もう…何がなんだか日記

もう…何がなんだか日記

PR

Free Space

Hee Jun flash-2

Hee Jun flash-1

hee jun flash

お尻ダンス


Category

日常あれこれ

(144)

虎に翼

(24)

ブギウギ

(26)

らんまん

(26)

舞いあがれ!

(19)

ちむどんどん

(18)

カムカムエブリバディ

(14)

おかえりモネ

(9)

朝ドラ-4>わろてんか~おちょやん

(1043)

NHK朝ドラ-3>あまちゃん~ひよっこ

(1394)

NHK朝ドラ-2>つばさ~純と愛

(1237)

NHK朝ドラ-1>ファイト~だんだん

(1236)

ちゅらさん

(8)

朝ドラについて考える

(53)

相棒

(179)

動物

(111)

韓国映画

(68)

香港・中国映画

(22)

欧米映画

(28)

日本映画

(30)

007シリーズ

(14)

その他の映画

(2)

ドラマ-1-

(54)

ドラマ-2-

(98)

ドラマ-3-

(25)

単発ドラマ

(12)

八重の桜

(50)

平清盛

(50)

陽だまりの樹

(12)

JIN-仁-

(23)

加藤虎ノ介

(10)

ドラマ以外のTV番組&DVD等

(11)

韓国ドラマ-1-

(16)

欧米ドラマ

(25)

台湾ドラマ

(45)

台湾ドラマ-2-

(5)

韓国ドラマ-2-

(104)

韓国ドラマ-3-

(96)

韓国ドラマ-4-

(44)

MV&歌詞訳(主にヒジュン)

(9)

MV&歌詞訳(パク・ヒョシン)

(5)

MV&歌詞訳(主にQUEEN)

(21)

MV&歌詞訳(エド・シーラン)

(11)

MV&歌詞訳(その他)

(35)

レトルト&キヨ その他

(4)

お気に入り動画

(1)

K-POP(主にヒジュン)

(37)

歌詞訳(k-pop)

(72)

食べ物・飲み物

(148)

ラーメン etc.

(35)

風景、植物

(18)

韓流 ・華流あれこれ

(12)

アニメ-1-

(30)

アニメ-2-

(38)

鬼滅の刃

(2)

小説&マンガreview

(12)

イラストetc.

(20)

『はみだしっ子』シリーズ

(12)

(12)

お出かけ、イベント...etc.

(8)

バトン

(59)

Calendar

Favorite Blog

木曜劇場『ギークス… New! レベル999さん

マジック順調に減り… New! らぶりーたわ子さん

【虎に翼】第25週(9/… ショコラ425さん

 いいひとあっちゃ… いいひとあっちゃんさん
チャリおやじ(ハン… dyy928さん

Keyword Search

▼キーワード検索

2007.11.03
XML
カテゴリ: 日本映画
2005年/日本
監督/脚本:佐藤彌
セカンドユニット監督:原田徹
撮影:阪本善尚
音楽:久石譲
主題歌:長渕剛 『CLOSE YOUR EYES』『YAMATO』
出演:反町隆史(森脇)、中村獅童(内田)、松山ケンイチ(神尾)、内野謙太(西)
渡辺大(伊達)、崎本大海(常田)、山田純大(唐木)、長島一茂(臼淵)、渡哲也(伊藤)
蒼井優(妙子)、白石加代子(神尾の母)、寺島しのぶ(文子)、高畑淳子(常田の母)、
余貴美子(西の母)、<現代>鈴木京香(内田の養女)、仲代達矢(神尾)
*       *       *       *       *       *       *

死ぬ覚悟と生きる覚悟…

TV放映した時に(いつの話だ)録画しておいたのですが、戦争物は苦手なため
今回ようやく観ることが出来ました。

そんなんで何故録画などしたのか?と聞かれそうですが
それは勿論、 松山ケンイチ君 出演作だからでございます(笑)

戦争があったこと、皆がそれに向けて真剣な思いで生きていたこと、
そして多くの人が亡くなったこと…
それらは全て事実です。
だから、ツッコミがし難いというリスクがあります。
でも、ひとつの“作品”として感想を書きたいと思います。

私のツッコミで不快になられる方がいらっしゃったら、スミマセンスミマセン。

まず最初の印象―
現代に生きる神尾が、内田の養女に思い出を語る…という形で始まるので
神尾を主役とする物語か、あるいは神尾の視点で見た内田を主役とする物語か
いずれにせよ、個人を中心に描いたものかと思ったら、群像劇になっていました。
神尾個人には知りえない場面も多数出てくるので、完全に客観的な描き方です。
ある意味、ドキュメンタリー・タッチとも言えるかもしれません。

どちらが良いかは好みの問題でしょう。
色々な事情が描かれたのは良かったけれど、反面ひとつひとつが短く軽くなってるので
私的には、ひとりの人の心境を掘り下げてほしかった気もします。
神尾なら、あくまでも神尾をもっと深く追っていけば、
西の母とのシーンや、妙子との再会シーンに、さらに重みが加わったかも。

西の母とのシーンは、あのままでも感動的でしたけどね。
本当に胸が痛かったです。
妙子との再会は、ちょっと綺麗過ぎたような…。
広島に行くという事前の台詞で最後は十分想像できたので、ちょっぴり蛇足感もあり。

心に残った点―
西の母とのシーンは勿論、それに繋がる西との交友は良かったです。
妙子の絵を描いてもらうところなどは可愛いシーンでした。
常田と母のシーンも泣けました。
長男の死の知らせに泣きそうになりながらも堪えて、
養子に出した常田におはぎを食べさせるところ。
食べ物を介して母親の愛を描くというのは、私的にはツボなもんで(^^;)

その他、肉親の情を主に打ち出していたところは良かったと思います。
所謂“愛国主義”で押し通さなかったのが。

キャラは、本来ならちょっと無頼な内田が一番目立つはずなんですが
(神尾が内田の養女に語るという構成になっている以上、そうであるべきだと思うんですが)
むしろ温情派の森脇の方が際立ってたかな。
烹炊班に配置されてるという設定も面白いし。

海に投げ出された神尾を救い、また沈み行く大和に帰っていった森脇は幻想ですよね。
こんなところにファンタジー要素が入ってくるところが、私的には好みです。

この森脇と内田に、唐木が加わって仲良しトリオになっているのですが>仲良して…
唐木がイマイチ影が薄かったなあ。

少年兵達は皆良かったです。
「死に方用意」なんてのは泣けました。

戦時下にあっては、何処の国でも、
戦争において自分達こそが正義、戦争で戦うのは美しいこと、国と国の長を崇拝すべき…
と教えられていたのでしょう。
外国(特にアジア)について、洗脳されてるだの教育がどうのだの批判の声がありますが
日本だって同じようなもんだったし、今でもきっと同じような部分は残ってると思うなあ。

敵は一切顔を出しません。
あえて人間として認知されないように描いたのかもしれません。
その分、日本側の人間臭さが出せるのだとも思いますが
戦争という大きな矛盾が弱められてしまったような気もします。

クライマックスの長い長い戦闘シーン>TVでは、あれでも大分カットされてるようですが
カッコ良く描かず、血が飛び散ったり、手足が吹き飛んだりする描写は良いと思います。
こういった部分を美しく描いてはいけない、と思うのです。

もしかしたら、逆にそれをホラー映画の様に楽しんじゃう人もいるかもしれませんが(^^;)

ちょっとツッコミ―
肝心の神尾&内田の養女の出逢いですが…こういう設定って結構ありふれてる気が…
途中で神尾が心臓の発作を起こすエピ等は、ちょっちアザトイ気が…
手伝いの少年が話を聞いて精神的に成長するというのも、
気持ちは分かるのだけれど、やっぱあまりにもアザトイ気が…
でもって、神尾が長いトラウマを解消し心の平安を得られたという結末も、
うう~ん…ナンダカナって気も…
しかも、それによって結局のところ、内田の養女が一番精神的に大人というか
安定してて、悟ってるみたいな印象になってしまってる気が…
彼女もまた今回の件で知らないことを知り、変わったという結果になるはずなのに
何だか最初から何もかも悟ってたみたいで、神尾を救うために来たみたいで…
いや、ある意味そうなんだけど…

前後に現代のシーンを挟んだのは纏まりは良くなるし、
現代に生きる私達が観るにが感情移入しやすくなって効果的かもしれないけど
物語が、あくまでも物語として認識されちゃう危険性があるんじゃないかなあ。
人情物っぽくなっちゃうし。

所詮“角川映画”だなあ…なんて言ったら偏見も良いところですよね?
ススススミマセンスミマセン…

分かりやすい反戦映画ではありませんが、
少年兵達の真っ直ぐな瞳が戦争の悲惨さと好対照になっていて
戦争を賛美する右翼的作品では決してないと語っていると思います。



男たちの大和 YAMATO 通常版(DVD) ◆20%OFF!
YAMATO浮上! ドキュメント・オブ・「男たちの大和/YAMATO」
【CD】「男たちの大和/YAMATO」サウンドトラック/サントラ





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007.11.03 19:52:05
コメント(6) | コメントを書く
[日本映画] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: