Over The Moon.

Over The Moon.

2006年02月03日
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カテゴリ: *能関係の日記*
私「・・・ここでいいのかなぁ」

住宅街。

雉ちゃん(仮名) 「・・・」

苦笑して首を傾げる雉ちゃん。
・・・分かんないよねー。来たことないもんねー。
とはいえ私も一回しか来たことないし、
そのとき 熊さん(仮名) に連れてきてもらってたし。うーん。

仕方ないので携帯を取り出す。


ぷるるるる

「はいもしもし」

私「あ、 猫さん(仮名) すいません
  おうちどこですか?」

「はいはい行きますね」


しばらくして

雉ちゃん「・・・猫さんが」

後ろを見ると向こう側に猫さんが。
なんだ行き過ぎてたのか。

猫さん「こんにちは」

先導されて猫さんのお宅へ。

本日は

着付け特訓です!



猫さん「お茶でいい?」

お茶を入れてもらってまったりしながら
猫さんがタンスの中から、紋付を出す。

猫さん「じつは沢山あるみたいなんだけど、
    今のところ使えるのは3つしかないかな」

舞台のときに使う帯や袴、紋付は
基本的に宝生会が所有しているものを使います。
現在、女袴は全部猫さん管理。
丈を考えなければ、6つも7つもあるらしい。

猫さん「袴どれにする?
    普段使わないの使おうか」

出してきたのは紫色の仕舞袴。
1回見たことあるくらいの。

猫さん「じゃ、やりましょうか」

よろしくお願いします。



まずは雉ちゃんと2人、自分で一通り着付けてみる。
丈を合わせておはしょり作って
紐でしばる。

猫さん「このときちゃんと真ん中合ってるか確認して。
    後ろのこことここ、ぴってひっぱるの」

ぴっと。

猫さん「かんでる部分も出してね」

よいしょ。

猫さん「そうそう」

曲がりなりにも2年近くやったから
なんとか紋付は着られるかな。

猫さん「帯はこっち下ね」
雉ちゃん「はい」

雉ちゃんも覚えが早いから、既にほとんど着られるし。
すごいなぁ。


袴は左足から。
右からはくのは切腹の時だって。

私「舞台も左足から入るのはそういうことなんですかね」
猫さん「どうなのかなぁ。わかんないけど」

袴を合わせてみると、ちょっと帯が高い。
やっぱり低めに着付けないと、足が見えてしまう。

猫さん「構えてみて」

腰を落とす。

猫さん「それくらいだったら大丈夫かな」

もし高めになってしまったら
腰を入れて仕舞舞わないといけなくなる。
修羅物とかなら、勇ましくていいけどね。


一通り着付けて、わかんないところはやり直して
手と体で覚えていく。
しまってる感じ。背板が乗ってる感じ。
ぴしっと着付けられる様に。


猫さん「今度は着付けてみる?」

次は猫さんを着付けてみることに。
うわぁ、他人を着付けるのって初めて。
えーと。

猫さん「右が下」

そうでした。

教えてもらいつつやったら、なんとか着付け成功。
むしろ他人のほうが帯は締めやすい。
自分のだとどっかが緩んじゃう感じがするから。

猫さん「2人で着付け合いっこしたらいいよ」

そうですね。うん。



猫さん「大丈夫そうだね2人とも」

最初は出来ない気がしてたけど
やってみると出来るもんだなぁ。
慣れかな。


私「来年度、女の子入りますかねぇ」

猫さん「入る入る。
    3人4人入ったらどうしようね、紋付足りない(笑)」

私「ほんとだどうしよう(笑)」

足りないと困っちゃうのに
足りないことは嬉しいことだな。
取らぬ狸の何とやら。


春になったら
女の上回生は私1人。
私が入ったときの猫さんみたいに。

上手に着付けられるかな。
着付けられないかもしれないけど(苦笑)
沢山入ってくれると、いいな。





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Last updated  2006年02月03日 22時11分00秒
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