想い出は心の宝石箱に。。。

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2024.05.13
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カテゴリ: 社会問題
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 最近の子供達を見て思うことは、まるまると太っていて、みんな小奇麗 洋服を

 着ています。吾々が過ごした時代には、誰もが裕福ではあり
ません でした。


 あの頃の、鼻たれ小僧や、ひび割れた手、擦り切れ
そして垢でテカテカ に光って

 いる服などは、
お目にかかることがほとんど
​​ ​なくなりました。日本人の ​所得​

 拡大し、
食料・住宅事情 が大幅に ​​
改善された結果でしょう。



​ 戦後の子供達の体質改善に寄与したのが、 ​学校給食​

 学校給食ですぐ​
​思い出すのは、 ​脱脂粉乳​ ですね。​ この言葉を知らないブロ友

 さんも、
いるかもしれません。


 脱脂粉乳
とは、 生乳・牛乳から乳脂肪分を 除去
したものから、総ての水分を

 抜き
粉末状 にしたもので、 ​< ​スキムミルク​  >​
とも呼ばれます。



​ 戦後日本の貧しい食料事情を知った、アメリカの ​ララ​ ( 宗教団体を中心と​ した

 民間慈善組織 )から、昭和22年に学校給食として、無償提供された
事が ​始まり。

 昭和24年には、 ​ユニセフ​ からも脱脂粉乳の寄贈を受けて、​
ユニセフ給食が

 始まりました。       



写真:昭和30年代食事風景



​​ バケツ の中に入った熱い脱脂粉乳を、 給食当番 が各自の机の食器に​​ 配るのです。

 ところが匂いがひどく、バケツの表面には膜がはっており、
今思えばあんなものを

 よく飲めたものだと。鼻をつまみながら、
一気に
飲み干すのがこつとも言われて

 いました。



​ 日本の経済成長と共に、学校給食は1950年後半から、通常の ​牛乳​ に​ 切り替わり

 ました。そして、米余り解消策として、学校給食は1976年
​から、 ​米飯給食​

 開始され、パンは週1回程度になったとのこと。​

写真:昭和58年の再現給食



米食が主流になったことから、このようなスプーンとフォークを兼ねた、

​ <  ​先割れスプーン​  >も給食から消えていきました。 ​



​学校給食の中で、 もう一度食べてみたい献立は? と、アンケートをと​ った結果、

      

       第一位   クジラ肉の竜田揚げ

       第二位   揚げパン

       第三位   カレーライス

       第四位   ソフトめん

       第五位   コッペパン

       第六位   ちくわの磯部揚げ

       第七位   冷凍ミカン

       第八位   カレーシチュー

       第九位   クリームシチュー

       第十位   焼きそば



写真:鯨の竜田揚げ

​ 
安価だった ​クジラ肉​ は、1970年代までは給食を初めとして、日本人​
にとって

 重要なタンパク質源でした。

 裕福でなかった悠愛家においても、母が


 ( 今日は、特別にテキよ~~!! )

​ と嬉しそうに声をかけてくれた時は、 ​クジラ肉のステーキ​ だったのです。

 豚肉、ましてや牛肉など、食べたことはありませんでしたから。 それが、商業

 捕鯨の禁止によって、クジラ肉は庶民の口から、完全に
遠ざかってしまい

 ましたね。



写真:昭和58年の再現給食



 脱脂粉乳以外の小学校給食内容までは、いまや定かに蘇っては
きませんが、

 給食の時間が楽しかったことだけは、脳裏にはっきり
​残っています。 


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Last updated  2024.05.13 12:00:15
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