本日は大学の同窓会、青雲会の総会に出席して来ました。
会場は、大阪市都島区の太閤園。此処は小生が結婚式を挙げた場所でもあり、懐かしい処でもあります。小生が結婚式を挙げた当時は、此処は神式の会場しかなくキリスト教式で挙げたいと言うと、対応できないと言われました。そこで、牧師とオルガン奏者はこちらで手配するので、適当な部屋に十字架のようなものを作って戴き、これこれこのように部屋を設えてくれ、と依頼して、此処で初めてのキリスト教式の結婚式を挙げたのでありました。
その際に牧師として司式を務めて戴いたのが、その当時既に牧師を辞めていらっしゃった智麻呂氏であったという次第。また、披露宴の司会は凡鬼さんがして下さいました。仲人は、中学時代3年間担任であったI先生ご夫妻(I先生は既に故人となられましたが)。
現在は太閤園もチャペルを備えて、キリスト教式の結婚式にも対応出来るようになっているようですが、小生がその先鞭を付けたのかも知れないなどとひそかに思っている次第(笑)。
まあ、全て今は昔の話であります。
(太閤園入口)<参考> 太閤園ホームページ
同窓会総会の会場は、ガーデンホールの方の宴会場でありました。
午後1時開会で小生が会場に到着したのは12時半。まだ来場者はまばらでありました。
定刻に開会。同窓会会長の開会のご挨拶、法学部長のご挨拶に続き、会務・決算・予算の承認などどの議事が進められ、引き続いて恒例の講演となりました。
今回は、久々に2本立ての講演となり、前半が狭間研至氏(ファルメディコ株式会社代表取締役社長)。後半が三木秀夫氏(弁護士)。
狭間氏の講演は「薬局から始める地域医療イノベーション」と題して、ご自身が取り組まれている事業を通しての地域医療制度改革への提言・展望を熱く語られました。会場受付で買い求めた同氏の著書(下掲)に詳しく述べられていますので、興味ある方はこれをお読み下さいませ。
三木氏の講演は「報道について思うこと~ゆがむ事実像」と題して、最近世間の注目を集めているSTAP細胞についての小保方論文をめぐる騒動に関し、渦中の小保方さんの弁護士としての活動の中で直面された様々のことや、それらを通して見えたマスコミ報道の在り方や問題点についての感想や意見を論じられました。
講演会終了後は懇親パーティー。今年は、軽音楽部の現役学生さんが出演してくれて、会場の雰囲気を盛り上げてくれました。
出席者は85名で例年より少な目となりましたが、小生の同期は小生も含め6名(黒〇氏、佐〇氏、蝶〇氏、広〇氏、守〇氏、偐家持)とまずまずでした。
懇親会の途中に若いご夫婦に車椅子を押して貰いながらお一人の男性が入って来られました。旧制2期の大先輩でした。たまたま、会場の前を通りかかって青雲会総会の入口の表示を見て、覗きに来られたのでありました。同期の山◎氏が出席して居られたので、旧友の再会となりました。同氏は住所が変わって居られて同窓会の連絡が途絶えていたようですが、面白い偶然があるものです。
ここは、庭園もなかなか美しいのですが、パーティーの途中、激しい通り雨があり、その雨音に誘われて、会場の中からガラス越しに庭を撮影しました。
パーティーの中締めは、最近の恒例に従い、副会長の山〇氏による「大阪締め」でありました。
閉会後、JR環状線京橋駅へと向かう途中で同期の佐〇君、蝶〇君とたまたま目に入った喫茶店に立ち寄り、暫し、歓談してから帰途につきました。
小生が、青雲会60周年を言祝いで詠んだ歌がありますので、これを最後に掲載して置きます。
青雲の 庭に六十年
(むそとせ)
重ねつつ
またあらたしき 道をあゆまな
継ぎ継ぎて 行かめともにし 青雲の
万花千葉 いやときじくに
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