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富士急行線で、唯一の自社発注車となっている5000形電車です。5000形は1975年に2両編成が1本のみ製造された2ドアのセミクロスシート車で、ほかの車両との連結ができないため特定の時間に限定運用されています。現在は「トーマスランド号」として、車体や車内に「きかんしゃトーマス」のキャラクターを描いた車両として人気を集めています。河口湖駅で撮影した5000形です。5000形は側面は国鉄型(キハ47など)にそっくりですが、前面についてはオリジナルなスタイルです。車内です。クロスシートが並びます。天井や壁、シートカバーはトーマスの絵柄となっていて明るく、楽しさを感じます。ちなみに、クロスシートの形状は113系やキハ40などの国鉄型とほとんど同じです。
2016.04.13
1月に、吉原~吉原本町という短区間ながら岳南鉄道(岳南電車)に乗車しました。岳南鉄道では京王3000系を両運転台に改造した7000形が主力となっています。今回乗車したのは7001でした。吉原駅の風景です。東海道本線の駅とは異なり、ローカルな雰囲気が漂っていますね。こちらは本吉原駅です。吉原駅同様、特徴的な形の支柱があります。駅名標です。電照式で、国鉄のものによく似ています。今回はごく短区間だったので、次回はぜひ全線乗車してみたいです。撮影日:16.01.07
2016.03.29
2月7日に引退した「フジサン特急」用の富士急行2000形は、現在下吉田駅の側線に留置されています。ここでは保存されている14系寝台車と隣り合う姿が見られます。私は最終運行時の姿を見られなかったので、ここで見ることができて良かったです。最終運行時に加えられた富士山キャラが涙を流している演出もそのままに、利用客を見守っています。2000形は、国鉄165系の最後の生き残りとして今日まで活躍してきました。当初は「パノラマエクスプレスアルプス」として主に中央線の臨時、団体列車などに活躍しました。富士急行線でも大きな窓を生かした展望席は人気の的で、同線のイメージアップに大きく貢献した車両といえます。展望席以外の座席もシートピッチがとても広く、快適でした。大月方の先頭車両にも涙を流す演出が加えられ、貫通扉には「ありがとう 乗務員区一同」とのメッセージが添えられています。富士急行線に携わる人々に愛されてきた車両ということを実感できます。この2000形は現在も下吉田駅に留置されていますが、今後どうなるかはまだわかりません。ぜひともこのままの状態で保存してほしいと思っています。撮影日:16.02.14
2016.02.15
11月にバスを撮影に行った時、富士山駅から河口湖駅まで「フジサン特急」に乗車しました。現在でも活躍する2000形は元「パノラマエクスプレスアルプス」で、国鉄165系の唯一の生き残りです。写真は1号車(展望車)のクロ2001です。大きな窓と高運転台が特徴的な車両で、高い人気を誇ります。自由席車両となっている2号車のモロ2101です。165系の面影が残る3号車のクモロ2201です。種別表示器は「特急」を表示しています。ここからは車内を見ていこうと思います。1号車後部の車内です。通常は指定席で、この部分は2・3号車と同じ回転式シートが並んでいます。ソファーが設置されたラウンジです。車両中央部にあり、「パノラマエクスプレスアルプス」時代からほとんど変わっていません。車両最前部にある展望席です。大きな窓から景色を眺められる「フジサン特急」最大のポイントです。晴れた日にはかなり光が入るので冬でも暖かいです。展望室のシートです。モケットの張替えは行われているようですが、形状は国鉄(JR)時代のままです。2号車にある個室です。ふかふかのソファーとテーブルがあり、ゆったりとくつろげそうです。3号車の車内です。回転式シートが並んでいます。シートピッチがかなり広くなっています。クモロ2201の運転台です。ここは国鉄165系のままで、アナログなメーターが並び時代を感じさせます。椅子もそのままとなっていてモケットが破れてしまっています。富士急行2000形は、2016年2月までの運行が予定されています。貴重な165系の生き残りであり、私もお世話になった車両でもあるので最後まで応援し続けていきたいと思います。撮影日:15.11.05
2015.12.29
富士山駅構内には、現在「フジサン特急」で活躍中の2000形の部品取り車両として、三鷹電車区所属だったクモハ169-27が三鷹色のまま留置されています。三鷹電車区にはかつて165系・169系の配置があり、この車両も現役時代は「ホリデー快速」や臨時列車などで活躍していたものと思います。富士急行にはモハ168-27、クハ169-18を加えた3両編成で譲渡されたようですが、現在2両は解体されクモハだけが残されています。一般客が立ち入れない場所にあるので、走行中の車内から撮影しています。上の写真と反対側から見たクモハ169-27です。全体的には腐食も少なく綺麗な状態を保っています。車内がどうなっているかわかりませんが…前面のドア部分です。見えにくいですが、「INTER-CITY TRAIN 169」の文字と、所属標記「八ミツ」の記載があります。また、行先表示板(サボ)受けは取り外されてしまっています。このクモハ169-27は本当に貴重な三鷹色169系です。2000形の引退後は解体されてしまうことが予想されるので、見るなら今しかありません!!場所を河口湖駅の留置線に移します。ここにはかつて山手線、京葉線で活躍していた205系量産先行車(田の字型窓)のモハユニットが留置されています。帯は京葉線色のままで、車番は消されているため不明です。6000系の部品取り車両として留置されているものと思われます。かつてよく乗車した京葉線色の205系を見ることができて嬉しく思いました。
2015.12.25
三つ峠山への最寄駅で、観光列車「富士登山電車」も停車する三つ峠駅。この駅には古くからの木造駅舎が残り、都留市駅、谷村町駅と並んで線内でお気に入りの駅です。三角屋根が特徴のお洒落でかわいい駅舎です。屋根には風見鶏も付いています。駅前にはレトロな土産物店兼食堂があります。営業しているかは不明ですが、看板の形や建物のデザインに古さを感じますね。駅舎内の様子です。改札を出ると構内踏切を渡り、ホームへアクセスします。改札口のデザインも凝っています。こういう細かな意匠は大好きです。ホームです。木造の屋根と待合室があります。駅舎をホーム側から見ています。京王色の1000系電車がやってきました。団体専用の臨時列車のようです。駅名標です。富士急行線の駅名標は縦書きで、各駅ごとに背景色が異なるなど凝ったものとなっています。撮影日:14.04.14
2014.05.20
大月駅近くの道路から撮影した「パノラマエクスプレスアルプス」色の2002編成。JR時代の形式標記、車番もきちんと復活しています。側面に付いている銘板です。JR時代と全く変わっていないと思われます。現在では数少なくなった「汽車會社」の銘板も残っています。形式が示すように「パノラマエクスプレスアルプス」は全車両がグリーン車でした。グリーン車のマークも復活しています。当所はこの編成、2月9日をもって運行を終了する予定で、引退イベントなども企画されていましたが大雪ですべて中止となりました。その後、2月13日に運行を終了しました。撮影日:14.01.13/14.01.26
2014.02.18
富士急行線で「フジサン特急」として活躍する2000形2002編成が、国鉄~JR時代の「パノラマエクスプレスアルプス」塗装になりました。私はこのカラーを写真などでしか見たことがないので、実物を見られて本当に嬉しかったです。しなの鉄道の169系引退後、富士急行2000形は日本で唯一残る現役の165系となりました。その点でもかなり貴重な車両であるといえます。大月方先頭車のクロ2002(クロ165-4)は展望室、ラウンジを備えた車両で、大きな前面窓から景色を眺めることができるのが特徴です。クロ2002を横から眺めます。ベースとなっている白色は雪を、オレンジとイエローはアルプスの山々が朝日に照らされる様子をイメージしています。中間車モロ2102(モロ164-804)は個室を備えています。中央本線の狭小トンネルに対応したモハ164-800番台(モハ164-846)を改造した車両で、「パノラマエクスプレスアルプス」として形式が変更された後も800番台を維持していました。河口湖方先頭車クモロ2202(クモロ165-4)は165系の面影を残す顔が特徴です。「パノラマエクスプレスアルプス」時代は3両で使用されることはなかったようなのでこの顔が見られるのも少なかったと思われますが、「フジサン特急」ではよく見られる「顔」となりました。側面から眺めると、窓の大きさがよくわかります。(つづく)撮影日:14.01.13
2014.02.12
大月と河口湖を結ぶローカル線、富士急行線にある名駅舎です。レトロ感が漂う木造駅舎は開業当初からのものといわれ、映画やドラマなどの撮影で使用されることもあります。駅舎には飲食店が併設されています。ローカル駅としては珍しい形態なのではないでしょうか。待合室や窓口の格子窓がレトロさを演出しています。塞がれたカウンターがありました。併設する飲食店とつながっているので、かつてはここで食事をすることができたのかもしれません。改札口です。かつては都留文科大学の最寄駅だったこともあり、ここを利用する人は現在よりはるかに多かったと思われます。大勢の利用者の改札を行う駅員の姿が目に浮かんできます。待合室の柱は古レールが利用されています。駅構内です。側線などはなくシンプルな配置です。2番線へは構内踏切でアクセスします。駅名標です。構内には、映画「麦子さんと」の撮影が行われた旨を示すポスターがありました。撮影日:13.12.22
2014.01.20
今日は「富士山の日」ということで、富士急行が運行する「フジサン特急」の2000形電車を紹介します。展望室を備えた先頭車両が特徴的な車両です。元JR東日本165系「パノラマエクスプレスアルプス」で、塗装以外はほぼそのまま利用されています。塗装は富士山のキャラクターがたくさん描かれています。すべて名前がついているらしいですが、よくわかりません。反対側は165系の特徴が残る顔つきです。ちなみに「パノラマエクスプレスアルプス」時代は6両編成でしたが、「フジサン特急」は3両編成2本に分割したため、展望室が反対側となる編成も存在します。165系はJRからはすべて引退しているため、この車両はかなり貴重といえます。都留文科大学前~十日市場間を走る2000形です。車内です。特急らしく、ゆったりとした回転式シートが並びます。シートピッチがかなり広くなっています。窓がとても大きく取られ、富士急行線沿線の雄大な外の景色が楽しめます。この車両は現在では貴重な165系の生き残りです。老朽化が進み、引退も近そうなので最後まで見守りたいと思います。
2013.02.23
6001編成(元ケヨ25編成)の車内です。全体的には205系の特徴を残しつつ、暖かみのある車内に改造されています。床は木目調になり、シートモケットも交換されました。ドアはラインカラーと同じ水色に塗られています。懐かしい京葉線時代の車内。京葉線の205系は他の路線と異なり、シートモケットが青いのが特徴でした。車内のプレート。この車両はモハの先頭化改造車で、南武線などと異なりクハのパーツを取り付けて0番台とほぼ同じ顔つきとなっています。また、号車札もきちんと付けられています。製造時からあった「日立」のプレートと、改造を担当した「東日本トランスポーテック」のプレート。JR東日本の関連会社による改造でした。撮影日:12.07.14
2012.07.22
富士急行線といえば、富士急ハイランドや河口湖への観光輸送を担う路線であり、JR中央本線からの直通運転も実施されています。そんな富士急行線に、京葉線から205系がやってきました。富士急行では「6000系」という形式です。写真は元ケヨ22編成の6501編成。京葉線では10両編成でしたが、ここでは3両編成で運用中。富士山をイメージしたブルーのラインが爽やかです。この車両のデザインはJR九州や和歌山電鐵などの電車のデザインを手掛ける水戸岡鋭治氏によるもので、富士急行線では下吉田駅のリニューアルも手掛けました。この編成は一段下降窓の205系量産車で、試作車(二段窓)が4本あった京葉線の中で当時から異彩を放つ編成でした。京葉線で活躍していたケヨ22編成。私は高校の授業後、蘇我までよく京葉線を見に行きましたが、その時に必ずといっていいほど遭遇していたのがこの編成でした。何度も乗車したり撮影したりと、本当に思い出深い車両です。そんな車両が、現在在住している山梨でも見られることに何らかの縁を感じます。中央本線に直通する115系M8編成と並ぶ6501編成。蘇我駅などでみられた横須賀色車両(113系)との並びが、場所と相手の車両を変えてここでも展開されています。こちらは元ケヨ25編成の6001編成です。205系量産先行編成の特徴である二段窓が、いい味を出しています。京葉線で活躍していたケヨ25。こちらも私の遭遇率の高かった車両で、京葉線で初めて見た量産先行編成でもあります。クハ205-2以下10連で、メーカーは日立です。今後も富士急行線には6000系が導入される予定となっています。二段窓の元ケヨ26、27編成が改造されるようです。今までお世話になった車両だけに、とても感慨深いです。思い出深い205系を導入してくれた富士急行に本当に感謝しています。撮影日:10.08.30(京葉線蘇我駅)12.06.10(富士急行線谷村町駅)
2012.07.09
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