通常のクリスタルガラスは、酸化鉛の含有率が24%ですが、同社の場合は 最低 32%と多く、そのために光の反射によって、虹色に見えます。 ウイーン駐在時に購入したのが、このスワンちゃん親子。悠愛家家族構成に なぞらえて 3羽集めました。従来は動物のカット製品が多かったのですが、 最近はペンダント・トップのようなアクセサリーに力を入れており、有名 百貨店にはテナントとして、販売店を設けています。 ウイーンといえば、ハプスブルクの栄華と滅亡の歴史。 中世から20世紀初頭にかけて、欧州の大半を征したハプスブルク家の所領拡大は、 その婚姻政策にありました。< 戦争は他家に任せておけ。幸いなるオーストリア よ、汝は結婚せよ >との政略結婚によって。 ハプスブルク家のお姫さまの中で最も有名なのがマリア・テレジア ですが、その夫である神聖ローマ帝国皇帝フランツ1世シュテファンとの間に もうけた11人目の女の子が、あのマリー・アントワネットです。 1770年、フランスルイ15世と結婚し、1792年のフランス革命戦争において 捕えられ、1793年断頭台にて処刑されました。アントワネットの生涯は、 これまでも数々の映画で取り上げられています。 皇子はウイーン駐在中、単身赴任であったこともあり、19区の住宅街にある < ホテル カイザーフランツジョーゼフ >のアパートメントタイプの部屋を 借りていました。このホテルロビーに飾られていた、肖像画のお姫様の美しさに 魅了されたのでした。 彼女は、このホテルの名称にもなっている、オーストリア=ハンガリー帝国の王 フランツヨーゼフ1世の皇后、エリザベート。 身長 172cm、ウエスト 50cm、体重 50キロと、モデルのような体型で、 ヨーロッパ宮廷一の美しさと当時言われていたそうです。 ヨーロッパの歴史を、このような女帝を通してみていくのも、また面白いのでは ないでしょうか?! ==つづく== ブログ村ランキング参加しています。 下の画像を応援クリックしてね。 ↓ にほんブログ村
2023.12.27
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にほんブログ村 世界の雑貨シリーズとして、海外出張や本邦で買った商品を紹介しながら、 それにまつわる話を書いていきたいと思います。 第1回目は、スウエーデンのクリスタル工芸品、マッツ・ジョナサン。 130年の歴史を誇る、スウエーデンモロレスのガラス工房の彫刻職人、マッツ・ ジョナサンが起業。花・動物・人物の顔をモチーフとして作品は多岐に亘り、 現在では 650種類あるそうで、スウェーデン王室御用達。 リスちゃん ( 表 ) ( 裏 ) シロクマちゃん (表) (裏) 動物の表情を細部まで克明に刻んでいて、とても愛らしいクリスタルです。 息子の結婚式の引き出物に、式場にある一般的なものでは面白くないとして、 これを皇子が選択して贈りました。 バンビちゃん ( 表 ) ( 裏 ) スウェーデンという国は、日本人にあまりなじみのない国で、知られているのは 家具メーカーの<イケア>とか、自動車メーカーの<SAAB サーブ> ぐらいでしょうか? 一番身近なのが、ダイナマイト発明者 アルフレッド・ノーベルの遺言に基づく ノーベル賞。 ノーベル賞のパロデイー版ともいうべき、< イグ ノーベル賞 >と いうのがある事を、皆さん知っていましたか? 人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究に対して与えられる賞で、1991年に 創設されました。 < IG NOBEL >の IGとは、否定を表す接頭辞で、 英語の不名誉なという意味の< IGNOBLE >にかけています。 受賞式は、毎年10月皇子の母校である、ハーバード大学サンダーズ・シアターで 行われます。 受賞者の旅費・滞在費は自己負担、授賞式の講演では聴衆から笑いをとることが 要求されているそうです。受賞者は、1本の長いロープにつかまり1列になって ぞろぞろ登壇し、引率されている幼稚園児のパロデイーであることが、聴衆の 笑いを誘います。 日本人の受賞者の中で、皆さんも知っておられるのは、あのドクター中松 こと中松義郎。< 34年間自分の食事を撮影し、食べたものが脳の働きや体調に 与える影響 >の研究に対し、2005年栄養学賞が授与されました。 皇子のこのブログも、< 2024年 イグ ノーベル文学賞 >の選考対象に なっているそうなので、ブロ友のみなさま応援ポッチかた宜しくお願いしますね。 でもね・・・ 受賞しても、旅費や滞在費が捻出できないから、クラウドファンデイングで やるしか、にゃ~~い!!! ==つづく== ブログ村ランキング参加しています。 下の画像を応援クリックしてね。 ↓ にほんブログ村
2023.12.26
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にほんブログ村 こんな雑貨いかが?シリーズも、今回が最終回。 最後はみなさんがお好きな、オチャケに係る小物でしめましょうかね。 まずはイギリスで手に入れた、ワインのコルク栓。 そして、アメリカで手に入れたオリーブちゃんのプラスチック栓、兼 ワインサーバーだす。 お酒は、お料理をおいしく食べる友。日本料理には日本酒、そして お肉料理には赤ワイン。 ところが、ところが・・・ わては、下戸なんだす。 といっても、ワインの赤だけは、すこしたしなめます。 その下戸のソムリエ皇子が、いまはまっているワインがこれ。 シャトー・モン・ペラ ルージュのヴィンテージ2015年もの。 メルロー80%、カベルネフラン15%、カベルネソーヴィニヨン5%という、 ブドウのコンビネーション。 この価格で、すべてにオークの新樽を100%使用し、12ケ月の熟成後 リリース するというしろもの。 皇子は多くのワインをなめましたが、3000円以下のワインでは、これが 一番美味しい!!!と格付けしました。あのパーカーさんも、 皇子ワインの味わかるんじゃん、と絶賛!!!! 最近ウイスキーも、ハイボールの形で復活したとの話を、聞いています。 これは、アメリカで手に入れた、観光地お土産用のワンショット・ グラス。 このシリーズ、いかがでしたか? まだまだ面白い雑貨はありますが、一応ここでこのシリーズは終了とさせて 戴きます。長い間お付き合い戴きまして、ありがとうございました。 = おちまいなのだ、ワン = ブログ村ランキング、参加しています 下の画像を応援クリックしてね。 ↓ にほんブログ村
2020.05.25
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にほんブログ村 ラス前は、近くて遠い国、< 韓国 >。 歴史的な問題からくる、反日感情は韓国民の間に根強く残っており、李明博 大統領の竹島上陸や天皇謝罪要求、そして最近では慰安婦問題をめぐり、 日韓関係は過去最悪の状況。 かって日本では、2003年4月~9月NHKBS2で放映された、韓国のテレビ ドラマ< 冬のソナタ >が、2004年に再放送され大ブームを引き起こし ました。 主人公演じるペ・ヨンジュンに、中高年の女性が熱をあげて、< ヨンサマ ブーム >を引き起こしました。 その傾向は、現在も引き継がれており、ヨンサマ似のサン様、 悠愛皇子も日本ブログ界の熟女達から熱い視線を、いまだに送られている のだす。 2005年には、歴史ドラマ< 宮廷女官 チャングムの誓い >が 人気を呼び、50代の男性を巻きこんで< 韓流ブーム >が続きました。 愛憎が織りなす日韓関係ですが、皇子が韓国に出入りしていたのは、1979年代の ことでした。お土産に買ってきたのが、示範窯< 東国窯 >の 象嵌青磁の壺。 12世紀に、高麗の陶工が初めて完成した磁器が、< 象嵌青磁 >。 青磁そのものは中国で生まれたものですが、象嵌青磁は韓国で開発された 磁器です。 日本での磁器の製作は、17世紀に九州地方で韓国の陶工によって始まり、 それから日本独自の焼き物が発達しました。 そういえば、皇子が韓国に出張し出国しようとした1979年10月2日、当時の 朴正煕大統領が暗殺されたのです。外国人の出国は一切認めれらず、 いったんソウル市内に戻って、翌日やっと出国が許可となった、想い出が あります。 = つづく = ブログ村ランキング、参加しています 下の画像を応援クリックしてね。 ↓ にほんブログ村
2020.05.24
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にほんブログ村 わてが海外出張で訪問した国は 70ケ国弱。多くの人々と商売をしてきま したが、どうしても好きになれなかったのが、中国でした。 当時は今のように近代化されておらず、商売の交渉相手は公司という役所。 中国は日本以上の官僚主義で、個人の意見などありえず、合議の上後日回答と いうもの。また信義などなく、朝令暮改が日常茶飯事で、国際的な商慣習など 無視されました。 この根底にあるのが、中国が宇宙の中心であり、その文化・思想が神聖と自負 する考え方で、漢民族が古来から持ち続けた自民族中心の< 中華思想 >。 まさに傲慢なその態度は、現在になっても一つも変わらず、チベット、 ウイグル、東シナ海ガス油田、尖閣諸島問題など、どれをとっても読みとれます。 中国人を嫌いとする日本人は皇子だけでなく、内閣府の世論調査でも 80.6%が嫌いとしています。 中国や中国人が嫌いとしても、日本が中国の文化から多くのものを、学んだ ということは忘れてはいけません。その中の一つが、<七宝焼>。 中国では、< 琺瑯 ( ほうろう ) >とも言われます。 七宝焼とは、金属工芸の一種で、金・銀・銅・鉄などの金属の下地に、 < 釉薬(ゆうやく) >を乗せたものを、摂氏 800度前後の高温で焼成 します。 溶けた釉薬によって、ガラス様あるいはエナメル様の、美しい彩色が施されます。 そしてもう一つ、中国天津で手に入れたのが、段通の玄関マット。 段通(だんつう)は、もっとも歴史の古い手織りカーペットです。 その製法は、地経糸にパイルを結び、これを1本1本カットしながら織っていく ものです。 屋内敷物用織物のうち、手織りの高級品の称。地糸に麻糸や綿糸を使い、羊毛 などの毛を結びつけて立毛にし、さらに各種の色糸を織り込んで模様を表し ています。 パイルの結び方には2つあり、1つはペルシャ緞通に代表される「センナ結び」、 1つはトルコのヘルケシルク緞通に代表される「ギョルデス結び」があります。 基本的にはこの2つのいずれかで織られています。 段通は通常、単位面積あたりのパイル数が多いほど手間がかかり、また繊細な 柄を作る事が出来るのです。パイルの一方を引っ張っても結びが堅くなるだけで 抜けない組織になっています。 また、製造技術に熟練を要すること、量産できないこと、耐久性が大変優れて いること、色、柄が繊細であること等、現在では美術工芸品的な意味合いを もったカーペットです。 = つづく = ブログ村ランキング、参加しています 下の画像を応援クリックしてね。 ↓ にほんブログ村
2020.05.22
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にほんブログ村 旅に何を求めるのか人さまざまですが、一般的に歴史であればヨーロッパ、 広大な自然であればアメリカではないでしょうか? アメリカには、広大な自然がおりなす国立公園が、いたるところにあります。 人気順にいくと、1位 イエローストーン、2位 ヨセミテ、3位 グランド・ キャニオン、4位 グレーシャー、 5位 グランド・テイートン、6位 ザイオン 、7位 プライス・キャニオン。 ある夏家族と、ラスベカスでレンタカーして、ヨセミテ、グランド・ キャニオン、ザイオン、プライスキャニオンをめぐる、旅に出たことがあり ました。 グランド・キャニオンは、コロラド高原がコロラド川の浸食によって、 削り出された渓谷で、現在のような形になったのは、約200万年前だそうです。 その断崖は、平均深さ1200メートル、長さ446キロ、幅は6キロ~29キロにも 及ぶもの。 グランドキャニオンの観光の中心はサウスリムで、標高2000メートルの処に あります。宿泊施設も6ケ所あり、ここにも1泊しました。 渓谷観光ヘリコプターに乗ったり、周辺を散策したのですが、高度恐怖症 の皇子にとっては、目もくらむ絶景ばかりで・・・・ ここで買い求めたのが、< CHIME TREE >。ハンドメイド陶器製の いわゆる風鈴。 これをつるしておくと、下の5枚の陶器が風に揺れてお互いにぶつかり、快い音を 響かせます。 違うカラーバージョン。これらも共に、キリバン賞品として、ブロ友さんに プレゼントしました。 日本でも各地で、金属・ガラス・陶器などの様々な材質・形状の、風鈴が あります。特に有名なのは、岩手県の南部鉄器による、< 南部風鈴 >や チリチリチリンと鳴る、ガラス製の< 江戸風鈴 >。 冷房のなかった時代には、軒下に吊った風鈴の音を聴くことで、涼しの風情を 感じたのでしょうね。風鈴、団扇・ブタの置物の中の蚊取り線香・蚊帳など、 日本の夏の風物詩が最近見られなくなったことは、ちょっと寂しい気が します。 風鈴の 音色もどりた エコの夏 < 悠愛皇子 > = つづく = ブログ村ランキング、参加しています 下の画像を応援クリックしてね。 ↓ にほんブログ村
2020.05.21
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にほんブログ村 海外旅行や出張で、短期間に長距離移動をすると、誰もが<時差ぼけ> に悩ま されます。その意味で、<時差>のないニュージーランドは、体調の調整 が難しくない国でした。 当時、皇子は三国取引の担当で、ニュージランドの製材をサウジアラビアに 販売 していたのです。工業製品とは違い、木材の場合は検寸( 製品が契約 通りの サイズで、出荷されているかのチェック)やら、船済みの立ち合い を現地で必ずやりました。 出張期間が10日から2週間という長期に亘るので、必ず土日が入ります。 そこで土日を利用して現地のツアーに参加し、観光旅行を楽しんだもの でした。 ニュージランドにイギリス人が入植するまでは、マオリ族というポリネシア系 の 原住民がいました。 今でも、全人口の2割程度がマオリ族の子孫です。 マオリの戦士が戦いの前に踊る民族舞踏であるハカを、ラグービーのナショナル チームであるオールブラックスが、試合前に踊る姿をラグービーワールド カップ放映時に、見た方も多いのでは・・・ 昔のマオリ族が描いた絵の壁掛けを、その時手に入れましたが、日本で これを保有している人は、まずいないであろうという お宝ものです。 部分拡大 部分拡大 これらの壁掛けもキリバン賞品として太っ腹の皇子は供出し、いまは ブロ友さんの手元にあるはずです。 ある出張の時、船積みを予定した船の入港が大幅に遅れ、現地はイースター 休暇に入ってしまいました。仕事も出来ずに身動きのとれない状態。そこで これ幸いと、ニュージランドの南の島ツアーに参加し、マウント・クック やクライストチャーチを観光したのです。 マウント・クックは3,754メートル、ニュージーランドの最高峰。 セスナでの周遊フライトが、楽しかったでしたね。この旅行で買ったのが、 中央に革細工が貼ってある、木製の盆。 部分拡大 出張の時、勿論家族の為に、必ずお土産を買ってかえりました。 ところが、このシリーズで掲載している雑貨は、自分の為に買ったものだけに、 鮮明に覚えているのですが、家族への土産は全く記憶にありません・・ = つづく = ブログ村ランキング、参加しています 下の画像を応援クリックしてね。 ↓ にほんブログ村
2020.05.19
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にほんブログ村 吾々は北半球の小さな島国に住んでいるだけに、南半球特に南米やアフリカは 距離的に、行くには遠すぎます。南米で出張で訪れた国は、ヴェネズラ・ ブラジル・アルゼンチン・ボリビア・チリの 5ケ国。 チリは日本のように南北に細長い国ですが、北から南までの総延長は 4,630 キロと、比較にならないほど広大。1818年スペインから独立し、公用語は いまでもスペイン語となっています。 小学校の社会科教科書で習ったように、輸出品目の第一位は銅で、後有名な ものはワイン・サーモン・木材・パルプでしょうか。特に、チリカベといって チリ産カベルネソーヴィニヨンのワイン輸入が増えています。 その時に買い求めたのが、この壁掛けの木工装飾品。 植民地時代の住居を模して、手作りで製作されたものですが、瓦一枚をとっても、 精巧に出来ています。40cmX 60cmとかなり大きいもので、これを機内 持ち込みで地球の裏側から、大事に持って帰ってきた皇子の執念には、 おくさまも舌を巻いておりやした。 これは、アルゼンチンのステーキハウス < LA CABANA >の ナイフ。 ステーキを切る時使用した自分のナイフを、お土産としてくれたのです。 銃刀法の持ち込みが厳しく制限され、髭剃り用カミソリでも不可の現在では、 このようなものを持ち帰ることは難しいのでしょうね。 牛肉を丸焼きにしたブロックを、このように小分けして、テーブルの同席者と 食べます。お味のほどは覚えておりませんが、霜降り和牛のステーキには遥かに 及ばぬものであることは、間違いないでしょう。 = つづく = ブログ村ランキング、参加しています 下の画像を応援クリックしてね。 ↓ にほんブログ村
2020.05.18
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にほんブログ村 皇子がモスクワに足を運んでいた時は、まだソビエト連邦の時代。 お土産に買ったのが、サモワールのミニチュア陶器とマトリョーシカ 人形でした。 サモワールは、ロシアやその他スラブ諸国、イラン、トルコなどで湯を 沸かす為に、伝統的に使用された金属製の容器。 沸かした湯は、紅茶( ジャムのはいった甘い )を入れるのに利用される為、 上部にはテイーポットを固定して保温する為の機能が、備わっています。 マトリョーシカはみなさんご存知のごとく、ロシアの木製人形。 人形の中に少し小さな人形が入っていて、人形が次々と出てくる< 入れ子 > 構造になっています。 それでは、今日はロシア料理でも食べに行きましょうか?! グルジアの赤ワインと、はと麦と緑のサラダ フロシキではなくて、 ピロシキ ボルシェビキでなくて、ボルシチスープ スモークサーモンときのこのキッシュ 小エビと豆乳のつぼ焼き 炒った大豆を挽いた<きなこ>と香ばしい黒ゴマを、パン生地 に練り込んだものが、壺に被っています。 デザート ロシア料理店では、< バラライカ >が有名ですが、このお店には初めて 行ってみました。お値段もリーゾナブルで、ランチには丁度いいお店でしたね。 = つづく = ブログ村ランキング、参加しています 下の画像を応援クリックしてね。 ↓ にほんブログ村
2020.05.13
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にほんブログ村 誰もが一度は行ってみたい国、それはスイス。 ところが、観光立国の為弊社事務所などないことから、出張で訪れる機会も なかなかありませんでした。 しかし欧州出張の折に、せめてレマン湖だけでも見て見たいと、我儘な お取引先の部長の意向を汲んで、1泊でジュネーブを訪問したことが ありました。 しかしスイスの魅力は、なんといっても雪を抱く山々と裾野一面に広がる、 アルプスの風景。 レマン湖の畔で散策しても、なんの意味もなかった、スイス訪問でした。 記念に購入した、スイスの小さな想い出の雑貨は・・・ ドイツ、オーストリア、スイスなどドイツ語が使われる国では、よく マルクト広場という言葉を耳にします。市場を意味するMARKTが、市街地 の広場の固有名詞となっているのです。教会・市庁舎・ギルドハウスなどが、 広場を取り囲んでいます。 この広場には、露天商のお店が開いていたり、特定の日には市がたって、とても 賑わいます。オーストリアの何処の都市か忘れましたが、広場の露天商から 買った可愛い、魔女の宅急便。 = つづく = ブログ村ランキング、参加しています。 下の画像を応援クリックしてね。 ↓ にほんブログ村
2020.05.12
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にほんブログ村 ピエロといえば、イタリアで手にしたこんな小物も。 メモや書類止めとして、マグネットで冷蔵庫の扉に・・・ イタリアは、現役の時数度ミラノを訪れました。 しかし仕事での出張ですから、弊社の事務所と取引先との往復だけで、観光など 一切したことがありませんでした。 そこで退職後2013年に、結婚40周年記念行事として、おくさまと イタリア観光旅行に。カトリック教会の壮大さ・華麗さに、ただただ感動すると 共に、イタリアの面白さを改めて知らされたものでした。 この旅行で、美味しかった料理が、フィレンツェで食したビステッカ。 これを炭焼きしますよと、シェフがみんなに見せるわけです。香港の海鮮 料理店でもいけすの立派な蟹などを見せますが、人を騙すのが得意な中国人、 実際に料理されて出てくるものは、別物が多いのですが。 実際に出てきたビステッカ。骨についているお肉が、一番美味しいとのこと。 炭焼きの香ばしい香り、そして柔らかい牛肉。 これは絶品のお味!!!! 有名なテノール歌手、パバロッテイ・ブランドのミネラルウオーター カプチーノ = つづく = ブログ村ランキング、参加しています。 下の画像を応援クリックしてね。 ↓ にほんブログ村
2020.05.07
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にほんブログ村 イタリアの最北端、オーストリアとの国境に近いチロル地方に、木彫 製品メーカー の< DOLFI ドルフィ >社があります。この地方の文化や気質は、 イタリアよりドイツに近く、伝統的に木工製品の盛んな地域。 クリスマスに因む人形や、シナの木製3Dパズルそしてクリスタル・ベル が有名。 ( 人形の底に、ドルフィ社のマーク ) クリスタルベルとは、このような小さな木彫りの人形が、クリスタルの ベルの中に吊り下げてあります。ベルを振ると、中の人形が踊り、とても可愛い 音を鳴らすんですよ。 装飾品としての他、レストランやショップのカウンターの呼び鈴としても活用 されています。 そして、ピエロの陶器人形が乗っている、オルゴール。 派手な衣装と化粧をし、サーカスなどに登場するコメデイアンのことを、 < クラウン >と呼びますが、日本では< ピエロ >と称します。 中世のヨーロッパでは、特権階級が城内に道化としての従者を雇っていて、 < 宮廷道化師 >と呼ばれていました。一般的に、小人症や身体的な障害者 を持っていた者が多く、人々の笑い物としての対象でした。 ( 陶器製 ピエロ達の音楽隊人形 ) 正確にいうと、ピエロはクラウンの一種であり、メイクに涙マークがつくと、 ピエロと言われるそうです。涙のマークは、馬鹿にされながら観客を笑わせて いますが、そこに悲しみがあるのだという意味だとのこと。 < 道化師 >といえば、ヴェルデイ円熟期の傑作オペラ<リゴレット>。 マントヴァ公爵の道化師である、みにくいリゴレットは最愛の娘、ジルダを公爵に 慰み物にされてしまいます。 リゴレットは公爵に復讐の為、殺し屋スパラフチーフに、公爵暗殺を依頼。 しかし、公爵を愛していたジルダは公爵の身代わりとなって、スパラチーフに 殺されるという悲劇。 この場面は、居酒屋の中でスパラフチーレの妹、マッタダレーナを口説 くマントヴァ公爵。家の外で公爵の不実な姿に嘆くジルダと、復讐の思いを つのらせるリゴレット。オペラ最大の見せ場、4人それぞれの異なる思いを、 綴った四重唱へと繋がっていきます。 醜悪な外見に隠されているほこり高い人間性、父娘の情愛、運命に突きうごかさ れるように、悲劇に向かっていくそのストーリーは、ベルデイの作品の中でも 傑作のひとつに数えられています。 = つづく = ブログ村ランキング、参加しています。 下の画像を応援クリックしてね。 ↓ にほんブログ村
2020.05.06
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にほんブログ村 さて、今回はギリシア。 ギリシアといえば、呪われた2020東京五輪、オリンピックの発祥の地。 そして、有名なのがこのパルテノン神殿。アテネのアクロポリスの丘に 建つ、古代ギリシアの女神アテナ・パルテノスを祀る神殿。 ところが、いまやギリシアといえば、財政破綻国家の方が、有名となって しまいました。国民の2割が公務員ですから失業はなし、しかも58歳定年で定年 後も、給与の80%以上の高額年金が、生涯保障されるというお役人天国。 観光以外主たる税収がないわけですから、かように国民にばらまけば、財政破綻 に陥るのは当然。 皇子にとってギリシアといえば、中東長期出張中に知りえた、中東駐在員の 緊急避難場所であるということ。以前もブログで書いたように、中東は イスラムの戒律上禁酒で、夜の歓楽街もないことから禁女。 従って、欲求不満に陥る中東の駐在員には、< 生理休暇制度 >という のがあり、特別休暇取得の上ギリシアで日頃の鬱憤をはらします。そして、また 酷暑の中でこき使われるという、アメとムチの弊社の人事制度があったの でした。 重要取引先の部長に同行の上、ある時ギリシアを訪問しました。 彼の出張にはゴルフと観光のアレンジが恒に必要で、今回は彼のたっての希望で エーゲ海のミコノス島に、一泊で行きました。 コバルトブルーの海に白亜の建築物、そしてかような風車など、絵になる風景が そこにはいっぱいありました。ミコノス島は、アテネから南東へ約155キロほど 離れた処にある島で、観光地・リゾート地・そしてホモちゃん達の集合地として 有名です。 さ~~て、そんなギリシアで手に入れた雑貨は? 壁飾り用銅版画。なんとも皇子に相応しい、メルヘンチックな絵柄 でしょう?! 三段腹、いんや太っ腹の皇子は、これをキリバンの賞品に提供。 今は、ブロ友さんのどなたかの手元に、あるはずです。オークションで転売 してない限り・・・ = つづく = ブログ村ランキング、参加しています。 下の画像を応援クリックしてね。 ↓ にほんブログ村
2020.05.03
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にほんブログ村 皇子が家族と海外旅行をする時は、パックではなく恒に自由旅行でした。 朝早く出発し、ベルトコンベヤーに乗せられたごとく、スケヂュールに追いまく られる、パック旅行が好きくなかったのです。 ただし現地では、ツアーパックに参加して、効率のよい観光をする時もありま した。ロンドンでは市内観光ツアーを、ホテルで申し込みました。 バッキンガム宮殿 での衛兵交代見物は、どのツアーコースにも組み 込まれています。 バッキンガム宮殿前を行進するグレナディアガーズ。GRENADIER GUARDSとは、イングランドの近衛歩兵連隊。 近衛歩兵各大隊には、ドラム隊もあります。そして、スコッツガーズとアイリッ シュガーズには、パイブ隊も置かれています。 ロンドンで買った、兵隊さんのフィギュアリン。 現地のツアーに参加すると、観光案内は英語ですが、驚いたことに総て < 自己責任・自己解決 >という決まりがあるのです。 すなわち観光場所に到着し、何時に集合ですよとガイドさんから、案内があり ます。その時間までに集合しないのは、ツアー客の方が悪いとして、バスは 客をほったらかしにして、次の観光場所へと出発してしまうのです。日本での ツアーバスは、出発前にガイドさんがツアー客の人数を必ず確認し、一人でも いなければ大騒ぎとなりますよね。 バッキンガム宮殿で、衛兵の交代式を見ることになりました。 ロンドンのツアーガイドさんは、日本のような旗ではなくて、折り畳み傘を そのツアー一行の目安として、先導していきます。写真が好きな皇子は衛兵を追い 掛けながら、撮りまくっているうちに、その一行からはぐれてしまったのです。 多くのツアー客がいて、ガイドさんの折り畳み傘のお花畑。旗なら わかり安いのですが、同じような傘では皆目見当がつきません。なんとか集合 場所に辿りつくと、バスは既に出発していたのでした。 次の観光場所は知っていましたので、タクシーを拾ってその場に行き、再び 合流した次第。総てが< 自己責任・自己解決 >という欧米の 理念は、こんなところにもあるのでしたあ~~~!! = つづく = ブログ村ランキング、参加しています。 下の画像を応援クリックしてね。 ↓ にほんブログ村
2020.05.02
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にほんブログ村 ( このナプキン立て、だれのだ? ) ( おらんだ・・・ ) 今日はオランダの雑貨。まずはオランダの街並みを模した、陶器製ナプキン 立て。 オランダは、江戸時代鎖国下でも、欧州諸国の中で外交関係が維持された唯一の 国。当時オランダからの学問・技術は< 蘭学 >と呼ばれ、幕末から明治 維新に向けての、日本の下地を形成したものでした。 オランダのデルフト及びその近辺で、16世紀から生産されている陶器が < デルフト焼き >。白色の釉薬を下地にして、スズ釉薬を用いて 彩色絵付けされています。 デルフト焼きの人形で有名なのが、この< キス人形 >。 東日本大震災時、ころげ落ちて別れ離れになりましたが、ボンドで接着して 仲直り。 オランダといえば木靴がありますね。現在は農家が< 安全靴 >として、利用 しているだけだと。 この木靴の、土産用ミニチュア品。 オランダに行かなくても、長崎佐世保市にあるハウステンボスで、これら の雑貨は購入出来ます。ハウステンボスとは、オランダ語で< 森の家 >との 意味。 オランダの街並みを、152ha( 46万坪 )という東京デズニーリゾート と同規模の広大な土地に再現した、テーマパーク。1992年に開園しましたが、 二度の倒産を経て2010年 HISの子会社となって、やっと経営が安定しました。 HISが買収前に、一度訪れたことがありますが、ここで泊るなら< ホテル ヨーロッパ >がお薦め。 アムステルダムにある100年の伝統を誇る 同名ホテルを再現し、328の部屋数を保有し内海を持っていることから、カナル クルーザーでホテルにチェックイン出来ます。 場所柄韓国に近いこともあり、韓国の修学旅行生の団体が多かったですね。 私に近づいてきた、女子高生が( ARE YOU A JAPANESE MOVIE STAR ? ) と尋ねながら、サインを求められたのでありまする。 = つづく = ブログ村ランキング、参加しています。 下の画像を応援クリックしてね。 ↓ にほんブログ村
2020.04.30
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にほんブログ村 ドイツの< ロマンチック街道 >という名前を聞いた方も多いかと 思います。 ヴェルツブルクからフュッセンまでの366キロ、街道沿いには、ローテンブルク・ デインケースビュール・アウスブルク、ノイシュヴァンシュタイン城、ホーエン シュヴァンガウ城などがあり、ドイツでは最大の観光ルート。 かってレンタカーで家族と共に、この街道を走ったことがありました。 その中でもローテンブルクは、お伽の国のような街並みで、是非みなさん にも一度行って戴きたい処です。 なぜなら、石畳の歩道そして木組みの建造物など、中世さながらの光景 が、旧市街地にあるからです。 その旧市街地の中央部にあるお店が、< Kathe Wohlfahrt(ケーテ・ヴォルファールト) >。1年中 クリスマスグッズが買えるという、 楽しいショップです。 ここで木製のオルゴールを、その時に買い求めました。 横から 上から 裏に販売店名、ケーテ・ヴォルファールトと製造番号シリアル・ナンバーが 記されています。 = つづく = ブログ村ランキング、参加しています。 下の画像を応援クリックしてね。 ↓ にほんブログ村
2020.04.28
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にほんブログ村 今日ご紹介する雑貨は、クリスマス・ピラミッド。 キャンドル風車とも呼ばれ、煙だし人形同様に高輪のプリンツヒヘンガルテンで、 購入したもの。 尚、プリンツヒヘンガルテンそのものは現在もありますが、クリスマスグッヅ 関係のショップは、軽井沢に移転し<マイスター軽井沢>として、営業して いるそうです。 4ケ所にロウソクを立て火を灯すと、熱された空気の上昇気流で、上部に取り つけてある羽根( プロペラ )が回転します。これによって、中心部の人形 たちがメリーゴーランドのように、ゆっくりと廻り始めます。 前回に紹介しました、ドイツエルツ山脈地方では、古くからクリスマス・ツリーの 代わりに、ピラミッドが飾られました。既に18世紀には大きな階段式の ものが作られ、教会には欠かせない存在となっていたそうです。 20世紀に入ると、庶民向けの販売を目的として、多くの工房で生産が始まり、 聖書物語の登場人物やクリスマス前の村の様子が、ミニチュアの人形で表現 されました。 これは、世界一の規模を誇るドレスデンの、クリスマス・ピラミッド。 このようなクリスマス・グッズを買うには、プリンツヒヘン・ガルテンのような 専門店や、クリスマス・マーケットに開設されるお店を覗くこと です。 ドイツやオーストリアの各都市では、アドベントの期間に< ヴアイナハツマルクト WEIHNACHTMARKT > が開催されます。日本の縁日のような雰囲気 ですが、屋台は木造の店舗であって、食べ物や土産ものが買えます。 ウイーンの12月、夜の冷え込みは厳しい。マーケットのイルミネーションは、 クリスマスツリーのオーナメントのように、キラキラと光輝いていました。 ホットワインやホットチョコレートで暖をとり、各店舗を見て廻るとまるで、 お伽の世界にいるような気持ちになりましたね。 日本の商業主義に毒されたクリスマスでなく、キリスト教に基づいたクリスマス を迎える頃を、現地の方々は心踊りながらその日を、楽しみに待っているのです。 = つづく = ブログ村ランキング、参加しています。 下の画像を応援クリックしてね。 ↓ にほんブログ村
2020.04.24
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にほんブログ村 ドイツ東部の小さな村、ザイフェンエルツの木工製品は、クリスマス・ オーナメントや素朴でぬくもりのある木製人形の製作で、昔からよく知られて いました。 この伝統工芸技術を継承し、いまや世界的に有名なのが、<CHRISTIAN ULUBRICHT 社>。くるみ割り人形、煙だし人形、オルゴール、 クリスマスオーナメント、などを製作しています。 品川にある高輪プリンツヒヘンガルテンで、同社の人形に出逢い、 皇子はその可愛さにたちまち魅入られてしまいました。お小遣いを貯めて収集 した、煙だし人形の数々です。 サンタのおじいさん 可愛いお顔でしょう?! まるで、皇子みたいだにゃん。 ULBRICHTの登録商標 籠売りのおじいさん 背中にもいっぱい、籠を背負っているでしょう?! 農夫のおじさん さて、このお人形さん三体の共通なところ、なんだかわかりますか? そうです、みんなパイプをくわえて、いるのですね。これが、<煙だし人形> の特徴なのです。 というのは、胴体部と脚部が分離し、このように三角形のお香を置きます。 上の画像のようにお香は、いろいろな種類があります。 お香を焚いて、胴体部をかぶせます。 すると、口から煙がゆらゆらと。 まるで、パイプ煙草をすっているような。 皇子は、ストレスがたまると、これらのおじいちゃんの力をかりながら、お香を 焚いて瞑想にふけり、心身ともリラックスするのでごじゃりまする。 究極のアロマテラピー、 あらま~~~~< 雅 >なこと・・・ = つづく = ブログ村ランキング、参加しています。 下の画像を応援クリックしてね。 ↓ にほんブログ村
2020.04.23
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にほんブログ村 ヨーロッパのガラス工芸品と言えば、あと< ベネチアン・グラス > を忘れてはいけませんね。 東西貿易の中心として栄えていたベネチア共和国は、東洋からの技術も取り 入れて、13世紀にガラス製造に乗り出しました。1291年木造家屋による火災、 またガラス製造技術の他国への流出を避ける為、ベネチア共和国はガラス製造に かかわる総ての物と人を、ベネチアから約1キロ離れたムラーノ島に移住 させたのでした。 ベネチア・グラスを< ムラーノ・グラス >と呼ぶ謂れが、ここに あります。 ベネチアン・グラスの特徴は、鉛を含まないソーダ石灰を使用しており、また コバルトやマンガンなどの鉱物を混ぜることによって、様々な色合いを表現する ことが出来ます。 シャンデリア・花瓶・食器のようなものや、下のごとくペンダント・トップや ビーズ類の、アクセサリーもあります。 皇子が所有している、唯一のベネチアン・グラスが、この花瓶。 結婚式のお祝いに、妻の友人から贈られたものです。 そういえば、4月19日が結婚記念日で、なんと47周年。あと3年で、金婚式 でごじゃりまする。 結婚生活は< 我慢の集大成 >と称されるがごとく、お互いにここまで よく我慢したものだと。結婚当初、< このカップルは、すぐ別れる >と、周囲 では噂していましたが、なんとかここまでは持ちこたえたようです。 これもひとえに、皇子の< ならぬ堪忍、するが堪忍 >の賜物。 あっ、おくさまが何か、叫んでおります。 ( なに、馬鹿なこと言っているのよ!!私が我慢したから、ここまで続いたの でしょうが~!! ) あはっ・・・仰せの通りで、ごじゃりまする。 長い間ご苦労さま、そして有難う!!!!! = つづく = ブログ村ランキング、参加しています。 下の画像を応援クリックしてね。 ↓ にほんブログ村
2020.04.21
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にほんブログ村 ウイーン駐在時チエコプラハ事務所長が、クラシックの大好きな方でした。 大学の先輩でもあったことから皇子と意気投合し、チェコフィルの定期演奏会が あると声をかけてくれ、出張にかこつけてプラハをよく訪れました。 彼が、日本からの来訪客へのプレゼント用として用意していたのが、チエコフイル クーベリック指揮スメタナの< わが祖国 >のCDと、ボヘミアン グラス。 皇子は客ではありませんから、ボヘミアングラスの仕入れ先から、花瓶とお皿を 彼に買ってもらい、有料でわけてもらいました。 よくボヘミアンガラスには、< PK >という文字が刻まれてます。 例えばPK500の< PK >とは、グラスカットのデザイン開発番号で、500番目 のカットパターンという意味。 100年以上前のデザインであり、いまやデザイン数は PK600を越えましたが、 バランスそして輝きの美しさから、PK500に勝るものはないと言われています。 プラハといえば、モーツアルトのかかわり合いを、忘れてはいけません。 モーツアルトはオーストリアザルツブルグで産まれ、35歳10ケ月という若さで 他界。 しかしこの短い生涯で、プラハを3度訪れています。特に彼の代表的なオペラ作品 <フィガロの結婚>は、当時イタリアオペラが流行っていたウイーン でなく、プラハでまず好評を博したのです。また、<ドンジョバンニ>も モーツアルト自身の指揮で、プラハで初演されました。 彼の生涯を描いた映画< アマデウス >のロケ地は、ベルトラムカを 初めとして、チエコ内で多く撮影されました。それでは、交響曲第38番 < プラハ >を聴きながら、美しいプラハの街を散策しておくんなまし。 プラハは、街の中心部をモルダウ川が流れ、古い街並みや建物が多く 現存されています。また、尖塔が沢山あることから、< 百塔のプラハ >とも 呼ばれています。 = つづく = ブログ村ランキング、参加しています。 下の画像を応援クリックしてね。 ↓ にほんブログ村
2020.04.20
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にほんブログ村 今回は、スワロフスキー( SWAROVSKI )の、クリスタルガラス 製品。 スワロフスキーは、オーストリアチロル州に、1895年に創立された製造会社。 通常のクリスタルガラスは、酸化鉛の含有率が24%ですが、同社は最低 32%と 多く、そのために光の反射によって虹色に見えます。 ウイーン駐在時に購入したのが、このスワンちゃん親子。悠愛家に なぞらえて3羽集めました。動物のカット製品が多かったのですが、最近は ペンダント・トップのようなアクセサリーに力を入れており、有名百貨店には テナントとして、販売店を設けています。 ウイーンといえば、ハプスブルク家の栄華と滅亡の歴史。中世から20世紀 初頭に かけて、欧州の大半を征したハプスブルク家の所領拡大は、その婚姻政策 にありました。< 戦争は他家に任せておけ。幸いなるオーストリアよ、汝は 結婚せよ >との政略結婚によって。 ハプスブルク家の王妃中で最も有名なのがマリア・テレジアですが、 その夫である神聖ローマ帝国皇帝フランツ1世シュテファンとの間にもうけた 11人目の女の子が、あのマリー・アントワネットです。 1770年、フランス王ルイ15世の皇太子、ルイ(後のルイ16世)と結婚。1792 年、フランス革命戦争において捕らえられ、1793年断頭台にて処刑されまし た。アントワネットの生涯は、これまでも数々の映画で取り上げられています。 皇子はウイーン駐在中、単身赴任であったこともあり、19区の住宅街にある < ホテル カイザーフランツジョーゼフ >のアパートメントタイプの部屋を 借りていました。このホテルに飾られていた、肖像画の御姫様の美しさに魅了 されたのでした。 彼女は、このホテルの名称にもなっている、オーストリア=ハンガリー帝国の王 フランツヨーゼフ1世の皇后、エリザベート。 身長172cm、ウエスト50cm、体重50キロと、モデルのような体型で、 ヨーロッパ宮廷一の美しさと当時言われていたそうです。ヨーロッパ の歴史を、このような女帝を通してみていくのも、また面白いのではないで しょうか?! = つづく = ブログ村ランキング、参加しています。 下の画像を応援クリックしてね。 ↓ にほんブログ村
2020.04.18
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にほんブログ村 世界の雑貨シリーズとして、海外出張や本邦で買った商品を紹介しながら、 それにまつわる話を書いていきたいと思います。 第1回目は、スウエーデンのクリスタル工芸品、マッツ・ジョナサン。 140年の歴史を誇る、スウエーデンモロレスのガラス工房の彫刻職人、マッツ・ ジョナサンが起業したもの。花・動物・人物の顔をモチーフとして作品は多岐に 亘り、現在では 650種類あるそうで、スウェーデン王室御用達。 リスちゃん ( 表 ) リスちゃん ( 裏 ) 動物の表情を細部まで克明に刻んでいて、とても愛らしいクリスタルです。 息子の結婚式の引き出物に、式場にある一般的なものでは面白くないと して、これを皇子が選択して贈りました。 バンビちゃん ( 表 ) バンビちゃん ( 裏 ) 白クマちゃん( 表 ) (裏) 伊豆高原にいた両親に贈ったものですが、二人共没後に遺品として拙宅に 引き揚げたものです。 スウェーデンという国は、日本人にあまりなじみのない国で、家具メーカー の< イケア >とか、自動車メーカーの< SAAB サーブ >ぐらい でしょうか? 一番身近なのが、ダイナマイト発明者 アルフレッド・ノーベルの遺言に基づく ノーベル賞。昨年は旭化成に在席している吉野彰が、リチウムイオン 電池の開発で化学賞を受賞しましたね。 ノーベル賞のパロデイー版ともいうべき、< イグ ノーベル賞 >と いうのがある事を、皆さん知っていましたか? 人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究に対して与えられる賞で、1991年に 創設されました。 < IG NOBELIG > の IGとは、否定を表す接頭辞 で、英語の不名誉なという意味の< IGNOBLE >をかけています。 受賞式は、毎年10月皇子の母校である、ハーバード大学で行われて おります。 日本人の受賞者の中で、皆さんも知っておられるのは、あのドクター中松 こと中松義郎。< 34年間自分の食事を撮影し、食べたものが脳の働きや体調に 与える影響 >の研究に対し、2005年栄養学賞が授与されました。 日本人はイグノーベル賞を、13年連続して受賞しているんですって。 昨年は、< 5歳児の1日当たりの唾液分泌量の推定 >で、化学賞を渡部茂氏、 大西峰子氏、今井香氏、河野英司氏、五十嵐清治氏の5名で、受賞しました。 皇子のこのブログも、< イグ ノーベル文学賞 >の選考対象に なっているそうなので、ブロ友のみなさま応援ポッチかた、宜しくお願い しますね。 = つづく = ブログ村ランキング、参加しています。 下の画像を応援クリックしてね。 ↓ にほんブログ村
2020.04.17
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にほんブログ村 可愛いもの、美しいものには、目がない皇子。 リヤドロのお人形さんは大好きですが、なにせ世界の高級磁器人形の NO.1ですから、価格も高くそうは簡単に買えません。 リヤドロはスペインの企業で、ファン・ホセ・ビセンテの三兄弟が、1953年頃 バレンシア郊外で事業を始めたのが発祥。 バレンシア地方産の白色カオリン磁土を使用し、石英や長石などを混ぜた粘土液 で繋合わせています。その題材は多岐にわたっており、女神とユニコーンなどの 神話上の人物、ドン・キホーテやシンデラなどのファンタジーの人物、日常生活 に登場する少女や老人、カエルや動物など。 ドイツのマイセンの磁器人形と比べると、背が高くほっそりした形が特徴で、 そのデフォルメがメランコリックな雰囲気を醸し出しています。 日本では日本法人ビヤドロ・ジャパンが、販売していますが、ボンドストリート を含め数社が、平行輸入販売しています。保証・修理などは一切行いませんが、 定価の30%引きくらいで購入出来ます。 かって結婚記念日に、清水の舞台から飛び降りて、おくさまにプレゼント したリヤドロのお人形さんがこれ。慈愛に溢れた母親の表情が素敵・・・ リヤドロは磁器人形の専門メーカーですが、マイセンやロイヤルコペンハーゲン などの欧州有名磁器メーカーが、食器の他にやはり人形などの置物を生産して います。ドイツマイセンの工場にも、見学に行ったことがありますが、その 工程・ハンドメイドの精密さに、感嘆の声をあげたものでした。 皇子所有のロイヤルコペンハーゲン製、お人形さんたち。 ブログ村ランキング参加しています。 下の画像を応援クリックしてね。 ↓ にほんブログ村
2020.03.01
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にほんブログ村 ちょいと季節外れの話題ではありますが、整理をしていたらこんなものが・・ クリスマスを祝し記念として、毎年発売される絵皿が、イヤープレート( クリスマスプレート )。これを楽しみに収集されている方も、少なくは ありません。 最も有名なのが、デンマークの陶磁器メーカー、ロイヤル・コペン ハーゲン。 この窯元は、古くから日本の古伊万里の影響を強く受け、手描きによるコバルト・ ブルーの絵柄が特徴。1908年以来、欠けることなく、毎年発売されています。 ドイツのマイセンも、イヤープレートを発売していますが、食器同様高価格で 庶民がとても、手を出せるものではありません。 マイセンの2012年クリスマス・プレート 日本では、大倉陶器が発売していますが、絵柄がいまいちで、なんやねん! という感じ。 大倉陶器の2012年クリスマス・プレート リリパットレーンの収集で、英国のオークションに参加し、いくつかの作品を 落札しました。しかし、航空運賃が高いので( 落札価格の20~30% )、合積 みという事で、数枚のイヤー・プレートも落札しました。 ロイヤル・コペンハーゲン ( デンマーク ) ウエッジ・ウッド ( イギリス ) ロイヤル・ダルトン ( イギリス ) キリプレなどのイヴェント開催時に、賞品として提供しましたので、ブロ友さん の中にはラッキーにも、この他の作品をゲットした方があると思います。 欧米人にとって、クリスマスは年間行事の中で、最も重要なものであり、 それを祝し毎年生産・販売するのであれば、日本人にとって同様なものはなにか? と考えました。 それは、お正月の< 土鈴 >では、ないのでしょうか? 土鈴とは、粘土を焼成して作られた土製の鈴。江戸時代以降から流行ったと言われ ており、郷土玩具や縁起物として日本各地にあります。 悠愛家では、息子夫婦が深大寺の近くに住んでいることもあり、お正月に 参拝後毎年干支の土鈴を買って、皇子にプレゼントしてくれます。 予め中空になるよう考えて作った型を、半分に割った二つの木型にして、そこに 粘土を押しつけて外身を作り、中に丸玉をいれて貼り合わせた後、焼成して作る そうです。 そういえば東北在勤時、蔵王の刈田嶺神社参拝記念として、買ったのもこの 土鈴でした。 当時は、まだ御朱印を収集していなかったので、今思うとちょ~~~残念!! ブログ村ランキング参加しています。 下の画像を応援クリックしてね ↓ にほんブログ村
2019.04.06
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