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家電量販店大手のノジマが、これまでの65歳という雇用契約を、80歳まで大幅に引き上げた。安倍内閣は現行の60歳定年を65歳まで引き上げたいと考えているが、この会社はそれを20歳も上げてしまったのだ。それも本社社員だけでなく、店舗の販売員など職種を問わないという。これはなかなかの卓見だ。いずれ70歳、75歳まで定年延長せざるを得ないことは、どんな経営者でも知っている。あと5年たったら、日本人全体の5人に1人が75歳以上になってしまうし、3人に1人が65歳以上になってしまうのだ。それこそこの世代に頼らなければ、そのうち会社も成り立たなくなるだろう。いや結婚相手もこの世代から選ぶ気にならないと、お相手がいなくなるのではあるまいか?こんなときは早くから実行に移しているほうが、評判を呼んで、いい人が集まるものだ。私の長年の経験によると、何事も早く手を出したほうがおいしいものを食べられるし、経験も蓄積されるものだ。成功するか失敗するか、先行する人や企業の結果を見てから乗り出そう、という考え方は、一見危険がなさそうだが、じつは乗り遅れることが多いものだ。私はかつて女性週刊誌をスタートしたとき、2番手だった。隔週刊誌はトップだった。いずれもアメリカ、イギリスの成功を見て、すぐスタートさせたのだが、安全を期して、一番ビリにスタートさせた男女雑誌は敗退している。ノジマに限らず、新しいものに挑戦する企業や経営者は、常に工夫をするだけに、成功していくのだろう。それは個人でも同じことなのだ。☆YouTubeをスタートしました!☆ ▼チャンネル登録はこちら!▼You Tubeチャンネル「櫻井秀勲の書斎」櫻井秀勲 著『80歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『誰も見ていない 書斎の松本清張』櫻井秀勲 著『昭和から平成、そして令和へ 皇后三代』DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲 著『70歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『60歳からの後悔しない生き方』櫻井秀勲 著『劇場化社会』櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井秀勲Facebook
2020/07/31
いまの日本列島は太平洋上から観測したら、いつも噴煙の絶えない島に見えるだろう。現在は小笠原諸島の西之島が、すごい勢いで噴煙を上げている。この島はすでに50年前の旧西之島ではなくなっている。新しく噴出した溶岩によって旧島の99%はなくなってしまった。最近の噴火では2017年に桜島、霧島の新燃岳、18年には草津白根山、新燃岳、桜島、19年の永良部島とつづいている。今年も軽井沢・浅間山の火山性地震がふえているところを見ると、噴火の可能性もないとはいえない。昨年は避暑客の多い8月25日に小噴火している。ここには鬼押出しという奇岩の多い名所があるが、これは250年ほど前の大噴火の跡だ。このところ九州の阿蘇山の爆発が、少し遠ざかっている。昨年、小さな噴火があったが、1953年(昭和28年)から5年ほどは毎年、死者、負傷者が出ていた。私は新婚旅行中でたまたま噴火に出会った。マスコミの人間はこんなときでも夢中になってしまうらしく、私は1人で噴火模様を見たいと、噴煙の中を歩き出したが、バスの運転手さんから叱られてしまった。小さな砂や石が降っているというより、飛んできてバスのガラスにピシリと当たるのだ。さすがに新婚の妻もあきれたようだった。今後、もっとも警戒されるのは富士山の噴火だという。江戸時代中期、宝永の大噴火(1707)と呼ばれる惨事から300年以上経っている。このときの噴火で富士山の形が変わったと言われるが、火山はいつ動き出すかわからない。宝永の噴火の模様は、吉村昭の小説『怒る富士』が迫力があって勉強になる。☆YouTubeをスタートしました!☆ ▼チャンネル登録はこちら!▼You Tubeチャンネル「櫻井秀勲の書斎」櫻井秀勲 著『80歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『誰も見ていない 書斎の松本清張』櫻井秀勲 著『昭和から平成、そして令和へ 皇后三代』DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲 著『70歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『60歳からの後悔しない生き方』櫻井秀勲 著『劇場化社会』櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井秀勲Facebook
2020/07/24
このところ社会的距離(ソーシャルディスタンス)が注目を浴びている。感染症の拡散を停止、又は減速させるために、あまり近い距離にいないほうがいいと、最低2メートルは離れることが望ましい、といわれてきた。実際はマナーとしても、あまり近寄るのは違反だったのだが、近ごろのように、ウイルスが飛沫と一緒に飛び散ることがわかったからには、守らなければならないルールとなってきた。ところがここで生物学者から、木にも社会的距離があるのかもしれない、という説が出てきた。フランシス・プッツという学者が、あるときコスタリカのマングローブの森で、少し昼寝しようと思い、横になったところで空を見上げたら、頭上の枝や葉に水路のような隙間を発見したというのだ。これはプッツ氏でなくても、私たちでも見ることができる。また上空からの写真を見ても、森林に水路のような隙間ができているのを、私たちは知っている。それを彼は、樹木にも自分だけの空間が必要なのではないか、と考えたのだ。もともとこの空間はクラウン・シャイネスと呼ばれていたらしい。「シャイな樹冠」という意味だそうだが、この空間があってこそ、風が通って、害虫や感染症を抑制できている、というのだ。氏によると、木は先回りして、枝を成長させたいところと、させてもムダだと思うところを、考えているのだという。そうであれば私たち人間も、ソーシャルディスタンスをしっかり守る人は成長し、守らない人は死んでいくことにならないか?私たちは動物から学ぶことが多いといわれるが、植物、樹木からも学ぶほうが、安全に育っていくのかもしれない。☆YouTubeをスタートしました!☆ ▼チャンネル登録はこちら!▼You Tubeチャンネル「櫻井秀勲の書斎」櫻井秀勲 著『80歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『誰も見ていない 書斎の松本清張』櫻井秀勲 著『昭和から平成、そして令和へ 皇后三代』DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲 著『70歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『60歳からの後悔しない生き方』櫻井秀勲 著『劇場化社会』櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井秀勲Facebook
2020/07/17
熊本の豪雨では62人が死亡、1人が心肺停止、17人行方不明(7月9日)と、NHKニュースwebが伝えていた。この心肺停止とは誰が判断しているのだろう?最近はこの「心肺停止」は、流行語のように新聞で使われている。死亡とどう違うのか、心肺停止から助かった人はいるのだろうか?正確にいうと、死亡と心肺停止状態の差は、3点あるという。(1)呼吸の停止(2)脈拍の停止(3)瞳孔反射機能の停止――の3点の停止だが、呼吸と脈拍の停止は素人でもわかっても、瞳孔の停止は医師でないと判断できない。さらに脈拍が停止しても、専門家による心臓マッサージやAED(自動体外式除細動器)の活用によって、再度復活する可能性も残されている。それだけに、素人が勝手に「死んでいる」と思っても、死んでいないこともありうるのだという。この微妙な差は2010年頃から新聞紙上に出てきた。それまで「死亡」と書いていたものが「心肺停止」という表現に変わったのだが、実際のところ、素人が勝手に「死んでいる!」と決めつけてはいけないし、実際決められないということらしい。☆YouTubeをスタートしました!☆ ▼チャンネル登録はこちら!▼You Tubeチャンネル「櫻井秀勲の書斎」櫻井秀勲 著『80歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『誰も見ていない 書斎の松本清張』櫻井秀勲 著『昭和から平成、そして令和へ 皇后三代』DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲 著『70歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『60歳からの後悔しない生き方』櫻井秀勲 著『劇場化社会』櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井秀勲Facebook
2020/07/10
このところ、友人の葬儀が中止になるか、参列する機会を取りやめにするか、いずれにしても、お別れの機会がなくなっている。三密になるのがわかっているだけに、残された家族たちの相談で、偲ぶ会も開かない、というケースがふえている。こうなると、故人といかに親しくても、線香1本手向けるわけにはいかない。こちらも寂しいが、故人のほうが、はるかに寂しいだろう。やはりあの世に向かう前に、祭壇から、親しかった人たちの顔や声を見たり聞いたりしておきたいからだ。それがあの世に行ってからの楽しみになるのではあるまいか?そこでオンラインによる葬儀システムがスタートしたが、これに慣れるには、相当時間がかかるだろう。まず、コロナと疑われた場合には家族といえども、死後に故人と面会できないからだ。それより前に葬儀社が見つからないこともあるという。参列者も慣れないと、むずかしい。香典はキャッシュレス決済となるが、もちろん書留でも送れる。恐らくもうしばらくすると、このオンラインでも荘厳な葬儀ができるように、工夫されるかもしれない。さらには偲ぶ会も、催すことができるようになるだろう。少なくとも1年間は、実際の葬儀や偲ぶ会はムリそうだ。みんながワクチンを打てる状況にならないと、何百人も参列する会合はむずかしいからだ。重い病状を抱えた家族のいるご家庭では、ともかくオンライン葬儀を、覚悟しなければならないだろう。いまのうちから、少しくわしく勉強しておくほうがよさそうだ。☆YouTubeをスタートしました!☆ ▼チャンネル登録はこちら!▼You Tubeチャンネル「櫻井秀勲の書斎」櫻井秀勲 著『80歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『誰も見ていない 書斎の松本清張』櫻井秀勲 著『昭和から平成、そして令和へ 皇后三代』DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲 著『70歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『60歳からの後悔しない生き方』櫻井秀勲 著『劇場化社会』櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井秀勲Facebook
2020/07/03
これまで医師の許に通院していた人たちも、このところのコロナ騒動で、電話による診断か、ZOOM診断に切り換えているのではないか?病院の待合室が怖い、という人も多い。ところが高齢者となると、電話もZOOMもできないというので、患者も医師も困っているようだ。さらに病院まで通っていた習慣がなくなると、それだけで足腰が弱くなり、急速に老化が進む。医師にいわせると、家の中で毎日運動しているから大丈夫、という人たちが多いというが、大事なのは、足腰と同時に、頭の運動だという。さらに頭の運動で大事なのは、毎日の暮らしの変化、彩りだ。このところ、高齢者でなくても、「今日は何年何月何日か、何曜日か」がわからない人が、急増している。コロナ騒動で、家から出られない生活が何ヶ月もつづくと、若い人でも曜日観念が薄れるのだ。これは散歩に出たからといって、頭が回転するわけではないからだ。これまではテレビ番組や仕事や飲み会、残業によって、曜日観念が定着していた。子どもたちは授業の科目や宿題によって、曜日観念が刷り込まれていた。ところがこの数ヶ月は、日常の予定、習慣が一時的に、失われてしまった。年が若ければ、すぐ元に戻るが、高齢者はそうはいかない。散歩も大切だが、同じように頭の散歩、頭の体操も重要なのだ。できれば、そろそろ行動半径をちょっぴり広げたほうがいい。新しい景色や建物、香り、会話によって、若さを取り戻さないと、若いままボケてしまう人もいるかもしれない。ともかく頭と身体、両方を動かそう。☆YouTubeをスタートしました!☆ ▼チャンネル登録はこちら!▼You Tubeチャンネル「櫻井秀勲の書斎」櫻井秀勲 著『80歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『誰も見ていない 書斎の松本清張』櫻井秀勲 著『昭和から平成、そして令和へ 皇后三代』DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲 著『70歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『60歳からの後悔しない生き方』櫻井秀勲 著『劇場化社会』櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井秀勲Facebook
2020/06/26
どの業界にも隠語がある。ある百貨店で「うろ前(ぜん)ですよ」という言葉を聞いたことがあるが、これは商品の前をうろうろする、という意味で、女子店員目当てか、クレームをつける常連ということを、あとで知った。この隠語も関東、関西では大きく違うらしい。東京では、トイレのことを「遠方」とか「突き当たり」というが、関西では「紫」というらしい。昼休みを「白」休憩は「緑」と色分けする百貨店もある。「万引き」がいるときは「川中様お2階にお出でください」と呼ぶことがある。「買わなかった客」を「川中」という名前にしているようだ。もしかすると、あなたの勤めている会社でも、お客様の多い業種では、こういう隠語が飛び交っているのではないか?銀行も客扱いを丁寧にしなければならないので、隠語が使われる業種だ。「日本茶お願いします」は迷惑な客、怪しげな客が来たとき、窓口の係員から発せられる言葉だという。私は隠語類は聞いたことがないが、支店によっては、ずいぶん使われているらしい。「ザブトン」とは1億円の札束をいうらしいが、1万円札1万枚となると、そのくらいの厚みになるのだろうか?だいぶ前になるが「月曜から夜ふかし」という番組で、マツコ・デラックスと村上信五が「その業界ならではの隠語」を紹介したが、当時、非常に話題になったものだった。タクシー業界では「工事中」というと、警察の「取り締まり中」を指すのだという。いろいろ集めてみるのも面白そうだ。☆YouTubeをスタートしました!☆ ▼チャンネル登録はこちら!▼You Tubeチャンネル「櫻井秀勲の書斎」櫻井秀勲 著『80歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『誰も見ていない 書斎の松本清張』櫻井秀勲 著『昭和から平成、そして令和へ 皇后三代』DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲 著『70歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『60歳からの後悔しない生き方』櫻井秀勲 著『劇場化社会』櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井秀勲Facebook
2020/06/19
テレビ朝日系の人気番組「ポツンと一軒家」は毎回視聴率20%台をキープしている。どの局も同じようなクイズ番組だらけの中で、この番組は異色だ。それこそ三密のいまでも、この番組は手を入れることなく、むしろこの時代のために考えられたような番組だ。それはともかく「ポツン」という言葉は、日本語らしく、すてきな言葉だ。「ポツンと1人たたずむ」「ポツンと水滴が顔にあたる」という表現通り、なんか淋しい。広辞苑によると、水滴が1粒落ちて当たる音、物の表面に小さく丸い突起や穴が1つできるさま――と、なっている。つまり孤立している様子を表す言葉だが、似ているものに「ポツネン」がある。この番組が人気になった理由の1つに、この「ポツン」という表現があるといわれる。日本人はもともと孤立、孤高という言葉が好きだ。自分の美学で集団に属さないタイプをいうが『孤高の人』(新田次郎原作)は、マンガにもなって若者を熱狂させた登山家、加藤文太郎の生涯を題材としている。もしベストセラーを書きたいと思うなら、ポツンと1人我が道を往く孤高の人を探して、テーマにするといいだろう。今回の「ポツンと一軒家」は、孤高の人が山奥深くにいるのではないか?という日本人好みの郷愁が加わっているように思われる。昔から上杉謙信、西郷隆盛から始まって太宰治、マラソンの円谷幸吉、女優の樹木希林、寅さんの渥美清などポツンと生きた人物は、必ずウケるに決まっている。私自身はどうなのだろう? ☆YouTubeをスタートしました!☆ ▼チャンネル登録はこちら!▼You Tubeチャンネル「櫻井秀勲の書斎」櫻井秀勲 著『80歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『誰も見ていない 書斎の松本清張』櫻井秀勲 著『昭和から平成、そして令和へ 皇后三代』DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲 著『70歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『60歳からの後悔しない生き方』櫻井秀勲 著『劇場化社会』櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井秀勲Facebook
2020/06/12
いまや勉強は、子どもがするものではなくなった!コロナで学校の勉強ができなくなった子どもたちに宿題が出るが、この宿題をやらせる親がわかっていないと、どうしようもないからだ。「お父さん、これどうやるの?」「お母さん、これどういう意味?」と、小学生の子どもだったら容赦なく、親に質問を浴びせてくる。これに答えられないと、親としての権威が失墜する。「お父さんがわからないなら、ぼくもわからなくていい」と思うからだ。親はそれに対して、子どもに強く出られないだろう。そこで父母が手分けして、勉強をしなくてはならないのだ。中でも父親は悲鳴をあげている。これまでなら「忙しい」のひと言で逃げられたし、夜は「残業だ」と、遅く帰ればよかったが、これからはそうはいかない。在宅勤務になると、時間はたっぷりあるからだ。まさか「家庭が仕事の場になる」とは、夢にも思わなかったろう。それはフリーだけのことと思っていた男がほとんどで、サラリーマンが会社に出勤しないなんて、ありえない図なのだ。しかしいまは、そんな悠長なことをいっていられない。中学生なら逃げられても、小学生だったら、両親が教師の代役をつとめなくてはならない。下手をすると「そんな漢字知らないの?」と、子どもから呆れられるかもしれない。それでも因数分解は中学の数学なので、できなくても何とか弁解できるが「2kgの□倍は7kg」となると、分数の問題だから、小学生の算数だ。大変だが、恨むならコロナだ。むしろ、この際、よき働き手であると同時に、よきパパママに転身してはどうか?学校は当分アテにならない、と考えたほうがいい。 ☆YouTubeをスタートしました!☆ ▼チャンネル登録はこちら!▼You Tubeチャンネル「櫻井秀勲の書斎」櫻井秀勲 著『80歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『誰も見ていない 書斎の松本清張』櫻井秀勲 著『昭和から平成、そして令和へ 皇后三代』DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲 著『70歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『60歳からの後悔しない生き方』櫻井秀勲 著『劇場化社会』櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井秀勲Facebook
2020/06/05
大きな社会的変動が起こると、生活そのものが変わっていく。それも今回のように、数十年に1回ともいうべき世界的大変動ともなると、これまでの常識では通用しなくなる。そこでいろいろな仮説が出てくるのだが、ここは自分なりに仮説を考えてみるといいだろう。もともと仮説のたて方として、オズボーン博士の考えた「転用、応用、変更、拡大、縮小、代用、置換、逆転、結合」という9つの方法がある。戦後の発明、改良品の多くは、この方法からつくられたといわれてる。ソニーが世界的企業になった最初の商品は、トランジスタラジオだったが、これは「縮小」という仮説を使ったものだった。現在は世界の医学専門家と製薬会社が、この中の「転用、代用、置換、結合」といった仮説を用いて、新型コロナ用のワクチンと治療薬を急いで作成しているが、まだ完成していない。これらは高度な専門性の仮説だが、私達の日常でも仮説をたてると、生活がラクになるのではなかろうか?私はこれまでの考え方を逆転させよう、というテーマで1冊、本を書き上げたが、なにしろこれまで、会社に出勤するのが仕事のスタートだったものが、家にいて仕事をするように180度ひっくり返ってしまったのだ。そうなると、朝の9時から夕方の5時までの仕事時間でいいのか、考えたほうがいい。1例を挙げれば、ZOOM会議の多くは、夜開かれることがふつうだ。なぜならば、子どもたちがいる家庭では、昼間やりにくいからだ。さらに会議のあと、まったく会えない社員間の懇親を兼ねて、ZOOM飲み会などが開かれているが、そうなると夜型の仕事になってしまう。いろいろ変化させなければならないことが多いだけに、新しい「仮説」をたてて、この時期を乗り越えていくことが望ましい。☆YouTubeをスタートしました!☆ ▼チャンネル登録はこちら!▼You Tubeチャンネル「櫻井秀勲の書斎」櫻井秀勲 著『80歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『誰も見ていない 書斎の松本清張』櫻井秀勲 著『昭和から平成、そして令和へ 皇后三代』DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲 著『70歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『60歳からの後悔しない生き方』櫻井秀勲 著『劇場化社会』櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井秀勲Facebook
2020/05/29
まだコロナの第一波が収まらないというのに、緊急事態宣言が解除されたあと、第二波が襲ってきたらどうしよう?と悩んでいる人たちがいる。実際、中国や韓国では、すでに第二波がやってきているから、たしかに安心してはいられない。しかしこれではコロナと関係なく、杞憂(きゆう)だけで病気になってしまうのではないだろうか?昔、中国の杞(き)の国の人々は、天が崩れ落ちてくるのではないかと心配し、毎日天を眺めていたという。これを杞憂というが、無用の心配はできるだけしないほうがいい。特に女性は、頭の中でパン生地をこねるように、心配事をふくらませ過ぎるのだ。ミシガン大学の調査では「心配事の80%は起こらない」という数字が上がっているという。だから第二波は起こらない、ということではない。仮りに起こったとしても、それは専門家に任せておく問題なのだ。「案ずるより産むが易し」ということわざがあるが、出産も心配するほどむずかしくはない。何事も心配しすぎてくよくよするよりは、明るい未来がやってくると、楽観視するほうが健康のためにも、仕事のためにも、いいのではあるまいか?☆YouTubeをスタートしました!☆ ▼チャンネル登録はこちら!▼You Tubeチャンネル「櫻井秀勲の書斎」櫻井秀勲 著『80歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『誰も見ていない 書斎の松本清張』櫻井秀勲 著『昭和から平成、そして令和へ 皇后三代』DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲 著『70歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『60歳からの後悔しない生き方』櫻井秀勲 著『劇場化社会』櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井秀勲Facebook
2020/05/22
男の選び方にも、いくつかの法則があった。たとえば「職場から遠くに行けば行くほど、出世も遠くなる」とは、古典的な法則だった。あるいは「若いうちに一流の趣味を身につければ、人間が大きくなる」ともいわれてきた。たしかに会社まで2時間もかかるところから通っていたら、部長も社長も、使える社員とは思わないだろう。また中年になっても趣味が悪かったら、社会的地位のある人と、親しくなれないのは当然だ。ところがコロナの侵入で在宅ワーク時代になると、自宅が遠くても出世に何の支障もなくなってくる。また人と会う機会が少なくなれば、衣服の趣味は関係なくなってくる。これは1例だが、これからは人の見方、選び方がとてもむずかしくなりそうだ。私はこれからは、文章が重要になるような気がする。会話は毎日、誰でも話しているので、ラインやZOOMで話していて、ボロを見つけるのはむずかしい。まして、取り入ろうというタイプの男女であれば、話し方は、うまいと思わなければならないだろう。それに顔写真で判断するのは、なおむずかしい。いくらでも修整できる時代だからだ。顔と話し方でその人の本当の姿がわからないとなると、あとは文章だけだ。ところがこの文章は、その人の知性、知識がモロに出るので、比較的判断しやすいのだ。自分の運命に大きく影響する人だと思ったら、メールでも何でもいいから、文章、レターの交換をしてみよう。場合によっては、年上の人にその文章を読んでもらってもいいだろう。間違いなく、知的レベルがわかってくる。これは1例だが、新しい時代には、こちらも新しい武装が必要になる。プライベートなつき合いだけでなく、仕事上のつき合いでも、新しい人間観察法が重要になってくる。それこそ人相の観方も知っておいてソンはない。☆YouTubeをスタートしました!☆ ▼チャンネル登録はこちら!▼You Tubeチャンネル「櫻井秀勲の書斎」櫻井秀勲 著『80歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『誰も見ていない 書斎の松本清張』櫻井秀勲 著『昭和から平成、そして令和へ 皇后三代』DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲 著『70歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『60歳からの後悔しない生き方』櫻井秀勲 著『劇場化社会』櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井秀勲Facebook
2020/05/15
いまのような時代ほど、運のよしあしで人生が大きく変わる。運という字を分解すればわかるように、自分で運ぶものであり、動かなければ、得ることはできない。かといって、動きすぎてコロナに罹る恐れもある。私は自分で5つの法則をつくり、できるだけそれを守るようにしている。(1)運は自分でつくり、 幸運は自分でつかむ(2)運には勢いがあり、 小さいことから始めるのがよい。(3)因縁果(いんねんか)を知る。 「過去の因を知るには、現在の果を見よ。 未来の果を知りたいなら、現在の因を見よ」釈迦(4)運には分かれ道がある。 運命は選択だけに、選択眼が左右する。(5)運命は回っている。 好転しないときは周りと、 過去及び、いまの罪障を見る。これでわかるように、自分の毎日の行動が、幸運か不幸かを左右している。過去に悪いことをすれば、いまその報いが来ていることになり、将来の幸運を知りたいなら、いま現在、何をしているかを見れば、わかってしまう。つまり、現在、懸命に働いているならば、将来の果実は大きいものになるというのだ。あるいはまた「欲しい(欲張り)、惜しむ(ケチ)、恨む(執念深い)、憎い(文句をいう)、高慢(思い上がり)」の5つの欲望を持っていると、いつかは失敗する。これらは友人、知人などの知り合いだけでなく、初めての人に対しても、いい感情を与えないからだ。結局こう見てくると、運や運命というものは、自分の話し方、行動、気分など、すべて自分自身に返ってくる。もし自分のことがわからなければ、有名人を見ていると、ある程度わかるだろう。あるいは会社の上司の日常を見ていてもわかるはずだ。「この上司って絶対うまくいかないな」と思うならば、その人の在り方を真似しなければいいのだ。それだけで幸運はともかく、不運はやってこない。☆YouTubeをスタートしました!☆▼チャンネル登録はこちら!▼You Tubeチャンネル「櫻井秀勲の書斎」櫻井秀勲 著『80歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『誰も見ていない 書斎の松本清張』櫻井秀勲 著『昭和から平成、そして令和へ 皇后三代』DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲 著『70歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『60歳からの後悔しない生き方』櫻井秀勲 著『劇場化社会』櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井秀勲Facebook
2020/05/08
このゴールデンウィークの4月末から5月上旬には、日本もさまざまな歴史上の体験が多い。4月29日は昭和天皇の誕生日だった(1901)。4月30日は、あのドイツ帝国を破滅に導いたヒトラーが、ピストル自殺した日だ(1945)。ベルリン陥落の前夜、妻のエバと共に総統官邸でピストル自殺したのだ。56歳だった。5月1日は天才少女歌手、美空ひばりが初デビューした日だ。11歳だった(1948)。この日から52歳で亡くなるまで(1989)、発売曲数だけで1035曲を歌いつづけた。5月という月は、天才、英雄と関係あるのかもしれない。レオナルド・ダ・ヴィンチが67歳の生涯を閉じたのは1519年5月2日だった。ルーブル美術館の「モナ・リザ」は、誰でも1度は観たい名作だ。このほかにも「最後の晩餐」「受胎告知」など最高の名画を残している。フランスの英雄ナポレオンが、絶海の孤島セントヘレナで息を引き取ったのは、1821年5月4日だった。いまから約200年前のことになる。ナポレオンは戦いに出るときは「ナポレオン占い」と呼ばれる小さな箱の中に、自分でつくった占いカードを持参したが、その1部分は私が発見して、初めて原稿にしている。奈良の唐招提寺を建てた、唐の高僧鑑真(がんじん)和上が来日したのは、753年のことだった。55歳のとき、日本への渡航を決意したが、さまざまなトラブルで日本の土を踏んだのは、66歳のことだった。それからわずか9年、75歳の5月6日に生涯を閉じたのだが、わずかな期間だったが、偉大な功績を立てている。まだまだこの5月には、さまざまな人物が誕生もし、亡くなっている。ブラームスの子守唄で有名な楽聖ブラームスは5月7日、国際赤十字を創設したナイチンゲールは12日に誕生している。ゴールデンウィークに、これらの人々の伝記を読むのもいいと思うのだが。▼YouTubeをスタートしました! チャンネル登録はこちら!▼You Tubeチャンネル「櫻井秀勲の書斎」櫻井秀勲 著『80歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『誰も見ていない 書斎の松本清張』櫻井秀勲 著『昭和から平成、そして令和へ 皇后三代』DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲 著『70歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『60歳からの後悔しない生き方』櫻井秀勲 著『劇場化社会』櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井秀勲Facebook
2020/05/01
今回のコロナ騒動は、どの世代が大きな痛手を被ったということではなく、どの世代も共通の打撃を受けたといえるだろう。とはいえ、高齢者は人生の大半を終えているだけに、若者たちのほうが苦しい。今日の生活にも困ることになっている。それこそ大学生たちは、大学が封鎖されて勉強できないどころか、バイトもできない。かといって故郷に帰ることもむずかしい。どうにも動きが取れないで、ただじっとしているしかない。親から仕送りがなければ、餓死しかねない状態だ。こんな時代に巡り合った運命を嘆くしかないだろう。しかしそれをいい出すと、今度は妊婦も大変だ。父母の家に帰って出産するつもりでいたのが、故郷に入れなくなってしまったのだ。また仮に帰っても、無事に出産できるかどうか?医師や看護師が足りないので、コロナ関連医局に行ってしまっているケースもあるという。入学式、入社式ができなかったくらいで、時代を恨むなんて「ぜいたくだ」といわれるほどになってきた。そんなことをいえば、いまの団塊のジュニア世代は、まったくいいことはなかった。「失われた世代」とも呼ばれ、人数だけは多いので「非正規、単身、アラフォー女性」という苦しい世代になっている。ただ、いまの人たちはじっと耐えるということを知らないので、恨み節をネットにぶつけている。残念ながら救命ボートも、お助け人も来てくれないので、自分で生活を切り開いていくしかない。つらいけれど当分の間は、互いに辛抱しか方法はないのだ。☆★YouTubeをスタートしました!★☆▼チャンネル登録はこちら!▼You Tubeチャンネル「櫻井秀勲の書斎」櫻井秀勲 著『80歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『誰も見ていない 書斎の松本清張』櫻井秀勲 著『昭和から平成、そして令和へ 皇后三代』DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲 著『70歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『60歳からの後悔しない生き方』櫻井秀勲 著『劇場化社会』櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井秀勲Facebook
2020/04/24
「Yahoo!」のトップニュースは誰が決めるのかわからないが、少々異常ではあるまいか? 調査によると、米国は世界のニュース24%、自国のニュース65%、スポーツニュース7%、芸能ニュース3%となっている。英国は世界のニュース22%、自国のニュース51%、スポーツニュース15%、芸能ニュース12%だという。ではこれに対し日本はどうか? 世界のニュース17%、自国のニュース38%、スポーツニュース9%、そしてここが問題なのだが、芸能ニュースが35%と突出している!どんなニュースよりも芸能人が離婚した、浮気したのほうが大きいのだ。それだけではない。読者のコメント欄を見ると、坂上忍、ウーマン、鳩山由紀夫、張本勲、本田圭佑、上西小百合の名前が何回も何回も出るだけでなく、その人達のバカバカしい自説を丁寧に紹介しているというのだ。さすがにこれは正論と見えて「賛成」「その通り」を7万人くらいが押している。「反対者」がほとんどいないところを見ると、読者はバカではない。どういう考えからこれらのメンバーを毎回揃えているのか、これら読者も不思議なのだろう。実際には、このほか東国原英夫、舛添要一といった元・終わった知事も結構、大きな顔で出ているが、この辺が甘い気がしてならない。実際にはYahoo!ニュースだけでなく、テレビのゴールデンタイムにもこれらの人たちや、似たようなタレントが、売名のつもりかわからないが、相当出演している。できれば新型コロナ騒動を機に、もう少し異なるメンバーに出てもらいたいのだが、芸能プロに「文化人」として入っているため、同じ名前がいつも出てしまうのだ。芸能プロが文化人や政治家を入れているのが、日本の問題なのかもしれない。それも芸能人と違って、ここに属する文化人、政治家の多くは「元」と付く、終わった人たちなのだ。 ▼YouTubeをスタートしました! チャンネル登録はこちら!▼You Tubeチャンネル「櫻井秀勲の書斎」櫻井秀勲 著『80歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『誰も見ていない 書斎の松本清張』櫻井秀勲 著『昭和から平成、そして令和へ 皇后三代』DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲 著『70歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『60歳からの後悔しない生き方』櫻井秀勲 著『劇場化社会』櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井秀勲Facebook
2020/04/17
このところ日本人は「他人を責める」性格になってしまったらしい。なにか1つ起これば、誰のせいだとか、あいつが悪いと、他人のせいにしている。日本人には他の民族にない「他人への丁寧さ」が、心の中に存在していた。これが丁寧に頭を下げる挨拶に出ていたのだが、近頃では他人への尊敬心が、まったくなくなったようだ。歴史上の話になるが、かつて明治の頃、日露戦争が起こった。このとき乃木将軍は2人の息子が戦死したにもかかわらず、戦い抜いて勝利した。この結果、敵の将軍ステッセルと会見することになったのだが、今日に残る「昨日の敵は今日の友」という態度を示し、ステッセル中将を感激させた。この乃木将軍の態度こそ、日本人の鑑と、私たち古い世代は心の中に乃木大将を尊敬しているのだが、どんな立場の人に対しても、日本人はけっして侮辱しなかった。「これは陰で悪口をいっていると、実際に会うことができなくなる」という教えでもあった。ところが現在は、どんな人でもネットを使って他人を非難することができるようになってきた。会うことがないのだから、何をいっても構わないし、自分だけは気分がいい。しかし本人はわからないだろうが、人の悪口ばかりしゃべったり、書いていると、顔がゆがみ、目がにごってくるものだ。さらにその人の日常が、不幸に見舞われるかもしれない。というのは人に悪口を言った分、それが分け前(モイラ)として、自分に戻ってくるからなのだ。これはギリシャ神話だが、正確にいうと、モイラとは神からの割り当てで、人間には1人ずつ寿命が割り当てられている、というのだ。つまり悪口をいっている人は、寿命が短くなるという。それでは損ではなかろうか? ▼YouTubeをスタートしました! チャンネル登録はこちら!▼You Tubeチャンネル「櫻井秀勲の書斎」櫻井秀勲 著『80歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『誰も見ていない 書斎の松本清張』櫻井秀勲 著『昭和から平成、そして令和へ 皇后三代』DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲 著『70歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『60歳からの後悔しない生き方』櫻井秀勲 著『劇場化社会』櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井秀勲Facebook
2020/04/10
志村けんがコロナウイルスの影響で亡くなった。70歳という若さだった。ザ・ドリフターズに属し「8時だヨ!全員集合」というTBSのお笑い番組では、50%を超える視聴率を取ったこともある。この番組では、いかりや長介、高木ブー、仲本工事、加藤茶、荒井注という、当時は子でも知っている先輩人気者の中に入って、もっとも若いお笑いタレントになった。一時期は、いかりや長介と加藤茶の付き人として、師匠の芸を教えられたが、その後は「天才! 志村どうぶつ園」などで、多くの後輩芸能人に親しまれていた。しかし彼はこの年齢まで結婚しなかったので、生活が不規則だったようだ。もっとも直近の情報によると、コロナで客が来なくなり、困っている飲食店やクラブを回って、金を落としていたらしい。それだけ優しいところがあるようだが、これが裏目に出た、という話も出回っている。仮に家庭を持っていれば、こういうことは、できそうでできない。日本中でそれが可能な町は、京都くらいかもしれない。京都の旦那衆は、祇園などの古くからの街や店を守る義務があるので、女衆の許に行かなければならないのだ。それはともかく、志村けんは女性には奔放なところもあったが、そこが体調を崩す遠因になったのかもしれない。残念な芸人を失ってしまったが、それよりこのニュースで、コロナにうろたえる人がふえなければよいのだが。櫻井秀勲 著『80歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『誰も見ていない 書斎の松本清張』櫻井秀勲 著『昭和から平成、そして令和へ 皇后三代』DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲 著『70歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『60歳からの後悔しない生き方』櫻井秀勲 著『劇場化社会』櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井秀勲Facebook
2020/04/03
私の手元には「週刊ダイヤモンド」の「2020総予測」という1冊があります。昨年12月に出たものですが、ここには2020年に儲かるはずだった最強株からお年玉株まで載っています。それだけではありません。政治、経済の専門家たちが自信たっぷりに、今年1年を予測しています。ところが今回のコロナウイルスで、この1冊分の情報は、まったくムダになってしまいました。非常に精密に考えられた経済情報だったのに、オーバーにいえば、それこそ1行も役に立ちません。それも天変地異によるものなら、仕方がないといえますが、中国人の1人か2人かわかりませんが、ねずみを食べた(といわれている)ことから始まった人為的な理由です。これだけ大きい世界的災厄は、約100年前の1918年のスペイン風邪以来でしょう。名前はスペインですが、これをスペインに持ち込んだのは、当時の大国、アメリカです。しかしアメリカ疾病予防管理センターは、発生源は不明として、いまの中国と似た姿勢を示していたのです。強国、大国はこのように勝手な理屈をつけて、知らんふりをするものです。それはともかく、どんなに優秀な人の学説でも、100%信じることはできません。今回のような人為的な事件は、ときどき起こるからです。このことを知っておくことは大切です。多くの人は信じやすいのです。特に女性には「好き」という感情が入るので、男たちよりはるかに信じやすいのです。だから裏切られたときの打撃が大きいのでしょう。まだまだこれからも、信頼している人たちの言葉や情報に裏切られるケースは、いくらでもあるでしょう。今回は大切なお金を失った人も多いでしょうが、早くあきらめることも大切です。 櫻井秀勲 著『80歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『誰も見ていない 書斎の松本清張』櫻井秀勲 著『昭和から平成、そして令和へ 皇后三代』DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲 著『70歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『60歳からの後悔しない生き方』櫻井秀勲 著『劇場化社会』櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井秀勲Facebook
2020/03/27
新型コロナ騒動で、売れない商品がふえている中で、売れている商品もあるという。例えば冷凍冷蔵庫やネットワークカメラが売れている。なるべく外出を控えるために、冷凍食品を買い増す家庭が多くなってきたのだろう。ネットワークカメラは、休校になった子どもたちが、部屋で勉強しているか監視するためだという。反対に売れなくなったのが化粧品関連だ。外出したくてもできないし、ましてパーティなどは中止になっている。それだけではない。在宅勤務がふえたので、お化粧する必要がなくなってしまったのだ。ふだんは若い女性で賑わう百貨店のコスメ売場は、閑散としている。そんな中で、思いがけないものも売れている。ギフト商品だという。それも花や熊、ウサギといったプチギフトのまとめ買いもあるという。これは卒業式や卒業旅行のなくなった生徒たちが、互いにプレゼントし合うらしく、それで記念の品にしているというのだ。入学式関係はまだ決行するかどうかわからないが、卒業式関係はほぼ中止にした学校が多かったからだ。飲食できない分の金額が、プチギフトに回ったのだろう。ドイツでは性的な玩具を手がける「ウーマナイザー」という企業の製品が売れているという。特にイタリア、香港、米国、カナダ、日本の需要が旺盛だという。長期間独りでいるか、パートナーと一緒に在宅を強いられることを想定して、最良の時間を過ごそうとしているのではないか、という。これまで考えもしなかった、男女の時間の過ごし方が必要になってきたというのだ。コロナ騒動は人間を利口にさせるのかも? 櫻井秀勲 著『昭和から平成、そして令和へ 皇后三代』櫻井文章塾 第3期DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲 著『70歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『60歳からの後悔しない生き方』櫻井秀勲 著『劇場化社会』櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井秀勲Facebook
2020/03/19
今年は第2次世界大戦が終わって、75周年に当たります。1945(昭和20)年8月15日に敗戦となったのですが、その直前まで、日本は米軍機の大空襲に襲われていました。中でも3月9日の晩から10日未明にかけての空襲は悲惨なもので、東京だけで9万5000人を超える人たちが亡くなっています。私はこの夜、練馬区江古田駅近くの家で、母と兄、姉たちと防空壕に入っていたのですが、強風によって焼夷弾攻撃が500メートルほどズレて落ちたことで、奇跡的に助かりました。焼夷弾というのは、これを受けたことのない人には、その恐怖がわかりません。というのは、マッチ箱のような木造住宅に住む日本人を焼き殺すために、それまでの爆弾攻撃から束になった焼夷弾に変え、それを頭の上に降らせてくるのです。いわば何秒後、何分後かに焼け死ぬことがわかっている時間を、空を見上げながら待つのです。焼夷弾の束が落ちてくると、一面火の海になり、焼き殺されるのですが、爆弾で一瞬に死ぬのと異なり、死の時間を待つ気持ちは、13歳の少年だった私に、恐怖の中から、度胸をつけてくれたと思います。30代になって週刊誌編集長として、ヤクザと対決したり、左翼の暴力学生団に囲まれても、意外に度胸が据わっていましたが、この空襲の経験があったからだと思っています。ヤクザの親分から腹が据わっていると、ほめられることもあるくらいでした。この3月10日で75歳以上の人でないと、空襲の経験は持っていません。もう亡くなった方も多いでしょう。もしお近くに、75歳以上の高齢者がいたら、いまのうちに話を聞いておくことです。貴重な経験談として、いつか書けるかもしれません。櫻井秀勲 著『昭和から平成、そして令和へ 皇后三代』櫻井文章塾 第3期DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲 著『70歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『60歳からの後悔しない生き方』櫻井秀勲 著『劇場化社会』櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井秀勲Facebook
2020/03/13
小中高の一斉休校というのは前例がないだけに、親にも子にも思いもかけない負担がかかる。ともかく母親は大変だ。中でも母子家庭のママは、子どもを預ける先がないと働くこともできないし、毎日3度3度の食事も用意しなければならない。その食費だけでも大へんだ。政府は7割保証というが、それはあとで入ってくるもので、現実に毎日かかる費用の捻出に苦しむ。昔は大家族が多かったが、いまは違う。それこそ泣くに泣けない人も多いことだろう。ともかく首相在任期間が長くなると、全般的に政治が荒っぽくなる。もうそろそろ辞めるのだと思うと、キメの細かさがなくなるし、支持率が下がっても、当然だ、と本人の安倍首相も思っているのではあるまいか。また自由になった子どもたちも、1ヵ月どう過ごすかで、このあとの人生が大きく変わるだろう。悪童は遊ぶ金が欲しいので悪事を働くし、いじめを受ける子も出てくるに違いない。一説にはゲームとYouTubeしか、時間をつぶせるものはないという。もしかするとこのYouTubeで稼げる子になれるかもしれない。その辺が明暗の分かれ道になりそうだが、いい方向に向かってくれるのを望むばかりだ。あとは、一刻も早いコロナウイルスの収束を待つばかりだが、一体いつ頃になるのだろうか?英国は3月後半から5月、香港では4~5月が感染のピーク、米国のトランプ大統領は4月と、はっきり月を明示しているが、他の国は6月~1年と長い。果たしてどの国が当たるのだろうか?櫻井秀勲 著『昭和から平成、そして令和へ 皇后三代』櫻井文章塾 第3期DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲 著『70歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『60歳からの後悔しない生き方』櫻井秀勲 著『劇場化社会』櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井秀勲Facebook
2020/03/06
きずな出版から『大人の婚活 ―結婚で幸せになれる人の賢い選択』という1冊が出ました。著者は橋本きよみさんといって、大阪でブライダルサロンを35年間つづけている80代の女性です。大阪人なので、ざっくばらんな人柄がにじみ出る「おばちゃんタイプ」といっていいでしょう。私は何度も会いましたが、さすが結婚に導いた組数が1200組という驚異的な記録だけに、実に男女の心理の機微に通じています。女性心理の専門家である私でも、読んでいて「う~ん、なるほど!」と唸ってしまうほどです。中でも「女性が覚悟すれば男性は落ちる」という項目には、びっくりしました。この理由には「自分を好きになってくれた人を好きになる」という男性心理が働くことは、よく知られているところですが、もうひとつ「他の男性に彼女を奪われたくない」という独占欲が働くというのです。しかしこの2つの男性心理を巧みに使って、成婚にまでもっていくことができる人は、めったにいないでしょう。さすが関西のNHKテレビに何度も出演を依頼されるだけの縁結びの神様です。特に中年女性で、結婚に悩んでいる方には、ぜひ読んでほしいし、できれば読んだその足で、サロンに駆け込んでほしいと思います。私は女性誌を長年編集してきましたが、女性に売れる雑誌には、必ず「実利、実用、実益」の3つの柱が入っています。橋本さんの「ブライダルサロンあかね屋」にも、この『大人の婚活』にも、まさに女性がトクをする「実利、実用、実益」が入っています。ぜひ熟読してみてください! 櫻井秀勲 著『昭和から平成、そして令和へ 皇后三代』櫻井文章塾 第3期DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲 著『70歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『60歳からの後悔しない生き方』櫻井秀勲 著『劇場化社会』櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井秀勲Facebook
2020/02/28
ひと昔前なら、留学といえばアメリカでした。あちらの大学のMBAを取って日本に帰国すれば、一流企業はよろこんで、そんな学生を迎え入れたものです。しかし最近はそう単純ではありません。中国に、アメリカの大学のレベルを超える教育機関がふえてきたからです。オーストラリア、カナダの大学への留学もふえてきました。自分たちの将来がかかっているだけに、若者たちは大人が考えるより先を読んでいます。面白いことに、外国人との結婚組数を見ていくと、何となく変化の傾向がわかっていきます。以前は白人のアメリカ人との結婚が憧れでしたが、近頃はめっきり減っています。むしろ黒人男性と結婚する日本人女性のほうが、ふえてきたのではないでしょうか?またアジアでの結婚を見ても、韓国人と結婚する日本人は、明らかに減ってきました。むしろ中国男性、女性と結婚する日本人のほうが、ふえているのではありませんか?ところが高齢者は、自分たちの時代の記憶を持っているので、その記憶から情報を引き出します。すると、依然としてアメリカが中心になってしまうのでしょう。しかし歴史は常に動いています。トランプ大統領が政権を握ってから、この国はレベルが落ちた感があります。もちろん大国ですから、その巨大な力は一朝一夕には落ちませんが、かつての英国の例もあります。この国は「太陽の沈まない国」といわれてきました。世界中に植民地を持っていたからです。しかし20世紀、21世紀の脱植民地化は、スペイン帝国、ポルトガル海上帝国を崩壊させただけでなく、大英帝国も崩壊してしまいました。いまのアメリカは形では民主国になっていますが、中国と並んで、一種の植民地帝国化しています。中国はこれから大国になっていくだけに、すぐ崩れることはありませんが、アメリカはその力が衰え始めている、と見ることもできそうです。先のことを考えると、アジアをよく知っている方が、有利になるような気がします。日本は島国だけに、どの方向にでも進出することができます。もちろん、アメリカを見捨てろ、ということではありません。ただアメリカ一辺倒でいくよりは、もっと身近な中国を始めとする東南アジア諸国、中でもインドに目を向けるほうが、将来は有利になるような気がします。この辺であなたも、目をアジアに向けてみませんか?櫻井秀勲 著『昭和から平成、そして令和へ 皇后三代』櫻井文章塾 第3期DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲 著『70歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『60歳からの後悔しない生き方』櫻井秀勲 著『劇場化社会』櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井秀勲Facebook
2020/02/21
世界保健機構(WHO)のテドロス事務総長は、今回のコロナの件で、一方的に中国を擁護している。その理由は出身母国のエチオピアが、中国から多額の援助を受けているからだが、ふつうなら遠慮して発言すべきところを、まったく平気で、むしろ中国こそ感染拡大を防いでいる、と賞賛している。これに対してほかの国が一致して、事務総長の発言を問題にすべきだが、なぜなのかそれもしていない。このままだと、中国が発生国でありながら、世界への感染を防いだということで、賞状でも出そうな有様だ。それに対して米国発の署名サイト「Change.org」では「テドロス事務総長が『緊急事態宣言』を見送ったことで、世界への感染拡大につながった」という理由で、署名賛同者を募集したが、すでに30万人を超えている。もっとも100万人になろうと、この事務総長は平気だろう。米国が自国中心主義になってしまったので、どの国も何かあった場合、米国のいうことを聞く耳をもたないからだ。このままで推移すると、国連の場でも中国が主導権を握りそうだ。なにしろトランプ大統領は世界の大統領を気取って、英国首相まで電話で叱りつけている。だが大きな目で見ると、金をバラまいてきた中国のほうが、有利な立場に立つかもしれない。そういう目で見て、今回の米国大統領選は注目に値するが、果たして民主党にトランプを敗るようなタマがいるのかどうか?まずムリそうだ。櫻井秀勲 著『昭和から平成、そして令和へ 皇后三代』櫻井文章塾 第3期DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲 著『70歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『60歳からの後悔しない生き方』櫻井秀勲 著『劇場化社会』櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井秀勲Facebook
2020/02/14
もうZOZOの前澤友作前社長は、女性をなめているとしか思えない。「今度は本気になって、真剣に人生のパートナーを見つけたいと思います」と、Abemaテレビでお見合い企画をやる、と宣言したが、そのテレビに突然、キャンセルメールが届いたのだ。これまで270000人以上の女性が応募していた、というのだ。またこの企画はテレビ側の持ち込みではなく、本人の希望だったという。そうであるなら、女性の人権を無視している。本当は女性たちの個人情報を集めるのが、目的だったのではないか?そうだったら、これだけでも、とんでもない額になるという。1人3000円の価値がある、としても、それだけで8000万円儲けた、というのだ。ネット上では激しく非難されているが、そう疑われても仕方がない。この男、莫大な財産を持っているというので、芸能界の女性と遊び回っているらしく、剛力彩芽が犠牲になったとか、反対に大金をむしり取られたとか、ともかく「女性と金」で、マスコミを賑わしている。女性たちも本気で結婚したいと思っているのか、よくわからない。なにしろ彼の周りには手切れ金目当てで、一回でも遊ぼうという女性たちだらけだという。最近の結婚には「愛がない」といわれるが、まさに結婚は金によってつくられる演出劇になったようだ。 櫻井秀勲 著『昭和から平成、そして令和へ 皇后三代』櫻井文章塾 第3期DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲 著『70歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『60歳からの後悔しない生き方』櫻井秀勲 著『劇場化社会』櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井秀勲Facebook
2020/02/07
恵方巻を丸かじりする習慣は「節分にその年の恵方を向いて無言で食すると、縁起がいい」というもので、その起源の定説はないようだ。大阪発祥の風習といわれているが、1989年に広島のセブン-イレブン店が仕かけたもので、考えようによっては、私が仕かけた「口裂け女」が全国に広がったようなものかもしれない。いまこの恵方巻が毎年、大量に廃棄されるとうので、社会的な問題になっている。スーパーやコンビニで毎年売れ残る数量がふえてきたからだ。売る側は「節分に売れるだけ」の食品だけに、残ってしまったら捨てる以外にない。世界では食糧難に喘いでいるのに、日本では大量に捨ててしまっている。これが社会問題にならないわけがない。それも年々太巻きにして、若い女性たちはムリに口に突っ込んでいる。結局食べ残して捨てているのだが、果たしてそんなことをして、神様は喜ぶものだろうか? こういう論議が起こってきたのは当然だし、政府も腰を上げて、注意をうながし始めてきた。神様への願いは、ムリ、ムダがあってはならない。そこで予約制にした店も多いという。ところが予約してまで食べる人が少ない、というのだから厄介だ。コンビニに入って宣伝物を見て「あ、今日は恵方巻の日か。じゃ1本買って帰るか」という客が多いのだという。つまりは恵方神への真剣な祈願から、食べているわけではない。そもそも「売る」ことからスタートした習慣なので、特に「敬けんな祈りの心」を、売る側も買う側も持っているわけではないのだ。今週の一言を書くとすれば――「残すくらいなら、買うのはやめよう」 櫻井秀勲 著『昭和から平成、そして令和へ 皇后三代』櫻井文章塾 第3期DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲 著『70歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『60歳からの後悔しない生き方』櫻井秀勲 著『劇場化社会』櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井秀勲Facebook
2020/01/31
ヘンリー王子とメーガン妃は王族のまま「英王室離脱」を図ったが、エリザベス女王の決断で「王族」の称号が剥奪された。これについては女王が王子夫妻をいじめたという批判もあるが、英国民の大半はこの決断に、拍手を送っているという。メーガン妃と結婚したことで、ヘンリー王子はおかしくなった、というのが英国での大方の意見だが、たしかに女優メーガンと結婚しなかったら、王族を剥奪されることはなかったろう。その意味では王子にとって、今回の王室離脱は、予想もしない人生行路になってしまった。しかしこの女王の決断は、日本の皇室にも大きな影響を与えそうだ。秋篠宮眞子さまがどうしても小室圭さんと結婚したい、となった場合、一般国民の間から「皇室離脱論」も出てくる可能性が出てきたからだ。メーガン妃に対する英国民の意見は「王室の一員として下品」というものだった。これは小室圭さんの母親への評と似ている。本人はともかく、母親が下品すぎるという評が多数を占めているからだ。この下品な母親が皇室に関係することだけは「ごめんだ」という人たちも多いだろう。それを無理に皇室の一員にしたら、一般国民は納得しないかもしれない。英王室でも恐らくエリザベス女王は、その辺を十分考慮したに違いない。ヘンリー王子としては、王室の一員として留まった上で、メーガン妃の自由にさせて、夫婦でほかの国に住むことを考えていたようだが、そんなにうまくはいかなかった。なにしろ巨額の王族としての金をもらって、ただ遊び暮らしをしようとしていたのだ。日本でも同じような可能性も出てくるだけに、眞子さまと小室さんにとっては、イヤな空気になってきた。ここから日本のこの2人にとって、どういう運命が待ち受けているのかわからないが、本人にも秋篠宮家、ひいては皇室にとっても、あまりよいニュースとはいえないだろう。これからのヘンリー王子夫妻の生き方が注目されるところだ。 櫻井秀勲 著『昭和から平成、そして令和へ 皇后三代』櫻井文章塾 第3期DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲 著『70歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『60歳からの後悔しない生き方』櫻井秀勲 著『劇場化社会』櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井秀勲Facebook
2020/01/24
いま全世界のSNS利用者層を調べると、フェイスブックが1位で、約24億人となっている。つづいてYouTubeが19億人台と、この2つが巨人といってよさそうだ。日本は少々異なり、利用者層第1位はラインの8100万人、つづいて2位がYouTubeの6200万人となっている。第3位はツイッターだ。これは昨年8月のデータだが、世界と大きく違っている。ラインは若い層が電話として使っていることが多く、高年齢層はそれほど使ってはいないという。それに対しYouTubeは、やり方によっては大きな収益を得られるだけに、これからもっとふえるかもしれない。私も今年4、5月からスタートさせるが、うまくするとYouTuberの肩書を得られるかもしれない。いや、1年かけて「90歳のYouTuber」という称号を得たいと思っているのだ。成功したら、男性では初となる。そのためには ①過去12ヶ月間の総再生時間が4000時間で ②チャンネル登録者数が1000人以上にならなければならない。やってみなければ、これが易しく達成できるのか、むずかしいのか、まったくわからないが、いずれにせよ、目標があれば、それに向かうのが楽しみだ。これによってYouTuberと呼ばれ、100円でも広告収益を得られるとすれば、二重の楽しみとなる。何によらず、新しい年になったら、新しい目標を設定することが大切だ。それに向かって突進することで、新しい自分が生まれることになる。特に女性は、こういうものに挑むことが望ましい。「私にはムリ!」という弱気は捨てよう。ともかく前へ前へと進むことが、いまの時代は求められている。結果は「神のみぞ知る!」でいいのではないか? 櫻井秀勲 著『昭和から平成、そして令和へ 皇后三代』櫻井文章塾 第3期DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲 著『70歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『60歳からの後悔しない生き方』櫻井秀勲 著『劇場化社会』櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井秀勲Facebook
2020/01/17
今年は改正相続法の中の目玉商品ともいえる「配偶者住居権」制度がスタートする。特に配偶者住居権は再婚妻にとって大きなテーマだ。いまの家族は1人の父、あるいは1人の母で成り立っているとはかぎらない。再婚、再々婚している夫婦が多いからだ。以前と違って、50代、60代でも結婚に踏み切る男女が多い。それは100歳時代になりつつあるからで、長い老後を独り身で過ごすには寂しすぎるし、特に働けない女性はお金がつづかない。この世代の女性に認知症が多いのも、話し相手、生活をする異性がいないと、頭も身体も衰える一方だからだ。ここで再婚した妻が夫に先立たれても、住む家と預貯金が確保されるかされないでは、大きく変わってくる。これまでは必ず後妻と先妻の子の間でトラブルが起こったが、この新制度では遺言書がなくても、女性はこれまでの家に住み続けることができるようになり(居住権の確保)、その上預貯金も、改正前より多く確保することが可能になる。つまり女性は安心して再婚、三婚することができるのだ。正しくいえば、「配偶者居住権」の創設だが、これによって老いた男も女も、安心して再婚に踏み切ることができるようになるのではないか。これまでは父親の再婚に反対してきた子どもたちも、賛成に回らざるをえないだろう。また、老いた父親の世話をしてくれる配偶者がいるほうが、子どもたちにとって、何かと安心できるだろう。このところ、遺産問題は右肩上がりだったが、これで結婚に踏み切るかどうか迷っていた老いた男女にとって、一安心かもしれない。櫻井秀勲 著『昭和から平成、そして令和へ 皇后三代』櫻井文章塾 第3期DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲 著『70歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『60歳からの後悔しない生き方』櫻井秀勲 著『劇場化社会』櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井秀勲Facebook
2020/01/10
新しい年がやってきた。この令和2年で丁度30歳、40歳と、きりのいい年に達する人も多いだろう。中国では漢字の形から、年齢表現を用いてきたが、日本でもそのうちのいくつかは、実際に用いられている。「弱冠」(じゃっかん)は男の20歳を指す。「弱」は20歳を指すが、冠をかぶせて強く見せたのだ。「而立」(じりつ)は30歳をいう。孔子は「三十にして立つ」といったが、独り立ちをする年齢だけに、この年齢で親に寄りかかっているようでは自立できない。「不惑」(ふわく)は40歳。孔子も「論語」で「四十にして惑わず」と書いているが、この年になったら、もう心の迷いは捨てよう。「知命」(ちめい)は50歳。「五十にして天命を知る」ように、天が自分に与えた使命を悟らなければなるまい。60歳は「耳順」(じじゅん)という。人の話を素直に聞くようになる年齢を指すが、現代では10年早いかもしれない。「従心」(じゅうしん)は70歳。「七十にして心の欲するところに従えども、矩(のり)を越えず」と、孔子にあるように、自分のしたいことをしても、人の道を踏み外さないことが望ましい。同じく70歳を「古希」(こき)という。これは70年生きる人は珍しかった昔の言葉だ。「傘寿」(さんじゅ)は80歳。傘の略字が八十に似ているから。「卒寿」も卆が九十に似ている。これでいくと、傘寿以降は、漢字の遊びのようなもので、人生訓とはほとんど無関係だ。今現在、最高年齢は「皇寿」(こうじゅ)までつくられている。白は百から一を引いて99。王は分解すると十二となる。つまり111歳だ。庶民で「皇」の文字を使える人は、111歳まで生きた人にかぎられる。あなたも挑戦してみてはどうか? ▼朝日新聞に『70歳からの人生の楽しみ方』の▼▼広告を掲載していただきました! ▼https://www.facebook.com/photo.php?fbid=2606035226151039&set=a.128065943947992&type=3櫻井秀勲 著『70歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『60歳からの後悔しない生き方』『誰も見ていない 書斎の松本清張』 櫻井秀勲 著『昭和から平成、そして令和へ 皇后三代』DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲 著『劇場化社会』櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』
2020/01/03
白内障の手術を受けた。2週にわたり、左右の目を片方ずつ手術したのだが、それは万一のことを考えて、両目一緒にはしないのだろう。仮に「両目一緒にする」といわれたら、私はその病院を逃げ出す。ところが病院によっては「せっかく手術するのでしたら、もう片方も一緒にやりませんか?」と、言葉巧みに誘うという。自信があるのかもしれないし、いまはそのくらい、技術も薬も進んでいるのだろうが、万一を考えれば、2つあるものは1つずつが正解なのではあるまいか?時間もかかるが、これによって、目の中もスッキリきれいになったし、なによりも世の中が、美しく見えてきたのがうれしい。このところ新聞や雑誌、あるいはネットを読むのもつらかったが、多くの高齢者は新聞を読むのが苦痛だし、テレビの文字も読みにくくて、夜早く寝てしまうのではあるまいか?最近は100歳時代が来るというので、高齢者の健康への関心が高まってきた。寝たきりにならないためにも、目、耳、歯などの疾患を、少しでもよくしたほうがいいだろう。一説には、何よりも重要なのは脚の健康だという。ともかく歩ければ、寝たきりにならないし、長生きへの欲求も高まるからだ。私も今回、白内障がよくなったことで、まず美術展を観に行こうという気になっている。つづいて映画、芝居なども行くようになるだろう。それに作家としても使命である原稿も、バリバリ書くのではあるまいか? これによって急速に若返るような気がする。一時が万事で、何かひとつでも、快くしていけば、肝心の健康を取り戻せるのではないかと思う。来年以降が楽しみになってきた。▼朝日新聞に『70歳からの人生の楽しみ方』の▼▼広告を掲載していただきました! ▼https://www.facebook.com/photo.php?fbid=2606035226151039&set=a.128065943947992&type=3櫻井秀勲 著『70歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『60歳からの後悔しない生き方』『誰も見ていない 書斎の松本清張』 櫻井秀勲 著『昭和から平成、そして令和へ 皇后三代』DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲 著『劇場化社会』櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井秀勲Facebook
2019/12/27
先頃、近畿大はマグロの養殖に成功したが、今度は人工ふ化したチョウザメに女性ホルモンを与え、すべてを雌化させることに成功した。これがなぜ世界的な大ニュースかというと、世界3大珍味の1つ、キャビアはチョウザメの卵の塩漬けなのだ。このチョウザメを雌化させたということは、キャビアを人工的につくれるということになる。これまでは3歳程度のチョウザメの腹部を1匹ずつ切り開き、オスかメスかを確認した後、腹部を縫い合わせて成育させてきたのだという。これは大へんな労力だし、3年間成育する年月と費用もバカにならない。近畿大はそれを最初から全部メスにして、卵を産ませようと考えたのだ。その発想がすごい。これにより早ければ5年後から「近大キャビア」が発売されるという。ここに至るまで、1995年からチョウザメの基礎研究をスタートさせたという。魚類を成長させるのには、長い年月がかかる。稲や野菜は毎年育つので、何回もやり直しが利くが、魚類は成長するまで3年~5年かかるので、結果が出るまでが長い。アイデアが出ても、その結果を見るには時間も費用もかかる。その代わり、研究成果は大きい。これが成功した暁には、キャビアの高値が一挙に下がるらしいから、庶民でも食べることができそうだ。実際その可能性は相当高いようだ。もしかするとキャビアの本場ロシアは、大きな打撃を受けるかもしれない。以前に私は、あちらの夜行列車でモスクワからサンクトペテルブルグに行くとき、車掌からキャビアの缶詰を売りつけられ、買った記憶があるが、車掌のいいバイトになっていたようだ。いまでもそんな車掌がいるかどうかは知らないが、それほどロシアのキャビアは、世界中から欲しがられているのだろう。早くこの近大キャビアを食べてみたいものだ。櫻井秀勲 著『昭和から平成、そして令和へ 皇后三代』櫻井文章塾 第3期DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲 著『70歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『60歳からの後悔しない生き方』櫻井秀勲 著『劇場化社会』櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井秀勲Facebook
2019/12/20
ロシア人の体型は、10代で大きく変化するようになってしまったらしい。ザギトワ(17)は15歳9ヶ月で平昌オリンピックに出場、みごとに金メダルを獲得し、本国から4部屋のアパートを贈られた。日本からも秋田犬を贈られたので、知っている人も多いだろう。ところが今回、イタリアのトリノで行われたGPファイナルで、最下位の6位に転落してしまった。その上転倒して足を負傷してしまい、今後の選手生命が危ぶまれている。6位に落ちた理由は、どれも回転不足だったという。その理由を専門家はいろいろいっているが、「体型の変化の問題」という声も挙がっている。つまり体重の増加、肥満ではないかというのだ。17歳という若い年齢でも、ロシア人は肥満と戦わなければならないのだろう。しかしこれは珍しい例で、ロシアの女性は、平均して20歳から肥満の恐怖と戦うのがふつうだ。かつて私が外語大でロシア語を学んでいたとき、ロシア人教授の娘が、それはそれは美しかったので、学生たちが夢中になったことがあった。このとき先輩から、ロシアの娘は20歳を過ぎてから選ぶこと、という教えを受けた。ロシアという極寒の地なので、20歳を過ぎないと、本当の大人の身体にならないというのだ。それにしてはザギトワの身体の変化は早すぎるが、それだけロシアも暖かくなってきたのかもしれない。恐らくザギトワの選手生命は、これで終わるだろう。すでに15歳、16歳にザギトワを凌ぐ選手が出てきている。ロシア人の「身体の変化」という大敵は、ザギトワ1人の問題ではないだけに、復活はむずかしそうだ。 櫻井秀勲 著『昭和から平成、そして令和へ 皇后三代』櫻井文章塾 第3期DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲 著『70歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『60歳からの後悔しない生き方』櫻井秀勲 著『劇場化社会』櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井秀勲Facebook
2019/12/13
これまで不妊の原因は、ほとんど女性側にあると思われてきたが、精子研究が進んできた現在では、むしろ男性側に原因があるといわれている。わかりやすくいうと、精子が工場でつくられたとき、不良品がつくられてしまうのだ。その不良品は思ったよりずっと多く、それも精子の尾がちぎれていたり、頭部にキズがある製品が続々とつくられているという。この写真を不妊の夫婦に見せると、夫は青ざめ、妻は「これでは妊娠はムリ」とがっくりくるという。わかりやすくいうと、まず第1に正常な製造ラインが精巣内にないケース。第2に精子が製造されたあと、トラブルに見舞われるケース。第3に精子の設計図、すなわち遺伝子に問題があるケースに分けられるという。ふつうの夫婦の場合、なんとか子どもが欲しいと励むのだが、こういった夫であれば、何年たってもムリというもの。そこで一度、夫婦で検査を受けるべきなのだが、むしろ結婚前に互いに「異常ナシ」の証明書を出すことが望ましい。最近では、独身の間に調べる男女が少しずつふえているが、本当なら性病の有無も加えて、自分自身の性的診断を、男女共に受けておくことが必要だ。子どもが欲しくて結婚する場合だと、あとになってわかると、離婚になることも多い。ただこれまでは、不妊の原因は女性側にあると思い込んでいた夫婦もいるので、きびしいだろうが、正確に夫も妻も検査結果を見つめることが大切になってきた。櫻井秀勲 著『昭和から平成、そして令和へ 皇后三代』櫻井文章塾 第3期DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲 著『70歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『60歳からの後悔しない生き方』櫻井秀勲 著『劇場化社会』櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井秀勲Facebook
2019/12/06
イモトアヤコ(33)が石崎史郎ディレクター(41)と結婚、という図は、マッキンリー登頂時に石崎と唇を合わせたときから、予想されていたが、案の定という形になった。このディレクターは日テレ社員ではなく、下請けのプロダクションの社員だというから、将来はきつそうだ。イモトは仮りに「イッテQ!」がなくなっても、このキャラはどこでも使えるので、収入は結構ありそうだ。最初はイモトからの求婚だったという。「相談がある」とイモトに呼び出されたとき「性転換の相談かと思った」という石崎の話には笑える。まさに「重大な相談」となれば、性転換ぐらいしかないが、性転換したら仕事の話は一切なくなってしまうので、これは巧みな冗談だ。なにしろいまは1億円くらいの年収だというからスゴイ! しかし「イッテQ!」自体は、ライバルのテレビ朝日「ポツンと一軒家」に視聴率を奪われて、2位に下がっている。これを逆転することはむずかしい。しかしテレビディレクターと結婚したら、一般人と結婚するより、仕事の面でははるかに有利だ。あの太い眉で、いい結婚相手を見つけたのではあるまいか?芸能人としては、一番安心できる職業の男性だろう。櫻井秀勲 著『昭和から平成、そして令和へ 皇后三代』櫻井文章塾 第3期DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲 著『70歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『60歳からの後悔しない生き方』櫻井秀勲 著『劇場化社会』櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井秀勲Facebook
2019/11/29
沢尻エリカはもうボロボロだ。まだ33歳と若いから、外見に違法薬物による衰えは出ていないが、これから出てくるのではなかろうか? ともかく芸能界のスタートからこの女優は高飛車だった。「別に」や「特にないです」という横柄ないいぐさは、世間の反感を買ったが、そうなると、どうしても反社会的な男たちとつき合っていく。そうなったら、クスリとつき合うのは時間の問題だ。実際、一時期結婚していた高城剛は「結婚は悪夢だった」といっていたし、関係者に「彼女は薬物を使用している」と漏らしている。相当早くからクスリ漬けになっていたことが、これでもわかるだろう。警察にはいろいろな薬物を使っていたことを話しているが、薬物というのは、女性は1人で使うことはめったにない。必ず男から渡されているだけに、今度のお相手は誰なのか、警視庁はそこを狙っていくだろう。彼女1人だったら逮捕する必要はないからだ。泳がせているほうが、大物を捕らえることができる。ところが今回は彼女を捕まえたということは、男の名前が特定できた、ということかもしれない。一体彼女の口から、どういう種類の男の名前が飛び出てくるのか。その名前によっては、芸能界を揺るがせるかもしれない。櫻井秀勲 著『昭和から平成、そして令和へ 皇后三代』櫻井文章塾 第3期DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲 著『70歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『60歳からの後悔しない生き方』櫻井秀勲 著『劇場化社会』櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井秀勲Facebook
2019/11/22
天皇陛下の御即位を祝う国民祭典が、11月9日に皇居前広場で行われたが、「万歳三唱」が数十回つづいたことが、大きな話題となった。予定では伊吹文明・奉祝国会議員連盟会長の「万歳三唱」で終わるはずだったが、その後異なる人のリードで「万歳」が止まらなくなってしまった、というのだ。最後は笑い声と共に万歳しつづけたというのだが、これを笑いごとで済まされなかった人物が1人いる。秋篠宮殿下がその人だ。殿下は次の天皇となる立場にあるが、現在さまざまなトラブルを抱えている。それだけに国民の目は、どちらかというと冷たい。できれば天皇になってほしくない、と思う国民のほうが多いのではあるまいか? しかし秋篠宮にしてみれば、そう簡単ではない。確実に兄・天皇とことごとく比較されるからだ。親から子への譲位であれば、なんでもないことでも、兄と弟となると、そうはいかない。今回の万歳三唱にしても、秋篠宮が天皇に即位したお祝いのとき、回数で劣ったら、たちまちマスコミは取り上げるだろう。しかし、天皇の場合は人気がなくなれば、天皇家の存在にも関わってくる。国民から愛されることが、天皇の最大の役目なのだ。恐らく現在、新天皇・皇后の人気の高さに一番苦い思いをしているのは、間違いなく秋篠宮だろう。兄の人気が高まれば高まるほど、弟の人気は落ちていく。新聞には笑い話のように取り扱われた「万歳三唱」だが、秋篠宮には無視できない、大きな事件なのだ。 櫻井秀勲 著『昭和から平成、そして令和へ 皇后三代』櫻井文章塾 第3期DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲 著『70歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『60歳からの後悔しない生き方』櫻井秀勲 著『劇場化社会』櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井秀勲Facebook
2019/11/15
子どものときのわが家は、現在の墨田区横川橋の近くにあった。この町は台風シーズンになると、毎年氾濫するので、どの家も2階建てが多く、1階には、大切なものは置いていなかった。衣類を入れたタンスや金目の家具類は、全部2階に設置されていた。これはどの家も同じで、川が氾濫することを、あらかじめ想定していたのだ。わが家には、小さな筏(いかだ)も用意されていた。だから1階に寝るのは大人の男たちで、老人や女、子どもはどの家も2階に寝るのが常識だった。こう思い出していくと、昔のほうが用心深かった気がする。祖父は3階建ての家を建て、万一私たちの家が流されても、こちらで生活できるよう考えてくれていたようだ。今年の雨量は、全国的に平年の何倍にも達している。東北、北海道の降水量は平年の195%、関東甲信、東海、北陸は263%と、ありえないほどの降水量だった。その点、西日本は140%、沖縄、奄美地方は45%と比較的少なかった。もしかすると、沖縄市は空気が乾燥していたので、今回の首里城の火災も、火の回りが早かったのかもしれない。いずれにせよ、これからの日本、というより地球全体が荒れていくだけに、毎年何が起こるか、わからなくなっている。国や政府の力を頼みにしていたのでは、遅すぎるし、第一、ムリになってきた。ここは自分たちの力で、自分や家族を守るしかない。その点、昔の生活に学べることがあるのではなかろうか?櫻井秀勲 著『昭和から平成、そして令和へ 皇后三代』櫻井文章塾 第3期DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲 著『70歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『60歳からの後悔しない生き方』櫻井秀勲 著『劇場化社会』櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井秀勲Facebook
2019/11/08
寝業師に東京は対抗できるか?東京オリンピックのマラソンはどうなるのだろうか?突然国際オリンピック委員会IOC会長から「東京はやめて、北海札幌にせよ」と通告されて、いまや大会委員会はテンヤワンヤだ。東京都側は大会のハイライトを札幌に奪われては大変、と小池都知事がブチ切れたが、とりあえず競歩だけは、札幌になりそうだ。なにしろこの話は、JOCの森喜朗会長と、あちらの委員会の水面下の話で決まったらしく、小池都知事は相当怒ったようだ。果たしてどういう結論になるのか、まだわからないが、いまのところ「東京で早朝スタートをもっと早めよう」という話くらいしか、名案はないらしい。これではほとんど、札幌マラソンに決まりだ。これこそ棚ボタだが、森喜朗は札幌に大感謝されそうだ。それにしても東京は、すでに熱遮断道路化を税金300億円もかけているだけに、都民としても許せないところだ。それにアスリート側にしても、都で行われるものとして走り込んできただけに、怒る選手もいるだろう。ともかくこの話はまだもつれるだろうが、札幌に決まることだけは間違いない。IOC会長と話をしているのだから、いまさら「ムリ」とは、森喜朗もいえないだろう。寝業師だけに、裏技を使うだろうが、東京オリンピックに翳りが出てきたことだけは間違いない。櫻井秀勲 著『昭和から平成、そして令和へ 皇后三代』櫻井文章塾 第3期DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲 著『70歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『60歳からの後悔しない生き方』櫻井秀勲 著『劇場化社会』櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井秀勲Facebook
2019/11/01
10月22日には新天皇の即位の式がおこなわれた。午前中から雨模様だったので、せっかくの式典なので晴れてくれればいい、と思った人も多かったろう。その通り式典の始まる午後1時頃からは晴れ間が出て、日が差してきたのに驚いた人も多かった。新天皇の「即位後朝見の儀」が行われた今年の5月1日も1日中雨だったが、昼頃にいっとき止んでいる。実は新天皇に実権が移るときは「三種の神器」が動く日でもある。この「三種の神器」が天皇である証明になるからだ。そしてその中の「草薙の剣」と呼ばれる剣は、一名「雲剣」と呼ばれる。雲に昇る大蛇の中からでてきた剣だけに、雲とは切っても切れない縁でつながっている。つまり雲がない日ではなく、雲があり、雨が降るのは当然なのだろう。しかしこれまでの天皇譲位の際、2回とも雨が降り、日も照ったというのは、今回の令和の時代を治める新天皇しかいないようだ。その意味でも、新天皇の令和時代は、よく治まるかもしれない。実際、いまのところ新天皇は非常に評判がいい。雅子皇后もよくがんばっていると、こちらも悪くない。この2人と真反対に、秋篠宮ご夫妻の評判はよくない。どの週刊誌を見ても、よく書かれていないだけに、次の時代が思いやられる。家を治められない人に、国を治めるだけの力があるとは思えないからだ。もっとも現時点では、次の天皇の時代を心配していられない。令和は始まったばかりであり、現天皇は59歳だ。日本人男子の平均寿命からいっても、22年は天皇の地位にあるだろう。その間に天皇制の論議が深まっていくに違いない。櫻井秀勲 著『昭和から平成、そして令和へ 皇后三代』櫻井文章塾 第3期DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲 著『70歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『60歳からの後悔しない生き方』櫻井秀勲 著『劇場化社会』櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井秀勲Facebook
2019/10/25
最近のように就職率が異常に高まると、新人はほとんど、どこかの企業に就職できてしまう。そうなると会社側も入社組も、どちらも入社してから不満をもつことになる。そこで3年以内に3割はやめていくのだが、これまでは会社側のほうが悪いとされてきた。それだけブラック企業が多かったからだが、近頃はそうともいえなくなった。ブラック企業に入らなくても、就職できる会社はいくらでもあるからだ。こんなにラクな就活は初めてではあるまいか。ところが近年はこの新入生のレベルが相当落ちてきたのだ。上司が注意すると「それは教わっていません」と、何でも自分が悪くないといい張るのだという。「教わっていない」とは、つまり大人側が悪いということで、この分でいくと、すべてにわたって、社会が悪いことになってしまう。教えてくれなかったから知らないのであって、教えてくれたら「できますよ」ということになる。近頃は「すべて相手側に非がある」という人たちがふえてきた。社会が悪い、政府が悪いと、誰かに責任をなすりつける風潮が強くなったのだ。自分に悪いところがあるとは認めず「そんなことは誰も教えてくれません」というようでは、その場は通るかもしれないが、長い社会人生では、必ず脱落していくだろう。できれば人に教えられなくても、自分から教えていただく姿勢があれば、相当違ってくるだろう。大事なのは「知」という1文字だ、という人もいるが、まさにぴったりだ。最近はさまざまなセミナーがふえてきたが、それらに通う人たちほど、「教わっていない」という言葉を使わないという。自ら学ばないと、教えてくれる人は現れない。ここで1人ひとりの社会的地位が、大きく変わるのではないか?
2019/10/18
元プロ野球の名投手、金田正一氏が亡くなった。86歳だった。彼は17歳でプロ野球に入り、たった1人の400勝投手となった。このほか三振数、完投試合数で新記録をつくっただけでなく、最年少ノーヒットノーラン記録など、人間とは思えない数々の記録をもつ。まだスピードガンがなかったので、正確なスピードはわからないが、最高で180キロ出た、という伝説までつくられている。私はこの金田正一とは何度か一緒になったが、ともかく背が高いだけでなく、声もでかかった。それに周りに遠慮するということもなく、思ったことを、すぐ大きな声で話し出すので、秘密の話ができないほどだった。あるとき「女性自身」の編集部に現れて、連載対談のホスト役になる、という話になった。「ワシは金は要らないが、車が欲しい」と、なぜか司会料として、外車を要求した。その頃は、最高殊勲選手には車が贈られた時代だったので、名車が欲しかったのかもしれない。また1度は、金田がロッテ監督時代に、後のロッテ監督、有藤道世氏の結婚式があったのだが、ことのき、私が有藤夫妻の仲人をつとめたのだった。私は金田監督夫妻が仲人するものと思っていたのだが、金田夫人はあまり人前に出たがらなかったのか、それとも夫人がいなかったのか、どちらかわからないが、2人を結びつけた男として、私に仲人をやってほしい、となったのだ。それにしても、有藤と金田の2人の大男に挟まれた私は、実に貧弱に見えた。それに参会した選手たちは、みな大男なのだ。その写真はスポーツ紙に載ったと思うのだが、どこかに行ってしまった。いま思い出しても、この金田ほどの天真らんまん、無邪気で憎めない男に出会ったことはない。すごい男だった!櫻井秀勲 著『昭和から平成、そして令和へ 皇后三代』櫻井秀勲 著『70歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『60歳からの後悔しない生き方』DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井文章塾 第3期櫻井秀勲Facebook
2019/10/11
どうも最近は大学側と学生、教員などの間でトラブルが起こる。中でもスポーツ関係が多い。もしかするとオリンピックが近いことで、部の内部で主権争いが激化しているのかもしれない。関西大学ではプロフィギュアスケーターの織田信成をアイススケート部の監督にしていたが、この織田の突然の退任を大学側が発表したのだ。そのときの説明では「多忙なので監督として、選手と接する時間がもちづらい」と、あたかも「責任は織田にある」といった表現で大学側は話したのだ。大学側は「大変残念だ」とマスコミに説明したが、これが真っ赤なウソだったらしい。織田信成監督は「そんなこと、まったくいってない。退任の理由は「自分に対して、リンク内で嫌がらせやモラハラ行為があった」と、正反対の理由を挙げている。「多忙だから監督はできない」など、そんなこと一言もいっていない、というのだ。自分のことだから、織田側のいい分は100%正しいだろう。それにしても関西大学のいい分は、相当図々しい。しかし、どうせ本人が記者会見するのだから、まったく食い違ういい分など、いわなくてもいいだろうに。なんでわざわざ、すぐわかるウソをつくのだろう。これまでも日本大学の体育会を初めとして、社会を驚かす事件はいくらでもあったが、今回のように「監督にいやがらせやモラハラ行為を働く」という事件はなかった。大学側から学生に「織田に対していやがらせやアドバイスを無視しろ」とでも、いっていたのだろうか? 戦国の英雄織田信長の末裔なんだから、一喝してやればよかったのに!早稲田運命学研究会スペシャル勉強会 「皇后三代の運命を読む」櫻井秀勲 著『昭和から平成、そして令和へ 皇后三代』櫻井秀勲 著『70歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『60歳からの後悔しない生き方』櫻井文章塾 第3期DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲Facebook
2019/10/05
インドネシアの首都ジャカルタは現在、この時点でも少しずつ沈んでいる都市だ。地球上でもっとも速いスピードで沈みゆく大都市なのだ。このまま沈んでいけば2050年までにその3分の1は水没する。ジョコ大統領はこの8月、首都をジャカルタからカリマンタン島(ボルネオ)に移すと発表した。2024年にも行政機能の一部を移転する予定という。ふつうの国であれば、そうしなければ首都機能が失われてしまうだろう。かりにこれが東京だったら大変だ。かつて小松左京の『日本沈没』という大ベストセラーがあった。この場合は大地震によって引き起こされる沈下が原因だったが、ジャカルタの場合は地球規模の海水上昇の危険性と、過剰な地下水汲み上げによる地盤沈下の2つの原因がある。特に2つ目は人間の行為が原因だけに、人々の意見が一致しないのだ。首都移転より先にやるべきことがあるのではないか、というのだ。ふつうに考えれば、それより先にやるべきことなどないはずなのだが、インドネシアは大小さまざまな島によって成り立っているだけに、みんなが同じような首都感覚をもっているとはかぎらないのだろう。とはいえ、最大のインフラをもつこの大都市が沈んでいったら、大変だろう。しかし沈んでいくことは間違いなく、世界の研究機関から度重なる警告が出されている。このまま進んでどうなっていくのか、世界中から注目が集まっているが、もしかすると日本が京都から江戸東京に首都機能を移したように、どこかの都市に政府が移るのかもしれない。デヴィ夫人は第2の故郷ジャカルタのそういう状況を心配しているだろうが、民族性の違いは大きい。もうしばらく注目していこう。*早稲田運命学研究会 スペシャル勉強会*「皇后三代の運命を読む」櫻井秀勲 著『昭和から平成、そして令和へ 皇后三代』櫻井秀勲 著『70歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『60歳からの後悔しない生き方』櫻井文章塾 第3期DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲Facebook
2019/09/27
西武鉄道と東急電鉄は、戦後東京の東西方面を開発する2大先兵だった。ところがここに来て、西武の力は急激に衰え、池袋、高田馬場、新宿の西武新宿駅周辺は山手線内でも、2流地域に落ちている。これはかつての西武の統率者、堤康次郎の2人の息子の失速に起因するところが大きい。2人の息子とは堤義明で西武鉄道元会長と西武百貨店を築き上げた堤清二だ。一時は東急の五島財閥を凌ぐほどの力を示したが、2人とも失速してしまった。今度東急は新宿の西武鉄道駅前に高層ビルを建てる。新宿のミラノ座の跡地だが、まさにこれは西武本拠の目の前の土地を、そっくり頂きますよ、といわんばかりだ。恐らくこの高層ビルを先兵にして、若い文化とビジネスの東急が、新宿進出を本格的にするに違いない。これによって、やや暴力団の本拠化となっていた黒い歌舞伎町に、新しい色が加わるかもしれない。あるいはこれまでの男の街だった歌舞伎町が、女性化するかもしれない。それは現在大きく変貌を遂げている渋谷の街の出来上りを見ることになれば、わかるだろう。なんとなく渋谷は白い街に見える。ところが堤義明、清二の2人のいなくなった西武は元気がない。新しい文化都市を担う新鮮さに欠ける。それだけに、東急創業100周年の3年後を目指して、まずこの高層ビルを完成させ、その後次第に、新宿駅周辺は東急化していくことだろう。*早稲田運命学研究会 スペシャル勉強会* 「皇后三代の運命を読む」櫻井秀勲 著『昭和から平成、そして令和へ 皇后三代』櫻井秀勲 著『70歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『60歳からの後悔しない生き方』櫻井文章塾 第3期DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲Facebook
2019/09/20
今回の台風15号は風台風で、千葉市の瞬間風速は秒速57.5mだった。横浜でも41.8mを観測しているが、これだけの風速をもつ台風は、めったにない。私は千葉県の高校生時代に瞬間で45mの台風の中、学校から帰宅したことがあるが、起つと飛ばされ、歩けば後ろに戻るという状態だった。家から50m手前で田んぼに飛ばされて、家に行き着くことができなかった。それほど強力な40mの台風の中、若い頃沖縄にいた植芝盛平という男は、畳を1枚屋根の上に持って上がり、その畳を風除けにして、屋根から落ちなかった。そのみごとな術を合気道という名称で、のちに広めたのだが、小柄な体型で、どこにそんな力が潜んでいるのか、信じられないほどの技だったという。実際、45mというと、息ができないほどなのだ。のちに私が25歳くらいのとき、剣豪小説作家の五味康祐氏と、その伝説の植芝翁にお目にかかった。道場の真ん中に座り、背中から私たち2人いっぺんに「木刀でかかってきなさい」という。背中のほうから2人で木刀を持って近づいていったのだが、微動だにしない。私は振り上げたまま、硬直して振り下ろせなかったが、五味さんは撃ち込んだ木刀ごと、はね飛ばされてしまった。背中にも目があることを、そのときはっきり知ったが、昔の剣豪もそんなことぐらい、朝飯前だったのだろう。鋼(はがね)のような腕だった。鍛えれば何十mの風にもビクともしない体躯になるのだろうが、現代人の体では、20mくらいの風でも、よろめくかもしれない。あまり強風の中でムリしないほうがよさそうだ。櫻井秀勲 著『昭和から平成、そして令和へ 皇后三代』櫻井秀勲 著『70歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『60歳からの後悔しない生き方』櫻井文章塾 第3期DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲Facebook
2019/09/13
日本では数年前から、定額サービスが人気になってきた。サブスクリプション(サブスク)サービスともいうが、最近ではほとんどの商品にこのサービスがついてきた。これのいいところは、たとえば子どもの眼鏡などを、成長に合わせて買い替える必要がない点だろう。こういった形のサブスクを選んでいくと、毎月の支出をある程度計算できる。特に成長の度合いのはげしい世代や、外出の多い世代は、洋服のムダがなくて済む。近頃では中国で、このサブスクの伸びが著しいという。これまでは一般的に音楽や映画など、「ソフト」の月決めサービスが多かったが、いまは洋服の借り放題など、ソフトからモノに移行している。もしかすると、これらが日本に入ってきたら、こちらのサブスクは、もっと発展するかもしれない。若者たちはこれらのサブスクを多用しているが、これだと1ヵ月のサブスク料金で、ほとんど生活できるという。それこそ飲食代も定額で済むことになりそうだ。これからはまだ収入が下がるといわれる。東南アジアから若者が働きに来ているのだが、日本人と収入の額をそれほど違えるわけにはいかない。そうだとすると、最低賃金は上がるが、全体としては下がる可能性もあるのだ。これまでは隣の国と直接の関係は、それほど深くなかったが、これからは違う。隣国で流行するものは、こちらでも流行る。また逆も真なりで、特に中国と日本の流行は、似ているし、発展のスピードも変わらないかもしれない。 櫻井秀勲 著『昭和から平成、そして令和へ 皇后三代』櫻井秀勲 著『70歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『60歳からの後悔しない生き方』櫻井文章塾 第3期DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲Facebook
2019/09/06
共立女子大の家政学部が株式会社八社会と「お弁当(もち麦弁当)を共同開発し、9月1日(日)から首都圏の私鉄系スーパーで販売することになった。共立女子大の食物栄養学科は、もともと優秀な教授と学生が揃っていたが、今回は学生の開発したお弁当だという。もち麦は大麦の中の1種だが、もちもちして食べやすいし、便秘に効くというので、いま人気のご飯だ、お米にももち米とうるち米があるように、麦にもさっぱり系ともちもち系がある。このもち麦を使うことで話題にもなるし、人気にもなるのではなかろうか。この八社会の店舗とは、小田急、京王、京成、東急、東武などの電鉄系ストアをいうが、ここの売場で (1)きのこソースと食べる秋のグリルチキン弁当(税抜き458円)(2)ちょこっと満足もち麦おにぎり弁当(税抜き398円)の2種類を売り出すという。仮にこれが成功したら、他の大学でもやり始めるのではなかろうか?食材では関西の近畿大学が有名だが、こちらは水産研究所でマグロの完全養殖に成功している。医学やAI、IT関連では、多くの大学が社会と結びついているが、女子大もこういう形で社会と結びついていくと、盛り上がるのではなかろうか?いまの時代は女子大受難で、多くの女子高生は一般大学に進みたがる。就職がいいからだが、もしかすると、新しい女性の生活の変化で、女子大が企業と結びついていくとなると、女子大も復活するかもしれない。櫻井文章塾 第3期DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲 著『70歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『60歳からの後悔しない生き方』櫻井秀勲Facebook
2019/08/30
スポンサーの名前を見ていくと、時代の変遷がよくわかる。かつては銀行、ビール、化粧品、自動車、電器など、売りたい商品名がよくわかる大企業が多かった。ところが最近は企業名、商品名だけ聞いたのでは、何をつくっているのか、わからない企業だらけになってきた。新聞の株式欄を見ても、情報・通信欄とサービス欄には、日本語の企業はほとんどないといっていいだろう。見方によっては暗号を見ているようだ。しかし、あと10年もしたら、全株式欄で日本語の企業名は、珍しい存在となるに違いない。今回、ミクシィがヤクルトスワローズとオリックス・バッファローズの、どちらかの球団を買収しようとしていることがわかった。いまから7年前の2012年に、横浜球団がDeNAという企業に買収されたとき、古いファンたちは、まったくこのDeNAという企業を知らなかったという。今回はまだ極秘で動いているようだが、ミクシィという企業名を知らない高齢者が多いのではなかろうか?設立されたのが1999年、いまから20年前だから、知らない人がいても不思議ではないが、ともかく時代は、商品名を売る企業が少なくなっていることはたしかだ。この企業のビジネスはSNSだが、これからも伸びつづけるだろう。そしてこういう企業がプロ野球を所有すれば、若いファン層がふえるし、また新しい興行形態ができるだろう。むしろ楽しみのほうが多いのではあるまいか?櫻井文章塾 第3期櫻井秀勲 著『70歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『60歳からの後悔しない生き方』櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲Facebook
2019/08/23
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