ヴィーテ・イタリア高岡(Hiruccio)のイタリアワイン&主夫日記

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2008/10/25
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ルペストゥルのジョルジョにサローネ・デル・グストの
入場チケットを頼んでいたんです(^^;)

で、ジョルジョはジョルジョで、僕のためにチケットを
安く手に入れられるように手配をしてくれていたんですが
いかんせんイタリアの事務手続き等は示し合わせた通り
には進んでくれません。


ちょっとしたゴタゴタがあって、リンゴット見本市会場の
前で1時間ほど待ってもチケットが到着せず、半分憤慨して
また半分は「お~~い!ジョルジオ~~!」「これぞ
ジョルジョマジック」などとギャグにしつつ、会場の
チケット売り場に向かいました(^^;)


  参加者の皆様の寛容に感謝です!!


いえいえ、僕が日本でさっさと購入しておけば良かったん
ですよ。「狐につままれる」ようなイタリアでの現象を
直視すべきでした。


サローネ・デル・グスト08-1


もうとっくに入場時間(11:00AM)は過ぎていましたから
チケットを購入してすぐに中に入ります。


それでもほとんど待ち時間はありませんでしたから良かったです。


中に入っての雰囲気は、写真でお楽しみください。
今回は、ビデオ撮影中心なので写真が不足しています(^^;)

サローネ・デル・グスト08-2

どこに行っても黒山の人だかり。
そこを書き分けて味見していきます。

よほど価格の高いアイテム以外はすべて味見し放題です!

まずはチーズ通りでイタリアの北から南までのチーズを
一気に味見していきます。

ヴェネトのアジアーゴやバスタルド。

もちろんエミリア・ロマーニャのパルミジャーノ・レッジャーノ。

ラツィオのプロヴォローネ。

トスカーナのペコリーノ・トスカーノ。


次々に目を引く食材が出てくるものだから、いちいちどこの
地方のどういう名前のどういった製法のチーズかなどの
詳細など、どうでも良くなってきます(^^;)

売る側とのフィーリングもあります。積極戦法のブースも
あれば、ややボーっとした感じのブースもあり、お客さんの
要り具合もほぼ比例しているのです。

もちろん、サラミ通りも欠かせません。

サローネ・デル・グスト08-3

トスカーナのチンタ・セネーゼ系のサラミ。

もちろんエミリア・ロマーニャのクラテッロ。

それにカラブリアのンドゥージャ!!(かっっれ!)

カンパーニアのサルシッチャ・ロッサ!

サローネ・デル・グスト「サラミ通り」

味見をしながら、こういったサラミブースが売っている
パニーノをほおばることが出来ます。


僕達は、クラテッロのブースで贅沢にクラテッロパニーノを
買って立ち食いしたのでした。


途中、Mさんにイタリアビールをご馳走になって、気持ち良く
ほろ酔い加減で、午後も更なるテイスティングの旅を
続けます。


というか、目を引いたブースに近づいて、とにかく味見を
する。気に入れば買う、というリズムを繰り返していくの
です。


とにかく、日本には絶対に存在し得ない美味さですし、日ごろ
日本のサラミ&チーズマーケットの貧困に怒りとさもしさを
感じている僕にとっては、まさにここは天国です。


何を口にしても素朴で純粋な豚ちゃん、そしてお乳の世界が
広がっているのです。日本のものはほとんどが工場製品の
のっぺりとした個性のない味ばかりですものね。


芸術家がアートで個性を表現するのと全く同じ次元で
こうした食品を捉えてみるのも重要かもしれません。


というか、ワインの個性も同様、やはり個性を捉え、そして
愛でるには本質の何たるかについて気を配る必要があるんで
しょうね。


ただ単に「美味しい!」も良いんですが、千差万別の
「美味しい!」がここには存在するんですよね~~。


時には「クセ~~」「カレ~~」の食材のありますが
否、ほとんどがそういう食品になるのですが、そうした
日本ののっぺりとした味覚世界から見ると全く「変態」
ともいえるような食材のバラエティーの深さ、広さを
味わうことも人間の感性を育てるためにもどうしても
必要なんですね。


本来ならその食材が生まれ、育ち、作られる環境に身を
寄せることが、ヴィーテイタリアツアーの目的でも
あるのですが、こうして見本市会場に一堂に集まる
イベントもあっていいのではないかと思います。


とにかく、ウハウハ!ドッヒャ~~!!


な、なんじゃそれ~~~~!!


まじっすか!!


って、食材の色、形、香り、味わい、そして素朴で健気な
生産者に触れていると喜びが溢れてきます。


人間が自らの生まれた故郷にしかない食材を愛している
現場を目の当たりにすることも、このイベントの大いなる
目的の一つではないかと思います。







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Last updated  2008/11/06 06:10:45 AM
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