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高齢者の運転事故がなくならない。おじいちゃんがハンドルを離さず困っている家庭は、孫からのお願いが一番利くという。たしかに妻や息子に「止めてください」といわれても「まだ大丈夫。そんなに年寄り扱いするな!」と怒り出す高齢者が多いが、可愛い孫にいわれたら、それに反論できないだろう。私は75歳で免許を返納したが、まだ運転には何の支障もなかった。ところが「何の支障もない」という考え方が、危ないという。へんな自信がついていて、年寄りになったことを認めたくないのだ。しかしそんな高齢者でも、車庫入れとペダル操作に、やや不安が出てきているものだという。人にはいわなくても、自分の心の中で「あれ? うまくできない!」と思うことが、少しずつ起こってくる。中でもカーナビを見るとき、見にくくなっている人がふえているという。それだけ目が悪くなっているのだ。本来ならば視野を窓の外に向けて運転しなければならないのに、何度もナビに目を向けてしまい、事故を起こしてしまうのだ。「週刊文春」によると①鍵や免許証の保管場所を忘れる ②車が洗車されず、傷がふえている ③ブレーキのタイミングが遅い ④一時停止線ぴったりに止められない ⑤同乗者との会話が減っていく ⑥バックの車庫入れに切返しが多くなる――こういった兆候が見えたらもう本当に危ないという。こうなったら、妻や子は、家族会議でも開いたほうがいいだろう。 オンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井文章塾 第2期櫻井文章塾櫻井秀勲 著『劇場化社会』櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井秀勲Facebook
2019/05/17
エルメスやルイ・ヴィトンなど、世界の高級ブランドバッグを月6800円で使い放題、という会社が広島にある。平均30万円以上のものだというが、現在20万人ほどの会員がいるので、すでに会社は黒字だという。これは1例に過ぎないが、最近は定額制サービスが非常に充実しており、若者だけの商品だけではなくなってきている。試みにスマホで見ると、サービス商品がずらりと並んでおり、これを使わないのは「バカみたい!」という有様だ。最初のうちはアップルなどの定額音楽配信サービスが有名だったが、いまは飛行機代も定額だという。なぜこんなに定額制が広まったかというと、企業側では(1)安定した売り上げ (2)データが取れる (3)金額の上限がわかるので、顧客化しやすい――というメリットがあるからだ。客側からすると、金額の上限とサービスの内容がわかっているので、入会しやすいことになる。数年前からスタートさせた、かっぱ寿司の一部店舗の定額制食べ放題は、全国の店舗に広がっているが、いまやさまざまな店舗でも定額制サービスをスタートさせている。音楽や雑誌、ゲームなどは誰でも知っているが、最近は洋服やアクセサリー、家電、医師、カフェ、バー、食品、お酒などなど、日々の生活用品のほとんどが定額制になっている。これが若者だけでなく、家庭をもつ男女の近頃の収入減の生活を守っている、といっても過言ではない。逆にいうならば、うまく使っている人ほどラクな生活をしている、といえるかもしれない。高齢者はむしろ若者から、これらのサービス情報を得て、もっと家計を引き締めたほうがいい。恐らく今後は、定額でないものはなくなるほど、進歩していくことだろう。オンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井文章塾 第2期櫻井文章塾櫻井秀勲 著『劇場化社会』櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井秀勲Facebook
2019/05/10
化粧品といえば女子用に決まっていたが、近頃では男子化粧品が次々と開発されて、百貨店の売り場も広がっているという。ユーチューブでも、メーク動画を配信しはじめている。これに5万人もの男子視聴者が参加しているというから、化粧から男女同権が始まったといえそうだ。これまでは男性化粧品といえば、ヘアケア用品とフェイス用クリームなど、ほぼ決まっていた。一種のみだしなみ用品にかぎられていたのだが、近頃はアイライナーやアイシャドー、口紅など、女性専用と思われていた化粧品が売れはじめているのだ。つまり肌ケア用品からメーク用品へと変化しつつあるというのだが、最近ではシャネルもこの市場に参入しているという。化粧品メーカーにとっては干天の慈雨のようなものだ。若い世代が急速に激減している近頃としては、女性市場の穴埋めとして有望な展開となってきたからだ。若い男たちにとっても、メークは新しい遊びだ。ヤング向けの小説やマンガを読み、ネットで遊んできた若者たちは、当然のことだが、見ているだけでなく、実行してみたくなる。可愛い男の子は憧れのタイプだっただけに、化粧動画は新しい遊びであり、自分自身が小説やマンガの主人公のように、可愛く化粧できるモデリングになっている。恐らくこの変身願望市場は、このまま広がっていくのではあるまいか? もっとも、口紅やアイシャドーをつけた男子が職場にいる姿を想像すると、しばらくの間はびっくりだろうが。オンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井文章塾 第2期櫻井文章塾櫻井秀勲 著『劇場化社会』櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井秀勲Facebook
2019/05/04
秋篠宮家の悠仁さまが4月8日、お茶の水女子大付属中学に入学した。ところが新入生を代表して4分間生徒宣誓をしたのだ。これには父兄の多くが驚いただけでなく、批判も出ている。これが皇室ご用達の学習院ならわかるし、父兄も納得するが、お茶の水は受験校なのだ。学校側は成績を考慮したといっているが、成績だったら、もっと優秀な生徒が大勢いるだろう。それにこの学校はもともと女子校であり、女生徒が圧倒的に多い。仮に学校側から話があっても、遠慮するのが秋篠宮家の立場だろう。これによってまたまた、秋篠宮ご夫妻の評判が落ちてしまった。このところご夫妻とも、国民の評判が悪い。反対に皇太子妃の雅子妃のほうが上昇気味だ。笑顔も戻ってきたし、一時期の精神不安定の時期を脱した感がある。ともかく秋篠宮家は国民の期待と反対方向を向いてしまっている。1つは大嘗祭の経費問題で政府にクレームをつけたり、兄の皇太子に反抗心を燃やしすぎるのかも?それにしては眞子さまに対し、親として何もいえないのか、小室圭さん問題も解決できていない。これが国民の不満になっているので、この問題を解決しないことには評判は下がる一方だ。よく見ると、近頃は皇太子ご夫妻のほうが笑顔が多い。それに対し秋篠宮も紀子さまも笑ったところを見たことがない。国民に向けたサービスがゼロなのだ。これでは評判が落ちて当然かもしれない。 オンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井文章塾 第2期櫻井文章塾櫻井秀勲 著『劇場化社会』櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井秀勲Facebook
2019/04/26
天皇・皇后両陛下が品川区の東五反田にある「ねむの木の庭」公園を訪れた。ここはお2人の思い出の場所というより、美智子皇后のほうに思いが強い場所だ。というのも、ここはかつて皇后のご実家、正田家のあった場所だからだ。60年前の昭和34(1959)年の4月10日、ここから美智子さまは天皇家にお嫁入りされたのだった。このお邸が公園になるいきさつを書いたら、1冊の本になるくらい、財務省などいろいろのことを書かなければならないが、結論からいうと美智子妃が「取り壊してください」と発言したのだった。いまとなっては、この決断が正解だったのではあるまいか?私は正田邸に何度伺ったことだろう? 皇后の母親である正田冨美さんにインタビューをつづけていたからだ。私が「女性自身」編集長のときだった。まだお嫁入りして間もなくのことであり、娘の美智子さまを守りたい一心で、冨美さんは私にいろいろなことを頼んでいたのだ。「櫻井さん、それでもいまは話せないことがいっぱいあるので、私が死ぬ前に全部話しますね!」と冨美さんは、広い応接間ではなく、狭い部屋で、膝がくっつかんばかりの近くに座って頼んできた。結局それは叶わなかったが、その前に皇太子に編集部は単独インタビューし「皇室への二つの意見に私から答える」という一文をいただいた。いまは多くの人が忘れ去っているが、「学習院派」と呼ばれる皇族、華族の女子学習院卒業生たちは、キリスト教の聖心女子大卒業の美智子さまを、なんとかして皇室から外そうと企んでいたのだ。ほんのちょっぴりだが、私も美智子妃のお立場を守った1人として、今回のご退位は感慨深いものがある。オンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井文章塾 第2期櫻井文章塾櫻井秀勲 著『劇場化社会』櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井秀勲Facebook
2019/04/19
高須クリニックの高須院長が10日、入院しました。すでに「全身がん」を公表しているので心配です。高須さんは5年前に尿道がんと判明しましたが、その後腎臓や膀胱も侵されていることもわかりました。これらの臓器の3分の2を切除する手術も受けているといいます。彼は「全身がん」で、抗がん剤治療を受けていることも公表しているのです。一般人にはなかなか公表する勇気もないし、また公表しても、プラスなこともないでしょう。その点、有名人はむしろ公表したほうが、週刊誌やテレビに追い回されないだけに、心理的にラクかもしれません。また公表したことにより、病気の種類によっては、新しい技術が浮かび上がってくることもないとはいえません。あるいは、同じような病状の患者に勇気を与えるかもしれません。私は高須さんが30代の頃に知り合い、以来現在に至るまで、互いに面倒を見合っています。今年も3月4日の私の誕生パーティに、出席はできませんでしたが、大きな花輪を贈ってくれました。それだけに、まさか病状がそこまで進行しているとは思いませんでした。またこちらから見舞いに行こうとしても、多分彼は受けないでしょう。彼は人に迷惑をかけたくないという、珍しく強い心の持ち主です。私も高齢なので、似たような心をもっています。私などは、衰えているところを友人に見せたくない、という気持ちになるかもしれません。互いに心が通じ合っていれば、それでいいのでしょう。1日も早く退院してほしいと思っています。 オンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井文章塾 第2期櫻井文章塾櫻井秀勲 著『劇場化社会』櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井秀勲Facebook
2019/04/12
新しい年号はまったく予想を裏切って「令和」に決まった。恐らくこの文字を予想した人は、1人もいなかったのではあるまいか? 会社名や店舗名でも、この名称はめったにないだろう。ひらがなでは5社あると新聞に出ていたが、漢字ではひとつもないと発表されている。その意味では鮮やかな命名といえそうだ。前回、平成の発表時もそうだったが、小渕官房長官が掲げた「平成」の2文字の伸び伸びとした美しさに、目を見張ったものだった。一体誰が書いたのだろうと噂されたが、書き手は「内閣総理大臣官房の人事課辞令係」の河東純一氏だった。書家ではなく、辞令専門官だった。それは当然だろう。いくら有名な書家でも、民間人に書かせたら、誰よりも先に知ってしまい、のちのち問題が起こるからだ。また極秘のうちに短時間で書かなければならないのだ。河東氏に「平成」の文字が示されたのは、発表の20分前だったというから、ふつう人では手が震えてしまうだろう。今回も多分、短時間で書いたのだろう。書き手は辞令専門官の茂住修身氏だが、定年後に再雇用され、大役を果たした。今回の「令和」の文字のほうが「平成」の文字より、やや太目で堂々としており、2人の天皇の気質をうまく表しているかもしれない。令和への切り替えは5月1日からだが、それまでに生まれた新生児も含め、当分この2文字は、赤ちゃんの名前に使われるだろう。特に令は「れい、りよう、つかさ、よし、のり、なり」と読むところから、女の子は当然として、男の子の名前にも使えそうだ。櫻井秀勲 著『劇場化社会』オンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井文章塾櫻井文章塾 第2期櫻井秀勲Facebook
2019/04/05
改元の日が刻々と近づいてきた。また10連休ももうすぐそこまで近づいている。商店街ではこれをチャンスと受け止めて、あやかりセールを行うところも多いという。結婚式場はもうぎっしり満員で、中でも新元号初日の5月1日は大安も重なるので、もうどこも無理だという。そうでなくても、今年のゴールデンウィークは昨年の30%増しの婚姻数なのだ。相当前から、ここを狙って挙式しようというカップルがいたということだ。中には十二単衣(ひとえ)を着て神前挙式をするカップルもいるらしいが、記憶に残る結婚式を挙げて、それだけ離婚も少なくなってくれればいいのだが。新元号初日のご来光を迎えようという観光コースも人気だという。また東京湾クルーズで、そのご来光を拝もうという強行軍のツアーもあるというから、この10日間で庶民の貯金は相当減りそうだ。天皇家ゆかりのツアーもあるらしい。伊勢神宮から熊野那智大社などを巡る旅もあれば、天皇家ゆかりのご用邸を回るツアーもあるという。旅行会社の頭のしぼりどころだが、皇室関連であれば、どこも満員御礼になるのではあるまいか?これによって海外旅行は前年の約5倍、国内旅行でも約3倍というから、皇室も庶民も相当金を使うことになりそうだ。その分、夏休みがしぼむかどうかわからないが、日本人は生活に苦しいといいながら、案外そうではないようだ。櫻井秀勲 著『劇場化社会』オンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井文章塾櫻井文章塾 第2期櫻井秀勲Facebook
2019/03/29
私は「寝たら死ぬ」と思っていたが、座り過ぎても死ぬ人が、世界中で年間43万人もいるという。中でも日本人は世界中で、もっとも座っている時間が長い民族だというのだ。1日400分平均座っているという。400分といえば7時間弱だ。8時間労働のうち、ほとんど座りつづけていることになる。もっとも土日は休みだが、恐らく家にいても座りっぱなしの人がほとんどではあるまいか? その上8時間も寝ていたら「手足」と一口にいうが、足の使用量、使用時間が手に比べて、ほとんど怠け者といっていいくらい動かしていないことになる。だから肥満、高血圧、心筋梗塞、脳梗塞を誘発するのだろうが、当然といえそうだ。英国では就業中に少なくとも2時間、座っている時間を減らそう、というガイドラインを作ったが、逆にいうならば、座りっぱなしの仕事を敬遠するのも1つの方法だ。これからは益々IT社会が進化していくが、そうなればなるほど、座りっぱなしの人たちがふえるかもしれない。ところがこの座り過ぎが死の原因になるとしたら、高給をもらえるかもしれないが、早く死ぬことになりそうだ。反対に足を使って働く人々は、給与が安いかもしれないが、長生きできることになる。また女性たちも、結婚しても働きに出るので、家にこもるケースが少なくなっているだけに、長命になるかもしれない。いずれにせよ、毎日ぐうたら座っている人たちは、太るだけでなく、他の病気を誘発しそうだ。毎日しっかり立ったり、歩かねば。櫻井秀勲 著『劇場化社会』オンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井文章塾 第2期櫻井文章塾櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井秀勲Facebook
2019/03/22
人手不足から短縮営業を始めた東大阪のセブン-イレブン加盟店に対し、本部側が一転して「違約金や契約解除は求めない」と伝えていたことがわかった。さらに本部側は、営業時間見直しに向けた実験をスタートさせるというから、全国的に深夜営業店が減っていきそうだ。最大手のセブンがそうなれば、ローソンなど他店もそれに追随することになるだろう。これで日本国中、中でも大都市の生活形態が変わるかもしれない。24時間にぎやかだった街が若干でも静かになると、犯罪が減るかもしれないし、10代の少年少女の生活が変わる可能性もありそうだ。実際、大都市は24時間動きつづけているが、無意味に24時間帯になっている面もある。仮に深夜、早朝の作業があるからといって、小さな町のコンビニまで24時間にする必要はないのではないか? もっと早い時間に食料を買っておいても、それほど問題はなさそうだ。コンビニ側では、24時間システムを変更すると数パーセント利益が減るらしい。しかしその数パーセントの利益を守ろうとするほうが、かえってトラブルがふえるかもしれない。現実に店舗の多くは人手不足で悩んでおり、東南アジアから働きに来ている人たちに苦労をかける率が高くなっているという。いろいろ考えて本部は円満な方法を選んだのだろうが、長い目で見ると、間違いなく深夜帯の働き方遊び方が変わっていくだろう。 櫻井秀勲 著『劇場化社会』オンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井文章塾櫻井文章塾 第2期櫻井秀勲Facebook
2019/03/15
今年のノーベル文学賞は、10月初旬に2年分発表になる。というのも昨年はアカデミー関係者の性的暴行事件が起こり、2018年度の文学賞は見送られたいきさつがあるからだ。今年は昨年見送られた分も含め、2年分を発表するというから、大安売りだ! 果して日本からノーベル賞受賞者が出るのか、あるいは2017年に日系イギリス人作家のカズオ・イシグロが受賞したので、当分日本人は出ないのか、その辺のところがわかりづらい。日本人作家といっても、本命視されている村上春樹が受賞するとはかぎらない。もともと彼は芥川賞も取れなかったし、作風からすると、もう一時期のブームを通り越しているからだ。村上ファンはすでに高齢化してしまい、かりにいま受賞となっても、世界的に爆発的ブームを起こす可能性は低いのではないかといわれている。そうだとすれば、いまの日本文学の沈滞ぶりを見るかぎり、ノーベル賞受賞にふさわしい作家は見当たらない。川端康成と三島由紀夫の時代に遡ると、どちらが受賞しても、世界に誇るべき文学者だった。私は三島と川端が話し合って、三島が譲ったという秘話を知っていたが、実際はニコニコ笑って譲ったわけではなかった。それだけノーベル賞受賞の価値は高いのだ。残念ながら村上春樹以外、世界にその名を知られている現在の作家はいなそうだ。そう見ると、うまくいって村上春樹、悪ければ数年間は日本から出そうもない。日本文学を復興しなければならない時期に、来ているようだ。櫻井秀勲 著 『劇場化社会』オンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井文章塾櫻井秀勲Facebook
2019/03/08
剛力彩芽の女優稼業がピンチに立っているという。これほどの若い大富豪はいないと思われていたZOZOの前澤友作社長が、一転して大きな危機にさらされてきたからだ。ZOZOの株価が右肩下がりに下がっているため、ZOZOを支援していたアパレルが撤退し始めたのだ。これだけでも剛力の立場は微妙になるところに、ZOZOのイメージがつき過ぎて、ドラマもCMもきびしくなっているというのだ。たしかにどの企業も、剛力をCMに起用するのはためらうだろう。ZOZOの専属イメージが強すぎるからだ。おまけにいまの状態では、結婚前という清純さが消えてしまい、愛人という感じが強くなりすぎているので、商品によってはイメージが悪くなってしまう。剛力自身は前澤社長から、ZOZOのイメージアップ料を毎月もらっているかもしれないが、それでは事務所としては丸ゾンになってしまう。まさかこれほど急激にZOZOのイメージが急落するとは思ってなかったに違いない。とはいえ、企業には株価急落はいくらでもありうる。今回は鳴りもの入りでスタートさせたプライベートブランド「ZOZO」が、現実に採寸した人たちの何割が、実際に購入するかで、評判が分かるだろう。前澤社長のいう通りになれば、バラ色の企業になるが、採寸しただけで注文する人が少なければ、さらに下がるかといわれている。そう考えると、この会社は社長の言葉によって株価が上下しすぎる、ということなのだろう。剛力自身の運命も同じように動いていくだけに、今後も注目されつづけるだろう。きずな祭り2019 ~未来の当たり前を、今ここから創る~オンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井文章塾櫻井秀勲Facebook
2019/03/01
テニスの世界第1位の座を獲得した大坂なおみだが、コーチのサーシャ・バイン氏を解任してしまった。大きな子どもだった大坂を、ここまで導いた名コーチだったが、どこが気に入らなかったのか、師弟関係を解消してしまった。ところが世界第1位として戦うドバイの選手権では、あっけなく第1戦で、67位という下位の選手に簡単に負けてしまった。こうなると外野は黙っていない。名コーチのサーシャ・バイン氏のコーチ解任は間違いではなかったかというのだ。たしかにその通りだろう。ただ、何かで気に入らなくなったコーチと一緒に戦っていくのも、むずかしい。たとえ大坂選手がわがままだったとしても、特に女性は精神の起伏が大きいだけに、一方的に悪いとはいえないだろう。ただ大坂も反省して、いつかまたコーチについてもらうことも考えないと、このままズルズルと下がっていくだけかもしれない。特に来年のオリンピックで、日本選手として出るのか、米国選手として出るのか、まだ決まっていないだけに、むずかしいところだ。もし米国選手団に入るとしたら、彼女の日本の人気はがくっと下がるだろう。あれやこれやで、大坂の身辺はいろいろややこしいだけに、これまでのように「かわいい」一辺倒にはならないかもしれない。ともかく望ましいのは、いまのつなぎ役の若手日本人コーチではなく、一流のコーチを呼んで、じっくり教えてもらうことだろう。もし大坂が慢心していたら、それは彼女の限界がもう来ているということだ。ここは少しきびしい目で見守るべきかもしれない。★きずな祭り2019 ~未来の当たり前を、今ここから創る~★オンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』 櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井文章塾櫻井秀勲Facebook
2019/02/23
競泳女子の池江璃花子選手が白血病を公表したのには、日本国中が驚くと同時に、激励の嵐が巻き起こった。たしかに白血病はがんともいえるらしく、これまで多くの有名人が亡くなっている。女優の夏目雅子、本田美奈子、それに先代団十郎も白血病で亡くなっているが、しかし現在、白血病から帰還した芸能人も少なくない。それだけ医学の進歩は早い。一番いい例はハリウッドに進出した渡辺謙(59)だろう。大河ドラマ「天と地と」撮影中に発症して、降板したのだが、1年間の闘病の末、復活している。女優吉井怜(36)も18歳という若さで発症したが、母親の骨髄移植を受けて、芸能活動を復活させている。そういう意味では池江選手が「必ず闘病して復活する」という力強いメッセージを発表したが、その通りになる可能性は高い。日本国中のファンだけでなく、世界からも、池江選手へのメッセージが殺到しているが、ありがたいことだ。池江選手の場合と違い、プロ野球中日・松坂大輔投手の思いがけない怪我は苦しそうだ。ファンとの接触で右肩を痛めたのだが、それが大きなトラブルになってしまった。もしかすると、今期1年を棒にふることになりそうだが、すでに38歳の高齢なので、万一の場合は、これで選手生命が断たれるかもしれない。スポーツ選手と負傷、病気はつながっているだけに、仕方がない面もあるが、幸運を祈ろう。きずな祭り2019 ~未来の当たり前を、今ここから創る~オンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井文章塾櫻井秀勲Facebook
2019/02/16
秋篠宮家の長男、悠仁(ひさひと)親王がお茶の水女子大付属中学校に進学することになった。悠仁さまは現在、お茶の水の付属小の6年生だが、女子大付属の中学に入学したのも初めてなら、皇族が学習院以外の中学校に進学するのも戦後初めてだ。しかし問題は圧倒的に女子の強い学校に、わざわざ将来の天皇候補を入学させたのだから、話題になるだろう。ネットを見ると、女子のほうが偏差値が20くらい高いというから、男子はそれほど優秀ではなさそうだ。となると、悠仁さまも、その中のひとりに入ってしまうのではないか?いまの皇室は、どんどん女系化しているように思われる。男子が生まれないのだ。そして大切な男子の悠仁さまが女子大付属に入学したとなると、将来は弱々しい男子にならないともかぎらない。もしかすると、ここには悠宮さまが研究したいテーマがあるのかもしれないが。父宮の秋篠宮は若い頃、ナマズの研究に熱中していただけに、何か研究熱心な家系なのかもしれない。それにしても皇族が学習院に入らなかったら、学習院の存在価値はなくなるのでは? という意見もある。いま現在、愛子さまひとりが学習院に在籍しているが、この先いろいろ議論が出てくるのではなかろうか? それこそ裏口入学も可能性がないとはいえない。ただお茶の水進学で、東大受験説はなくなったようだ。 きずな祭り2019~未来の当たり前を、今ここから創る~オンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井文章塾早稲田運命学研究会櫻井秀勲Facebook
2019/02/08
集団の中だと個人の力はなかなか及ばないように思えるが、実はそうではない。それを証明したのが、1月28日にあった「サッカーアジア杯」だった。FWの大迫選手が入ったことで、日本チームが魔法をかけられたように、生き生きと動き出したのだ。私はこの4月からスピリチュアル系の作家、講演家の穴口恵子さんと共に「魔法大学」というオンラインサロン講座を開くのだが、大迫選手がまるで私が描いている魔法使いのように見えて、仕方がなかった。読者の中にも、そう思った方がいるのではなかろうか?真の魔法使い、真の大将、真の選手というものは、自分が魔法を使うのではなく、周囲が魔法をかけられたように無意識に動くのだ! 私はこの目で大迫選手の動きを見ていてそう思ったのだ。世界50位の日本が世界29位のイランを相手に、面白いように得点を重ねていくではないか! それもごく自然に!もちろん大迫選手ひとりの力ではない。しかし思っても見ない積極性が出たのは、魔法使いがいたからだ。大迫がその人というより、彼の周りに魔法使いがいたのだろう。私にとってこの戦いは、これからの私自身の生き方にも大きな影響を与える気がした。魔法大学のあり方にも影響を与えてくれたし、私自身の能力にも、もうひとつ力が加わったようにも思えるのだ。私が動くまでもなく、魔法は動いていく! オンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井文章塾早稲田運命学研究会
2019/02/01
「ボーッと生きてんじゃねーよ!」というチコちゃんの声は、自分に向けられているのではないかと、ドキッとする。NHK「チコちゃんに叱られる!」は、毎週金曜日の午後7:57~8:15という短い番組なのだが、チコちゃんに仕掛けがあるだけに、つい見てしまう。声はなんとキム兄、木村祐一だという。それも答えの正解、不正解も全部キム兄に任せられているというから、面白いのかもしれない。それにネット上に答えのない質問ばかりなのだという。これはできそうで、なかなかできないことなのだ。このチコちゃんの毒舌に叱られたい人が続出しているという。ほめられたい人より叱られたい人ばかり、というのも珍しいだろう。またほめられるより、怒られやすい質問ばかり出てくるようにできている。「パンダはなぜかわいいのか?」と5歳のチコちゃんに質問されて、すぐ答えられる大人は少ないだろう。だからチコちゃんは怒ってしまうのだが、見ていても、思わず吹き出してしまう。こういう素朴な番組は、民間放送ではできないだろう。強いていえば、つくれるのはテレビ東京ぐらいかもしれない。フジテレビなど、逆立ちしてもつうれるものではない。しかし、いまはこういう素朴さがほしいのではあるまいか? 毒舌というと、たけしとマツコ・デラックスを思い起こすが、この2人はユーモアが入っているので、毒舌でも笑える。ところが坂上忍とか、ヒロミ、デヴィ夫人となると、あまり笑えない。チコちゃんは笑える毒舌であるところがいいのだろう。都会的な毒舌といえるかもしれない。まだ見ていない人がいれば、1度この時間に帰って見てはどうか? 金曜日にムリだったら土曜日の朝8:15~9:00に再放送しているので、こちらでもいい。1回見ると、どうも叱られるのがクセになるみたいだ(笑)。オンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』早稲田運命学研究会櫻井文章塾櫻井秀勲Facebook
2019/01/25
3冊目の“いますぐやめなさい。”シリーズが発売になる。岡崎かつひろさんの著書だが、第1作は『自分を安売りするのは』、第2作は『言いなりの人生は』。そして第3作は『憂鬱な毎日は“いますぐ”やめなさい。』だ。私たちはそう毎日、ニコニコしていられるわけではない。いろいろ苦しみ悩むことがあるものだ。とはいえ、月曜の朝から憂鬱な顔をしていたら、その1日だけでなく、その週全体が暗いものになってしまうのではないか?では私たちは一体何をそんなに怖がっているのだろう? 人間関係?お金? 将来への漠然とした不安? 筆者の岡崎さんはこれらの不安や憂鬱を、最初からバカにしていないところがすばらしい。むしろ憂鬱になるのは当たり前で、それがあるからこそ次のステップに進むことができるのだ、といっている。たしかにその通りで、まったく憂鬱心をもっていなかったら、進歩はないだろう。憂鬱は「期待と現実のギャップだ」と説いているところも明快だ。かりに一生懸命働いたのに収入がそれ以前とまったく変わらなかったら、当然憂鬱になる。むしろならない人のほうが怖い。このように1つひとつを考え処理していけば、憂鬱になったことが、次のステップに重要な役割を果たすことに気がつくだろう。こうして毎日を過ごしていくと、そのうち不安が希望に変わってくる、というのだが、その通りではあるまいか? どうやったら不安を消せるか、どうやったらお金への恐怖が克服できるか――1つひとつ、1日1日が楽しくなっていく気がする。まず小さくてもいいから毎日1つずつ目標をつくり、それを達成するといい、と筆者は書いているが、私も同感だ。筆者は自転車に乗っているとき、ゆっくり漕いでいると、フラフラするという。たしかにそうで、何によらず目標を立てるときは、できるだけスピーディに、早く完成させる気になるべきだ。のんびり、ゆっくりやっているから、フラフラして目標が完成しないのだ。完成しなければ当然憂鬱になる。働き下手、人生下手な人は、何事も遅いのだ。もっと速く走ることを考えてみてはどうだろう。岡崎かつひろさんはまだ若いのに、会社を3社経営している。またこの著者には『会社の看板に頼らずに生き抜ける「自分」の作り方』というDVDもあるので、聴いてみてはどうか? 岡崎かつひろ 著 『憂鬱な毎日は“いますぐ”やめなさい。』「会社の看板に頼らずに生き抜ける「自分」の作り方」DVD きずな出版主催 毎月の定期講演会にて販売中!オンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井文章塾早稲田運命学研究会櫻井秀勲Facebook
2019/01/18
今年のおみくじは「大吉」だった。私はどこの神社仏閣でおみくじを引くという習慣はないが、毎年の始めに必ず1回は引く。今年はきずな出版のある神楽坂で有名な、毘沙門天のおみくじを頂いたのだが、望事(のぞみごと)は「心のままになる」という。さらに願望(ねがいごと)は「思いがけぬ人の助けありて叶う事あり」と出て、最高の運勢になるようだ。実は昨年も「大吉」だったが、願望には「人の助けが必要」と出ていたのだ。さらに「新しいことに取り組むべし」となっていたので「きずなクリエイティブ」という小さな会社をつくった。この会社は周りの方々のお力をお借りしながら、大きくしていくつもりなのだが、運命というのは、こういう点を大事にしなければならないと思っている。さらに今年の4月からは穴口恵子さんと一緒に「魔法大学」というオンラインサロンをスタートする。穴口さんはスピリアルライフを提唱している第一人者だが、私もそれに賛同している。私の場合は運命学を中心にしているが、いずれにせよ、魔法ともいうべき力で、いまのあなたの生活をプラスに転じさせたいのだ。すでに幸運に乗っている人も、まだ幸せとはいえないあなたも、魔法ともいうべき力を得て、より明るい生活にしてほしいのだ。そのための序幕として、1月18日の夜、穴口さんと2人で大きな講演会を開くことになる。これを読んだ人は、ただ読み過ごさないことを祈る。すぐ「聴きに行こう!」と決断してほしいのだ。なぜなら、決断こそ魔法のプラスを受けるスタートだからだ。魔法の力に引き寄せられるように、詳細を見てみよう。それこそおみくじの「大吉」を引いた1人となるだろう。 2019年1月18日(金)オンラインサロン「魔法大学」設立記念スペシャル講演会オンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井文章塾早稲田運命学研究会櫻井秀勲Facebook
2019/01/11
謹賀新年今年いただいた年賀状の枚数はどうだっただろうか? 2019年正月用の年賀はがきの枚数は前年比で7.2%減の24億枚だとか。04年のピーク時に比べると、ほぼ半減だ。多くの人が「年賀状じまい」をはじめたというのだ。中でも高齢者の間では「今年かぎりで失礼させていただきます」という終活年賀状が多くなってきた。私自身はまだこの形では出していないが、友人からはすでに頂いている。たしかに高齢になってくると、年賀状は億劫(おっくう)になるし、年々頂く枚数も少なくなるので、かえって寂しい気持ちになる。それにいまは、ネットで出す人が圧倒的に多くなり、またそれを楽しみにしている人が当たり前になってきた。それというのも、これまでは枚数を多く出す風習があり、また頂く年賀状が少なくなると、それだけで自分の地位が下がっていくような錯覚をもつものだ。それくらいだったら、むしろ年賀状をやめたほうが、心が落ちつくのではあるまいか。また高齢者にかぎらず、働き盛りであれば、ネットでの年賀状のほうが即座に返事できるし、実用的だ。これまでの年賀状は、松の内いっぱいを楽しむものだったが、いまは元日だけ楽しむもので、その1日で出すことも、返事を書くこともできよう。古い習慣の中にはなくなるものもあるが、年賀状はそこまでいかなくても、淘汰されるものであることは間違いない。新しい形にするにはどうしたらいいか、そこを考えるほうが楽しそうだ。やめることまでは、考えなくていいのではなかろうか。オンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」オンラインサロン「魔法の学校」櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井文章塾早稲田運命学研究会櫻井秀勲Facebook
2019/01/04
人類最初の戦争の原因は、食糧の奪い合いだったという。つづいて食糧の作付けのできる土地の奪い合いとなっていったのだが、いつの時代でもこの奪い合いはなくならない。日本も米国との間で、石油と領土の奪い合いから、第2次大戦に突入したのだが、それも日本側の敗戦で1945年、終結した。そこに至るまで外国を相手に大きな戦争を体験した天皇は明治、大正、昭和の3代天皇で平成天皇になって、ようやく平和が訪れたといっていいだろう。85歳の誕生日を迎えた現天皇が「戦争のない平成に心から安堵」と語ったのは本音だろう。わずか30年の平成時代とはいえ、その30年がいかに貴重だったか、もしかすると次の天皇時代に思い知るかもしれない。というのも原始時代の食糧と土地の奪い合い同様、爆発的なアフリカの人口増加で、再び全地球規模の争奪戦が起ころうとしているからだ。今度は土地だけでなく、宇宙と海も奪い合いになりそうだ。すでに中国と米国がはげしく争っているが、日本も巻き込まれそうになっている。現代の戦争は1国同士の争いではなく、何ヵ国も加わるので、その結果次第では悲惨なものになるだろう。平成天皇はその点、本当に運のよい天皇だったかもしれない。なにしろ地政学的に見れば、日本列島の位置は非常にむずかしい場所にある。北朝鮮、中国、ロシアと至近の距離にある、小さな島国国家だからだ。その上、この日本列島は太平洋上に158の離島を所有していることで、他国がうらやむ海底資産と排他的経済水域を握っている。これらに目をつける国が、あまりにも多いのだ。こちらは紛争を望まなくても、あちらからケンカを売ってくることは避けられない。そのときに在位する天皇が、戦争を体験することになるかもしれないのだ。ともかく平成最後の新年を、平和のうちに迎えられるのは、最高の幸せだ。この平和が1日でも長くつづくことを祈ろう。オンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」オンラインサロン「魔法の学校」櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井文章塾早稲田運命学研究会櫻井秀勲Facebook
2018/12/29
女性にとって危険な国の第1位はインドだという。性暴力のほかに、家政婦の人身売買、重労働、性労働、結婚の強制のほか、児童婚、身体的虐待など、古くからつづいている文化的因習も残っており、怖い国になっている。バス車内で女子学生が暴行を受けるというから、最悪の状況だ。これにつづいてアフガニスタン、シリア、ソマリア、サウジアラビア、パキスタン、コンゴ、イエメン、ナイジェリアの順となるが、何と10位にアメリカが入っている! 少し前から問題になっている米国の著名人によるセクハラや性被害が、クローズアップされたのだ。なにしろトランプ大統領も何人もの女性から性被害で訴えられたほどの国なのだ。著名人、有名人たちから、何人もの女性が被害を受けたというので「#MeToo」運動が社会現象になったほどだが、レイプ、セクハラ、性暴力だけでいうと、7年前はアフガン、コンゴ(旧ザイール)、パキスタンだったものが、いまでは3位にアメリカが入っている。銃を規制していないのでこうなるのだろうが、あまり若い女性は行かせたくない。しかしこれらは国単位であり、世界には危険な都市や空港、名所などの場所もあるのだ。ランキングでいうと、福島の東側が15位に入っている。世界では放射量で危険と見ているのだろう。危険といっても、さまざまな観点から見られていることがわかる。正月の9連休につづき、来年はゴールデンウィークの10連休があるだけに、世界に飛び出す日本人が相当多そうだ。すでに外務省では、入らないほうが安全という表示を出しているが、若さにまかせて危険地帯に入ることはやめたほうがいい。女性だけでなく、男性でも捕虜になったら殺されるかもしれない。近づかないことだ。櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』オンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」早稲田運命学研究会櫻井秀勲の《「自分史」を書こう!》櫻井秀勲Facebook
2018/12/21
今年3冊目になる私の新刊『老後の運命は54歳で決まる!』が今月の17日くらいから書店に並び出す。前作の『子どもの運命は14歳で決まる!』の評判がいいので、この本も売れるのではなかろうか?というのも、人生80歳~100歳時代に入ったことで、生き方そのものを変えないことには、安定した老後を送ることが、むずかしくなってきたからだ。これまでの働く期間は20~60歳の40年だったが、これでは老後の生活費がつづかない。そこで80歳まで働かないことには、これからはムリになってきたのだ。そうなると20~50歳を前半期、50~80歳までを後半期として、いかに健康と仕事を確保するかが大切になる。50歳になると、あと働ける期間は10年しかないと考えるようでは、健康も保てないし、収入も保てない。どうしても80歳までは元気で、少しでも働けるように生活設計しないことには、悲しい老後に突入することになってしまうのだ。そこでなんとしても、54歳までに後半生の生き方を設計し、そこで決断しないと、あっという間に60歳が来てしまう。60歳になってからあわてても、もう遅いのだ。副業でも複業でもいいから、後半生は働きたいところだし、もし勇気とやる気があるなら、54歳までに1歩踏み出そう!それなら十分間に合うし、その働く気が病気を吹き飛ばすことになる。定年後、なにもしなければ、下手をすると認知症になるかもしれない。いや、必ずなると思わなければならないだろう。そのうち日本国民の9人に1人は認知症になる、と発表されているからだ。現在40代の人から60代までの人なら、ともかく1回、この本を読んでほしい。この本で満足できなければ、もっと専門的な本を読めばいいだろう。この本は新しい100歳時代の入門書と思っていただければいい。危険な時代がもう間近に迫っていることだけでも知っていただければ、87歳の私の役目はすむと思っている。櫻井秀勲 著 『老後の運命は54歳で決まる!』オンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』早稲田運命学研究会櫻井秀勲の《「自分史」を書こう!》櫻井秀勲Facebook
2018/12/14
大阪のお笑い界に激震が走っている。女帝といわれる上沼恵美子(63)に、2人の芸人が暴言を吐いたのだ。お笑いコンビの「とろサーモン」の久保田かずのぶ(39)と「スーパーマラドーナ」(スーマラ)の武智正剛(40)が、審査員を務める上沼に対し「自分の感情だけで審査せんとってください。1点で人の一生変わるんで」さらに「お前だよ。分かんだろ? 右側のな。クソが!」などと、はげしく非難したのだ。それも泥酔状態で動画を配信したのだ。これはどうしようもない愚行で、どんな理由があろうと、もうこの2人は大阪芸能界から追放だろう。酔いがさめて、事の重大さに気づいた2人は、あわてて動画を削除したり、平謝りに謝っているが、上沼もそこまでいわれたのではと、「M-1グランプリ2019」の審査員をやめる騒ぎになっている。なぜ近頃は悪酔い有名人が多くなるのだろうか? それだけテレビや映画界がきびしくなってきたからだ、という話もあるが、もともと「酒で疲れを取る」性癖が、人間にはあるからだといわれる。その中で最近では、人の悪口をいうことで疲れを発散させるタイプがふえてきたという。この深層心理の中には「競争相手や敵対視する人を落としたい」という黒い欲望が隠されているというのだ。酔うほどに、それが出てしまうわけだが、中でもお笑い芸人や、バラエティ番組でレギュラーを争っている芸人たちは、知らぬうちに、はげしく相手の悪口をいいふらすことになるのだろう。哀れともいえるが、酒と芸人は切ろうとしても切れないようだ。劇場化社会、舞台化社会では、番組や舞台から落ちたら2度と這い上がれない。このことをよほど肝に銘じないと、次から次と落ちていく芸人がふえていく一方だ。オンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』早稲田運命学研究会櫻井秀勲の《「自分史」を書こう!》櫻井秀勲Facebook
2018/12/07
私の著書『子どもの運命は14歳で決まる!』が、思いがけずよく売れている。8月に出したら、もう4刷まできている。さらにこのところで売足が速くなっているが、年末から来年3月までは、受験シーズンに入るからかもしれない。私は人生にとって、年齢は非常に大切だと信じている。というのも、うかうかしていると、1年や2年、あっという間にたってしまうからだ。その意味で七五三の祝いや還暦、古希、米寿などといった区切りの年齢は、立ち止まって、これからどう生きていくかを考えるにふさわしい年齢ではなかろうか?かつての私のベストセラーの中に『運命は35歳で決まる!』という1冊があるが、この35歳は自分自身でじっくり真剣に考えなければならない年頃だけに、よく売れたのだろう。それに間もなく12月に入ると『老後の運命は54歳で決まる!』という新刊が、きずな出版から出版される。恐らくこの本も、売れるのではないかと思う。なぜなら、いまは真剣に自分自身で、老後と向き合わなければならないからだ。これに対し『子どもの運命は14歳で決まる!』は、親の責任を書いたものだ。2022年になると、18歳が成人になるが、それまでの教育は、親が負わなければならない。なぜこの14歳が大事かは、この本にしっかり書かれているが、意外なことに、わが子の将来は、成人までに決めればいい、と思っている両親が多いようだ。実はそれではもう遅いのだ。個性がそれまでに決まってしまうため、親のいうことをきかない子が多くなってしまうからだ。「誘導」という言葉がある。これはとても大切な言葉で、いかにも子どもを両親の願う方向に誘導するか――これによって将来が大きく変わってしまうのだ。親が「これはおいしい!」といって食べるのと、「これはまずいね!」と子どもに話しながら食べるのとでは、好き嫌いひとつでも、大きく違ってしまうものだ。「わが子には無限の成功がある」だけでなく、「無限の危険性もある」ものだ。ぜひ子をもつ親や祖父母ならば、この本を手にとってほしい。1回だけ読むのではなく、時と場合に応じて読んでいただくと、効果的と思う。実のところ沖縄では、特によく売れている。理由がよくわからないので、私も書店に顔を出したり、話したり、ラジオにも出るつもりだ。もしかすると、次代を背負う世代をしっかり育てたい親たちが、大勢いるのではないかと思う。積極性に応援していこう。櫻井秀勲 著 『子どもの運命は14歳で決まる!』オンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」早稲田運命学研究会櫻井秀勲の《「自分史」を書こう!》櫻井秀勲Facebook
2018/11/30
今年も間もなく師走がやってきます。全国的に暖かい日々がつづいているので、歳末が近づいているとは思えませんが、季節は確実に変わり、あと1ヵ月ちょっとで新しい年を迎えることになります。そこで早稲田運命学研究会は今年の最終回として、12月12日(水曜日)7pmから「年忘れで運命を切り替えよう」と題して「1年の締め方・始め方」をテーマに選びました。そして特別ゲストとして、人気絶頂のシンガーソングライターのユウサミイさんをお招きして、私と特別対談することにいたしました。ユウサミイさんは私の親友ですが、常にギター1本で歌うというスタイルをつづけています。サミイさんの前半生は波乱万丈で、特に自分の意志を貫いて成功したという点に特徴があります。つまり運命をよくするには「自分の意志を貫くことが重要」という哲学をもっているようです。これについては、誰も異論がないでしょう。もうひとつサミイさんの特徴として「ラクな生活を求めない」というポイントもありそうです。サミイさんの半生を辿ると、オーストラリアで、ちゃんと一軒、家を持っていました。もしそこで生活を継続する気になっていれば、ラクに生活が送れたはずです。ところがサミイさんは念願であるミュージシャンになろうと、その家を離れて日本に戻り、仙台駅頭でギターを鳴らし、歌いはじめたのです。私はその考え方を応援してきました。それがミュージシャンとしての第一歩だった、と聞いたことがあります。まさにサミイさんは、運命を大きく変えて、自分の念願の夢を切り拓くチャンスを自分でつくったのです。その意味では運命師といってもいいかもしれません。来年に夢を賭けようとしている人もいるでしょう。すでに歩み出している人もいるかもしれません。大きな自信を抱くためにも、このすばらしい対談を聞きにいらっしゃいませんか! ビジターの方も歓迎です。☆12月12日(水)早稲田運命学研究会☆~「年忘れ」で 運命を切り替えよう~オンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井秀勲Facebook
2018/11/22
ホテルオークラは現在建て替え中だが、来年の9月に新しいホテルとして開業する。ところが古い建物のときは、おっともいい場所に高級鮨の「久兵衛」の店があったのだが、新しくなると中心のホテルの中ではなく、別棟の隅を指定されたらしい。これで「久兵衛」が怒り「主要エリアを外された」とオークラを東京地裁に提訴したのだ。「高級店にそぐわない場所だ」と、1千万円の損害賠償を求めたようだが、ネット上では「いやなら出さなければいいじゃないか」の声が強い。私もそう思う1人だが、「久兵衛」には、高級店の誇りがあるのだろう。しかし世界的に見ると、ヴィーガニズム(絶対菜食主義)が動物、魚類を殺すのを禁止する運動を繰り広げている。フランスでは、その集団に襲われる有名店も出てきているほどだ。長い目で見たら、日本のステーキ店や鮨屋も狙われているのではないか、という声もある。もちろんそれらの運動とは関係ないだろうが、「久兵衛」もこれから何十年、優雅な商売をやっていけるのかどうか?いまでも主人の久兵衛に握ってもらえる客は数えるほどで、ほとんどの人は弟子に握ってもらっている状態だ。私は久兵衛がどの人かも知らない。鮨店がそれほど強気な商売をつづけていけるものか、私などは考えてしまう。この提訴の結果によっては「久兵衛」の地位は一挙に下がるだけに、注目の度合は大きいようだ。オークラ側はコメントを出さないが、早く結果を知りたいと思う人たちは多そうだ。オンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』早稲田運命学研究会櫻井秀勲の《「自分史」を書こう!》櫻井秀勲Facebook
2018/11/16
九州大分県の高崎山自然動物園で、サルがストライキを行っているようだ。サルの数を抑制しようと餌の量を年々減らしてきた園に対し、不満を募らせたサルが山奥に引きこもり、ハンガーストに打って出たという。そんなことがあるのかと思ってしまうが、サルにはそれだけの知恵があるのだろう。アフリカのサバンナで狩りが一番上手なのはリカオンだという。非常に頭がよく、集団行動に慣れていて、獲物を取りに行く前に、互いの身体を舐め合ったり、頭をぶつけ合って、互いの志気を高め合っている。こうして団結してから獲物狩りに行き、他の動物に1匹が噛みつくと、ほかの強い動物に奪われないよう、一瞬で食べるというから、まさに集団の勝利だ。高崎山のサルといい、このリカオンといい、集団行動の強さをよく知っている。ところが人間はいまのままで行くと、10年後にはソロ社会に突入するといわれる。これから頭のいいAIが続々と誕生するだろうから、人間が1人暮らしになると、彼らに主導権を奪われる危険性もありそうだ。それは別としても、頭のいい集団、グループが作られていくと、1人暮らしの人たちは、簡単にやられてしまうのではないだろうか?いまのうちから集団に入るか、集団をつくっていかないと、さまざまな敵に対抗できないことになりそうだ。高崎山のサルのハンガーストに学んでいこう!オンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』早稲田運命学研究会櫻井秀勲の《「自分史」を書こう!》櫻井秀勲Facebook
2018/11/09
中国の結婚難はケタ違いのようだ。男女の人口比が「1人っ子政策」でかたより、20~45歳で3千万人も「男余り」になっているという。親は心配して公園などに集まって息子のために嫁をさがす、釣書集会が行なわれているほどだ。しかし現実はきびしく、北京などでは男たちの同性愛がふえている。それほど女性の数が少なくなっているのだ。20年後には子どもたちの数も激減するだろう。どの国も少子化に悩んでいるが、20年後の中国は特に世界でも特出した若者の少ない国になっているに違いない。中国人は子孫のために稼ぐ国民性のある国だが、富豪たちは金の力で嫁を迎えられても、一般人はむずかしそうだ。中国人は何のために一生懸命働くのだろう? 1人っ子政策のツケは限りなく大きい。現在の20~45歳だけで3千万人も「男余り」になってしまったのだ。つまりはそれだけ結婚できないということだ。それこそ1人の女性が2人の男性を相手にしなければならない、という異常な状況になってしまったのだ。もう男たちは中国本土では嫁さがしはムリ、ということで、日本をはじめ、東南アジア各地で結婚相手をさがし回っている。親たちは毎週公園などに集まり、嫁さがしに息子の釣書を配って歩いているという。また早くも結婚をあきらめた青年たちは、同性愛に転じているというから、根は深い。社会主義国の怖さは、指導者の命令に従わなければならないだけに、これらの青年男女に真の幸せは来るのだろうか?オンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』早稲田運命学研究会櫻井秀勲の《「自分史」を書こう!》櫻井秀勲Facebook
2018/11/02
11月11日は独身の日だ。もっともこれは中国での話だが、その由来は独身を連想させる「1」が4つも並ぶためだ。中国ではこの日、独身の男女が集まって、お祝いやショッピングをする風習があったようだ。これにITの大手、アリババ集団が目をつけたことで、いまや中国全土でネットセールが行なわれるようになってきた。これに日本企業も目をつけ、この「独身の日」に一挙に知名度を上げようと、ユニクロを筆頭に化粧品メーカー、日用品各社、お菓子メーカーなど、多くの企業が参加するようになってきた。中でも百貨店は、日本に来たときのために、知名度を上げようと狙っている。もっとも中国はネット通販が主流だ。あの広い国土だけに、いちいち店舗に買いに行ったら大変だ。そこにアリババが目をつけたのだが、アリババ集団だけで11日の1日だけで、年間売り上げの1/4の取引額になるというからすごい。「一緒に時間を過ごす人がいないのなら、ショッピングを楽しみましょう」というキャッチで、それだけの売上げになるのだ。いまのところ日本でも、シングルがふえていく一方なので「独身の日」ができないか、という声も少しずつ高まっている。ただこちらの国土は狭く、それだけにネット通販があちらほどではないので、うまくいかないのかもしれない。しかしハロウィンの例もあり、まったく日本にはなかった祭りがいまでは定着し、大きな催事期間になっている。それだけに、独身の日もいつの間にか定着するかもしれない。話題のつくり方、広め方次第だが、しばらく待ってみようか。 オンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』早稲田運命学研究会きずな出版のライター養成講座櫻井秀勲の《「自分史」を書こう!》櫻井秀勲Facebook
2018/10/26
来年のゴールデンウィークを考えるのは早過ぎるかもしれないが、何と10連休になるという。皇位継承の儀式がここに組み込まれたからだ。喜ぶ人もいるだろうが、困る人のほうが多いという声もある。いまの予定では休日は4月27日(土)から始まって、28日(日)、29日(月)が昭和の日、30日(火)天皇陛下退位、5月1日(水)が皇太子さま即位、2日(木)休日、3日(金)憲法記念日、4日(土)みどりの日、5日(日)こどもの日、そして6日(月)が振り替え休日となる。だが10連休に困るのは、まず病院だという。休みに病院を開けるのは、まずムリなのだ。関連機関がやっていないのだ。またこれだけ学校が長く休みとなると、働きたくても子をもつ女性職員は不可能になる。女医や看護師が出てこられなかったら、病院はその機能を果たせない。恐らく相当トラブルが起こる可能性が高いのではあるまいか?いやどんな人でも困るのは、役所がやっていない、銀行もやっていないという点だ。10連休ともなると、何が急に起こるかわからないからだ。逆なケースもあるようだ。流通業、中でも宅配便は、届けても留守の家庭が多くなると、冷凍、冷蔵品の処理にも困るという。あるいは日給で収入を維持している人は、収入の道を絶たれることになる。あるいはフリーランサーも企業がすべて休みになると、仕事がもらえなくなるので、大打撃になりそうだ。さらに実は一番困るのは、学校に通う子どもたちだという。10日間休みになっても、その間父母が休みになるとはかぎらない。休日出勤しなければならない職業の父母も多い。そうなると、学校にも行けない、家にもいられない、という小学生が相当出てくると予想される。これらの子たちが悪い仲間に誘われなければいいのだが――。オンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』早稲田運命学研究会きずな出版のライター養成講座櫻井秀勲の《「自分史」を書こう!》櫻井秀勲Facebook
2018/10/19
「霊界にいる方とお話ができる」という霊能力の持ち主が小社を訪れた。名前はまだ伏せておくが、これまで私は何人かのすぐれた能力の持ち主と会っている。マスコミにいた関係者で、超有名な方でも取材できたからだ。もちろんそれらの中には、怪しげな人もいるが、目の前で奇跡とも思える技を示してくれた人もいる。たとえばマッサージに例を取ってみよう。このマッサージ師の中にも、強く揉んで肩のコリをなくす人もいるが、まったく軽く触っているだけで、筋肉が柔らかくなったり、痛みが完全に消える技をもっている人もいる。つい先日もそういうマッサージ師に会って、その場でやってもらったのだが、奇跡のように痛みがなくなってしまったのにはびっくりした。どの世界にも能力の高い人はいるものなのだろう。それはともかく、昨日会ったときに私は、この方に太宰治、松本清張、川端康成、三島由紀夫先生の霊を呼び出していただいた。当然のことだが、死は誰にも突然訪れる。それでも病で逝く人は、ある程度こちらにも心の用意ができるが、三島さんのように、決起の意志が読み取れなかったときには、別れのいいようもない。一体どういう気持ちだったのか、こちらの思いも伝えてもらいたいこともあったので、呼び出していただいたのだ。川端先生も突然の自殺だったが、実はこれが自殺の原因ではないか、という恐ろしい話を私は知っている。それを話してみたかったのだ。これにも答えをいただいたが、ほぼ当たっている。ということは、この霊能者はまったく何も知らないにもかかわらず、私が知りたい答えを引き出してきたのだ。これについては、いつか本に書こうかと思ったほどだ。また改めてもう一度呼び出していただこうか。オンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』早稲田運命学研究会きずな出版のライター養成講座櫻井秀勲の《「自分史」を書こう!》櫻井秀勲Facebook
2018/10/12
『自分の小さな「箱」から脱出する方法』は岡村季子さんの担当したベストセラーです。この題名は本田健さんがつけたと聞いていますが、さすが本田さんの目は鋭いと思いました。陶山さんはアービンジャー・インスティチュート公認のただ1人のファシリテーターです。これまでは長年、企業研修のみでした。今回、初めて個人向けのセミナーをスタートすることになりましたが、その記念の第1回をきずな出版と共催で行なうことになりました。「自分の箱」から脱出できなくて悩んでいる方は、ぜひご参加ください! 1日セミナーも開催します。陶山さんは私を博多山笠に導き入れてくれた大恩人です。その意味では、最初に私を「箱」から脱出させてくれたといえるかもしれません。そして陶山さんについては、私は非常に感心、感動しています。というのも、まっ先にこの本を読んだ陶山さんは、まったく英語が話せないのに、単身アービンジャー博士の許に乗り込んでいき、たった1人の日本人として勉強したのです。この勇気と行動力は見習うべきものがあります。その結果、いまではアービンジャー博士の絶対の信頼をかちえたNo.1の弟子として、日本の大企業に研修して回っています。今回初めて個人セッションをスタートしますが、私ももちろん参加して、体験させていただきます。ぜひご一緒に奇跡を体験しようではありませんか!「自分の箱」から脱出する方法 個人向けセミナーオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』早稲田運命学研究会きずな出版のライター養成講座櫻井秀勲の《「自分史」を書こう!》櫻井秀勲Facebook
2018/10/05
20年後には、お寺の数はいまの半分まで激減するという。なぜ高齢者がこれだけ大勢いるのに、お寺や和尚さんが減っていくのだろうか? お葬式やお墓に対する一般人の考え方が大きく変わってきたからなのだ。 たとえば東京近辺の場合、小平霊園や松戸の八柱霊園などには、樹木葬というお墓の方式がある。一口でいえば樹木を墓石の代わりにシンボルとするスタイルだ。このお墓は基本的に継承を必要としない個人供養で、個人や夫婦で利用することが多い。 小平霊園の場合、なんと昨年の倍率は19.7倍という高率なのだ。いかに現代の人々のお墓の考え方が変化してきたか、これでわかるのではなかろうか? たとえば宗教年鑑には、全国のお寺が載っている。試みにこの住所宛に手紙を出したとすると、相当数が戻ってきてしまうだろう。ということは、誰もいない無住寺ということになる。 お寺はあるのだが、和尚さんがいないのだ。檀家がなくなったので、収入がなくなってしまったのだ。仮によぼよぼの和尚さんがいても、息子や娘は都会に行ってしまったため、永代供養など誰もしない。和尚さんが亡くなれば、もう寺ではなくなってしまうのだ。墓は荒れるままになるだろう。 そこで近頃はマンション型室内墓が大人気だ。なにしろどこも永代使用料が100万円以下なのだ。ここではお寺とはいわない。浄苑、陵苑、御廟、聖陵、清苑などなど、どこも名称に凝っているが、ここに父母の骨を納めた家族は驚くことに、年間何回も、多い家族は何十回もやってくるという。 恐らくこの納骨堂方式と樹木葬が、これからのお墓方式の中心になっていくだろう。しかしあわてて買う必要はない。墓や納骨堂を買ってしまうと「やれやれ、これで死後の居場所ができた」と、あの世に早く逝く人が多いからだ。これからはこの方式はいくらでもふえてくるので、のんびり探そう。 オンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』早稲田運命学研究会きずな出版のライター養成講座櫻井秀勲の《「自分史」を書こう!》櫻井秀勲Facebook
2018/09/28
おばあちゃんが死んだ晩、近所にそれを知らせるよう、母から頼まれた11歳の娘が外に出ると、死んだはずのおばあちゃんが待っていて、孫娘に「おいでおいで」と手を振っている。何の疑いもなくついていくと、庭の隅の木の根元を掘れと手で合図する。そこにはビニールに包まれた小さな手提げ金庫があり、中には預金通帳一式が入っていた。びっくりした孫娘に「もう1度戻せ」という手ぶりを見せ、おばあちゃんはいなくなった。魔女というかどうかわからないが、この話を私に語って聞かせた女性を知っている。彼女は霊媒師的な仕事をしていたが、私はこの話を真実だと思っている。彼女は当たり前のように古い手提げ金庫をそばに置いていたのだ。東洋にも西洋にも「魔」とつく言葉は多い。魔というと邪悪なもの、と結びつけてしまう人が多いが、実は「神聖」を意味することも多いのだ。特に西洋には魔女伝説があり、魔女になるのは大変だといわれる。穴口恵子さんは『魔女入門』という1冊を書いているが「女性には誰でも魔女性がある」と、この中に書いている。それは宇宙の月と関連があり、自然界の恩寵を女性が地球にもたらした、という考えに基づいている。優しい魔女がいたからこそ、優しい地球が生まれ、優しい社会に育ったのだ、というのだ。私は早稲田運命学研究会を主宰しているが、運命と魔的なものとは、切っても切れない結びつきがあると思っている。今回、穴口恵子さんに時間を頂いたので、2人でじっくり、私たちの中にある不思議な力について話し合ってみようと思う。私は自分を一種の魔法使いだと思っている。私にいわれると「そうなってしまう」人が多いからだ。ではなぜ、それができるのか、男にも一種の魔女性があるからだと、信じている。ただそれを信じ、生かせる男たちが少ないのだ。10月10日(水曜日)7pmスタートだが、今回も会員だけでなく、ビジターも参加できる。めったにないチャンスなので、ぜひお聴きいただきたい。早稲田運命学研究会 定例勉強会「魔女、魔法使いになる方法」オンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』きずな出版のライター養成講座櫻井秀勲の《「自分史」を書こう!》櫻井秀勲Facebook
2018/09/21
大坂なおみが大仕事をした。20歳という若さで全米オープンのトロフィーを高く掲げたのだ。母方の祖父は大地震のあった北海道根室漁業組合の組合長を勤めているが、もしかすると漁師だった若き時代の度胸と強靭な足腰が、そのまま孫娘に伝わったのかもしれない。なおみは現在二重国籍だ。日本人の母親とハイチ系アメリカ人の父親をもち、大阪市出身でもある。3歳のときアメリカに渡り、現在はフロリダを拠点に活動している。しかしテニス選手としての国籍は日本を選択している。姉の大坂まりもテニス選手だが、同時にテニス国籍は日本人だ。学校はすべてアメリカで通ったため、英語が日常語になっているが、それでもテニス選手としては日本人であるため、当然日本人記者団から日本語で質問される。これで大分流暢になったが、米国育ちとは思えない礼儀正しさをもっているので、全世界的な人気者になっている。今回の全米オープンの最終試合も、「判定がおかしい」とセリーナ・ウィリアムズが審判に食ってかかっていたが、それを心配げに見守り、優勝の喜びを見せなかった。そんなところは、純日本娘より日本人らしく、恐らく世界中で好感をもたれたのではないだろうか?まだ20歳だし、全豪、全仏、ウィンブルドンでの優勝も期待できる。楽しみになってきた。オンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』早稲田運命学研究会きずな出版のライター養成講座櫻井秀勲の《「自分史」を書こう!》櫻井秀勲Facebook
2018/09/14
銚子は千葉県の北東部にある市だが、全国屈指の漁港である。犬吠埼灯台が有名だが、観光地としてはいまひとつ派手ではない。若者や子どもたちが、ぜひとも行きたい名所があるわけでもないからだ。そのためここを本拠とする銚子電鉄は、何度も廃線の危機に見舞われてきたという。ところがそのたびに危機を脱するのだが、危機を救うのは毎度、鉄道の増収増益ではなく、お菓子なのだ。いやお菓子というより、社長以下のユーモア精神かもしれない。ともかく深刻な会議でも笑いが絶えないのだ。試みにこの鉄道のホームページを開いてみよう。この中に「経営会議篇――まずい棒の儀」というCMがあるのだが、これを見たらびっくりするに違いない。ここで「まずい棒」という言葉が出たが、この電鉄を現在救ったのが「うまい棒」ではなく「まずい棒」という菓子なのだ。本家の「うまい棒」が怒らないのかと思ってしまうが、そこは許してもらっているらしく、実際、味がまずいのではなく、電鉄の経営がまずい、といっているらしい。以前の経営危機のときは「ぬれ甘なっと」にあやかって「ぬれ煎餅」を売り出して、大評判をとった。銚子は醤油の名産地なので、焼いたばかりの煎餅を醤油の中に入れて、ぬれたままを食べるのだが、想像しただけでも唾が出る。これに対して「まずい棒」も味は上々らしく、ユーモラスなPRがネットで大評判になって、全国で猛烈な売れ行きとなっているのだ。この電鉄の竹本勝紀社長は、スマホ効果を巧みに利用したわけだが、地方の一都市の電鉄社長のままにしておくのが、もったいないくらいのセンスがある。この「まずい棒」に至るまでの経営は、ここでいくら書くよりもスマホで見ていただくほうが簡単だし、面白い。よくもここまで考えたな、と思うほど巧みにつくられているので、どうぞごゆっくり鑑賞していただきたい。オンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』きずな出版のライター養成講座早稲田運命学研究会櫻井秀勲の《「自分史」を書こう!》櫻井秀勲 音声コラム『文壇爺の文豪日記』櫻井秀勲Facebook
2018/09/07
8月のきずな出版新刊に『最高のマネジメントーー超・現場型リーダーの技術』という小林一光先生の1冊が出た。私も28歳から87歳の今日まで、一種のマネージャー業を現役でつづけているが、私が悩んだ問題の解決法がすべて出ている。30代の頃の私は直轄の編集部員だけで40名ほど率いていたが、その外側にいる人を含めると、最大150名ほどになっていた。これだけの人を1人でまとめ、所期の効果を挙げるのは不可能に近い。私は毎晩家に帰ると、しゃべり疲れたあごを保護するため、医師に特別に作ってもらったあご冷やし器を使ったほどだった。あごが話しすぎて熱をもってしまうのだ。その当時、この本が手元にあったら、どんなにラクだったことか。それに効果が2倍にも3倍にもなったかもしれない、と思うと、いまになってマネジメントの大切さがよくわかるのだ。その当時はアメリカから新しい経営学を学んだ学者たちが続々と日本に帰国し、大学や経営雑誌でさまざまな論文を発表し出した頃で、これが企業内の現実の職場に反映され出したのは、もう少しあとだった。そう考えると、いまのマネージャーの職にある人は、私の目から見るとうらやましく思える。また部下の中にも、育成される姿勢をもっている社員がふえてきているからだ。この育成される、されたい部下の多少が、奇跡のチームをつくるポイントといえるのではあるまいか?私は「さん」「編集長」「先生」「社長」など、さまざまに呼ばれる。中でも「先生」は女子大で教えていた教師でもあり、セミナーなどの講師、それに現役の作家でもあるため、呼ばれる率は一番多いが、私としては「編集長」と呼ばれるのが一番うれしいし、性に合っている。いまでも、ときどき「編集長」と呼んでくれる、共にチームで苦労した部下に出会うことがある。そのときほどうれしいことはないが、ぜひあなたもこの『最高のマネジメント』を読んで、のちのちの部下から、懐かしい名称で呼ばれるような立場になってみてはどうか?小林一光 著 『最高のマネジメント』オンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』きずな出版のライター養成講座早稲田運命学研究会櫻井秀勲の《「自分史」を書こう!》櫻井秀勲Facebook
2018/08/31
少し前にはすっぴんの顔をネット上で晒す女性タレントや一般女性がいたが、最近では体重を明かす女性タレントがふえてきた。ネット上ではローラ、高橋真梨、鈴木奈々、菜々緒、板野友美などが自分たちの体重を明かしている。いまはスマホ時代で、すっぴん顔を出している一般女性も多い。また体重も少なければよい、ともいえなくなってきた。特に今年のような酷暑が毎年つづくとなると、着るものが薄くなり、裸に近づいていくだけに、体重を隠しようがなくなってくる。 さらに近頃の日本女性は、ただやせているボディを評価しなくなってきた。むしろ筋肉女子といって、キレイになるためには、鍛えるべき筋肉がある、というのだ。この筋肉は背中、胸、二の腕(肩からひじの間)、腹筋、お尻、内もも、もものうしろと、多岐にわたる。 ただ体重を減らすだけでは、メリハリのない身体になって、魅力がないというのだ。この筋肉女子の出現で、顔にしても肉体にしても、素のままのボディをネットに出すことを、ためらわなくなってきている。さらにボディだけでなく、自分の恋愛体験なども平気でオープンにしていくのだ。 ZOZOの前澤社長と恋愛を噂される剛力彩芽に至っては、むしろ熱愛状況を自分からネット上にオープンにしている。多くのファンの目の前に、熱愛姿を晒している、といっていいだろう。これまでは何でも隠すのが美徳と思われてきたが、現代は「隠す女」は古くなってきたのだ。 もちろん一歩間違えれば、自分のプライバシーがすべてオープンになってしまう。だがこの新しい考え方と行動力は「隠すのが美徳」と思われてきた日本社会の在り方を、ここで一挙に変えることになるかもしれない。日本女性も大胆になってきた。櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』オンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」きずな出版のライター養成講座早稲田運命学研究会櫻井秀勲の《「自分史」を書こう!》櫻井秀勲Facebook
2018/08/24
少し前から仏教ではなく、神道に興味を抱く人たちがふえてきた。特に古神道が人気なのだが、なぜいま神様なのか? ひとつには神様が身近になってきたからなのだが、それにはスピリチュアルの思想と近いものがあるからだ、といわれている。また一時、人気を集めた仏教系新宗教に、人気を集める指導者がいなくなったことも関連している。戦後に大きく育った新宗教教団には、天才的な教祖、会長がいたのだが、いまは2代目、3代目になり、後継者的役割となり、どちらかといえば守りに入ってきた。初代としては、幸福の科学の大川隆法総裁くらいしかいないだろう。さらにオウム真理教の事件もあって、仏教の人気は衰えつつあるといえるだろう。またどの教団も「いまは守りの時代」とばかり、あまり攻撃には出ていない。そんな状況もあって、仏から神に大衆の気持ちが移ったのではあるまいか? また仏教は先祖への祈りが主となるが、いまの人たちは、先祖を祀る墓への興味が薄れてきているのだ。それは父祖の地を離れる若者が多くなったのと、最近の気候の激変で、先祖の墓が壊れたり、水に流されて、失われる人々が激増してきたからだ。こうなると仏を信仰するより、神々を信じる人がふえるのは当然かもしれない。また貧乏神、七福神など金運、福運に関係する神々が多いのも、いまの若者に似合っているのかもしれない。その辺の考え方はいち早く若者たち、特に女性たちの間で広がりやすく、いまや神社の神気、霊気を得ようと、全国の神社詣でが非常に盛んになってきた。それだけではない。神々にすがろうという人々が、非常にふえてきたのだ。邪気を払い、悪縁を断ち、金運、福運を呼び込むには、神々にすがるのが一番、となってきたのだ。そのための神社詣では、これから益々ふえていくに違いない。櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』オンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」きずな出版のライター養成講座早稲田運命学研究会櫻井秀勲の《「自分史」を書こう!》櫻井秀勲Facebook
2018/08/17
「あなたって定年後、なにして働くの?」という妻からの問いかけが流行ってきているという。新聞や週刊誌などに「人生100年時代」という言葉が、当たり前のように出はじめてきたからだ。現在の100歳以上の人口は67,824人だという。この20年間で6、7倍までにふえたというからすごい! 総人口は減りつづけていくというのに、高齢者だけはふえつづけていくのだ。それもこの高齢者たちは、以前と違って元気なのだ。現在の最高齢者は116歳の都千代さんだが、元気いっぱいだという。そうなってくると、一般人も人生100歳時代を、本気で考えなくてはならないようだ。それも100歳まで生きなくても、80歳、90歳で働く仕事を真剣に考えていないと、飢え死にするかもしれない。この妻の問いかけは何気ないようで、実は非常に深い意味をもっている。1つは「定年」とは単に1つの区切り言葉であって、それ以後働かなくてよい、という言葉ではなくなった、ということなのだ。もう1つは人生の定年とは、1人ひとり違ってきたということであり、60歳とか65歳を指すものではない。さらにもう1つ加えるなら、定年とはいま働いている会社の定義であって、従業員の人生とは何の関係もない、ということなのだ。「うちは60歳がお引き取りの年齢なので、これでお別れですよ」といわれたに過ぎない。この意味をよく知っているのが、妻という存在なのではあるまいか? そうだとすれば、次に働く仕事を、早くから考えておかなければなるまい。昨年の1月から法改正があって「確定拠出年金」という制度ができた。通称iDeCo(イデコ)と呼ばれる企業と個人の制度だが、妻からの問いかけのある前に、せめてこういう制度があることを、しっかり知っておこうではないか?きずな出版のライター養成講座櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』オンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」早稲田運命学研究会櫻井秀勲 音声コラム『文壇爺の文豪日記』櫻井秀勲Facebook
2018/08/10
正確にいうと編集者になって66年が過ぎた。その間おつき合いしたライター、指導したライターの人々は数百人に達するだろう。その中には『ノストラダムスの大予言』の著者、五島勉さんもいる。またその後「お葬式」というコメディ映画を監督した伊丹十三氏や、直木賞を受賞した半村良さん、さらにはアナーキスト、評論家として若い人々の人気を集めた竹中労氏もいた。竹中氏に至っては、思い通りの原稿が書けるまで「女性自身」専用旅館に座りつづけ、汗のむれで畳が半分腐ってしまったほどだった。それほど文章と構成に熱意を込めたライターだった。美空ひばりはそんな竹中氏にだけは、長時間のインタビューに応じた。私はこれら一世を風びしたライターを忘れられない。いや、私はこれらのすぐれたライターの熱意があったからこそ、トップを独走したと思っている。それだけに第2世代のライター、第3世代のライターを育成しなければ、という思いは強い。今回、ビジネスパートナーの岡村さんと一緒に、きずな出版でも書いていただけるライターを養成しようではないか、という考えに立ち至ったのは、近頃すぐれたライターが少なくなっているのでは? という不安があったからだ。岡村さんは、私がこれまで出会った女性トップ3の編集者の1人であり、ライターでもある。また教えるのが実にうまい。それは本人が現役のバリバリだからだ。どんなにすぐれた人でも、現役を引いたらもうダメだ。私が87歳でまだ現役ということは、引退する気がこれっぽっちもないからだ。そこで今回は私と岡村さんの2人で、手取り足取りして、すぐれたライターに仕上げていきたいと思う。できるだけ早く一人前になってほしいので、短期間できびしく指導したいと思っている。いいま現在ライターとして働いている人も、まったくの新人も、同じスタート台に立って、がんばってほしい。きずな出版のライター養成講座櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』オンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」早稲田運命学研究会櫻井秀勲 音声コラム『文壇爺の文豪日記』櫻井秀勲Facebook
2018/08/03
「運命は動より生ず」という言葉がある。まったく行動しなければ、その人の運命は衰えるばかりだが、自分から行動を起こせば、運命は動くし、それも吉の方向に動く、というのだ。私はこの言葉を、自分の人生の中心に置いている。ふつうであれば「この猛暑の間はじっと、家の中で静かに動かないでおこう」と思うものだが、私はそこが違って、猛暑だからかえって動いたほうが、頭のためにも体のためにもプラスではないか、と思うのだ。このところオンラインサロン「櫻井のすべて」を立ち上げたが、1つ立ち上げると2つ目を立ち上げたくなる。そこで7月24日から、今度は若い人々とのつながりを深めたいと「ごん×櫻井のモテモテ塾」をスタートした。この会は和宛経営者の権藤優希さんと一緒に盛り上げようというものだが、たったこれだけで、私は若さを回復してしまった。それに第1回の勉強会と懇親会を、六本木の会場でしたのだが、なんとその辺は、若い頃の私が毎晩のように歩いていたところで、「3901通り」と勝手に名付けていたところなのだ。3901とは私の懇意にしていた店が「さくらい」を数字化して、櫻井さんの小路、ボトルのキープ番号、お店での暗号として考えてくれたものなのだ。そういうことを思い出すだけでも、体の中が動き出すようで、明らかに運命は上昇していきそうだ。もうこうなると、週刊誌体質の私の血は熱くなって、さらに3つ目のオンラインサロン、4つ目のオンラインサロンを立ち上げようか、と止まらなくなる。私の周りにいる人は大変だが、しかし多分、その人たちの運命もプラスの方向に流れていくのではあるまいか?オンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』早稲田運命学研究会櫻井秀勲の《「自分史」を書こう!》櫻井秀勲 音声コラム『文壇爺の文豪日記』櫻井秀勲Facebook
2018/07/27
久しぶりに九州の地を踏んできた。主たる目的は博多祇園山笠に参加することだったが、博多食べ歩きも目的の中に入っている。また久しぶりに北九州小倉の松本清張記念館を訪れるのも、楽しみのひとつだった。東京も暑かったが、福岡も異常な暑さだった。その日中の暑さの中を、15日早朝のフィナーレ「追い山」の練習も兼ねて、集団山見せが行なわれていた。このとき私は早朝4時59分スタートなので、暑さは関係ないと思っていたが、実際15日早朝のその時間は、いつもの年と異なり、蒸し風呂のような状況だった。それでも無事に駆け終わると、おなかペコペコだった。福岡に来るとなぜかおなかが減るのだ。それだけおいしい食の街だからだろう。午後1時前に2台の車に分乗し小倉の記念館に向かったが、なんと九州高速道で40分間もトラック事故で立ち往生となってしまった。私は生まれて初めてのフェラーリに乗っていたのだが、この車は高速で走っているときの爆音が快感を呼ぶのだが、40分間渋滞で停車している姿は似合わない。やっと走り始めたが、結局記念館に着いたのは3時過ぎとなり、お客さんや友人を大きく待たせてしまった。前回来たときは帰る直前に豪雨となって、一歩も動けない状態となり「清張さんは私を帰らせたくないんだ」と思ったが、今回も帰る直前に、岡村さんのケータイがないというので、30分くらい館内をさがし回る羽目となった。どうしても清張さんは「私を帰らせたくないのですね」と心の中で会話をしていたのだが、次回来るときは、どんな方法で私を引き留めようとするのだろうか? うれしいような寂しいような、不思議なことの起こる場所だ。櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』オンラインサロン 「櫻井秀勲のすべて~いくつでも輝ける人生のつくり方~」櫻井秀勲 音声コラム『文壇爺の文豪日記』早稲田運命学研究会櫻井秀勲の《「自分史」を書こう!》櫻井秀勲Facebook
2018/07/20
資生堂とポーラ化粧品が昨年、相次いで発売した「しわ取り化粧品」が絶好調だ。いずれも「しわを改善する」などの広告表現が承認されているものだが、以前、カネボウ化粧品の「白斑問題」発生以後、沈滞気味だった化粧品企業が、久しぶりに活気づいている。化粧品業界は「美白」が主戦場で、どのメーカーもここに資源を投下していたが、カネボウ化粧品の美容液を使った女性たちに白斑問題が発生し、厚労省も認可をきびしくしたので、しばらくは大型ヒット商品がとだえていた。ところがポーラ・オルビスがまず昨年1月に「リンクルショット メディカル セラム」という商品を出したところ、これが大ヒット! それにつづく形で資生堂が出したのだが、主成分はそれぞれ違っているのだが、いずれもよく売れている。この業界にはうれしい大ヒット商品となった。ポーラ商品は富裕層、資生堂は一般層にそれぞれ強いが、これからは100歳時代ともいわれるだけに、しわとりは最高の化粧品ともいえそうだ。特にいまの中・高年層は昔の同年齢層と違って、外に出る機会が多い。働いている女性は60歳が定年だけに、美白よりしわとり化粧品のほうが、かなりうれしい。実際、しわで悩んでいた女性たちは、ポーラの1万6000円台の化粧品を、先を争って使っているのだ。これにより化粧品企業の利益も大幅にふえたのだが、女性たちの外出機会も、大幅に広がるのではあるまいか?*櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』(近日刊行)*オンラインサロン 「櫻井秀勲のすべて~いくつでも輝ける人生のつくり方~」*早稲田運命学研究会*櫻井秀勲 音声コラム『文壇爺の文豪日記』*櫻井秀勲Facebook
2018/07/13
地球上のさまざまな国で、日常的に殺人事件が起こるようになってきた。最後の楽園といわれるフィリピンのコロン島でも、次々に日本人が殺されている。それも大型拳銃で撃たれているのだ。いまフィリピンは麻薬犯罪の国とも呼ばれており、ドゥテルテ大統領は報奨金を出して麻薬犯罪者の暗殺を黙認しているほどだ。 超法規的殺人といわれているが、ともかく麻薬をなんとかしてくれないと、この国にはそう簡単に遊びに行けない。腕時計をしていると、手首ごと切断されるのだから、怖くて街も歩けない。ところがこのフィリピンの上を行くのがメキシコだ。この国では7月1日にあった大統領選挙直前までに、100人以上の政治家が殺されてる。この殺人事件に関与した容疑で、この街の警察官全員が逮捕されたというのだからすごい。 誰も殺されたくないので、警察官もマフィア側についてしまうのだろう。新大統領はマフィアを絶滅させると、フィリピンのドゥテルテ大統領のようなことをいっているが、下手をすると殺される危険性もあるようだ。このメキシコの不幸は米国の隣国であることだ。この米国はドラッグ王国で、いくらでも密輸出できる。 トランプ大統領は麻薬を断ち切ろうと壁をつくるといい出したが、元はといえばメキシコは、米国側に唆されて麻薬立国になったようなものなのだ。果して今後どうなるかわからないが、人間を撃ち殺すのなんて何でもない国なので、これからが見ものだ。当分は観光旅行など危なくて行けないが。 オンラインサロン 「櫻井秀勲のすべて~いくつでも輝ける人生のつくり方~」早稲田運命学研究会早稲田運命学研究会 著『12星座別男子の取扱説明書』シリーズ櫻井秀勲の《「自分史」を書こう!》櫻井秀勲 音声コラム『文壇爺の文豪日記』櫻井秀勲Facebook
2018/07/06
近来まれな名タイトルが「月刊Hanada」誌上に生まれた。「朝日新聞が一面に書いたら疑え!」というタイトルの記事だが、中身はともかく、このタイトルだけは、多くの知識人は頷くのではあるまいか?私もまったくこの口で、一面に大きく書かれた朝日の記事については、どうしても他の新聞の一面と照らし合わせてしまう。特に日本経済新聞がその一面記事を、どの程度の記事にしているかを調べるのだが、ときによると、まったく記事になっていないこともあるからだ。私たちは新聞の一面というと、世界的な最新問題、あるいは日本の最新ニュースが出るページと思ってきた。NEWSとは東西南北、つまり全世界の中から「一大事」と思われるものが記事になるべきなのだが、最近の朝日新聞は、まったく異なる道を歩いてきた。昨年の2月から始まった「モリカケ」記事は、すでに1年半たっているにもかかわらず、未だに一面を占領しているのだ。これでは朝日が好きだった読者も、さすがにおかしいと思うのではあるまいか? というより、この間朝日だけ読んでいた学生は、最新ニュースがわからなくなってしまうだろう。下手をすると就活にも差し支えるかもしれない。これでは部数がどんどん下がっても、仕方がないと思われる。ともかく裏で何があったのか知らないが「安倍憎し」にこり固まった朝日の紙面は、そろそろやめてもらわないと、新聞そのものを読む気にならなくなるのが恐ろしい。女性の中には「モリカケだけで商売している新聞ってうらやましい。私たち主婦が毎日モリカケしか出さなかったら、男たちは怒るくせに!」といっている人もいるだけに、そろそろお考えになったらどうか?オンラインサロン 「櫻井秀勲のすべて~いくつでも輝ける人生のつくり方~」早稲田運命学研究会早稲田運命学研究会 著『12星座別男子の取扱説明書』シリーズ櫻井秀勲の《「自分史」を書こう!》櫻井秀勲 音声コラム『文壇爺の文豪日記』櫻井秀勲Facebook
2018/06/29
今回の大阪地震には、虚を突かれた思いの人が多かったのではあるまいか? 南海トラフ大地震は今後30年以内に、70~80%の確率で起こるといわれている。こちらは今回と比べようがないほどの被害が出るというから、恐ろしそうだ。しかし地震ほど当てにならないものはない。30年以内といえば、目と鼻の時間であり、かりに直撃を受けたら、助かる人は少ないだろう。とはいいながら、関西から逃げ出している人たちの話はあまり聞かない。それだけ本気にしている人は少ないのかもしれない。しかし無気味であることはだしかだ。関東も地震が頻発している。茨城県と千葉県の海中では、このところたびたび地震が起こっているし、群馬県でも起こっている。東京を囲む地域が怖くなってきたのは確かで、もう直下型なら、いつ起こっても不思議ではなさそうだ。またこちらもM7クラスの地震であれば、30年以内に70%の確率だ、ともいわれている。ここで気になるのは大阪も東京も「30年以内に70%」という同じ確率だ。これが庶民に疑いを抱かせてしまうようだ。「東京も大阪もほぼ同じ時期に大地震が起こる」といわれたら、信じるだろうか? だから地震学者の予測は疑われるのではなかろうか? 都民も「じゃ逃げ出さないと」と地方に移転している人など、いないだろう。関東と関西で学者の派閥が違うのかもしれないが、もう少し信用できるような形で発表したほうが、私たちも信じやすいのではあるまいか?オンラインサロン 「櫻井秀勲のすべて~いくつでも輝ける人生のつくり方~」早稲田運命学研究会早稲田運命学研究会 著『12星座別男子の取扱説明書』シリーズ櫻井秀勲の《「自分史」を書こう!》櫻井秀勲 音声コラム『文壇爺の文豪日記』櫻井秀勲Facebook
2018/06/21
6月12日のトランプ大統領と金正恩委員長の世紀の会談は、久々のテレビ業界の出番だったのではあるまいか。逆にいえば、トランプ大統領の独り舞台を映しつづけたことになる。その結果として翌日以降の新聞は、多くの識者による「金正恩が信頼できるかどうか?」の記事ばかりが載ることになった。有名評論家全員が常識人になったようで「これまで北朝鮮は約束を守ったことがないので、今度も守らない」とか「トランプはノーベル平和賞ほしさにムリヤリ平和を演出した」と、これで出演料がもらえるなら、国民の誰でももらえるような当たり前の発言ばかりだった。こんなときはテレビの音を消して、2人の顔と体の動きだけを集中して見る、とい方法がある。警察がよくやる方法だが、犯人は一生懸命しゃべるのだが、その内容より、話している顔の表情や手ぶり身ぶりに真実が出るものなのだ。今回は終始、トランプ大統領が「よき父親」、金委員長が「よき息子」を演出したことがわかるだろう。さらにこの2人の星から見ると面白いだろう。トランプ今年72歳の双子座であり、金正恩は山羊座の34歳だ。今回の2人の振舞いには、この2人の星座の性格がくっきりと出た感じがする。双子座は口八丁、手八丁で、話している内容はそのまま受け取れない二枚舌タイプだ。これに対して山羊座は健実で、恐らく金正恩は努力に努力を重ねて、米朝2国間交渉まで漕ぎつけたのだろう。その様子は声を消して、2人の態度をじっと見ていると、はっきり出ていた。恐らく2人だけの間では、トランプ上位の型で話が進んだのではなかろうか? ここまでもってきて、金正恩としては、また振り出しに戻ることはできまい。意外にあるレベルまでは、素直に約束を守るのではあるまいか。トランプが金正恩を気に入ったことだけは確実だ。オンラインサロン 「櫻井秀勲のすべて~いくつでも輝ける人生のつくり方~」櫻井秀勲 音声コラム『文壇爺の文豪日記』早稲田運命学研究会櫻井秀勲 著『寝たら死ぬ!頭が死ぬ!』早稲田運命学研究会 著『12星座別男子の取扱説明書』シリーズ櫻井秀勲の《「自分史」を書こう!》櫻井秀勲Facebook
2018/06/15
ぼっち飯が広がっている。当初は朝の電車内で見られた光景だった。「寝坊して朝食を食べる時間がなくなった」と好意的に見ていた人がほとんどだった。ところがそうではなかったのだ! いまや四六時中、電車の中で見られる当たり前の光景になっている。ぼっち飯――つまり一緒に食べる人のいない1人ぼっちの食事風景なのだが、最近では誰にも見られないですむ便所飯まで登場している。これはさすがに痛々しい話だが、多くの中学、高校で実際に行なわれているらしい。これらの生徒の中には、いじめから逃げるために、そこに篭る生徒もいるとか。1人ぼっち飯の定番はベンチ飯だという。とはいえ、ぼっち飯は食べる側も、四方から刺すような視線を受けるので、いろいろな工夫が必要だという。中には絶対禁止の図書館で食べる涙ぐましい努力型もいる。「あいつ、絶対食べている!」と思わせないスタイルをつくって食べるというのだが、みんなと一緒に食べられない生徒や一般人の心の中は辛いだろう。最近では歩き飯も盛んらしい。歩きタバコ、歩きスマホ、歩きゲームにつづいての新風景だが、意外にも歩き飯は堂々と食べているらしい。ネットによると、ぼっち飯を考えた人たちは、一種の天才ではないかという。この世の中にないものを生み出したというのだ。さらにいえば、ぼっちになることで自信をもつことにもなる。これまでは近くに誰かいないと生活ができない人が当たり前だった。それだけ人間は孤独に弱かったともいえるのだ。ところがぼっち飯で習練を積むと、ぼっちが怖くなくなるという。たしかにそういわれると、その通りかもしれない。それにしても、便所飯だけはやめられないものか、と思うのだが。オンラインサロン 「櫻井秀勲のすべて~いくつでも輝ける人生のつくり方~」櫻井秀勲 音声コラム『文壇爺の文豪日記』早稲田運命学研究会早稲田運命学研究会 著『12星座別男子の取扱説明書』シリーズ櫻井秀勲Facebook
2018/06/08
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