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あけやん２５１５
日々の出来事を気の向くまま感じて書き込んでいます。 お暇ならご覧ください。
2022年05月29日
テーマ： ★学校あれこれ★(267)
カテゴリ： 雑感
私の住む王寺町では、小中一貫教育が始まり、新しい「義務教育学校」が二校誕生しましたが、その陰で私の子どもたちと妻が通っていた王寺中学校は７５年の歴史に幕を閉じました。その旧校舎はこの度取り壊されることになり、その最後の公開が行われました。私は卒業生ではありませんが、子どもたちの授業参観へは何度か行ったことがあります。
工事用に仮囲いが邪魔ですが、正門ではなくて学校南側の入り口からここを通って学校へ入っていました。ちょっとした迷路のようになっていたのを思い出しました。
しゃれた化粧ブロックが敷き詰められていた中庭、花壇もあったのですがそれは早々と撤去されていました。
受付を済ませて、まずは子どもたちが部活をしていた体育館へ。
この体育館も取り壊されるそうです。
下の子どもは、この体育館でバスケの試合をしていた時は、私は二階の通路のところで観戦していました。上の子どもの剣道場も二階にあったのですが、そこへは立ち入られないようになっていました。
学校が新しくなったので、王寺中学校当時の校章も・・・
校歌も同時に幕を閉じたことになりますね・・・。
そういえば、王寺中学校のクラス表記はこの写真のようにちょっとしゃれたデザインになっていました。これは「３－Ｄ」組を示しています。
教室の中にも入ることができました。
この教室が上の子どもが３年生の時の教室だったそうです。机も椅子もすべて廃棄処分になるんでしょうけど、かなり長い期間使われていたんでしょうね。
そういえば、教室には前の黒板と後ろにも黒板があって、連絡事項は必ず両方確認しなければならなかったなぁってね。
ところで、教室や通路のところどころにこのようなチョークが置かれていて、黒板や通路などに書き込みができるようになっていました。黒板に落書きしても黒板けしで消せばいいのですが、通路や廊下に落書きなんて普通はできませんよね。だけど今回は特別、みんな思い思いのことを書いていました。
ちなみに、この教室には書かれていたのが印象に残りました。
時代の流れで 消えてゆく さびしい気持ち
窓から見える木も大きくなり 私の時代に見えていた
風景はすっかり 変わっていた
確かに、「学校がなくなる」（←今回の場合は小中一貫という改革によるもの）というのは、あまり経験がないかもしれませんね。でも、例えば最近の公立の学校の場合は、少子化の関係で学校が統廃合なんていうことはあります。それがこの学校で起こるとは思わないでしょうね。
まさかそんなことが起きるとは思わなかったから、なくなると思うと学校に通っているときは何とも思わなかったものの、なんだかさみしい気持ちになるし、その時は何とも思わなかった風景を改めてみてみるとすっかり変わっていて思い出も遠くに行ってしまったように思ったのかも知れませんね。
私の卒業した小・中・高校は今でもすべて残っています（正確には高校は教育カリキュラムが変わって普通高校ではなくなった）が、子どもたちや妻の場合は小中学校がなくなったことになるからさみしい気分じゃないかなって思いました。
あと、普通の教室だけでなく、技術室や被服室なども見ることができまして、被服室にはこのような年代物のミシンも置いてありました。おそらく足踏み式のミシンだったのじゃないかと思うんですけどね。
それから、これは前にこのブログで紹介したかもしれませんが、これは上の娘が中学二年の時に制作したものが今でも展示されていました。名前のところは伏せていますが、これは夏の制服なのです。その素材は生地ではなく、粘土で作られています。そう、学校の制服を粘土で作る美術の授業で制作、一番早くしかも丁寧に制作されたということで展示されたものの、本人に返されることなく今に至るまで校舎内に展示されているというものです。その当時の美術の先生はすでに退職されているし、今の中学校の先生にそのあたりの事情を知っている人はいないらしい。ただ、義務教育学校の教頭先生は、私の子どもたちの担任の先生だったらしいので、何とか連絡をして返してもらったらいいんだけどね。
このような展示をみて、学校を後にしました・・・。
工事用に仮囲いが邪魔ですが、正門ではなくて学校南側の入り口からここを通って学校へ入っていました。ちょっとした迷路のようになっていたのを思い出しました。
しゃれた化粧ブロックが敷き詰められていた中庭、花壇もあったのですがそれは早々と撤去されていました。
受付を済ませて、まずは子どもたちが部活をしていた体育館へ。
この体育館も取り壊されるそうです。
下の子どもは、この体育館でバスケの試合をしていた時は、私は二階の通路のところで観戦していました。上の子どもの剣道場も二階にあったのですが、そこへは立ち入られないようになっていました。
学校が新しくなったので、王寺中学校当時の校章も・・・
校歌も同時に幕を閉じたことになりますね・・・。
そういえば、王寺中学校のクラス表記はこの写真のようにちょっとしゃれたデザインになっていました。これは「３－Ｄ」組を示しています。
教室の中にも入ることができました。
この教室が上の子どもが３年生の時の教室だったそうです。机も椅子もすべて廃棄処分になるんでしょうけど、かなり長い期間使われていたんでしょうね。
そういえば、教室には前の黒板と後ろにも黒板があって、連絡事項は必ず両方確認しなければならなかったなぁってね。
ところで、教室や通路のところどころにこのようなチョークが置かれていて、黒板や通路などに書き込みができるようになっていました。黒板に落書きしても黒板けしで消せばいいのですが、通路や廊下に落書きなんて普通はできませんよね。だけど今回は特別、みんな思い思いのことを書いていました。
ちなみに、この教室には書かれていたのが印象に残りました。
時代の流れで 消えてゆく さびしい気持ち
窓から見える木も大きくなり 私の時代に見えていた
風景はすっかり 変わっていた
確かに、「学校がなくなる」（←今回の場合は小中一貫という改革によるもの）というのは、あまり経験がないかもしれませんね。でも、例えば最近の公立の学校の場合は、少子化の関係で学校が統廃合なんていうことはあります。それがこの学校で起こるとは思わないでしょうね。
まさかそんなことが起きるとは思わなかったから、なくなると思うと学校に通っているときは何とも思わなかったものの、なんだかさみしい気持ちになるし、その時は何とも思わなかった風景を改めてみてみるとすっかり変わっていて思い出も遠くに行ってしまったように思ったのかも知れませんね。
私の卒業した小・中・高校は今でもすべて残っています（正確には高校は教育カリキュラムが変わって普通高校ではなくなった）が、子どもたちや妻の場合は小中学校がなくなったことになるからさみしい気分じゃないかなって思いました。
あと、普通の教室だけでなく、技術室や被服室なども見ることができまして、被服室にはこのような年代物のミシンも置いてありました。おそらく足踏み式のミシンだったのじゃないかと思うんですけどね。
それから、これは前にこのブログで紹介したかもしれませんが、これは上の娘が中学二年の時に制作したものが今でも展示されていました。名前のところは伏せていますが、これは夏の制服なのです。その素材は生地ではなく、粘土で作られています。そう、学校の制服を粘土で作る美術の授業で制作、一番早くしかも丁寧に制作されたということで展示されたものの、本人に返されることなく今に至るまで校舎内に展示されているというものです。その当時の美術の先生はすでに退職されているし、今の中学校の先生にそのあたりの事情を知っている人はいないらしい。ただ、義務教育学校の教頭先生は、私の子どもたちの担任の先生だったらしいので、何とか連絡をして返してもらったらいいんだけどね。
このような展示をみて、学校を後にしました・・・。
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