ヴィーテ・イタリア高岡(Hiruccio)のイタリアワイン&主夫日記

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2008/10/07
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カテゴリ: 主夫
発酵中の神戸カベルネ!


昨年は発酵を始める前からカビの薄膜が張ってしまって、一部
冷蔵保存していますが、ワインの体をなさないものですが、
今年の神戸カベルネ・ソーヴィニョンは違います。


ブクブクと音を立てて発酵しています(^^)


というのはウソですが、音は立てないまでも炭酸ガスを強烈に
発散しております。


本当に嬉しい驚き、誤算です。


お陰で、困ったことに、キッチン中がショウジョウバエの
住処と化しそうです(^^;)



今回は実は2種類の「ヴィニフィカツィオーネ」(発酵から
熟成を合わせた”ワイン作り”)に挑戦しております。


一つは、写真のようにガラス容器に入れて、完全に自然の
温度で、つまり温度コントロールなしで発酵させるやり方と
もう一つは昨年同様、ヨーグルトを作る容器に入れて
温度を幾分上げての発酵をさせるやり方です。


双方共にもちろん「天然酵母」での発酵です。


二つの発酵槽



双方ともに毎日グツグツしております。炭酸ガスの力で
種や果皮が上昇します。これを専門用語で「果帽」と
いいます。

イタリア語では、カッペッロ・ガッレッジャンテと言います。


cappello galleggiante


文字通り、「浮き上がる帽子」です(^^;)



発酵温度が高いほうがはるかに発酵が進んでいるようで
果皮からの色の抜け具合が全然違います。


予め熱湯殺菌したスプーンで、毎日2回ほどかき混ぜます
が、その際にちょっとテイスティングすると、温度が高い
方にはるかに炭酸ガスのピリピリが感じられます。



去年は、このように激しく発酵することはなかったのですが
どうしてでしょうか?



実は、日曜日に収穫して、すぐに発酵させずに、金曜日に
すべての作業をしたんです・・・。単に時間がなかったから
なんですが(^^;)


そういう低温保存の時間と酵母の運動に関係があるのか
それとも、今年のブドウの「蝋粉」の多さに起因するの
でしょうか。



わかりません(^^)



ともかく、何かの機会にスクールやイベントにお越しくださった
方にテイスティングしていただければと思いますが、でも
少量故・・・・・お約束はしかねます(^^;)



ともあれ、じっと観察し続けたいと思います。







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Last updated  2008/10/07 04:58:35 PM
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