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先日琵琶湖博物館に行きました。ここは総合的に琵琶湖を学べるお気に入りの博物館です。琵琶湖はまさしく巨大な水がめで、京都や大阪の人たちにとっては縁が深い場所です。一枚目の写真は琵琶湖独特の船の「丸子船」です。海とは違って水深が浅い事とうねりが海とは異なるために、海を航海する船とは違って船底は平たく作られています。海洋廻船が発達した事や鉄道の開通などから、1000年以上続いた琵琶湖水運は消滅しましたが、日本海の物資と京都・大阪を結ぶ大切な輸送手段でした。ちなみにこの船は、船大工さんのが作ったもので、堅田で進水して湖上を実際に航行してこの博物館に収められたそうです。上の写真は水道が普及する前の農村の様子を再現した物です。琵琶湖の東岸彦根市の住宅を移築再建したもので、1964(昭和39)年5月10日を想定しているそうです。もちろん「おくどさん」や樽形の「蒸し風呂」「お茶の間」などが見られます。これを見て昔の建物を移築したりしている有名旅館を思い出しました。下の写真は「古代魚」です。暗くて上手に取れていませんが、古代の魚類の形態を残している、「チョウサメ」の種類などが悠々と泳いでいました。ここには琵琶湖の主「ビワコオオナマズ」をはじめ淡水の魚がたくさんいます。水深6m、総水量は400tのトンネル水槽では「ゲンゴロウブナ」「ビワマス」「イワトコナマズ」なども泳いでいます。このような在来魚のほかに、「ブルーギル」などもいましたが、「ブルーギル」は名前は展示されているけど、姿はみかけませんでした。世界の淡水魚もエリア別に展示されていますから、魚類が好きな方には大変楽しいと思います。他にも、高さ約4メートルの黄河象の骨格組立標本や化石や岩石、粟津貝塚のはぎとり、巨大な航空写真もあります。この写真は床一面に張られていて、淀川を経て確かに大阪湾に注いでいるのがわかります。琵琶湖の烏丸半島にあるこの博物館は、睡蓮が美しいと評判の「水生植物公園みずの森」と隣接しています。近江大橋も眺められる公園が駐車場の横にあり、「道の駅草津」や風力発電の風車「くさつ夢風車」もあって清々しい気持ちになります。 琵琶湖博物館 住所: 滋賀県草津市下者町 TEL :077-568-4811 休館日:月曜日 開館時間:9:30~17:00
January 17, 2007
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去年の9月に四条河原町の「京都高島屋」がグランドリニューアルしました。7階のレストラン街が、ダイニングガーデン京回廊になりまして、、コンシェルジュやクロークも備えていて高級感があります。以前とお店も入れ替わりもあり、「萬養軒」「たん熊本家」「すし田 乾山」「糖朝」「キャピタル東洋亭」「八起庵」などが出店しています。今回は以前の日記でご紹介した「三嶋亭」にランチを食べに行きました。創業明治6年(1873年)ですき焼が有名なお店で、本店は寺町三条にあります。「大丸京都店」のイートインコーナーはよく利用していますが、「高島屋京都店」はまだ行ったことがなかったので興味津々です。すき焼き上コース(5250円)からは接客係りの方が、八角形の鍋で調理して下さいますが、今回は「すき焼き膳(120g)2100円を頼みました。すき焼とお味噌汁、ご飯、香の物がついています。すき焼は鉄の器ではなくて陶器に盛られています。お味はほとんど同じに感じましたが、少し甘めのような気もします。私が大好きな「お麩」が「大丸」のものと違うようで、モチモチしていなくてすこし残念でした。お肉とお野菜、お味噌汁も量は「高島屋」の方が多く感じました。また、たまたまかも知れませんが、こちらではすき焼よりも網焼きを頼む方が多かったようです。 「大丸」では、カウンター席が7席しかないので、調理場がすぐ向こうですし、鉄のお鍋で熱々が出て来ます。どちらも同じお店ですが、やはり熱いうちに食べたいすき焼ですから、「大丸」の方が私としては良いかなぁという感じがします。参考までに「大丸京都店」地下一階にありまして、すき焼き膳は1785円 です。
January 12, 2007
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遅ればせながら、「新年明けましておめでとうございます。」初詣、親戚の家への挨拶、デパートのセール初日でかけたりするうちに、とうとう風邪をひいてしまいました。やっと体調も食欲も戻りましたが、すっかり更新が滞っておりました。気まぐれ更新ですが、本年もどうぞよろしくお付き合いくださいませ。上の写真は、近所の「猫ポイント」にいる猫達です。二段に座って睨みをきかせて見下ろす姿が、ちょっと滑稽だったので撮ってみました。この後、もう一歩近づいたら、下のほうの猫に逃げられました。
January 7, 2007
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紫野にある「今宮神社」に行って来ました。「今宮神社」は994(正暦5)年、京都に疫病が流行したとき、それを鎮めるために船岡山に疫神社が建ったのが始まりといわれています。なんとなくふんわりして華やかな女性を思わせるような神社です。和服姿の女性の姿もお見かけしましたから、後姿をとらせていただきました。この神社で有名なのは、「阿保賢(あほかし)さん」または重軽石(おもかるいし)というさほど大きくはない石です。この石をまず三回叩いて持ち上げ、次に願い事をしながら三回撫でて持ち上げて、後の方が軽く感じたらその願い事が叶うと言われています。写真は残念ながら撮り忘れました。というのも、この神社に来るお目当ては「あぶり餅」なのです。この門を出たところにあります。名物「あぶり餅」を売るお店が向かい合っています。「かざりや」に入りました。お向かいは「一和」で創業1000年です。かざりやは600年だそうです。きな粉をかけた小さな餅を串に刺し、 店の正面にある炭火であぶって焼いたものです。見た目は形も不ぞろいで、焼き目も強弱がはっきりしていかにも手作りの感じです。白味噌風味のタレがかかっていて、少し焦げすぎにも見えますが、むらのあるお餅のこげ目に甘めのタレがよく合います。最後にもう一枚。
December 22, 2006
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最近お天気に恵まれる事が少ない京都ですが、「嵐山東公園」を散策していると、「愛宕山」が綺麗にみえました。正面のてっぺんにお椀を伏せたような山で、火伏せの神様をおまつりする「愛宕神社」があります。中腹にたなびく雲が美しい買ったので、撮ってみました。一枚目の写真の舗装された細い道は「桂川サイクリングロード」です。正式名称を「嵐山八幡木津・京都府自転車道」といいまして、嵐山の桂川南岸から始まり、終着点の京都府木津町まで、総距離はなんと45.7kmです。私も友人も一回、途中の「流れ橋(上津屋橋)」(こうづやばし)まで言ってみたいとはいっていますが、もちろん帰りはずっと上り坂になります。往復はかなり体力が必要なようです。「流れ橋」は川が増水すると床板が流れるように作られている橋で、時代劇のロケでもお馴染みの場所です。朝の澄んだ空気の中で、たくさんのお散歩する方や、投げたフリスビーを見事にキャッチするワンちゃん達の姿も見えました。
December 18, 2006
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東福寺の帰りに毎年恒例の「京都駅のクリスマスイルミネーション」を見に行きました。今年は、東広場や空中径路に加え駅前広場など、京都駅ビル全体が光につつまれますが、一番のシンボルはこの「ツリー」でしょう。このツリーはライトの組み合わせがたくさんありますから、見ていても飽きません。京都駅のイルミネーションも人気がありますが、次の写真の「ローム本社」のイルミネーションも素晴らしいです。毎年見物の人で、道路が渋滞してしまうほど、人気で今年12回目を迎えました。使った電球はなんと約57万個で、80本の木々に点灯しています。車の中からの撮影で、綺麗に撮ることができませんでした。雰囲気だけでも味わっていただけたらと思います。どちらも25日(月曜日)までですから、お近くを通られる時は、夕方まで用事を延ばしてご覧になって下さい。そして元祖京都のイルミネーションは、なんと言っても「京都タワー」です。こちらは年中ほとんど点灯しています。平成16年に京都タワー開業40周年を記念しての、「たわわ」ちゃんというキャラクターや体操が人気です。
December 11, 2006
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先週末に、臨済宗東福寺派の大本山です「東福寺」に行きました。JR京都駅から一駅で「東福寺」駅に到着します。京阪電鉄の「東福寺」駅もありますから、交通の便も良く大変人気がある紅葉のスポットです。紅葉のピークは過ぎてしまったようで、本来なら緑の苔に舞い落ちた、真っ赤な葉っぱが美しいはずなのですが、ご覧のような状態です。それでも、葉が落ちて明るくなった境内で、斜めからさす夕陽に照らされて、最後の美しさを見せてくれました。下の写真は「開山堂」に行くときに渓谷を渡る「通天橋」です。この場所からは赤い雲海のように見えると評判で、時代劇のロケも行われることもあります。「通天橋」を渡ると、重要文化財で屋上に閣を持つ「開山堂」(常楽庵)に着きました。(下の写真)市松の砂紋が興味深かったのですが、写真を撮るのを忘れました。「禅堂」の屋根から遠く、西山に夕陽が沈みます。
December 5, 2006
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今日は珍しくコスメの話です。12月1日(金)にPOLAから発売される、クリスマス限定キット「プリズムジュエルボックス」を買いました。キラキラしたボックスの中は、こんな感じです。左から、「カラーパレット」「スパークリングボディジェル」「スパークリングネイルカラー」「ネイルトリートメント」「エッセンスグロス」です。「ボディジェル」は、薔薇とラベンダーが合わさったような香りで、とてもリラックスできます。これもラメが輝いています。「グロス」はチューブ式なので使いやすくて、淡い色も綺麗で艶が出てお気に入りです。パレットを開けると、アイカラー3色リップ1色がセットされていますが、アイカラーはどれもパールがきいていて、きらきら感が強いです。そのほかシルバーケースの中には、「ネイル磨き」「ネイルシート」もセットインしてあります。上の画像一番左が、「シート」、真ん中が「ネイル磨き」です。使える「宝箱」は8,085円 でした。
December 1, 2006
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有職菓子御調進所「老松」は「北野天満宮」のほど近い日本でも最も古い格式を持つ花街の「上七軒」に『老松』はあります。以下はHPより抜粋しました。 『老松』は宮廷祭祇官ト部(うらべ)家の流れをくみ、 祖先をさかのぼれば、吉田神社の祭神天児屋根命 あまのこやねのみこと)にいきつきます。夏みかんの手作業で丁寧に中味をくり抜き、しぼった果汁と寒天を大釜であわせ、再び皮に注いで固めた「夏柑糖」は有名です。期間個数ともに限定の「夏柑糖」は1ヶ入(夏蜜柑丸々1個)1,470円、2ヶ入2,730円とかなりのお値段です。嵐山に行った時は、必ずこの「老松嵐山店」の奥に併設された茶寮「玄以庵」で一休みします。本わらび粉のみを使用した「本わらび餅」も美味しいのですが、たいていは「ほうじ茶 京のかおり」に蒸菓子を頼みます。今回5種類の中から選んだのは「栗しぼり」でした。丁寧に裏ごしされた栗はとてもしっとりしてまろやかで、優しいお味がしました。栗の味が最も感じられるのはこういう食べ方ではないかと思いました。 老松嵐山店 住所 京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町20 電話 075-881-9033 FAX 075-872-2889 営業時間 9:00~17:00 定休日 不定休
November 27, 2006
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勤労感謝の日に嵐山にでかけました。渡月橋も、少し色付いた山々を背にして、いつもとはまた違うように見えてきます。せっかく紅葉の季節に出かけましたから、「天竜寺」に行ってみました。「天竜寺」は臨済宗天竜寺派の大本山です。1339年に足利尊氏が夢窓国師を開山として創建したものです。(パンフレットより)世界遺産にも登録され、夢窓国師による庭園が有名です。子供の頃に曹源池で鯉のえさを買って、あげていた記憶がありますが、今は売っていませんでした。お庭を見ていると、鯉のえさの「白いご飯」を持った方が豪快にえさを撒いておられました。その方によると、えさは一日一回でなんと松茸ご飯の時もあるとか。以前はえさを売っていたけども、強い鯉がえさを食べてしまったり、冬場は少ない量で良いために、廃止されたそうです。「今シーズンの紅葉は一番の見ごろなんとちゃうかなぁ」との言葉もいただき、しばらく楽しい会話をかわしました。広い庭園を歩いてみました。下の写真とは方向違いですが、遠くに京都タワーものぞむ事もできました。この日はお昼から薄暗かったので、上手に写真を撮ることができませんでした。パンフレットの写真でお許し下さい。法堂の天井絵「雲龍頭」は八方睨みの竜で、明治期に描かれた「鈴木松年画伯」の物が修復不可能な為に、「加山又造画伯」の筆によるものにかえられました。写真は、新しい方の「雲龍図」です。薄暗い法堂の中で睨みをきかせていました。下の写真は、「西山艸堂(せいざんそうどう)で、天龍寺の塔頭の「妙智院」の中にある嵯峨でいちばん古い湯豆腐のお店です。もちろん、「森嘉」さんの嵯峨豆腐を使用されています。
November 25, 2006
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「くりや」さんは、1885年に創業で「元祖栗納豆 栗の実」が有名なお店です。どちらかと言うと日持ちの良い和菓子のお店というイメージですが、生菓子も置いておられます。友人からいただいた、栗のお饅頭を食べました。お餅部分はかなり柔らかめで、雪見大福(?)のような感じもします。中はあっさりした甘さの粒あんで栗が入っています。さすがお店の名前にも入っている栗は美味しかったです。 全体的に上品なお味で、どなたにも好まれるように思います。前回の日記から栗続きになってしまいました。
November 22, 2006
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何回かご紹介しました、「オ・グルニエ・ドール」で先週「マロンショー」と「マロンタルト」「りんごのタルト」を買って帰りました。こちらのパティシエは、「西原金蔵氏」で、リヨンにある「アラン・シャペル」で製菓長を務められた方です。まさに秋の味覚という感じで、スタイリッシュな白い陶器に入った、「マロンショー」が気に入りました。なめらかなクリームブリュレなのですが、ほろほろと香ばしくほっくりした焼き栗との、食感の対比も楽しく中にも焼き栗がたっぷり入っています。低温でじっくり焼かれているようです。あまりにも気に入ったので、今度はお店のサロンでいただきました。それも同じく「マロンショー」と「りんごのタルト」です。「りんごのタルト」は時期によってりんごの種類が変わりますが、今回は「紅玉」でした。お菓子向きと言われる「紅玉」だけに、今まで食べた中で一番美味しかったです。下の写真は「サンフジ」使用の「りんごのタルト」です。見た目はあまり変わらないようですね。 オ・グルニエ・ドール 住所: 京都府京都市中京区堺町通錦小路上ル527-1 TEL : 075-213-7782 営業時間 : 11時~19時 定休日 : 水曜日、第2火曜日(不定休)
November 19, 2006
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京都でも昔ながらのお店は、段々と少なくなりつつあります。1950年より営業している「六曜社珈琲店」は一階と地下があり、どちらもレトロな内装です。夜6時からバーになる地階のお店へは、このような階段を降りていきます。いつもお昼に行く時は「ミルク珈琲」と「ドーナツ」を注文しましすが、今回は時間が遅いためにドーナツは我慢しました。お手製の「ドーナツ」「パウンドケーキ」「ロールケーキ」はどれも懐かしいお味で、売り切れになってしまう事も多いです。「ミルク珈琲」は、背が高いグラスで出てきます。ソーサーに添えられた角砂糖が昔風な感じでしょうか?この日は何回かご紹介しました、銀閣寺近くに本店がある上州名物「おめん」の支店「おめんNIPPON店」に行きました。「四条店」は照明が落としてあるために、毎回上手に写真が撮れなかったのですが、このお店は明るい為に撮影が出来ました。たっぷりの温かいおつゆに胡麻をたくさん振って、お野菜をどんどん入れます。おうどんと一緒に食べれば、野菜が苦手な方も気になりません。 きんぴらごぼう、大根、ねぎ、白菜、しょうがなどはいつもの顔ですが、夏はみょうがや冬はほうれん草、ゆずなどが入ります。今回は蓮根が入っていました。「おめん」さんは、一品物も美味しくて、「鯖のきずし」おすすめです。この日は、「とりの山椒焼」を注文しました。京都でよく使われる「山椒」も効いてあぶらも程よく美味しくいただきました。 「六曜社珈琲店」 京都市中京区河原町通三条下ル東側 定休日 :水曜日( 地階のコーヒータイムのみ ) TEL : 1F:075-211-3820 地階:075-241-3026
November 12, 2006
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白川郷の帰りに福井市に寄りました。「福井西武」の地下食品街に立ち寄りまして、名産品をチェックしていろいろと買い込みました。画像は「酒まんじゅう」です。ほんのりと甘酒のような香りがして、懐かしいお味でした。お店の名前は忘れてしまいました。すみません。この食品売り場で買い物をして、気がついたことがあります。それは、ショーウィンドーの角に、カメラフィルムのキャップくらいの大きさで、透明で丸い物が取り付けられている事です。これは「かさ置き」で、お会計や買ったものを受け取る時に、傘が邪魔にならないよう置く場所のようです。このあたりに住んでおられる方には、当たり前の事とでしょうが、珍しいと思いました。
November 10, 2006
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お目当てのおそば屋さんで食べる事ができずに、がっかりした私達は「道の駅白川郷」に入る事にしました。ですが、ここも人が多くて食堂のメニューは品切れになっていました。世界遺産として登録された「白川郷・五箇山の合掌造り集落」は、「白山スーパー林道」とのセットでの観光が盛んなようです。59軒の合掌集落がある有名な「荻町地区」に向かう道で、駐車場に出入りする車と、たくさんの歩行者で車が動かなくなりました。あまりの混雑振りに「菅沼地区」の合掌造りを見に行く事にして、「東海北陸自動車道」に乗って「五箇山」でおりました。入り口の「与八」さんで遅めのお昼にしました。やはり「おそば」を頼みました。ほかの具材もぱりっと揚がっていましたが、素材が良いせいでしょうか、舞茸の天婦羅が一番美味しかったです。おそばも岩魚の塩焼きも美味しくいただきました。「五箇山豆腐」も息子が食べたざるそばについていて、少しもらおうと思っていたら、美味しかったそうでかけらも残っていませんでした。実は何年か前にの真冬に、「萩町地区」も訪れたましたが、やはり屋根に雪が積もった様子はとても素晴らしかったです。雪ん子が隠れん坊をしているようにも見えましたし、藁の霜囲いで寒さに耐える「寒牡丹」の姿にも似て良い思い出となっています。下の写真は「五箇山和紙」のお店です。干支の人形も可愛らしいお店で、工場の見学もしてきました。こちらの和紙は、強くて柔らかくてしなやかな事から、京都の「桂璃宮」の障子紙をはじめとして、重要文化財の補修用となっているようです。
November 5, 2006
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秋晴れの日に早起きをして、紅葉が美しい「白山スーパー林道」に行ってきました。白山国立公園を通過する全長33.3kmの有料道路で、6月上旬から11月10日までで、夜間は野生動物の保護の為に通行できません。紅葉の時期は渋滞すると聞いていましたが、割とスムーズにゲートに到着しました。途中で何ヶ所か滝が見られて、駐車場から歩いて散策出来る場所もあります。標高が上がるにつれて、山の色が変わっていきます。日本の滝100選の「姥ケ滝」まで、歩いてみる事にしました。かなりの階段を降りて10数分歩くと、このような綺麗な川が見えてきました。「姥ヶ滝」の前には、男女混浴の露天風呂「親谷の湯」があります。ここは、滝に向かう人から丸見えなので、入るにはかなり勇気がいります。私が行った時は、小学生の男の子とそのお父さんが二人で入っていました。これが「姥ヶ滝」です。老女が白髪を振り乱したような流れから、名前が付けられたようです。 このあたりは「ブナ」の木も多くて清々しい気分で、もと来た道を戻りました。頂上付近に近づくにつれて、とても美しい紅葉が見られます。石川県側より、岐阜県川の方が紅葉自体は美しかった気がします。写真ではどうしても茶色に見えてしまいますが、実際は黄色にオレンジ色、赤のグラデーションが綺麗でした。頂上付近は雲が立ち込めて、残念な事に良く見えませんでした。次の日の朝刊の一面に、ヘリコプターからの写真がのっていました。 ゲートを出て、「やまこし」でおそばを食べようと、駐車場から歩いていくと、「本日のそばは売り切れました。」の字が見えてがっかりしました。写真よりも素敵なおみせでした。逆光の為にこの方向からしか撮れませんでしたが、お店の前の小川には「わさび」も見られました。秋明菊もさりげなく咲いていて、次回機会がありましたら、ぜひ行って見たいと思いました。 「やまこし」さんのHPです。 素敵なお店で宿泊も出来ます。
October 31, 2006
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最近過ごしやすい気候のせいか、とても眠たくて困っています。ということで、なかなかパソコンに向かう時間がなくなってしまい、更新が滞りがちになっております。ようやくその「睡魔」から開放されつつありまして、これからマイペースで更新をしていくつもりです。写真の猫ちゃんは、二匹の同じ大きさで模様の子猫が(かぎりなく兄弟)、お行儀良くブロックの上に座ってました。撮影しようと腕を伸ばしたら、警戒されて一匹に逃げられてしまいました。ブロックの大きさからして、まだ小さいのがおわかりになるでしょうか?塀の内側で人目につかない場所ですから、すっかりくつろいでいました。私に見つかって、「いつもみつからへんのに、なんで私ら見つかったん?」って顔をしていました。
October 27, 2006
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今日のお三時は、お土産にいただいた「ぶどう氷」でした。福島県の「かぎや」さんのお菓子です。「ぶどう氷」は京菓子をもとにしたお菓子で、氷を砕いたような形をしています。このふんわりとした色は赤ワインの色で、寒天を材料として作られていますが、おそらく寒天の量は最小限に留められていると思います。表面は本当に薄い膜で覆われて、ほんの少しの力で割れてしまいます。中はほんのり上品な甘さで柔らかくて、表面のかりっとした食感との違いが楽しめます。姉妹品として黄色い「れもん氷」もありまして、こちらは天然のレモン果汁を使ったもので、さっぱりとしたお味でした。「ぶどう氷」はこわれやすい為に、福島県内での販売と聞いています。また、気候に左右されやすく、湿度によって堅さや口どけが変化してしまうことから、レシピがないそうです。 楽天さんのふくしまやさんにありました。 (有)かぎや 住所 〒969-0404 福島県岩瀬郡鏡石町旭町16 電話 0248-62-2242
October 15, 2006
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3連休の最後の日を、皆様どのようにお過ごしでしょうか?私は昨日は地域の行事で一日、外に出ておりました。途中から具合が悪くなったのですが、どうにか行事を終え家に帰ったもののすっきりしません。そして、今日は家から一歩も出ずにごろごろしています。本当は「大丸百貨店京都店」で明日まで開催中の、「全国美味逸品味めぐり」に行く予定だったのです。今回のお目当ては、東京「玉ひで」の元祖親子丼か、横浜「聘珍楼本店」の中華料理をイートインコーナーするつもりで、楽しみにしていたのです。残念です。明日までの催しですが、もし近くまでお出かけされる予定の方はどうぞ。 他には、熊本の「白玉屋新三郎」、神戸の「パティスリー トゥーストゥース」、東京の「自由が丘ロール」なども出店されています。長野の「桜井甘精堂」の実演販売や、全国の駅弁89品が大集合なんていうのもあります。
October 9, 2006
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出石でそばを食べて、竹野でしばらく海を見た後、「餘部鉄橋」に向かう事にしました。橋脚の高さ41.m、長さ310.5mの日本一高い「餘部(余部)鉄橋」へ向かうには、鉄橋の下から細いがけの道を登らなくてはいけません。前もって調べた電車の到着時刻には、あと5分しかありません。かなりのスピードで上って駅に着くと、展望台に向かう、また細いのぼり道がありました。そこには鉄道ファンや望遠レンズをつけたカメラマンもたくさん陣取っておられます。携帯の写真で撮るのは私くらいなもので、肩身が狭い思いをしながらも撮ってみました。結局3本目の城崎方面行きの電車に乗って、NHKドラマの「ふたりっ子」のロケや、青春18きっぷポスターで有名な隣の「鎧駅」まで一駅だけ乗車しました。鉄橋を渡る時に撮った車窓の景色です。海岸線と屋根瓦が見えていますね。鉄橋を渡りきるとすぐにトンネルに入って、想像していたより早くに、隣の「鎧駅」に到着しました。トンネル部分が長くて景色はあまり楽しめませんでした。「鎧駅」で降りたのは、私達とカメラを持った鉄道ファンらしい一人だけでした。この駅も「餘部」駅と同じく海に隔てられて、絶壁に張り付いたようなつくりでした。「鎧駅」の前は家が何軒かあるだけで、車道は行き止まりになっていて、集落のほとんどは海を臨む細い道を下っていかなくてはいけません。かって「餘部」には駅がなく、徒歩で鉄橋を渡ってトンネルをくぐり、この「鎧駅」まで行かなければならなかったそうです。住民たちも駅造りを手伝い、その様子を描いた壁画が「餘部駅」にありました。鉄橋を見た帰りは「城崎」に立ち寄ることにしました。夫と子供は外湯に入っている間、私は下の写真の足湯だけにつかりました。「城崎」ではゆっくりする時間がなく残念でしたが、温泉町らしい情緒あふれる街でした。この小旅行は、甲子園を沸かせた球児たちですっかり、おなじみになった「のじぎく国体」の開催直前でした。「朝来」では、フェニックス(不死鳥)をデザインしたマスコットの、「はばタン」がほとんどの玄関先に吊り下げられいていました。
October 6, 2006
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「出石」でおそばを食べてから、ゆっくりする時間もほどんどなく、車に乗り込みました。途中からは日本海が見えてきます。関西に住まれた事がない方には、以外かも知れませんが、京都から泳ぎに行くとなると、一番手頃なのは「琵琶湖」なのです。海に比較して天候に左右されにくい事と、塩分がないためにベタベタしないのが良い点です。写真は「竹野」で、もう少し東(宮津の方角)で鳴き砂が有名な「琴引き浜」と並んで、人気がある海水浴場です。しばらく一休みをする事にしました。夏の強い陽射しがほんの少し残っていて、人が少なくてゆったりした、この時期の海が一番好きです。 今回も、私達のほかには誰もいませんでした。波打ち際の貝殻を無心で拾って、のんびりたした時間を過ごしました。前もって調べた列車の時刻がありますから、そうゆっくりはできません。海岸を後にして、「餘部」に向かう事にしました。次回の日記では、「餘部鉄橋」の写真をのせる予定です。 ☆前回の日記で触れました20皿食べた記念品です。☆ 木製です。
October 3, 2006
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お天気に恵まれた平日に、寄り道をしながら、JR山陰線(兵庫県)の「餘部鉄橋」をみに行きました。この鉄橋は、橋脚の高さ41.m、長さ310.5mの日本一高い鉄橋です。来年に春には、コンクリート橋への架け替え工事が着工される予定です。着工されれば、山側に工事用のフェンス等が設置されて、今の姿は見られなくなります。「餘部」までは距離もありますから、少し遠回りをして、「出石の蕎麦」を食べに行く事になりました。約50軒のお蕎麦屋さんの中で、選んだのはこの「よしむら」さんです。以前主人が行った時に美味しかったと聞き決めました。しばらく待つと、小さな白いお皿に盛られた蕎麦、おつゆ、わさび、ねぎ、玉子、山芋が運ばれてきました。パンフレットによる「おせっかい」食べ方指南によりますと、 一、つゆをお猪口に注ぎつゆの旨味を味わう。 二、まず、そばとつゆだけで、麺を味わう。 三、次に、薬味。ねぎ、わさびでさっぱりと。 四、山芋・玉子で、違った美味しさを味わう。 五、最後はそば湯でしめて、ごちそうさま。。。だそうです。一人前は「5皿」ですが、見た限りではそれ以上食べておられるようでした。20皿を食べると、そば通の記念品の木製手形をいただけます。なんと息子が20皿を食べまして、いただいて帰りました。このお店のお隣は、明治維新に活躍した、「桂小五郎」が荒物屋を営み潜伏していた、廣江屋あとで、記念碑がありました。「但馬の小京都」とも言われ、城下町の「出石」は、そばを食べにたくさんの人が訪れる、観光スポットのようです。観光案内もわかりやすく、整備された町でした。下の写真は、有名な「辰鼓楼」です。旧三の丸大手門脇にありまして、もとは見張りの櫓だそうです。毎朝辰の刻(午前8時)に太鼓を打っていた事から「辰鼓楼」と名付けられとされています。お腹一杯になったところで、「出石」を後にしました。
September 30, 2006
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JR京都伊勢丹にお買い物に行きました。今日のお目当てはブーツです。品揃えが少ないサイズなので、出遅れると悲しい思いをします。ですから、こと靴に関しては、いつも衝動買いになってしまいます。他の百貨店も見に行ったのですが、なかなか見つかりませんでした。そして、伊勢丹でやっと見つける事が出来ました。お買い物もすんで、お腹がすいて来たので、何か食べる事にしました。私は伊勢丹の6階にある祇園辻利のお店「茶寮都路里」で、「白玉クリームゼリーあんみつ」が食べたかったのですが。。。今回もやはり長い行列で断念しました。結局は、ラーメン好きの息子の希望で、「京都拉麺小路」に初めて行きました。札幌「すみれ」、銀座「匠力」、京都「宝屋」、大阪「上方ざんまい屋」、尾道「柿岡屋」、博多「一幸舎」、熊本「桂花」の7店が出店しています。どのお店も行列ができていて、とんこつラーメン「一幸舎」に決めました。頼んだのは普通の「ラーメン」です。まず、びっくりしたのは、熱々が運ばれてきた事と、「アブク」がたくさん浮いていた事です。肝心のお味は、お魚系の出し汁がブレンドされているらしく、なんだか懐かしいお味でした。胡麻をたっぷり入れていただきました。 京都拉麺小路 場所 京都駅ビル10階(百貨店・大階段南側) 営業時間 11:00~22:00(オーダーストップ 21:30) 電話 (075)361-4401(京都駅ビルインフォメーション)
September 24, 2006
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今週木曜日に、「松尾大社」に行きました。駐車場に車をとめる時に、いつもと止まっている車の感じが違うような気がして違和感を感じました。鳥居をくぐっていくと、なにやら慌しい雰囲気が伝わっています。日韓合作映画「ヴァージンスノー」(監督ハン・サンヒ)のロケが行われていました。日本からは「純情きらり」の「宮崎あおい」さんが主演で、韓国からは「王の男」(日本は12月公開)で人気になったスター、「イ・ジュンギ」さんとが、ダブル主演とされるそうです。上の写真の手水舎で手と口を清めようと歩いていくと、お二人が至近距離(一メートルほど)のところにおられました。(この写真は今年の春に撮ったもので、山吹が写っています。)「イ」さんには私達の手水の作法が珍しかったようで、興味深く見ておられました。「宮崎」さんは、巫女さんの姿で本物の巫女さんの様で清楚な感じがしました。上の写真の奥に見える濃い緑色のテントの中に、お二人がおられますが、雰囲気だけを遠くから写してみました。この「松尾大社」は願い事をなぜか「しゃもじ」に書くのです。しかも、「楼門」のいかめしい「隋神」の前の金網にぶら下げるのが慣わしです。そういえば、珍しい風景なのかも知れないと思いました。
September 23, 2006
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先日「わら天神さん」に行ってきました。「金閣寺」の南にあり、西大路通りに面して西側に大きい鳥居が目をひきます。一枚目の写真は大鳥居ではなく、中にある小さめの鳥居です。バス停の名前も「わら天神前」ですから、名前を聞いた事がある方も多いと思います。正式には敷地(しきち)神社といいます。安産祈願の護符(ごふ)の中に藁(わら)が入っているところから、「わら天神」と呼ばれています。このわらに節があれば男の子、節がなければ女の子といわれています。聞いた話によると、当たる確立の方が高いようです。(70%ほどらしいです。)また、妊娠九ヶ月の九日には甘酒が授けられ、九(苦)を重ねる事によって、出産が楽になると言われてもいます。上の写真には、たまたま人が写っていませんが、次々とおまいりの人が訪れていました。この日はとても暑い日でしたが、おそらく九ヶ月の九日と思える妊婦さんや、新生児をつれて家族でお参りされる姿もほのぼのとして、幸せな気分になりました。今では胎児の性別がわかる事が多いのですが、昔は、しかも都であった京都では、胎児の性別を知る事は大きな意味があったのでしょう。「笹屋守栄」さん特製の、わら天神名物「うぶ餅」も、茶店で食べる事が出来ましたが、もうすぐお昼をでしたので断念しました。
September 17, 2006
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二上山(にじょうざん、ふたかみやま)の麓に位置する「當麻寺」(たいまでら)に行ってきました。写真は近鉄「当麻寺駅」で後方に写っている山が二上山です。牡丹が美しいことで有名ですから、名前を聞かれた方も多いと思います。駅から歩いて10分ほどで到着しました。下の写真は山門である東大門です。拝観料500円を支払うと、まず4m四方の巨大なご本尊「當麻曼陀羅」を案内されます。この曼荼羅は奈良時代に遡って、藤原家の娘・中将姫(ちゅうじょうひめ)さまが極楽のありさまを表されものです。現在掛かっているのは室町時代の複写だそうですが、かなり薄暗くてよく見えませんでした。それから、金堂と講堂にも係りの方が案内してくださいます。金堂では日本最古の粘土で作られた塑像(そぞう)を拝観しました。土の上に布を張り、漆(うるし)の上に金箔をが押されていて、一見粘土で作られたようにはみえませんでした。ともに奈良時代(国宝)の東塔、西塔の二基の三重塔が境内の高台にあります。また、およそ1000年の伝統をもつ「お練供養」も行われます。100mほどの来迎橋を、面をかぶり装束に身をかためた二十五菩薩が、現世に里帰りした中将姫を迎えて極楽へ導くという儀式です。當麻寺を後にして、駅に向かう途中で行きから気になっていた、「中将堂本舗」で「中将餅」を食べました。香りたかりよもぎ餅にあっさり甘みのこしあんを載せたものです。驚いたのはその柔らかさで、店内で作りたてを販売しているからなのでしょう。二上山や葛城山で採れるよもぎをゆでて真空パックにした後、冷凍保存されていて、一年分となると1トン以上になるそうです。お店も落ち着いた感じで、食べている間もひっきりなしにお客さんが訪れていました。 追記 この「當麻寺」は大阪府境から近い奈良県南西部にあります。 「葛城」の地として知られたところです。 聖徳太子の異母弟である麻呂古王が、「禅林寺」として草創 したとされています。
September 12, 2006
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最近少し疲れ気味と言うことで、宇治が本店の「海雲亭 洛西店」にランチを食べに行きました。先日本場韓国から取り寄せている素材を使用し、国産牛のみを使用されているそうです。私は「石焼ビビンバセット」を注文しました。セットには下の写真の様に、キムチと四種類の前菜とスープがついていました。ボリュームがたっぷりで、全部は食べられませんでした私は決してお酒のみではないのですが、かなりお酒のみの味付けが好きです。その点から言うと、このキムチと前菜は好みでした。左に見えているのは、別に注文した「タン」です。下の写真もランチで、お肉の野菜炒めとたっぷりの野菜サラダのスープ、それにキムチと先の前菜がついていました。アテネオリンピックのマラソンの金メダリスト「野口みずき」さんも陸上部の監督や選手らと来店されるそうです。それから、「京都パープルサンガ」のサポートショップでもある為か、サンガの選手達の姿もみられたりするそうです。 海雲亭 洛西店 京都市西京区御陵谷町43-1 17:00~翌3:00(LO/2:30)無休 075-381-0298 P40台
September 8, 2006
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大阪で一番大きな神社の「住吉大社」に行ってきました。大阪の人たちは「すみよっさん」と呼ばれて親しまれています。海岸から遠いイメージですが、古くから海上交通の要衝として開けたまちで、海の神様がまつられています。この赤い太鼓橋 (たいこばし) が有名で、昔はこの橋の近くまで波が打ち寄せられていたそうです。この橋は勾配がきつくて、階段状になっています。例年200万人を超える初詣の時は、通行規制 が行われているそうです。下の写真は住吉大社のHPの招き猫です。毎月最初の辰の日に末社の「楠(くん)なん社を参拝する、初辰(はったつ)さんは商売発達(はったつ)とかけられて、たくさんの参詣されると聞きます。その「楠なん社」では、偶数月には右手を、奇数月は左手を挙げた「招き猫」を毎月集めて、48体そろえて、新たに大きな招福猫と交換してもらいます。羽織りを着た愛嬌のある招き猫ですね。今月は12日ですので残念でしたが、さっそく一体買って帰りました。ちなみにこのようなのぼりはついていません。この辺りには、「阪堺電車」が走っています。路面電車でゆっくり回るのも楽しいです。
September 5, 2006
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肉汁が出てくるハンバーグと言う噂を聞きつけて、「とくら」に行ってきました。普通の喫茶店のようなドアを開けます。体格の良いシェフを予想していましたが、まだ若いお兄さんともいえる四人のシェフが目に入ってちょっとびっくりしました。画像はオリジナルハンバーグ180gで714円です。プラス420円でライス(パン)+スープ+サラダを頼みました。まず、スープを飲んで待ちました。しばらく待つと、ハンバーグがテーブルに運ばれました。私の分は写真を撮っているうちに肉汁が落ち着きたせいか、さほど出てきませんでした。ですが、すぐにお箸を入れた夫の分は、本当に肉汁がたっぷりでて来て驚きました。上にかかったソースが肉汁で薄くなってしまうほどです。お店の広さの割りにスタッフが多いのは、丁寧にハンバーグを焼くためだったのかとも思えます。場所が良いとはいえないのですが、とても人気があります。食べ終わる頃には表で待つ人の姿も見えました。男性には、300gのラージサイズが、プラス200円で頼めますし、和食が好きな方には、プラス210円で(ごはん、味噌汁、漬物)もあります。カルボナーラや和風おろしにイタリアンなど種類も選べます。 とくら 京都市南区久世上久世町516-6 グランドール桂川畔1F (075-932-2526 ) 11:00~15:00,17:00~22:00[日祝]11:00~22:00 水曜休み 駐車場7台 ダイエー桂店の近くです。
August 30, 2006
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(全くの私見ですが)京都人が行く事が少ない観光地に行ってきました。二枚の写真でどこかおわかりになりますか? その場所は「東映太秦映画村」です。時代劇が好きな親戚を連れて行ったりして、何回か行った事がありますが、そういう機会がなければ、行った人は少ないようです。今回は「映画村ナイター祭り」の前売り券をいただき、夕方は涼しくなってきたので、行ってきました。一枚目の写真は、暴れん坊将軍の館です。煌びやかな御座の間を再現したものです。「め組」の家のセットもありました。 下の写真は「五条大橋」です。設定によっては、日本橋や三条大橋になることもあります。画面で見ると広く勾配も緩く見えるのですが、実際渡ってみるとかなりきつい坂です。この坂を着物を着て、すたすたと歩けるようになるには、練習が必要と聞きました。 これもよくみかけるショットですね。「吉原通り」です。まるで花魁さんがいそうな気がします。銭形平次という時代劇があったことをご存知でしょうか?次の写真はその平次親分の家です。 映画村では時代劇の撮影が行われている事もありますが、今回はナイターでしたからありませんでした。時代劇のセットだけでなく、こんな「明治通り」といわれる町並みもあります。 特撮プールや選んだ衣装を着て写真を撮ってもらえる「扮装写真館」や「大岡越前のお白州」、「ガラス張りスタジオ」もあります。そして、おそらく10年以上入ったことがないお化け屋敷にはいりました。ここは、「最恐のお化け屋敷」となずけられています。なかなか進めずに「止まらないで動いてください~」と言われてしまいました。東映の俳優さんが演じているから、脅かすタイミングもばっちりです。映画村を後にして、京福電鉄太秦駅から電車で帰りました。 この駅のホームには家の玄関がありますから、時々テレビでも取り上げられています。線路に向かって玄関があるのは、「江ノ島電鉄」で見かけましたが、ホームにあるのは珍しいようです。
August 25, 2006
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お盆のお休みも終わり、お疲れの方もたくさんおられると思います。「五山の送り火」が終わると、毎年一息つけるはずなのですが、今日も京都は暑かったです。やけどの跡も水ぶくれになってしまって、ガーゼを巻いた腕は余計に暑さを感じます。こんなに暑い日は、お三時のお菓子は冷たい和菓子に限ります。「奈良花燈会」行った時に「どらアイス」を買った、奈良香寿軒さんの「朝顔」を食べました。こちらの和菓子屋さんは、パッケージが可愛らしいと定評があります。中身はぶどうゼリーです。甘味はかなり強いものの、お酒が効いているからその割には、サラッとした感じです。たまには、こういう目で楽しむお菓子も良いかもしれません。このほかに「金魚ゼリー」も人気があるようです。
August 22, 2006
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昨日のマーボー茄子を作ろうと思い、油を熱して茄子を入れたとたんに、油が腕を直撃しました。すぐに保冷材で冷やしたものの、赤くなって痛みが引きません。夜間診察時間で、皮膚科の先生がおられる病院を探して、夫に車で連れて行ってもらうことにしました。そこでは、もしかしたら水ぶくれになるかもと言われて、軟膏と痛み止めのお薬をもらい帰りました。そして今日は、近所の皮膚科に行ました。水ぶくれの心配もなく大丈夫で、跡が残るから色物の服を着てカバーして、日焼けをしないようにと言われました。もともと日焼けが苦手な私には、苦にはなりませんが。六時間ほど冷やしていましたから、酷くならずに済んだようです。痛い思いをした一日でした。
August 18, 2006
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6日から15日まで行われる「なら燈花会」に行って来ました。この催しは、奈良公園一帯に広がる七つの会場に2万を超える灯りをともすもので、99年に誕生しました。いつもは静かな夜の奈良の街も、「燈花会」の時期は大変な人出でした。上の写真は「春日野園地」で遠くに大仏殿の屋根が肉眼では見えていました。下の写真はライトアップされた興福寺の五重塔ですが、ナイトモードに切り替えを忘れていたので見にくいですね。下の写真は、重要文化財の仏教美術資料研究センターです。もとは、奈良物産陳列所だったそうです。宇治の平等院をなぞらえたものとされていますが、木が邪魔して見えにくかったです。ライトアップされたおかげで細部まで凝ったつくりが良く見えて、見ごたえがありました。他にも、鷺池の水面に映る幻想的な「浮見堂」も素敵だったのですが、上手に写真がとれていないから、パンフレットをご覧下さい。音楽が流れる中、船もゆっくり進んでいく様子を見ていると、矢の様に過ぎていく日常を少し忘れる事が出来ました。歩きつかれて、途中で「香寿軒」でアイスどら焼きを買って食べました。金魚ゼリーや可愛らしいパッケージの朝顔ゼリーが有名です。ショーケースの上に見本がありますように、小倉と抹茶2種類がありました。さすがにどら焼きの生地はしっとりしてとても美味しかったです。関西では「どら焼き」といわれるよりも「三笠」と言われる方が多く、しかも奈良ですからちょっと違和感を感じました。
August 15, 2006
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京都府精華・西木津地方にある「私のしごと館」に行ってきました。京奈和自動車道のから見える、モノレールの駅のような大きな建物で、精華学研IC降りてすぐにあります。電車が好きな息子が、こちらの電車運転シミュレーターを運転したいと以前から言っていましたので、夏休み中に行ってきました。本物の運転席の中でレバーを操作しながら、狛田駅から新祝園駅までの区間の運転をすることができます。 次の写真は「自動車の生産を支えるチームワーク」のコーナーで、1台の新製品が商品として世の中に出るまでにかかる、たくさんのプロセスとそれに係わる仕事を説明した物です。「しごと探検ゾーン」では上記の他にも、高圧送電線の鉄塔で行われる架線作業の様子や、トンネル工事現場の映像が見られます。「体験ゾーン」では、28のコーナーで、先端技術、ものづくり、伝統工芸、建築・建設、医療・福祉、マスコミ、芸術・デザイン、事務、サービス、公共の仕事、約40職種の体験をすることができます。人気があるのは、芸術・デザインの仕事のコーナーの声優、CGデザイナー、フラワーデザイナー、服飾デザイナーあたりだそうです。残念なことに電車運転シュミレーションで、時間を使いすぎて体験時間が終わってしまってしまいました。館内はとても広いから、見て回るのに一苦労です。下の写真は、宇宙飛行士と地上管制官や、建築設計シミュレーション、介護の仕事、TVスタジオで働く人々の仕事の体験ゾーンです。 クレーンが見えていますね。時代による仕事の移り変わりから、未来の働き方を考えるゾーンもありました。こんなに箱は大きいのに、それを生かしきっていないところに、全体の維持管理費は収入の20倍の約21億円で、差額は民間企業が支払う雇用保険料で穴埋めされる事実を感じました。上の写真は色々な仕事のフィギュアです。これは良く出来ていて見て回るのが楽しかったです。たくさんの仕事があるのだなぁと考えさせられました。 私のしごと館 京都府相楽郡精華町精華台7丁目5-1 〒619-0282関西文化学術研究都市(精華・西木津地区) 電話 : 0774-98-4510 閉館日は原則として月曜日 入場料は大人一般700円、一部の体験は別途料金
August 10, 2006
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リンクをお願いしている、煮谷英明さんから『進化バトン80代目』が回ってきました。ルールとして下記の二つが決まっています。 1、気に入らない質問を1つ削除して、新しい質問を1つ加える事。 (1番最後の質問のみ対象外) 2、『進化バトン○代目』の○のところを、 カウントアップ(+1)する事。 それでは、はじめま~す。 問1、幸せになれるたべものは? やはり甘い物全般!です。 問2、貴方のお気に入りの癒し方法は? ゆっくりと入浴する事。 どんなに暑くてもちゃんとタブにつかります。 それからお香を選んで焚くのも好きです。 問3、今1番欲しい物は? 夏ばてしない健康な身体。(切実です。) 問4、子供の時に、はまった食べ物は? 近くの焼きたてパン屋さんのものでマドレーヌです。 貝をかたどったおしゃれな物でなくアルミカップにはいった ものなんですけど。 今も時々食べたくなります。 問5、得意料理は? 以前は手の込んだメニューも全く気になりませんでしたが、 最近はダメですね。 鯛めしや牡蠣ごはんなど炊き込み系の評判が 家族には良いです。 問6、どんな料理がつくってみたい? お野菜が美味しくたくさん食べられるお料理。 問7、今までで一番恥ずかしかった経験は? 一番外見に気をつける頃に、髪の毛のハネ止めピンをつけて そのままバスに乗って校門の前で気がついた事。 自分の影の形を見て?って慌てて外しました。 問8、自分を色にたとえると何色ですか? そうなら良いなという意味を込めて透明。 問9、バトンをまわす3人? ワインとにゃんこを愛するakia29さんと 毎回違った切り口で楽しませてくださる、マリー猫ちゃんさん が受け取って下さいました。 81代目の進化バトンはどこまでつながるのでしょうか?
August 7, 2006
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「中村軒」は、京都の街から西の方へ向かう時に渡る「桂大橋」の西詰めにある、創業百二十余年の和菓子屋さんです。道を挟んで目の前は桂離宮になります。「中村軒」といえば「麦代餅」(むぎてもち)有名で、農家の間食として各田畑まで届けるかわりに、農繁期も過ぎた頃に代金として麦を納めた事が名前の由来です。友人がこちらの茶店で、初夏に出される「マンゴー氷」が大好きなので、毎年この時期には必ず行く事になります。 この「マンゴー氷」はマンゴーそのもののお味がしますから、大好きな人にはたまらないそうです。春先の「いちご氷」から「マンゴー氷」そして8月からは「すだち氷」とフレッシュフルーツのかき氷が人気があります。こちらのかき氷は氷やさんの大きなブロックを使用しています。私が注文したのはこの「宇治金時」です。抹茶蜜に自家製の大きい白玉が3個とたっぷりの粒あんつきです。抹茶蜜がピッチャーに入ってついてきます。この蜜は様子を見ながらかけないと、氷の量がかなり多いので、はじめは甘すぎて後は薄くなってしまいますから要注意です。夏はかき氷の他にそうめんセットも美味しくておすすめです。栗の時期の栗ぜんざいや栗赤飯、冬はぜんざいやおしるこ、みたらしだんごなども人気があります。上の写真はあっさりした甘味の「わらび餅」です。いつも白玉2つがはいった「ちょっと一口宇治金時」にしようと思いながらも、結局レギュラーサイズで注文してしまい、寒くなりながら食べてしまいます。どのかき氷もボリュームたっぷりです。特に夏場は茶店は込み合います。しばらく待つことも多いですから、時間の余裕のあるときのどうぞ。
August 5, 2006
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夏休み中の最高に暑い日に「大宮交通公園」に行ってきました。幼稚園や小学校の遠足などで訪れた方もおられる事と思いますが、こちらは交通ルールを学ぶための公園です。正面玄関を入ってすぐの写真です。カート乗り場の表示があります。道を渡る時もちゃんと信号を守らないと、係員さんに注意を受けます。信号を無視するとゴーカートが走っていますから、本当に交通事故になってしまうかもしれません。信号待ちや一旦停止に道路標識もあるから、運転していてもかなり楽しいみたいです。一人乗りは小学校3年生からしか乗れませんから、小さいお子さんは親と二人乗りに乗ることになります。下の写真のように、本当に初めての方は、初心者マークの黄色い旗をつけて出発します。もし、カーブで曲がりそこなったりして立ち往生しても、係員さんがさっと来て、ちゃんとコースに戻れるようにしてくださいますから心配はいりません。この公園には、京都市電とSLがあります。ゴーカートの後ろは京都市電で、中は図書館に改造されていて、自由に本を取り出して座席に座って読むことができます。その横にはSLが保存されています。他には足踏み式ゴーカートや、築山の滑り台にジャングルジムや、芝生ゾーンもありますから、お弁当持参の方もちらほら見かけます。入場無料でカート代は一人乗り200円、二人乗り250円で足踏み式は無料です。通常はゴーカート運行は、木、土、日曜日のみなのですが、夏休み期間は毎週火曜日の休園日を除く毎日運行されています。雨が少しでも降るとすぐに中止になりますから、お天気が怪しいときは延期された方が良いと思います。
July 31, 2006
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いつもたくさんのコメントで賑わう、フランスの香りを届けてくださる女性「マリー猫ちゃん」さん から、バトンが回ってきました。。。。に「ファッション」がはいります。それでは、まいります。 1.最近思う「。。。」 夏物と冬物のボーダーがなくなって、何でもありだという事です。 かごバックやサンダルにファーがついたり、考えようによっては 楽になっているのでしょうね。 2.この「。。。」には感動! ヨーロッパのマダムの着こなしでしょうか。 日本の人が洋装をするようになったといっても年季が違います。 その地で生まれた服装が一番似合うのではないかと、 密かに思っております。 3.好きな「。。。」 白いブラウスにちょっとレースがついていたりとか。 一見何てこともないのに、よく見ると凝っているものも好きです。 4.こんな「。。。」は嫌だ!! 基本的にどのようなファションでも、その人に似合っていれば、 嫌いと思うことはありません。 私個人では、柄物のトップスは似合わないから苦手です。 5.この世に「。。。」がなかったら? 寂しいでしょうね。 皆制服のように同じ服を着て歩いているなんて、想像して しまいました。 6.次にまわします選りすぐりブログ仲間 それでは、同じ京都在住で素敵なお花を紹介してくださる、 「Mitti」さんには、 お花をテーマでお願いします。 心優しい紳士「煮谷秀明」さんに は家庭菜園か食べ物(メニュー)についてお願いしたく思って おります。 興味を持たれた方どうぞバトンをお持ち帰り下さいね♪。
July 27, 2006
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「祇園祭の巡行」も終わりまして、京都の町は少しずつ静かになってきました。 祇園祭は「町衆のお祭り」と言われるように、32の町単位で組織された保存会が中心となって運営されています。以前勤めていた会社がその「鉾町」で、目の前が鉾が建つ場所でした。分解収納されていた「鉾」が組み立てられて、荒縄でしっかりと固定されて行く「鉾建て」や、女性や子供達も交えて町内総出の「曳初め」を上から見ては、そわそわしていました。最近でこそ、観光の方も多く来られていますが、当時は「町祭り」的でやや閉鎖的な感じが、少し残っておりました。和装などに付随する伝統産業が盛んな頃に遡ると、家族や親戚でその産業に従事する方が、必ずと言っていいほど見つかりました。今年も宵々山に懐かしいそのあたりを歩いてみましたが、二階建ての瓦屋根の町屋が減って、マンションになっているところがありました。 函谷(かんこぼこ)町」が夜間人口ゼロになったのは、もうかなり前の話です。このままでは、継承者が少なくなってしまう危機感から、マンションの住人が積極的に参加するところや、ボランティアを助けをかりているところもあります。巡行の最後を飾った南観音山には、今年もD大学の外国人留学生ら8人がボランティアとして参加されていました。また、京都市主催の「みやここども土曜塾」では、「岩戸山」などでお話やお囃子鑑賞だけでなく、ちまき売りや売り唄の募集もありました。あのような豪華な鉾や山を保存して、毎年お祭りに参加するには、もはや「巨大な町内行事」の域を脱していかなくては、存続が難しいのかもしれませんね。上の写真は巡行の日に通りかかった懐石・宿の「近又」さんです。今では残り少ない典型的な京の町屋の様式で国の有形文化財に登録されています。
July 23, 2006
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こんなに雨が多い祇園祭は久し振りです。今年の巡行への人出は、過去最高だった昨年の24万人より少ない約13万人(京都府警発表)でした。 先頭を進む「長刀鉾」の「注連縄切り」を見ようと出かけましたが、すごい人で前に進めないうちに終わってしまいました。結界を解く儀式の「注連縄切り」は、くじ取り式で決定した順序で巡行しているかを確認する儀式の「くじ改め」とはとも人気が高いです。「稚児舞い」をやっとみることができましたが、その様子はあまりにも人が多くて写す事ができませんでした。 下の写真は、四条麩屋町に建つ斎竹(いみたけ)で、ここに注連縄が張られています。「長刀鉾」に続く「山一番」を今年引当てた「郭巨山」松の後ろに見えている竹です。一時激しい雨に降られて、「曳方」や「舁方(かきかた)」はずぶぬれになり、雨のため透明のビニールシートがかぶせられていたり、見送りを外した鉾もありました。カマキリのからくりが人気の「蟷螂(とうろう)山」の金色の目玉が、ビニール越しに見えていましたが、もちろん動く事はありません。交差点を90℃に曲がる「辻回し」では、雨で制御しにくい中での「車方」と、鉾の屋根の上で巡行の安全に努める「屋根方」は、足を滑らせないように細心の注意を払わなくてはいけません。巡行の最後を飾る「南観音山」の後ろには、歩行者天国を解除する信号作業車が付いてきています。下の写真は、一部折りたたまれた信号機を元に戻す作業中です。あまり目にする事がない景色だと思います。雨のためアーケードがあるこの界隈に人が集中してしまい、写真も撮る事も難しかったです。一枚目は「菊水鉾」三枚目は「船鉾」です。
July 19, 2006
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祇園祭のハイライトといわれる「山鉾巡行」が今日17日に行われました。巡行にも行って参りましたが、そのお話は後日と言う事で、鉾の拝観について日記を書きます。現存する山と鉾は32基あります。好みはあるでしょうけれども、私のお気に入りはこの「船鉾」(ふねぼこ)です。神功皇后がご懐妊中に出陣されたという「日本書紀」に由来します。屋形内に飾られた神功皇后の人形は、面を着けておられます。船鉾に伝わる2つの神面(本面と写し面)の無事を確かめる儀式「神面改め」が毎年新聞に掲載されるので、ご存知の方もおられると思います。今年は 木箱を開けた時に、中にあるはずの本面がなくて凍りつく場面もあったそうです。実は祭壇に飾られていたためでしたが、室町時代の作とも言われる「本面」が紛失したら一大事ですから、さぞかしびっくりなさった事でしょう。 拝観券を買って、10分ほど待ったでしょうか。列が動き出して保存会の細い通路を歩いて、靴を脱いで二階への急な階段を上がります。畳敷きのお部屋でのお囃子は、屋外で聞く場合と違って掛け声も勇壮で迫力があります。正座をしてしばらく待つと、船鉾の拝観をすすめられました。鉾に乗り込むには、2階の一番端から鉾に向かう木製の通路を渡ることになります。一緒に行った息子がかなり小さい頃この鉾も拝観したのですが、覚えていないようです。小さいお子さんには高さを感じられて、少し怖いかもしれませんね。船という形状ですから中は広くありません。太鼓を置く板が渡してありました。船首を飾る「鷁(げき)」(鳥の名前です)を撮ってみました。宝暦年間(江戸中期)の傑作とされています。暗くてちょっと見にくいですね。その先には、駒形提灯の灯りが見えています。この「船鉾」では応仁天皇を生んだゆかりから、安産のお守りとされています。巡行の時に神功皇后のご神体に、岩田帯を巻いて下さる風習があり、友人に頼まれてお願いした事もありました。今もこのような風習が残っているのでしょうか?
July 17, 2006
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祇園祭宵々山に行ってきました。一枚目の写真は「長刀鉾」です。先の日記で触れましたように、生稚児さんが乗っている唯一の鉾で、毎年必ず先頭で注連縄を太刀で切り、結界を解く儀式を行う鉾です。この鉾は格式が高くて、鉾の拝観においても女性は二階までいけるものの、鉾に入ることは許されません。上の写真も長刀鉾です。バックに見える○○INさんの看板が明るすぎますね~。何とかならないのでしょうか?てっぺんにはよく見ると、「長刀」が見えますがおわかりになるでしょうか?見難くて申し訳ないのです。下の写真は駒形提灯に書かれた「月」の文字が好きな「月鉾」です。狭い道に山鉾が建ち、夜店も立ち並ぶものですから、かなり混雑する場所もあります。それを避けるために人間も一方通行の所もありますから、大概はいつも同じような道順でみていく事になります。下の画像は「山伏山」の御神体です。ライトアップされています。そして必ず行くのが、「鯉山」です。前掛けや見送りは16世紀のベルギー製のタペストリーで、重要文化財に指定されています。以下はパンフレットより抜粋です。<もとは5枚シリーズの中の1枚で、伊達政宗の家臣の支倉常長が、遣欧使節としてローマ法王と謁見した際に、正宗への贈り物として日本にやってきたものです。ギリシャの叙事詩に題材に人物や風景が描かれいて、5枚のうち一枚は焼失し、一枚は加賀前田家へ、後の2枚は3分の1ずつ6ヶ所に現存します。「白楽天山」「鶏鉾」「霰天神山」にもその3分の1があります。>京都の町衆のお祭りにかける意気込みがいかに凄い物だったか、垣間見られるような気がします。今年は、土曜日が宵々々山、日曜日が宵山、祝日の月曜日が巡行になり、当たり年といっても良いと思いますが、急な雨が多いせいか人は少なめのようです。この日も夕方からの激しい雨に見舞われて、昨年より10万人少ない約19万人(午後9時現在、京都府警発表)にとどまりました。雨が上がってから出かけましたから、ここ数年の中では一番涼しく感じました。船鉾の拝観につきましては、次回の日記でとりあげようと思います。
July 16, 2006
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おうどん大好きの私にとって七味は欠かせない香辛料です。東山区清水産寧にある有名な「七味家本舗」の山椒たっぷりのものも、長野善光寺近くの「八幡屋磯五郎」さんのものも好きです。ここ最近のお気に入りは「ゆず谷村の七味」です。ゆずで村おこしして有名になった、「高知馬路村」のゆず皮を50%使用したゆず入り七味です。その馬路村と「加藤美蜂園本舗」(サクラ印ハチミツで有名な会社)とが共同開発した物です。おうどんだけでなく、湯豆腐やお漬物、お鍋にも良く合います。以前は、「サクラ印ハチミツ」楽天店があったのですが、残念な事に閉店してしまいました。HPでの販売は現在もできます。京都では生協さんでも買えるお店があります。おうどんにゆずの皮が添えられる事もある京都の方には、気に入っていただけるお味だと思います。 ☆☆☆楽天さんに馬路村の商品がありました。☆☆☆ ポン酢です。↓ 柚子しぼりです。↓
July 12, 2006
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今日はとても蒸し暑く、祇園祭が近づいているのを実感しました。京都の街の中はよく表現される「碁盤の目」のようで、縦と横の通りの名前で表します。たとえば、「四条通り河原町」は四条通りに面して、「河原町通り四条」は河原町通りに面している事をえ表していて少しニュアンスが違います。この他にもちょっとしたルールがありまして、「上ル」は北に「下ル」は南に、「東入ル」は東へ、「西入ル」は西方向にという意味です。町名をいうよりも、この表現の方が大体の場所がわかるために便利です。わかりやすいのは良い事なんですが、これに町名と番地がつきますから、どうしても長くなります。最近はマンション名も書く事があります。ちょっと見にくくて申し訳ありませんが、画像は郵便番号のガイドです。七桁表示になった時に、一番大変だったのは京都だったと聞きます。同じ町名なのに、郵便番号が分かれているから、但し書がたくさんあります。それに町名や番地を書く習慣がない場合もあり、上京区と中京区や下京区では同じ町名があったりと複雑です。もしポスタルガイドをお持ちの方がおられたら見てくださいね。
July 8, 2006
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7月に入ると京都の町は少し騒がしくなります。1日からは各山鉾町において、祇園祭に関する打ち合わせをする「切符入」が行われて、1ヶ月にわたるお祭りが幕を開けます。2日には、17日の「山鉾巡行」の順番を決める「山鉾巡行くじ取り式」が行われました。京都放送で毎年生中継される、「巡行」は「動く美術館」とも言われる、32基の山がゆっくりと目の前を通って、きらびやかでありながらも迫力があります。毎年「くじ取らず」で順番が決まっているものも何基かあります。四条烏丸の「大丸百貨店」の前に建ち、一番有名な「長刀鉾」は、必ず先頭の為に「くじ取らず」になります。祇園祭の鉾に「生(いき)稚児さん」が乗るのは、現在では「長刀鉾」だけとなっています。先頭を行く「お稚児さん」を乗せた「長刀鉾」が、注連縄を太刀で切って結界を解く「注連縄切り」は、「お稚児さん」の最も重要な儀式です。その「お稚児さん」は、毎年京都に住む小学生から1人と、補佐役の禿(かむろ)2人が大役に選ばれます。大変名誉な事なのですが、儀式事も多くて大忙しとききます。13日午前11時に八坂神社へお参りし、「社参の儀」が行われます。大名(正五位少将10万石)の位「お位」をもらう儀式で、白馬にまたがり全員裃姿の大勢のお供を従え、「神の使い」になります。なんと、「社参の儀」からこの日から「山鉾巡行」まで「お稚児さんは」地面に足をつける事も許されません。17日の「お位返しの儀」で 「正五位少将」のお位を返上し、大役を終えた「お稚児さんと禿」は、やっと普通の生活に戻っていきます。 もう「祇園囃子」の練習も始まりました。お祭りの様子はまたご紹介する予定です。
July 4, 2006
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こちらのお店は、年に二回食べに行くお店です。阪急電鉄正雀工場で春と秋に行われる、「阪急レールウェイ フェスティバル」に行った時に、必ず立ち寄ります。カウンターだけの小さなお店で、この道30年の店主が旭川ラーメンを作ってくれます。フェスティバルの時しか行かない私達を、覚えて下さっていて、「とっかり」ってどういう意味かと尋ねた息子に、「アザラシ」の意味のアイヌ語であることも教えていただきました。下の写真は入り口です。黄色い看板に確かにアザラシの姿が見えますね。いつも「塩ラーメン」しか頼みませんが、とてもあっさりして澄んだスープは、ちょっと和風の味がします。一枚目の写真は「普通サイズ」で三枚目は「大」になります。どちらも「塩」ラーメンですが、なんだか雰囲気が違って見えます。もっちりして縮れた太い目の麺は、自家製麺で天気によって季節によって、調整されていると聞きました。卵よりも小麦の香りがする美味しい麺です。1970年復刻版のラーメンもあり、今のものよりもこってりしていました。 ☆☆☆とっかり本店☆☆☆ 住 所:大阪府摂津市正雀本町1ー25ー10 電 話:06ー6382ー9454 営 業:11:30~14:30 18:00~22:00 定 休:火 ☆他に上新庄に「とっかり2」や「吹田とっかり」もあります。 正雀工場の見学が出来る「阪急レイルウェイフェスティバル」はとても人気があります。最近は事前に往復はがきで申し込みが必要になりました。小学生以下限定で、このようなミニ阪急電車に乗ることもできます。子供達が順番待ちで退屈しないように、踏み切りもあります。
June 23, 2006
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「十兵衛」さんは京都の西の端にあるおうどんやさんです。ガラスの向こうで手打ちの様子を見ながら、空席を待つ事が多い人気のお店です。写真は「和風ちゃんどん」で、白くてこしがあるおうどんの上に、とろんとしたあんがかけられています。具は、お揚げや白菜、椎茸、えのき、九条葱、にんじんなどがたっぷり入っています。麺の量も多めでお腹一杯になります。ちょっと変わっているのは、おろし生姜とくし型のレモンが添えられている事です。生姜の効果とあんかけの効果で、かなり夏場は辛いのですが、なぜか真夏でも頼んでしまいます。レモンの酸味も良く合います。「和風ちゃんどん」は和風のおだしに中華風ガラスープを加えたオリジナルで、文章で書くと???と思われそうですが、なかなか個性的なおうどんです。お茶碗に取り分けてからの写真となりました。少し見苦しいですね。 ☆☆☆「十兵衛」☆☆☆ 住所 京都市西京区大枝沓掛町9-68 TEL 075-333-8555 営業時間 11:00~18:00 定休日 月 駐車場 あり おにぎりが付いた定食も人気です。 夕方5時くらいになると閉店している事も多いです。 入り口ではテイクアウト用のパックもあります。
June 21, 2006
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雨上がりの緑が美しい日に、奈良に行きました。有名な奈良公園の鹿たちもたくさんいました。一枚目の写真は、その中でも一番小さいと思える鹿を撮った写真です。小鹿といっても以外と大きいです。昭和32年に天然記念物に指定されて以来、手厚く保護されているのですが、やはり車との接触はあるようです。実際鹿の死因のトップだそうです。車でのパトロールも行われ、車の運転の注意、鹿と接する時の注意が放送テープで、流されています。下の写真は鹿せんべいをお目当てに寄って来たところを撮りました。頭を下げてねだる姿は、可愛らしく思えますが、いざ、渡すとたくさん寄って来て少し怖いです。実は私は一回もあげたことがないのです。鹿せんべいは砂糖などが入っていないおやつで、この売上金はシカの保護のために使用されているそうです。木立の向こうに遠くに見えているのは「興福寺」の塔です。お昼は、料亭旅館「菊水楼」さんの別館に行きました。広々とした店内を上品な雰囲気です。その時の写真は、とても目上の方との会食だったので、撮る事が出来ませんでした。器も盛り付けも美しいお料理で、京都とはまたちがう味付けでしたが、仲居さんたちをはじめ接客サービスは大変良かったです。写真は、一番奥の個室からの写真です。(別料金が必要でした。)池を挟んで向こう側に見える建物は、「奈良ホテル」です。
June 19, 2006
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昨日の日記でご紹介した、松尾園芸に併設されているカフェ「LOG HOUSE」に行きました。ワンコ連れもOKのテラスはお花を見ながら食べられるのですが、この日はワンコはいませんでした。紫外線に弱い私は迷わずに室内を選んで、ワッフルの前にランチを食べる事にしました。帆立のドリアは、さすが(?)植木鉢に入ってでてきます。それにサラダとヨーグルトと飲み物がセットされています。お味は、う~ん。ソースがのっぺりと口に残るような感じで、正直あまり好きではありませんでした。それからお目当てのワッフルを注文しました。奥に見えているのは、「カプチーノ」です。シナモンスティックとたっぷりのクリームの上には、レモンの皮の黄色がアクセントです。こちらのワッフルは表面がかりっと焼かれたタイプで、バターがたっぷり入ったしっとり系でありません。どちらかと言うとアメリカンタイプだと思います。写真は、ハーゲンダッツのアイスと、ストロベリージャムと生クリームがのった、「ストロベリーワッフル」です。手前に見えているのは、カフェオレボウルに入ったカフェオレで、いつも頼む組み合わせです。他にも、プレーンやヨーグルトヤキャラメルなどもあって、半分ワッフルといって2枚入りのものもあり、お腹が一杯でも、ついつい頼んでみたくなります。 ☆「LOG HOUSE」のHPです。 http://www1.odn.ne.jp/~cco05970/log%20house%202.htm 道も狭くて油断をすると、ついつい道を間違える事も。。。 おでかけは上記のHPの地図で確かめてからの方が 良いと思います。 ☆☆☆住所 京都市西京区大枝西長町3-70 ☆☆☆ TEL/FAX番号 TEL:075-332-8880 営業時間 平日:9:30~19:00 土・日・祝日:9:00~19:00 定休日 毎週木曜日 (祝日の場合は営業)
June 17, 2006
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梅雨の中休みでお天気がよい日に、「松尾園芸」に行ってきました。京都の中でも、西の方を表す洛西の端の方に位置し、西山の麓にあたるあたりは、気分転換をするのも格好の場所です。薔薇の見ごろは過ぎてしまったようですが、渡ってくる風はかすかに香りがします。ぼんやりとお花を見るのも心が和みます。すっかり寂しくなった玄関に植えるお花を買いました。下の写真は、今月のはじめの様子です。ピンクの薔薇が咲き誇っています。その後は、併設のカフェ「LOG HOUSE」に行って、いつものワッフルを注文してゆっくりと時間を過ごしました。その時の様子は次の日記に書いてみる予定です。
June 16, 2006
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