Over The Moon.

Over The Moon.

2010年05月16日
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カテゴリ: *能関係の日記*
月に1回の自主稽古。
本日は4人。


シテ「千代のためしの数々に・・・」


録音した師匠の唱歌と、地謡を謡っていただいて
舞囃子『鶴亀』を舞ってみる・・・


熊さん(仮名)「3割・・・」

すいませんウソつきました3割できてませんでしたぁぁ

熊さん「これはかなりのリズム感がいりそうだね。
   相当チャレンジャーだね五月さん」


拍子が山ほどあって、とにかく型を追うのに精一杯。
結局、途中の拍子も間違えてしまったし
「間違えずに舞う」なんてレベルにも達していない。

これを「3割ほど出来た」などと!
口が滑ったとしても、なんとおこがましい話!


いや、出来てないのは出来てないのだから
とにかく少しでも、前進していかねば。


私「あの、型で気になったところは・・・」

熊さん「そうだね。拍子がどうしてもペタンってなるよね」

熊さんの比喩における
“カッパの足”ってやつですね。
(↑つま先が上がって、ペタンと下りるの意)


熊さん「踵から踏むことを意識し過ぎじゃないかな。
   私は極端にいうと、つま先から下りてる気がする」

ドン。

猫さん(仮名)「ええ? でもそれだと“ぺしょっ”て感じになりませんか」

熊さん「そりゃ完全につま先じゃないけどね。コンマ1秒とかの話。
    つま先から踵に下りるでしょ、普通」

猫さん「えぇー」

ドン。

猫さん「私は踵ですね・・・」

熊さん「豹さん(仮名)どうですか」

豹さん「うーん・・・
   踵とかつま先とか言うより、ただまっすぐ上げて下ろすだけ」

ドン。

豹さん「あと俺が気になるのは、五月さんのは
   足を上げるとき、踵が体の内側に入り過ぎじゃないかな。
   横から見ると分かるけど」

横の鏡を見ながら、豹さんと一緒に
拍子を踏むために片足を上げると

私「あ」

豹さんの上げた足は、体より前にあって
私の足は、体の内側に入っている。

豹さん「後ろから拍子を踏むから、つま先が上がりやすくなるのかも。
    太ももで、こう上げる感じ。つま先に変な力は入らない」

ドン。

熊さん「成程」
猫さん「おー。私も内側に入ってました」


ふむーなるほど。


熊さん「あと何回かある、ウチコミの型が変だね」
豹さん「上げすぎなんじゃないかな。
    マキザシは扇の先端だけど、ウチコミは扇の紙の面から
    すっと出す感じだと思う」


熊さんや豹さんは、型ひとつひとつに対して
身体感覚と誠実に向き合いながら取り組んでおられるから
アドバイスは分かりやすく、とても勉強になる。
(と同時に、いかに自分が
 「何となくこんな感じ」でいつも舞っているかを思い知る・・・)

型に対して、自分の感覚を正確に言葉にして
伝えることができたら
こうして、誰かに伝えるときにも便利なんだな。



猫さん「『藤』もいいですか」

熊さん「どうぞ」


そして、猫さんの半能『藤』も
録音のお囃子と、私たちの地謡に合わせて舞われる。


シテ「咲く藤の・・・」

・・・型の安定感といい、美しさといい・・・


熊さん「自称1割であれですよ」

私「0.1割ですね私・・・」

熊さん「一分と言ってください。いちぶと」

私「すいません学が無くて」


これは稽古量ですな・・・まさに。



OBになると、OBとして一緒くたにされるとはいえ
先輩はやはり先輩、積み上がったキャリアが違うから
一緒に稽古をするのはとても自分の身になる。

・・・まだ完成には程追いけれど(泣)
ちょっとずつ、頑張ろう!





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Last updated  2010年05月17日 22時46分46秒
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