あけやんの徒然日記

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あけやん2515

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2008年06月24日
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 「完全に拍子抜け」「竜頭蛇尾とはこのことではないか」。
 複数の自動車業界関係者がこう酷評するのは、日産自動車が今年秋に発売するクリーンディーゼル車「エクストレイル」である。このクリーンディーゼル車は、世界で最も厳しい米国のディーゼル排ガス規制の基準をクリアしているだけでなく、2009年度に日本で実施予定の排ガス規制にも対応したエンジンを搭載。これほどクリーン度の高いディーゼルエンジンの投入は、むろん、日本で初めてである。
 それなのに、なぜ冒頭のように酷評されるのか。じつは、日産は昨年8月、他のメーカーに先んじて、クリーンディーゼル車を日本市場に投入すると発表、日産のディーラーやユーザーでは「いまか、いまか」と、その期待度は高まっていた。だが登場したのはマニュアル(MT)車のみ。それだけにディーラー側の落胆ぶりは大きかったのである。
 ある販売店の営業マンは「昨年からクリーンディーゼル車の発売を楽しみにしていたお客さんに『MT車では妻が運転できない』と文句を言われてしまいました」と残念がる。販売台数も「せいぜい月100~200台も売れれば、御の字」と業界関係者は見積もる。
 それにしても、なぜMT車だけなのか。ある日産関係者によると、「AT車の技術は確立されているが、低コスト化の面で課題が残っていた」という。つまり、現時点では十分に納得できるAT車が完成できなかった、ということか。
 そもそもクリーンディーゼルエンジンの開発は、ホンダが先行していた。それだけに、業界内から「単に"国内初"の称号が欲しかっただけではないか」等の揶揄する声が上がるのも無理はない。
 もっとも、日産はMT車のみにした理由は別にあると強調する。薄葉洋常務は「(当初、AT車の発売を見送ったことについて)社内でも議論を尽くし、正直言って悩んだ。それでも、投入する以上はディーゼルの良さを顧客に実感してもらいたい。今後の普及を考える上で、あえてMTに決めた」という。
 日産によると、日本のドライバーは欧州に比べ、発進時の加速が高い走行パターンを好むという。このため、「ATでは、ターボラグのようなまどろっこしさが残るが、MTならスムーズな加速が可能で、ディーゼル本来のパワフルな走り良さが実感できる」(薄葉常務)と言うわけだ。 
 これを苦しい"言い訳"と見るか、日産一流の"こだわり"と見るか。いずれにせよ、2009年以降には、ホンダや三菱自動車もクリーンディーゼル車を発売の予定であり、少なくとも2010~2012年には、その成否は明らかになるだろう。【ダイヤモンド・オンライン から引用】


 先日のブログで次世代のディーゼルエンジンが三菱のパジェロやデリカに搭載されるとの内容を書いた際に、ニッサンもエクストレイルに新開発ディーゼルエンジンを搭載するとのことを書きました。ところが、エクストレイルのトランスミッションは当面MTのみの設定との事で、MT乗りにとっては歓迎すべき内容なのですが、大多数の自動車ユーザーからは不評のようですね。確かに新車登録の90%以上がATという状況から考えるとATの設定というのも必要なのかもしれません。でも、私はこの「MTのみ設定」というニッサンの英断に拍手を送りたいです。

 確かにディーラーのセールスマンにとっては営業は非常にやりにくいかもしれません。AT全盛のこの時期に何ゆえMTオンリーだとお客さんから言われるでしょうね。だからセールスマンに対しては同情します。でも、ユーザには同情しません。「いい車なら、あるいはユーザーが欲しいと思えば、MTもATも関係ない」ということです。
 すなわち、自分の感性にあった車、ビビッと来た車があれば、今までATしか乗っていなかったユーザーもがんばってMTに乗ればいいんですよ。AT限定なんていう免許になっているんなら、限定解除すれば済むことです。おカネはかかるけどね。
 それを「ATがないなんて・・・」っていうのは、自分がMTに乗れないのを棚に上げて泣き言を言っているようにしか聞こえないんですよね・・・。

 私も今はMT車に乗っていますが、かつてはAT車(デリカSWとムーブ)に乗っていましたし、AT車の中でもよさそうだなって思う車もありました。前出のデリカSWとムーブ以外にもビビッと来た車はありましたけど、やはり「よしっ、この車のユーザーになろう」って決断するには至らなかったのは、ATに魅力を感じなかったからでしょうね。すなわち、「運転する楽しさ」ですよ。快適に目的地へたどり着くことが大切ですが、そこへ行くまでのプロセスが私にとってはたまらない「楽しみ」なんです。
 例えば、山道であれば坂の角度は、ギアはこれで最適か、現在のスピードは、エンジンの回転数は、なんてメーター類や外の状況をみながら乗員に不快感を与えることなく運転するのが楽しいわけです。(←ここまできたら運転士か?)

 話しをもどして、ニッサンの場合は新開発のディーゼルエンジンに最適なATの開発が遅れているのかもしれませんが、現時点では新開発のディーゼルエンジンにはMTの組み合わせが最適ということなんでしょうね。開発陣も「運転する楽しさを味わって欲しい」という気持ちがこめられているのではないかって思うんですけどね。

 でもまぁ、現実には自動車メーカーもATのみのライナップ構成になっていて、MTは軽四か商用車でしか見かけなくなりました。これもそれもユーザーが車というものは「運転する楽しさ」よりも「移動手段としてのツールの一つ」と判断してしまった結果なんでしょうね。
 ちなみに移動手段としてのツールなんだったら、別に車なんか持たなくてもハイヤーなんかで移動すれば税金や駐車場代などの維持費はかからないし、アルコール飲んでいても大丈夫だし、いちゃつくのも可能だし、とてもいいんじゃないかな? 何より「運転しなくていい」んだもんね。

 私はそんなのいやなので、ギアチェンジやクラッチ操作ががわずらわしくても、「運転する楽しさ」を失いたくないので、この先もMTに乗り続けるでしょう。





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最終更新日  2008年06月24日 22時39分58秒
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