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2021年03月13日

小さな成果

テーマ： ★つ・ぶ・や・き★(548791)

カテゴリ：地域参加的生活行為

夫は、出かける時にバスを利用して移動する事が多い。
目的の場所にクルマあるいはタクシーで直接行くのが、普通のやり方ではあるが、
それでは、あたしに多大な負担がかかってくることは目に見えている。
日、一日と老いてゆくわけで今現在は運転出来てはいるが、未来永劫この状態は絶対に継続しない。
さすれば、
出来るだけ、自助で動く方法を今のうちに探しておいて欲しい。
田舎のバス♪は、、今では、スイスイ走っている。
一日5本ほど。
それで、乗り換え、遠回り、乗り継ぎ工夫、などを駆使して、出かけている。
歩行距離を短くして、乗り換えを少なくして、考えるが、、ここで、ポイントがある。
時間の使い方である。
あたしは言う。お父さん、時間はいくらでも、とは言わないが老後であるからして、余裕はあるわけさ。だから、昼に目的地に着こうと思っても、数時間！の余裕を見れば不可能なことはない。8時半に到着しようと思えば7時に出ればいいし、12時半に着こうと思えば10時前に出たって罰は当たらない。ぐるぐる市内を回って、市内の景色を眺めよう。バスは見晴らしもよく、乗り心地だって悪くない。乗り換えもリハビリになる。何より、身体障碍のある人はその事実をアピールすることが出来る。見せびらかす、とまでは行かないが、これこの様に時間がかかるのですと、歩いて見せればいい。わざとじゃないよ。あるがまま。
世の中がそうして、次第にバリアフリーになっていくのだから、あなたのお役目なんだよ。などと、話しておった。
夫は、納得し、バスとのかかわりが続いていた。
去年、一つ、一般パス停の乗り換えで、何時も不便なことがある、と夕食の時に話題になった。それは、乗り換えが上手くいく時と少しの時間差で乗り遅れる時があって、成功率が低いのだと言うのだ。ほんの数分、後からくるバスが遅く、そのバス停に到着すれば済む話なんだが、。と。
即座にあたしは言った。妻のあたしに不平を言っても事は解決しない。バス会社に言いなさい。
どこに言ってどう言えばいいか、40年以上も会社組織で働いていたのだから簡単でしょ？

で、今回、ダイヤ改正があって夫の希望は叶えられたのである。本当に良かった。

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